JP2017106516A - ディスクブレーキ - Google Patents

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義季 岩橋
Yoshiki Iwahashi
義季 岩橋
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Abstract

【課題】部品点数を低減でき、組み付け工数を低減できるディスクブレーキの提供。
【解決手段】一対のパッド5,6の一端側に配置され、一対のパッド5,6を移動可能に支持するハンガーピン26を備え、ハンガーピン26は、一端側がキャリパボディ25に設けられたネジ孔61に螺着され、他端側がキャリパボディ25に設けられたピン挿通孔66に挿通されており、ハンガーピン26の他端側におけるピン挿通孔66から突出している部位91が、ハンガーピン26の径方向外側へ向かって突出する突出部76と、ハンガーピン26の軸方向に突出部76を貫くスリット81とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の制動を行なうためのディスクブレーキに関する。
二輪車や四輪車等の車両の制動を行なうためのディスクブレーキには、ハンガーピンのキャリパボディから突出する先端部に弾性リングを装着してハンガーピンのキャリパボディからの抜け止めを行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
実開平4−101035号公報
ハンガーピンに弾性部材を装着する構造であると、部品点数が多くなり、組み付け工数も増加してしまう。
本発明は、部品点数を低減でき、組み付け工数を低減できるディスクブレーキの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ハンガーピンが、一端側がキャリパボディに設けられたネジ孔に螺着され、他端側が前記キャリパボディに設けられたピン挿通孔に挿通されており、前記ハンガーピンの前記他端側における前記ピン挿通孔から突出している部位が、該ハンガーピンの径方向外側へ向かって突出する突出部と、該ハンガーピンの軸方向に前記突出部を貫くスリットとを備える。
本発明によれば、部品点数を低減でき、組み付け工数を低減できる。
実施形態のディスクブレーキを示す斜視図。 実施形態のディスクブレーキの要部を示す斜視断面図。 実施形態のハンガーピンの先端部分を示すもので、(a)は斜視図、(b)は平面図。 実施形態のディスクブレーキの要部を示す部分断面図。 実施形態のディスクブレーキの要部を示す部分拡大断面図。 変形例のハンガーピンの先端部分を示す、(a)は斜視図、(b)は平面図。 変形例のハンガーピンの先端部分を示す、(a)は斜視図、(b)は平面図。 変形例のハンガーピンの先端部分を示す、(a)は斜視図、(b)は平面図。 変形例のハンガーピンの先端部分を示す、(a)は斜視図、(b)は平面図。 変形例の要部を示す部分断面図。 変形例のハンガーピンの先端部分を示す、(a)は斜視図、(b)は平面図。 変形例のハンガーピンの先端部分を示す、(a)は斜視図、(b)は平面図。
実施形態のディスクブレーキは、二輪車や四輪車等の車両用、具体的には自動二輪車用のディスクブレーキである。図1に示すように、このディスクブレーキ1は、円板状のディスク2と、ディスク2の軸方向の一側に配置される取付部材3と、ディスク2を跨ぐように取付部材3に支持されるキャリパ4とを有している。また、このディスクブレーキ1は、二枚のパッド5,6と、ブーツ7,8とを有している。
ディスク2は、ディスクブレーキ1の制動対象である車両の図示略の車輪に設けられて車輪と一体に回転する。ここで、ディスク2の軸方向をディスク軸方向、ディスク2の径方向をディスク径方向、ディスク2の回転方向をディスク回転方向とする。
取付部材3は、車両の非回転部に固定されるもので、ブラケット11と、いずれもブラケット11に一体的に固定されるスライドピン12、両用ピン13およびボス14とを有している。スライドピン12はキャリパ4のディスク軸方向に沿う移動を案内するものであり、両用ピン13はキャリパ4のディスク軸方向に沿う移動を案内するスライドピンとパッド5,6の制動トルクを受けるトルク受けピンとを兼ねるものである。
ブラケット11は、ディスク2の一面側であるアウタ側(車輪とは反対側)に配置されて、車両のディスク2の近傍の非回転部(例えばフロントフォーク)に固定されるものである。ブラケット11は、ディスク径方向内側に貫通孔16がディスク軸方向に貫通して形成されており、この貫通孔16にボス14が嵌合されて固定されている。取付部材3は、ボス14の内側に図示略の車軸が配置された状態で、車両の非回転部に取り付けられる。
ブラケット11には、ディスク径方向の中間位置に内側ピン取付孔20が、ディスク径方向外側の端部に図示略の外側ピン取付孔が、それぞれディスク軸方向に貫通して形成されている。
スライドピン12は、ブラケット11の内側ピン取付孔20に螺合されて固定されている。スライドピン12は、ブラケット11に取り付けられた状態で、ディスク軸方向に沿う姿勢でブラケット11からディスク2とは反対側(アウタ側)に延出する。スライドピン12は、キャリパ4に挿通されてキャリパ4をディスク軸方向に移動可能に支持しており、キャリパ4とブラケット11との間の部分が、ブーツ8で覆われている。
両用ピン13は、ブラケット11の図示略の外側ピン取付孔に軸方向の中間部が固定されており、この外側ピン取付孔からディスク軸方向のインナ側に延出するトルク受軸部22と、この外側ピン取付孔からディスク軸方向のアウタ側に延出する図示略のスライド軸部とを有している。ブラケット11に固定された両用ピン13は、ディスク2よりもディスク径方向の外側に配置されており、ディスク軸方向に沿う状態で、トルク受軸部22がディスク2を跨いで延出し、他方の図示略のスライド軸部がディスク2とは反対側に延出する。トルク受軸部22はパッド5,6が摺動する部分であり、図示略のスライド軸部はキャリパ4が摺動する部分である。
キャリパ4は、スライドピン12と両用ピン13の図示略のスライド軸部とで、ディスク軸方向に移動可能となるように取付部材3に支持されており、いわゆるピンスライド型のキャリパとなっている。キャリパ4は、キャリパボディ25とハンガーピン26と図示略のピストンとを有している。
キャリパボディ25は、ディスク2を跨いだ状態で、取付部材3の両用ピン13の図示略のスライド軸部と、スライドピン12とにディスク軸方向に移動可能となるように取り付けられている。キャリパボディ25は、ブラケット11のアウタ側に配置されるシリンダ部31と、シリンダ部31のディスク径方向外側からディスク2の径方向外側を越えるようにインナ側に延出するブリッジ部32と、ブリッジ部32のインナ側の端部からシリンダ部31に対向するようにディスク2の径方向内側に延出する爪部33とを有している。言い換えれば、キャリパボディ25には、ディスク2を跨いで配置されるブリッジ部32にディスク2を挟んで対向してシリンダ部31と爪部33とが設けられている。
シリンダ部31には、ディスク径方向内側に摺動案内部35が形成されており、ディスク径方向外側に摺動案内部36が形成されている。摺動案内部35には、スライドピン12が摺動可能に嵌合され、摺動案内部36には、両用ピン13の図示略のスライド軸部が摺動可能に嵌合されている。これら摺動案内部35,36においてキャリパボディ25は、取付部材3のスライドピン12および図示略のスライド軸部に摺動可能に支持されている。ここで、図示略のスライド軸部の摺動案内部36とブラケット11との間の部分がブーツ7で覆われている。シリンダ部31には、図示略のピストンがディスク軸方向に摺動可能に嵌合されている。
シリンダ部31には、ディスク回転方向において摺動案内部36とは反対側に突出するピン支持部40が形成されており、爪部33にも、ピン支持部40と同じ側に突出するピン支持部41が形成されている。ピン支持部40はディスク2のアウタ側に、ピン支持部41はディスク2のインナ側に、それぞれ設けられている。
ハンガーピン26は、ピン支持部40およびピン支持部41に挿通されており、この挿通状態でピン支持部40およびピン支持部41を結ぶように延在している。ハンガーピン26は、ディスク軸方向に沿っており、ディスク2よりもディスク径方向外側において、ディスク2を跨ぐように配置されている。
パッド5,6のうちのアウタ側のパッド5は、ディスク2のアウタ側の面と図示略のピストンとの間に配置されるものであって、ディスク2に当接して摩擦抵抗を発生させるライニング45と、このライニング45が一面に貼着され、図示略のピストンからの押圧力を他面で受ける裏板46とを有している。裏板46には、ディスク回転方向一側に小孔47が、ディスク回転方向他側に小孔47よりも大きい大孔48が、それぞれ形成されている。アウタ側のパッド5は、大孔48に取付部材3の両用ピン13のトルク受軸部22が挿通され、小孔47にキャリパ4のハンガーピン26が挿通されており、これら両用ピン13およびハンガーピン26に、ディスク軸方向に移動可能に支持されている。
インナ側のパッド6は、ディスク2の他面と爪部33との間に配置されるものであって、アウタ側のパッド5に対し鏡面対称の形状をなしており、ディスク2に当接して摩擦抵抗を発生させるライニング50と、このライニング50が一面に貼着され、爪部33からの押圧力を他面で受ける裏板51とを有している。裏板51には、ディスク回転方向一側に図2に示す小孔52が、ディスク回転方向他側にこの小孔52よりも大きい図1に示す大孔53が、それぞれ形成されている。インナ側のパッド6は、大孔53に取付部材3の両用ピン13のトルク受軸部22が挿通され、図2に示す小孔52にキャリパ4のハンガーピン26が挿通されており、これら両用ピン13およびハンガーピン26に、ディスク軸方向に移動可能に支持されている。
キャリパ4は、図1に示すシリンダ部31内にブレーキ液が導入されると、図示略のピストンがシリンダ部31に対しディスク2の方向に前進し一対のパッド5,6のうち一方のアウタ側のパッド5をディスク2に向けて押圧する。すると、アウタ側のパッド5がディスク2の一面に接触することになり、その反力で、キャリパボディ25が、摺動案内部35,36を、取付部材3のスライドピン12および両用ピン13の図示略のスライド軸部に対し摺動させながら、シリンダ部31をディスク2から離間させる方向に移動する。すると、爪部33が他方のパッド6をディスク2の他面に接触させる。このようにして、キャリパ4は、図示略のピストンと爪部33とによってパッド5,6を両側から挟んでディスク2に押圧することにより、ディスク2つまり車輪の回転にブレーキをかける。よって、一対のパッド5,6は、取付部材3およびキャリパ4に移動可能に設けられ、キャリパ4によりディスク2の両面に押圧される。
図2に示すように、アウタ側のピン支持部40には、アウタ側から順に、ネジ孔61、ネジ孔61のネジ山径以下の径の中間孔62、中間孔62よりも小径の小径孔63が設けられている。インナ側のピン支持部41には、アウタ側から順に、小径孔63と同径の中間径孔65、中間径孔65よりも小径のピン挿通孔66、中間径孔65よりも大径の大径孔67が設けられている。
ハンガーピン26には、軸方向一側から順に、六角柱状の工具係合部71、ネジ軸部72、ネジ軸部72のネジ谷径以下の外径の円柱状の大径軸部73、大径軸部73の外径よりも小径の外径の円柱状の中間径軸部74、中間径軸部74の外径よりも小径の外径の略円柱状の小径軸部75、小径軸部75からその径方向外側に向かって突出する、小径軸部75の外径よりも大径の外径の突出部76が形成されている。突出部76の外径は、径方向の外力(後述する反力)が加わわっていない状態で、中間径孔65の孔径よりも小径であり、ピン挿通孔66の孔径よりも大径となっている。
突出部76は略球状に形成されている。すなわち、突出部76は、図3乃至5に二点鎖線で示す突出部76の最大外径部76Aから先端側に向かって滑らかに縮径する半球面状部76B(先端側縮径部)と、最大外径部76Aから小径軸部75側(基端側)に向かって滑らかに縮径する半球面状部76C(基端側縮径部)とから構成されている。また、図2,図3に示すように、小径軸部75および突出部76には、これらをハンガーピン26の軸方向に貫くスリット81が設けられている。スリット81は、ハンガーピン26の周方向に90度ピッチで4カ所設けられており、これらスリット81は、ハンガーピン26の中心軸上で交差している。これらスリット81が形成されることにより、小径軸部75と突出部76とが、ハンガーピン26の周方向において四つの分割部82に分割されている。四つの分割部82は、ハンガーピン26の周方向に90度ピッチで設けられており、それぞれがハンガーピン26の軸方向に延びている。四つの分割部82は、それぞれが小径軸部75を構成する軸部構成部83と突出部76を構成する突出部構成部84とからなっている。ハンガーピン26は、金属製の一つの素材から形成されている。
図2に示す状態とするためのパッド5,6のキャリパ4への取り付け時に、ハンガーピン26は、軸方向の突出部76側を先頭にして、キャリパボディ25のピン支持部40,41に、ピン支持部40のネジ孔61側から挿入されることになる。その際に、ハンガーピン26は、その突出部76が、ネジ孔61、中間孔62、小径孔63、アウタ側のパッド5の小孔47、インナ側のパッド6の小孔52、ピン支持部41の中間径孔65に、この順に挿入される。
その後、ネジ孔61にネジ軸部72が螺合可能となり、ネジ孔61にネジ軸部72を螺合させると、突出部76は、ピン支持部41の中間径孔65とピン挿通孔66との間の図4にも示されているテーパ状の段部90に当接し、段部90から反力を受ける。小径軸部75および突出部76にスリット81が形成されていることから、段部90からの反力によって、突出部76を構成する四つの突出部構成部84が、四つの軸部構成部83を相互近接側に弾性変形させながら相互に近接する。これにより、突出部76が縮径してピン挿通孔66を通過する。突出部76は、ピン挿通孔66を通過すると、ピン支持部41からの反力がなくなって、四つの軸部構成部83の弾性変形の戻りにより拡径して、ピン挿通孔66よりも大径の状態に戻る。その後、ハンガーピン26は所定の締め付けトルクで締め付けられて図2に示すようにキャリパボディ25に固定された固定状態となる。このとき、突出部76は、ピン挿通孔66のアウタ側の開口部である段部92から軸方向に離間して配置、詳細には、図5にHで示される距離だけ離間して配置されるようになっており、キャリパボディ25とは当接しない状態となっている。このため、ハンガーピン26の先端側でキャリパ4からの車両走行中における振動を伝達されることがなく、ハンガーピン26のネジ軸部72の緩みが抑制される。
この固定状態にあるとき、ハンガーピン26は、一端側のネジ軸部72がネジ孔61に螺着され、大径軸部73が中間孔62内に配置され、中間径軸部74が小径孔63および中間径孔65内に配置され、他端側の小径軸部75がピン挿通孔66に挿通され、小径軸部75の突出部76側の一部および突出部76の全部がピン挿通孔66よりもネジ孔61とは反対側に突出している。この固定状態で、ハンガーピン26の他端側におけるピン挿通孔66から突出している突出部位91は、ハンガーピン26の径方向外側へ向かって突出する突出部76と、ハンガーピン26の軸方向に突出部76を貫くスリット81とを備えている。また、この固定状態で、ハンガーピン26の突出部76の外径は、小径軸部75が挿入されるピン挿通孔66よりも大径となっている。これにより、例え、ネジ軸部72のネジ孔61への螺合が緩むことがあっても、キャリパボディ25に対してハンガーピン26が軸方向に移動することで、突出部76の半球面状部76C(基端側縮径部)がピン挿通孔66のアウタ側の開口部である段部92に当接するため、ハンガーピン26は、キャリパボディ25からの抜けが規制される。このため、例え、ハンガーピン26のねじ嵌合に緩みが生じても、一対のパッド5,6をキャリパボディ25に支持し続けることが可能となる。
ここで、図5に示すように、突出部76の最大外径をB、スリット81の幅をC、スリット81の基端側中心(分割部82の撓みの基端)Oから突出部76の最大外径部分までの距離をD、スリット81の基端側中心Oからハンガーピン26の先端までの距離をE、突出部76の最大外径部分の撓み量をF、ピン挿通孔66の径をGとし、分割部82の撓み角をθとすると、突出部76がピン挿通孔66を通過するためには、以下の寸法関係を満足することになる。
tanθ=(C/2)/E
tanθ=(F/2)/D
よって、F=2×D×tanθ
突出部76の最大外径部の撓み量Fが締め代よりも大きいことから、F>B−G
上記した特許文献1に記載のディスクブレーキでは、ハンガーピンに弾性部材を装着する構造であるため、部品点数が多くなり、組み付け工数も増加してしまう。
これに対して、実施形態のディスクブレーキ1のハンガーピン26は、一端側がキャリパボディ25に設けられたネジ孔61に螺着され、他端側がキャリパボディ25に設けられたピン挿通孔66に挿通されており、この他端側におけるピン挿通孔66から突出している突出部位91が、ハンガーピン26の径方向外側へ向かって突出する突出部76およびスリット81を備えている。これにより、ハンガーピン26をキャリパボディ25に螺合させれば、ハンガーピン26は一端側がキャリパボディ25に螺着され、他端側の突出部76がキャリパボディ25のピン挿通孔66に挿通後、キャリパボディ25よりも外側でピン挿通孔66よりも径方向外側に突出する状態となって、キャリパボディ25に固定される。
よって、ハンガーピン26をキャリパボディ25への組み付けのために複数の部品で構成する必要がなく、一部品にでき、その結果、ディスクブレーキ1の部品点数を低減でき、組み付け工数を低減できる。加えて、ハンガーピンのキャリパボディへの組み付け時に複数の部品を組み合わせる場合において必要な組み付け後の確認作業も不要になり、工程保証が容易になる。
また、ハンガーピン26は弾性部材を有する構造ではないため、ハンガーピン26の経時劣化および振動による摩耗等を抑制することができ、ハンガーピン26の耐久性を向上させることができる。
さらに、突出部76の最大外径部76Aから小径軸部75側には、小径軸部75側に向かって滑らかに縮径する半球面状部76C(基端側縮径部)が形成されているため、一対のパッド5,6の交換時にハンガーピン26のねじを緩めてキャリパボディ25から離脱させることが比較的容易に行える。
なお、ハンガーピン26がキャリパボディ25に所定の締め付けトルクで締め付けられた固定状態で、突出部76をピン挿通孔66と大径孔67との間の図4に示す段部92に当接させるようにした場合には、突出部76を設けることでハンガーピン26の突出部位91の剛性が向上しているので、車体振動時に生じるハンガーピン26のキャリパボディ25に対する相対振動を抑制することができ、耐振性を向上でき、ハンガーピン26を発生源とする異音を抑制することができる。
ここで、ハンガーピン26は、以下のように変更することが可能である。
上記した小径軸部75および突出部76を構成する四つの分割部82のうち、ハンガーピン26の周方向に隣り合う二つを図6に示すようになくして分割部82を二カ所のみ設けても良い。あるいは、四つの分割部82のうちハンガーピン26の周方向に隣り合わない二つを図7に示すようになくして分割部82を二カ所のみ設けても良い。
また、スリット81の数は四つに限られるものではなく、少なくとも一つ設けられていれば良い。例えば、図8に示すようにスリット81を、ハンガーピン26の周方向に120度ピッチで3カ所設け、分割部82を3つとしても良い。
また、図9に示すように、ハンガーピン26の径方向外側に向かって突出する複数の突出部76Aをハンガーピン26の周方向に並んで設け、複数の突出部76Aを間に配置するようにスリット81を設けても良い。例えば、図9では、突出部76Aを6カ所設けて、2カ所ずつ突出部76Aを間に配置するようにスリット81をハンガーピン26の周方向に120度ピッチで3カ所設けている。
また、図10および図11に示すように、上記よりもハンガーピン26の軸方向の長さが短い突出部76Bを設け、突出部76Bの小径軸部75とは反対側に小径軸部75と同径の小径軸部101を設けても良い。つまり、小径軸部75,101間で帯状をなして径方向外側に向かって突出する突出部76Bをハンガーピン26に設けても良い。図10および図11では、スリット81の数を、ハンガーピン26の周方向に90度ピッチで4カ所設けているが、少なくとも一つ設けられていれば良い。
また、図12に示すように、ハンガーピン26の小径軸部75および突出部76に、これらをハンガーピン26の軸方向および径方向に貫くスリット81を一カ所設けるとともに、ハンガーピン26の径方向における突出部76のスリット81が開口する両側に突出部76を平坦に切り欠いた形状の一対の切断面111を設けても良い。一対の切断面111は互いに平行をなしハンガーピン26の径方向に直交している。このようにスリット81が形成されることにより、小径軸部75と突出部76とが、二つの分割部82に分割されている。二つの分割部82は、それぞれがハンガーピン26の軸方向に延びており、それぞれが小径軸部75を構成する軸部構成部83と突出部76を構成する突出部構成部84とからなっている。突出部76の一対の切断面111が形成されていない部分の最大外径は、ピン挿通孔66の孔径よりも大径となっており、突出部76の一対の切断面111間の距離は、ピン挿通孔66の孔径以下となっている。そして、二つの分割部82がスリット81を狭めるように変形したときに、突出部76の最大外径がピン挿通孔66の孔径以下となるように設定されている。このように構成すれば、スリット81を一本しか入れなくて済むため、コストを低減することができる。
また、スリット81は必ずしもハンガーピン26の中心を通る必要はなく、ハンガーピン26の中心からずれていても良い。
上記実施形態は、車両の非回転部に固定される取付部材と、前記取付部材にディスクの軸方向へ移動可能に設けられたキャリパボディと、前記取付部材に移動可能に設けられ、前記キャリパボディを含むキャリパにより前記ディスクの両面に押圧される一対のパッドと、前記一対のパッドの一端側に配置され、該一対のパッドを移動可能に支持するハンガーピンと、を備え、前記ハンガーピンは、一端側が前記キャリパボディに設けられたネジ孔に螺着され、他端側が前記キャリパボディに設けられたピン挿通孔に挿通されており、前記ハンガーピンの前記他端側における前記ピン挿通孔から突出している部位が、該ハンガーピンの径方向外側へ向かって突出する突出部と、該ハンガーピンの軸方向に前記突出部を貫くスリットとを備える。これにより、ディスクブレーキの部品点数を低減でき、組み付け工数を低減できる。
1 ディスクブレーキ
2 ディスク
3 取付部材
4 キャリパ
5,6 パッド
25 キャリパボディ
26 ハンガーピン
61 ネジ孔
66 ピン挿通孔
76,76A,76B 突出部
81 スリット
91 突出部位

Claims (1)

  1. 車両の非回転部に固定される取付部材と、
    前記取付部材にディスクの軸方向へ移動可能に設けられたキャリパボディと、
    前記取付部材に移動可能に設けられ、前記キャリパボディを含むキャリパにより前記ディスクの両面に押圧される一対のパッドと、
    前記一対のパッドの一端側に配置され、該一対のパッドを移動可能に支持するハンガーピンと、を備え、
    前記ハンガーピンは、一端側が前記キャリパボディに設けられたネジ孔に螺着され、他端側が前記キャリパボディに設けられたピン挿通孔に挿通されており、
    前記ハンガーピンの前記他端側における前記ピン挿通孔から突出している部位が、該ハンガーピンの径方向外側へ向かって突出する突出部と、該ハンガーピンの軸方向に前記突出部を貫くスリットとを備える、ディスクブレーキ。
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