JP2017100563A - 車両の歩行者衝突検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】歩行者衝突の検出精度を向上して誤判定を抑制する。【解決手段】歩行者Hが車両前部に衝突した場合、バンパーカバー12を介してその衝撃力が、前緩衝部材36に対して車両後方斜め下方へ向かって作用する。前緩衝部材36が第1の正規位置から第1合わせ面38の傾斜に沿って車両後方に変位する。前緩衝部材36の変位により、第1後壁面3402と第2前壁面3604とによって圧力チューブ22が圧縮され、圧力検出器24により圧力チューブ22の圧力変化が検出される。路上構造物Mが車両前部に衝突した場合、衝撃力は、後緩衝部材34の第1合わせ面38と前緩衝部材36の第1合わせ面38とを合わせる方向、すなわち前緩衝部材36が第1合わせ面38と交差する方向に作用するため、前緩衝部材36の車両後方への変位が抑制され、圧力チューブ22は圧縮されない。【選択図】図2
Description
本発明は車両の歩行者衝突検出装置に関する。
車両前部に歩行者が衝突した際に、フードを持上げたり、フード上にエアバッグを展開して歩行者の保護を図る歩行者保護装置を備えた車両が提供されている。
このような車両では、車両前部に歩行者が衝突したことを検出する歩行者衝突検出装置が設けられている。
歩行者衝突検出装置として、バンパービームとバンパーカバーとの間に配置された緩衝部材と、緩衝部材を介してバンパービームとバンパーカバーとの間に配置され車幅方向に延在する圧力チューブと、圧力チューブの圧力変化に応じた信号を出力する圧力検出器とを備えたものが知られている。
このような車両では、車両前部に歩行者が衝突したことを検出する歩行者衝突検出装置が設けられている。
歩行者衝突検出装置として、バンパービームとバンパーカバーとの間に配置された緩衝部材と、緩衝部材を介してバンパービームとバンパーカバーとの間に配置され車幅方向に延在する圧力チューブと、圧力チューブの圧力変化に応じた信号を出力する圧力検出器とを備えたものが知られている。
しかしながら、上記従来技術では、車両前部に縁石や車止めなどの路面構造物が衝突した場合であっても、衝突を検出してフードの持上げ、あるいは、エアバッグの展開が行われてしまう場合がある。つまり、歩行者保護装置の作動が不要な状況でも歩行者と衝突したと誤判定し、歩行者保護装置を作動させてしまう場合がある。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、歩行者衝突の検出精度を向上して誤判定を抑制する上で有利な車両の歩行者衝突検出装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、歩行者衝突の検出精度を向上して誤判定を抑制する上で有利な車両の歩行者衝突検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、バンパービームとバンパーカバーとの間に配置された緩衝部材と、前記緩衝部材を介して前記バンパービームと前記バンパーカバーとの間に配置され車幅方向に延在する圧力チューブと、前記圧力チューブの圧力変化に応じた信号を出力する圧力検出器と、を有する車両の歩行者衝突検出装置であって、前記緩衝部材は、前記バンパービーム側で支持される後緩衝部材と、前記後緩衝部材の前方の第1の正規位置に配置される前緩衝部材とを含んで構成され、前記後緩衝部材及び前記前緩衝部材は、共に車両の前方に至るにつれて上方に変位する傾斜の第1合せ面をそれぞれ有し、それら第1合せ面が合わされた状態で配置され、前記前緩衝部材は、前記第1合せ面の傾斜に沿って車両後方斜め下方へ所定値を超えた衝撃力が作用した際に、前記第1の正規位置から前記第1合わせ面に沿って車両後方側へ変位可能とされ、前記後緩衝部材と前記前緩衝部材との間には、前記前緩衝部材が前記第1の正規位置に位置した状態で前記圧力チューブが収容可能な大きさに維持され、前記前緩衝部材が前記第1の正規位置から前記第1合せ面に沿って車両後方へ変位すると前記圧力チューブを圧縮するよう可変される収容空間が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記第1合せ面は、前記収容空間よりも車両の前方に位置する第1前合せ面と、前記収容空間よりも車両の後方に位置し前記第1前合せ面に平行する第1後合せ面とを有し、前記第1前合せ面は、前記第1後合せ面を車両の前方に延在させた仮想の第1後合せ面よりも上方にオフセットした位置に形成され、前記収容空間は、互いに対向するよう形成され、前記前緩衝部材が第1合わせ面に沿って車両後方へ変位した際に互いに近付くよう相対変位される2つの壁面を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記後緩衝部材および前記前緩衝部材は、車両前方に至るにつれて下方に変位する傾斜で前記第1合わせ面と交差する第2合わせ面を有して、それぞれ分割されており、前記後緩衝部材は、前記バンパービーム側に支持される第1後緩衝部材と、前記第1後緩衝部材の前方の第2の正規位置に第2合わせ面を合わせた状態で配置される第2後緩衝部材とを含んで構成され、前記前緩衝部材は、前記第1後緩衝部材の前方に配置される第1前緩衝部材と、前記第1前緩衝部材の前方の第3の正規位置に前記第2合わせ面を合わせた状態で配置される第2前緩衝部材とを含んで構成され、前記第2後緩衝部材と前記第2前緩衝部材とは、前記第2合わせ面の傾斜に沿って車両後方斜め上方へ所定以上の衝撃力が作用した際に、それぞれ前記第2の正規位置および前記第3の正規位置から前記第2合わせ面に沿って車両後方へ変位可能とされ、前記収容空間は、前記第2後緩衝部材および前記第2前緩衝部材が前記第2合わせ面に沿って車両後方へ変位されると、その容積が拡大するよう可変されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記第2合わせ面は、前記収容空間よりも車両の前方に位置する第2前合せ面と、前記収容空間よりも車両の後方に位置し前記第2前合せ面に平行する第2後合せ面とを有し、前記第2前合わせ面は、前記第2後合わせ面を車両の前方に延在させた仮想の第2後合わせ面よりも上方にオフセットした位置に形成され、前記収容空間は、互いに対向するよう形成され、前記第2後緩衝部材および前記第2前緩衝部材が車両後方へ変位されると、互いに離間するよう前記第2合わせ面に沿って相対変位される2つの壁面を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記前緩衝部材を前記第1の正規位置に規制し、前記前緩衝部材に前記第1合せ面の傾斜に沿って車両後方斜め下方へ所定値を超えた衝撃力が作用したときに、前記前緩衝部材の変位を許容する第1規制部材が設けられていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記第2前緩衝部材を第3の正規位置に規制するとともに前記第2後緩衝部材を前記第2の正規位置に規制し、前記第1前緩衝部材に前記第2合わせ面の傾斜に沿った車両後方斜め上方へ所定値を超えた衝撃力が作用したときに、前記第2前緩衝部材および前記第2後緩衝部材の変位を許容する第2規制部材が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記第1合せ面は、前記収容空間よりも車両の前方に位置する第1前合せ面と、前記収容空間よりも車両の後方に位置し前記第1前合せ面に平行する第1後合せ面とを有し、前記第1前合せ面は、前記第1後合せ面を車両の前方に延在させた仮想の第1後合せ面よりも上方にオフセットした位置に形成され、前記収容空間は、互いに対向するよう形成され、前記前緩衝部材が第1合わせ面に沿って車両後方へ変位した際に互いに近付くよう相対変位される2つの壁面を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記後緩衝部材および前記前緩衝部材は、車両前方に至るにつれて下方に変位する傾斜で前記第1合わせ面と交差する第2合わせ面を有して、それぞれ分割されており、前記後緩衝部材は、前記バンパービーム側に支持される第1後緩衝部材と、前記第1後緩衝部材の前方の第2の正規位置に第2合わせ面を合わせた状態で配置される第2後緩衝部材とを含んで構成され、前記前緩衝部材は、前記第1後緩衝部材の前方に配置される第1前緩衝部材と、前記第1前緩衝部材の前方の第3の正規位置に前記第2合わせ面を合わせた状態で配置される第2前緩衝部材とを含んで構成され、前記第2後緩衝部材と前記第2前緩衝部材とは、前記第2合わせ面の傾斜に沿って車両後方斜め上方へ所定以上の衝撃力が作用した際に、それぞれ前記第2の正規位置および前記第3の正規位置から前記第2合わせ面に沿って車両後方へ変位可能とされ、前記収容空間は、前記第2後緩衝部材および前記第2前緩衝部材が前記第2合わせ面に沿って車両後方へ変位されると、その容積が拡大するよう可変されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記第2合わせ面は、前記収容空間よりも車両の前方に位置する第2前合せ面と、前記収容空間よりも車両の後方に位置し前記第2前合せ面に平行する第2後合せ面とを有し、前記第2前合わせ面は、前記第2後合わせ面を車両の前方に延在させた仮想の第2後合わせ面よりも上方にオフセットした位置に形成され、前記収容空間は、互いに対向するよう形成され、前記第2後緩衝部材および前記第2前緩衝部材が車両後方へ変位されると、互いに離間するよう前記第2合わせ面に沿って相対変位される2つの壁面を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記前緩衝部材を前記第1の正規位置に規制し、前記前緩衝部材に前記第1合せ面の傾斜に沿って車両後方斜め下方へ所定値を超えた衝撃力が作用したときに、前記前緩衝部材の変位を許容する第1規制部材が設けられていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記第2前緩衝部材を第3の正規位置に規制するとともに前記第2後緩衝部材を前記第2の正規位置に規制し、前記第1前緩衝部材に前記第2合わせ面の傾斜に沿った車両後方斜め上方へ所定値を超えた衝撃力が作用したときに、前記第2前緩衝部材および前記第2後緩衝部材の変位を許容する第2規制部材が設けられていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、歩行者が車両前部に衝突した際には、バンパーカバーに加わる衝突荷重は、車両の後方斜め下方に作用するので、前緩衝部材が第1合わせ面の傾斜に沿って車両の後方に変位することで圧力チューブが圧縮され、圧力検出器で圧力の変化が検出される。
一方、路上構造物が車両前部に衝突した際には、バンパーカバーに加わる荷重は、車両の後方斜め上方、すなわち第1合わせ面と交差する方向に作用するので、前緩衝部材の車両の後方への変位は抑制され、圧力チューブが圧縮されることが抑制され、圧力検出器による圧力変化は検出されない。
したがって、歩行者が車両前部に衝突した場合のみ確実に圧力チューブが圧縮され、圧力検出器によって圧力変化が検出されるので、歩行者衝突の検出精度を向上させるこができる。したがって、誤判定を抑制して歩行者保護装置の不要な作動を低減させることができる。
請求項2記載の発明によれば、前緩衝部材が第1合わせ面の傾斜に沿って車両の後方に変位した際に、後緩衝部材の壁面と前緩衝部材の壁面とにより圧力チューブを確実に圧縮できるので、歩行者の衝突の検出がより確実となり、歩行者衝突の検出精度を向上させることができる。
請求項3記載の発明によれば、歩行者が車両前部に衝突した際には、第1前緩衝部材、第2前緩衝部材が第1合わせ面の傾斜に沿って車両後方へ変位することで、第2前緩衝部材と第1後緩衝部材とにより圧力チューブが圧縮され、圧力検出器で圧力の変化が検出される。一方、路上構造物等が車両前部に衝突した際には、第2前緩衝部材と第2後緩衝部材が第2合わせ面に沿って車両後方に変位することで、収容空間の容積が大きくされ、圧力チューブの圧縮がより確実に抑制される。これにより、歩行者衝突の検出精度をより向上させることができ、誤判定をより確実に抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、収容空間の互いに対向する2つの壁面を第2合わせ面に沿って離間させることで、衝撃力の作用する方向に収容空間を拡大させることができるので、より確実に圧力チューブの圧縮を抑制することでできる。
請求項5、6記載の発明によれば、規制部材を設けたので、荷重が所定値を超えない軽微な衝突の場合には、歩行者衝突の検出がなされないため、歩行者衝突の検出精度をより一層向上させることができる。
一方、路上構造物が車両前部に衝突した際には、バンパーカバーに加わる荷重は、車両の後方斜め上方、すなわち第1合わせ面と交差する方向に作用するので、前緩衝部材の車両の後方への変位は抑制され、圧力チューブが圧縮されることが抑制され、圧力検出器による圧力変化は検出されない。
したがって、歩行者が車両前部に衝突した場合のみ確実に圧力チューブが圧縮され、圧力検出器によって圧力変化が検出されるので、歩行者衝突の検出精度を向上させるこができる。したがって、誤判定を抑制して歩行者保護装置の不要な作動を低減させることができる。
請求項2記載の発明によれば、前緩衝部材が第1合わせ面の傾斜に沿って車両の後方に変位した際に、後緩衝部材の壁面と前緩衝部材の壁面とにより圧力チューブを確実に圧縮できるので、歩行者の衝突の検出がより確実となり、歩行者衝突の検出精度を向上させることができる。
請求項3記載の発明によれば、歩行者が車両前部に衝突した際には、第1前緩衝部材、第2前緩衝部材が第1合わせ面の傾斜に沿って車両後方へ変位することで、第2前緩衝部材と第1後緩衝部材とにより圧力チューブが圧縮され、圧力検出器で圧力の変化が検出される。一方、路上構造物等が車両前部に衝突した際には、第2前緩衝部材と第2後緩衝部材が第2合わせ面に沿って車両後方に変位することで、収容空間の容積が大きくされ、圧力チューブの圧縮がより確実に抑制される。これにより、歩行者衝突の検出精度をより向上させることができ、誤判定をより確実に抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、収容空間の互いに対向する2つの壁面を第2合わせ面に沿って離間させることで、衝撃力の作用する方向に収容空間を拡大させることができるので、より確実に圧力チューブの圧縮を抑制することでできる。
請求項5、6記載の発明によれば、規制部材を設けたので、荷重が所定値を超えない軽微な衝突の場合には、歩行者衝突の検出がなされないため、歩行者衝突の検出精度をより一層向上させることができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の歩行者衝突検出装置18の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1から図3において、符号FRは車両前方、符号RRは車両後方、符号UPは車両上方、符号DOWNは車両下方を示している。
図1に示すように、車両10の前端に車幅方向に延在するバンパーカバー12が配置され、バンパーカバー12の後方に車幅方向に延在するバンパービーム14が配置され、バンパービーム14は、左右一対のサイドフレーム16により支持されている。
車両10は歩行者衝突検出装置18を備え、歩行者衝突検出装置18は、車両前部に対する歩行者の衝突を検出して後述する歩行者保護装置26を機能させるためのものである。
以下、本発明の歩行者衝突検出装置18の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1から図3において、符号FRは車両前方、符号RRは車両後方、符号UPは車両上方、符号DOWNは車両下方を示している。
図1に示すように、車両10の前端に車幅方向に延在するバンパーカバー12が配置され、バンパーカバー12の後方に車幅方向に延在するバンパービーム14が配置され、バンパービーム14は、左右一対のサイドフレーム16により支持されている。
車両10は歩行者衝突検出装置18を備え、歩行者衝突検出装置18は、車両前部に対する歩行者の衝突を検出して後述する歩行者保護装置26を機能させるためのものである。
歩行者衝突検出装置18は、緩衝部材20と、圧力チューブ22と、圧力検出器24とを含んで構成されている。
圧力チューブ22は、後述するようにバンパーカバー12とバンパービーム14との間に緩衝部材20を介して配置され、車幅方向に延在し、圧力チューブ22の内部には気体が満たされている。
圧力検出器24は、緩衝部材20の車幅方向両端からそれぞれ突出する圧力チューブ22の端部に設けられている。
圧力検出器24は、圧力チューブ22の圧力(内圧)の変化を検出するものである。
圧力チューブ22は、後述するようにバンパーカバー12とバンパービーム14との間に緩衝部材20を介して配置され、車幅方向に延在し、圧力チューブ22の内部には気体が満たされている。
圧力検出器24は、緩衝部材20の車幅方向両端からそれぞれ突出する圧力チューブ22の端部に設けられている。
圧力検出器24は、圧力チューブ22の圧力(内圧)の変化を検出するものである。
圧力検出器24には歩行者保護装置26が接続されている。
歩行者保護装置26は、ECU28と、アクチュエータ30と、フード32あるいはエアバッグとを含んで構成されている。
すなわち、ECU28は、圧力検出器24の検出結果に基づいて歩行者が車両前部に衝突したか否かを判定し、歩行者が衝突したと判定した場合にアクチュエータ30を作動して図3(A)に示すように、フード32の後部を持上げることで歩行者Hの保護を図る。
あるいは、歩行者保護装置26は、フード32を持上げる代わりに、エアバッグを展開させることで歩行者Hの保護を図るものであってもよい。
なお、フード32を持上げるアクチュエータ30、あるいは、エアバッグを展開させるアクチュエータ30は、不図示のガス発生装置(インフレータ)によって発生したガスによって動作するものであることから1回使用すると、交換する必要がある。
歩行者保護装置26は、ECU28と、アクチュエータ30と、フード32あるいはエアバッグとを含んで構成されている。
すなわち、ECU28は、圧力検出器24の検出結果に基づいて歩行者が車両前部に衝突したか否かを判定し、歩行者が衝突したと判定した場合にアクチュエータ30を作動して図3(A)に示すように、フード32の後部を持上げることで歩行者Hの保護を図る。
あるいは、歩行者保護装置26は、フード32を持上げる代わりに、エアバッグを展開させることで歩行者Hの保護を図るものであってもよい。
なお、フード32を持上げるアクチュエータ30、あるいは、エアバッグを展開させるアクチュエータ30は、不図示のガス発生装置(インフレータ)によって発生したガスによって動作するものであることから1回使用すると、交換する必要がある。
緩衝部材20は、バンパービーム14とバンパーカバー12との間に配置され、バンパービーム14に沿って車幅方向に延在している。
緩衝部材20は、例えば、歩行者Hと衝突したときに歩行者Hの保護を図るような衝撃吸収機能を発揮する発泡合成樹脂材料で形成されており、このような発泡合成樹脂材料として従来公知の様々な材料が使用可能である。
図2(A)に示すように、緩衝部材20は、車体側、すなわちバンパービーム14で支持される後緩衝部材34と、後緩衝部材34の前方の第1の正規位置に配置される前緩衝部材36とを含んで構成されている。後緩衝部材34は、本実施の形態では、バンパービーム14の前面に接着等、従来公知の様々な方法により固定されている。
後緩衝部材34及び前緩衝部材36は、共に車両10の前方に至るにつれて上方に変位する傾斜の第1合わせ面38をそれぞれ有し、後緩衝部材34及び前緩衝部材36は、それら第1合わせ面38が合された状態で配置されている。そして、前緩衝部材36は、後緩衝部材34に対して、第1の正規位置から第1合せ面38の傾斜に沿って車両後方側へ変位可能とされている。
緩衝部材20は、例えば、歩行者Hと衝突したときに歩行者Hの保護を図るような衝撃吸収機能を発揮する発泡合成樹脂材料で形成されており、このような発泡合成樹脂材料として従来公知の様々な材料が使用可能である。
図2(A)に示すように、緩衝部材20は、車体側、すなわちバンパービーム14で支持される後緩衝部材34と、後緩衝部材34の前方の第1の正規位置に配置される前緩衝部材36とを含んで構成されている。後緩衝部材34は、本実施の形態では、バンパービーム14の前面に接着等、従来公知の様々な方法により固定されている。
後緩衝部材34及び前緩衝部材36は、共に車両10の前方に至るにつれて上方に変位する傾斜の第1合わせ面38をそれぞれ有し、後緩衝部材34及び前緩衝部材36は、それら第1合わせ面38が合された状態で配置されている。そして、前緩衝部材36は、後緩衝部材34に対して、第1の正規位置から第1合せ面38の傾斜に沿って車両後方側へ変位可能とされている。
前緩衝部材36が第1の正規位置に位置した状態において後緩衝部材34と前緩衝部材36との間には、圧力チューブ22が収容される収容空間Sが車幅方向に亘って設けられている。
収容空間Sは、後緩衝部材34に形成された後空間部S1と、前緩衝部材36に形成された前空間部S2とを含んで構成されている。
第1合わせ面38は、収容空間Sよりも車両10の前方側に位置する第1前合せ面38Aと、収容空間Sよりも車両10の後方側に位置し第1前合せ面38Aに平行する第1後合わせ面38Bとを有している。すなわち、第1合せ面38は、収容空間Sを挟んで車両10の前方側と後方側とで分割されている。
そして、第1合わせ面38は、第1前合わせ面38Aが、第1後合わせ面38Bを車両10の前方に延ばした仮想の第1後合わせ面38Bよりも上方にオフセットした位置となるよう形成されている。
収容空間Sは、後緩衝部材34に形成された後空間部S1と、前緩衝部材36に形成された前空間部S2とを含んで構成されている。
第1合わせ面38は、収容空間Sよりも車両10の前方側に位置する第1前合せ面38Aと、収容空間Sよりも車両10の後方側に位置し第1前合せ面38Aに平行する第1後合わせ面38Bとを有している。すなわち、第1合せ面38は、収容空間Sを挟んで車両10の前方側と後方側とで分割されている。
そして、第1合わせ面38は、第1前合わせ面38Aが、第1後合わせ面38Bを車両10の前方に延ばした仮想の第1後合わせ面38Bよりも上方にオフセットした位置となるよう形成されている。
後空間部S1を形成する壁面、すなわち後緩衝部材34に形成された空間形成用壁面は、第1後合わせ面38Bの前端(上端)から後方に至るにつれて上方に変位する傾斜の第1後壁面3402と、第1前合わせ面38Aの後端(下端)から後方に延在し第1後壁面3402に交差する第2後壁面3404とを含んで構成されている。
前空間部S2を形成する壁面、すなわち前緩衝部材36に形成された空間形成用壁面は、第1後合わせ面38Bの前端(上端)から前方に延在する第1前壁面3602と、第1前合わせ面38Aの後端(下端)から前方に至るにつれて下方に変位し第1前壁面3602に交差する第2前壁面3604とを含んで構成されている。そして、収容空間Sは、後空間部S1の第1後壁面3402と前空間部S2の第2前壁面3604とが互いに対向し、後空間部S1の第2後壁面3404と前空間部S2の第1前壁面3602とが互いに対向するよう形成されている。
前空間部S2を形成する壁面、すなわち前緩衝部材36に形成された空間形成用壁面は、第1後合わせ面38Bの前端(上端)から前方に延在する第1前壁面3602と、第1前合わせ面38Aの後端(下端)から前方に至るにつれて下方に変位し第1前壁面3602に交差する第2前壁面3604とを含んで構成されている。そして、収容空間Sは、後空間部S1の第1後壁面3402と前空間部S2の第2前壁面3604とが互いに対向し、後空間部S1の第2後壁面3404と前空間部S2の第1前壁面3602とが互いに対向するよう形成されている。
収容空間Sは、図2(A)に示すように、後空間部S1と前空間部S2との双方の空間部に圧力チューブ22が位置した状態で圧力チューブ22が収容される形状とされており、前緩衝部材36が第1の正規位置にあるときに、収容空間Sの大きさ(容積)が最も大きくなるよう構成されている。つまり、収容空間Sは、前緩衝部材36が第1の正規位置にあるときに圧力チューブ22を収容するのに十分な大きさに維持される。
そして、図2(B)に示すように、前緩衝部材36が第1の正規位置から第1合わせ面38の傾斜に沿って車両後方へ変位すると、後空間部S1と前空間部S2との相対位置がずれることで収容空間Sの大きさ(容積)が縮小され、圧力チューブ22が圧縮される。より具体的には、ここでは、前緩衝部材36の変位により後緩衝部材34(後空間部S1)の第1後壁面3402と前緩衝部材36(前空間部S2)の第2前壁面3604との対向する2つの壁面が互いに近づくよう相対変位されることにより、第1後壁面3402と第2前壁面3604とで圧力チューブ22が圧縮される。
すなわち、収容空間Sは、前緩衝部材36が第1の正規位置に位置した状態で、圧力チューブを収容可能な大きさ(容積)とされ、前緩衝部材36が第1の正規位置から第1合わせ面38の傾斜に沿って車両後方に変位することで圧力チューブ22を圧縮するように可変される構成とされている。
そして、図2(B)に示すように、前緩衝部材36が第1の正規位置から第1合わせ面38の傾斜に沿って車両後方へ変位すると、後空間部S1と前空間部S2との相対位置がずれることで収容空間Sの大きさ(容積)が縮小され、圧力チューブ22が圧縮される。より具体的には、ここでは、前緩衝部材36の変位により後緩衝部材34(後空間部S1)の第1後壁面3402と前緩衝部材36(前空間部S2)の第2前壁面3604との対向する2つの壁面が互いに近づくよう相対変位されることにより、第1後壁面3402と第2前壁面3604とで圧力チューブ22が圧縮される。
すなわち、収容空間Sは、前緩衝部材36が第1の正規位置に位置した状態で、圧力チューブを収容可能な大きさ(容積)とされ、前緩衝部材36が第1の正規位置から第1合わせ面38の傾斜に沿って車両後方に変位することで圧力チューブ22を圧縮するように可変される構成とされている。
さらに、緩衝部材20には、前緩衝部材36の第1の正規位置からの変位を規制する規制部材40が設けられている。規制部材40は、前緩衝部材36に対して衝撃力が車両後方斜め下方へ向けて所定値を超えて入力されたときにのみ前緩衝部材36の変位を許容し、衝撃力が所定値以下の場合には、前緩衝部材36の変位を禁止するよう構成されている。
規制部材40は、本実施の形態では、車幅方向の全長において、あるいは、車幅方向に間隔をおいた複数箇所において、後緩衝部材34の端部と前緩衝部材36の端部とに取着されたテープ4002で構成され、テープ4002は前緩衝部材36へ入力される衝撃力が所定値を超えたときに破断される。
なお、規制部材40は、例えば、後緩衝部材34と前緩衝部材36の双方の合わせ面に打ち込まれた複数の破断可能なピン、あるいは、図5(A)、(B)に示すように、双方の合わせ面38(38A、38B)に打ち込まれた複数のゴムなどの弾性材料で形成されたピン4006で構成するなど任意であり、規制部材40の構成は、種々考えられ、実施の形態の構造に限定されない。
規制部材40は、本実施の形態では、車幅方向の全長において、あるいは、車幅方向に間隔をおいた複数箇所において、後緩衝部材34の端部と前緩衝部材36の端部とに取着されたテープ4002で構成され、テープ4002は前緩衝部材36へ入力される衝撃力が所定値を超えたときに破断される。
なお、規制部材40は、例えば、後緩衝部材34と前緩衝部材36の双方の合わせ面に打ち込まれた複数の破断可能なピン、あるいは、図5(A)、(B)に示すように、双方の合わせ面38(38A、38B)に打ち込まれた複数のゴムなどの弾性材料で形成されたピン4006で構成するなど任意であり、規制部材40の構成は、種々考えられ、実施の形態の構造に限定されない。
次に本実施の形態における歩行者衝突検出装置18の作用効果について説明する。
図3(A)に示すように、歩行者Hが車両前部に衝突した場合、歩行者Hの上半身が後方へ倒れ込むため、図2(B)に示すように、バンパーカバー12には、車両後方斜め下方側へ衝撃力が入力される。このため、バンパーカバー12を介してその衝撃力が、前緩衝部材36に対して車両後方斜め下方へ向かって作用する。
そして、このとき第1合わせ面38の傾斜に沿った車両後方への衝撃力が所定値を超えると、規制部材40による前緩衝部材36に対する規制が解除され、前緩衝部材36が第1の正規位置から第1合わせ面38の傾斜に沿って車両後方に変位する。
この前緩衝部材36の変位により、後空間部S1と前空間部S2とが第1合わせ面38上でずれ、後空間部S1の第1後壁面3402に対して前空間部S2の第2前壁面3604が近づくよう変位されることで収容空間Sが可変される。これにより、第1後壁面3402と第2前壁面3604とによって圧力チューブ22が圧縮され、圧力検出器24により圧力チューブ22の圧力変化が検出される。
ECU28がその検出結果に基いてアクチュエータ30によりフード32を持上げ、あるいは、エアバッグを展開させ、歩行者Hの保護が図られる。
図3(A)に示すように、歩行者Hが車両前部に衝突した場合、歩行者Hの上半身が後方へ倒れ込むため、図2(B)に示すように、バンパーカバー12には、車両後方斜め下方側へ衝撃力が入力される。このため、バンパーカバー12を介してその衝撃力が、前緩衝部材36に対して車両後方斜め下方へ向かって作用する。
そして、このとき第1合わせ面38の傾斜に沿った車両後方への衝撃力が所定値を超えると、規制部材40による前緩衝部材36に対する規制が解除され、前緩衝部材36が第1の正規位置から第1合わせ面38の傾斜に沿って車両後方に変位する。
この前緩衝部材36の変位により、後空間部S1と前空間部S2とが第1合わせ面38上でずれ、後空間部S1の第1後壁面3402に対して前空間部S2の第2前壁面3604が近づくよう変位されることで収容空間Sが可変される。これにより、第1後壁面3402と第2前壁面3604とによって圧力チューブ22が圧縮され、圧力検出器24により圧力チューブ22の圧力変化が検出される。
ECU28がその検出結果に基いてアクチュエータ30によりフード32を持上げ、あるいは、エアバッグを展開させ、歩行者Hの保護が図られる。
一方、図3(B)に示すように、路上構造物Mが車両前部に衝突した場合、図2(C)に示すように、バンパーカバー12には、車両後方斜め上方側へ衝撃力が入力される。このため、前緩衝部材36には、衝撃力が車両後方斜め上方へ向かって作用する。
この衝撃力は、後緩衝部材34の第1合わせ面38と前緩衝部材36の第1合わせ面38とを合わせる方向、すなわち前緩衝部材36が第1合わせ面38と交差する方向に作用するため、前緩衝部材36の車両後方への変位が抑制され、圧力チューブ22は圧縮されない。
そのため、圧力検出器24により圧力チューブ22の圧力変化が検出されることはなく、フード32の持上げやエアバッグの展開は禁止される。
したがって、本実施の形態の歩行者衝突検出装置18によれば、歩行者Hが車両前部に衝突した場合には、圧力チューブ22が圧縮されやすく、路上構造物Mと衝突した場合には、圧力チューブ22が圧縮されにくくされるので、歩行者衝突の検出精度を向上させることができる。ゆえに誤判定を抑制して歩行者保護装置26の不要な作動を低減させることができる。
この衝撃力は、後緩衝部材34の第1合わせ面38と前緩衝部材36の第1合わせ面38とを合わせる方向、すなわち前緩衝部材36が第1合わせ面38と交差する方向に作用するため、前緩衝部材36の車両後方への変位が抑制され、圧力チューブ22は圧縮されない。
そのため、圧力検出器24により圧力チューブ22の圧力変化が検出されることはなく、フード32の持上げやエアバッグの展開は禁止される。
したがって、本実施の形態の歩行者衝突検出装置18によれば、歩行者Hが車両前部に衝突した場合には、圧力チューブ22が圧縮されやすく、路上構造物Mと衝突した場合には、圧力チューブ22が圧縮されにくくされるので、歩行者衝突の検出精度を向上させることができる。ゆえに誤判定を抑制して歩行者保護装置26の不要な作動を低減させることができる。
また、第1合わせ面38を第1前合わせ面38Aと第1後合わせ面38Bとで構成したので、前緩衝部材36が第1合わせ面38の傾斜に沿って第1の正規位置から車両後方に変位した際に、後緩衝部材34の第1後壁面3402と前緩衝部材36の第2前壁面3604とにより圧力チューブ22を確実に圧縮することができるので、歩行者との衝突をより確実に検出することができ、歩行者衝突の検出精度をより向上させることができる。
なお、第1前合わせ面38Aと第1後合わせ面38Bとをそれぞれ単一の平面上に位置する面で形成してもよく、その場合には、前緩衝部材36が第1合わせ面38の傾斜に沿って車両10の後方に変位すると、圧力チューブ22はせん断変形により圧縮され、その圧力変化が圧力検出器24で検出されることになる。
なお、第1前合わせ面38Aと第1後合わせ面38Bとをそれぞれ単一の平面上に位置する面で形成してもよく、その場合には、前緩衝部材36が第1合わせ面38の傾斜に沿って車両10の後方に変位すると、圧力チューブ22はせん断変形により圧縮され、その圧力変化が圧力検出器24で検出されることになる。
また、衝撃力が所定値を超える場合のみ前緩衝部材36の第1の正規位置からの変位を許容する規制部材40を設けたので、衝撃力が所定値を超えない軽微な衝突の場合には、前緩衝部材36の変位が規制され、歩行者衝突の検出が禁止される。したがって、歩行者衝突の検出精度をより一層向上させることができるので、歩行者保護装置26の不要な作動をより低減させることができる。
(第2の実施の形態)
次に本発明の歩行者衝突検出装置18の第2の実施の形態について図4を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の部分、部材については第1の実施の形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
第2の実施の形態は、図4(A)に示すように、後緩衝部材34と前緩衝部材36とをそれぞれ2つの部材で構成した点が第1の実施の形態と異なっている。つまり、後緩衝部材34および前緩衝部材36は、車両前方に至るにつれて下方に変位する傾斜で第1合わせ面38と交差する第2合わせ面42を有して、2つの部材に分割された構造となっている。そして、第2合わせ面42は、圧力チューブ22が収容される収容空間Sよりも車両10の下方側に位置する第2前合せ面42Aと、収容空間Sよりも車両上方側に位置し第2前合せ面42Aに平行する第2後合わせ面42Bとを有している。
具体的には、後緩衝部材34は、第1後合わせ面38Bと第2後合わせ面42Bとを有し車体側(バンパービーム14)で支持される第1後緩衝部材3410と、第1後緩衝部材3410の前方かつ上方の第2の正規位置に配置され第1前合せ面38Aと第2後合わせ面42Bとを有する第2後緩衝部材3412とを含んで構成され、それら第1後緩衝部材3410と第2後緩衝部材3412とが第2後合わせ面42Bが合わされた状態で配置されている。そして、第2後緩衝部材3412は、第1後緩衝部材3410に対して第2の正規位置から第2合わせ面42、すなわち第2後合わせ面42Bの傾斜に沿って車両後方側へ変位可能とされている。
一方、前緩衝部材36は、第1後合わせ面38Bと第2前合せ面42Aとを有する第1前緩衝部材3610と、第1前緩衝部材3610の前方かつ上方の第3の正規位置に配置され第1前合せ面38Aと第2前合せ面42Aとを有する第2前緩衝部材3612とを含んで構成され、それら第1前緩衝部材3610と第2前緩衝部材3612とが第2後合せ面42Aが合わされた状態で配置されている。そして、第2前緩衝部材3612は、第1前緩衝部材3610に対して第3の正規位置から第2合わせ面42、すなわち第2前合わせ面42Aの傾斜に沿って車両後方側へ変位可能とされている。
なお、前緩衝部材36を構成する第1前緩衝部材3610と第2前緩衝部材3612とは、後緩衝部材34を構成する第1後緩衝部材3410と第2後緩衝部材3412とに対して、第1の正規位置から第1合わせ面38に沿って車両10後方側へ変位可能とされている。
次に本発明の歩行者衝突検出装置18の第2の実施の形態について図4を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の部分、部材については第1の実施の形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
第2の実施の形態は、図4(A)に示すように、後緩衝部材34と前緩衝部材36とをそれぞれ2つの部材で構成した点が第1の実施の形態と異なっている。つまり、後緩衝部材34および前緩衝部材36は、車両前方に至るにつれて下方に変位する傾斜で第1合わせ面38と交差する第2合わせ面42を有して、2つの部材に分割された構造となっている。そして、第2合わせ面42は、圧力チューブ22が収容される収容空間Sよりも車両10の下方側に位置する第2前合せ面42Aと、収容空間Sよりも車両上方側に位置し第2前合せ面42Aに平行する第2後合わせ面42Bとを有している。
具体的には、後緩衝部材34は、第1後合わせ面38Bと第2後合わせ面42Bとを有し車体側(バンパービーム14)で支持される第1後緩衝部材3410と、第1後緩衝部材3410の前方かつ上方の第2の正規位置に配置され第1前合せ面38Aと第2後合わせ面42Bとを有する第2後緩衝部材3412とを含んで構成され、それら第1後緩衝部材3410と第2後緩衝部材3412とが第2後合わせ面42Bが合わされた状態で配置されている。そして、第2後緩衝部材3412は、第1後緩衝部材3410に対して第2の正規位置から第2合わせ面42、すなわち第2後合わせ面42Bの傾斜に沿って車両後方側へ変位可能とされている。
一方、前緩衝部材36は、第1後合わせ面38Bと第2前合せ面42Aとを有する第1前緩衝部材3610と、第1前緩衝部材3610の前方かつ上方の第3の正規位置に配置され第1前合せ面38Aと第2前合せ面42Aとを有する第2前緩衝部材3612とを含んで構成され、それら第1前緩衝部材3610と第2前緩衝部材3612とが第2後合せ面42Aが合わされた状態で配置されている。そして、第2前緩衝部材3612は、第1前緩衝部材3610に対して第3の正規位置から第2合わせ面42、すなわち第2前合わせ面42Aの傾斜に沿って車両後方側へ変位可能とされている。
なお、前緩衝部材36を構成する第1前緩衝部材3610と第2前緩衝部材3612とは、後緩衝部材34を構成する第1後緩衝部材3410と第2後緩衝部材3412とに対して、第1の正規位置から第1合わせ面38に沿って車両10後方側へ変位可能とされている。
また、第2合わせ面42は、第2前合わせ面42Aが、第2後合わせ面42Bを車両下方に延ばした仮想の第2後合わせ面よりも上方(前方)にオフセットした位置となるよう形成されている。
第1合わせ面38は、第1の実施の形態と同様に、第1前合せ面38Aが第1後合わせ面38Bを車両前方に延ばした仮想の第1後合わせ面よりも上方(前方)にオフセットした位置となるよう形成されている。
第1合わせ面38は、第1の実施の形態と同様に、第1前合せ面38Aが第1後合わせ面38Bを車両前方に延ばした仮想の第1後合わせ面よりも上方(前方)にオフセットした位置となるよう形成されている。
第2後緩衝部材3412が第2の正規位置に位置し、第1前緩衝部材3610が第1の正規位置に位置し、第2前緩衝部材3612が第3の正規位置に位置した状態で、緩衝部材20の中心部分、すなわち第1後緩衝部材3410、第2後緩衝部材3412、第1前緩衝部材3610、第2前緩衝部材3612で囲まれた部分に圧力チューブ22が収容可能な大きさ(容積)の収容空間Sが車幅方向に亘って設けられている。
収容空間Sは、後緩衝部材34に形成された後空間部S1と、前緩衝部材36に形成された前空間部S2とを含んで構成されている。
収容空間Sは、後緩衝部材34に形成された後空間部S1と、前緩衝部材36に形成された前空間部S2とを含んで構成されている。
後空間部S1を形成する壁面、すなわち第1後緩衝部材3410、第2後緩衝部材3412に形成された空間形成用壁面は、第1後緩衝部材3410の第2後合わせ面42Bの前部をなす壁面3420と、第2後緩衝部材3412の第1前合せ面38Aの後部と第2後合わせ面42Bの前部との交差箇所に形成された壁面3422とを含んで構成されている。
前空間部S2を形成する壁面、すなわち第1前緩衝部材3610、第2前緩衝部材3612に形成された空間形成用壁面は、第1前緩衝部材3610の第1後合わせ面38Bの前部と第2前合わせ面42Aの後部との交差箇所に形成された壁面3620と、第2前緩衝部材3612の第2前合わせ面42Aの後部をなす壁面3622とを含んで構成されている。
収容空間Sは、後空間部S1の壁面3420と前空間部S2の壁面3622とが互いに対向し、後空間部S1の壁面3422と前空間部S2の壁面3620とが互いに対向するよう形成されている。
前空間部S2を形成する壁面、すなわち第1前緩衝部材3610、第2前緩衝部材3612に形成された空間形成用壁面は、第1前緩衝部材3610の第1後合わせ面38Bの前部と第2前合わせ面42Aの後部との交差箇所に形成された壁面3620と、第2前緩衝部材3612の第2前合わせ面42Aの後部をなす壁面3622とを含んで構成されている。
収容空間Sは、後空間部S1の壁面3420と前空間部S2の壁面3622とが互いに対向し、後空間部S1の壁面3422と前空間部S2の壁面3620とが互いに対向するよう形成されている。
収容空間Sは、後空間部S1と前空間部S2との双方の空間部に圧力チューブ22が位置した状態で圧力チューブ22が収容される形状とされている。
収容空間Sは、図4(A)に示すように、第1前緩衝部材3610が第1の正規位置に位置し、第2前緩衝部材3612が第3の正規位置に位置した状態にあるときに、圧力チューブ22を収容するのに十分な大きさに維持される。
そして、図4(B)に示すように、第1前緩衝部材3610および第2前緩衝部材3612が図4(A)の状態から第1合わせ面38の傾斜に沿って車両後方へ変位すると、後空間部S1と前空間部S2との相対位置がずれて、第1後緩衝部材3410の壁面3420(後空間部S1)と第2前緩衝部材3612(前空間部S2)の壁面3622とが互いに近付くよう相対変位することで収容空間Sの大きさ(容積)が縮小され、第2前緩衝部材3612の壁面3622と第1後緩衝部材3410の壁面3420により圧力チューブ22が圧縮される。
さらに、収容空間Sは、図4(C)に示すように、第2前緩衝部材3612および第2後緩衝部材3412が図4(A)の状態から第2合わせ面42の傾斜に沿って車両10後方へ変位すると、前空間部S2を構成する第1前緩衝部材3610の壁面3620に対して後空間部S1を構成する第2後緩衝部材3412の壁面3422が離間される。すなわち互いに対向する第1前緩衝部材3610の壁面3620と第2後緩衝部材3412の壁面3422との間隔が大きくなることで収容空間Sの大きさ(容積)が拡大され、圧力チューブ22が圧縮されにくい状態に可変される。
このように、本実施の形態では、緩衝部材20に対して車両後方斜め下方へ衝撃力が作用した場合に、第1前緩衝部材3610および第2前緩衝部材3612が第1合わせ面38の傾斜に沿って車両10の後方に変位することで、圧力チューブ22を圧縮するよう収容空間Sが可変され、車両後方斜め上方へ衝撃力が作用した場合に、第2前緩衝部材3612および第2後緩衝部材3412が第2合わせ面42に沿って車両10の後方に変位することで、容積が拡大するよう収容空間Sを可変させる構成とされている。
収容空間Sは、図4(A)に示すように、第1前緩衝部材3610が第1の正規位置に位置し、第2前緩衝部材3612が第3の正規位置に位置した状態にあるときに、圧力チューブ22を収容するのに十分な大きさに維持される。
そして、図4(B)に示すように、第1前緩衝部材3610および第2前緩衝部材3612が図4(A)の状態から第1合わせ面38の傾斜に沿って車両後方へ変位すると、後空間部S1と前空間部S2との相対位置がずれて、第1後緩衝部材3410の壁面3420(後空間部S1)と第2前緩衝部材3612(前空間部S2)の壁面3622とが互いに近付くよう相対変位することで収容空間Sの大きさ(容積)が縮小され、第2前緩衝部材3612の壁面3622と第1後緩衝部材3410の壁面3420により圧力チューブ22が圧縮される。
さらに、収容空間Sは、図4(C)に示すように、第2前緩衝部材3612および第2後緩衝部材3412が図4(A)の状態から第2合わせ面42の傾斜に沿って車両10後方へ変位すると、前空間部S2を構成する第1前緩衝部材3610の壁面3620に対して後空間部S1を構成する第2後緩衝部材3412の壁面3422が離間される。すなわち互いに対向する第1前緩衝部材3610の壁面3620と第2後緩衝部材3412の壁面3422との間隔が大きくなることで収容空間Sの大きさ(容積)が拡大され、圧力チューブ22が圧縮されにくい状態に可変される。
このように、本実施の形態では、緩衝部材20に対して車両後方斜め下方へ衝撃力が作用した場合に、第1前緩衝部材3610および第2前緩衝部材3612が第1合わせ面38の傾斜に沿って車両10の後方に変位することで、圧力チューブ22を圧縮するよう収容空間Sが可変され、車両後方斜め上方へ衝撃力が作用した場合に、第2前緩衝部材3612および第2後緩衝部材3412が第2合わせ面42に沿って車両10の後方に変位することで、容積が拡大するよう収容空間Sを可変させる構成とされている。
また、緩衝部材20には、第1の実施の形態と同様に、前緩衝部材36の第1合わせ面38の傾斜に沿った車両後方への変位を、前緩衝部材36に対して車両後方斜め下方へ衝撃力が所定値を超えて入力されたときに許容し、所定値以下の場合に禁止する規制部材40が設けられている。
さらに緩衝部材20には、第2前緩衝部材3612および第2後緩衝部材3412の第2合わせ面42の傾斜に沿った車両後方への変位を、第2前緩衝部材3612に対して車両後方斜め上方へ衝撃力が所定値を超えて入力されたときに許容し、所定値以下の場合に禁止する規制部材44が設けられている。
本実施の形態では、禁止部材40は、第1後合わせ面38B、第1前合わせ面38Aに、それら合わせ面で合わされる緩衝部材相互に打ち込まれた複数の破断可能なピン4004で構成されている。
また、規制部材44は、第2後合わせ面42B、第2前合わせ面42Aに、それら合わせ面で合わされる緩衝部材相互に打ち込まれた複数の破断可能なピン4404で構成されている。
なお、規制部材40、44の構成は、第1の実施の形態と同様であり、従来公知の様々な構造が採用可能である。
すなわち、本実施の形態では、車両後方斜め下方へ所定値を超えて衝撃力が作用した場合に、第1前緩衝部材3610および第2前緩衝部材3612が第1合わせ面38の傾斜に沿って車両10の後方に変位することで、圧力チューブ22を圧縮するよう収容空間Sが可変され、緩衝部材20に車両後方斜め上方へ所定値を超えて衝撃力が作用した場合に、第2前緩衝部材3612および第2後緩衝部材3412が第2合わせ面42に沿って車両10の後方に変位することで、容積が拡大するよう収容空間Sが可変されるよう緩衝部材20が構成されている。
さらに緩衝部材20には、第2前緩衝部材3612および第2後緩衝部材3412の第2合わせ面42の傾斜に沿った車両後方への変位を、第2前緩衝部材3612に対して車両後方斜め上方へ衝撃力が所定値を超えて入力されたときに許容し、所定値以下の場合に禁止する規制部材44が設けられている。
本実施の形態では、禁止部材40は、第1後合わせ面38B、第1前合わせ面38Aに、それら合わせ面で合わされる緩衝部材相互に打ち込まれた複数の破断可能なピン4004で構成されている。
また、規制部材44は、第2後合わせ面42B、第2前合わせ面42Aに、それら合わせ面で合わされる緩衝部材相互に打ち込まれた複数の破断可能なピン4404で構成されている。
なお、規制部材40、44の構成は、第1の実施の形態と同様であり、従来公知の様々な構造が採用可能である。
すなわち、本実施の形態では、車両後方斜め下方へ所定値を超えて衝撃力が作用した場合に、第1前緩衝部材3610および第2前緩衝部材3612が第1合わせ面38の傾斜に沿って車両10の後方に変位することで、圧力チューブ22を圧縮するよう収容空間Sが可変され、緩衝部材20に車両後方斜め上方へ所定値を超えて衝撃力が作用した場合に、第2前緩衝部材3612および第2後緩衝部材3412が第2合わせ面42に沿って車両10の後方に変位することで、容積が拡大するよう収容空間Sが可変されるよう緩衝部材20が構成されている。
本実施の形態における歩行者衝突検出装置18の作用効果について説明する。
図3(A)に示すように、歩行者Hが車両前部に衝突した際、図4(B)に示すように、バンパーカバー12を介してその衝撃力が、第1前緩衝部材3610に対して車両後方斜め下方に向かって作用する。
そして、このとき、第1合わせ面38の傾斜に沿った車両後方への衝撃力が所定値を超えると、規制部材40による前緩衝部材36に対する規制が解除され、第1前緩衝部材3610、第2前緩衝部材3612が第1の正規位置から第1合わせ面38の傾斜に沿って車両後方に変位する。
この前緩衝部材36の変位により、第1の実施の形態と同様に、後収容空間S2に対して前収容空間S1が第1合わせ面38上でずれることで圧力チューブ22が圧縮され、圧力検出器24により圧力チューブ22の圧力変化が検出される。そして、ECU28がその検出結果に基いてアクチュエータ30によりフード32を持上げ、あるいは、エアバッグを展開させ、歩行者Hの保護が図られる。
図3(A)に示すように、歩行者Hが車両前部に衝突した際、図4(B)に示すように、バンパーカバー12を介してその衝撃力が、第1前緩衝部材3610に対して車両後方斜め下方に向かって作用する。
そして、このとき、第1合わせ面38の傾斜に沿った車両後方への衝撃力が所定値を超えると、規制部材40による前緩衝部材36に対する規制が解除され、第1前緩衝部材3610、第2前緩衝部材3612が第1の正規位置から第1合わせ面38の傾斜に沿って車両後方に変位する。
この前緩衝部材36の変位により、第1の実施の形態と同様に、後収容空間S2に対して前収容空間S1が第1合わせ面38上でずれることで圧力チューブ22が圧縮され、圧力検出器24により圧力チューブ22の圧力変化が検出される。そして、ECU28がその検出結果に基いてアクチュエータ30によりフード32を持上げ、あるいは、エアバッグを展開させ、歩行者Hの保護が図られる。
また、図3(B)に示すように、路上構造物Mが車両前部に衝突した際、図4(C)に示すように、バンパーカバー12を介してその衝撃力が、第1前緩衝部材3610に対して車両後方斜め上方に向かって作用する。
この場合、衝撃力は、第1後緩衝部材3410の第1後合わせ面38Bと第1前緩衝部材3610の第1後合わせ面38B、および第2後緩衝部材3412の第1前合わせ面38Aと第2前緩衝部材3612の第1前合わせ面38Aとが、それぞれ合わされる方向に作用する。つまり、前緩衝部材36を第1合わせ面38と交差する第2合わせ面42に沿った方向へ押すよう衝撃力が作用する。
そして、第2合わせ面42の傾斜に沿った車両後方への衝撃力が所定値を越えると、規制部材44による前緩衝部材36に対する規制が解除され、第2後緩衝部材3412と第2前緩衝部材3612とが一体となって第2合わせ面42の傾斜に沿って車両後方に変位する。
この第2後緩衝部材3412と第2前緩衝部材3612との変位により、互いに対向する第1前緩衝部材3610の壁面3620と第2後緩衝部材3412の壁面3422との距離が離間されることで収容空間Sの容積が大きくなり、圧力チューブ22が圧縮されにくい状態に可変される。
そのため、圧力検出器24により圧力チューブ22の圧力変化が検出されることはなく、フード32の持上げやエアバッグの展開は禁止される。
以上、本実施の形態の歩行者衝突検出装置18によれば、第1の実施の形態と同様の作用効果に加えて、路上構造物Mなどが車両前部に衝突した場合には、収容空間Sの容積が拡大されて圧力チューブ22がより圧縮されにくくなるので、歩行者衝突の検出精度をより向上させることができる。ゆえに誤判定をより確実に抑制して歩行者保護装置26の不要な作動をより一層低減させることができる。
しかも第1前緩衝部材3610の壁面3620と第2後緩衝部材3412の壁面3422とを互いに対向させ、これら2つの壁面3620、3422の距離を第2合わせ面42の傾斜に沿って離間させるようにしたので、路上構造物Mなどと衝突した場合に第2合わせ面42の傾斜の方向、すなわち衝撃力が作用する方向に収容空間Sの容積を拡大させることができる。したがって、圧力チューブ22がより一層圧縮されにくくなり、歩行者衝突の検出精度をより向上させることができる。
この場合、衝撃力は、第1後緩衝部材3410の第1後合わせ面38Bと第1前緩衝部材3610の第1後合わせ面38B、および第2後緩衝部材3412の第1前合わせ面38Aと第2前緩衝部材3612の第1前合わせ面38Aとが、それぞれ合わされる方向に作用する。つまり、前緩衝部材36を第1合わせ面38と交差する第2合わせ面42に沿った方向へ押すよう衝撃力が作用する。
そして、第2合わせ面42の傾斜に沿った車両後方への衝撃力が所定値を越えると、規制部材44による前緩衝部材36に対する規制が解除され、第2後緩衝部材3412と第2前緩衝部材3612とが一体となって第2合わせ面42の傾斜に沿って車両後方に変位する。
この第2後緩衝部材3412と第2前緩衝部材3612との変位により、互いに対向する第1前緩衝部材3610の壁面3620と第2後緩衝部材3412の壁面3422との距離が離間されることで収容空間Sの容積が大きくなり、圧力チューブ22が圧縮されにくい状態に可変される。
そのため、圧力検出器24により圧力チューブ22の圧力変化が検出されることはなく、フード32の持上げやエアバッグの展開は禁止される。
以上、本実施の形態の歩行者衝突検出装置18によれば、第1の実施の形態と同様の作用効果に加えて、路上構造物Mなどが車両前部に衝突した場合には、収容空間Sの容積が拡大されて圧力チューブ22がより圧縮されにくくなるので、歩行者衝突の検出精度をより向上させることができる。ゆえに誤判定をより確実に抑制して歩行者保護装置26の不要な作動をより一層低減させることができる。
しかも第1前緩衝部材3610の壁面3620と第2後緩衝部材3412の壁面3422とを互いに対向させ、これら2つの壁面3620、3422の距離を第2合わせ面42の傾斜に沿って離間させるようにしたので、路上構造物Mなどと衝突した場合に第2合わせ面42の傾斜の方向、すなわち衝撃力が作用する方向に収容空間Sの容積を拡大させることができる。したがって、圧力チューブ22がより一層圧縮されにくくなり、歩行者衝突の検出精度をより向上させることができる。
10 車両
12 バンパーカバー
14 バンパービーム
16 サイドフレーム
18 歩行者衝突検出装置
20 緩衝部材
22 圧力チューブ
24 圧力検出器
26 歩行者保護装置
28 ECU
30 アクチュエータ
32 フード
34 後緩衝部材
3402 第1後壁面
3404 第2後壁面
3410 第1後緩衝部材
3412 第2後緩衝部材
36 前緩衝部材
3610 第1前緩衝部材
3612 第2前緩衝部材
38 第1合わせ面
38A 第1前合わせ面
38B 第1後合わせ面
40 規制部材
42 第2合わせ面
42A 第2前合わせ面
42B 第2後合わせ面
44 規制部材
S 収容空間
12 バンパーカバー
14 バンパービーム
16 サイドフレーム
18 歩行者衝突検出装置
20 緩衝部材
22 圧力チューブ
24 圧力検出器
26 歩行者保護装置
28 ECU
30 アクチュエータ
32 フード
34 後緩衝部材
3402 第1後壁面
3404 第2後壁面
3410 第1後緩衝部材
3412 第2後緩衝部材
36 前緩衝部材
3610 第1前緩衝部材
3612 第2前緩衝部材
38 第1合わせ面
38A 第1前合わせ面
38B 第1後合わせ面
40 規制部材
42 第2合わせ面
42A 第2前合わせ面
42B 第2後合わせ面
44 規制部材
S 収容空間
Claims (6)
- バンパービームとバンパーカバーとの間に配置された緩衝部材と、
前記緩衝部材を介して前記バンパービームと前記バンパーカバーとの間に配置され車幅方向に延在する圧力チューブと、
前記圧力チューブの圧力変化に応じた信号を出力する圧力検出器と、
を有する車両の歩行者衝突検出装置であって、
前記緩衝部材は、前記バンパービーム側で支持される後緩衝部材と、前記後緩衝部材の前方の第1の正規位置に配置される前緩衝部材とを含んで構成され、
前記後緩衝部材及び前記前緩衝部材は、共に車両の前方に至るにつれて上方に変位する傾斜の第1合せ面をそれぞれ有し、それら第1合せ面が合わされた状態で配置され、
前記前緩衝部材は、前記第1合せ面の傾斜に沿って車両後方斜め下方へ所定値を超えた衝撃力が作用した際に、前記第1の正規位置から前記第1合わせ面に沿って車両後方側へ変位可能とされ、
前記後緩衝部材と前記前緩衝部材との間には、前記前緩衝部材が前記第1の正規位置に位置した状態で前記圧力チューブが収容可能な大きさに維持され、前記前緩衝部材が前記第1の正規位置から前記第1合せ面に沿って車両後方へ変位すると前記圧力チューブを圧縮するよう可変される収容空間が設けられている、
ことを特徴とする車両の歩行者衝突検出装置。 - 前記第1合せ面は、前記収容空間よりも車両の前方に位置する第1前合せ面と、前記収容空間よりも車両の後方に位置し前記第1前合せ面に平行する第1後合せ面とを有し、
前記第1前合せ面は、前記第1後合せ面を車両の前方に延在させた仮想の第1後合せ面よりも上方にオフセットした位置に形成され、
前記収容空間は、互いに対向するよう形成され、前記前緩衝部材が第1合わせ面に沿って車両後方へ変位した際に互いに近付くよう相対変位される2つの壁面を有する、
ことを特徴とする請求項1記載の車両の歩行者衝突検出装置。 - 前記後緩衝部材および前記前緩衝部材は、車両前方に至るにつれて下方に変位する傾斜で前記第1合わせ面と交差する第2合わせ面を有して、それぞれ分割されており、
前記後緩衝部材は、前記バンパービーム側に支持される第1後緩衝部材と、前記第1後緩衝部材の前方の第2の正規位置に第2合わせ面を合わせた状態で配置される第2後緩衝部材とを含んで構成され、
前記前緩衝部材は、前記第1後緩衝部材の前方に配置される第1前緩衝部材と、前記第1前緩衝部材の前方の第3の正規位置に前記第2合わせ面を合わせた状態で配置される第2前緩衝部材とを含んで構成され、
前記第2後緩衝部材と前記第2前緩衝部材とは、前記第2合わせ面の傾斜に沿って車両後方斜め上方へ所定以上の衝撃力が作用した際に、それぞれ前記第2の正規位置および前記第3の正規位置から前記第2合わせ面に沿って車両後方へ変位可能とされ、
前記収容空間は、前記第2後緩衝部材および前記第2前緩衝部材が前記第2合わせ面に沿って車両後方へ変位されると、その容積が拡大するよう可変されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両の歩行者衝突検出装置。 - 前記第2合わせ面は、前記収容空間よりも車両の前方に位置する第2前合せ面と、前記収容空間よりも車両の後方に位置し前記第2前合せ面に平行する第2後合せ面とを有し、
前記第2前合わせ面は、前記第2後合わせ面を車両の前方に延在させた仮想の第2後合わせ面よりも上方にオフセットした位置に形成され、
前記収容空間は、互いに対向するよう形成され、前記第2後緩衝部材および前記第2前緩衝部材が車両後方へ変位されると、互いに離間するよう前記第2合わせ面に沿って相対変位される2つの壁面を有する、
ことを特徴とする請求項3記載の車両の歩行者衝突検出装置。 - 前記前緩衝部材を前記第1の正規位置に規制し、前記前緩衝部材に前記第1合せ面の傾斜に沿って車両後方斜め下方へ所定値を超えた衝撃力が作用したときに、前記前緩衝部材の変位を許容する第1規制部材が設けられている、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車両の歩行者衝突検出装置。 - 前記第2前緩衝部材を第3の正規位置に規制するとともに前記第2後緩衝部材を前記第2の正規位置に規制し、前記第1前緩衝部材に前記第2合わせ面の傾斜に沿った車両後方斜め上方へ所定値を超えた衝撃力が作用したときに、前記第2前緩衝部材および前記第2後緩衝部材の変位を許容する第2規制部材が設けられている、
ことを特徴とする請求項3または4記載の車両の歩行者衝突検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015235379A JP2017100563A (ja) | 2015-12-02 | 2015-12-02 | 車両の歩行者衝突検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015235379A JP2017100563A (ja) | 2015-12-02 | 2015-12-02 | 車両の歩行者衝突検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017100563A true JP2017100563A (ja) | 2017-06-08 |
Family
ID=59015878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015235379A Pending JP2017100563A (ja) | 2015-12-02 | 2015-12-02 | 車両の歩行者衝突検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2017100563A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019034680A (ja) * | 2017-08-21 | 2019-03-07 | トヨタ車体株式会社 | 車両用バンパー |
| JP2023130900A (ja) * | 2022-03-08 | 2023-09-21 | 株式会社Subaru | 衝突検知装置 |
-
2015
- 2015-12-02 JP JP2015235379A patent/JP2017100563A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019034680A (ja) * | 2017-08-21 | 2019-03-07 | トヨタ車体株式会社 | 車両用バンパー |
| EP3674148A4 (en) * | 2017-08-21 | 2021-03-24 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | VEHICLE BUMPER |
| US11052846B2 (en) | 2017-08-21 | 2021-07-06 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Vehicle bumper |
| JP2023130900A (ja) * | 2022-03-08 | 2023-09-21 | 株式会社Subaru | 衝突検知装置 |
| JP7812256B2 (ja) | 2022-03-08 | 2026-02-09 | 株式会社Subaru | 衝突検知装置 |
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