JP2017102725A - 使用管理システム、使用管理装置および使用管理プログラム - Google Patents

使用管理システム、使用管理装置および使用管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】設備の使用を容易に把握することが可能な使用管理システム、使用管理装置および使用管理プログラムを提供する。
【解決手段】使用管理システム101は、複数の設備3A,3Bにそれぞれ対応して設けられた複数の設置装置10A,10Bと、対象者によって携帯され、対象者が使用している設備である使用設備に対応する設置装置から識別情報を取得する携帯装置11と、携帯装置11から識別情報を取得し、取得した識別情報に基づいて、対象者による設備の使用履歴を作成する使用管理装置12とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用管理システム、使用管理装置および使用管理プログラムに関し、特に、携帯装置を用いた使用管理システム、使用管理装置および使用管理プログラムに関する。
従来、設備の使用状況を管理するための管理装置が開発されている。たとえば、特許文献1(特許第4160315号公報)には以下のような技術が開示されている。
すなわち、管理装置は、ポンプ装置の機側に設けられ、該ポンプ装置の運転状況を記憶し、記憶されたデータをネットワークを通じてホストコンピュータに伝送する機側管理子機を備え、前記機側管理子機から定期的に送られてくるデータを蓄積すると共に、該機側管理子機を備えたポンプ装置の詳細なデータを記憶しているデータベースと、そのデータベースをネットワークからアクセス可能に開示しているホストコンピュータからなるポンプ装置の管理装置であって、前記機側管理子機は、前記運転状況として少なくとも動力線に設けられた電流センサからの電流信号を取り込んで、一時記憶する運転状況データ集計記憶手段と、該運転状況データ集計記憶手段に記憶されているデータを当該ポンプ装置を識別するID信号と共に前記ホストコンピュータに伝送するデータ伝送手段を備え、前記運転状況データ集計記憶手段に取り込まれるデータは時系列データとしてではない、電流値もしくは電力値をあるレンジ領域に複数分割し、どのレンジ領域でどれだけの時間運転したかという運転時間のデータである。
特許第4160315号公報 特開2002−103948号公報
ところで、たとえば工場において、作業者がどの設備を使用して作業を行ったかを把握することができれば、効果的な品質管理または工程管理等を行うことができる。
しかしながら、使用した設備を作業者に記録させる等の方法を用いると、余分な手間がかかり、また、作業者が記録することを忘れてしまうことも考えられる。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、設備の使用を容易に把握することが可能な使用管理システム、使用管理装置および使用管理プログラムを提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る使用管理システムは、複数の設備にそれぞれ対応して設けられた複数の設置装置と、対象者によって携帯され、前記対象者が使用している前記設備である使用設備に対応する前記設置装置から前記設置装置の識別情報を取得する携帯装置と、前記携帯装置から前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報に基づいて、前記対象者による前記設備の使用履歴を作成する使用管理装置とを備える。
(7)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る使用管理装置は、複数の設備にそれぞれ対応して設けられた複数の設置装置のうちの対象者が使用している前記設備である使用設備に対応する前記設置装置から、前記対象者によって携帯される携帯装置が取得した前記設置装置の識別情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記識別情報に基づいて、前記対象者による前記設備の使用履歴を作成する使用履歴作成部とを備える。
(8)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る使用管理プログラムは、使用管理装置において用いられる使用管理プログラムであって、コンピュータを、複数の設備にそれぞれ対応して設けられた複数の設置装置のうちの対象者が使用している前記設備である使用設備に対応する前記設置装置から、前記対象者によって携帯される携帯装置が取得した前記設置装置の識別情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記識別情報に基づいて、前記対象者による前記設備の使用履歴を作成する使用履歴作成部として機能させるためのプログラムである。
本発明は、このような特徴的な処理部を備える使用管理装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする方法として実現することができる。また、使用管理装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現することができる。
本発明によれば、設備の使用を容易に把握することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムの構成を示す図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムにおける、設備の作業エリアWと設置装置の通信可能エリアCとの関係を示す図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムにおける使用設備管理処理を示すシーケンス図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムにおける、使用管理装置の記憶部が記憶するリストLの一例を示す図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムにおける履歴作成処理について説明するための図である。 図6は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムにおいて使用管理装置が作成した使用履歴の一例を示す図である。 図7は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムにおいて使用管理装置が作成した使用履歴の他の例を示す図である。 図8は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理装置の構成を示す図である。 図9は、本発明の第2の実施の形態に係る使用管理システムにおける使用設備管理処理を示すシーケンス図である。 図10は、本発明の第3の実施の形態に係る使用管理システムにおける使用設備管理処理を示すシーケンス図である。 図11は、本発明の第3の実施の形態に係る使用管理システムにおける、使用管理装置の記憶部が記憶するリストLsの一例を示す図である。 図12は、本発明の第3の実施の形態に係る使用管理システムにおける、使用管理装置の記憶部が記憶するテーブルNの一例を示す図である。
最初に、本発明の実施の形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施の形態に係る使用管理システムは、複数の設備にそれぞれ対応して設けられた複数の設置装置と、対象者によって携帯され、前記対象者が使用している前記設備である使用設備に対応する前記設置装置から前記設置装置の識別情報を取得する携帯装置と、前記携帯装置から前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報に基づいて、前記対象者による前記設備の使用履歴を作成する使用管理装置とを備える。
このような構成により、携帯装置から設置装置の識別情報を使用管理装置において取得した場合に、対象者が当該設置装置に対応する設備を使用していると判断することができるため、たとえば対象者が使用した設備を自ら記録することなく、設備の使用履歴を作成することができる。したがって、設備の使用を容易に把握することができる。
(2)好ましくは、前記設置装置は、対応の前記設備についての計測を行い、前記使用管理装置は、前記使用設備についての前記設置装置の計測結果および前記計測が行われた時刻を判断可能な時間情報をさらに取得し、取得した前記識別情報、前記計測結果および前記時間情報に基づいて前記使用履歴を作成する。
このような構成により、たとえば、作業者が実際に設備を動作させた期間を把握することができるため、より詳細な使用履歴を作成することができる。
(3)好ましくは、前記携帯装置は、前記使用設備に対応する前記設置装置との通信接続を確立し、前記通信接続を確立した前記設置装置から前記設置装置の前記識別情報を受信する。
このような構成により、対象者が使用していない設備に対応する設置装置の識別情報を当該対象者の携帯装置が取得することを防ぐことができるため、より正確な使用履歴を作成することができる。
(4)好ましくは、前記設置装置は、前記識別情報を含む無線信号を前記携帯装置へ送信し、前記設置装置による前記無線信号の送信可能エリアが制限されている。
このような構成により、たとえば、設備近傍の所定エリアに対象者が位置している場合に限定して、当該設備に対応する設置装置の識別情報を使用管理装置において取得することができるため、より正確な使用履歴を作成することができる。
(5)好ましくは、前記使用管理システムは、複数の前記対象者によってそれぞれ携帯される複数の前記携帯装置を備え、前記使用管理装置は、各前記携帯装置から前記識別情報を取得し、取得した各前記識別情報に基づいて、各前記対象者による前記設備の使用履歴を作成する。
このような構成により、各携帯計測装置の計測結果を用いて、たとえば各設備の全体的な管理を適切に行うことができる。
(6)好ましくは、前記使用管理装置は、前記携帯装置の識別情報をさらに取得し、取得した前記設置装置の前記識別情報および前記携帯装置の前記識別情報に基づいて、前記使用履歴を作成する。
このような構成により、複数の対象者によってそれぞれ携帯された複数の携帯装置から使用管理装置が情報を取得する様な場合において、使用管理装置が取得した各情報を送信元の携帯装置ごとにまとめることができるため、複数の対象者に対応する使用履歴をそれぞれ作成することができる。
(7)本発明の実施の形態に係る使用管理装置は、複数の設備にそれぞれ対応して設けられた複数の設置装置のうちの対象者が使用している前記設備である使用設備に対応する前記設置装置から、前記対象者によって携帯される携帯装置が取得した前記設置装置の識別情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記識別情報に基づいて、前記対象者による前記設備の使用履歴を作成する使用履歴作成部とを備える。
このような構成により、携帯装置から設置装置の識別情報を使用管理装置において取得した場合に、対象者が当該設置装置に対応する設備を使用していると判断することができるため、たとえば対象者が使用した設備を自ら記録することなく、設備の使用履歴を作成することができる。したがって、設備の使用を容易に把握することができる。
(8)本発明の実施の形態に係る使用管理プログラムは、使用管理装置において用いられる使用管理プログラムであって、コンピュータを、複数の設備にそれぞれ対応して設けられた複数の設置装置のうちの対象者が使用している前記設備である使用設備に対応する前記設置装置から、前記対象者によって携帯される携帯装置が取得した前記設置装置の識別情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記識別情報に基づいて、前記対象者による前記設備の使用履歴を作成する使用履歴作成部として機能させるためのプログラムである。
このような構成により、携帯装置から設置装置の識別情報を使用管理装置において取得した場合に、対象者が当該設置装置に対応する設備を使用していると判断することができるため、たとえば対象者が使用した設備を自ら記録することなく、設備の使用履歴を作成することができる。したがって、設備の使用を容易に把握することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
<第1の実施の形態>
[構成および基本動作]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムの構成を示す図である。
図1を参照して、使用管理システム101は、設備3A,3Bと、設置装置10A,10Bと、携帯装置11と、使用管理装置12と、アクセスポイント14とを備える。
以下、設備3A,3Bの各々を設備3とも称する。また、設置装置10A,10Bの各々を設置装置10とも称する。
この例では、使用管理システム101は、設備3および設置装置10をそれぞれ2個備えているが、より多くの設備3および設置装置10を備える構成であってもよい。
設備3は、たとえば電気溶接機である。作業者2は、設備3を用いて作業対象物30に対して溶接作業を行う。設備3は、分電盤1から動力線33を介して電力の供給を受け、作業者2によって保持されたトーチ34へ出力線31を介して電流を出力する。作業者2は、トーチ34および作業対象物30間において発生するアーク放電により溶接作業を行う。当該電流は、作業対象物30およびアース線32を通って設備3へ戻る。
設置装置10A,10Bは、設備3A,3Bにそれぞれ対応して取り付けられた、たとえば無線通信機能を有する計測装置である。たとえば、設置装置10は、クランプ型の電流センサを含み、対応の設備3の出力線31に取り付けられる。なお、設置装置10は、動力線33に取り付けられる構成であってもよいし、設備3Aの筐体内部に取り付けられる構成であってもよい。
設置装置10は、出力線31を流れる電流を計測し、計測結果と自己の識別情報とを作業者2によって携帯される携帯装置11へ送信する。具体的には、たとえば、設置装置10は、自己の通信可能エリアCに携帯装置11が位置する間、出力線31を流れる電流の計測結果と自己の識別情報とを当該携帯装置11へ定期的または不定期に送信する。
設置装置10の通信可能エリアCは、たとえば、設備3を使用する際に作業者2が位置する作業エリアWを含むように設定される。
したがって、携帯装置11は、作業者2が作業エリアWにおいて設備3を使用している間、つまり作業者2に携帯された携帯装置11が設置装置10の通信可能エリアCに位置している間、当該設置装置10から当該設置装置10の識別情報および計測結果を定期的または不定期に取得する。
具体的には、たとえば、携帯装置11は、作業者2が設備3Aの作業エリアWに位置している間、設置装置10Aの計測結果と設置装置10Aの識別情報とを定期的または不定期に受信する。そして、作業者2が設備3Bの作業エリアWへ移動すると、携帯装置11は、設置装置10Bの計測結果と設置装置10Bの識別情報とを定期的または不定期に受信する。
以下、対象者である作業者2が使用しようとしているか、または使用中である設備3を使用設備とも称する。
携帯装置11は、使用設備から計測結果および識別情報を受信すると、受信した計測結果および識別情報と、これらの情報を受信した時刻を示す時間情報とをアクセスポイント14へたとえば無線により送信する。アクセスポイント14は、携帯装置11から受信した各種情報を有線または無線により使用管理装置12へ送信する。
使用管理装置12は、使用設備からアクセスポイント14経由で受信した各種情報に基づいて、作業者2による設備3の使用履歴を作成する。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムにおける、設備の作業エリアWと設置装置の通信可能エリアCとの関係を示す図である。
図2は、設備3および当該設備3に対応する設置装置10を上方から見た図である。図2を参照して、設置装置10の通信可能エリアCは、たとえば、設備3の作業エリアWを含み、かつ作業エリアW以外のエリアをできるだけ含まないように設定される。言い換えれば、設置装置10による無線信号の送信可能エリアは、作業エリアW以外のエリアをできるだけ含まないように制限される。
設置装置10が電波の送信に用いるアンテナは、たとえば指向性アンテナである。たとえば、使用管理システム101の管理者は、当該アンテナのメインローブを作業エリアWの中心付近に向けたり、設置装置10の電波の送信電力を調整したりすることにより、設置装置10による無線信号の送信可能エリアを制限する。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムにおける使用設備管理処理を示すシーケンス図である。
使用管理システムにおける各装置は、コンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のシーケンスの各ステップの一部または全部を含むプログラムを図示しないメモリから読み出して実行する。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、外部からインストールすることができる。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、記録媒体に格納された状態で流通する。
携帯装置11と使用管理装置12との間でやり取りされる情報はアクセスポイント14によって中継されるが、説明を簡単にするために、この例ではアクセスポイント14についての説明を行わない。
また、この例では、設置装置10は、たとえば、作業者2および携帯装置11の位置に拘らず、対応の設備3についての計測と、自己の識別情報および計測結果の送信とを定期的または不定期に行う。
図3を参照して、まず、携帯装置11は、たとえば、作業者2が設備3Aの作業エリアWに入ったことにより、設置装置10Aの通信可能エリアCに入ると、設置装置10Aから送信された、設置装置10Aの識別情報、および設置装置10Aの設備3Aについての計測結果を受信する(ステップS31)。
次に、携帯装置11は、設置装置10Aから受信したこれらの情報と、これらの情報の自己における受信時刻を示す時間情報とを使用管理装置12へ送信する(ステップS32)。
次に、使用管理装置12は、設置装置10Aの計測結果、設置装置10Aの識別情報、および時間情報を携帯装置11から受信すると、受信したこれらの情報を自己の記憶部に保存する(ステップS33)。具体的には、使用管理装置12は、記憶部の記憶するリストLにこれらの情報の内容を追加する。リストLについては後述する。
使用管理システム101は、ステップS31〜S33の動作である取得処理RAを、作業者2が設備3Aの作業エリアWに位置している間、つまり作業者2に携帯された携帯装置11が設置装置10Aの通信可能エリアCに位置している間、定期的または不定期に行う。
次に、たとえば、作業者2が設備3Aの使用を終え、設備3Bを使用するために設備3Bの作業エリアWに入ると、携帯装置11は、設置装置10Bから送信された設置装置10Bの識別情報および設備3Bについての計測結果を受信する(ステップS34)。
次に、携帯装置11は、設置装置10Bの設備3Bについての計測結果、および設置装置10Bの識別情報を設置装置10Bから受信すると、受信したこれらの情報と、これらの情報の自己における受信時刻を示す時間情報とを使用管理装置12へ送信する(ステップS35)。
次に、使用管理装置12は、設置装置10Bの計測結果、設置装置10Bの識別情報、および時間情報を携帯装置11から受信すると、受信したこれらの情報を自己の記憶部に保存する(ステップS36)。具体的には、使用管理装置12は、記憶部の記憶するリストLにこれらの情報の内容を追加する。
使用管理システム101は、ステップS34〜S36の動作である取得処理RBを、作業者2が設備3Bの作業エリアWに位置している間、つまり作業者2に携帯された携帯装置11が設置装置10Bの通信可能エリアCに位置している間、定期的または不定期に行う。
次に、使用管理装置12は、たとえば、作成したリストLに基づいて、後述する履歴作成処理を行うことにより、対象者である作業者2による設備3の使用履歴を作成する(ステップS37)。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムにおける、使用管理装置の記憶部が記憶するリストLの一例を示す図である。
図4を参照して、リストLは、設備3についての計測値である「計測結果」と、計測結果の送信元である設置装置10の「識別情報」と、計測結果および識別情報が携帯装置11によって受信された時刻を示す「時間情報」とを示す。
すなわち、リストLは、時間情報の示す時刻と、当該時間情報に対応する、設置装置10の識別情報と、当該時間情報に対応する、設置装置10の計測結果とを示す。
また、たとえば、識別情報「AAAA」は、設置装置10Aの識別情報であり、識別情報「BBBB」は、設置装置10Bの識別情報である。
ここで、時間情報は、計測が行われた時刻を判断可能な情報である。時間情報の示す時刻は、上述のように、設置装置10の計測結果等が携帯装置11によって受信された時刻(以下、受信時刻tとも称する。)である。受信時刻tは設置装置10が計測を行った時刻より多少遅くなるが、設置装置10が計測を行った時刻は受信時刻tから推定可能である。
図5は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムにおける履歴作成処理について説明するための図である。
以下、図5を用いて、履歴作成処理Aおよび履歴作成処理Bの2つの履歴作成処理について説明する。使用管理装置12は、履歴作成処理Aおよび履歴作成処理Bのいずれか一方または両方を行うことができる。
図5は、リストLに基づいて作成された図であり、時間情報の示す時刻と、計測結果である計測電流および識別情報との関係の一例を示している。
図5を参照して、使用管理装置12は、時刻t1から時刻t4までの期間T1において設置装置10Aの識別情報および計測結果を取得し、時刻t5から時刻t8までの時刻T5において設置装置10Bの識別情報および計測結果を取得した。
[履歴作成処理A]
使用管理装置12は、履歴作成処理Aとして、識別情報および時間情報に基づいて、かつ計測結果に基づかずに、作業者2による設備3の使用履歴を作成する。以下、履歴作成処理Aについて説明する。
まず、使用管理装置12は、取得した識別情報に基づいて、作業者2が、設備3Aの作業エリアWに位置した期間と、設備3Bの作業エリアWに位置した期間とを認識する。
具体的には、使用管理装置12は、設置装置10Aの識別情報を取得した時刻t1から時刻t4までの期間T1において作業者2が設備3Aの作業エリアWに位置し、設置装置10Bの識別情報を取得した時刻t5から時刻t8までの期間T5において作業者2が設備3Bの作業エリアWに位置したと認識する。
使用管理装置12は、たとえば、作業者2は作業エリアWに位置している間において当該作業エリアWに対応する設備3を使用していたと推定する。
具体的には、使用管理装置12は、作業者2が、時刻t1から時刻t4までの期間T1において設備3Aを使用し、時刻t5から時刻t8までの期間T5において設備3Bを使用したと推定する。
そして、使用管理装置12は、この推定内容に基づいて、たとえば図6に示すような使用履歴を作成する。
図6は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムにおいて使用管理装置が作成した使用履歴の一例を示す図である。
図6を参照して、使用履歴であるリストUR1は、「期間」と、対象者である作業者2が「使用した設備」とを示している。具体的には、リストUR1は、作業者2が、時刻t1から時刻t4までの期間T1において設備3Aを使用し、時刻t5から時刻t8までの期間T5において設備3Bを使用したことを示している。
[履歴作成処理B]
また、使用管理装置12は、履歴作成処理Bとして、識別情報、計測結果および時間情報に基づいて、作業者2による設備3の使用履歴を作成する。以下、履歴作成処理Bについて説明する。
再び図5を参照して、使用管理装置12が取得した設置装置10Aの計測電流は、所定値Cth未満の状態から時刻t2において所定値Cth以上の状態となり、時刻t3において所定値Cth未満の状態となった。また、使用管理装置12が取得した設置装置10Bの計測電流は、所定値Cth未満の状態から時刻t6において所定値Cth以上の状態となり、時刻t7において所定値Cth未満の状態となった。
所定値Cthは、たとえば、携帯装置11が計測する可能性があるノイズの最大値である。
使用管理装置12は、設置装置10の計測電流が所定値Cth以上であった期間において作業者2が当該設置装置10に対応する設備3を使用したと判断する。
具体的には、使用管理装置12は、設置装置10Aによる計測電流が所定値Cth以上であった時刻t2から時刻t3までの期間T2において作業者2が設備3Aを使用したと判断する。また、使用管理装置12は、設置装置10Bによる計測電流が所定値Cth以上であった時刻t6から時刻t7までの期間T6において作業者2が設備3Bを使用したと判断する。
そして、使用管理装置12は、この判断結果に基づいて、たとえば図7に示すような使用履歴を作成する。
図7は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムにおいて使用管理装置が作成した使用履歴の他の例を示す図である。
図7を参照して、使用履歴であるリストUR2は、「期間」と、対象者である作業者2が「使用した設備」とを示している。具体的には、リストUR2は、作業者2が、時刻t2から時刻t3までの期間T2において設備3Aを使用し、時刻t6から時刻t7までの期間T6において設備3Bを使用したことを示している。
図8は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理装置の構成を示す図である。
図8を参照して、使用管理装置12は、取得部51と、処理部(使用履歴作成部)52と、出力部53と、記憶部54とを備える。
取得部51は、携帯装置11から送信された設置装置10の識別情報、設置装置10の計測結果、および時間情報を取得し、取得したこれらの情報を処理部52へ出力する。
処理部52は、取得部51から受けた設置装置10の識別情報、設置装置10の計測結果、および時間情報を記憶部54に保存する。具体的には、処理部52は、これらの情報の内容を記憶部54が記憶するリストLに追加する。
処理部52は、取得部51によって取得された設置装置10の識別情報および時間情報に基づいて、かつ計測結果に基づかずに、作業者2による設備3の使用履歴を作成する。
具体的には、たとえば、処理部52は、記憶部54の記憶するリストLに基づいて上述の履歴作成処理Aを行うことにより、作業者2による設備3の使用履歴を作成する。そして、処理部52は、作成した使用履歴を出力部53へ出力する。
あるいは、処理部52は、取得部51によって取得された設置装置10の識別情報、設置装置10の計測結果、および時間情報に基づいて、対象者である作業者2による設備3の使用履歴を作成する。
具体的には、たとえば、処理部52は、記憶部54の記憶するリストLに基づいて上述の履歴作成処理Bを行うことにより、作業者2による設備3の使用履歴を作成する。そして、処理部52は、作成した使用履歴を出力部53へ出力する。
出力部53は、処理部52から受けた使用履歴を、たとえば使用管理装置12に接続されたディスプレイに表示する制御を行う。
なお、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システム101では、設置装置10は、自己の識別情報および計測結果の両方を携帯装置11へ送信する構成であるとしたが、これに限定するものではない。たとえば、設置装置10は、自己の識別情報を携帯装置11へ送信し、計測結果を、携帯装置11を介さずに、アクセスポイント14へ直接送信する構成であってもよい。
また、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システム101では、設置装置10は電流を計測する構成であるとしたが、これに限定するものではなく、たとえば何らかの物理量を計測する構成であればよい。「物理量」には、電流、電力、電圧および振動等が含まれる。
たとえば、設置装置10は、設備3の電力を計測する構成であってもよいし、設備3の電圧を計測する構成であってもよいし、設備3の振動を計測する構成であってもよい。
また、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システム101では、時間情報は、携帯装置11が計測結果を受信した時刻を示す情報であるとしたが、これに限定するものではない。
たとえば、時間情報は、アクセスポイント14が設置装置10の識別情報および計測結果を受信または送信した時刻を示す情報であってもよい。また、時間情報は、使用管理装置12が識別情報および計測結果を受信した時刻であってもよい。この場合、使用管理装置12は、たとえば、識別情報および計測結果を受信したタイミングにおける、自己の内部時計が示す時刻を時間情報として取得する。また、時刻情報は、時刻に限らず、計測が行われた時刻を判断可能な何らかのタイミングを示す情報であってもよい。
また、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システム101では、使用管理装置12は、設置装置10の識別情報に基づいて、かつ時間情報に基づかずに、作業者2による設備3の使用履歴を作成する構成であってもよい。この場合、使用管理装置12は、図6に示す使用履歴と比べて、「期間」の列を含まない使用履歴を作成する。
ところで、たとえば工場において、作業者がどの設備を使用して作業を行ったかを把握することができれば、効果的な品質管理または工程管理等を行うことができる。
しかしながら、使用した設備を作業者に記録させる等の方法を用いると、余分な手間がかかり、また、作業者が記録することを忘れてしまうことも考えられる。
これに対して、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムでは、複数の設置装置10が、複数の設備3にそれぞれ対応して設けられる。携帯装置11は、作業者2である対象者によって携帯され、当該対象者が使用している設備3である使用設備に対応する設置装置10から当該設置装置10の識別情報を取得する。使用管理装置12は、携帯装置11から識別情報を取得し、取得した識別情報に基づいて、対象者による設備3の使用履歴を作成する。
また、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理装置では、取得部51は、複数の設備3にそれぞれ対応して設けられた複数の設置装置10のうちの対象者が使用している設備3である使用設備に対応する設置装置10から、対象者によって携帯される携帯装置11が取得した設置装置10の識別情報を取得する。処理部52は、取得部51によって取得された識別情報に基づいて、対象者による設備3の使用履歴を作成する。
このような構成により、携帯装置11から設置装置10の識別情報を使用管理装置12において取得した場合に、対象者が当該設置装置10に対応する設備3を使用していると判断することができるため、たとえば対象者が使用した設備3を自ら記録することなく、設備3の使用履歴を作成することができる。
したがって、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムおよび使用管理装置では、設備の使用を容易に把握することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムでは、設置装置10は、対応の設備3についての計測を行う。使用管理装置12は、使用設備についての設置装置10の計測結果および上記計測が行われた時刻を判断可能な時間情報をさらに取得し、取得した識別情報、計測結果および時間情報に基づいて使用履歴を作成する。
このような構成により、たとえば、作業者が実際に設備3を動作させた期間を把握することができるため、より詳細な使用履歴を作成することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムでは、設置装置10は、識別情報を含む無線信号を携帯装置11へ送信する。設置装置10による無線信号の送信可能エリアは、制限されている。
このような構成により、たとえば、設備3近傍の所定エリアに対象者が位置している場合に限定して、当該設備3に対応する設置装置10の識別情報を使用管理装置12において取得することができるため、より正確な使用履歴を作成することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムは、複数の対象者によってそれぞれ携帯される複数の携帯装置11を備える。使用管理装置12は、各携帯装置11から識別情報を取得し、取得した各識別情報に基づいて、各対象者による設備3の使用履歴を作成する。
このような構成により、各携帯計測装置の計測結果を用いて、たとえば各設備3の全体的な管理を適切に行うことができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第2の実施の形態>
本実施の形態は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムと比べて、携帯装置による情報の取得手順が異なる使用管理システムに関する。以下で説明する内容以外は、第1の実施の形態に係る使用管理システムと同様である。
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る使用管理システムにおける使用設備管理処理を示すシーケンス図である。
本発明の第2の実施の形態に係る使用管理システムである使用管理システム102では、携帯装置11と使用管理装置12との間でやり取りされる情報はアクセスポイント14によって中継されるが、説明を簡単にするために、この例ではアクセスポイント14についての説明を行わない。
図9を参照して、まず、作業者2は、設備3Aを使用するために設備3Aの作業エリアWに入った後、自己の携帯装置11に対して所定の操作を行い、当該携帯装置11と設置装置10Aとの通信接続を確立する(ステップS11)。
設置装置10Aは、携帯装置11との通信接続が確立されると、設備3Aについての計測を行い、計測結果および自己の識別情報を携帯装置11へ送信する(ステップS12)。
つまり、携帯装置11は、使用設備である設備3Aに対応する設置装置10Aとの通信接続を確立し、通信接続を確立した設置装置10Aから設置装置10Aの計測結果および識別情報を受信する。なお、設置装置10Aは、携帯装置11との通信接続の有無に拘らず、設備3Aについての計測を継続的に行う構成であってもよい。
次に、携帯装置11は、受信したこれらの情報と、これらの情報の受信時刻を示す時間情報とを使用管理装置12へ送信する(ステップS13)。
次に、使用管理装置12は、携帯装置11から設置装置10Aの計測結果、設置装置10Aの識別情報、および時間情報を受信すると、受信したこれらの情報を自己の記憶部に保存する(ステップS14)。具体的には、使用管理装置12は、リストLにこれらの情報の内容を追加する。
使用管理システム101は、ステップS12〜S14の動作である取得処理RAを、作業者2が設備3Aの作業エリアWに位置している間、つまり作業者2に携帯された携帯装置11が設置装置10Aの通信可能エリアCに位置している間、定期的または不定期に行う。
作業者2は、たとえば、設備3Aの使用を終えると、自己の携帯装置11に対して所定の操作を行い、当該携帯装置11と設置装置10Aとの通信接続を切断する(ステップS15)。
次に、作業者2は、たとえば設備3Bを使用するために設備3Bの作業エリアWに入った後、自己の携帯装置11に対して所定の操作を行い、当該携帯装置11と設置装置10Bとの通信接続を確立する(ステップS16)。
設置装置10Bは、携帯装置11との通信接続が確立されると、設備3Bについての計測を行い、計測結果および自己の識別情報を携帯装置11へ送信する(ステップS17)。
次に、携帯装置11は、設置装置10Bの計測結果および設置装置10Bの識別情報を設置装置10Bから受信すると、受信したこれらの情報と、これらの情報の受信時刻を示す時間情報とを使用管理装置12へ送信する(ステップS18)。
次に、使用管理装置12は、携帯装置11から設置装置10Bの計測結果、設置装置10Bの識別情報、および時間情報を受信すると、受信したこれらの情報を自己の記憶部に保存する(ステップS19)。具体的には、使用管理装置12は、リストLにこれらの情報の内容を追加する。
使用管理システム101は、ステップS17〜S19の動作である取得処理RBを、作業者2が設備3Bの作業エリアWに位置している間、つまり作業者2に携帯された携帯装置11が設置装置10Bの通信可能エリアCに位置している間、定期的または不定期に行う。
作業者2は、たとえば、設備3Bの使用を終えると、自己の携帯装置11に対して所定の操作を行い、当該携帯装置11と設置装置10Bとの通信接続を切断する(ステップS20)。
次に、使用管理装置12は、たとえば、作成したリストLに基づいて、図5を用いて説明した履歴作成処理(ステップS21)を行う。
なお、本発明の第2の実施の形態に係る使用管理システム102では、設置装置10は、自己の識別情報を携帯装置11へ定期的または不定期に送信する構成であるとしたが、これに限定するものではない。たとえば、設置装置10は、自己の識別情報を、携帯装置11との通信接続を確立する際に当該携帯装置11へ送信し、通信接続の確立後においては送信しない構成であってもよい。
また、本発明の第2の実施の形態に係る使用管理システム102では、携帯装置11は、
作業者2の操作を受けて設置装置10との通信接続を確立する構成であるとしたが、これに限定するものではない。たとえば、携帯装置11は、作業者2が設備3Aの作業エリアWに入った場合、すなわち自己が設置装置10Aの通信可能エリアCに入った場合に、自動的に設置装置10Aとの通信接続を確立してもよい。
以上のように、本発明の第2の実施の形態に係る使用管理システムでは、携帯装置11は、使用設備に対応する設置装置10との通信接続を確立し、通信接続を確立した設置装置10から当該設置装置10の識別情報を受信する。
このような構成により、対象者が使用していない設備3に対応する設置装置10の識別情報を当該対象者の携帯装置11が取得することを防ぐことができるため、より正確な使用履歴を作成することができる。
その他の構成および動作は第1の実施の形態に係る使用管理システムと同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第3の実施の形態>
本実施の形態は、本発明の第1の実施の形態に係る使用管理システムと比べて、複数の携帯装置を備える使用管理システムに関する。以下で説明する内容以外は、第1の実施の形態に係る使用管理システムと同様である。
本発明の第3の実施の形態に係る使用管理システムである使用管理システム103は、複数の携帯装置11を備える。各携帯装置11は、複数の作業者2によってそれぞれ携帯される。
図10は、本発明の第3の実施の形態に係る使用管理システムにおける使用設備管理処理を示すシーケンス図である。
使用管理システム103では、携帯装置11と使用管理装置12との間でやり取りされる情報はアクセスポイント14によって中継されるが、説明を簡単にするために、この例ではアクセスポイント14についての説明を行わない。また、上述のように、使用管理システム103は、複数の作業者2によってそれぞれ携帯された複数の携帯装置11を備えるが、この例では、1人の作業者2および当該作業者2に携帯された携帯装置11に着目して説明する。
図10を参照して、まず、携帯装置11は、たとえば、作業者2が設備3Aの作業エリアWに入ったことにより、設置装置10Aの通信可能エリアCに入ると、設置装置10Aから送信された、設置装置10Aの識別情報、および設置装置10Aの設備3Aについての計測結果を受信する(ステップS131)。
次に、携帯装置11は、設置装置10Aから受信したこれらの情報と、これらの情報の自己における受信時刻を示す時間情報と、自己の識別情報である携帯識別情報とを使用管理装置12へ送信する(ステップS132)。
次に、使用管理装置12は、設置装置10Aの計測結果、設置装置10Aの識別情報、時間情報、および携帯識別情報を携帯装置11から受信すると、受信したこれらの情報を自己の記憶部に保存する(ステップS133)。具体的には、使用管理装置12は、記憶部の記憶するリストLsにこれらの情報の内容を追加する。リストLsについては後述する。
使用管理システム103は、ステップS131〜S133の動作である取得処理RAを、作業者2が設備3Aの作業エリアWに位置している間、つまり作業者2に携帯された携帯装置11が設置装置10Aの通信可能エリアCに位置している間、定期的または不定期に行う。
次に、たとえば、作業者2が設備3Aの使用を終え、設備3Bを使用するために設備3Bの作業エリアWに入ると、携帯装置11は、設置装置10Bから送信された設置装置10Bの識別情報および設備3Bについての計測結果を受信する(ステップS134)。
次に、携帯装置11は、設置装置10Bの設備3Bについての計測結果、および設置装置10Bの識別情報を設置装置10Bから受信すると、受信したこれらの情報と、これらの情報の自己における受信時刻を示す時間情報と、自己の識別情報である携帯識別情報とを使用管理装置12へ送信する(ステップS135)。
次に、使用管理装置12は、設置装置10Bの計測結果、設置装置10Bの識別情報、時間情報、および携帯識別情報を携帯装置11から受信すると、受信したこれらの情報を自己の記憶部に保存する(ステップS136)。具体的には、使用管理装置12は、記憶部の記憶するリストLsにこれらの情報の内容を追加する。リストLsについては後述する。
使用管理システム101は、ステップS134〜S136の動作である取得処理RBを、作業者2が設備3Bの作業エリアWに位置している間、つまり作業者2に携帯された携帯装置11が設置装置10Bの通信可能エリアCに位置している間、定期的または不定期に行う。
次に、使用管理装置12は、作成したリストLsに基づいて、携帯装置11ごとにリストLを作成する。使用管理装置12が作成したリストLは、たとえば図4に示したリストLと同様の構成である。
また、使用管理装置12は、自己の記憶部が記憶するテーブルNを参照することにより、携帯装置11がどの作業者2によって携帯されているかを認識する。テーブルNについては後述する。
そして、使用管理装置12は、作成した複数のリストLにそれぞれ基づいて、上述の履歴作成処理を行うことにより、複数の作業者2についての使用履歴をそれぞれ作成する(ステップS137)。
図11は、本発明の第3の実施の形態に係る使用管理システムにおける、使用管理装置の記憶部が記憶するリストLsの一例を示す図である。
図11を参照して、リストLsは、設備3についての計測値である「計測結果」と、計測を行った設置装置10の「識別情報」と、計測結果および識別情報が携帯装置11によって受信された時刻を示す「時間情報」と、携帯装置の識別情報である「携帯識別情報」とを示す。
図12は、本発明の第3の実施の形態に係る使用管理システムにおける、使用管理装置の記憶部が記憶するテーブルNの一例を示す図である。
図12を参照して、たとえば、携帯識別情報が「LLL」である携帯装置11は、「Abc」という名前の作業者2によって携帯されている。テーブルNは、たとえば、使用管理装置12における記憶部54に記憶されている。
図8は、本発明の第3の実施の形態に係る使用管理装置の構成も示している。
図8を参照して、取得部51は、携帯装置11から送信された設置装置10の識別情報、設置装置10の計測結果、時間情報および携帯識別情報を取得し、取得したこれらの情報を処理部52へ出力する。
処理部52は、取得部51から受けた設置装置10の識別情報、設置装置10の計測結果、時間情報および携帯識別情報を記憶部54に保存する。具体的には、処理部52は、これらの情報の内容を記憶部54が記憶するリストLsに追加する。
処理部52は、設置装置10の識別情報および携帯装置11の識別情報に基づいて、作業者2による設備3の使用履歴を作成する。具体的には、処理部52は、記憶部54が記憶するリストLsに基づいて、携帯装置11ごとにリストLを作成する。
また、処理部52は、記憶部54が記憶するテーブルNを参照することにより、携帯装置11がどの作業者2によって携帯されているかを認識する。
そして、処理部52は、作成した複数のリストLにそれぞれ基づいて、上述の履歴作成処理を行うことにより、複数の作業者2についての使用履歴をそれぞれ作成する。
処理部52は、各使用履歴と各使用履歴に対応する作業者2の名前とを出力部53へ出力する。
出力部53は、たとえば、使用管理装置12に接続されたディスプレイに、処理部52から受けた各使用履歴と各作業者2の名前とを、これらの対応関係を認識可能に表示する制御を行う。
以上のように、本発明の第3の実施の形態に係る使用管理システムでは、使用管理装置12は、携帯装置11の識別情報をさらに取得し、取得した設置装置10の識別情報および携帯装置11の識別情報に基づいて、使用履歴を作成する。
このような構成により、複数の作業者2つまり複数の対象者によってそれぞれ携帯された複数の携帯装置11から使用管理装置12が情報を取得する様な場合において、使用管理装置12が取得した各情報を送信元の携帯装置11ごとにまとめることができるため、各対象者に対応する使用履歴を作成することができる。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
複数の設備にそれぞれ対応して設けられた複数の設置装置と、
対象者によって携帯され、前記対象者が使用している前記設備である使用設備に対応する前記設置装置から前記設置装置の識別情報を取得する携帯装置と、
前記携帯装置が前記識別情報を取得した時刻を示す時間情報および前記識別情報を前記携帯装置から取得し、取得した前記時間情報および前記識別情報に基づいて、前記対象者による前記設備の使用履歴を作成する使用管理装置とを備える、使用管理システム。
1 分電盤
2 作業者
3,3A,3B 設備
10,10A,10B 設置装置
11 携帯装置
12 使用管理装置
14 アクセスポイント
30 対象物
31 出力線
32 アース線
33 動力線
34 トーチ
51 取得部
52 処理部
53 出力部
54 記憶部
101,102 使用管理システム

Claims (8)

  1. 複数の設備にそれぞれ対応して設けられた複数の設置装置と、
    対象者によって携帯され、前記対象者が使用している前記設備である使用設備に対応する前記設置装置から前記設置装置の識別情報を取得する携帯装置と、
    前記携帯装置から前記識別情報を取得し、取得した前記識別情報に基づいて、前記対象者による前記設備の使用履歴を作成する使用管理装置とを備える、使用管理システム。
  2. 前記設置装置は、対応の前記設備についての計測を行い、
    前記使用管理装置は、前記使用設備についての前記設置装置の計測結果および前記計測が行われた時刻を判断可能な時間情報をさらに取得し、取得した前記識別情報、前記計測結果および前記時間情報に基づいて前記使用履歴を作成する、請求項1に記載の使用管理システム。
  3. 前記携帯装置は、前記使用設備に対応する前記設置装置との通信接続を確立し、前記通信接続を確立した前記設置装置から前記設置装置の前記識別情報を受信する、請求項1または請求項2に記載の使用管理システム。
  4. 前記設置装置は、前記識別情報を含む無線信号を前記携帯装置へ送信し、
    前記設置装置による前記無線信号の送信可能エリアが制限されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の使用管理システム。
  5. 前記使用管理システムは、複数の前記対象者によってそれぞれ携帯される複数の前記携帯装置を備え、
    前記使用管理装置は、各前記携帯装置から前記識別情報を取得し、取得した各前記識別情報に基づいて、各前記対象者による前記設備の使用履歴を作成する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の使用管理システム。
  6. 前記使用管理装置は、前記携帯装置の識別情報をさらに取得し、取得した前記設置装置の前記識別情報および前記携帯装置の前記識別情報に基づいて、前記使用履歴を作成する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の使用管理システム。
  7. 複数の設備にそれぞれ対応して設けられた複数の設置装置のうちの対象者が使用している前記設備である使用設備に対応する前記設置装置から、前記対象者によって携帯される携帯装置が取得した前記設置装置の識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記識別情報に基づいて、前記対象者による前記設備の使用履歴を作成する使用履歴作成部とを備える、使用管理装置。
  8. 使用管理装置において用いられる使用管理プログラムであって、コンピュータを、
    複数の設備にそれぞれ対応して設けられた複数の設置装置のうちの対象者が使用している前記設備である使用設備に対応する前記設置装置から、前記対象者によって携帯される携帯装置が取得した前記設置装置の識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記識別情報に基づいて、前記対象者による前記設備の使用履歴を作成する使用履歴作成部として機能させるための、使用管理プログラム。
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