JP2017116648A - 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 Download PDF

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明裕 藤原
Akihiro Fujiwara
明裕 藤原
佑樹 中村
Yuki Nakamura
佑樹 中村
久保田 剛
Takeshi Kubota
剛 久保田
川崎 修平
Shuhei Kawasaki
修平 川崎
延喜 吉田
Nobuyoshi Yoshida
延喜 吉田
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Abstract

【課題】収容室の容積を大きくしつつ、収容室から現像室に十分な量の現像剤を供給することができる。【解決手段】収容室18aの内壁面に接触することで弾性変形し、弾性変形した状態から復元する力を利用して、開口18cを介して、収容室18aから現像室18bに現像剤を搬送する搬送部材23と、搬送部材23の回転方向において凹部18dよりも下流側に設けられ、回転方向の上流側に突出し現像剤の搬送を補助する搬送補助部材19と、を有し、搬送部材23の回転方向において、凹部18dは、収容室18aの底部18fよりも下流側に位置するとともに、18c開口よりも上流側に位置しており、搬送部材23が凹部18dを通過する過程において、収容室18aの内壁面と搬送補助部材19とに搬送部材23が同時に接触する。【選択図】図1

Description

本発明は、感光ドラムに形成された静電潜像を現像する現像装置と、感光ドラムに現像剤像を形成するとともに画像形成装置に装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジと、現像剤を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
電子写真方式を用いた画像形成装置では、感光体のトナー像を形成するために感光体を一様に帯電させる。そして、帯電した感光体が選択的に露光されることによって感光体上に静電像を形成され、感光体上に形成された静電像はトナー像として現像される。また、感光体に形成されたトナー像は用紙やプラスチックシートなどの記録材に転写され、その後、記録材に転写されたトナー像が加熱・加圧されることでトナー像が記録材に定着する。このようにして、記録材に画像が形成される。
ここで、従来、複数の感光体が水平方向に一列に配置されたインライン方式の画像形成装置において、複数の感光体が中間転写ベルトよりも下方に配置されることがある。中間転写ベルトよりも下方に感光体が配置される場合、露光装置や現像装置などと定着装置との間に中間転写ベルトが配置されるため、露光装置や現像装置などと定着装置とを離れて配置することができる。そのため、現像装置や露光装置などが、定着装置からの熱の影響を受け難くなる。
このように感光体を中間転写ベルトの下方に配置する場合、現像装置内の現像剤としてのトナーを重力に反して感光体に向かって搬送する必要がある。現像装置は、一般的に、感光体にトナーを供給するための現像ローラや、現像ローラにトナーを供給する現像剤供給ローラなどが設けられる現像室と、現像室に供給されるトナーが収納される収容室としてのトナー収納室とを有する。ここで、複数の感光体が中間転写ベルトよりも下方に配置される場合、基本的に、感光体よりも下方に現像室が位置し、現像室よりも下方にトナー収納室が位置する。この場合、トナー収納室から現像室に重力に反してトナーを供給する必要がある。特許文献1に開示される技術では、可撓性のシートが取り付けられた撹拌部材が回転することで、トナー収納室の上方に配置された現像室にトナー収納室からトナーが搬送される。
ここで、図8に示すように、重力に反してトナー収納室から現像室にトナーを搬送するプロセスカートリッジ7について考える。複数のプロセスカートリッジ7が画像形成装置内で水平方向に一列に配置される場合、図8(a)に示すように、隣り合うプロセスカートリッジ7同士の間に空間Hが存在することがある。この空間Hを有効に活用して、図8(b)に示すように、トナー収納室18aに凹部18dを設け、トナー収納室18aの容積を増大する仮想技術が考えられる。凹部18dは、トナー収納室の壁面が空間H側に出っ張ることで形成されている。
しかし、このような仮想技術において、撹拌部材23によってトナーが搬送される場合に、図9に示すように、撹拌シート23bの先端が凹部18dを通過するときに、撹拌シート23bの先端がトナー収納室18aの壁面に接触しない場合がある。このような状態は、トナー収納室18aの壁面から撹拌部材23の回転軸までの距離が、撹拌シート23bの長さよりも大きい場合に発生する。このとき、撹拌シート23bと凹部18dとの間に隙間Nが生じる。これにより、撹拌シート23b上に載ったトナーが隙間Nから自重で落下し、撹拌シート23bによってトナー収納室18aから現像室18bに搬送されるトナーの量が減少してしまう可能性がある。
特開2011−039554号公報 特開2004−361463号公報
本発明の目的は、収容室の容積を大きくしつつ、収容室から現像室に十分な量の現像剤を供給することである。
上記目的を達成するために、本発明である現像装置は、
現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体を有する現像室と、
開口と凹部を有し、前記現像室の下方に位置し、現像剤を収容する収容室と、
前記収容室の内壁面に接触することで弾性変形し、弾性変形した状態から復元する力を利用して、前記開口を介して、前記収容室から前記現像室に現像剤を搬送する搬送部材と、
前記搬送部材の回転方向において前記凹部よりも下流側に設けられ、前記回転方向の上流側に突出し現像剤の搬送を補助する搬送補助部材と、を有し、
前記搬送部材の回転方向において、前記凹部は、前記収納室の底部よりも下流側に位置するとともに、前記開口よりも上流側に位置しており、
前記搬送部材が前記凹部を通過する過程において、前記収容室の内壁面と前記搬送補助部材とに前記搬送部材が同時に接触することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明であるプロセスカートリッジは、
上記現像装置と、
像担持体と、を有し、
画像形成装置に着脱可能であることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明である画像形成装置は、
上記現像装置、または、上記プロセスカートリッジのうちの少なくとも1つを有し、
現像剤を用いて記録媒体に画像を形成することを特徴とする。
本発明は、収容室の容積を大きくしつつ、収容室から現像室に十分な量の現像剤を供給することができる。
実施例に係るプロセスカートリッジの概略断面図 実施例に係る画像形成装置の概略断面図 画像形成装置の装置本体にプロセスカートリッジが挿入される様子を示す図 従来におけるプロセスカートリッジの概略断面図 従来においてトナー収納室内のトナーが現像室に搬送される様子を示す図 実施例においてトナー収納室内のトナーが現像室に搬送される様子を示す図 実施例に係るプロセスカートリッジの概略断面図 参考例におけるプロセスカートリッジの概略断面図 参考例におけるプロセスカートリッジの概略断面図 凹部について具体的に説明する図 凹部が覆われている状態を具体的に示す図 伸びた撹拌部材の回転領域について説明する図 実施例に係るプロセスカートリッジの斜視断面図
(実施例)
以下に図面を参照して本発明の実施形態を例示する。ただし、実施形態に記載されている構成部品の寸法や材質や形状やそれらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件などにより適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施形態に限定する趣旨ではない。
<電子写真画像形成装置>
まず、実施例に係る電子写真画像形成装置(画像形成装置)の全体構成について図2と図3を用いて説明する。図2は、実施例に係る画像形成装置100の概略断面図である。図3は、画像形成装置100の装置本体にプロセスカートリッジ7Yが挿入される様子を示す図である。
画像形成装置100は、それぞれイエロー(Y)・マゼンタ(M)・シアン(C)・ブラック(K)の画像を形成するための第1〜第4の画像形成部SY・SM・SC・SKを有する。本実施例では、第1〜第4の画像形成部SY〜SKの構成と動作は、形成される画像の色が異なることを除いて実質的に同じである。したがって、以下において、特に区別を要しない場合は、添え字であるY・M・C・Kは省略して総括的に説明する。
本実施例では、画像形成装置100は、像担持体としての感光ドラム1(1Y〜1K)を4つ有する。感光ドラム1は、図2の矢印A方向に回転する。また、感光ドラム1の周囲には、帯電ローラ2と、露光装置としてのスキャナユニット3が配置されている。帯電ローラ2は、感光ドラム1の表面を均一に帯電する帯電手段である。そして、スキャナユニット3は、画像情報に基づきレーザーを照射して感光ドラム1上に静電像(静電潜像)を形成する露光手段である。また、感光ドラム1の周囲には、現像装置としての現像ユニット4(4Y〜4K)と、クリーニング手段としてのクリーニングブレード6(6Y〜6K)が配置されている。なお、本実施例において、現像ユニット4は、プロセスカートリッジとして画像形成装置100の装置本体に着脱可能な構成である。しかし、これに限定されず、現像装置である現像ユニット4が単体で画像形成装置の装置本体から着脱可能な構成でもよい。
さらに、感光ドラム1上のトナー像を記録媒体としての記録材12に転写するための中間転写体としての中間転写ベルト5が、4個の感光ドラム1に対向して配置されている。また、本実施例では、現像装置としての現像ユニット4では、現像剤として、非磁性一成分現像剤であるトナーT(TY〜TK)が用いられている。本実施例では、現像ユニット4は、現像剤担持体としての現像ローラ17を感光ドラム1に接触させることで、感光ドラム1上の静電潜像を現像している。
本実施例では、感光体ユニット13は、感光ドラム1と、帯電ローラ2と、クリーニングブレード6と、感光ドラム1上に残留している転写残トナー(廃トナー)を収容する除去現像剤収容部としての廃トナー収容部14a(14aY〜14aK)を有している。さらに、本実施例では、現像装置としての現像ユニット4と感光体ユニット13とが、プロセスカートリッジ7として一体的にカートリッジ化されている。プロセスカートリッジ7は、画像形成装置100に設けられた不図示の装着ガイドと、位置決め部材などの装着手段とによって画像形成装置100に着脱可能となっている。
本実施例では、プロセスカートリッジ7は、図3に示すように、感光ドラム1の回転中心軸線方向(G方向)において、画像形成装置100に対して着脱されることができる。本実施例では、各色のプロセスカートリッジ7は全て同一の形状であり、各色のプロセスカートリッジ7内には、それぞれ、イエロー(TY)・マゼンタ(TM)・シアン(TC)・ブラック(TK)のトナーT(TY・TM・TC・TK)が収納されている。ここで、図3に示すように、プロセスカートリッジ7の長手方向は、感光ドラム1の回転中心軸線方向(G方向)と同じ方向である。
中間転写ベルト5は、全ての感光ドラム1(1Y〜1K)に当接し、図2の矢印B方向に回転移動する。中間転写ベルト5は、複数の支持部材(駆動ローラ26と二次転写対向ローラ27と従動ローラ28)によって支持されている。中間転写ベルト5の内周面側には、各感光ドラム1に対向するように、一次転写手段としての一次転写ローラ8(8Y〜8K)が4つ並設されている。また、中間転写ベルト5の外周面側において、二次転写対向ローラ27に対向する位置には、二次転写手段としての二次転写ローラ9が配置されている。
<画像形成プロセス>
画像を形成する場合には、まず、感光ドラム1の表面が帯電ローラ2によって一様に帯電される。次に、画像情報に応じてスキャナユニット3からレーザー光が照射され、帯電した感光ドラム1の表面が走査露光されることで、画像情報に基づいて感光ドラム1上に静電潜像が形成される。そして、感光ドラム1上に形成された静電潜像は、現像装置としての現像ユニット4によってトナー像として現像される。感光ドラム1上に形成されたトナー像は、一次転写ローラ8によって中間転写ベルト5上に転写(一次転写)される。
例えば、フルカラーの画像を形成する場合には、上述した画像形成プロセスが、第1〜第4の画像形成部SY〜SKにおいて順次に行われる。そして、画像形成部SY〜SKから中間転写ベルト5上に各色のトナー像が順次重ねられる(一次転写される)。その後、中間転写ベルト5の移動と同期して、記録材12が二次転写部へと搬送される。そして、記録材12を介して二次転写ローラ9が中間転写ベルト5に当接している状態で、中間転写ベルト5上の4色トナー像は、二次転写ローラ9によって、記録材12上に一括して二次転写される。
トナー像が転写された記録材12は、定着手段としての定着装置10に搬送される。定着装置10が記録材12を加熱・加圧することで記録材12にトナー像が定着する。一次転写工程後に感光ドラム1上に残留した一次転写残トナーは、クリーニングブレード6によって除去される。また、二次転写工程後に中間転写ベルト5上に残留した二次転写残トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置11によって除去される。除去された転写残トナー(廃トナー)は、画像形成装置100の廃トナーボックス(不図示)に排出される。なお、画像形成装置100は、1つや2つなど所望の数の画像形成部のみを用いて、単色またはマルチカラーの画像を形成することもできる。
<プロセスカートリッジ>
次に、本実施例に係る画像形成装置100に装着されるプロセスカートリッジ7の全体構成について図4を用いて説明する。図4は、従来におけるプロセスカートリッジ7の概略断面図である。現像装置としての現像ユニット4は、現像ユニット4内の各種要素を支持する現像枠体18を有する。現像ユニット4には、感光ドラム1と接触し、図4の矢印D方向(反時計回り)に回転する現像剤担持体としての現像ローラ17が設けられている。現像ローラ17の長手方向(回転中心軸線方向)の両端部において、現像ローラ17は、軸受を介して回転可能に現像枠体18に支持されている。
また、現像装置としての現像ユニット4は、収容室としてのトナー収納室18aと、現像ローラ17が配設された現像室18bと、トナー収納室18aと現像室18bとを連通する開口18cを有する。本実施例では、画像形成装置100が通常使用される姿勢であって、現像ユニット4が画像形成装置100に装着された姿勢において、現像室18bは、トナー収納室18aの上方に位置する。また、現像室18bには、現像ローラ17に接触するとともに図4の矢印E方向に回転する供給部材としてのトナー供給ローラ20と、現像ローラ17上のトナー層を規制するための現像剤規制部材としての現像ブレード21とが配置されている。トナー供給ローラ20は、現像室18b内(現像室内)のトナーを現像ローラ17に供給する。
また、トナー収納室18aには、トナー収納室18aに収納されたトナーTを撹拌するとともに、開口18cを介して、トナー収納室18aから前記トナー供給ローラ20にトナーを搬送するための搬送部材としての撹拌部材23が設けられている。撹拌部材23は、現像ローラ17の回転中心軸線方向と平行な回転軸23aと、トナーを撹拌・搬送する可撓性のシート部材としての撹拌シート23bとを有する。また、撹拌シート23bの一端は回転軸23aに取り付けられている。
感光体ユニット13は、感光体ユニット13内の各種要素を支持する枠体としてのクリーニング枠体14を有する(図1を参照)。クリーニング枠体14には、軸受部材を介して、感光ドラム1が、図4の矢印A方向に回転可能に取り付けられている。また、クリーニング枠体14には、帯電ローラ軸受15(図1を参照)が取り付けられている。帯電ローラ軸受15は、帯電ローラ2の回転中心と感光ドラム1の回転中心とを通る線に沿って延びている。ここで、帯電ローラ軸受15は、図1の矢印C方向に移動可能に取り付けられている。そして、帯電ローラ2は、帯電ローラ軸受15に回転可能に取り付けられている。そして、帯電ローラ軸受15は、付勢手段としての帯電ローラ加圧バネ16(図1を参照)によって感光ドラム1に向かって付勢される。
また、クリーニングブレード6は、一次転写後に感光ドラム1の表面に残った転写残トナー(廃トナー)を除去するための弾性部材6aと、弾性部材6aを支持するための支持部材6bとを有している。クリーニングブレード6によって感光ドラム1の表面から除去された廃トナーは、クリーニングブレード6とクリーニング枠体14とによって形成される空間を重力方向に落下し、廃トナー収容部14a内に収容される。
<トナー搬送の構成>
次に、収容室としてのトナー収納室18a内のトナーを現像室18bへ搬送する構成について図4と図5を用いて説明する。図5は、従来においてトナー収納室18a内のトナーが現像室18b室に搬送される様子を示す図である。撹拌シート23bはトナー収納室18aの内壁面に当接するため、撹拌部材23は、撹拌シート23bが弾性変形した(撓んだ)状態で回転する。
トナー収納室18aには、撹拌シート23bが弾性変形した状態から復元する際に、トナー収納室18aの内壁面と撹拌シート23bとが接触している位置である解放位置18eがある。トナー収納室18aの内壁面に撹拌シート23bが接触し、トナー収納室18aの内壁面から撹拌シート23bに力が付与されることで撹拌シート23bが弾性変形する。そして、撹拌シート23bが解放位置18eを通過するタイミングで、撹拌シート23bが弾性変形した状態から復元する力によって撹拌シート23b上(搬送部材上)に乗ったトナーが跳ね上がり、開口18cを介してトナーが現像室18b内に搬送される。
つまり、トナー収納室18aの内壁面と撹拌シート23bとに撹拌シート23b上のトナーが支持しながら、撹拌シート23bがトナーを持ち上げるとともに、弾性変形した撹
拌シート23bの復元力を利用して現像室18bにトナーを搬送する。本実施例では、撹拌部材23は、トナー収納室18aの底部18fに堆積したトナーの多くを撹拌・搬送することができる。図4に示すように、真っ直ぐに伸びた撹拌シート23bの先端(他端)から回転軸23aまでの長さをW0とし、トナー収納室18aの底部18fから回転軸23aまでの長さをW1とすると、本実施例ではW0>W1となっている。
ここで、従来においてトナー収納室18a内のトナーが現像室18bに搬送される様子について図5を用いて説明する。図5(a)は、トナー収納室18aの底部18fに堆積したトナーの上側を撹拌シート23bが押し始める状態を示す図である。その後、図5(b)に示すように、撹拌シート23bは、図5の矢印F方向に回転し、底部18fに堆積したトナーを上方に持ち上げる。
さらに、図5(c)に示すように、撹拌シート23bは、矢印F方向に回転し、撹拌シート23bの端部が解放位置18eに到達する。この状態において、撹拌シート23bにはトナーが載っており、撹拌シート23bの端部が解放位置18eを通過するタイミングで、撹拌シート23bと解放位置18eとの接触状態が解除され、撹拌シート23bが弾性変形した状態から復元する。このときに、撹拌シート23bが復元する力によって、トナーが、開口18cに向かって跳ね上げられる。
次に、図5(d)に示すように、撹拌シート23bが弾性変形した状態から復元する力でトナーを開口18cへ搬送するとともに、撹拌シート23bが、収容室としてのトナー収納室18aにおける開口18cが設けられる面に衝突する。このときの衝撃力によって、撹拌シート23b上のトナーが現像室18b押し込まれる。その後、撹拌シート23bが矢印F方向にさらに回転し、再び、図5(a)に示す状態となる。そして、このまま、撹拌シート23bが矢印F方向に回転し続け、撹拌シート23bの端部が解放位置18eを通過する度に、撹拌シート23b上のトナーが跳ね上がり、トナー収納室18a内のトナーが、開口18cを介して現像室18bに搬送される。
<トナー収納室の凹部の構成>
図1に示すように、収容室としてのトナー収納室18aの壁面18d1と壁面18d2とによって凹部18dが形成される。凹部18dとは、具体的には、図10において、壁面18d1と壁面18d2と点線Uとに囲まれた空間のことをいう。ここで、壁面18d1は、撹拌部材23の回転方向において凹部18dの下流側に位置する壁であり、壁面18d2は、撹拌部材23の回転方向において凹部18dの上流側に位置する壁である。また、画像形成装置100が通常使用される姿勢で、鉛直方向において、凹部18dは、解放位置18eよりも下方に位置している。なお、現像ローラ17の回転中心軸線は解放位置18eよりも上方に位置しており、解放位置18eは撹拌部材23の回転中心軸線よりも上方に位置している。
壁面18d1と壁面18d2とがなす角度は、凹部内に入り込んだトナーが自重で落下していく角度(安息角)以上である。つまり、凹部18dは、凹部18d内に入り込んだトナーが収容室としてのトナー収納室18aの底部18fに自重で落下するような形状となっている。具体的には、画像形成装置100が通常使用される姿勢であって、現像装置としての現像ユニット4が画像形成装置100に装着された姿勢において、凹部18d内に入り込んだトナーがトナー収納室18aの底部18fに自重で落下するような形状となっている。また、トナー収納室18aにおいて、凹部18dは、開口18cと解放位置18eよりも、撹拌部材23の回転方向おいて上流側に位置している。また、凹部18dは、撹拌部材23の回転方向において底部18fよりも下流側に位置する。また、図1に示すように、トナー収納室18aの内壁面には搬送規制面18gが設けられている。撹拌部材23の回転軸23aから搬送規制面18gまでの距離をW2とし、真っ直ぐに伸びた撹
拌シート23bの端部から回転軸23aまでの距離をW0とすると、本実施例ではW2<W0となっている。
<凹部におけるトナー搬送>
本実施例では、図12に示すように、撹拌部材23の回転方向において凹部18dよりも下流側に、撹拌部材23の回転領域Xに突出する搬送補助部材としての搬送支持部材19が設けられている。搬送支持部材19は、シート状であり、トナーの搬送を補助する。本実施例では、搬送支持部材19は、可撓性を有するシート部材となっている。また、図1に示すように、撹拌シート23bの端部が凹部18dを通過する過程で、搬送支持部材19と搬送規制面18gとに撹拌シート23bが同時に接触するように、搬送支持部材19が配置されている。搬送支持部材19は凹部18dの一部を覆っている。ここで、図11には、参考として、凹部18dが被覆部材Vに完全に覆われている状態を示している。
また、搬送補助部材としての搬送支持部材19において、凹部18dの一部を覆っている部分の端部は自由端19aである。搬送支持部材19の自由端19aは、画像形成装置100が通常使用される姿勢において、撹拌シート23bの回転中心軸線よりも上方に位置している。また、搬送支持部材19の自由端19aは、収容室としてのトナー収納室18aの内壁面に搬送支持部材19が固定される位置である位置19bよりも現像ローラ17から離れている。搬送支持部材19は、現像装置としての現像ユニット4の長手方向に延びているとともに、現像ユニット4の長手方向に長辺を有している。ここで、現像ユニット4の長手方向とは、図13に示すように、撹拌部材23の回転軸が延びる方向であるとともに、現像ローラ17が延びる方向である。
これにより、搬送補助部材としての搬送支持部材19は、回転する撹拌シート23bと凹部18dとの隙間から撹拌シート23b上のトナーが落下してしまうことを抑制するように、撹拌シート23bと凹部18dとの隙間を塞いでいる。トナー収納室18aの内壁面と撹拌シート23bと搬送支持部材19とによって撹拌シート23b上のトナーが支持されることで、撹拌シート23bと凹部18dとの隙間が塞がれる。
ここで、搬送支持部材19が設けられたトナー収納室18a内のトナーが搬送される様子について図6を用いて説明する。まず、図6(a)に示すように、撹拌部材23が回転することで、撹拌シート23bが、トナー収納室18a内に堆積されたトナーの上側を押し始める。次に、図6(b)に示すように、トナー収納室18aの底部18fを撹拌シート23bが通過した後、撹拌シート23bと搬送規制面18gとが接触しながら、撹拌シート23bがトナーを上方に持ち上げる。
その後、図6(c)に示すように、撹拌シート23bの一部が搬送補助部材としての搬送支持部材19に当接する。このとき、撹拌シート23bの先端側の一部が搬送規制面18gにも接触する。つまり、撹拌シート23bが、搬送規制面18gと搬送支持部材19とに同時に接触する。次に、図6(d)に示すように、撹拌シート23bが回転することで、撹拌シート23bと搬送支持部材19とが摺動し、その後、撹拌シート23bがさらに回転することで、撹拌シート23bが搬送規制面18gから離れる。
つまり、「撹拌シート23bが搬送規制面18gのみに接触→撹拌シート23bが搬送規制面18gと搬送支持部材19とに同時に接触→撹拌シート23bが搬送支持部材19のみに接触」というように状態が変化していく。撹拌シート23bの端部が凹部18dを通過するとき、凹部18dと撹拌シート23bとの隙間からトナーが落下しないように、凹部18dと撹拌シート23bとの隙間が突出した搬送支持部材19によって塞がれる。このため、十分な量のトナーを、撹拌シート23b上から現像室18bに安定して搬送することができる。そして、図6(e)に示すように、撹拌シート23bの端部が解放位置
18eを通過するタイミングで、撹拌シート23bが弾性変形した状態から復元し、撹拌シート23b上のトナーが開口18cに向かって跳ね上げられる。
ここで、撹拌シート23bが突出した搬送支持部材19に接触するとき、図7(a)の矢印Pの方向に搬送支持部材19が撹拌シート23bから力を受けると、搬送支持部材19がめくれることがある。そのため、図7(b)に示すように、撹拌シート23bが搬送支持部材19に接触するとき、凹部18dに向かう方向(矢印Q)に搬送支持部材19が撹拌シート23bから力を受けることが好ましい。
以上のように、凹部18dの近傍に搬送支持部材19を設けることで、撹拌シート23bの端部が解放位置18eに到達する過程で、撹拌シート23bが、搬送規制面18gと搬送支持部材19の少なくともいずれかに一方に必ず接触している。このため、撹拌シート23bと凹部18dとの間に隙間N(図9を参照)が生じることなく、安定した量のトナーを収容室としてのトナー収納室18aから現像室18bに供給することができる。
以上のように、実施例では、撹拌シート23bが凹部18dを通過する過程において、トナー収納室18aの内壁面と搬送支持部材19とに撹拌シート23bが同時に接触する。これにより、撹拌シート23bと凹部18dとの隙間から、撹拌シート23bに載ったトナーが落下することを抑制することができる。
また、実施例では、撹拌シート23bが搬送支持部材19に接触する際に、搬送支持部材19は、凹部18dに向かう方向に撹拌シート23bから力を付与されている。これにより、撹拌シート23bと接触することで搬送支持部材19がめくれ上がることを抑制し、撹拌シート23bに載ったトナーが落下することを抑制することができる。
なお、各実施例において、撹拌部材23は、トナー収納室18a内のトナーを撹拌するとともに現像室18bに搬送している。しかし、必ずしもこれに限られることはない。例えば、トナー収納室18a内のトナーを現像室18bに搬送する部材は、トナー収納室18a内のトナーを撹拌する機能を有していなくてもよい。
4…現像ユニット、17…現像ローラ、18a…トナー収納室、18b…現像室、
18c…開口、18d…凹部、18f…底部、19…搬送支持部材、23…撹拌部材

Claims (15)

  1. 現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体を有する現像室と、
    開口と凹部を有し、前記現像室の下方に位置し、現像剤を収容する収容室と、
    前記収容室の内壁面に接触することで弾性変形し、弾性変形した状態から復元する力を利用して、前記開口を介して、前記収容室から前記現像室に現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材の回転方向において前記凹部よりも下流側に設けられ、前記回転方向の上流側に突出し現像剤の搬送を補助する搬送補助部材と、を有し、
    前記搬送部材の回転方向において、前記凹部は、前記収納室の底部よりも下流側に位置するとともに、前記開口よりも上流側に位置しており、
    前記搬送部材が前記凹部を通過する過程において、前記収容室の内壁面と前記搬送補助部材とに前記搬送部材が同時に接触することを特徴とする現像装置。
  2. 前記収容室の内壁面と前記搬送部材と前記搬送補助部材とによって前記搬送部材上の現像剤が支持されることで、前記搬送部材と前記凹部との隙間が塞がれることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記搬送部材は、回転軸と、前記回転軸を中心に回転するシート部材とを有し、
    前記収容室の内壁面に前記シート部材が接触して、前記シート部材が変形することで、前記現像室に現像剤を搬送するための復元力が前記搬送部材に付与され、
    前記シート部材の一端は前記回転軸に取り付けられ、
    前記シート部材の他端と前記収容室の内壁面との接触状態が解除され、前記内壁面から前記搬送部材に付与された力が解放されることで、前記搬送部材に付与された復元力によって前記現像室に現像剤が搬送されることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記凹部は、前記他端と前記内壁面との接触状態が解除される際に前記他端と前記内壁面とが接触している位置である解放位置よりも下方に位置していることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記搬送補助部材は、シート状であり、前記凹部の一部を覆っていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 前記シート状の前記搬送補助部材において、前記凹部の一部を覆っている部分の端部は自由端であり、
    前記搬送補助部材の前記自由端は、前記搬送部材の回転中心軸線よりも上方に位置することを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記シート状の前記搬送補助部材において、前記凹部の一部を覆っている部分の端部は自由端であり、
    前記搬送補助部材の前記自由端は、前記収容室の内壁面に前記搬送補助部材が固定される位置よりも前記現像剤担持体から離れていることを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
  8. 前記搬送補助部材は、シート状であり、現像装置の長手方向に延びていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の現像装置。
  9. 前記現像室内の現像剤を前記現像剤担持体に供給する供給部材を有することを特徴とす
    る請求項1から8のいずれか1項に記載の現像装置。
  10. 前記搬送部材は、回転軸と、前記回転軸を中心に回転するシート部材とを有し、
    前記収納室の内壁面に前記シート部材が接触して、前記シート部材が変形することで、前記現像室に現像剤を搬送するための復元力が前記搬送部材に付与され、
    前記シート部材の一端は前記回転軸に取り付けられ、
    前記シート部材の他端と前記収容室の内壁面との接触状態が解除され、前記内壁面から前記搬送部材に付与された力が解放されることで、前記搬送部材に付与された復元力によって前記現像室に現像剤が搬送され、
    鉛直方向において、
    前記現像剤担持体の回転中心軸線は、前記他端と前記内壁面との接触状態が解除されるタイミングにおいて前記他端と前記内壁面とが接触している位置である解放位置よりも上方に位置しており、
    前記解放位置は、前記搬送部材の回転中心軸線よりも上方に位置していることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の現像装置。
  11. 前記搬送補助部材は可撓性を有することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の現像装置。
  12. 前記搬送部材が前記搬送補助部材に接触する際に、前記搬送補助部材は、前記凹部に向かう方向に前記搬送部材から力を付与されることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の現像装置。
  13. 前記凹部は、前記凹部内に入り込んだ現像剤が前記収容室の底部に自重で落下するような形状となっていることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の現像装置。
  14. 請求項1から13のいずれか1項に記載の現像装置と、
    像担持体と、を有し、
    画像形成装置に着脱可能であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  15. 請求項1から13のいずれか1項に記載の現像装置、または、請求項14に記載のプロセスカートリッジのうちの少なくとも1つを有し、
    現像剤を用いて記録媒体に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108545433A (zh) * 2018-04-19 2018-09-18 宋宏亮 一种水产品甲鱼自动化存储翻转输送装置

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