JP2017120462A - 座標検出装置、ディスプレイ装置、画像投影システム及び座標検出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】入力位置の座標の検出精度を向上できる座標検出装置を提供する。
【解決手段】座標検出装置は、表示面に設定された座標入力領域に対する指示入力手段による入力位置の座標を検出する座標検出装置であって、座標入力領域の外縁に沿って配置された3つの角度センサA〜Cと、外縁に沿って隣り合う2つの角度センサをセンサ対としたときに2つのセンサ対の出力に基づいて座標を求める処理装置と、を備える。各センサ対の一方の角度センサは、他方の角度センサと入力位置を見込む角度を検出し、他方の角度センサは、一方の角度センサと入力位置を見込む角度を検出する。
【選択図】図8
【解決手段】座標検出装置は、表示面に設定された座標入力領域に対する指示入力手段による入力位置の座標を検出する座標検出装置であって、座標入力領域の外縁に沿って配置された3つの角度センサA〜Cと、外縁に沿って隣り合う2つの角度センサをセンサ対としたときに2つのセンサ対の出力に基づいて座標を求める処理装置と、を備える。各センサ対の一方の角度センサは、他方の角度センサと入力位置を見込む角度を検出し、他方の角度センサは、一方の角度センサと入力位置を見込む角度を検出する。
【選択図】図8
Description
本発明は、座標検出装置、ディスプレイ装置、画像投影システム及び座標検出方法に関する。
近年、表示面や投影面の座標入力領域に対する指示入力手段(例えばユーザの手指、指示棒、ペン等)による入力位置の座標を検出する装置の開発が盛んに行われている。
例えば、特許文献1には、三角測量の原理を用いて入力位置の座標を検出する装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されている装置では、入力位置の座標の検出精度に関して向上の余地があった。
本発明は、表示面又は投影面に設定された座標入力領域に対する指示入力手段による入力位置の座標を検出する座標検出装置であって、前記座標入力領域の外縁に沿って配置された少なくとも3つの光学式の角度センサと、前記外縁に沿って隣り合う2つの前記角度センサをセンサ対としたときに複数のセンサ対の出力に基づいて前記座標を求める処理装置と、を備え、各センサ対の一方の角度センサは、他方の角度センサと前記入力位置を見込む角度を検出し、前記他方の角度センサは、前記一方の角度センサと前記入力位置を見込む角度を検出する座標検出装置である。
本発明によれば、入力位置の座標の検出精度を向上できる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
一実施形態の座標検出装置は、表示面にタッチパネル機能を付与可能な例えばパーソナルコンピュータ等のディスプレイ、電子黒板、ホワイトボード等に搭載され、該表示面に情報の入力や選択をするためのペン、手指等の指示入力手段によって指示入力された入力位置の座標を検出する。
先ず、本実施形態が適用される光学的三角測量方式のタッチパネル装置の構成を説明する。なお、ここで説明する構成は、光学的三角測量方式タッチパネル装置に関する一例であって、本実施形態は、この方式に限らず、光学的三角測量方式のタッチパネル装置全般について適用可能である。
図1には、本実施形態の座標検出装置が搭載される光学的三角測量方式のタッチパネル装置の構成が示されている。
このタッチパネル装置において、座標入力領域としてのタッチパネル面3は、四角形(例えば矩形)の形状をなし、電子的に画像を表示するディスプレイやマーカー等のペンで書き込みが可能なホワイトボード(電子ホワイトボードを含む)の表示面などが該当する。
このタッチパネル面3に、光学的に不透明な材質からなる例えばユーザの手指やペン、指示棒などの指示入力手段を接触させた場合もしくは近接させた場合、すなわちユーザがタッチパネル面3に対して指示入力手段で指示入力した場合を考える。このときのタッチパネル面3の指示入力手段で指示入力された位置である入力位置2の座標を検出することが、光学的三角測量方式のタッチパネル装置の目的である。
光学的三角測量方式のタッチパネル装置は、タッチパネル面3に加えて、タッチパネル面3の上側の2つの頂点にそれぞれ配置された2つの角度センサを有する。各角度センサは、受発光手段1を含んで構成される。
タッチパネル面3の上方両端に受発光手段1が装着されている。受発光手段1からはタッチパネル面3側に向けて、L1、L2、L3、…Lnの光ビームの束(プローブ光)が照射されている。実際には点光源81(図2参照)から広がる、タッチパネル面3に沿って進行する扇形板状の光波である。
タッチパネル面3の周辺部分には、再帰性反射部材55が再帰反射面をタッチパネル面3の中央に向けて装着されている。すなわち、再帰性反射部材55は、タッチパネル面3の外縁に沿って配置されている。
再帰性反射部材55は、入射した光を、入射角度によらずに同じ方向に反射する特性をもった部材である。例えば受発光手段1から発した扇形板状の光波のうちある一つのビーム12に注目すると、ビーム12は再帰性反射部材55によって反射されて再び同じ光路を再帰反射光11として受発光手段1に向かって戻るように進行する。受発光手段1には、後に述べる受光手段が設置されており、プローブ光L1〜Lnのそれぞれに対して、その再帰光が受発光手段に再帰したかどうかを判断することができる。
ここで、ユーザがタッチパネル面3の位置2に指示入力手段を接触もしくは近接させた場合を考える。このとき、プローブ光10は位置2で指示入力手段に遮られて再帰性反射部材55には到達しない。従ってプローブ光10の再帰光は受発光手段1には到達せず、プローブ光10に対応する再帰光が受光されないことを検出することによって、プローブ光10の延長線(直線L)上に指示入力手段が接触もしくは近接されたことを検出することができる。
同様に、図1の右上方に設置された受発光手段1からもプローブ光を照射し、プローブ光13に対応する再帰光が受光されないことを検出することによって、プローブ光13の延長線(直線R)上に指示入力手段が接触もしくは近接されたことを検出することができる。直線L及び直線Rを求めることができれば、この交点座標を演算により算出することにより、指示入力手段が接触もしくは近接された位置(入力位置)の座標を得ることができる。
観点を変えると、左上方の角度センサは、直線Lを求めることができれば、入力位置と右上方の角度センサを見込む角度αを検出することができる。同様に、右上方の角度センサは、直線Rを求めることができれば、入力位置と左上方の角度センサを見込む角度βを検出することができる。そして、角度α、βから直線R、Lが交わる角度である交角を検出できる。さらに、この交角と2つの角度センサの距離から入力位置の座標を検出できる。
次に受発光手段1の構成とプローブ光L1からLnのうち、どのプローブ光が遮断されたかを検出する仕組みについて説明する。
図2には、受発光手段1の内部の構造の概略が示されている。図2は図1のタッチパネル面3に取り付けられた受発光手段1を、タッチパネル面3に垂直な方向から見た図である。ここでは簡単のため、タッチパネル面3に平行な2次元平面で説明を行う。
受発光手段1は、点光源81、集光レンズ51及び受光素子50を含んで構成される。点光源81は受光素子50とは反対の方向に扇形に光を射出するものとする。点光源81から射出された扇形の光は矢印53、58、その他の方向に進行するビームの集合であると考える。矢印53方向に進行したビームは再帰性反射部材55で反射されて、集光レンズ51を通り、受光素子50上の位置57に到達する。また、進行方向58に沿って進行したビームは再帰性反射部材55によって受光素子50上の位置56に到達する。このように点光源81から発し、再帰性反射部材55で反射され同じ経路を戻ってきた光は、集光レンズ51の作用によって、それぞれ受光素子50上の異なる位置に到達する。
従って、タッチパネル面3上のある位置に指示入力手段が接触もしくは近接し、ビームが遮断されると、そのビームに対応する受光素子50上の点に光が到達しなくなる。よって、受光素子50上の光強度の分布を調べることによって、どのビームが遮られたかを知ることができる。
上記動作を、図3を用いて詳しく説明する。図3おいて受光素子50は集光レンズ51の焦点位置に設置されているものとする。点光源81から図3の右側に向けて発した光は再帰性反射部材55によって反射され同じ経路を戻り、点光源81の位置に集光する。集光レンズ51は中心が点光源81の位置と一致するように設置される。再帰性反射部材55から戻った再帰反射光は集光レンズ51の中心を通るので、集光レンズ51後方(受光素子50側)に対称の経路で進行する。
このときの受光素子50上の光強度分布を考える。符号80で示される位置に指示入力手段が接触もしくは近接していなければ、受光素子50上の光強度分布はほぼ一定であるが、図3に示されるように符号80の位置に光を遮る指示入力手段が接触もしくは近接した場合、この位置に向かうビームは指示入力手段により遮られ、受光素子50上では位置Dnの位置に、光強度が弱い領域が生じる(暗点)。この位置Dnは遮られたビームの出射/入射角θnと対応しており、Dnを検出することによりθnを知ることができる。すなわちθnはDnの関数として、次の(1)式で表すことができる。
θn=arctan(Dn/f) …(1)
θn=arctan(Dn/f) …(1)
ここで、特に図1の左上方の受発光手段1におけるθnをθnL、DnをDnLと置き換える。
さらに、図4において、左上方の受発光手段1とタッチパネル面3との幾何学的な相対位置関係の変換gにより、左上方の受発光手段1と位置80を通る直線と左上方及び右上方の2つの受発光手段1を通る直線が成す角θLは、上記(1)式で求められるDnLの関数として、次の(2)式で表すことができる。
θL=g(θnL) ただし、θnL=arctan(DnL/f) …(2)
θL=g(θnL) ただし、θnL=arctan(DnL/f) …(2)
同様に、図1の右上方の受発光手段1についても同様の説明により、上記式のL記号をR記号に置き換えて、右側の受発光手段1とタッチパネル面3との幾何学的な相対位置関係の変換hにより、次の(3)式で表すことができる。
θR=h(θnR) ただし、θnR=arctan(DnR/f) …(3)
θR=h(θnR) ただし、θnR=arctan(DnR/f) …(3)
ここで、タッチパネル面3上の、2つの受発光手段1の取り付け間隔を図4に示すWとし、原点とxy座標を図4に示すようにとれば、タッチパネル面3における指示入力手段が接触もしくは近接した位置80の座標(x、y)は、次の(4)式、(5)式で表すことができる。
x=WtanθR/(tanθL+tanθR) …(4)
y=WtanθL・tanθR/(tanθL+tanθR) …(5)
x=WtanθR/(tanθL+tanθR) …(4)
y=WtanθL・tanθR/(tanθL+tanθR) …(5)
このようにx、yは、DnL、DnRの関数として表すことができる。すなわち左右2つの受発光手段1の受光素子50上の暗点の位置DnL、DnRを検出し、2つの受発光手段1の幾何学的配置を考慮することにより、指示入力手段で指示入力された位置(入力位置)の座標を検出することができる。
次に、タッチパネル面3を有するディスプレイやホワイトボードなどに前述した受発光手段1及び再帰性反射部材55を含む光学系を設置する例を説明する。
図5に示される例は、図1、図2で述べた左右の受発光手段1のうち一方を、タッチパネル面3の外縁(例えば頂点)に設置した例である。
図5の符号3はタッチパネル面を示しており、図2で示したy軸の負から正に向かう方向に見たものである。また、図5の符号A及び符号Bは、説明のため視点を変えて表示したものである。
先ず、受発光手段1のうち発光手段について説明する。光源83としてレーザーダイオード、ピンポイントLEDなどビームスポットをある程度絞ることが可能な光源を用いる。
光源83からタッチパネル面3に対して垂直に射出された光はシリンドリカルレンズ84によってx方向にのみコリメートされる。コリメートされた光は、後にハーフミラー87で折り返された後、タッチパネル面3と垂直な方向には平行光として配光するためである。
シリンドリカルレンズ84を介した光は、シリンドリカルレンズ84とは曲率の分布が直交する2枚のシリンドリカルレンズ85、86で図5のy方向に対して集光される。図5の符号Aで示される部分はこの様子を説明するためにシリンドリカルレンズ84、85、86を含むシリンドリカルレンズ群の配置と光束の集光状態を、視点をz軸に対して回転しx方向から見たものである。
このシリンドリカルレンズ群の作用により、線状に集光された光領域がシリンドリカルレンズ86の後方に形成される。ここにy方向に狭くx方向に細長いスリット82を挿入する。すなわち、スリット位置に線状の二次光源81´を形成する。二次光源81´から発した光はハーフミラー87で折り返され、タッチパネル面3に垂直方向には広がらず平行光で、タッチパネル面3と平行方向には二次光源81´を中心に扇形状に広がりながら、タッチパネル面3に沿って進行する。進行した光はタッチパネル面3の周辺端に設置してある再帰性反射部材55で反射されて、同様の経路でハーフミラー87方向(矢印C)に戻る。ハーフミラー87を透過した光は、タッチパネル面3に平行に進み集光レンズ51を通り受光素子50に入射する。
このとき、二次光源81´と集光レンズ51は、ハーフミラー87に対して共役な位置関係にある(図5の符号D部分)。従って、図5の二次光源81´は図3の点光源81に対応し、図5の集光レンズ51は図3の集光レンズ51に対応する。また、図5の符号B部分は、受発光手段1の受光手段を構成する集光レンズ51(例えばシリンドリカルレンズ)、受光素子50を視点を変えてz軸方向から見たものであり、それぞれ図3の集光レンズ51、受光素子50に対応する。
以下に、従来技術の問題点について説明する。特許第4627781(特許文献1)やUSP4507557(参考文献1)には、ペンがタッチパネル面に接触もしくは近接されたときに、再帰反射板から戻る照明光が、ペンによって遮られることによって生じる影の位置をセンサで検知し、該センサからペンを見込む角度に変換し、三角測量の原理を用いてペンの座標位置を算出する光学式タッチパネルディスプレイが開示されている。さらに、例えば特許第2678231(参考文献2)には、発光ダイオードなどの発光素子と、フォトダイオードなどの受光素子を、ディスプレイの対向する端部に、それぞれ対向するように配置し、素子毎にペンによる光の遮断を検知することで、座標を検知する光学式タッチパネルディスプレイが開示されている。
特許文献1や参考文献1では、いずれもペンや指等の指示入力手段で光を遮ったときの影の状態から、指示入力手段による入力位置を三角測量によって算出するものである。
以下、図6及び図7を用いて従来の光学的三角測量方式について説明する。従来の光学的三角測量方式は、例えば矩形領域の2つの基準点A、B間の距離Wと、基準点Aから被測定位置Pと基準点Bを見込む角度a及び基準点Bから被測定位置P(以下では「点P」とも呼ぶ)と基準点Aを見込む角度bから点Pの座標を算出するものである。実際には、基準点A、Bには、それぞれ角度a、bを測定する上記光学式の角度センサが設置される。
ところで、角度a、bの測定では、必ず測定誤差が入る。このとき、点Pが図6に示される矩形領域内を直線Lに沿って移動する場合を考える。角度a、bが所定の誤差分振れたときに、点Pが矩形領域の上端近くにあり点Pから基準点A、Bを見込む角度eが180°に近い場合、角度a、bから算出される点Pの測定値は大きくふれてしまう。
一方、点Pが直線Lに沿って下方に移動するほど、角度eは180°よりも小さくなり、角度a、bに所定の振れが生じても、算出される点Pの座標は大きく振れなくなる。図6の右のグラフは、点Pが直線Lに沿って移動した場合に、角度a、bに一定の振れが生じた場合の点Pの測定位置誤差を模式的に示したものである。前述のとおり点Pが矩形領域の上端に近づくと位置誤差が極端に増加し、角度eが180°では無限大に発散する。
このような現象を防ぐために、図7の左図に示されるように、矩形領域の上端付近の一定幅の領域を、座標を検知しない無効領域として設定することが一般的に行われている。具体的には、図7の右図に示されるように、無効領域をベゼルで覆い、矩形領域の無効領域以外の部分をディスプレイやホワイトボードの表示面とする。結果として、タッチパネル面の上端付近のベゼル幅が増大して、いわゆる狭額縁化が困難になり商品性が低下してしまう。
そこで、発明者らは、無効領域を狭くしてベゼル幅の増大を抑制しつつ検出精度の向上を図るために、本実施形態の実施例1、2の座標検出装置100、200を開発した。
[実施例1]
実施例1の座標検出装置100は、上述した光学的三角測量方式のタッチパネル装置(以下では「タッチパネル」と略称する)が搭載されたディスプレイやホワイトボードに設置されている。
実施例1の座標検出装置100は、上述した光学的三角測量方式のタッチパネル装置(以下では「タッチパネル」と略称する)が搭載されたディスプレイやホワイトボードに設置されている。
座標検出装置100は、図8に示されるように、横幅W、縦幅Hの矩形の座標入力領域を有している。座標入力領域は、座標を検知すべき領域であり、指示入力手段によるタッチ操作がなされると(指示入力手段が接触もしくは近接されると)、その位置の座標が検出される領域である。
座標検出装置100が、例えばタッチパネル付ディスプレイやタッチパネル付きホワイトボードに設置される場合は、ディスプレイやホワイトボードの表示面が座標入力領域とほぼ一致する構成となる。そして、座標入力領域の上辺を除く外縁に沿って再帰性反射部材(図8では不図示)が略U字状に配置されている。
ここで、座標入力領域の外側には、上述した無効領域と同様の無効領域が設定されている。
詳述すると、無効領域は、座標入力領域の上側に隣接する横幅W、縦幅hの矩形の領域である。無効領域は、不図示のベゼルで覆われている。
無効領域の長さWの上辺の左端点、右端点には、上記角度センサと同様の構成の角度センサA、角度センサBがそれぞれ設置されている。すなわち、角度センサAと角度センサBの距離は、Wである。
角度センサAは、上記受発光手段1を含んで構成され、タッチ点(入力位置)と角度センサBを見込む角度a及びタッチ点と角度センサCを見込む角度cを検出する。
角度センサBは、上記受発光手段1を含んで構成され、タッチ点(入力位置)と角度センサAを見込む角度bを検出する。
座標入力領域の長さHの左辺の下端点には、上記角度センサと同様の構成の角度センサCが設置されている。すなわち、角度センサAと角度センサCの距離は、H+hである。
角度センサCは、上記受発光手段1を含んで構成され、タッチ点(入力位置)と角度センサAを見込む角度dを検出する。
図9には、上記3つの角度センサA、B、Cが検出した角度からタッチ点の座標を検出する処理装置100aの機能ブロック図が示されている。処理装置100aは、交角演算部E、交角演算部F、交角判定部、角度選定部、座標演算部、座標出力部を備えている。以下に、処理装置100aによる座標検出の流れを説明する。
先ず、角度センサAが検出した角度aと、角度センサBが検出した角度bは交角演算部Eに送られ、交角eが算出される。角度センサAが検出した角度cと、角度センサCが検出した角度dは交角演算部Fに送られ、交角fが算出される。交角e及び交角fは交角判定部に送られ、所定のアルゴリズムによって交角e及び交角fのいずれかが選択、採用される。採用された交角は角度選定部に送られる。角度選定部に送られた交角が交角eならば、角度選定部において角度a及び角度bの組が採用される。角度選定部に送られた交角が交角fならば、角度選定部において角度c及び角度dの組が採用される。採用された角度の組は、座標演算部に送られ、角度a、角度b、距離Wの組、または角度c、角度d、距離H+hの組から、上記(4)式及び(5)式を用いた演算によってタッチ点の座標が計算される。計算された座標は座標出力部から出力される。
以下に、処理装置100aにおいて、交角判定部に送られた交角e及び交角fのいずれの交角を採用するかを決定するアルゴリズム(座標検出処理)について、図10のフローチャートを用いて説明する。
図10のフローチャートに示される手順は、図9に示される、交角判定部、角度選定部、座標演算部、座標出力部で実施される手順を示したものである。
最初のステップS1では、交角eを交角演算部Eから読み込む。
次のステップS2では、交角fを交角演算部Fから読み込む。
次のステップS3では、交角eと90°の差の絶対値である偏角e´を算出する。
次のステップS4では、交角fと90°の差の絶対値である偏角f´を算出する。
次のステップS5では、「偏角f´−偏角e´」を判定値として計算する。
次のステップS2では、交角fを交角演算部Fから読み込む。
次のステップS3では、交角eと90°の差の絶対値である偏角e´を算出する。
次のステップS4では、交角fと90°の差の絶対値である偏角f´を算出する。
次のステップS5では、「偏角f´−偏角e´」を判定値として計算する。
次のステップS6では、判定値が0よりも大きいか否かを判断する。判定値が0よりも大きい場合、すなわち偏角e´が偏角f´よりも小さい場合には、ここでの判断が肯定され、ステップS7に移行する。一方、判定値が0以下の場合、すなわち偏角f´が偏角e´以下の場合には、ここでの判断が否定され、ステップS8に移行する。
ステップS7では、交角eを形成する角度aと角度b、及び角度aと角度bを算出する角度センサA、B間の距離Wを採用する。ステップS7が実行されると、ステップS9に移行する。
ステップS8では、交角fを形成する角度cと角度d、及び角度cと角度dを算出する角度センサA、C間の距離H+hを採用する。ステップS8が実行されると、ステップS9に移行する。
ステップS9では、採用した[a、b、W]及び[c、d、H+h]のいずれかの組から三角測量により座標を算出する。
次のステップS10では、座標を出力する。出力された座標は、ディスプレイやホワイトボードの表示制御部(不図示)に送られ、表示面のタッチ位置の画像に対する所定の処理(例えばタッチ位置画像マーキング処理、タッチ位置画像配信処理、タッチ位置画像拡大処理、タッチ位置画像詳細化処理等)が実施される。
以上説明した座標検出処理において交角の選択が座標検出精度に影響する理由を説明する。図14において、点Pの位置を三角測量で測定する場合に角度A、B、C、Dが同じ角度Δεだけ変動すると仮定する。点Pの位置では直線A−Pと直線B−Pの交角が180度に近いため、角度A、BがそれぞれΔεだけ変動すると、点Pの位置は大きく変動する。一方、直線C−Pと直線D−Pの交角は直角に近いため、角度C、角度DがΔεだけ変動しても、点Pの位置は前者に比べて小さい量しかずれない。したがって、点Pの位置を求める場合に三角形APBを用いる場合と、三角形CPDを用いる場合では、それぞれの角度変動が同じ場合には、後者の方が点Pの位置ずれが小さくて済む。つまり、A、Bの位置に一人ずつ人が立って長い棒を互いに持ち点Pで交差させる場合と、C、Dの位置に人が立って長い棒を互いに持ち点Pで交差せることを考えると、点Pの位置を安定に保つことは、A、Bに立つ人にとっては非常に難しい。
[実施例2]
実施例2の座標検出装置200は、図11に示されるように、横幅W、縦幅Hの矩形の座標入力領域を有している。座標入力領域は、座標を検知すべき領域であり、指示入力手段によるタッチ操作(指示入力手段の接触もしくは近接)がなされると、その位置の座標が検出される領域である。
実施例2の座標検出装置200は、図11に示されるように、横幅W、縦幅Hの矩形の座標入力領域を有している。座標入力領域は、座標を検知すべき領域であり、指示入力手段によるタッチ操作(指示入力手段の接触もしくは近接)がなされると、その位置の座標が検出される領域である。
座標検出装置200が、例えばタッチパネル付ディスプレイやタッチパネル付きホワイトボードに設置される場合は、ディスプレイやホワイトボードの表示面が座標入力領域とほぼ一致する構成となる。そして、座標入力領域の外縁に沿って再帰性反射部材(図11では不図示)が矩形枠状に配置されている。
ここで、座標入力領域の外側には、上述した無効領域と同様の無効領域が設定されている。
詳述すると、無効領域は、座標入力領域の上側に隣接する横幅W、縦幅hの矩形の領域である。無効領域は、不図示のベゼルで覆われている。
無効領域の長さWの上辺の左端点、右端点には、上記角度センサと同様の構成の角度センサA、角度センサBがそれぞれ設置されている。すなわち、角度センサAと角度センサBの距離は、Wである。
角度センサAは、上記受発光手段1を含んで構成され、タッチ点(入力位置)と角度センサBを見込む角度a及びタッチ点と角度センサCを見込む角度cを検出する。
角度センサBは、上記受発光手段1を含んで構成され、タッチ点(入力位置)と角度センサAを見込む角度b及びタッチ点と角度センサDを見込む角度jを検出する。
座標入力領域の長さHの左辺の下端点には、上記角度センサと同様の構成の角度センサCが設置されている。すなわち、角度センサAと角度センサCの距離は、H+hである。
角度センサCは、上記受発光手段1を含んで構成され、該撮像手段の撮像画像を解析する画像解析部とを含み、タッチ点(入力位置)と角度センサAを見込む角度d及びタッチ点と角度センサDを見込む角度gを検出する。
座標入力領域の長さWの下辺の右端点には、上記角度センサと同様の構成の角度センサDが設置されている。すなわち、角度センサCと角度センサDの距離はWであり、角度センサDと角度センサBの距離はH+hである。
角度センサDは、上記受発光手段1を含んで構成され、タッチ点(入力位置)と角度センサCを見込む角度h及びタッチ点と角度センサBを見込む角度iを検出する。
図12には、上記4つの角度センサA〜Dが検出した角度からタッチ点の座標を検出する処理装置200aの機能ブロック図が示されている。処理装置200aは、交角演算部E、交角演算部F、交角演算部K、交角演算部L、交角判定部、角度選定部、座標演算部、座標出力部を備えている。以下に、処理装置200aによる座標検出の流れを説明する。
先ず、角度センサAが検出した角度aと角度センサBが検出した角度bは、交角演算部Eに送られ、交角eが算出される。角度センサAが検出した角度cと角度センサCが検出した角度dは、交角演算部Fに送られ、交角fが算出される。角度センサCが検出した角度gと角度センサDが検出した角度hは交角演算部Kに送られ、交角kが算出される。角度センサDが算出した角度iと、角度センサBが算出した角度jは交角演算部Lに送られ、交角lが算出される。
交角e、交角f、交角k及び交角lは交角判定部に送られ、所定のアルゴリズムによって交角e、交角f、交角k及び交角lのいずれかが採用される。採用された交角は角度選定部に送られる。角度選定部に送られた交角がeならば、角度選定部において角度a及び角度bの組が採用される。角度選定部に送られた交角がfならば、角度選定部において角度c及び角度dの組が採用される。角度選定部に送られた交角がkならば、角度選定部において角度g及び角度hの組が採用される。角度選定部に送られた交角がlならば、角度選定部において角度i及び角度jの組が採用される。採用された角度の組は、座標演算部に送られ、角度a、角度b、距離Wの組、角度c、角度d、距離H+hの組、角度g、角度h、距離Wの組、または角度i、角度j、距離H+hの組から、上記(4)式及び(5)式を用いた演算によって座標が計算される。計算された座標は座標出力部から出力される。
以下に、処理装置200aにおいて、交角判定部に送られた交角e、交角f、交角k及び交角lのいずれの交角を採用するかを決定するアルゴリズム(座標検出処理)について、図13のフローチャートを用いて説明する。
図13のフローチャートに示される手順は、図13に示される、交角判定部、角度選定部、座標演算部、座標出力部で実施される手順を示したものである。
はじめに交角e交角f、交角k及び交角lを交角演算部から読み込む。次に交角e、交角f、交角k及び交角lそれぞれと90°との差の絶対値である偏角e´、偏角f´、偏角k´及び偏角l´を算出する。
最初のステップS21では、交角eを交角演算部Eから読み込む。
次のステップS22では、交角fを交角演算部Fから読み込む。
次のステップS23では、交角kを交角演算部Kから読み込む。
次のステップS24では、交角lを交角演算部Lから読み込む。
次のステップS25では、交角eと90°の差の絶対値である偏角e´を算出する。
次のステップS26では、交角fと90°の差の絶対値である偏角f´を算出する。
次のステップS27では、交角kと90°の差の絶対値である偏角k´を算出する。
次のステップS28では、交角lと90°の差の絶対値である偏角l´を算出する。
次のステップS22では、交角fを交角演算部Fから読み込む。
次のステップS23では、交角kを交角演算部Kから読み込む。
次のステップS24では、交角lを交角演算部Lから読み込む。
次のステップS25では、交角eと90°の差の絶対値である偏角e´を算出する。
次のステップS26では、交角fと90°の差の絶対値である偏角f´を算出する。
次のステップS27では、交角kと90°の差の絶対値である偏角k´を算出する。
次のステップS28では、交角lと90°の差の絶対値である偏角l´を算出する。
次のステップS29では、偏角e´、偏角f´、偏角k´、偏角l´のうち偏角e´が最小か否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合にはステップS30に移行し、否定された場合にはステップS31に移行する。
ステップS30では、交角eを形成する角度aと角度b、及び角度aと角度bを算出する角度センサA、B間の距離Wを採用する。ステップS30が実行されると、ステップS36に移行する。
ステップS31では、偏角e´、偏角f´、偏角k´、偏角l´のうち偏角f´が最小か否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合にはステップS32に移行し、否定された場合にはステップS33に移行する。
ステップS32では、交角fを形成する角度cと角度d、及び角度cと角度dを算出する角度センサA、C間の距離H+hを採用する。ステップS32が実行されると、ステップS36に移行する。
ステップS33では、偏角e´、偏角f´、偏角k´、偏角l´のうち偏角k´が最小か否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合にはステップS34に移行し、否定された場合すなわち偏角l´が最小の場合にはステップS35に移行する。
ステップS34では、交角kを形成する角度gと角度h、及び角度gと角度hを算出する角度センサC、D間の距離Wを採用する。ステップS34が実行されると、ステップS36に移行する。
ステップS35では、交角lを形成する角度iと角度j、及び角度iと角度jを算出する角度センサD、B間の距離H+hを採用する。ステップS35が実行されると、ステップS36に移行する。
次のステップS36では、採用した[a、b、W]、[c、d、H+h]、[g、h、W]及び[i、j、H+h]のいずれかの組から三角測量により座標を算出する。
次のステップS37では、座標を出力する。出力された座標は、ディスプレイやホワイトボードの表示制御部に送られ、表示面のタッチ位置の画像に対する所定の処理(例えばタッチ位置画像マーキング処理、タッチ位置画像配信処理、タッチ位置画像拡大処理、タッチ位置画像詳細化処理、タッチ位置画像消去処理等)が実施される。
以上説明した本実施形態の座標検出装置(実施例1、2の座標検出装置100、200)は、表示面に設定された座標入力領域に対する指示入力手段による入力位置の座標を検出する座標検出装置であって、座標入力領域の外縁に沿って配置された少なくとも3つの光学式の角度センサ(例えば3つの角度センサA〜C又は4つの角度センサA〜D)と、上記外縁に沿って隣り合う2つの角度センサをセンサ対としたときに複数(例えば2つ又は4つ)のセンサ対の出力に基づいて座標を求める処理装置と、を備え、各センサ対の一方の角度センサは、他方の角度センサと入力位置を見込む角度を検出し、他方の角度センサは、一方の角度センサと前記入力位置を見込む角度を検出することを特徴とする座標検出装置である。
この場合、入力位置の座標を求める際、該座標の複数の候補を求めるためのパラメータである複数のセンサ対の出力から適切なものを選択できる。
この結果、入力位置の座標の検出精度を向上できる。
また、本実施形態の座標検出装置は、座標入力領域の外縁に沿って配置された再帰性反射部材55を更に備え、角度センサは、座標入力領域に沿う光を放射する発光手段と、該発光手段から放射され再帰性反射部材で反射された光を受光する受光手段と、を含む。
この場合、角度センサは、指示入力手段による光の遮蔽を利用して、上記見込む角度を検出することができる。
また、複数(例えば2つ又は4つ)のセンサ対のうち1つのセンサ対の2つの角度センサA、Bは、座標入力領域の外側に配置されても良い。すなわち、2つの角度センサA、Bは、無効領域に配置されても良い。
この場合、角度センサA、Bから成るセンサ対を座標入力領域に近接配置した場合すなわち無効領域の幅を狭くした場合でも、該無効領域付近の入力位置を検出する際、別のセンサ対の出力を採用できるため、入力位置の座標の検出精度が低下するのを抑制できる。
この結果、無効領域の幅、ベゼル幅を小さくすることができる。すなわち、狭額縁化を図ることができる。
なお、角度センサA、Bに加えて角度センサCやDも座標入力領域の外側に配置して、全体としてL次形状もしくは枠形状の無効領域を形成しても良い。この場合も、無効領域の幅(ベゼル幅)を狭くすることができる。
要は、座標入力領域の上側、左側、下側、右側の少なくとも1つに無効領域を形成しても良い。
一方、全ての角度センサを、座標入力領域の外縁上の異なる複数位置(例えば座標入力領域の複数の頂点)にそれぞれ配置しても良い。すなわち、無効領域を設定しなくて良い。この場合であっても、入力位置の座標の検出精度が低下するのを抑制できる。
また、座標入力領域は、4つの頂点を有する多角形状(例えば矩形)であり、複数のセンサ対のうち少なくとも1つのセンサ対の少なくとも1つの角度センサ(例えば角度センサCやD)は、少なくとも3つの頂点のうち少なくとも1つの頂点近傍に配置されても良い。
この場合、無効領域を全体として小さくすることができる。
なお、座標入力領域は、三角形、矩形以外の四角形等であっても良く、要は、N角形(N≧3)であれば良い。
また、処理装置は、複数のセンサ対それぞれの出力に基づいて、該センサ対の一方の角度センサと入力位置を通る直線と、他方の角度センサと入力位置を通る直線が交わる角度である交角を算出する交角算出手段と、算出された複数の交角から一の交角を選択する選択手段と、選択された一の交角と、該一の交角に対応する前記センサ対の2つの角度センサの距離に基づいて、座標を算出する座標算出手段と、を含むことが好ましい。
この場合、入力位置の座標の複数の候補を求めることなく、適切な座標(入力位置の正確な座標)を算出することができる。
また、選択手段は、直角との差が最小の交角を一の交角とする場合には、入力位置の検出精度を極力向上できる。
なお、選択手段は、直角との差が複数の交角それぞれと直角との差の平均値以下である交角(上記最小の交角を含む)を一の交角としても良い。
また、座標入力領域が設定された表示面を有するディスプレイと、座標入力領域に対する指示入力手段による入力位置の座標を検出する本実施形態の座標検出装置と、を備えるディスプレイ装置によれば、入力位置の正確な座標を得ることができるため、該入力位置に応じた処理を行うことができる。また、ベゼル幅を小さくできるため、付加価値の高いディスプレイ装置を提供できる。
なお、本実施形態の座標検出装置は、ディスプレイ装置に限らず、例えば、座標入力領域が設定された投影面(例えばスクリーン面)に画像を投影する投影装置(例えばプロジェクタ)を備える画像投影システムに適用することもできる。具体的には、少なくとも3つの角度センサを投影面の外縁に沿って配置するとともに、投影面の外縁に沿って再帰性反射部材55を配置することにより、上記実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
また、本実施形態の座標検出方法は、表示面又は投影面の座標入力領域に対して指示入力手段によって指示入力された位置である入力位置の座標を検出する座標検出方法であって、座標入力領域の外縁に沿って少なくとも3つの光学式の角度センサを配置する工程と、上記外縁に沿って隣り合う2つの角度センサをセンサ対としたときに、複数のセンサ対それぞれの一方の角度センサにより、該センサ対の他方の角度センサと入力位置とを見込む角度を検出し、他方の角度センサにより、一方の角度センサと入力位置とを見込む角度を検出する工程と、を含む。
この場合、入力位置の座標を求める際、該座標の複数の候補を求めるためのパラメータである複数のセンサ対の出力から適切なものを選択できる。
この結果、入力位置の座標の検出精度を向上できる。
また、複数のセンサ対それぞれの出力に基づいて、該センサ対の一方の角度センサと前記入力位置を通る直線と、他方の角度センサと前記入力位置を通る直線が交わる角度である交角を算出する工程と、算出された複数の前記交角から一の交角を選択する工程と、選択された前記一の交角と、該一の交角に対応する前記センサ対の2つの角度センサの距離に基づいて、前記座標を算出する工程と、を更に含むことが好ましい。
この場合、入力位置の座標の複数の候補を求めることなく、適切な座標(入力位置の正確な座標)を算出することができる。
なお、上記実施形態の座標検出装置の各角度センサは、受発光手段1を含んで構成されているが、これに限らず、要は、別の角度センサと入力位置を見込む角度を検出可能なものであれば良い。
また、上記実施形態の座標検出装置の角度センサの数は、3つ又は4つであるが、これに限らず、要は、3つ以上であれば良い。この場合に、角度センサを設置する位置としては、座標入力領域の頂点や頂点間の位置、無効領域の頂点や頂点間の位置が好適である。角度センサの数を多くするほど(センサ対の数を多くするほど)検出精度を向上させることができるが、構成、制御が煩雑となる。そこで、装置に要求される座標検出精度に応じて、角度センサの数や配置を決定することが好ましい。
100、200…座標検出装置。
Claims (11)
- 表示面又は投影面に設定された座標入力領域に対する指示入力手段による入力位置の座標を検出する座標検出装置であって、
前記座標入力領域の外縁に沿って配置された少なくとも3つの光学式の角度センサと、
前記外縁に沿って隣り合う2つの前記角度センサをセンサ対としたときに複数のセンサ対の出力に基づいて前記座標を求める処理装置と、を備え、
前記センサ対の一方の角度センサは、他方の角度センサと前記入力位置を見込む角度を検出し、前記他方の角度センサは、前記一方の角度センサと前記入力位置を見込む角度を検出する座標検出装置。 - 前記座標入力領域の外縁に沿って配置された再帰性反射部材を更に備え、
前記角度センサは、
前記座標入力領域に沿う光を放射する発光手段と、
前記発光手段から放射され前記再帰性反射部材で反射された光を受光する受光手段と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の座標検出装置。 - 少なくとも1つの前記センサ対の2つの角度センサは、前記座標入力領域の外側に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の座標検出装置。
- 前記座標入力領域は、少なくとも3つの頂点を有する多角形状であり、
少なくとも1つの前記センサ対の少なくとも一方の角度センサは、少なくとも1つの前記頂点に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の座標検出装置。 - 前記処理装置は、
前記複数のセンサ対それぞれの出力に基づいて、該センサ対の一方の角度センサと前記入力位置を通る直線と、他方の角度センサと前記入力位置を通る直線が交わる角度である交角を算出する交角算出手段と、
算出された複数の前記交角から一の交角を選択する選択手段と、
選択された前記一の交角と、該一の交角に対応する前記センサ対の2つの角度センサの距離に基づいて、前記座標を算出する座標算出手段と、を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の座標検出装置。 - 前記選択手段は、直角との差が前記複数の交角それぞれと直角との差の平均値以下である前記交角を前記一の交角とすること特徴とする請求項5に記載の座標検出装置。
- 前記選択手段は、直角との差が最小の前記交角を前記一の交角とすることを特徴とする請求項5又は6に記載の座標検出装置。
- 座標入力領域が設定された表示面を有するディスプレイと、
前記座標入力領域に対する指示入力手段による入力位置の座標を検出する請求項1〜7のいずれか一項に記載の座標検出装置と、を備えるディスプレイ装置。 - 座標入力領域が設定された投影面に画像を投影する投影装置と、
前記座標入力領域に対する指示入力手段による入力位置の座標を検出する請求項1〜7のいずれか一項に記載の座標検出装置と、を備える画像投影システム。 - 表示面又は投影面の座標入力領域に対する指示入力手段による入力位置の座標を検出する座標検出方法であって、
前記座標入力領域の外縁に沿って少なくとも3つの角度センサを配置する工程と、
前記外縁に沿って隣り合う2つの前記角度センサをセンサ対としたときに、複数のセンサ対それぞれの一方の角度センサにより、該センサ対の他方の角度センサと前記入力位置とを見込む角度を検出し、前記他方の角度センサにより、前記一方の角度センサと前記入力位置とを見込む角度を検出する工程と、を含む座標検出方法。 - 前記複数のセンサ対それぞれの出力に基づいて、該センサ対の一方の角度センサと前記入力位置を通る直線と、他方の角度センサと前記入力位置を通る直線が交わる角度である交角を算出する工程と、
算出された複数の前記交角から一の交角を選択する工程と、
選択された前記一の交角と、該一の交角に対応する前記センサ対の2つの角度センサの距離に基づいて、前記座標を算出する工程と、を更に含むことを特徴とする請求項10に記載の座標検出方法。
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| JP2015255611A JP2017120462A (ja) | 2015-12-28 | 2015-12-28 | 座標検出装置、ディスプレイ装置、画像投影システム及び座標検出方法 |
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|---|---|---|---|---|
| WO2025186962A1 (ja) * | 2024-03-06 | 2025-09-12 | Ntt株式会社 | 情報処理装置、方法およびプログラム |
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