JP2017104079A - 電気とめさし器 - Google Patents
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Description
そこで、動物の田畑への侵入を防止するために、田畑の周囲に防護柵が設置されている。
しかし、防護柵に侵入を阻まれた動物は、他の田畑へ侵入し食害を与える。従って、その田畑の周囲にも防護柵の設置が必要となる。
そこで近年、田畑へ侵入する動物の捕獲が勧められている。
例えば、特許文献1には、図8に示すような檻が記載されている。
すなわち、特許文献1に記載された檻100は、側柵(101、102、103)と、天井柵104と、入り口柵105と、底柵106とが互いに接続されて組み立てられている。また、入り口柵105は、上下に可動する。
また、檻100の内部の底面すなわち底柵106の上面には、網の周囲を固定した可動枠107が載置されている。
また、引き上げ枠110の中央近傍には、上方に伸びた引き上げ索113の一端が接続されており、引き上げ枠110の四隅近傍には、下方に伸びた接続部108の一端が接続されている。
また、接続部108の他端は可動枠107に接続されている。
また、ブリッジバー114の略中央には巻き上げ機112の本体が取付けられており、巻き上げ機112の本体に、引き上げ索113の他端が接続されている。
すると、動物の四肢が可動枠107に張られた網目の中に入り込み、引き上げを続行することで動物の腹部を包み込む状態で動物を宙吊り状態にして、その動きを拘束する。
しかし、作業者が刃物で動物を気絶させたり、死に至らしめたりしようとするとき動物は大暴れするので、作業は容易ではない。
ここで、「所定の電圧」とは、動物に衝撃を与え、動物を気絶または死に至らしめることができる程度の電圧を意味する。
また、第1のスイッチ部と第2のスイッチ部の両方をオンにするためには、作業者は両手を使う必要があるので、間違って針部に触れることを防止できる。
図1は、本発明を適用した電気とめさし器の一例を示す概略図である。また、図2は、本発明を適用した電気とめさし器の針部の一例を示す概略拡大図である。
また、図3は、本発明を適用した電気とめさし器の針部が引っ張られてコイルバネ体が突出した状態の一例を示す概略図である。
ここで、コイルバネ体5は、導電性材料すなわち金属で形成されたコイル素線が螺旋状に略同一径で巻回されて構成されたものであり、弾性を有し、伸縮可能である。
また、コイルバネ体5は接続体の一例である。
また、コイルバネ体5は湾曲可能である。
すなわち針部3は、本体2の一端に着脱可能に取付けられていると共に、コイルバネ体5にも取付けられている。
従って、針部3は、図3に示すように、コイルバネ体5によって本体2と接続されながらも、本体2から離れることができる。
すなわち、図2に示すように、針部3の先端には、本体2に取付けられた側もしくはコイルバネ体に取付けられた側から離れる方向に徐々に針部3の厚みが減少した第1の傾斜面3Aが形成されている。
ここで、かえし部4には、図2に示すように、第1の傾斜面3Aと連接した第2の傾斜面4Aが形成されており、また、第2の傾斜面4Aと鋭角で交差する段差面4Bが形成されている。
また、針部3やコイルバネ体5は、どちらも導電性材料で形成されているので、互いに電気的に接続されていると言える。
すなわち、箱状の電源部6に内蔵された電圧印加回路6Aは、表面が樹脂またはゴムなどの絶縁性材料で覆われた導電線2Aを介して、コイルバネ体5と電気的に接続されている。
また、図示していないが、外部から電力を供給するための電力供給用コネクタを装着可能な充電用コネクタを有する充電口が、バッテリーを充電するために電源部6に形成されていてもよい。
この理由は、本発明の電気とめさし器が、田畑へ侵入しようとする動物の気絶または死を目的としていることと、針部を動物に突き刺したときにパルス状電圧または擬似正弦波電圧が印加されていればよく、通電時間が短いからである。
すなわち、導電線2Aは分岐して電源部6とアース部7に接続されており、アース部7は、導電線2Aを介して電圧印加回路6Aと電気的に接続されている。
ここで、第1のスイッチ部8は、電圧印加回路6Aと電気的に接続されており、かつ、本体2の外側面に取付けられている。
ここで、第2のスイッチ部9は、電圧印加回路6Aと電気的に接続されており、かつ、第1のスイッチ部8が取付けられた側とは反対側の本体2の外側面に取付けられている。
また、第2のスイッチ部9は、オンとオフを切替えるためのレバー9Aを有する。
また、本発明の電気とめさし器1は、電圧印加回路6Aが電圧を印加したときに音を発生可能なブザー部11を備える。
また、出力ランプ部10とブザー部11は、電圧印加回路6Aと電気的に接続されている。
また、図4に示すように、第1のスイッチ部8は、オンとオフを切替えるための押しボタン8Aを有する。
しかし、本発明の電気とめさし器が、2つのスイッチ部を備えていれば、第1のスイッチ部と第2のスイッチ部の両方をオンにするためには、作業者は両手を使う必要があるので、間違って針部に触れることを防止でき、好ましい。
しかし、第2のスイッチ部が、第1のスイッチ部が取付けられた側とは反対側の本体の外側面に取付けられていれば、本発明の電気とめさし器を単に置いただけでは、第1のスイッチ部と第2のスイッチ部の両方をオンにすることはできないので安全であり、好ましい。
しかし、針部が、かえし部を有していれば、動物に突き刺さった針部が抜け難くなるので好ましい。
しかし、本発明の電気とめさし器が、出力ランプ部やブザー部を備えていれば、作業者や周囲の人は、針部に衝撃電圧が印加されていることを気付き易くなるので好ましい。
しかし、アース部が、金属棒を挟持可能な形状を有していれば、檻を構成する金属棒や、地面に突き刺さった金属棒に、簡単にアース部を接続することができるので、アース部自体を地面に突き刺す必要がなく、アース部を接地し易い。
作業者は、クリップ形状を有するアース部7で檻12の金属棒12Aを挟持し、アース部7を接地する。
このとき、作業者は、本体2の外側面に取付けられた第1のスイッチ部8の押しボタン8Aを押して第1のスイッチ部8をオンにし、また、本体2の外側面に取付けられた第2のスイッチ部9のレバー9Aを一方に押して第2のスイッチ部9をオンにする。
イノシシは動物の一例である。
図6は、本発明を適用した電気とめさし器の電圧印加回路における電圧印加の時期と電圧値との関係の一例を示す概略図である。
すなわち、18ミリ秒間の周期でパルス状電圧または擬似正弦波電圧が発生する。
また、押しボタン8Aおよびレバー9Aの少なくとも一方から指を離す、すなわち、押しボタン8Aおよびレバー9Aの少なくとも一方が押されなくなると、針部3にパルス状電圧または擬似正弦波電圧は印加されなくなる。
また、コイルバネ体5は湾曲可能であるので、イノシシ13の動きに合わせてコイルバネ体5が湾曲し、本体2を持った作業者がイノシシ13に引きずられることはほとんどない。
すなわち、イノシシ13にパルス状電圧または擬似正弦波電圧を与え続ける。
すなわち、本発明の電気とめさし器1は、針部3を突き刺してイノシシ13が暴れても、本体2を持った作業者がイノシシ13に引きずられることなく、イノシシ13にパルス状電圧または擬似正弦波電圧を与え続けることができる。
図7は、本発明を適用した電気とめさし器を用いて、くくり式罠で捕獲されたイノシシなどの動物を気絶させたり、死に至らしめたりする様子の一例を示す概略図である。くくり式罠とは、檻を使用しない罠である。
まず、地面に直径約30cmの穴を掘り、穴の周囲を環状ワイヤーで取り囲む。環状ワイヤーは、長手方向を有する締め付け具の一端に取付けられており、締め付け具の他端には直線状ワイヤーの一端が取付けられている。
穴は、外部から判らないように、枯草や土で隠されている。
一端が締め付け具16に取付けられた直線状ワイヤー15の他端は、立木17にくくりつけられているので、イノシシ13は立木17に繋がれた状態となる。
このようにして、くくり式罠でイノシシ13を捕獲する。
2 本体
2A 導電線
3 針部
3A 第1の傾斜面
4 かえし部
4A 第2の傾斜面
4B 段差面
5 コイルバネ体
6 電源部
6A 電圧印加回路
7 アース部
8 第1のスイッチ部
8A 押しボタン
9 第2のスイッチ部
9A レバー
10 出力ランプ部
11 ブザー部
12 檻
12A 金属棒
13 イノシシ
14 環状ワイヤー
15 直線状ワイヤー
16 締め付け具
17 立木
Claims (4)
- 絶縁性材料で形成されており、かつ、長手方向を有する本体と、
該本体の一端から離れる方向へ突出可能に同本体に取付けられており、かつ、湾曲可能であり、かつ、導電性材料で形成された接続体と、
前記本体の一端に配置されており、かつ、前記本体に取付けられた前記接続体の箇所とは反対側の同接続体の箇所に取付けられており、かつ、同接続体に取付けられた側とは反対側が針状であり、かつ、導電性材料で形成された針部と、
前記接続体と電気的に接続された、かつ、同接続体を介して前記針部に所定の電圧を印加可能な電圧印加回路と、
該電圧印加回路と電気的に接続された、かつ、電圧が印加されたときに前記針部の極と異なる極となるアース部とを備える
電気とめさし器。 - 前記電圧印加回路と電気的に接続された、かつ、前記本体の外側面に取付けられた、かつ、オンとオフを切替え可能な第1のスイッチ部と、
前記電圧印加回路と電気的に接続された、かつ、第1のスイッチ部が取付けられた側とは反対側の前記本体の外側面に取付けられた、かつ、オンとオフを切替え可能な第2のスイッチ部とを備え、
前記電圧印加回路は、前記第1のスイッチ部がオンであり、かつ、前記第2のスイッチ部がオンである場合に電圧を印加可能である
請求項1に記載の電気とめさし器。 - 前記針部は、前記接続体に取付けられた側から離れる方向に徐々に厚みが減少した第1の傾斜面が形成されており、
前記針部は、前記第1の傾斜面と連接した第2の傾斜面が形成された、かつ、該第2の傾斜面と鋭角で交差する段差面が形成された、かえし部を有する
請求項1または請求項2に記載の電気とめさし器。 - 前記電圧印加回路が電圧を印加したときに点灯可能な出力ランプ部と、
前記電圧印加回路が電圧を印加したときに音を発生可能なブザー部とを備える
請求項1、請求項2または請求項3に記載の電気とめさし器。
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