JP2017103673A - 検証プログラム及び検証方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】運用中のシステムにおいて、通信データ変換を適用した場合の効果を検証する方法を提供する。【解決手段】検証方法は、第1拠点へ送られる通信データを、第2拠点内のノード装置からキャプチャする処理と、当該通信データに対する、通信データ変換の処理をエミュレートする処理と、通信データ変換の時間を計測する処理と、ノード装置から変換装置へ通信データが伝送される第1伝送時間を算出する処理と、変換装置からノード装置へ変換後通信データが伝送される第2伝送時間を算出する処理と、ノード装置から第1拠点へ変換後通信データが伝送される第3伝送時間を算出する処理と、ノード装置から第1拠点へ上記通信データが伝送される第4伝送時間を算出する処理と、通信データ変換の適用の効果を判定する判定処理とを含む。【選択図】図9

Description

本発明は、通信データを変換する効果を検証する技術に関する。
例えばWAN(Wide Area Network)を介して2つのLAN(Local Area Network)拠点を繋ぐ経路におけるデータ伝送に係り、データ圧縮や重複除去により通信データ量を削減する技術がある。通信データ量を減らせれば、伝送時間の短縮に役立つ。
但し、このような通信データ変換が、常に期待通りの効果を生むとは限らない。そのため、事前に通信データ変換による効果を見積もることがある。より正しく効果を見積もるためには、実際に通信データ変換を適用して計測を行うことが望ましい。
しかし、運用中のシステムにおいて、通信データ変換を適用するために伝送経路を切り替える作業は煩雑である。また、継続性が求められるシステムの場合には、伝送経路の切り替えを行えない場合もある。
特開2006−011683号公報 特開平06−223011号公報 特開2002−268937号公報 特開2010−141515号公報 特開2009−271602号公報
本発明の目的は、一側面では、運用中のシステムにおいて、通信データ変換を適用した場合の効果を検証することである。
一態様に係る検証方法は、(A)第1拠点へ送られる通信データを、通信データ変換を行う変換装置が接続されると想定される、第2拠点内のノード装置からキャプチャする処理と、(B)キャプチャした通信データに対する、通信データ変換の処理をエミュレートする処理と、(C)通信データ変換の処理に要する変換時間を計測する処理と、(D)ノード装置から変換装置へ上記通信データが伝送されると想定した場合の第1伝送時間を算出する処理と、(E)変換装置からノード装置へ変換後通信データが伝送されると想定した場合の第2伝送時間を算出する処理と、(F)ノード装置から第1拠点へ変換後通信データが伝送されると想定した場合の第3伝送時間を算出する処理と、(G)ノード装置から第1拠点へ上記通信データが伝送されると想定した場合の第4伝送時間を算出する処理と、(H)第1伝送時間と、変換時間と、第2伝送時間と、第3伝送時間と、第4伝送時間とに基づいて、変換装置による通信データ変換を適用した場合の効果を判定する判定処理とを含む。
一側面としては、運用中のシステムにおいて、通信データ変換を適用した場合の効果を検証することができる。
図1は、通信データ変換を適用しない場合の拠点間ネットワーク構成例を示す図である。 図2は、通信データ変換を適用する場合の拠点間ネットワーク構成例を示す図である。 図3は、通信データの変換処理の概要を示す図である。 図4は、本実施の形態における拠点間ネットワーク構成例を示す図である。 図5は、検証装置のモジュール構成例を示す図である。 図6は、サービステーブルの構成例を示す図である。 図7は、変換ログの構成例を示す図である。 図8は、評価テーブルの構成例を示す図である。 図9は、メイン処理フローを示す図である。 図10は、レートデータの構成例を示す図である。 図11は、計測処理フローを示す図である。 図12は、第1サブルーチン処理(A)フローを示す図である。 図13は、変換処理(A)フローを示す図である。 図14は、第2サブルーチン処理(A)フローを示す図である。 図15は、第3サブルーチン処理フローを示す図である。 図16は、判定処理(A)フローを示す図である。 図17は、セッションテーブルの構成例を示す図である。 図18は、第1サブルーチン処理(B)フローを示す図である。 図19は、第2サブルーチン処理(B)フローを示す図である。 図20は、判定処理(B)フローを示す図である。 図21は、実施の形態3における変換ログの構成例を示す図である。 図22は、判定処理(C)フローを示す図である。 図23は、判定処理(D)フローを示す図である。 図24は、判定処理(E)フローを示す図である。 図25は、判定処理(F)フローを示す図である。 図26は、判定処理(G)フローを示す図である。 図27は、判定処理(H)フローを示す図である。 図28は、判定処理(I)フローを示す図である。 図29は、判定処理(J)フローを示す図である。 図30は、実施の形態11における評価テーブルの構成例を示す図である。 図31は、第1度数分布テーブルの例を示す図である。 図32は、第1ヒストグラムの例を示す図である。 図33は、第2度数分布テーブルの例を示す図である。 図34は、第2ヒストグラムの例を示す図である。 図35は、第3度数分布テーブルの例を示す図である。 図36は、第3ヒストグラムの例を示す図である。 図37は、第4度数分布テーブルの例を示す図である。 図38は、第4ヒストグラムの例を示す図である。 図39は、第5度数分布テーブルの例を示す図である。 図40は、第5ヒストグラムの例を示す図である。 図41は、実施の形態13における通信データの変換処理の概要を示す図である。 図42は、変換処理(B)フローを示す図である。 図43は、実施の形態14における通信データの変換処理の概要を示す図である。 図44は、コンピュータの機能ブロック図である。
[実施の形態1]
図1に、通信データ変換を適用しない場合の拠点間ネットワーク構成例を示す。この例では、2つの拠点がWANによって接続されている。一方の拠点で、第1LANにクライアント装置101が接続されている。他方の拠点で、第2LANにサーバ装置103が接続されている。この例で、クライアント装置101がサーバ装置103のサービスを利用するものと想定する。第1LANに接続されている装置は、サーバ装置103のサービスを利用するサーバ装置であってもよい。
この例では、サーバ装置103からクライアント装置101へ送られるメッセージに着目する。矢印111で示すように、まず、メッセージは、第2LANを介して第2スイッチ107に送られる。次に、矢印113で示すように、メッセージは、WANを介して第1スイッチ105に送られる。そして、矢印115で示すように、メッセージは、第1LANを介してクライアント装置101に送られる。
このようにWANで接続された拠点間でデータ通信を行う場合の性能は、WANにおける通信速度に依存することが多い。そのため、WANにおける通信トラフィックを削減するために、通信データ変換を行う中継装置が設けられることがある。
図2に、通信データ変換を適用する場合の拠点間ネットワーク構成例を示す。この例では、矢印211で示すようにサーバ装置103から第2スイッチ107へ送られたメッセージが、矢印213で示すように第2中継装置203に転送される。
第2中継装置203は、メッセージに対して変換処理を行う。図3に、通信データの変換処理の概要を示す。第2中継装置203は、メッセージに含まれる重複箇所を除去し、通信データ量を減らす。また、第2中継装置203は、重複しない箇所のデータを圧縮して、通信データ量を減らす。
具体的には、第2中継装置203は、メッセージをチャンクに分割する。図3において、メッセージの先頭は左側である。そして、各チャンクにハッシュ関数を適用してハッシュ値を求める。ハッシュ値は、キャッシュにおけるインデックスとして用いられる。チャンクがキャッシュされている場合には、チャンクの代わりにインデックスが変換後メッセージに加えられる。
一方、チャンクがキャッシュされていない場合には、インデックスをヘッダとしてチャンクに付加し、ヘッダが付加されたチャンクに対して圧縮処理を行う。そして、圧縮データが変換後メッセージに加えられる。
図2の説明に戻る。矢印215で示すように、変換後メッセージは第2スイッチ107に戻される。そして、矢印217で示すように、変換後メッセージはWANを介して第1スイッチ105に送られる。
矢印219で示すように、第1スイッチ105は、変換後メッセージを第1中継装置201に転送する。第1スイッチ105は、変換後メッセージに対して復元処理を行い、変換前メッセージを再現する。矢印221で示すように、第1中継装置201は、再現された変換前メッセージを第1スイッチ105へ戻す。矢印223で示すように、第1スイッチ105は、当該変換前メッセージを宛先のクライアント装置101へ送る。
図2で、変換後メッセージが伝送される経路を塗りつぶした矢印で示している。図1の場合と比較すると、矢印213で示した伝送が増えている。尚、矢印213で示した伝送の経路を第1伝送路という。同じく、矢印215で示した伝送が増えている。尚、矢印215で示した伝送の経路を第2伝送路という。また、矢印217で示した伝送では、データのサイズが小さくなっている。以下では、通信データ変換を適用する場合と通信データ変換を適用しない場合と共に、この経路を第3伝送路という。
本実施の形態では、第1伝送路乃至第3伝送路における伝送時間と第2中継装置203における変換処理の時間に着目して、通信データ変換を適用する効果を検証する。
本実施の形態では、図1に示したデータ伝送の態様を維持しながら、通信データを適用する効果を検証するために、検証装置を用いる。図4に、本実施の形態における拠点間ネットワーク構成例を示す。検証装置401は、第2スイッチ107に接続される。つまり、検証装置401は、第2中継装置203と同様に接続される。
検証装置401は、矢印411で示すように、第2スイッチ107からメッセージをキャプチャする。検証装置401は、キャプチャしたメッセージに対する、第2中継装置203における変換処理をエミュレートし、変換時間と変換後メッセージのサイズとを求める。また、検証装置401は、第1伝送路乃至第3伝送路における伝送レートを計測する。そして、検証装置401は、これらのデータに基づいて、通信データ変換を適用した場合と適用しない場合との所要時間の差を求める。また、検証装置401は、データの減少率も求める。以上で、本実施の形態における概要の説明を終える。
図5に、検証装置401のモジュール構成例を示す。検証装置401は、第1計測部501、制御部503、キャプチャ部505、特定部507、第2計測部509、エミュレーション部511、第1算出部513、第2算出部515、第3算出部517、合計部519、第4算出部521、判定部523及び出力部525を有する。
第1計測部501は、各伝送レートを計測する。制御部503は、検証装置401における処理の流れを制御する。キャプチャ部505は、第2スイッチ107を介して、第2LANとWANとの間を流れるメッセージをキャプチャする。特定部507は、変換前メッセージのサイズを特定する。第2計測部509は、変換処理の時間を計測する。エミュレーション部511は、中継処理における変換処理をエミュレートする。第1算出部513は、第1伝送時間を算出する。第1伝送時間は、第1伝送路における変換前メッセージの伝送時間である。第2算出部515は、第2伝送時間を算出する。第2伝送時間は、第2伝送路における変換後メッセージの伝送時間である。第3算出部517は、第3伝送時間を算出する。第3伝送時間は、第3伝送路における変換後メッセージの伝送時間である。合計部519は、第1伝送時間、変換時間、第2伝送時間及び第3伝送時間の合計時間を算出する。第4算出部521は、第4伝送時間を算出する。第4伝送時間は、第3伝送路における変換前メッセージの伝送時間である。判定部523は、通信データ変換の効果が大きいか又は小さいかを判定する。出力部525は、判定結果を出力する。尚、第1伝送時間乃至第4伝送時間は、いずれも第2中継装置203を接続して動作させたと想定した場合における伝送時間を推定した値である。
上述した第1計測部501、制御部503、キャプチャ部505、特定部507、第2計測部509、エミュレーション部511、第1算出部513、第2算出部515、第3算出部517、合計部519、第4算出部521、判定部523及び出力部525は、ハードウエア資源(例えば、図44)と、以下で述べる処理をプロセッサに実行させるプログラムとを用いて実現される。
検証装置401は、更に、第1メッセージ記憶部531、第2メッセージ記憶部533、チャンク記憶部535、パラメータ記憶部537、キャッシュデータ記憶部539、テーブル記憶部541、ログ記憶部543、評価記憶部545、レート記憶部547及び度数分布記憶部549を有する。
第1メッセージ記憶部531は、変換前メッセージを記憶する。第2メッセージ記憶部533は、変換後メッセージを記憶する。チャンク記憶部535は、分割されたチャンクを一時的に記憶する。パラメータ記憶部537は、各種パラメータを一時的に記憶する。キャッシュデータ記憶部539は、チャンクを格納するためのキャッシュ領域を有している。また、キャッシュデータ記憶部539は、インデックスが設定されるハッシュテーブルを記憶するための領域も有している。テーブル記憶部541は、サービステーブルを記憶している。サービステーブルは、検証対象のサービスに関するデータが設定されている。サービステーブルについては、図6を用いて後述する。尚、後述する実施の形態で、テーブル記憶部541は、セッションテーブルを記憶している。ログ記憶部543は、変換ログを記憶する。変換ログには、変換処理に関するデータが設定されている。変換ログについては、図7を用いて後述する。評価記憶部545は、評価テーブルを記憶する。評価テーブルには、各メッセージに対する処理に関する評価データが設定されている。評価テーブルについては、図8を用いて後述する。レート記憶部547は、レートデータを記憶する。レートデータは、各伝送レートを含んでいる。レートデータについては、図10を用いて後述する。度数分布記憶部549は、各種の度数分布テーブルを記憶する。度数分布テーブルについては、後述する実施の形態において説明する。
上述した第1メッセージ記憶部531、第2メッセージ記憶部533、チャンク記憶部535、パラメータ記憶部537、キャッシュデータ記憶部539、テーブル記憶部541、ログ記憶部543、評価記憶部545、レート記憶部547及び度数分布記憶部549は、ハードウエア資源(例えば、図44)を用いて実現される。
図6に、サービステーブルの構成例を示す。この例におけるサービステーブルは、検証対象のサービスに対応するレコード(以下、サービスレコードという。)を有している。
サービスレコードは、サービス名を設定するためのフィールドと、送信元IP(Internet Protocol)アドレスを設定するためのフィールドと、送信元ポート番号を設定するためのフィールドと、判定結果を設定するためのフィールドとを有している。
サービス名は、検証対象のサービスを識別する。送信元IPアドレスは、検証対象のサービスを提供する装置のIPアドレスである。送信元ポート番号は、検証対象のサービスにおいて用いられるポート番号である。判定結果は、検証対象のサービスに通信データ変換を適用した場合の効果が大きいか、あるいは小さいかを示す。サービステーブルには、判定結果以外のデータが予め設定されているものとする。
図示した1番目のサービスレコードは、ポート番号「PX」によって、送信元IPアドレス「ADRS」の装置が提供する「サービスX」が、検証対象であることを示している。この例では、未だ判定結果が設定されていない。
同じく2番目のサービスレコードは、ポート番号「PY」を用いて、送信元IPアドレス「ADRS」の装置によって提供される「サービスY」が、検証対象であることを示している。この例でも、未だ判定結果が設定されていない。
図7に、変換ログの構成例を示す。変換ログは、サービス毎に設けられる。尚、後述する形態では、変換ログは、セッション毎に設けられる。この例における変換ログは、テーブル形式である。但し、変換ログは、テーブル形式以外の形式であってもよい。この例における変換ログは、1回の変換処理に対応するレコード(以下、変換レコードという。)を有している。
変換レコードは、メッセージIDを設定するためのフィールドと、変換前メッセージのサイズを設定するためのフィールドと、変換時間を設定するためのフィールドと、変換後メッセージのサイズを設定するためのフィールドとを有している。メッセージIDは、変換対象となったメッセージを特定する。変換前メッセージのサイズは、変換対象となったメッセージの大きさである。変換時間は、当該メッセージの変換処理に要した時間である。変換後メッセージのサイズは、変換結果であるメッセージの大きさである。
この例における変換ログは、「サービスX」に対応する。図示した1番目の変換レコードは、メッセージID「M1」で特定されるメッセージの変換処理に、時間「C1」を要し、そのメッセージサイズが「B1」から「A1」へ変わったことを示している。
同じく2番目の変換レコードは、メッセージID「M2」で特定されるメッセージの変換処理に、時間「C2」を要し、そのメッセージサイズが「B2」から「A2」へ変わったことを示している。
同じく3番目の変換レコードは、メッセージID「M3」で特定されるメッセージの変換処理に、時間「C3」を要し、そのメッセージサイズが「B3」から「A3」へ変わったことを示している。
図8に、評価テーブルの構成例を示す。評価テーブルは、サービス毎に設けられる。尚、後述する実施の形態では、評価テーブルは、セッション毎に設けられる。
この例における評価テーブルは、メッセージに対応するレコード(以下、評価レコードという。)を有している。評価レコードは、メッセージIDを設定するためのフィールドと、第1伝送時間を設定するためのフィールドと、変換時間を設定するためのフィールドと、第2伝送時間を設定するためのフィールドと、第3伝送時間を設定するためのフィールドと、合計時間を設定するためのフィールドと、第4伝送時間を設定するためのフィールドと、短縮時間を設定するためのフィールドとを有している。
メッセージIDは、評価対象であるメッセージを特定する。評価テーブルにおける変換時間は、変換ログにおける変換時間と等しい。第1伝送時間、変換時間及び第2伝送時間の合計は、オーバーヘッド時間に相当する。合計時間は、オーバーヘッド時間と第3伝送時間の合計である。つまり、合計時間は、第1伝送時間、変換時間、第2伝送時間及び第3伝送時間の合計である。合計時間は、通信データ変換を適用するケースにおいて、第2スイッチ107が変換前メッセージを受信した時点から、変換後メッセージが第1スイッチ105へ転送される時点までに要する時間(以下、適用ケースの所要時間という。)である。
第4伝送時間は、通信データ変換を適用しないケースにおいて、第2スイッチ107が変換前メッセージを受信した時点から、当該変換前メッセージが第1スイッチ105へ転送される時点までに要する時間(以下、非適用ケースの所要時間という。)である。
短縮時間は、通信データ変換の適用によって短縮すると見込まれる時間である。具体的には、合計時間から第4伝送時間を引いた値が、短縮時間である。
この例における評価テーブルは、「サービスX」に対応する。図示した1番目の評価レコードは、メッセージID「M1」で特定されるメッセージに通信データ変換が適用された場合に、当該メッセージの第1伝送路における伝送に時間「T1-1」を要し、当該メッセージの変換に時間「C1」を要することを示している。更に、当該レコードは、変換されたメッセージの第2伝送路における伝送に時間「T2-1」を要し、同じく第3伝送路における伝送に時間「T3-1」を要することを示している。更に、当該レコードは、時間「T1-1」、時間「C1」、時間「T2-1」及び時間「T3-1」の合計が、時間「TS-1」であることを示している。更に、通信データ変換が適用されない場合に、メッセージID「M1」で特定されるメッセージの第3伝送路における伝送に時間「T4-1」を要することを示している。そして、通信データ変換を適用することによって、時間「S1」だけ短縮すると見込まれることを示している。
同じく2番目の評価レコードは、メッセージID「M2」で特定されるメッセージに通信データ変換が適用された場合に、当該メッセージの第1伝送路における伝送に時間「T1-2」を要し、当該メッセージの変換に時間「C2」を要することを示している。更に、当該レコードは、変換されたメッセージの第2伝送路における伝送に時間「T2-2」を要し、同じく第3伝送路における伝送に時間「T3-2」を要することを示している。更に、当該レコードは、時間「T1-2」、時間「C2」、時間「T2-2」及び時間「T3-2」の合計が、時間「TS-2」であることを示している。更に、通信データ変換が適用されない場合に、メッセージID「M2」で特定されるメッセージの第3伝送路における伝送に時間「T4-2」を要することを示している。そして、通信データ変換を適用する場合に、時間「S2」だけ短縮すると見込まれることを示している。
同じく3番目の評価レコードは、メッセージID「M3」で特定されるメッセージに通信データ変換が適用された場合に、当該メッセージの第1伝送路における伝送に時間「T1-3」を要し、当該メッセージの変換に時間「C3」を要することを示している。更に、当該レコードは、変換されたメッセージの第2伝送路における伝送に時間「T2-3」を要し、同じく第3伝送路における伝送に時間「T3-3」を要することを示している。更に、当該レコードは、時間「T1-3」、時間「C3」、時間「T2-3」及び時間「T3-3」の合計が、時間「TS-3」であることを示している。更に、通信データ変換が適用されない場合に、メッセージID「M3」で特定されるメッセージの第3伝送路における伝送に時間「T4-3」を要することを示している。そして、通信データ変換を適用する場合に、時間「S3」だけ短縮すると見込まれることを示している。
続いて、検証装置401における処理について説明する。図9に、検証装置401におけるメイン処理フローを示す。制御部503は、第1計測部501による計測処理を起動する(S901)。計測処理において、第1計測部501は、各伝送レートを計測する。計測処理は、メイン処理と平行して実行する。
計測処理について説明する前に、計測処理による計測結果であるレートデータについて説明する。図10に、レートデータの構成例を示す。この例におけるレートデータは、テーブル形式である。但し、レートデータは、テーブル形式以外の形式であってもよい。この例におけるレートデータは、計測回に対応するレコード及び平均を設定するためのレコード(以下、レートレコードという。)を有している。
レートレコードは、第1伝送レートを設定するためのフィールドと、第2伝送レートを設定するためのフィールドと、第3伝送レートを設定するためのフィールドとを有している。第1伝送レートは、第1伝送路における伝送レートである。第2伝送レートは、第2伝送路における伝送レートである。第3伝送レートは、第3伝送路における伝送レートである。
図10に示した例は、1回目に計測された第1伝送レート「R1-1」乃至N回目に計測された第1伝送レート「R1-N」の平均値が、「R1-M」であることを示している。同じく1回目に計測された第2伝送レート「R2-1」乃至N回目に計測された第2伝送レート「R2-N」の平均値が、「R2-M」であることを示している。同じく1回目に計測された第3伝送レート「R3-1」乃至N回目に計測された第3伝送レート「R3-N」の平均値が、「R3-M」であることを示している。
図11に、計測処理フローを示す。第1計測部501は、第1伝送レートを計測する(S1101)。第1計測部501は、第2スイッチ107から第1伝送レートを取得するようにしてもよい。そして、第1計測部501は、計測した第1伝送レートを、当該計測回に対応するレコードに設定する。
第1計測部501は、第2伝送レートを計測する(S1103)。第1計測部501は、第2スイッチ107から第2伝送レートを取得するようにしてもよい。そして、第1計測部501は、計測した第2伝送レートを、当該計測回に対応するレコードに設定する。
第1計測部501は、第3伝送レートを計測する(S1105)。第1計測部501は、第2スイッチ107から第3伝送レートを取得するようにしてもよい。そして、第1計測部501は、計測した第3伝送レートを、当該計測回に対応するレコードに設定する。
第1計測部501は、次に計測を行うタイミングに至ったか否かを判定する(S1107)。第1計測部501は、例えば所定の周期で計測を繰り返す。当該タイミングに至っていないと判定した場合には、第1計測部501は、制御部503から終了を指示されたか否かを判定する(S1109)。
終了を指示されていないと判定した場合には、S1107に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。S1107において、上記タイミングに至ったと判定した場合には、S1101に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
S1109において、終了を指示されたと判定した場合には、第1計測部501は、各伝送レートの平均値を算出する(S1111)。そして、第1計測部501は、各伝送レートの平均値を、平均値を設定するためのレコードに設定する。
図9の説明に戻る。計測処理を起動すると、計測処理の終了を待たずに、制御部503は、第1サブルーチン処理を実行する(S903)。本実施の形態において、制御部503は、第1サブルーチン処理(A)を実行する。
図12に、第1サブルーチン処理(A)フローを示す。キャプチャ部505は、第2スイッチ107を介して、第2LANとWANとの間を流れるメッセージをキャプチャする(S1201)。
制御部503は、キャプチャしたメッセージの送信元が所定サービスに該当するか否かを判定する(S1203)。具体的には、キャプチャしたメッセージに設定されている送信元IPアドレス及び送信元ポート番号が、いずれかのサービスレコードに設定されている送信元IPアドレス及び送信元ポート番号の組み合わせと一致する場合に、制御部503は、当該メッセージの送信元が所定サービスに該当すると判定する。
キャプチャしたメッセージの送信元が所定サービスに該当しないと判定した場合には、S1201に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、キャプチャしたメッセージの送信元が所定サービスに該当すると判定した場合には、制御部503は、当該サービスに対応する変換ログを選択する(S1205)。そして、制御部503は、選択した変換ログに新たな変換レコードを設ける(S1207)。
特定部507は、キャプチャしたメッセージ、つまり変換前メッセージのサイズを特定する(S1209)。そして、特定部507は、特定した変換前メッセージのサイズを、新たな変換レコードに設定する。
第2計測部509は、時間計測を開始し(S1211)、エミュレーション部511は、変換処理を実行する(S1213)。変換処理において、エミュレーション部511は、第2中継装置203の場合と同様に、変換前メッセージを変換し、変換後メッセージを生成する。本実施の形態における変換処理(A)では、重複除去とデータ圧縮とが行われる。
図13に、変換処理(A)フローを示す。エミュレーション部511は、変換前メッセージをチャンクに分割する(S1301)。チャンクに分割する方法は、従来技術による。
エミュレーション部511は、分割されたチャンクのうち、チャンクを1つ特定する(S1303)。エミュレーション部511は、例えば先頭から順番にチャンクを特定する。
エミュレーション部511は、特定されたチャンクに対するハッシュ値を算出する(S1305)。エミュレーション部511は、従来のハッシュ関数によってハッシュ値を算出してもよい。このとき算出されたハッシュ値は、元となったチャンクを識別するためのIDであって、キャッシュ領域に格納されたチャンクを読み出すためのインデックスとして用いられる。従って、このとき算出されたハッシュ値を、以下ではインデックスという。エミュレーション部511は、インデックスをキーとして、ハッシュテーブルを探索する(S1307)。
処理の対象となっているチャンクが、既にキャッシュ領域に格納されている場合には、当該インデックスがハッシュテーブルに存在する。一方、処理の対象となっているチャンクが、キャッシュ領域に格納されていない場合には、当該インデックスがハッシュテーブルに存在しない。
エミュレーション部511は、ハッシュテーブルに当該インデックスが存在したか否かを判定する(S1309)。ハッシュテーブルに当該インデックスが存在しないと判定した場合には、エミュレーション部511は、処理の対象となっているチャンクをキャッシュ領域に保存する(S1311)。このとき、エミュレーション部511は、当該インデックスをハッシュテーブルに追加する(S1313)。
エミュレーション部511は、インデックスをヘッダとして当該チャンクに付加し、ヘッダが付加されたチャンクの全体を圧縮する(S1315)。そして、エミュレーション部511は、圧縮されたチャンクを変換後メッセージに追加する(S1317)。そして、S1321の処理に移る。
一方、ハッシュテーブルに当該インデックスが存在したと判定した場合には、エミュレーション部511は、当該インデックスを変換後メッセージに追加する(S1319)。そして、S1321の処理に移る。
エミュレーション部511は、未処理のチャンクがあるか否かを判定する(S1321)。未処理のチャンクがあると判定した場合には、S1303の処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理のチャンクがないと判定した場合には、変換処理(A)を終え、呼び出し元の第1サブルーチン処理(A)に復帰する。
図12の説明に戻る。変換処理(A)を終えると、第2計測部509は、時間計測を終了し、変換処理(A)の所要時間(以下、変換時間という。)を特定する(S1215)。そして、第2計測部509は、特定した変換時間を、S1207において設けられた変換レコードに設定する。
特定部507は、変換後メッセージのサイズを特定する(S1217)。そして、特定部507は、特定したサイズを、同じく変換レコードに設定する。
制御部503は、第1サブルーチン処理(A)を終了するか否かを判定する(S1219)。制御部503は、例えば所定の終期に至った場合に、第1サブルーチン処理(A)を終了する。或いは、制御部503は、変換レコードの数が所定数に至った場合に、第1サブルーチン処理(A)を終了するようにしてもよい。第1サブルーチン処理(A)を終了しないと判定した場合には、S1201に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。第1サブルーチン処理(A)を終えると、呼び出し元のメイン処理に復帰する。
図9の説明に戻る。制御部503は、第1計測部501に対して計測処理の終了を指示する(S905)。上述したように、この指示によって計測処理は終了する。そして、制御部503は、第2サブルーチン処理を実行する(S907)。第2サブルーチン処理において、評価レコードが生成される。本実施の形態の場合、制御部503は、第2サブルーチン処理(A)を実行する。
図14に、第2サブルーチン処理(A)フローを示す。制御部503は、サービステーブルに基づいて、サービスを1つ特定する(S1401)。
制御部503は、特定したサービスに対応する変換ログにおいて、変換レコードを1つ特定する(S1403)。更に、制御部503は、特定したサービスに対応する評価テーブルに新たな評価レコードを設ける(S1405)。
制御部503は、第3サブルーチン処理を実行する(S1407)。第3サブルーチン処理において、適用ケースの所要時間が算出される。
図15に、第3サブルーチン処理フローを示す。第1算出部513は、第1伝送時間を算出する(S1501)。具体的には、第1算出部513は、変換前メッセージのサイズを第1伝送レートで除することによって、第1伝送時間を算出する。そして、第1算出部513は、第1伝送時間を、S1405において設けた新たな評価レコードに設定する。
合計部519は、S1403において特定した変換レコードから、変換時間を読む(S1503)。そして、合計部519は、変換時間を、同じく新たな評価レコードに設定する。
第2算出部515は、第2伝送時間を算出する(S1505)。具体的には、第2算出部515は、変換後メッセージのサイズを第2伝送レートで除することによって、第2伝送時間を算出する。そして、第2算出部515は、第2伝送時間を、同じく新たな評価レコードに設定する。
第3算出部517は、第3伝送時間を算出する(S1507)。具体的には、第3算出部517は、変換後メッセージのサイズを第3伝送レートで除することによって、第3伝送時間を算出する。そして、第3算出部517は、第3伝送時間を、同じく新たな評価レコードに設定する。
合計部519は、第1伝送時間、変換時間、第2伝送時間及び第3伝送時間の合計時間を算出する(S1509)。そして、合計部519は、合計時間を、同じく新たな評価レコードに設定する。第3サブルーチン処理を終えると、呼び出し元の第2サブルーチン処理(A)に復帰する。
図14の説明に戻る。第4算出部521は、第4伝送時間を算出する(S1409)。具体的には、第4算出部521は、変換前メッセージのサイズを第4伝送レートで除することによって、第4伝送時間を算出する。そして、第4算出部521は、第4伝送時間を、S1405において設けられた評価レコードに設定する。
制御部503は、未処理の変換レコードがあるか否かを判定する(S1411)。未処理の変換レコードがあると判定した場合には、S1403に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理の変換レコードがないと判定した場合には、制御部503は、未処理のサービスがあるか否かを判定する(S1413)。未処理のサービスがあると判定した場合には、S1401に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理のサービスがないと判定した場合には、第2サブルーチン処理(A)を終え、呼び出し元のメイン処理に復帰する。
メイン処理(図9)の説明に戻る。判定部523は、判定処理を実行する(S909)。本実施の形態において、判定部523は、判定処理(A)を実行する。判定処理(A)において、判定部523は、サービス毎に、通信データ変換を適用する効果が大きいか又は小さいかを判定する。
図16に、判定処理(A)フローを示す。判定部523は、サービステーブルに基づいて、サービスを1つ特定する(S1601)。
判定部523は、特定したサービスに対応する評価テーブルの各評価レコードにおいて、短縮時間を算出する(S1603)。具体的には、判定部523は、評価レコードの各々について、当該評価レコードに設定されている合計時間から第4伝送時間を引くことによって、短縮時間を算出する。そして、判定部523は、算出した短縮時間を、当該評価レコードに設定する。
判定部523は、短縮時間が閾値を超えるメッセージの数をカウントする(S1605)。つまり、判定部523は、短縮時間が閾値を超えている評価レコードの数を求める。
判定部523は、短縮時間が閾値を超えたメッセージの割合を求める(S1607)。具体的には、判定部523は、S1605で求めた評価レコードの数を、当該評価テーブルにおける評価レコードの総数で割ることによって、当該割合を算出する。
判定部523は、当該割合が閾値を超えているか否かを判定する(S1609)。当該割合が閾値を超えている場合には、判定部523は、通信データ変換を適用する効果が大きいと判定する(S1611)。一方、当該割合が閾値を超えていない場合には、判定部523は、通信データ変換を適用する効果が小さいと判定する(S1613)。
当該サービスに対する判定を終えると、判定部523は、未処理のサービスがあるか否かを判定する(S1615)。未処理のサービスがあると判定した場合には、S1601に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理のサービスがないと判定した場合には、判定処理(A)を終え、呼び出し元のメイン処理に復帰する。
メイン処理(図9)の説明に戻る。出力部525は、判定結果を出力する(S911)。具体的には、出力部525は、サービス毎の判定結果を出力する。出力の形態は、例えば表示、送信又は記録である。
本実施の形態によれば、運用中のシステムにおいて、第2中継装置203による通信データ変換を適用した場合の効果を検証することができる。従って、伝送経路を切り替えるための労力が省かれる面がある。また、システムの運用を妨げずに済むという面もある。
また、特定のサービスから送られるメッセージに関して、第2中継装置203による通信データ変換を適用した場合の効果を検証することができる。
[実施の形態2]
上述した実施の形態では、サービス毎に通信データ変換を適用する効果を検証する例について説明したが、本実施の形態では、セッション毎に通信データ変換を適用する効果を検証する例について説明する。
本実施の形態では、サービステーブルに代えて、セッションテーブルを用いる。セッションテーブルは、テーブル記憶部541に記憶される。図17に、セッションテーブルの構成例を示す。この例におけるセッションテーブルは、セッションに対応するレコード(以下、セッションレコードという。)を有している。
セッションレコードは、セッションIDを設定するためのフィールドと、送信元IPアドレスを設定するためのフィールドと、送信元ポート番号を設定するためのフィールドと、宛先IPアドレスを設定するためのフィールドと、宛先ポート番号を設定するためのフィールドと、判定結果を設定するためのフィールドとを有している。
セッションIDは、検証対象のセッションを識別する。送信元IPアドレスは、検証対象のセッションにおいてサービスを提供する装置のIPアドレスである。送信元ポート番号は、検証対象のセッションにおけるサービスに用いられるポート番号である。宛先IPアドレスは、検証対象のセッションにおいてサービスを利用する装置のIPアドレスである。宛先ポート番号は、検証対象のセッションにおいてサービスを利用するプログラムのポート番号である。判定結果は、上述の通り、検証対象のセッションに通信データ変換を適用した場合の効果が大きいか、あるいは小さいかを示す。
図示した1番目のセッションレコードは、ポート番号「PX」によって、IPアドレス「ADRS」の装置が提供するサービスを、ポート番号「PZ」が割り当てられ、IPアドレス「ADRC」の装置で動作するプログラムが利用する場合のセッション「S1」が、検証対象であることを示している。この例では、未だ判定結果が設定されていない。
同じく2番目のセッションレコードは、ポート番号「PY」によって、IPアドレス「ADRS」の装置が提供するサービスを、ポート番号「PW」が割り当てられ、IPアドレス「ADRC」の装置で動作するプログラムが利用する場合のセッション「S2」が、検証対象であることを示している。この例では、未だ判定結果が設定されていない。
本実施の形態では、図12に示した第1サブルーチン処理(A)に代えて、第1サブルーチン処理(B)を実行する。図18に、第1サブルーチン処理(B)フローを示す。S1201に示した処理は、図12の場合と同様である。
制御部503は、キャプチャしたメッセージにおけるセッションが、所定セッションに該当するか否かを判定する(S1801)。具体的には、キャプチャしたメッセージに設定されている送信元IPアドレス、送信元ポート番号、宛先IPアドレス及び宛先ポート番号が、いずれかのセッションレコードに設定されている送信元IPアドレス、送信元ポート番号、宛先IPアドレス及び宛先ポート番号の組み合わせと一致する場合に、制御部503は、当該メッセージにおけるセッションが、所定セッションに該当すると判定する。
キャプチャしたメッセージにおけるセッションが、所定セッションに該当しないと判定した場合には、S1201に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、キャプチャしたメッセージにおけるセッションが、所定セッションに該当すると判定した場合には、制御部503は、当該セッションに対応する変換ログを選択する(S1803)。
S1207乃至S1219に示した処理は、図12の場合と同様である。
また、本実施の形態では、図14に示した第2サブルーチン処理(A)に代えて、第2サブルーチン処理(B)を実行する。図19に、第2サブルーチン処理(B)フローを示す。
制御部503は、セッションテーブルに基づいて、セッションを1つ特定する(S1901)。以下の処理では、当該セッションを処理対象とする。具体的には、制御部503は、特定したセッションに対応する変換ログにおいて、変換レコードを1つ特定する(S1403)。また、制御部503は、特定したセッションに対応する評価テーブルに新たな評価レコードを設ける(S1405)。
S1407乃至S1411に示した処理は、図14の場合と同様である。
制御部503は、未処理のセッションがあるか否かを判定する(S1903)。未処理のセッションがあると判定した場合には、S1901に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理のセッションがないと判定した場合には、第2サブルーチン処理(B)を終え、呼び出し元のメイン処理に復帰する。
更に、本実施の形態では、図16に示した判定処理(A)に代えて、判定処理(B)を実行する。図20に、判定処理(B)フローを示す。
判定部523は、セッションテーブルに基づいて、セッションを1つ特定する(S2001)。以下の処理では、当該セッションを処理対象とする。具体的には、判定部523は、特定したセッションに対応する評価テーブルの各評価レコードを特定する。S1603乃至S1613に示した処理は、図16の場合と同様である。
判定部523は、未処理のセッションがあるか否かを判定する(S2003)。未処理のセッションがあると判定した場合には、S2001に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理のセッションがないと判定した場合には、判定処理(B)を終え、呼び出し元のメイン処理に復帰する。
本実施の形態によれば、特定のセッションにおいて送られるメッセージに関して、第2中継装置203による通信データ変換を適用した場合の効果を検証することができる。
[実施の形態3]
上述した実施の形態では、短縮時間に基づいて通信データ変換を適用する効果を検証する例について説明したが、更にデータの減少率に基づいて通信データ変換を適用する効果を検証するようにしてもよい。本実施の形態では、各メッセージにおけるサイズの減少率の平均を基準とする。
図21に、実施の形態3における変換ログの構成例を示す。実施の形態3における変換レコードは、上述したフィールドの他に、減少率を設定するためのフィールドを有している。減少率は、通信データ変換によって、メッセージのサイズが減少した割合である。
図示した1番目の変換レコードは、メッセージID「M1」で特定されるメッセージが、通信データ変換によって、「D1」の割合だけ減少したことを示している。同じく、2番目の変換レコードは、メッセージID「M2」で特定されるメッセージが、通信データ変換によって、「D2」の割合だけ減少したことを示している。同じく、3番目の変換レコードは、メッセージID「M3」で特定されるメッセージが、通信データ変換によって、「D3」の割合だけ減少したことを示している。
本実施の形態では、図16に示した判定処理(A)に代えて、判定処理(C)を実行する。図22に、判定処理(C)フローを示す。S1601乃至S1609に示した処理は、図16の場合と同様である。
S1609において、S1607で求めた割合が閾値を超えていると判定した場合に、判定部523は、各メッセージにおけるサイズの減少率を算出する(S2201)。具体的には、判定部523は、変換レコード毎に、変換前メッセージのサイズから変換後メッセージのサイズを引いて、減少量を求める。そして、判定部523は、減少量を変換前メッセージのサイズで割ることによって、当該減少率を算出する。
判定部523は、各メッセージにおけるサイズの減少率の平均を求め、当該減少率の平均が閾値を上回っているか否かを判定する(S2203)。
当該減少率の平均が閾値を上回っている場合には、判定部523は、通信データ変換を適用する効果が大きいと判定する(S2205)。一方、当該減少率の平均が閾値を上回っていない場合には、判定部523は、通信データ変換を適用する効果が小さいと判定する(S2207)。
S1613及びS1615に示した処理は、図16の場合と同様である。
本実施の形態によれば、短縮時間が閾値を越え、且つデータの減少率の平均が閾値を上回っている場合に、通信データ変換の適用が有効であると判定するので、データ伝送の速さとデータ量の削減との両条件を満たすことを検証できる。
[実施の形態4]
実施の形態2では、各メッセージにおけるサイズの減少率の平均を基準とする例について説明したが、実施の形態4では、メッセージの合計サイズの減少率を基準とする例について説明する。
本実施の形態では、図16に示した判定処理(A)に代えて、判定処理(D)を実行する。図23に、判定処理(D)フローを示す。S1601乃至S1609に示した処理は、図16の場合と同様である。
S1609において、S1607で求めた割合が閾値を超えていると判定した場合に、判定部523は、メッセージの合計サイズの減少率を算出する(S2301)。具体的には、判定部523は、変換レコードに設定されている変換前メッセージのサイズの合計と、同じく変換後メッセージのサイズの合計とを算出する。更に、判定部523は、変換前メッセージのサイズの合計から、変換後メッセージのサイズの合計を引くことによって、全体の減少量を算出する。そして、判定部523は、全体の減少量を、変換前メッセージのサイズの合計で割ることによって、メッセージの合計サイズの減少率を算出する。
判定部523は、メッセージの合計サイズの減少率が閾値を上回っているか否かを判定する(S2303)。メッセージの合計サイズの減少率が閾値を上回っている場合には、判定部523は、通信データ変換を適用する効果が大きいと判定する(S2305)。
一方、メッセージの合計サイズの減少率が閾値を上回っていない場合には、判定部523は、通信データ変換を適用する効果が小さいと判定する(S2307)。
S1613及びS1615に示した処理は、図16の場合と同様である。
本実施の形態によれば、短縮時間が閾値を越え、且つメッセージの合計サイズの減少率が閾値を上回っている場合に、通信データ変換の適用が有効であると判定するので、データ伝送の速さとデータ量の削減との両条件を満たすことを検証できる。
[実施の形態5]
実施の形態3では、サービス毎に、データの減少率に基づいて通信データ変換を適用する効果を検証する例について説明したが、実施の形態5では、セッション毎に、データの減少率に基づいて通信データ変換を適用する効果を検証する例について説明する。尚、本実施の形態では、実施の形態3と同様に、各メッセージにおけるサイズの減少率の平均を基準とする。
本実施の形態では、図22に示した判定処理(C)に代えて、判定処理(E)を実行する。図24に、判定処理(E)フローを示す。判定部523は、セッションテーブルに基づいて、セッションを1つ特定する(S2401)。以下の処理では、当該セッションを処理対象とする。具体的には、判定部523は、特定したセッションに対応する評価テーブルの各評価レコードを特定する。S1603乃至S1609に示した処理、S2201乃至S2207に示した処理及びS1613に示した処理は、図22の場合と同様である。
判定部523は、未処理のセッションがあるか否かを判定する(S2403)。未処理のセッションがあると判定した場合には、S2401に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理のセッションがないと判定した場合には、判定処理(E)を終え、呼び出し元のメイン処理に復帰する。
本実施の形態によれば、セッション毎に、データ伝送の速さとデータ量の削減との両条件を満たすことを検証できる。
[実施の形態6]
また、セッション毎に、メッセージの合計サイズの減少率を基準として通信データ変換を適用する効果を検証するようにしてもよい。つまり、本実施の形態では、実施の形態4における処理対象を、サービスからセッションに改める。
本実施の形態では、図23に示した判定処理(D)に代えて、判定処理(F)を実行する。図25に、判定処理(F)フローを示す。判定部523は、セッションテーブルに基づいて、セッションを1つ特定する(S2501)。以下の処理では、当該セッションを処理対象とする。具体的には、判定部523は、特定したセッションに対応する評価テーブルの各評価レコードを特定する。S1603乃至S1609に示した処理、S2301乃至S2307に示した処理及びS1613に示した処理は、図23の場合と同様である。
判定部523は、未処理のセッションがあるか否かを判定する(S2503)。未処理のセッションがあると判定した場合には、S2501に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理のセッションがないと判定した場合には、判定処理(F)を終え、呼び出し元のメイン処理に復帰する。
本実施の形態によれば、セッション毎に、メッセージの合計サイズの減少率を基準としてデータ伝送の速さとデータ量の削減との両条件を満たすことを検証できる。
[実施の形態7]
実施の形態3乃至6では、短縮時間の条件を満たし、且つデータの減少率の条件を満たす場合に、通信データ変換の適用が有効であると判定する例について説明したが、いずれか一方の条件を満たす場合に、通信データ変換の適用が有効であると判定するようにしてもよい。実施の形態7乃至10では、短縮時間の条件を満たさない場合であっても、データの減少率の条件を満たせば、通信データ変換の適用が有効であると判定する例について説明する。
実施の形態7では、サービスを検証対象として、短縮時間の条件を満たさない場合に、各メッセージにおけるサイズの減少率の平均に関する条件判定を行う。
本実施の形態では、図16に示した判定処理(A)に代えて、判定処理(G)を実行する。図26に、判定処理(G)フローを示す。S1601乃至S1611に示した処理は、図16の場合と同様である。
S1609において、S1607で求めた割合が閾値を超えていないと判定した場合に、判定部523は、各メッセージにおけるサイズの減少率を算出する(S2601)。そして、判定部523は、当該減少率の平均が閾値を上回っているか否かを判定する(S2603)。
当該減少率の平均が閾値を上回っていると判定した場合には、判定部523は、通信データ変換を適用する効果が大きいと判定する(S2605)。一方、当該減少率の平均が閾値を上回っていないと判定した場合には、判定部523は、通信データ変換を適用する効果が小さいと判定する(S2607)。
S1615に示した処理は、図16の場合と同様である。
本実施の形態によれば、サービス毎に、データ伝送の速さの条件又は各メッセージにおけるサイズの減少率の平均に関する条件を満たすことを検証できる。
[実施の形態8]
本実施の形態では、サービスを検証対象として、短縮時間の条件を満たさない場合であっても、メッセージの合計サイズの減少率に関する条件を満たせば、通信データ変換の適用が有効であると判定する例について説明する。
本実施の形態では、図16に示した判定処理(A)に代えて、判定処理(H)を実行する。図27に、判定処理(H)フローを示す。S1601乃至S1611に示した処理は、図16の場合と同様である。
S1609において、S1607で求めた割合が閾値を超えていないと判定した場合に、判定部523は、メッセージの合計サイズの減少率を算出する(S2701)。そして、判定部523は、当該減少率が閾値を上回っているか否かを判定する(S2703)。
当該減少率が閾値を上回っていると判定した場合には、判定部523は、通信データ変換を適用する効果が大きいと判定する(S2705)。一方、当該減少率が閾値を上回っていないと判定した場合には、判定部523は、通信データ変換を適用する効果が小さいと判定する(S2707)。
S1615に示した処理は、図16の場合と同様である。
本実施の形態によれば、サービス毎に、データ伝送の速さの条件又はメッセージの合計サイズの減少率に関する条件を満たすことを検証できる。
[実施の形態9]
本実施の形態では、セッションを対象として、短縮時間の条件を満たさない場合であっても、各メッセージにおけるサイズの減少率の平均に関する条件を満たせば、通信データ変換の適用が有効であると判定する例について説明する。
本実施の形態では、図26に示した判定処理(G)に代えて、判定処理(I)を実行する。図28に、判定処理(I)フローを示す。判定部523は、セッションテーブルに基づいて、セッションを1つ特定する(S2801)。以下の処理では、当該セッションを処理対象とする。S1603乃至S1611に示した処理及びS2601乃至S2607に示した処理は、図26の場合と同様である。
判定部523は、未処理のセッションがあるか否かを判定する(S2803)。未処理のセッションがあると判定した場合には、S2801に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理のセッションがないと判定した場合には、判定処理(I)を終え、呼び出し元のメイン処理に復帰する。
本実施の形態によれば、セッション毎に、データ伝送の速さの条件又は各メッセージにおけるサイズの減少率の平均に関する条件を満たすことを検証できる。
[実施の形態10]
本実施の形態では、セッションを対象として、短縮時間の条件を満たさない場合であっても、メッセージの合計サイズの減少率に関する条件を満たせば、通信データ変換の適用が有効であると判定する例について説明する。
本実施の形態では、図27に示した判定処理(H)に代えて、判定処理(J)を実行する。図29に、判定処理(J)フローを示す。判定部523は、セッションテーブルに基づいて、セッションを1つ特定する(S2901)。以下の処理では、当該セッションを処理対象とする。S1603乃至S1611に示した処理及びS2701乃至S2707に示した処理は、図27の場合と同様である。
判定部523は、未処理のセッションがあるか否かを判定する(S2903)。未処理のセッションがあると判定した場合には、S2901に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理のセッションがないと判定した場合には、判定処理(J)を終え、呼び出し元のメイン処理に復帰する。
本実施の形態によれば、セッション毎に、データ伝送の速さの条件又はメッセージの合計サイズの減少率に関する条件を満たすことを検証できる。
[実施の形態11]
本実施の形態では、適用ケースの所要時間の要素について、部分的に対応付けがなされない場合を想定する。
図30に、実施の形態11における評価テーブルの構成例を示す。評価テーブルに含まれるデータのうち、適用ケースの所要時間に係るデータが、2つのテーブルに分かれていると想定する。
左側のテーブルには、通信データ変換のオーバーヘッドに該当する時間が設定されている。具体的には、左側のテーブルのレコードは、第1伝送時間を設定するためのフィールドと、変換時間を設定するためのフィールドと、第2伝送時間を設定するためのフィールドと、オーバーヘッド時間を設定するためのフィールドとを有している。上述したように、オーバーヘッド時間は、第1伝送時間、変換時間及び第2伝送時間の合計である。
右側のテーブルには、WANにおける伝送時間が設定されている。つまり、右側のテーブルのレコードは、第3伝送時間を設定するためのフィールドを有している。
左側のテーブルのレコードと、右側のテーブルのレコードとは、対応付けされていないものとする。つまり、オーバーヘッド時間とWANにおける伝送時間とは、対応付けされていない。そして、本実施の形態では、オーバーヘッド時間と、WANにおける伝送時間とに相関が無いものと想定して、適用ケースの所要時間の分布を求める。
まず、図30の左側に示したテーブルに基づいて生成されるオーバーヘッド時間の度数分布について説明する。
図31に、第1度数分布テーブルの例を示す。第1度数分布テーブルは、オーバーヘッド時間の度数分布表に相当する。この例における第1度数分布テーブルは、階級に対応するレコードを有している。第1度数分布テーブルのレコードは、オーバーヘッド時間の範囲を設定するためのフィールドと、中央値を設定するためのフィールドと、メッセージ数を設定するためのフィールドと、比率を設定するためのフィールドとを有している。
オーバーヘッド時間の単位は、ミリ秒である。オーバーヘッド時間の範囲及び中央値には、予め所定の値が設定されている。この例では、説明の便宜のため、中央値のフィールドを設けているが、中央値のフィールドは省略してもよい。
メッセージ数は、オーバーヘッド時間が当該範囲に該当するメッセージの数であって、度数に相当する。比率は、当該メッセージ数が全体に占める割合である。
図示した1番目のレコードは、第1階級に相当し、オーバーヘッド時間が「0ミリ秒以上、10ミリ秒未満」であるメッセージの数が3個であることを示している。更に、1番目のレコードは、第1階級に該当するメッセージが全体に対する割合が「0.3」であることを示している。同じく2番目のレコードは、第2階級に相当し、オーバーヘッド時間が「10ミリ秒以上、20ミリ秒未満」であるメッセージの数が5個であることを示している。更に、2番目のレコードは、第2階級に該当するメッセージが全体に対する割合が「0.5」であることを示している。同じく3番目のレコードは、第3階級に相当し、オーバーヘッド時間が「20ミリ秒以上、30ミリ秒未満」であるメッセージの数が2個であることを示している。更に、3番目のレコードは、第3階級に該当するメッセージが全体に対する割合が「0.2」であることを示している。同じく4番目のレコード乃至10番目のレコードは、第4階級乃至第10階級に該当するメッセージは無いことを示している。
図32に示した第1ヒストグラムは、図31に示したオーバーヘッド時間の度数分布を表している。
次に、図30の右側に示したテーブルに基づいて生成される第3伝送時間の度数分布について説明する。
図33に、第2度数分布テーブルの例を示す。第2度数分布テーブルは、第3伝送時間の度数分布表に相当する。この例における第2度数分布テーブルは、階級に対応するレコードを有している。第2度数分布テーブルのレコードは、第3伝送時間の範囲を設定するためのフィールドと、上限値を設定するためのフィールドと、メッセージ数を設定するためのフィールドとを有している。
第3伝送時間の単位は、ミリ秒である。第3伝送時間の範囲及び上限値には、予め所定の値が設定されている。この例では、説明の便宜のため、上限値のフィールドを設けているが、上限値のフィールドは省略してもよい。メッセージ数は、第3伝送時間が当該範囲に該当するメッセージの数であって、度数に相当する。
図示した1番目のレコード及び2番目のレコードは、第1階級及び第2階級に該当するメッセージは無いことを示している。同じく3番目のレコードは、第3階級に相当し、第3伝送時間が「20ミリ秒以上、30ミリ秒未満」であるメッセージの数が、2個であることを示している。同じく4番目のレコードは、第4階級に相当し、第3伝送時間が「30ミリ秒以上、40ミリ秒未満」であるメッセージの数が3個であることを示している。同じく5番目のレコードは、第5階級に相当し、第3伝送時間が「40ミリ秒以上、50ミリ秒未満」であるメッセージの数が3個であることを示している。同じく6番目のレコードは、第6階級に相当し、第3伝送時間が「50ミリ秒以上、60ミリ秒未満」であるメッセージの数が2個であることを示している。同じく7番目のレコード乃至10番目のレコードは、第7階級乃至第10階級に該当するメッセージは無いことを示している。
図34に示した第2ヒストグラムは、図33に示した第3伝送時間の度数分布を表している。
本実施の形態では、上述したオーバーヘッド時間の度数分布及び第3伝送時間の度数分布に基づいて、適用ケースの所要時間の度数分布を求める。具体的には、オーバーヘッド時間の度数分布の階級における比率に基づいて、第3伝送時間の度数分布における各階級のメッセージ数を、適用ケースの所要時間の階級に割り当てる。適用ケースの所要時間の階級は、オーバーヘッド時間の度数分布の階級における中央値と第3伝送時間の度数分布の階級における上限値との合計に基づいて特定される。
図35に示した第3度数分布テーブルは、適用ケースの所要時間の度数分布を算出するために用いられる。この例における第3度数分布テーブルは、階級に対応するレコードを有している。第3度数分布テーブルのレコードは、第1度数分布における各階級に該当するメッセージに関する度数(以下、第N(N=1〜10)階級に基づく度数という。)を設定するためのフィールドと、推定メッセージ数を設定するためのフィールドとを有している。
例えば、オーバーヘッド時間の度数分布の第1階級と、第3伝送時間の度数分布の第3階級とに着目する。オーバーヘッド時間の度数分布の第1階級における中央値「5」と第3伝送時間の度数分布の第3階級における上限値「30」との合計「35」に基づいて、適用ケースの所要時間の範囲「30以上、40未満」に相当する第4階級が特定される。そして、第3度数分布テーブルの第4レコードにおける、第1階級に基づく度数のフィールドに、第3伝送時間の度数分布の第3階級におけるメッセージ数「2」とオーバーヘッド時間の度数分布の第1階級における比率「0.3」との積「0.6」が設定される。
オーバーヘッド時間の度数分布における各階級と、第3伝送時間の度数分布における各階級との組み合わせについて、同様の処理を行う。そして、第3度数分布テーブルのレコード毎に、第1階級に基づく度数乃至第10階級に基づく度数の合計を求めて、その合計を推定メッセージ数のフィールドに設定する。
図36に示した第3ヒストグラムは、第3度数分布テーブルにおける度数分布を表している。枠線で示された柱は、第1階級に基づく度数を表している。第1階級に基づく度数の合計は、図32に示した第1階級における度数と一致する。また、第1階級に基づく度数の分布は、図34に示した分布と同様の比率に従う形状である。
斜線で示された柱は、第2階級に基づく度数を表している。第2階級に基づく度数の合計は、図32に示した第2階級における度数と一致する。また、第2階級に基づく度数の分布は、図34に示した分布と同様の比率に従う形状である。
塗りつぶされた柱は、第3階級に基づく度数を表している。第3階級に基づく度数の合計は、図32に示した第3階級における度数と一致する。また、第3階級に基づく度数の分布は、図34に示した分布と同様の比率に従う形状である。
そして、柱の全長は、適用ケースの所要時間の範囲に該当するメッセージ数の推定値に相当する。
一方の非適用ケースの所要時間に関しても、度数分布を求める。図37に示した第4度数分布テーブルは、非適用ケースの所要時間の度数分布表に相当する。この例における第4度数分布テーブルは、階級に対応するレコードを有している。第4度数分布テーブルのレコードは、非適用ケースの所要時間の範囲を設定するためのフィールドと、メッセージ数を設定するためのフィールドとを有している。非適用ケースの所要時間の範囲は、予め所定の値が設定されている。メッセージ数は、度数に相当する。
図示した1番目のレコード乃至6番目のレコードは、第1階級乃至第6階級に該当するメッセージは無いことを示している。同じく7番目のレコードは、第7階級に相当し、非適用ケースの所要時間(つまり、第4伝送時間)が「60ミリ秒以上、70ミリ秒未満」であるメッセージの数が2個であることを示している。同じく8番目のレコードは、第8階級に相当し、非適用ケースの所要時間が「70ミリ秒以上、80ミリ秒未満」であるメッセージの数が3個であることを示している。同じく9番目のレコードは、第9階級に相当し、非適用ケースの所要時間が「80ミリ秒以上、90ミリ秒未満」であるメッセージの数が3個であることを示している。同じく10番目のレコードは、第10階級に相当し、非適用ケースの所要時間が「90ミリ秒以上、1000ミリ秒未満」であるメッセージの数が2個であることを示している。
図38に示した第4ヒストグラムは、図37に示した非適用ケースの所要時間の度数分布を表している。
そして、適用ケースの所要時間の度数分布と非適用ケースの所要時間の度数分布とを比較することによって、通信データ変換を適用することによって所要時間が短縮される傾向が強いか否かを判定する。度数分布の比較方法は、従来技術を用いるようにしてもよい。
本実施の形態によれば、オーバーヘッド時間と第3伝送時間とが対応付けられない場合でも、適用ケースの所要時間を推定することができる。
[実施の形態12]
オーバーヘッド時間と第3伝送時間とが対応付けられない場合に、一律に最大のオーバーヘッド時間を用いるようにしてもよい。
本実施の形態では、最大のオーバーヘッド時間を特定し、最大のオーバーヘッド時間と第3伝送時間との合計を、適用ケースの所要時間とする。
図39に示した第5度数分布テーブルは、本実施の形態における適用ケースの所要時間の度数分布を表している。この例で、最大のオーバーヘッド時間は、25ミリ秒であるものとする。第3伝送時間の度数分布における各階級について、上限値に25ミリ秒を加えて、適用ケースの所要時間の度数分布において対応する階級を特定する。そして、第3伝送時間の度数分布における度数を適用ケースの所要時間の度数分布における度数に移すことによって、第5度数分布テーブルが生成される。
図40に示した第5ヒストグラムは、図39に示した適用ケースの所要時間の度数分布を表している。
上述したように、適用ケースの所要時間の度数分布と非適用ケースの所要時間の度数分布とを比較することによって、通信データ変換を適用することによって所要時間が短縮される傾向が強いか否かを判定する。度数分布の比較方法は、従来技術を用いるようにしてもよい。
本実施の形態によれば、適用ケースの所要時間を実際よりも小さく見積もられることを防げる。
[実施の形態13]
上述した通信データの変換処理では、キャッシュされていないチャンクをデータ圧縮する例について説明したが、当該チャンクをデータ圧縮しないようにしてもよい。
図41に、実施の形態13における通信データの変換処理の概要を示す。メッセージがチャンクに分割され、チャンクがキャッシュされている場合には、インデックスが変換後メッセージに加えられる点は、図3の場合と同様である。
一方、チャンクがキャッシュされていない場合には、インデックスをヘッダとしてチャンクに付加する。このとき、チャンクに対して圧縮処理を行わない。そして、ヘッダが付されたチャンクが変換後メッセージに加えられる。
本実施の形態では、図13に示した変換処理(A)に代えて、変換処理(B)を実行する。図42に、変換処理(B)フローを示す。S1301乃至S1313に示した処理は、図13の場合と同様である。
S1315の処理に代えて、エミュレーション部511は、インデックスをヘッダとして当該チャンクに付加する(S4201)。このとき、当該チャンクに対するデータ圧縮は、行われない。
そして、エミュレーション部511は、ヘッダが付加されたチャンクの全体を変換後メッセージに追加する(S4203)。
S1319及びS1321に示した処理は、図13の場合と同様である。
本実施の形態によれば、第2中継装置203が重複除去のみを行う場合にも、変換処理をエミュレーションすることができる。
[実施の形態14]
上述した実施の形態では、変換処理において重複除去を行う例を示したが、変換処理において重複除去を行わずにデータ圧縮のみを行うようにしてもよい。
図43に、実施の形態14における通信データの変換処理の概要を示す。本実施の形態では、チャンクへの分割を行わずに、変換前メッセージ全体をデータ圧縮する。そして、圧縮されたデータが、変換後メッセージとなる。
本実施の形態によれば、第2中継装置203がデータ圧縮のみを行う場合にも、変換処理をエミュレーションすることができる
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上述の機能ブロック構成はプログラムモジュール構成に一致しない場合もある。
また、上で説明した各記憶領域の構成は一例であって、上記のような構成でなければならないわけではない。さらに、処理フローにおいても、処理結果が変わらなければ、処理の順番を入れ替えることや複数の処理を並列に実行させるようにしても良い。
なお、上で述べた検証装置401は、コンピュータ装置であって、図44に示すように、メモリ2501とCPU(Central Processing Unit)2503とハードディスク・ドライブ(HDD:Hard Disk Drive)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。CPU2503は、アプリケーション・プログラムの処理内容に応じて表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、所定の動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、主としてメモリ2501に格納されるが、HDD2505に格納されるようにしてもよい。本発明の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及びアプリケーション・プログラムなどのプログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上述べた本発明の実施の形態をまとめると、以下のようになる。
本実施の形態に係る検証方法は、(A)第1拠点へ送られる通信データを、通信データ変換を行う変換装置が接続されると想定される、第2拠点内のノード装置からキャプチャする処理と、(B)キャプチャした通信データに対する、通信データ変換の処理をエミュレートする処理と、(C)通信データ変換の処理に要する変換時間を計測する処理と、(D)ノード装置から変換装置へ上記通信データが伝送されると想定した場合の第1伝送時間を算出する処理と、(E)変換装置からノード装置へ変換後通信データが伝送されると想定した場合の第2伝送時間を算出する処理と、(F)ノード装置から第1拠点へ変換後通信データが伝送されると想定した場合の第3伝送時間を算出する処理と、(G)ノード装置から第1拠点へ上記通信データが伝送されると想定した場合の第4伝送時間を算出する処理と、(H)第1伝送時間と、変換時間と、第2伝送時間と、第3伝送時間と、第4伝送時間とに基づいて、変換装置による通信データ変換を適用した場合の効果を判定する判定処理とを含む。
このようにすれば、運用中のシステムにおいて、通信データ変換を適用した場合の効果を検証することができる。従って、伝送経路を切り替えるための労力が省かれる面がある。また、システムの運用を妨げずに済むという面もある。
上記判定処理において、上記通信データに設定されている送信元IPアドレスと送信元ポート番号との組み合わせによって特定される所定のサービスについて、上記効果を判定するようにしてもよい。
このようにすれば、特定のサービスから送られる通信データに関して、通信データ変換を適用した場合の効果を検証することができる。
上記判定処理において、上記通信データに設定されている送信元IPアドレスと、送信元ポート番号と、宛先IPアドレスと、宛先ポート番号との組み合わせによって特定される所定のセッションについて、上記効果を判定するようにしてもよい。
このようにすれば、特定のセッションにおいて送られる通信データに関して、通信データ変換を適用した場合の効果を検証することができる。
更に、通信データ変換の処理による通信データの減少率を算出する処理を含むようにしてもよい。その場合、上記判定処理において、更に上記減少率に基づいて、上記効果を判定するようにしてもよい。
このようにすれば、通信データの削減効果を検証することができる。例えば、通信コストの削減効果を見積もることに役立つ。
なお、上記方法による処理をコンピュータに行わせるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納されるようにしてもよい。尚、中間的な処理結果は、一般的にメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
第1拠点へ送られる通信データを、通信データ変換を行う変換装置が接続されると想定される、第2拠点内のノード装置からキャプチャする処理と、
キャプチャした前記通信データに対する、前記通信データ変換の処理をエミュレートする処理と、
前記通信データ変換の処理に要する変換時間を計測する処理と、
前記ノード装置から前記変換装置へ前記通信データが伝送されると想定した場合の第1伝送時間を算出する処理と、
前記変換装置から前記ノード装置へ変換後通信データが伝送されると想定した場合の第2伝送時間を算出する処理と、
前記ノード装置から前記第1拠点へ前記変換後通信データが伝送されると想定した場合の第3伝送時間を算出する処理と、
前記ノード装置から前記第1拠点へ前記通信データが伝送されると想定した場合の第4伝送時間を算出する処理と、
前記第1伝送時間と、前記変換時間と、前記第2伝送時間と、前記第3伝送時間と、前記第4伝送時間とに基づいて、前記変換装置による前記通信データ変換を適用した場合の効果を判定する判定処理と
をコンピュータに実行させる検証プログラム。
(付記2)
前記判定処理において、前記通信データに設定されている送信元IPアドレスと送信元ポート番号との組み合わせによって特定される所定のサービスについて、前記効果を判定する
付記1記載の検証プログラム。
(付記3)
前記判定処理において、前記通信データに設定されている送信元IPアドレスと、送信元ポート番号と、宛先IPアドレスと、宛先ポート番号との組み合わせによって特定される所定のセッションについて、前記効果を判定する
付記1記載の検証プログラム。
(付記4)
更に、
前記通信データ変換の処理による前記通信データの減少率を算出する処理
を前記コンピュータに実行させ、
前記判定処理において、更に前記減少率に基づいて、前記効果を判定する
付記1乃至3のいずれか1つ記載の検証プログラム。
(付記5)
第1拠点へ送られる通信データを、通信データ変換を行う変換装置が接続されると想定される、第2拠点内のノード装置からキャプチャする処理と、
キャプチャした前記通信データに対する、前記通信データ変換の処理をエミュレートする処理と、
前記通信データ変換の処理に要する変換時間を計測する処理と、
前記ノード装置から前記変換装置へ前記通信データが伝送されると想定した場合の第1伝送時間を算出する処理と、
前記変換装置から前記ノード装置へ変換後通信データが伝送されると想定した場合の第2伝送時間を算出する処理と、
前記ノード装置から前記第1拠点へ前記変換後通信データが伝送されると想定した場合の第3伝送時間を算出する処理と、
前記ノード装置から前記第1拠点へ前記通信データが伝送されると想定した場合の第4伝送時間を算出する処理と、
前記第1伝送時間と、前記変換時間と、前記第2伝送時間と、前記第3伝送時間と、前記第4伝送時間とに基づいて、前記変換装置による前記通信データ変換を適用した場合の効果を判定する判定処理と
を含み、コンピュータにより実行される検証方法。
(付記6)
第1拠点へ送られる通信データを、通信データ変換を行う変換装置が接続されると想定される、第2拠点内のノード装置からキャプチャするキャプチャ部と、
キャプチャした前記通信データに対する、前記通信データ変換の処理をエミュレートするエミュレーション部と、
前記通信データ変換の処理に要する変換時間を計測する計測部と、
前記ノード装置から前記変換装置へ前記通信データが伝送されると想定した場合の第1伝送時間を算出する第1算出部と、
前記変換装置から前記ノード装置へ変換後通信データが伝送されると想定した場合の第2伝送時間を算出する第2算出部と、
前記ノード装置から前記第1拠点へ前記変換後通信データが伝送されると想定した場合の第3伝送時間を算出する第3算出部と、
前記ノード装置から前記第1拠点へ前記通信データが伝送されると想定した場合の第4伝送時間を算出する第4算出部と、
前記第1伝送時間と、前記変換時間と、前記第2伝送時間と、前記第3伝送時間と、前記第4伝送時間とに基づいて、前記変換装置による前記通信データ変換を適用した場合の効果を判定する判定部と
を有する検証装置。
101 クライアント装置 103 サーバ装置
105 第1スイッチ 107 第2スイッチ
111 矢印 113 矢印
115 矢印 201 第1中継装置
203 第2中継装置 211 矢印
213 矢印 215 矢印
217 矢印 219 矢印
221 矢印 223 矢印
401 検証装置 411 矢印
501 第1計測部 503 制御部
505 キャプチャ部 507 特定部
509 第2計測部 511 エミュレーション部
513 第1算出部 515 第2算出部
517 第3算出部 519 合計部
521 第4算出部 523 判定部
525 出力部 531 第1メッセージ記憶部
533 第2メッセージ記憶部 535 チャンク記憶部
537 パラメータ記憶部 539 キャッシュデータ記憶部
541 テーブル記憶部 543 ログ記憶部
545 評価記憶部 547 レート記憶部
549 度数分布記憶部

Claims (5)

  1. 第1拠点へ送られる通信データを、通信データ変換を行う変換装置が接続されると想定される、第2拠点内のノード装置からキャプチャする処理と、
    キャプチャした前記通信データに対する、前記通信データ変換の処理をエミュレートする処理と、
    前記通信データ変換の処理に要する変換時間を計測する処理と、
    前記ノード装置から前記変換装置へ前記通信データが伝送されると想定した場合の第1伝送時間を算出する処理と、
    前記変換装置から前記ノード装置へ変換後通信データが伝送されると想定した場合の第2伝送時間を算出する処理と、
    前記ノード装置から前記第1拠点へ前記変換後通信データが伝送されると想定した場合の第3伝送時間を算出する処理と、
    前記ノード装置から前記第1拠点へ前記通信データが伝送されると想定した場合の第4伝送時間を算出する処理と、
    前記第1伝送時間と、前記変換時間と、前記第2伝送時間と、前記第3伝送時間と、前記第4伝送時間とに基づいて、前記変換装置による前記通信データ変換を適用した場合の効果を判定する判定処理と
    をコンピュータに実行させる検証プログラム。
  2. 前記判定処理において、前記通信データに設定されている送信元IPアドレスと送信元ポート番号との組み合わせによって特定される所定のサービスについて、前記効果を判定する
    請求項1記載の検証プログラム。
  3. 前記判定処理において、前記通信データに設定されている送信元IPアドレスと、送信元ポート番号と、宛先IPアドレスと、宛先ポート番号との組み合わせによって特定される所定のセッションについて、前記効果を判定する
    請求項1記載の検証プログラム。
  4. 更に、
    前記通信データ変換の処理による前記通信データの減少率を算出する処理
    を前記コンピュータに実行させ、
    前記判定処理において、更に前記減少率に基づいて、前記効果を判定する
    請求項1乃至3のいずれか1つ記載の検証プログラム。
  5. 第1拠点へ送られる通信データを、通信データ変換を行う変換装置が接続されると想定される、第2拠点内のノード装置からキャプチャする処理と、
    キャプチャした前記通信データに対する、前記通信データ変換の処理をエミュレートする処理と、
    前記通信データ変換の処理に要する変換時間を計測する処理と、
    前記ノード装置から前記変換装置へ前記通信データが伝送されると想定した場合の第1伝送時間を算出する処理と、
    前記変換装置から前記ノード装置へ変換後通信データが伝送されると想定した場合の第2伝送時間を算出する処理と、
    前記ノード装置から前記第1拠点へ前記変換後通信データが伝送されると想定した場合の第3伝送時間を算出する処理と、
    前記ノード装置から前記第1拠点へ前記通信データが伝送されると想定した場合の第4伝送時間を算出する処理と、
    前記第1伝送時間と、前記変換時間と、前記第2伝送時間と、前記第3伝送時間と、前記第4伝送時間とに基づいて、前記変換装置による前記通信データ変換を適用した場合の効果を判定する判定処理と
    を含み、コンピュータにより実行される検証方法。
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