JP2017110138A - シリコーンゴム組成物及びそれを用いた燃料電池拘束部材 - Google Patents
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Abstract
Description
平均粒子径が0.05〜30μmである球状酸化物微粒子、
下記平均組成式(1):
Ra 2SiO (1)
(式中、Raは1価の炭化水素基を表し、該炭化水素基は置換基を有していてもよい。)
で表される繰り返し単位を有し、1分子中に少なくとも1個のケイ素原子結合アルケニル基を有するオルガノポリシロキサン、及び
下記平均組成式(2):
Rb 2SiO (2)
(式中、Rbは1価の炭化水素基を表し、該炭化水素基は置換基を有していてもよい。)
で表される繰り返し単位を有し、1分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
を含有する組成物であり、
該組成物の硬化物の25℃、大気圧条件下における全体積に対する前記球状酸化物微粒子の体積分率VP(単位:体積%)が下記式(3):
11×log(DP)+9≦VP≦15×log(DP)+16 (3)
(式中、DPは前記球状酸化物微粒子の平均粒子径(単位:nm)を表す。)
で表される条件を満たし、
前記ケイ素原子結合アルケニル基の含有量が、前記オルガノポリシロキサン全量に対して0.05〜1.0質量%であり、
前記ケイ素原子結合水素原子の含有量が、前記オルガノハイドロジェンポリシロキサン全量に対して0.10〜1.0質量%である、
ことを特徴とするものである。
平均粒子径が0.05〜30μmである球状酸化物微粒子、
下記平均組成式(1):
Ra 2SiO (1)
(式中、Raは1価の炭化水素基を表し、該炭化水素基は置換基を有していてもよい。)
で表される繰り返し単位を有し、1分子中に少なくとも1個のケイ素原子結合アルケニル基を有するオルガノポリシロキサン、及び
下記平均組成式(2):
Rb 2SiO (2)
(式中、Rbは1価の炭化水素基を表し、該炭化水素基は置換基を有していてもよい。)
で表される繰り返し単位を有し、1分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
を含有する組成物であり、
該組成物の硬化物の25℃、大気圧条件下における全体積に対する前記球状酸化物微粒子の体積分率VP(単位:体積%)が下記式(3):
11×log(DP)+9≦VP≦15×log(DP)+16 (3)
(式中、DPは前記球状酸化物微粒子の平均粒子径(単位:nm)を表す。)
で表される条件を満たし、
前記ケイ素原子結合アルケニル基の含有量が、前記オルガノポリシロキサン全量に対して0.05〜1.0質量%であり、
前記ケイ素原子結合水素原子の含有量が、前記オルガノハイドロジェンポリシロキサン全量に対して0.10〜1.0質量%である、
ことを特徴とするものである。
本発明に用いられる球状酸化物微粒子(以下、「球状酸化物微粒子(i)」という。)としては特に制限はないが、例えば、シリカ、アルミナ、チタニア、ジルコニア等の酸化物、及びこれらの複合酸化物が挙げられる。このような酸化物微粒子としては、その形状が球状であれば、内部に空隙(例えば、中空、多孔質)を有するものであってもよい。また、これらの球状酸化物微粒子は、1種を単独で使用しても2種以上を併用してもよい。
本発明に用いられるアルケニル基を有するオルガノポリシロキサン(以下、「アルケニル基含有オルガノポリシロキサン(ii)」という。)は、下記平均組成式(1):
Ra 2SiO (1)
(式中、Raは1価の炭化水素基を表し、該炭化水素基は置換基を有していてもよい。)
で表される繰り返し単位を有するものである。前記平均組成式(1)中のRaとしては、例えば、メチル基、フェニル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、ビニル基、アリル基、プロピニル基が挙げられる。また、前記アルケニル基含有オルガノポリシロキサン(ii)は、基本的には直鎖状のジオルガノポリシロキサンであるが、一部の分岐構造を含んでいてもよい。このようなアルケニル基含有オルガノポリシロキサン(ii)のうち、シリコーンゴム組成物の硬化物の硬度と可撓性の観点から、前記平均組成式(1)で表される繰り返し単位がジメチルシロキサン単位であるものが好ましい。
本発明に用いられるオルガノハイドロジェンポリシロキサン(以下、「オルガノハイドロジェンポリシロキサン(iii)」という)は、下記平均組成式(2):
Rb 2SiO (2)
(式中、Rbは1価の炭化水素基を表し、該炭化水素基は置換基を有していてもよい。)
で表される繰り返し単位を有するものである。前記平均組成式(1)中のRbとしては、例えば、水素原子、メチル基、フェニル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、ビニル基、アリル基、プロピニル基が挙げられる。また、前記オルガノハイドロジェンポリシロキサン(iii)の分子構造としては特に制限はなく、直鎖状、分岐状、環状のいずれでもよい。
本発明のシリコーンゴム組成物においては、必要に応じて触媒(iv)を配合してもよい。このような触媒(iv)としては、ヒドロシリル化反応に用いられる白金族系触媒であれば特に制限はなく、例えば、Pt触媒(Speier触媒、Karstedt触媒、白金錯体(例えば、塩化白金酸をアルコール、キシレン、ケトン、オレフィン、シロキサン等に溶解させたもの)等)、Rh触媒(Wilkinson触媒等)、Pd触媒(Trost触媒等)が挙げられる。
本発明のシリコーンゴム組成物においては、必要に応じて各種添加剤を配合することができる。このような添加剤としては、顔料、充填剤、湿潤材、耐熱性向上剤、離型剤、接着性付与剤、可塑剤等が挙げられる。また、室温での硬化反応を制御するために、テトラビニルテトラメチルシクロテトラシロキサン等の硬化調整剤やアセチレンアルコール(例えば、メチルイソブチノール)等の禁止剤を配合してもよい。
本発明のシリコーンゴム組成物は、前記球状酸化物微粒子(i)、前記アルケニル基含有オルガノポリシロキサン(ii)、前記オルガノハイドロジェンポリシロキサン(iii)、及び必要に応じて前記触媒(iv)を含有するものである。本発明のシリコーンゴム組成物において、アルケニル基含有オルガノポリシロキサン(ii)とオルガノハイドロジェンポリシロキサン(iii)との比率としては、アルケニル基含有オルガノポリシロキサン(ii)中のケイ素原子結合アルケニル基1molに対して、オルガノハイドロジェンポリシロキサン(iii)中のケイ素原子結合水素原子の量が0.5〜20molであることが好ましく、0.7〜5molであることがより好ましい。ケイ素原子結合水素原子の量が前記下限未満になると、架橋構造が十分に形成されないため、得られる硬化物の機械的強度が不足する傾向にある。特に、ひずみ速度が速い場合に、シリコーンゴム組成物の硬化物が硬くならない(測定周波数103Hzにおける貯蔵弾性率が8.0MPa未満となる)場合がある。他方、ケイ素原子結合水素原子の量が前記上限を超えると、架橋構造が多くなりすぎ、得られる硬化物が脆くなる傾向にある。特に、ひずみ速度が遅い場合に、シリコーンゴム組成物の硬化物が柔らかくならない(測定周波数10−2Hzにおける貯蔵弾性率が1.5MPaを超える)場合がある。
11×log(DP)+9≦VP≦15×log(DP)+16 (3)
で表される条件を満たすように配合する。これにより、球状酸化物微粒子(i)の体積分率VPを増加させること(好ましくは30体積%以上、より好ましくは35体積%以上、特に好ましくは40体積%以上)が可能となり、ひずみ速度が遅い場合には柔らかくなり、ひずみ速度が速い場合には硬くなる(測定周波数10−2Hzにおける貯蔵弾性率が1.5MPa以下かつ測定周波数103Hzにおける貯蔵弾性率が8.0MPa以上となる)シリコーンゴム硬化物が得られる。一方、VP<11×log(DP)+9になると、得られる硬化物が柔らかくなり、機械的強度が不足する。特に、ひずみ速度が速い場合に、シリコーンゴム組成物の硬化物が硬くならない(測定周波数103Hzにおける貯蔵弾性率が8.0MPa未満となる)。他方、VP>15×log(DP)+16になると、得られる硬化物が硬く、脆くなる。特に、ひずみ速度が遅い場合に、シリコーンゴム組成物の硬化物が柔らかくならない(測定周波数10−2Hzにおける貯蔵弾性率が1.5MPaを超える)。
VPの下限値=11×log(DP)+9 (3a)
VPの上限値=15×log(DP)+16 (3b)
となる。
このような本発明のシリコーンゴム組成物を硬化させることによって、ひずみ速度が遅い場合には柔らかくなり(測定周波数10−2Hzにおける貯蔵弾性率が1.5MPa以下となり)、ひずみ速度が速い場合には硬くなる(測定周波数103Hzにおける貯蔵弾性率が8.0MPa以上となる)シリコーンゴム硬化物が得られる。
球状酸化物微粒子(i)の水分散液(濃度:0.125質量%)を調製し、動的光散乱式粒度分布測定装置(大塚電子(株)製「ELS−Z」)を用いて25℃において球状酸化物微粒子(i)の粒子径分布(体積基準)を測定した。得られた粒子径分布(体積基準)の積算値50%の粒子径D50を球状酸化物微粒子(i)の平均粒子径DPとした。また、得られた粒子径分布(体積基準)から、積算値90%の粒子径D90と積算値10%の粒子径D10との比ΔD=D90/D10を求めた。
アルケニル基含有オルガノポリシロキサン(ii)のCDCl3溶液(濃度:0.5質量%)を調製し、核磁気共鳴(NMR)装置(日本電子(株)製「JNM−ECX400P型」)を用いて周波数400MHzにおいて1H−NMR測定を行なった。得られた1H−NMRスペクトルのアルケニル基に由来するピークとその他の官能基に由来するピークの積分比から、水素原子の数を算出し、アルケニル基含有オルガノポリシロキサン(ii)中のケイ素原子結合アルケニル基の含有量を求めた。
オルガノハイドロジェンポリシロキサン(iii)のCDCl3溶液(濃度:0.5質量%)を調製し、核磁気共鳴(NMR)装置(日本電子(株)製「JNM−ECX400P」)を用いて周波数400MHzにおいて1H−NMR測定を行なった。得られた1H−NMRスペクトルのケイ素原子結合水素原子に由来するピークとその他の官能基に由来するピークの積分比から、水素原子の数を算出し、オルガノハイドロジェンポリシロキサン(iii)中のケイ素原子結合水素原子の含有量を求めた。
・球状シリカ微粒子KE−P10
(株)日本触媒製アモルファスシリカ「シーホスターKE−P10」、真比重:2.0g/cm3、平均粒子径DP:100nm、ΔD:2.9。
・球状シリカ微粒子KE−P100
(株)日本触媒製アモルファスシリカ「シーホスターKE−P100」、真比重:2.0g/cm3、平均粒子径DP:1000nm、ΔD:1.4。
・球状シリカ微粒子KE−P250
(株)日本触媒製アモルファスシリカ「シーホスターKE−P250」、真比重:2.0g/cm3、平均粒子径DP:2500nm、ΔD:1.4。
・球状シリカ微粒子SO−E6
(株)アドマテックス製「SO−E6」、比重:2.3g/cm3、平均粒子径DP:1990nm、ΔD:4.0。
・球状アルミナ微粒子AO−809
(株)アドマテックス製「AO−809」、比重:3.7g/cm3、平均粒子径DP:12000nm、ΔD:50。
・球状シリカ混合微粒子
前記球状シリカ微粒子KE−P10と(株)日本触媒製アモルファスシリカ「シーホスターKE−P15」と(株)日本触媒製アモルファスシリカ「シーホスターKE−P20」とを体積比1:1:1で混合したもの、比重:2.0g/cm3、平均粒子径DP:150nm、ΔD:3.7。
・ビニル基末端ポリジメチルシロキサンDMS−V21
Gelest社製「DMS−V22」、比重:0.97g/cm3、ケイ素原子結合ビニル基含有量:1.20質量%。
・ビニル基末端ポリジメチルシロキサンDMS−V22
Gelest社製「DMS−V22」、比重:0.97g/cm3、ケイ素原子結合ビニル基含有量:0.60質量%。
・ビニル基末端ポリジメチルシロキサンDMS−V31
Gelest社製「DMS−V31」、比重:0.97g/cm3、ケイ素原子結合ビニル基含有量:0.22質量%。
・ビニル基末端ポリジメチルシロキサンDMS−V33
Gelest社製「DMS−V33」、比重:0.97g/cm3、ケイ素原子結合ビニル基含有量:0.13質量%。
・ビニル基末端ポリジメチルシロキサンDMS−V35
Gelest社製「DMS−V35」、比重:0.97g/cm3、ケイ素原子結合ビニル基含有量:0.10質量%。
・ビニル基末端ポリジメチルシロキサンDMS−V46
Gelest社製「DMS−V46」、比重:0.97g/cm3、ケイ素原子結合ビニル基含有量:0.04質量%。
・ビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1051J(A)
信越シリコーン社製「KE−1051J(A)」、比重:0.97g/cm3、ケイ素原子結合ビニル基含有量:0.24質量%。
・ビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1012J(A)
信越シリコーン社製「KE−1012J(A)」、比重:0.97g/cm3、ケイ素原子結合ビニル基含有量:0.35質量%。
・オルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1051J(B)
信越シリコーン社製「KE−1051J(B)」、比重:0.97g/cm3、ケイ素原子結合水素原子含有量:0.14質量%。
・オルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1012J(B)
信越シリコーン社製「KE−1012J(B)」、比重:0.97g/cm3、ケイ素原子結合水素原子含有量:0.19質量%。
・オルガノハイドロジェンポリシロキサンDMS−H21
Gelest社製「DMS−H21」、比重:0.97g/cm3、ケイ素原子結合水素原子含有量:0.03質量%。
白金錯体溶液(Gelest社製「SIP6830.0」)。
球状シリカ微粒子SO−E6とビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1012J(A)とオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1012J(B)とを均一になるまで混練した。得られた混練物をステンレス製の板と厚さ5mmのスペーサーによって形成された凹部(40mm×40mm×5mm)に流し込んだ後、もう1枚のステンレス製の板を重ねてボルトで締め付けて固定し、120℃で120分間、オーブンで加熱して成形品を作製した。なお、前記混練物は、ビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1012J(A)のビニル基とオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1012J(B)の水素原子とのモル比が1.8:1となるように、また、球状シリカ微粒子SO−E6の体積分率VPが、30体積%、39体積%、50体積%、56体積%、又は63体積%となるように調製した。
VPの下限値=11×log(DP)+9 (3a)
VPの上限値=15×log(DP)+16 (3b)
となった。図1は、球状酸化物微粒子(i)の平均粒子径DP(単位:nm)に対して、球状酸化物微粒子(i)の体積分率VP(単位:体積%)の下限値及び上限値をプロットした結果、及び前記関係式(3a)及び(3b)を示したものである。
8.0gの球状シリカ微粒子SO−E6と1.0gのビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1012J(A)と1.0gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1012J(B)とを均一になるまで混練した。得られた混練物をステンレス製の板と厚さ5mmのスペーサーによって形成された凹部(40mm×40mm×5mm)に流し込んだ後、もう1枚のステンレス製の板を重ねてボルトで締め付けて固定し、120℃で120分間、オーブンで加熱して成形品を作製した。
混練物として、7.8gの球状シリカ微粒子SO−E6と1.3gのビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1012J(A)と1.3gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1012J(B)とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、8.4gの球状シリカ微粒子SO−E6と1.8gのビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1012J(A)と1.8gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1012J(B)とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、6.4gの球状シリカ微粒子KE−P10と3.0gのビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1051J(A)と3.0gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1051(B)とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、7.8gの球状シリカ微粒子KE−P100と2.1gのビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1051J(A)と2.1gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1051(B)とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、8.4gの球状シリカ微粒子KE−P250と1.8gのビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1051J(A)と1.8gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1051(B)とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、9.4gの球状シリカ微粒子KE−P100と1.3gのビニル基末端ポリジメチルシロキサンDMS−V22と3.9gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1051J(B)と1μlの白金錯体溶液とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、7.4gの球状シリカ微粒子KE−P100と2.0gのビニル基末端ポリジメチルシロキサンDMS−V31と2.0gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1051J(B)と1μlの白金錯体溶液とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、4.8gの球状シリカ微粒子KE−P100と1.6gのビニル基末端ポリジメチルシロキサンDMS−V33と1.0gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1051J(B)と1μlの白金錯体溶液とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、5.2gの球状シリカ微粒子KE−P100と1.8gのビニル基末端ポリジメチルシロキサンDMS−V35と1.0gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1051J(B)と1μlの白金錯体溶液とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、8.4gの球状シリカ混合微粒子と2.8gのビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1051J(A)と2.8gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1051J(B)とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、9.6gの球状アルミナ微粒子AO−809と1.0gのビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1012J(A)と1.0gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1012J(B)とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、7.2gの球状シリカ微粒子SO−E6と2.4gのビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1012J(A)と2.4gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1012J(B)とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、5.4gの球状シリカ微粒子KE−P10と3.3gのビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1051J(A)と3.3gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1051J(B)とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、8.0gの球状シリカ微粒子KE−P100と2.9gのビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1051J(A)と2.9gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1051J(B)とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、7.2gの球状シリカ微粒子KE−P250と2.4gのビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1051J(A)と2.4gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1051J(B)とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、9.4gの球状シリカ微粒子KE−P100と0.7gのビニル基末端ポリジメチルシロキサンDMS−V21と4.4gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1051J(B)と1μlの白金錯体溶液とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、9.4gの球状シリカ微粒子KE−P100と0.9gのビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1051J(A)と4.3gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンDMS−H21とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、9.4gの球状シリカ微粒子KE−P100と4.3gのビニル基末端ポリジメチルシロキサンDMS−V46と0.9gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1051J(B)と1μlの白金錯体溶液とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、10.8gの球状シリカ混合微粒子と2.3gのビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1051J(A)と2.3gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1051J(B)とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
混練物として、8.6gの球状アルミナ微粒子AO−809と1.9gのビニル基含有ポリジメチルシロキサンKE−1012J(A)と1.9gのオルガノハイドロジェンポリシロキサンKE−1012J(B)とを均一になるまで混練したものを用いた以外は、実施例1と同様にして成形品を作製した。
各実施例及び各比較例で得られた成形品からカッターナイフを用いて試験片(10mm×10mm×5mm)を切出し、各試験片について、動的粘弾性測定装置(アイティー計測制御(株)製「DVA−220」)を用いて、測定温度:室温、ひずみ振幅:0.1%、試料変形モード:圧縮の条件で、測定周波数10−2Hz及び103Hzにおける貯蔵弾性率G’を測定した。その結果を表2に示す。また、球状酸化物微粒子の体積分率VP(単位:体積%)と平均粒子径DP(単位:nm)と貯蔵弾性率G’(単位:Pa)との関係を図3に示す。
Claims (4)
- 平均粒子径が0.05〜30μmである球状酸化物微粒子、
下記平均組成式(1):
Ra 2SiO (1)
(式中、Raは1価の炭化水素基を表し、該炭化水素基は置換基を有していてもよい。)
で表される繰り返し単位を有し、1分子中に少なくとも1個のケイ素原子結合アルケニル基を有するオルガノポリシロキサン、及び
下記平均組成式(2):
Rb 2SiO (2)
(式中、Rbは1価の炭化水素基を表し、該炭化水素基は置換基を有していてもよい。)
で表される繰り返し単位を有し、1分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、
を含有する組成物であり、
該組成物の硬化物の25℃、大気圧条件下における全体積に対する前記球状酸化物微粒子の体積分率VP(単位:体積%)が下記式(3):
11×log(DP)+9≦VP≦15×log(DP)+16 (3)
(式中、DPは前記球状酸化物微粒子の平均粒子径(単位:nm)を表す。)
で表される条件を満たし、
前記ケイ素原子結合アルケニル基の含有量が、前記オルガノポリシロキサン全量に対して0.05〜1.0質量%であり、
前記ケイ素原子結合水素原子の含有量が、前記オルガノハイドロジェンポリシロキサン全量に対して0.10〜1.0質量%である、
ことを特徴とするシリコーンゴム組成物。 - 前記アルケニル基がビニル基であることを特徴とする請求項1に記載のシリコーンゴム組成物。
- 前記平均組成式(1)で表される繰り返し単位がジメチルシロキサン単位であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシリコーンゴム組成物。
- 請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のシリコーンゴム組成物の硬化物からなることを特徴とする燃料電池拘束部材。
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