JP2017108931A - デンタルフロスホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】デンタルフロスの張り具合を調整し易いとともに、一端張設したフロスが緩み難く、しかも歯間清掃時に扱い易いデンタルフロスホルダを提供する。【解決手段】把持部と、デンタルフロスを張設させる張設部とを備えるデンタルフロスホルダにおいて、張設部は、デンタルフロスが横架される一対のアーム部と、一対のアーム部の外側から突出し、デンタルフロスを巻き付け可能な巻付部と、一対のアーム部の先端に切り込まれる切込部と、一対のアーム部の長さ方向に沿って設けられ、デンタルフロスを案内する案内部と、一対のアーム部の先端近傍に突出し、デンタルフロスを係止させる係止部と、を含み、デンタルフロスを切込部に通し、しかもデンタルフロスを係止部に係止させつつ、先端近傍にデンタルフロスを巻き付ける。【選択図】図1

Description

本発明は、歯と歯の間を清掃するデンタルフロスを貼設させるデンタルフロスホルダに関する。
従来、歯と歯の間を清掃する歯間清掃の際に、デンタルフロスを用いることの重要性が指摘されている。その清掃の際、デンタルフロスの端を両手でそれぞれ持って歯間を清掃する方法もあるが、清掃時に手が邪魔になって清掃し辛いこともあり、デンタルフロスを張設させるデンタルフロスホルダが良く用いられる。
このデンタルフロスホルダは、デンタルフロスがデンタルフロスホルダにあらかじめ取り付けられた使い捨て型と、デンタルフロスを取り換えることが可能な交換型とがある。交換型は、使用者に合わせてフロスの張り具合を調整できるメリットや、衛生上のメリットがあり、最近広く用いられるようになっている。
この交換型のデンタルフロスホルダに関し種々の提案がされている(例えば特許文献1参照)。
特開2014−183874号公報
特許文献1によれば、把持部である本体部(50)に形成された連結部(52A)に連結可能な基部側連結部(11A)が一方の端部に形成された基部(11)と、基部(11)の他方の端部においてU字状をなして分岐し、分岐先においてデンタルフロス(30)が張設可能に形成された分岐部(12)と、分岐部(12)の前端部分にデンタルフロス(30)を張設するための張設用溝(14)と、係止体(15)が形成され、基部(11)の他方の端部には、デンタルフロス(30)を係止するための係止部(13)が配設されるデンタルフロスホルダ(10)が開示されている。
この特許文献1のデンタルフロスホルダ(10)によれば、分岐部(12)がU字状をなして分岐する基部(11)の他方の端部に、係止部(30)が配設される構成となっている。しかし、U字状をなして分岐する近傍は、歯間清掃の際に、例えば親指或いは人先指を添えながらデンタルフロスホルダを動かすこともあり、その際、係止部(30)が邪魔になり、清掃し難くなる虞があるという問題がある。
そのため、係止部(30)を手指の邪魔にならない箇所、例えば基部(11)の中間位置に配設する等が考えられる。このような位置に配設した場合、フロスを張設する距離が長くなり、歯間清掃時に長いデンタルフロスが必要になる等、デンタルフロスの無駄が生じる虞があるという問題がある。
そこで、本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、デンタルフロスの張り具合を調整し易いとともに、一旦張設したフロスが緩み難く、しかも歯間清掃時に扱い易いデンタルフロスホルダを提供することにある。
請求項1の発明は、細長い把持部と、前記把持部の前端部に設けられてデンタルフロスを張設させる張設部とを備えるデンタルフロスホルダにおいて、前記張設部は、前記前端部から分岐して前方に延設される一対のアーム部であり、その先端間に前記デンタルフロスが横架される一対のアーム部と、前記前端部近傍であって、前記一対のアーム部のそれぞれの側部から突出し、前記デンタルフロスを巻き付ける巻付部と、前記一対のアーム部のそれぞれの先端に切り込まれる切込部と、前記一対のアーム部のそれぞれの長さ方向に沿って設けられ、前記デンタルフロスを案内する案内部と、前記それぞれの先端近傍に突出し、前記デンタルフロスを係止させる係止部と、を含み、前記デンタルフロスを前記切込部に通し、しかも前記デンタルフロスを前記係止部に係止させつつ、前記先端近傍に前記デンタルフロスを巻き付ける、デンタルフロスホルダである。
請求項2の発明は、請求項1記載のデンタルフロスホルダにおいて、前記アーム部は、前記先端が下方を向くように中途で湾曲形成されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載のデンタルフロスホルダにおいて、前記案内部は、溝部及び/又は前記アーム部の上面から下がる段部を含むことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のデンタルフロスホルダにおいて、前記係止部は、前記先端近傍の上面から前方に突出することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載のデンタルフロスホルダにおいて、前記巻付部は、前記側部から突出する四角柱状の巻付芯材と、前記巻付芯材の断面積より広い面積の板材であり、前記側部に略平行に配置され、前記巻付芯材の先端に設けられるカバー板材とを備え、前記カバー板材は、前記側部に向って突出する突起部を含むこと特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載のデンタルフロスホルダにおいて、前記把持部は、その後端部に舌クリーナを突出させること特徴とする。
本発明によれば、細長い把持部と、前記把持部の前端部に設けられてデンタルフロスを張設させる張設部とを備えるデンタルフロスホルダにおいて、前記張設部は、前記前端部から分岐して前方に延設される一対のアーム部であり、その先端間に前記デンタルフロスが横架される一対のアーム部と、前記前端部近傍であって、前記一対のアーム部のそれぞれの側部から突出し、前記デンタルフロスを巻き付ける巻付部と、前記一対のアーム部のそれぞれの先端に切り込まれる切込部と、前記一対のアーム部のそれぞれの長さ方向に沿って設けられ、前記デンタルフロスを案内する案内部と、前記それぞれの先端近傍に突出し、前記デンタルフロスを係止させる係止部と、を含み、前記デンタルフロスを前記切込部に通し、しかも前記デンタルフロスを前記係止部に係止させつつ、前記先端近傍に前記デンタルフロスを巻き付ける構成であるから、一対のアーム部の先端間に張設されたデンタルフロスの張り具合を所望の張り具合に調整し、その張り具合を維持した状態でデンタルフロスを先端近傍に緊縛でき、更に、デンタルフロスの両端は、巻付部にそれぞれ緊縛できるので、デンタルフロスの張り具合を調整し易いとともに、一旦張設したデンタルフロスが緩み難いデンタルフロスホルダを提供できる。加えて本発明によれば、一対のアーム部が分岐する箇所としての把持部の前端部近傍を略平坦な形状とすることができるので、歯間の清掃時に当該箇所に指を添え易くなり、歯間清掃し易いデンタルフロスホルダを提供できる。
また、前記アーム部は、前記先端が下方を向くように中途で湾曲形成される構成であるから、前腕を略水平にした自然な状態で把持歯間清掃時の操作が可能となるので、操作性に優れるデンタルフロスホルダを提供できる。
また、前記案内部は、溝部及び/又は前記アーム部の上面から下がる段部を含む構成であるから、簡単な構造で案内部を形成できる。
また、前記係止部は、前記アーム部の先端近傍の上面から前方に突出する構成であるから、アーム部の先端間にデンタルフロスを横架した場合、その横架方向に略直交方向に突出するので、デンタルフロスで歯間を清掃する際に、係止部が舌の側部や頬粘膜に触れにくいので歯間清掃をし易いデンタルフロスホルダを提供できる。
また、前記巻付部は、前記側部から突出する四角柱状の巻付芯材と、前記巻付芯材の断面積より広い面積の板材であり、前記側部に略平行に配置され、前記巻付芯材の先端に設けられるカバー板材とを備え、前記カバー板材は、前記側部に向って突出する突起部を含む構成であるから、巻付芯材に巻き付けたデンタルフロスに当該芯材からほどける力が働いても、突起部で押さえられるのでデンタルフロスが更に緩み難いデンタルフロスホルダを提供できる。
また、前記把持部は、その後端部に舌クリーナを突出させる構成であるから、歯間清掃のみならず舌の清掃も可能となり、利便性が高いデンタルフロスホルダを提供できる。
本発明の実施形態に係るデンタルフロスホルダの斜視図である 本発明の実施形態に係るデンタルフロスホルダの平面図及び左側面図である。 本発明の実施形態に係るデンタルフロスホルダの巻付部を説明する斜視図及び一部平面図である。 本発明の実施形態に係るデンタルフロスホルダにデンタルフロスを装着する方法を説明する一部側面図である。 本発明の実施形態に係るデンタルフロスホルダにデンタルフロスを装着した様子を説明する一部斜視図である。 本発明の実施形態に係るデンタルフロスホルダの変形例を説明する側面図及び一部底面図である。
本発明のデンタルフロスホルダは、手で把持可能な把持部と、その前端部に配置されてデンタルフロスを張設させる張設部とを備えるものである。そして、張設部は、把持部の前端部からU字状或いはY字状に分岐して前方に延設される一対のアーム部であり、そのアーム部の先端間にデンタルフロスが横架される一対のアームと、前記前端部近傍であって、一対のアーム部のそれぞれの側部から側方に突出し、デンタルフロスを巻き付け可能な巻付部と、前記アーム部の先端に切り込まれた切込部と、アーム部の上面側にその長さ方向に沿って設けられ、デンタルフロスを先端近傍まで案内する案内部と、アーム部の先端近傍に突出し、前記デンタルフロスを係止させる係止部と、を含み、前記デンタルフロスを前記切込部に通し、しかも前記デンタルフロスを前記係止部に係止させつつ、前記先端近傍に前記デンタルフロスを巻き付けるものである。
以下、本発明の好適な実施形態の例について、図を用いて説明する。
本実施形態のデンタルフロスホルダ10は、例えば合成樹脂で形成され、図1及び図2に示す様に、把持部12と、張設部14とを備える。なお、図2(a)は、本実施形態のデンタルフロスホルダ10の平面図であり、図2(b)は、その左側面図である。
先ず、把持部12は、図1及び図2に示す様に、片手で把持できる程度のサイズで細長い板状本体部材11と、板状本体部材11を補強する帯状部材29とを備える。
なお、本実施形態の板状本体部材11は、図1及び図2に示す様に、把持部12の前端部15近傍を縮幅して、手で握りやすく、操作し易い形状としている。
また、帯状部材29は、板状本体部材11を補強する補強手段であり、図1及び図2に示す様に、板状本体部材11の両側縁13a,13b及び後縁13cに沿って、下方に突設される壁板状部材で形成される。
そして、把持部12は、図1及び図2に示す様に、その前端部15に、後述する張設部14を備える。
また、把持部は、本実施形態の板状に限らず、例えば棒状の様に、把持可能な形状で形成されてもよい。
次に、本実施形態の要部である張設部14は、図1及び図2に示す様に、一対のアーム部16a,16bと、巻付部18a,18bと、切込部20a,20bと、案内部21a,21bと、係止部24a,24b等を備える。
先ず、アーム部16a,16bは、図1及び図2に示す様に、四角柱状の棒状部材を含み、その先端27a,27bが下方を向くように、その中途で湾曲形成される。そして、アーム部16a,16bは、図1及び図2に示すように、把持部12の前端部15から、前方に延設される。より詳しくは、本実施形態のアーム部16a,16bは、図1及び図2に示す様に、前端部15の左右それぞれの端から、把持部12の長手方向に沿って前方に延設される。
すなわち、アーム部16a,16bは、図1及び図2に示すように、把持部12の前端部15に、左右方向に間隔を設けて対向配置される。このように、張設部14は、図1及び図2(a)に示すように、把持部12の前端部15から左右に分岐して前方に延設される一対のアーム部16a,16bを備える構成となっているのである。
なお、本実施形態の一対のアーム部は、平面視略U字状に形成されるが、U字状に限るものではなく、略V字状であっても良い。
また、アーム部は、本実施形態のように湾曲形成されるものに限らず、略真っすぐに形成されてもよい。
そして、後述するように、アーム部16a,16bの先端間にデンタルフロスFが横架される。
次に、アーム部16a,16bは、図1及び図2に示す様に、それぞれの先端27a,27bに、切込部20a,20bを備える。
本実施形態の切込部20a,20bは、図1及び図2に示す様に、先端27a,27bから略上方に向って、略V字状に切り込まれる切込口で形成される。
次に、アーム部16a,16bにそれぞれ配置される巻付部18a,18bについて、図3を用いて説明する。図3(a)は、巻付部18a,18bの斜視説明図であり、図3(b)は、巻付部18aの部分を拡大した一部平面図である。
巻付部18a,18bは、図3に示す様に、それぞれ、巻付芯材26と、カバー板材28と、突起部30とを備える。
巻付芯材26は、図3に示す様に、例えばアーム部16a,16bの断面積の略4分の1程度の断面積を有し、デンタルフロスの直径の略10倍程度の長さを有する四角柱片で形成される。そして、巻付芯材26は、図1及び図3(b)に示す様に、把持部12の前端部15近傍であって、一対のアーム部16a,16bの外側の側部23a,23bから側方にそれぞれ突設される。より詳しくは、巻付芯材26は、図2(a)及び図3(b)に示す様に、アーム部16aの右側部と、アーム部16bの左側部に配置される。言い換えると、巻付芯材26は、対向するアーム部16a,16bの対向する側と反対する側部にそれぞれ配置される。
そして、巻付芯材26の側周にデンタルフロスFを巻き付けることができる。
次に、カバー板材28は、図3に示す様に、例えば巻付芯材26の断面積より広い面積を有する略楕円状の平板部材で形成される。そして、カバー板材28は、図2(a)及び図3に示す様に、アーム部16aの側部23aに略平行に配置されるとともに、巻付芯材26の先端が、カバー板材28の中央部に位置する様に配置され、巻付芯材26の先端に固設される。
本実施形態のカバー板材28は、図3に示す様に、カバー板材28の背面側からアーム部16aの側部23aに向って突出する突起部30を備える。この突起部30と側部23aとの間隔は、少なくともデンタルフロスFの直径よりやや広く形成される。
このように、本実施形態のデンタルフロスホルダ10は、把持部12の前端部15近傍であって、一対のアーム部16a,16bの外側から突出し、デンタルフロスFを巻き付ける巻付部18a,18bを備える構成となっているのである。
次に、アーム部16a,16bにそれぞれ設けられる案内部21a,21bについて、図1及び図2を用いて説明する。
アーム部16a,16bは、図1及び図2に示すように、その上縁であり、向かい合う側と反対側、すなわち外側の上縁に沿って、アーム部16a,16bの上面から下がる段差を有する段部17a,17bを備える。より詳しくは、段部17a,17bの前記段差及び幅は、段部17a,17bにデンタルフロスFを這わせることが可能な程度、例えばデンタルフロスFの直径の略5〜7倍程度で形成される。また、段部17a,17bの長さは、図1及び図2に示す様に、上述した巻付部18a,18bの近傍から、アーム部16a,16bの切込部20a,20b近傍までの長さで形成される。
また、アーム部16a,16bは、図1及び図2に示すように、アーム部16a,16bの上面と略同じ高さとなる壁板材19a、19bを、段部17a,17bに沿って配置する。より詳しくは、案内部21a,21bからやや離れた段部17a,17bの中途から、切込部20a,20b近傍まで配置される。図1及び図2に示す様に、壁板材19a,19bと、段部17a,17bとで、アーム部16a,16bの長さ方向に沿った溝部22a,22bを形成する。
そして、巻付部18a,18bから壁板材19a、19bまでの段部17a,17bの部分及び溝部22a,22bは、デンタルフロスFを張設する際にデンタルフロスFを案内する案内部21a,21bを構成するのである。
本実施形態の案内部21a,21bは、段部及び溝部を含むが、案内部は、溝部だけで形成されていても良いし、段部だけで形成されていても良い。
この様に、案内部21a,21bは、溝部22a,22b及び/又はアーム部16a,16bの上面から下がる段部17a,17bを含む構成となっているのである。
次に、係止部24a,24bは、図1及び図2に示す様に、アーム部16a,16bの先端近傍の上面29a,29bから、デンタルフロスFの直径の略3〜4倍の高さで、前方に突出する突出片で形成される。本実施形態の係止部24a,24bは、図2に示す様に、アーム部16a,16bの上面29a,29bと、係止部24a,24bの上側側面とで成す角度が、90度より小さい角度で形成される。このような角度で形成することで、デンタルフロスFが、係止部24a,24bの基端に係止し易くなる。
また、係止部は、本実施形態の様に、前方に突出するものに限らず、側方に突出してもよい。
このように、本実施形態のデンタルフロスホルダ10は、一対のアーム部16a,16bのそれぞれの先端27a,27bの近傍に突出し、デンタルフロスFを係止させる係止部24a,24bを含む構成となっているのである。
次に、このように形成されるデンタルフロスホルダ10に、デンタルフロスを装着する方法について、図4及び図5を用いて説明する。
先ず、図4(a)に示す様に、例えば所定の長さのデンタルフロスFの一端側を、一対のアーム部16a,16bのうち一方のアーム部16bの巻付部18bに巻き付ける。その際、デンタルフロスFを巻き付ける巻付芯材26bは四角柱状で形成されるので、円柱状或いは楕円状よりもきつく巻き付けることができ、緩み難い。また、デンタルフロスFを巻付芯材26bと突起部30との間に巻き付けることで、巻き付けた後に、デンタルフロスFに巻き付けを緩ませる力が働いても、デンタルフロスFの動きは突起部30で規制されるので、緩み難くなる。
次に、図4(b)に示す様に、デンタルフロスFを案内部21bに沿って張設する。より詳しくは、デンタルフロスFを段部17bの上面に沿って這わせるように張設すると作業し易い。また、案内部21bは、溝部22bを備えているので、案内部21bからデンタルフロスFが外れ難い。
次に、図4(c)に示す様に、例えばデンタルフロスFを切込部20bに通しつつ、アーム部16bの先端近傍部分であり、切込部20bから上述した上面29bまでの巻付部分33bに複数回巻き付ける。その際、図4(c)及び図5に示す様に、デンタルフロスFを係止部24bに係止させつつ巻き付けるとよい。
次に、図5に示す様に、一対のアーム部16a,16bの先端27a,27b間にデンタルフロスFを横架させ、他方のアーム部16aの先端近傍部分であり、切込部20aから上述した上面29aまでの巻付部分33aに複数回巻き付ける。その際、デンタルフロスのテンションを所望のテンションに調整して巻き付けるとよい。
なお、巻付は、本実施例の方法に限るものではなく、例えば、デンタルフロスFを係止部24bに巻き付け、切込部20bを通過させ、他方のアーム部16aの切込部20aを通過させ、その後係止部24aに巻き付ける方法でもよい。
次に、図5に示す様に、デンタルフロスFを案内部21aに沿って張設し、巻付部18aに巻き付けて、デンタルフロスFのデンタルフロスホルダ10への取付を完了する。
この様に、本実施形態のデンタルフロスホルダ10によれば、一対のアーム部16a,16bの先端27a,27b間に横架されたデンタルフロスFの張り具合を所望の張り具合に調整し、その張り具合を維持した状態でデンタルフロスFを先端27a,27b近傍に緊縛でき、更に、デンタルフロスFの両端は、巻付部18a,18bにそれぞれ緊縛できるので、デンタルフロスFの張り具合を調整し易いとともに、一旦張設したデンタルフロスFが緩み難いデンタルフロスホルダを提供できる。
更に、本実施形態のデンタルフロスホルダ10によれば、一対のアーム部16a,16bの分岐箇所としての前端部15近傍は、上方に突出する部材を配置することなく略平坦に形成されるので、歯間清掃時に当該箇所に指を添え易く清掃し易いデンタルフロスホルダを提供できる。
また、本実施形態の係止部24a,24bは、図1、図2及び図5に示す様に、アーム部16a,16bの先端27a,27b近傍の上面から前方に突出するため、デンタルフロスFを先端27a,27b間に横架させると、その横架方向に略直交方向に突出する。従って、デンタルフロスFの横架方向に沿ってデンタルフロスホルダ10を動かして歯間を清掃する際、係止部24a,24bが舌の側部や頬粘膜に触れにくいので、更に歯間清掃をし易いデンタルフロスホルダを提供できる。
次に、本発明の実施形態の第1変形例に係るデンタルフロスホルダ50について、図6を用いて説明する。なお、図6(a)は、デンタルフロスホルダ50を説明する左側面図であり、図6(b)は、デンタルフロスホルダ50の一部底面説明図である。
本変形例のデンタルフロスホルダ50と、上述したデンタルフロスホルダ10との主な相違点は、図6に示す様に、把持部12´の後端部に舌クリーナを備える点にあり、以下、デンタルフロスホルダ10と同様な部材には同じ符号或いは同じ符号に「´」を設けた符号を付し、その説明を省略する。
本変形例に係るデンタルフロスホルダ50は、帯状部材29´と舌クリーナ52とを備える。
帯状部材29´と上述した帯状部材29との相違点は、図6に示す様に、その後端からやや前方の位置に、凹部54を備える点である。この凹部54は、舌の清掃時にデンタルフロスホルダ50の裏側に溜まる唾液を逃がす手段である。
次に、舌クリーナ52は、図6に示すように、例えば上述した板状本体部材11の後縁13cの略幅の長さを有する三角柱状部材で形成される。そして、舌クリーナ52は、図6(a)に示す様に、その長手方向を前記幅方に向け、しかも一つの頂辺を下方に向けた状態で、帯状部材29´の後端部29c´の下端に、帯状部材29´と一体に形成される。
従って、舌クリーナ52を舌に当て、把持部12の長手方向に摺動させることで舌のクリーニングが可能となる。
なお、舌クリーナ52は、本変形例の形状に限るものではなく、舌の上面を摺動できる任意の形状としてもよい。
これまで説明した様に、本実施形態のデンタルフロスホルダ10,50によれば、デンタルフロスの張り具合を調整し易いとともに、一端張設したフロスが緩み難く、しかも歯間清掃時に扱い易いデンタルフロスホルダを提供できる。
以上、本発明の実施形態のうちいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらはあくまでも例示であり、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
10,50 デンタルフロスホルダ
12 把持部
14 張設部
13c 後縁(後端部)
15 把持部の前端部
16a,16b 一対のアーム部
17a,17b 段部
18a,18b 巻付部
20a,20b 切込部
21a,21b 案内部
22a,22b 溝部
24a,24b 係止部
27a,27b 先端
26 巻付芯材
28 カバー板材
30 突起部
52 舌クリーナ

Claims (6)

  1. 細長い把持部と、前記把持部の前端部に設けられてデンタルフロスを張設させる張設部とを備えるデンタルフロスホルダにおいて、
    前記張設部は、
    前記前端部から分岐して前方に延設される一対のアーム部であり、その先端間に前記デンタルフロスが横架される一対のアーム部と、
    前記前端部近傍であって、前記一対のアーム部のそれぞれの側部から突出し、前記デンタルフロスを巻き付ける巻付部と、
    前記一対のアーム部のそれぞれの先端に切り込まれる切込部と、
    前記一対のアーム部のそれぞれの長さ方向に沿って設けられ、前記デンタルフロスを案内する案内部と、
    前記それぞれの先端近傍に突出し、前記デンタルフロスを係止させる係止部と、を含み、
    前記デンタルフロスを前記切込部に通し、しかも前記デンタルフロスを前記係止部に係止させつつ、前記先端近傍に前記デンタルフロスを巻き付けることを特徴とするデンタルフロスホルダ。
  2. 前記アーム部は、前記先端が下方を向くように中途で湾曲形成されることを特徴とする請求項1記載のデンタルフロスホルダ。
  3. 前記案内部は、溝部及び/又は前記アーム部の上面から下がる段部を含むことを特徴とする請求項1又は2記載のデンタルフロスホルダ。
  4. 前記係止部は、前記先端近傍の上面から前方に突出することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のデンタルフロスホルダ。
  5. 前記巻付部は、前記側部から突出する四角柱状の巻付芯材と、前記巻付芯材の断面積より広い面積の板材であり、前記側部に略平行に配置され、前記巻付芯材の先端に設けられるカバー板材とを備え、前記カバー板材は、前記側部に向って突出する突起部を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のデンタルフロスホルダ。
  6. 前記把持部は、その後端部に舌クリーナを突出させること特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のデンタルフロスホルダ。
















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