JP2017111111A - 試香方法、試香体及び香料体 - Google Patents
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図1に示すSは試香体で、試香体Sは、香料を吸収した吸収部材を備えたN個(N≧3)のシート状の香供給体と、このN個(N≧3)のシート状の香供給体をハトメ等の連結手段で相対回動可能に連結したもので、前記N個の香供給体から少なくとも2個選択して、選択した前記香供給体で扇いで選択した2個の前記吸収部材から生じる香料をブレンドし、その香りを嗅ぐものであり、前記N個の香供給体の前記吸収部材の香料は、前記N個毎異なるものである。
なお、上記「香料」は、植物や一部の動物から抽出された天然香料、化学的に合成された合成香料を含む意である。
第1の香供給体1は、第1の開口部K1を有した第1の表面体12と、この第1の表面体12が取り付けられた合成樹脂製の第1の合成樹脂体(例えば、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等)13とを有し、第1の吸収部材11は、第1の開口部K1を介して第1の合成樹脂体13に貼着されている。
第2の香供給体2は、第2の開口部K2を有した第2の表面体22と、この第2の表面体22が取り付けられた合成樹脂製の第2の合成樹脂体23とを有し、第2の吸収部材21は、第2の開口部K2を介して第2の合成樹脂体(例えば、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等)23に貼着されている。
第3の香供給体3は、第3の開口部K3を有した第3の表面体32と、この第3の表面体32が取り付けられた合成樹脂製の第3の合成樹脂体33とを有し、第3の吸収部材31は、第3の開口部K3を介して第3の合成樹脂体(例えば、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等)33に貼着されている。
第4の香供給体4は、第4の開口部K4を有した第4の表面体42と、この第4の表面体42が取り付けられた合成樹脂製の第4の合成樹脂体43とを有し、第4の吸収部材41は、第4の開口部K4を介して第4の合成樹脂体(例えば、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等)43に貼着されている。
第5の香供給体5は、第5の開口部K5を有した第5の表面体52と、この第5の表面体52が取り付けられた合成樹脂製の第5の合成樹脂体53とを有し、第5の吸収部材51は、第5の開口部K5を介して第5の合成樹脂体(例えば、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等)53に貼着されている。
なお、試香体Sの場合、N個(N≧3)のシート状の香供給体は、香料を吸収する吸収部材であり、少なくとも、使用時にまでに香料が吸収部材に滴下され、香料が吸収されていれば良い。
そして、不使用時、図3に示すように、第5の吸収部材51に対向する部位に第4の合成樹脂体43を、第4の吸収部材41に対向する部位に第3の合成樹脂体33を、第3の吸収部材31に対向する部位に第2の合成樹脂体23を、それぞれ覆うことにより、香料の外気への発散を防ぐことができる。
なお、図3においては、第1の吸収部材11は、開放されているが、望ましくは、第1の吸収部材11に対向する部位を図示しない非通気性の部材で覆うことにより、香料の外気への発散を防ぐようにするのが良い。また、試香体Sにあっては、N個(N≧3)のシート状の香供給体(1、2、3、4、5)にあっては、使用するときに香料を滴下するため、吸収部材(11、21、31、41、51)は、香料は吸収されていないものである。
N個(N≧3)のシート状の香供給体(本実施例では、1、2、3、4、5)をハトメ等の連結手段6で相対回動可能に連結しているため、シート状の香供給体(本実施例では、1、2、3、4、5)の紛失を防止すると共に、N個(N≧3)のシート状の香供給体(本実施例では、1、2、3、4、5)からの選択も容易である。
なお、本実施例においては、連結手段6を用いたが、本願発明にあっては、これに限らず、連結手段6を用いず、N個(N≧3)のシート状の香供給体をばらばらとしても良い。
本実施例の試香体Sは、上述したN個(N≧3)のシート状の香供給体(1、2、3、4、5)の吸収部材(11、21、31、41、51)には、それぞれ吸収部材(11、21、31、41、51)を回動自在に覆う覆い体(14、24、34、44、54)がN個(N≧3)としたもので、N個の香供給体(1、2、3、4、5)から少なくとも2個選択して、選択した前記香供給体の前記覆い体を回動して前記吸収部材が外気に臨むようにし、選択した前記香供給体を扇いで選択した2個の前記吸収部材から生じる香料をブレンドし、その香りを嗅ぐものであり、前記N個の香供給体の前記吸収部材の香料は、前記N個毎異なるものである。そして、N個(N≧3)のシート状の香供給体(1、2、3、4、5)から選択した香供給体(1、2、3、4、5)を選択した場合、選択した覆い体(14、24、34、44、54)は、吸収部材(11、21、31、41、51)が外気に臨むように、全開とする[図4(a)参照]。
また、第2の覆い体2は、第1の覆い体14と同様に、第2の香供給体2に回動自在に取り付けられ、第2の吸収部材21を覆う量の調整を図ることができる。
また、第3の覆い体3は、第2の覆い体24と同様に、第3の香供給体3に回動自在に取り付けられ、第3の吸収部材31を覆う量の調整を図ることができる。
また、第4の覆い体4は、第3の覆い体34と同様に、第4の香供給体4に回動自在に取り付けられ、第4の吸収部材41を覆う量の調整を図ることができる。
また、第5の覆い体5は、第5の吸収部材51と同様に、第5の香供給体5に回動自在に取り付けられ、第5の吸収部材51を覆う量の調整を図ることができる。
不使用時、第1の覆い体14で第1の吸収部材11、第2の覆い体24で第2の吸収部材21、第3の覆い体34で第3の吸収部材31、第4の覆い体44で第4の吸収部材41、第5の覆い体54で第5の吸収部材51を、それぞれ覆って、香料の外気への発散を防ぐことができる。
そのため、覆い体(14、24、34、44、54)を回動して、覆い体(14、24、34、44、54)の吸収部材(11、21、31、41、51)の覆う割合を可変とすることができるため、香料のブレンドに加え、その割合の微調整を簡易且つ迅速に行うことができる。
覆い体(14、24、34、44、54)は、ハトメ等の連結手段(61、62、63、64、65))で相対回動可能に香供給体(1、2、3、4、5)に連結されている。
図4及び図5の実施例においても、図1乃至図3の実施例と同様、N個(N≧3)のシート状の香供給体(本実施例では、1、2、3、4、5)をハトメ等の連結手段6で相対回動可能に連結しているため、シート状の香供給体(本実施例では、1、2、3、4、5)の紛失を防止すると共に、N個(N≧3)のシート状の香供給体(本実施例では、1、2、3、4、5)からの選択も容易である。
なお、図4及び図5の実施例においては、連結手段6を用いたが、本願発明にあっては、これに限らず、連結手段6を用いず、N個(N≧3)のシート状の香供給体をばらばらとしても良い。
即ち、香料体(例えば、図5の試香体Sから分離した第1の香料体1)Sは、図6に示すように、香料を吸収する吸収部材11を備えたシート状の香供給体1と、このシート状の香供給体1に、ハトメ等の連結手段61により回動自在に取り付けられ、吸収部材11を開閉自在に覆う覆い体14とを備えている。
この香料体(例えば、図5の試香体Sから分離した第1の香料体1)Sによれば、使用時、例えば、香料体Sを胸ポケット(図示せず)に入れ、好みの香料が滴下された吸収部材11が外気に臨むように覆い体14を開にすれば、吸収部材11から香料が放散され、また、不使用時、吸収部材11を外気から遮断するように覆い体14を閉にすれば、香料の無駄な放散を防いで、つまり、香料がより蒸発しにくく、香りの持ちを良くして、香料の有効活用を図って使用勝手を向上させることができる。
なお、覆い体14の吸収部材11の覆いは、上述の実施例と同様、覆い体14による吸収部材11の全閉から覆い体14による吸収部材11の全開に至る多段階に亘って、香りの調整を図ることができる。
上述した図7記載の香料体Sによれば、使用時、例えば、香料体Sを胸ポケットに入れ、午前に、好みの第1の香料が滴下された第1の吸収部材11が外気に臨むように第1の覆い体14を開にすれば、第1の吸収部材11から第1の香料が放散され、また、不使用時、第1の吸収部材11を外気から遮断するように第1の覆い体14を閉にすれば、第1の香料の無駄な放散を防いで、つまり、第1の香料がより蒸発しにくく、第1の香りの持ちを良くして、第1の香料の有効活用を図って使用勝手を向上させることができ、更に、午後に、第1の覆い体14を閉にして、好みの第2の香料が滴下された第2の吸収部材21が外気に臨むように第2の覆い体24を開にすれば、第2の吸収部材21から第2の香料が放散され、また、不使用時、第2の吸収部材21を外気から遮断するように第2の覆い体24を閉にすれば、第2の香料の無駄な放散を防いで、つまり、第2の香料がより蒸発しにくく、第2の香りの持ちを良くして、第2の香料の有効活用を図って使用勝手を向上させることができる。
1 第1の香供給体
2 第2の香供給体
3 第3の香供給体
4 第4の香供給体
5 第5の香供給体
11 第1の吸収部材
21 第2の吸収部材
31 第3の吸収部材
41 第4の吸収部材
51 第5の吸収部材
6 連結手段
Claims (12)
- 香料を吸収した吸収部材を備えたN個(N≧3)のシート状の香供給体をハトメ等の連結手段で相対回動可能に連結し、
前記N個の香供給体から少なくとも2個選択して、選択した前記香供給体を扇いで選択した2個の前記吸収部材から生じる香料をブレンドし、その香りを嗅ぐものであり、
前記N個の香供給体の前記吸収部材の香料は、前記N個毎異なるものである
ことを特徴とする試香方法。 - 香料を吸収した吸収部材を備えたN個(N≧3)のシート状の香供給体をハトメ等の連結手段で相対回動可能に連結し、
前記N個(N≧3)のシート状の香供給体の前記吸収部材には、それぞれ前記吸収部材を回動自在に覆う覆い体がN個(N≧3)あり、
前記N個の香供給体から少なくとも2個選択して、選択した前記香供給体の前記覆い体を回動して前記吸収部材が外気に臨むようにし、選択した前記香供給体を扇いで選択した2個の前記吸収部材から生じる香料をブレンドし、その香りを嗅ぐものであり、
前記N個の香供給体の前記吸収部材の香料は、前記N個毎異なるものである
ことを特徴とする試香方法。 - 香料を吸収した吸収部材を備えたN個(N≧3)のシート状の香供給体から少なくとも2個選択して、選択した前記香供給体を扇いで選択した2個の前記吸収部材から生じる香料をブレンドし、その香りを嗅ぐものであり、
前記N個の香供給体の前記吸収部材の香料は、前記N個毎異なるものである
ことを特徴とする試香方法。 - 香料を吸収した吸収部材を備えたN個(N≧3)のシート状の香供給体と、このN個(N≧3)のシート状の香供給体の前記吸収部材には、それぞれ前記吸収部材を回動自在に覆う覆い体がN個(N≧3)あり、
前記N個の香供給体から少なくとも2個選択して、選択した前記香供給体の前記覆い体を回動して前記吸収部材が外気に臨むようにし、選択した前記香供給体を扇いで選択した2個の前記吸収部材から生じる香料をブレンドし、その香りを嗅ぐものであり、
前記N個の香供給体の前記吸収部材の香料は、前記N個毎異なるものである
ことを特徴とする試香方法。 - 吸収部材が外気に臨むように覆い体を回動して、前記覆い体の前記吸収部材の覆う割合を可変とした
ことを特徴とする請求項2又は4記載の試香方法。 - 不使用時、N個(N≧3)の香供給体のそれぞれの吸収部材をそれぞれの覆い体により覆う
ことを特徴とする請求項2又は4記載の試香方法。 - 香料を吸収する吸収部材を備えたN個(N≧3)のシート状の香供給体を備えている ことを特徴とする試香体。
- 香料を吸収する吸収部材を備えたN個(N≧3)のシート状の香供給体と、
このN個のシート状の香供給体を相対回動可能に連結するハトメ等の連結手段とを備え、
ことを特徴とする試香体。 - 香料を吸収する吸収部材を備えたN個(N≧3)のシート状の香供給体と、
このN個のシート状の香供給体を相対回動可能に連結するハトメ等の連結手段とを備え、
前記N個(N≧3)のシート状の香供給体のそれぞれの前記吸収部材には、前記吸収部材を回動自在に覆う覆い体がそれぞれの前記香供給体に設けられている
ことを特徴とする試香体。 - 覆い体が香供給体に回動自在に取り付けられ、
前記覆い体の前記吸収部材の覆いは、前記覆い体による前記吸収部材の全閉から前記覆い体による前記吸収部材の全開に至る多段階に亘っている
ことを特徴とする請求項9記載の試香体。 - 香料を吸収する吸収部材を備えたシート状の香供給体と、
このシート状の香供給体に回動自在に取り付けられ、前記吸収部材を開閉自在に覆う覆い体とを備えている
ことを特徴とする香料体。 - 香料を吸収する吸収部材を備えたシート状の香供給体であって、
前記香料を吸収する吸収部材は、前記シート状の香供給体の表側に第1の香料を吸収する第1の吸収部材と、前記シート状の香供給体の裏側に第2の香料を吸収する第2の吸収部材とを有し、
前記シート状の香供給体の表側に回動自在に取り付けられ、前記第1の吸収部材を開閉自在に覆う第1の覆い体と、前記シート状の香供給体の裏側に回動自在に取り付けられ、前記第2の吸収部材を開閉自在に覆う第2の覆い体とを備えている
ことを特徴とする香料体。
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