JP2017105258A - 車両用電源システム - Google Patents
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Abstract
【課題】メイン電源から盗難防止装置への電力供給ができない状況でも、ユーザがメイン電源の交換作業をするときには、サブ電源から盗難防止装置への電力供給が行われないようにする車両用電源システムを提供する。【解決手段】車両の盗難防止装置と、盗難防止装置に電力を供給するメイン電源20と、メイン電源の電圧を検出する電圧センサ20sと、盗難防止装置に電力を供給可能なサブ電源40と、盗難防止装置とサブ電源との間に設けられ、サブ電源から盗難防止装置に供給される電力を調整する出力調整部と、車両のボンネットフードが開いておらず且つ車両のドアが施錠されている場合であって、電圧センサにより検出されたメイン電源の電圧が所定閾値以下である場合、サブ電源から盗難防止装置に電力を供給し、ボンネットフードが開いている又はドアが開錠されている場合、サブ電源から盗難防止装置に電力を供給しないように出力調整部を制御する。【選択図】図1
Description
本発明は、車両の盗難防止装置に電力を供給するメイン電源と、メイン電源から盗難防止装置への電力供給ができない状況で盗難防止装置に電力を供給可能なサブ電源を備える車両用電源システムに関する。
サイレン、ハザードランプによる警報を行ったり、イモビライザによる不正なエンジン始動を禁止したり等する、車両の盗難防止装置が知られている。
盗難防止装置は、通常、車両に搭載される補機全般と同様、メイン電源(メインバッテリ)からの電力で作動するため、例えば、エンジンルーム内や荷室のフロア等に搭載されるバッテリ端子を取り外す等により、盗難防止装置が無効化される可能性がある。そのため、メイン電源から盗難防止装置への電力供給ができない状況では、サブ電源から盗難防止装置に電力を供給することにより、盗難防止装置の無効化を防止可能な技術が提案されている(例えば、特許文献1等)。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ユーザが車両のメイン電源の交換作業をおこなう状況でも、サブ電源から盗難防止装置に電力が供給されうるため、サブ電源の電力が無駄に消費される可能性がある。また、例えば、エンジンルーム内や荷室のフロア上のメイン電源を交換するためにユーザがボンネットフードやバックドア等を開けた場合に、盗難防止装置が誤作動してしまう可能性もある。
そこで、上記課題に鑑み、メイン電源から盗難防止装置への電力供給ができない状況であっても、ユーザがメイン電源の交換作業をするときには、サブ電源から盗難防止装置への電力供給が行われないようにすることが可能な車両用電源システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施態様において、
車両の盗難防止装置と、
前記盗難防止装置に電力を供給するメイン電源と、
前記メイン電源の電圧を検出する電圧センサと、
前記盗難防止装置に電力を供給可能なサブ電源と、
前記盗難防止装置と前記サブ電源との間に設けられ、前記サブ電源から前記盗難防止装置に供給される電力を調整する出力調整部と、
前記車両のボンネットフードが開いておらず且つ前記車両のドアが施錠されている場合であって、前記電圧センサにより検出された前記メイン電源の電圧が所定閾値以下である場合、前記サブ電源から前記盗難防止装置に電力を供給し、前記ボンネットフードが開いている又は前記ドアが開錠されている場合、前記サブ電源から前記盗難防止装置に電力を供給しないように、前記出力調整部を制御する制御部と、を備える、
車両用電源システムが提供される。
車両の盗難防止装置と、
前記盗難防止装置に電力を供給するメイン電源と、
前記メイン電源の電圧を検出する電圧センサと、
前記盗難防止装置に電力を供給可能なサブ電源と、
前記盗難防止装置と前記サブ電源との間に設けられ、前記サブ電源から前記盗難防止装置に供給される電力を調整する出力調整部と、
前記車両のボンネットフードが開いておらず且つ前記車両のドアが施錠されている場合であって、前記電圧センサにより検出された前記メイン電源の電圧が所定閾値以下である場合、前記サブ電源から前記盗難防止装置に電力を供給し、前記ボンネットフードが開いている又は前記ドアが開錠されている場合、前記サブ電源から前記盗難防止装置に電力を供給しないように、前記出力調整部を制御する制御部と、を備える、
車両用電源システムが提供される。
本発明の一実施態様によれば、車両用電源システム(制御部)は、車両のボンネットフードが開いておらず且つ車両のドアが施錠されている場合であって、電圧センサにより検出されたメイン電源の電圧が所定閾値以下である場合、サブ電源から盗難防止装置に電力を供給するように、出力調整部(例えば、DC−DCコンバータ、リレー、或いはその組み合わせ等)を制御する。従って、所定閾値として、メイン電源から盗難防止装置への電力供給ができない状況に相当する電圧を予め規定できるため、盗難防止装置への電力供給ができない場合にサブ電源から盗難防止装置に電力供給を行い、盗難防止装置の無効化を防止することができる。一方、ボンネットフードが開いている又はドアが開錠されている場合、サブ電源から盗難防止装置に電力を供給しないように、出力調整部を制御する。従って、メイン電源から盗難防止装置への電力供給ができない状況であっても、ボンネットフードが開いている又はドアが開錠されている場合は、ユーザがメイン電源の交換作業をしている可能性が高いと判断できるため、サブ電源から盗難防止装置に電力を供給しないようにすることができる。
本実施の形態によれば、メイン電源から盗難防止装置への電力供給ができない状況であっても、ユーザがメイン電源の交換作業をするときには、サブ電源から盗難防止装置への電力供給が行われないようにすることが可能な車両用電源システムを提供することができる。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る車両用電源システム1の構成の一例を示す構成図である。
尚、図1において、二重線は、機械的動力伝達系を表し、実線は、電力伝達系を表し、点線矢印は、制御指令・信号伝達系を表す。
車両用電源システム1は、エンジン10を駆動力源とする車両に搭載され、スタータ11、オルタネータ12、メインバッテリ20、電圧センサ20s、補機負荷30、セキュリティシステム35、サブバッテリ40、DC−DCコンバータモジュール50、ボディECU60を含む。以下、「車両」は、特に断わらない限り、車両用電源システム1が搭載される車両を指す。
スタータ11は、メインバッテリ20から供給される電力でエンジン10をクランキングして始動させる既知の始動装置である。例えば、ユーザの規定の操作に応じて、イグニッションスイッチ(IG−SW)がONされると、エンジンECU(不図示)からの制御指令によりメインバッテリ20とスタータ11との間の接続経路に設けられるスタータリレー11rがONされ、メインバッテリ20からの電力がスタータ11に供給される。これにより、エンジン10がクランキングされると共に、併せて、エンジンECUからの制御指令により、エンジン10のシリンダ内における燃料の噴射や点火等が適宜行われることで、エンジン10が始動する。
オルタネータ12は、エンジン10の動力により駆動される直流発電機であり、交流発電機と該交流発電機による三相交流電力を直流化する整流器等により構成される。オルタネータ12は、エンジン10のクランク軸からベルトを介して伝達されるエンジン10の動力により発電することができる。また、オルタネータ12は、レギュレータを含み、該レギュレータが発電制御電流(オルタネータ12のロータコイルに流れるフィールド電流)を制御することによりオルタネータ12の発電電圧を制御することができる。また、オルタネータ12は、発電電圧が制御されることにより、発電量を調整することができる。オルタネータ12は、エンジンECUからの制御指令(発電電圧指示)に応じて、オルタネータ12の発電電圧を制御する。オルタネータ12により発電された電力は、メインバッテリ20、サブバッテリ40に充電されたり、補機負荷30等に駆動電力として供給されたりする。
メインバッテリ20は、スタータ11、補機負荷30、セキュリティシステム35等に並列接続され、これらに電力を供給するメイン電源の一例である。メインバッテリ20は、例えば、定格電圧12Vの鉛バッテリ、ニッケル水素バッテリ、リチウムイオンバッテリ等の二次電池であり、充電状態に応じて、約12V〜15Vの電圧をスタータ11、補機負荷30、セキュリティシステム35等に供給できる。また、メインバッテリ20は、オルタネータ12に並列接続され、オルタネータ12から供給される発電電力を充電することができる。
尚、図示しないが、後述するECU53及びボディECU60についても、メインバッテリ20から供給される電力で作動する。
電圧センサ20sは、メインバッテリ20の電圧(出力電圧)を検出する既知の電圧検出手段である。電圧センサ20sにより検出されたメインバッテリ20の電圧V1は、1対1の通信線や車載ネットワーク(CAN(Controller Area Network)等)を介して、DC−DCコンバータモジュール50(ECU53)に送信される。
補機負荷30は、オルタネータ12及びメインバッテリ20と並列接続され、オルタネータ12及びメインバッテリ20の少なくとも一方から供給される電力で作動する電気負荷である。補機負荷30は、例えば、各種ECU、電装品等(ワイパー、照明類、オーディオ装置等)を含む。
セキュリティシステム35は、車両の駐車中に起動され、車両の盗難を防止するための各種動作を行う盗難防止装置の一例である。セキュリティシステム35は、車室内への不正侵入者が検知された場合に警報を行うサイレン351、及びハザードランプ352、車両に予め登録されたキーIDを有さない電子キーによるエンジン10の始動を禁止するイモビライザ353、車室内への侵入者を検知する侵入検知センサ354等を含む。セキュリティシステム35(サイレン351、ハザードランプ352、イモビライザ353、侵入検知センサ354等)は、メインバッテリ20と並列接続され、メインバッテリ20からの電力供給により作動する。また、セキュリティシステム35(サイレン351、ハザードランプ352、イモビライザ353、侵入検知センサ354等)は、DC−DCコンバータモジュール50(後述するDC−DCコンバータ51及び第2リレーR2)を介して、サブバッテリ40と並列接続され、サブバッテリ40からの電力供給を受けることができる。
尚、セキュリティシステム35の「作動」とは、車室内への不正な侵入や不正な電子キーによるエンジン10の始動の試行等、車両への不正なアクセスが検知された場合に、車両の盗難防止のための具体的な動作を行う状態を指す。また、セキュリティシステム35の「起動」は、車室内への不正な侵入や不正な電子キーによるエンジン10の始動の試行等をモニタリングし、セキュリティシステム35の作動に備える待機状態に移行すること、或いはその待機状態を指す。また、セキュリティシステム35の起動及び作動等に関する制御は、ボディECU60により実行される。
サブバッテリ40は、DC−DCコンバータモジュール50(DC−DCコンバータ51)を介して、オルタネータ12、メインバッテリ20、補機負荷30、セキュリティシステム35等と並列接続される。即ち、サブバッテリ40は、DC−DCコンバータモジュール50(DC−DCコンバータ51)を介して、メインバッテリ20、補機負荷30、セキュリティシステム35等に電力供給可能に並列接続される。また、サブバッテリ40は、DC−DCコンバータモジュール50(第1リレーR1及びDC−DCコンバータ51)を介して、オルタネータ12から供給される発電電力を充電することができる。サブバッテリ40は、例えば、定格電圧12Vのニッケル水素バッテリ、リチウムイオンバッテリ等の二次電池やキャパシタ等であり、充電状態に応じて、約12V〜15Vの電圧をDC−DCコンバータモジュール50(DC−DCコンバータ51)に供給する。
尚、DC−DCコンバータモジュール50(DC−DCコンバータ51)とサブバッテリ40との間の接続経路には、常閉型の保護リレー40rが設けられる。保護リレー40rは、サブバッテリ40の各種状態を監視する監視部(不図示)により作動制御され、かかる監視部がサブバッテリ40に異常が発生したと判断すると、保護リレー40rを開放して、サブバッテリ40からDC−DCコンバータモジュール50への電力供給を遮断する。
DC−DCコンバータモジュール50は、オルタネータ12、メインバッテリ20、補機負荷30、及びセキュリティシステム35と、サブバッテリ40との間に設けられる。DC−DCコンバータモジュール50は、DC−DCコンバータ51、第1リレーR1、第2リレーR2、センサ52、ECU53を含む。
DC−DCコンバータ51(サブバッテリ40からセキュリティシステム35に供給される電力を調整する出力調整部の一例)は、オルタネータ12、メインバッテリ20、補機負荷30、セキュリティシステム35とサブバッテリ40との間の接続経路に設けられ、サブバッテリ40の電圧を調整して下流のメインバッテリ20、補機負荷30、及びセキュリティシステム35等に出力することができる。即ち、DC−DCコンバータ51は、出力電圧を調整することにより、下流にサブバッテリ40からの電力を供給するか否かを切り替えることができる。
常開型の第1リレーR1は、オルタネータ12、メインバッテリ20、及び補機負荷30と、DC−DCコンバータ51との間の接続経路に設けられる。
常開型の第2リレーR2(サブバッテリ40からセキュリティシステム35に供給される電力を調整する出力調整部の一例)は、DC−DCコンバータ51と第1リレーR1との間の接続経路の中間点から分岐してセキュリティシステム35に接続される接続経路に設けられる。
センサ52は、DC−DCコンバータ51の第1端子(サブバッテリ40と接続される側の端子)の電圧(電圧Vd1)と、DC−DCコンバータ51の第2端子(第1リレーR1、第2リレーR2と接続される側の端子)の電圧(電圧Vd2)を検出する既知の電圧検出手段である。センサ52により検出されたDC−DCコンバータ51の電圧Vd1、Vd2の検出信号は、ECU53に送信される。
ECU53(制御部の一例)は、DC−DCコンバータ51、第1リレーR1、第2リレーR2等の作動状態を制御する電子制御ユニットである。また、ECU53は、車載ネットワーク(CAN等)を介して、ボディECU60と通信可能に接続される。
尚、ECU53は、DC−DCコンバータ51の第1端子の電圧或いは第2端子の電圧を制御する場合、センサ52が検出したDC−DCコンバータ51の電圧Vd1,Vd2と、第1端子、第2端子の電圧の設定値Vd1set、Vd2setに基づき、DC−DCコンバータ51の構成要素である複数のスイッチング素子に対するPWM信号を生成する。そして、ECU53は、かかるPWM信号をDC−DCコンバータ51の各スイッチング素子)に出力することで、第1端子或いは第2端子の電圧が設定値Vd1set、或いは設定値Vd2setになるように、DC−DCコンバータ51を制御することができる。
ボディECU60は、所謂ボディ制御を実行する電子制御ユニットである。ボディECU60は、運転者の操作(車両における操作或いは電子キーによる操作等)に応じて、ドアのロック(施錠)/アンロック(開錠)を行う。具体的には、ボディECU60は、ドアロックモータを作動制御することにより、ドアのロック・アンロックを行う。ボディECU60は、ドアのロック/アンロック状態(施解錠状態)に関する情報を車載ネットワーク(CAN等)を介して、DC−DCコンバータモジュール50(ECU53)に送信する。また、ボディECU60は、1対1の通信線等により接続されるフードロックスイッチ(車両のボンネットフードの開閉状態を検出する既知の検出手段)からの検出信号を受信し、車載ネットワーク(CAN等)を介して、ボンネットフードの開閉状態を表す情報をDC−DCコンバータモジュール50(ECU53)に送信する。
また、ボディECU60は、上述の如く、セキュリティシステム35の起動及び作動に関する制御を実行する。例えば、ボディECU60は、車両がイグニッションオフ(IG−OFF)された後、車両の全ドアが施錠された場合(ユーザによりセキュリティシステム35の起動がキャンセル操作されている場合を除く)、セキュリティシステム35を起動させる。そして、ボディECU60は、セキュリティシステム35を起動させた後、車両のドアが正規の方法で開錠された場合(車両に登録されたキーIDと同じキーIDを有する電子キーによる開錠された場合等)、セキュリティシステム35を停止させる。また、ボディECU60は、セキュリティシステム35の起動状態において、侵入検知センサ354が車室内への侵入者を検知した場合や不正な方法(こじ開け等)でボンネットフードが開けられたり、ドアがアンロックされたり等した場合、サイレン351、ハザードランプ352を作動させて、車両への不正アクセスが行われたことを表す警報を行う。また、ボディECU60は、セキュリティシステム35の起動状態において、電子キーから無線送信されたキーIDと車両に予め登録されたキーIDが一致しない場合、かかる電子キーによるエンジン10の始動を禁止する(イモビライザ353を作動させる)。
尚、ECU53、ボディECU60は、例えば、マイクロコンピュータ等により構成され、ROMに格納される各種プログラムをCPU上で実行することにより、各種制御処理を実現することができる。
表示部70は、車室内に設けられ、ユーザ(運転者)への各種通知を視覚的に行うための通知手段である。表示部70は、例えば、メータ内に設けられる。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る車両用電源システム1(ECU53)による特徴的な処理について説明する。
図2は、本実施形態に係る車両用電源システム1(ECU53)による処理の一例を概略的に示すフローチャートである。本フローチャートは、セキュリティシステム35が起動された状態にある場合に、所定時間間隔で繰り返し実行される。
尚、ECU53は、車両のIG−OFFの度に、第1リレーR1、第2リレーR2を共にOFF(開放)する。即ち、車両のIG−OFF後、最初に実行される本フローチャートによる処理の開始時において、第1リレーR1、第2リレーR2は、初期状態としてOFFになっている。
ステップS102にて、ECU53は、ボディECU60から送信される情報に基づき、ボンネットフードが開いているか又はドアがアンロックであるか否かを判定する。ECU53は、ボンネットフードが開いている場合又はドアがアンロックである場合、メインバッテリ20の交換作業を行っている可能性があると判断し、ステップS104に進み、そうでない場合(ボンネットフードが閉じており且つドアがロックされている場合)、メインバッテリ20の交換作業は行っていないと判断し、ステップS112に進む。
ステップS104にて、ECU53は、セキュリティシステム35の停止要求をボディECU60に送信する。
ステップS106にて、ECU53は、第2リレーR2をOFFする(開放する)。これにより、サブバッテリ40からセキュリティシステム35への電力供給は行われない。
尚、既に、第2リレーR2がOFF状態(開放状態)である場合、ECU53は、その状態を維持させる。
ステップS108にて、ECU53は、前回以前の本フローチャートによる処理(後述するステップS120の処理)により、表示部70に"バッテリ電圧低下"の表示がなされているか否かを判定する。ECU53は、表示部70に"バッテリ電圧低下"の表示がなされている場合、ステップS110に進み、そうでない場合、今回の処理を終了する。
そして、ステップS110にて、ECU53は、表示部70における"バッテリ電圧低下"の表示を終了させて(非表示にして)、今回の処理を終了する。具体的には、ECU53は、"バッテリ電圧低下"の表示を終了させる旨の制御指令を表示部70に送信する。
ステップS102にて、ボンネットフードが閉じており且つドアがロックされていると判定された場合、ステップS112にて、ECU53は、電圧センサ20sにより検出されたメインバッテリ20の電圧V1が所定閾値Vth(例えば、5V)以下であるか否かを判定する。所定閾値Vthは、メインバッテリ20がセキュリティシステム35に電力供給可能か否かを判定可能な電圧として予め規定される。ECU53は、電圧センサ20sにより検出されたメインバッテリ20の電圧V1が所定閾値Vth以下でない場合、メインバッテリ20からの電力供給でセキュリティシステム35が起動及び作動可能と判断し、ステップS108に進む。また、ECU53は、電圧センサ20sにより検出されたメインバッテリ20の電圧V1が所定閾値Vth以下である場合、例えば、メインバッテリ20の端子が外される等、何等かの理由により、メインバッテリ20からセキュリティシステム35への電力供給ができないと判断し、ステップS114に進む。
ステップS114にて、ECU53は、サブバッテリ40の放電許可条件が成立するか否かを判定する。かかる放電許可条件は、例えば、"サブバッテリ40のSOC(State Of Charge:充電率)が所定閾値(例えば、20%)を超えていること"、"サブバッテリ40の周囲の雰囲気温度が所定範囲(例えば、0℃から60℃)にあること"、"サブバッテリ40のSOH(State Of Health:劣化状態)が所定以上の劣化進行を示していないこと"等を含み、全ての条件を満足すると成立する。ECU53は、サブバッテリ40の放電許可条件が成立する場合、ステップS116に進み、成立しない場合、今回の処理を終了する。
ステップS116にて、ECU53は、DC−DCコンバータ51の第2端子の電圧の設定値Vd2setを、セキュリティシステム35の許容電圧範囲に含まれる所定電圧に指示して、DC−DCコンバータ51の作動制御を実行する。かかる所定電圧は、例えば、セキュリティシステム35の許容電圧範囲の中の比較的低い電圧(例えば、12.5V)として設定される。これにより、サブバッテリ40からセキュリティシステム35に電力供給可能な時間をより長くすることができる。
ステップS118にて、ECU53は、表示部70に"バッテリ電圧低下"と表示させる。具体的には、ECU53は、表示部70に"バッテリ電圧低下"の表示を開始させる旨の制御指令を送信する。
ステップS120にて、ECU53は、第2リレーR2をON(閉成)する。
尚、既に、第2リレーR2がON状態(閉成状態)である場合、ECU53は、その状態を維持させる。
ステップS122にて、ECU53は、セキュリティシステム35が停止中か否かを判定する。ECU53は、セキュリティシステム35が停止中である場合、ステップS124に進み、そうでない場合(セキュリティシステム35が起動状態にある場合)、今回の処理を終了する。
そして、ステップS124にて、ECU53は、セキュリティシステム35の起動要求をボディECU60に送信し、今回の処理を終了する。
尚、出力調整部の一例であるDC−DCコンバータ51及び第2リレーR2は、何れか一方が省略されてもよい。例えば、DC−DCコンバータ51が省略される場合、ステップS116が省略され、ステップS120の処理により、サブバッテリ40の電圧がそのままセキュリティシステム35に印加される。また、第2リレーR2が省略される場合(即ち、第2リレーR2が配置される部分が常時接続状態になる場合)、ステップS106の処理は、ECU53がDC−DCコンバータ51の第2端子の電圧の設定値Vd2setを、サブバッテリ40からの電力がセキュリティシステム35に供給されない程度に低く設定する処理に置換され、ステップS120の処理が省略される。
このように、本実施形態に係る車両用電源システム1(ECU53)は、車両のボンネットフードが開いておらず且つ車両のドアが施錠されている場合であって、電圧センサ20sにより検出されたメインバッテリ20の電圧V1が所定閾値Vth以下である場合、サブバッテリ40からセキュリティシステム35に電力を供給するように、出力調整部(DC−DCコンバータ51、リレーR2、或いはその組み合わせ)を制御する。従って、所定閾値Vthとして、メインバッテリ20からセキュリティシステム35への電力供給ができない状況に相当する電圧を予め規定できるため、セキュリティシステム35への電力供給ができない場合にサブバッテリ40からセキュリティシステム35に電力供給を行い、セキュリティシステム35の無効化を防止することができる。一方、ボンネットフードが開いている又はドアが開錠されている場合、サブバッテリ40からセキュリティシステム35に電力を供給しないように、出力調整部(DC−DCコンバータ51、リレーR2、或いはその組み合わせ)を制御する。従って、メインバッテリ20からセキュリティシステム35への電力供給ができない状況であっても、ボンネットフードが開いている又はドアが開錠されている場合は、ユーザがメインバッテリ20の交換作業をしている可能性が高いと判断できるため、サブバッテリ40からセキュリティシステム35に電力を供給しないようにすることができる。
以上、本発明を実施するための形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 車両用電源システム
10 エンジン
11 スタータ
11r スタータリレー
12 オルタネータ
20 メインバッテリ(メイン電源)
20s 電圧センサ
30 補機負荷
35 セキュリティシステム(盗難防止装置)
40 サブバッテリ(サブ電源)
40r 保護リレー
50 DC−DCコンバータモジュール
51 DC−DCコンバータ(出力調整部)
52 センサ
53 ECU(制御部)
60 ボディECU
70 表示部
R1 第1リレー
R2 第2リレー(出力調整部)
10 エンジン
11 スタータ
11r スタータリレー
12 オルタネータ
20 メインバッテリ(メイン電源)
20s 電圧センサ
30 補機負荷
35 セキュリティシステム(盗難防止装置)
40 サブバッテリ(サブ電源)
40r 保護リレー
50 DC−DCコンバータモジュール
51 DC−DCコンバータ(出力調整部)
52 センサ
53 ECU(制御部)
60 ボディECU
70 表示部
R1 第1リレー
R2 第2リレー(出力調整部)
Claims (1)
- 車両の盗難防止装置と、
前記盗難防止装置に電力を供給するメイン電源と、
前記メイン電源の電圧を検出する電圧センサと、
前記盗難防止装置に電力を供給可能なサブ電源と、
前記盗難防止装置と前記サブ電源との間に設けられ、前記サブ電源から前記盗難防止装置に供給される電力を調整する出力調整部と、
前記車両のボンネットフードが開いておらず且つ前記車両のドアが施錠されている場合であって、前記電圧センサにより検出された前記メイン電源の電圧が所定閾値以下である場合、前記サブ電源から前記盗難防止装置に電力を供給し、前記ボンネットフードが開いている又は前記ドアが開錠されている場合、前記サブ電源から前記盗難防止装置に電力を供給しないように、前記出力調整部を制御する制御部と、を備える、
車載電源システム。
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|---|---|---|---|
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015238888A JP2017105258A (ja) | 2015-12-07 | 2015-12-07 | 車両用電源システム |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109435895A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-03-08 | 洛阳北方易初摩托车有限公司 | 一种新能源汽车用中控锁控制装置 |
| JP2023015871A (ja) * | 2021-07-20 | 2023-02-01 | 矢崎総業株式会社 | 車載電力供給装置 |
| JP2023015872A (ja) * | 2021-07-20 | 2023-02-01 | 矢崎総業株式会社 | 車載電力供給装置 |
-
2015
- 2015-12-07 JP JP2015238888A patent/JP2017105258A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109435895A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-03-08 | 洛阳北方易初摩托车有限公司 | 一种新能源汽车用中控锁控制装置 |
| JP2023015871A (ja) * | 2021-07-20 | 2023-02-01 | 矢崎総業株式会社 | 車載電力供給装置 |
| JP2023015872A (ja) * | 2021-07-20 | 2023-02-01 | 矢崎総業株式会社 | 車載電力供給装置 |
| JP7662445B2 (ja) | 2021-07-20 | 2025-04-15 | 矢崎総業株式会社 | 車載電力供給装置 |
| JP7662446B2 (ja) | 2021-07-20 | 2025-04-15 | 矢崎総業株式会社 | 車載電力供給装置 |
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