JP2017104925A - カッター - Google Patents

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Abstract

【課題】環状のフレームに貼り付けられた粘着テープを簡単、確実かつ安全に切断できるカッターを提供する。
【解決手段】環状のフレーム(13)に貼着された粘着テープ(11)を切断するカッター(2)であって、互いに対向する一対の面(6a,6b)を有する一対の作用部(6)と、一対の作用部の基端側を連結する連結部(8)と、一対の面の一方側に配置された切刃(10)と、一対の作用部の一方側の先端に設けられ、フレームの内周縁(13c)に突き当てられる突き当て面(12a)を有する突き当て部(12)と、を含み、突き当て面は、突き当て部の作用部側に形成されており、一対の作用部でフレームを挟み、突き当て面をフレームの内周縁に突き当てながら一対の作用部をフレームに沿って移動させることで、粘着テープをフレームに沿って切断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、環状のフレームに貼り付けられた粘着テープを切断するためのカッターに関する。
半導体ウェーハや光デバイスウェーハ、パッケージ基板等を複数のチップへと分割する際には、例えば、回転させた環状の切削ブレードをこれらの被加工物に切り込ませて切断する(例えば、特許文献1参照)。このような加工の前には、被加工物の取り扱い易さを高めるために、環状のフレームに張られた粘着テープに被加工物を貼り付けてフレームユニットを形成するのが一般的である。
フレームユニットを形成する際には、例えば、ロール状に巻かれた帯状の粘着テープを繰り出して環状のフレームに貼り付けた後、このフレームに沿って工作用のカッター等で粘着テープを切断する。これにより、フレームの外側にはみ出した粘着テープの余剰部分を除去できる。
特開2012−146831号公報
ところが、上述のような粘着テープの切断は、いわゆるフリーハンドで遂行されるので、フレームの内側に張られた粘着テープを切断したり粘着テープの切り口が不揃いになったりするミスが頻発していた。また、一般的な工作用のカッターは切刃が外向きに露出しているので、安全性の点でも問題がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、環状のフレームに貼り付けられた粘着テープを簡単、確実かつ安全に切断できるカッターを提供することである。
本発明の一態様によれば、環状のフレームに貼着された粘着テープを切断するカッターであって、互いに対向する一対の面を有する一対の作用部と、該一対の作用部の基端側を連結する連結部と、該一対の面の一方側に配置された切刃と、該一対の作用部の一方側の先端に設けられ、該フレームの内周縁に突き当てられる突き当て面を有する突き当て部と、を備え、該突き当て面は、該突き当て部の該作用部側に形成されており、該一対の作用部で該フレームを挟み、該突き当て面を該フレームの内周縁に突き当てながら該一対の作用部を該フレームに沿って移動させることで、該粘着テープを該フレームに沿って切断することを特徴とするカッターが提供される。
本発明の一態様において、該一対の面の他方側に配置された別の切刃を更に備え、該一対の作用部で該フレームを挟み、該突き当て面を該フレームの内周縁に突き当てながら該一対の作用部を該フレームに沿って移動させることで、該フレームの該粘着テープが貼着された面とは反対の面に配置されたフィルムを該粘着テープとともに該フレームに沿って切断することが好ましい。
また、本発明の一態様において、該突き当て部は、該突き当て面に対して垂直な回転軸の周りに回転するローラーを含むことが好ましい。
本発明の一態様に係るカッターでは、一対の作用部において互いに対向する一対の面の一方側に切刃が配置されており、切刃が外向きに露出していないので、環状のフレームに貼り付けられた粘着テープを安全に切断できる。
また、本発明の一態様に係るカッターでは、フレームの内周縁に突き当てられる突き当て面を有する突き当て部が作用部の先端に設けられているので、一対の作用部でフレームを挟み、突き当て面をフレームの内周縁に突き当てながら一対の作用部をフレームに沿って移動させることで、粘着テープをフレームに沿って簡単かつ確実に切断できる。
カッターの構成例を模式的に示す斜視図である。 カッターの構成例を模式的に示す側面図である。 図3(A)は、フレームユニットの形成工程を模式的に示す斜視図であり、図3(B)は、粘着テープが切断される様子を模式的に示す一部断面側面図である。 図4(A)は、第1変形例に係るカッターで粘着テープが切断される様子を模式的に示す一部断面側面図であり、図4(B)は、第2変形例に係るカッターで粘着テープ及びフィルムが切断される様子を模式的に示す一部断面側面図である。 図5(A)及び図5(B)は、ガイド部材の変形例に係る取り付け態様を模式的に示す正面図である。
添付図面を参照して、本発明の一側面に係る実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るカッター2の構成例を模式的に示す斜視図であり、図2は、カッター2の構成例を模式的に示す側面図である。図1及び図2に示すように、カッター2は、側面視でU字状に形成された本体4を備えている。
本体4は、例えば、樹脂等の材料で一体成型されており、切断の対象となる粘着テープ11(図3(A)等参照)等を挟むための一対の作用部6と、各作用部6の基端側を連結する連結部8とを含む。一対の作用部6は、互いに対向する一対の平坦な面6a,6bを有しており、その一方側の面6aには、粘着テープ11等の切断に適した切刃10が固定されている。切刃10は、例えば、炭素鋼やステンレス等で形成される。
切刃10が配置されていない面6bを持つ一方の作用部6の先端面には、円柱状のガイド部材(突き当て部)12が設けられている。このガイド部材12は、例えば、粘着テープ11に貼り付けられるフレーム13(図3(A)等参照)の厚みの分だけ、面6bから面6a側へと突き出た位置に取り付けられている。すなわち、ガイド部材12は、作用部6の先端面に対して、円柱状の底面に相当する面(突き当て面)12aの一部のみが接するように取り付けられる。
ガイド部材12は、例えば、作用部6の先端面に固定される支持部材14と、支持部材14に装着されるローラー16と、ローラー16の脱落を防ぐ固定部材18とを含んでいる。ローラー16は、面12aに対して垂直な回転軸の周りに回転できる状態で、支持部材14に支持されている。なお、支持部材14の作用部6側の面が、作用部6の先端面に接する面12aとなる。
このように構成されたカッター2は、例えば、フレームユニットの形成工程で粘着テープ11を切断する際に使用される。図3(A)は、フレームユニットの形成工程を模式的に示す斜視図である。フレームユニットの形成工程では、例えば、図3(A)に示すように、帯状(矩形状)の粘着テープ11を環状のフレーム13の一方の面13aに貼り付ける。
また、フレーム13で囲まれる粘着テープ11の中央部分11aに、板状の被加工物15を貼り付ける。被加工物15としては、例えば、半導体ウェーハや光デバイスウェーハ、パッケージ基板等を用いることができる。ただし、被加工物15の種類や形状等に制限はない。
環状のフレーム13の一方の面13aに帯状の粘着テープ11を貼り付けた後には、フレーム13に沿う切断線11bに沿って粘着テープ11を切断する。これにより、粘着テープ11を、フレーム13より内側の中央部分11aと、フレーム13の外側にはみ出した余剰部分11cとに分離できる。
図3(B)は、粘着テープ11が切断される様子を模式的に示す一部断面側面図である。本実施形態に係るカッター2で粘着テープ11を切断する際には、図3(B)に示すように、まず、一対の作用部6でフレーム13の面13a,13bを挟んで、ガイド部材12の面12aをフレーム13の内周縁13cに突き当てる。すなわち、ガイド部材12の面12aを内側からフレーム13の内周縁13cに接触させつつ、切刃10を粘着テープ11に作用させる。
この状態で、本体4(一対の作用部6)をフレーム13に沿って移動させれば、所望の切断線11bに沿って粘着テープ11を切断できる。上述のように、ガイド部材12は、フレーム13の厚みの分だけ面6bから面6a側にずれた位置に設けられている。よって、一対の作用部6でフレーム13の面13a,13bを挟むと、円柱状の側面に相当するローラー16の面に粘着テープ11が接触する。
ローラー16は、支持部材14に対して回転自在に装着されているので、一対の作用部6をフレーム13に沿って移動させる際に粘着テープ11の面を転がるように回転する。これにより、一対の作用部6をフレーム13に沿ってスムーズに移動させることができる。なお、このローラー16は、粘着テープ11の粘着面に接触する可能性が高いので、フッ素樹脂等で表面を処理して、粘着面に対する接着性を低下させておくと良い。
以上のように、本実施形態に係るカッター2では、一対の作用部6において互いに対向する一対の面6a,6bの一方側に切刃10が配置されており、切刃10が外向きに露出していないので、環状のフレーム13に貼り付けられた粘着テープ11を安全に切断できる。
また、本実施形態に係るカッター2では、フレーム13の内周縁13cに突き当てられる面(突き当て面)12aを有するガイド部材(突き当て部)12が作用部6の先端に設けられているので、一対の作用部6でフレーム13を挟み、面12aをフレーム13の内周縁13cに突き当てながら一対の作用部6をフレーム13に沿って移動させることで、粘着テープ11をフレーム13に沿って簡単かつ確実に切断できる。
なお、本発明は上記実施形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。図4(A)は、第1変形例に係るカッター2aで粘着テープ11が切断される様子を模式的に示す一部断面側面図である。ここで、第1変形例に係るカッター2aの構成要素の多くは、上述したカッター2の構成要素と共通している。よって、共通の構成要素には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
第1変形例に係るカッター2aでは、切刃10が配置された面6aを持つ作用部6の先端面にも、ガイド部材12と同様のガイド部材(突き当て部)20が設けられている。このカッター2aによれば、2つのガイド部材12,20で粘着テープ11を挟み込むように保持して、粘着テープ11をよりスムーズに切断できる。
図4(B)は、第2変形例に係るカッター2bで粘着テープ11等が切断される様子を模式的に示す一部断面側面図である。ここで、第2変形例に係るカッター2bの構成要素の多くは、上述したカッター2の構成要素と共通している。よって、共通の構成要素には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
第2変形例に係るカッター2bでは、切刃10が配置された面6aを持つ作用部6の先端面にも、ガイド部材12と同様のガイド部材(突き当て部)20が設けられている。また、切刃10が配置された面6aに対向する面6bにも、切刃10と同様の切刃22が固定されている。このカッター2bによれば、例えば、フレーム13の面13b側に配置されたフィルム17等を、面13a側の粘着テープ11とともに切断できる。
このカッター2bで粘着テープ11及びフィルム17を切断する際には、図4(B)に示すように、一対の作用部6でフレーム13の面13a,13bを挟んで、ガイド部材12の面12aをフレーム13の内周縁13cに突き当てる。すなわち、ガイド部材12の面12aを内側からフレーム13の内周縁13cに接触させる。この状態で、一対の作用部6をフレーム13に沿って移動させれば、切刃10及び切刃22を作用させて粘着テープ11及びフィルム17を切断できる。
図5(A)及び図5(B)は、ガイド部材12,20の変形例に係る取り付け態様を模式的に示す正面図である。上述したカッター2,2a,2bでは、作用部6の先端面に対してガイド部材12,20が固定されているが、ガイド部材12,20は、移動可能な態様で作用部6に取り付けられても良い。
図5(A)及び図5(B)に示すように、変形例に係る取り付け態様では、作用部6の先端側に収容空間6cが形成されている。この収容空間6c内には、ガイド部材12,20に対して作用するコイルばね等の復元力発生部材24が配置されている。図5(B)に示すように、例えば、ガイド部材12,20に対して粘着テープ11やフィルム17が押し付けられると、ガイド部材12,20は力の作用した方向(矢印の方向)に移動する。
一方で、粘着テープ11やフィルム17をガイド部材12,20から離せば、復元力発生部材24の復元力によって、ガイド部材12,20は図5(A)に示す初期位置に戻る。この構成によれば、ガイド部材12,20が固定されている場合に比べて、粘着テープ11をより適切に保持して、粘着テープ11をよりスムーズに切断できる。
また、上記実施形態では、面12aが作用部6の先端面に接触するようにガイド部材12を取り付けているが、例えば、螺子等の部材で面12aと作用部6の先端面との距離を任意に調整できるようにガイド部材12を取り付けても良い。この場合、面12aと作用部6の先端面との距離を調整することで、切断線11b等の位置を容易に変更できる。同様に、ガイド部材20と作用部6の先端面との距離を任意に調整できるようにしても良い。
また、作用部6の面6a,6bに切刃10,22が固定される複数の固定溝等をあらかじめ用意しておき、切刃10,22の位置を任意に調整できるようにしても良い。この場合、切刃10,22の位置を調整することで、切断線11b等の位置を容易に変更できる。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
2 カッター
4 本体
6 作用部
6a,6b 面
6c 収容空間
8 連結部
10,22 切刃
12,20 ガイド部材(突き当て部)
12a 面(突き当て面)
14 支持部材
16 ローラー
18 固定部材
24 復元力発生部材
11 粘着テープ
11a 中央部分
11b 切断線
11c 余剰部分
13 フレーム
13a,13b 面
13c 内周縁
15 被加工物
17 フィルム

Claims (3)

  1. 環状のフレームに貼着された粘着テープを切断するカッターであって、
    互いに対向する一対の面を有する一対の作用部と、
    該一対の作用部の基端側を連結する連結部と、
    該一対の面の一方側に配置された切刃と、
    該一対の作用部の一方側の先端に設けられ、該フレームの内周縁に突き当てられる突き当て面を有する突き当て部と、を備え、
    該突き当て面は、該突き当て部の該作用部側に形成されており、
    該一対の作用部で該フレームを挟み、該突き当て面を該フレームの内周縁に突き当てながら該一対の作用部を該フレームに沿って移動させることで、該粘着テープを該フレームに沿って切断することを特徴とするカッター。
  2. 該一対の面の他方側に配置された別の切刃を更に備え、
    該一対の作用部で該フレームを挟み、該突き当て面を該フレームの内周縁に突き当てながら該一対の作用部を該フレームに沿って移動させることで、該フレームの該粘着テープが貼着された面とは反対の面に配置されたフィルムを該粘着テープとともに該フレームに沿って切断することを特徴とする請求項1に記載のカッター。
  3. 該突き当て部は、該突き当て面に対して垂直な回転軸の周りに回転するローラーを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカッター。
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