JP2017122655A - 骨格筋面積の評価方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本実施形態では、評価対象の血液中のα-ABA,Ala,Arg,Asn,Cit,Glu,Gln,Gly,His,Ile,Leu,Lys,Met,Orn,Phe,Pro,Ser,Thr,Trp,Tyr,Valのうちの少なくとも1つの濃度値を用いて、評価対象について、腹部の骨格筋面積値の状態を評価する。
【選択図】図1
Description
(略称) (正式名称)
α−ABA α−Aminobutyric acid
Ala Alanine
Arg Arginine
Asn Asparagine
Cit Citrulline
Gln Glutamine
Glu Glutamic acid
Gly Glycine
His Histidine
Ile Isoleucine
Leu Leucine
Lys Lysine
Met Methionine
Orn Ornithine
Phe Phenylalanine
Pro Proline
Ser Serine
Thr Threonine
Trp Tryptophan
Tyr Tyrosine
Val Valine
[1−1.第1実施形態の概要]
ここでは、第1実施形態の概要について図1を参照して説明する。図1は第1実施形態の基本原理を示す原理構成図である。
(A)採取した血液サンプルを遠心することにより血液から血漿を分離する。全ての血漿サンプルは、濃度値の測定時まで−80℃で凍結保存する。濃度値測定時には、アセトニトリルを添加し除蛋白処理を行った後、標識試薬(3−アミノピリジル−N−ヒドロキシスクシンイミジルカルバメート)を用いてプレカラム誘導体化を行い、そして、液体クロマトグラフ質量分析計(LC/MS)により濃度値を分析する(国際公開第2003/069328号、国際公開第2005/116629号を参照)。
(B)採取した血液サンプルを遠心することにより血液から血漿を分離する。全ての血漿サンプルは、濃度値の測定時まで−80℃で凍結保存する。濃度値測定時には、スルホサリチル酸を添加し除蛋白処理を行った後、ニンヒドリン試薬を用いたポストカラム誘導体化法を原理としたアミノ酸分析計により濃度値を分析する。
(C)採取した血液サンプルを、膜やMEMS技術または遠心分離の原理を用いて血球分離を行い、血液から血漿または血清を分離する。血漿または血清取得後すぐに濃度値の測定を行わない血漿または血清サンプルは、濃度値の測定時まで−80℃で凍結保存する。濃度値測定時には、酵素やアプタマーなど、標的とする血中物質と反応または結合する分子等を用い、基質認識によって増減する物質や分光学的値を定量等することにより濃度値を分析する。
濃度値の取り得る範囲が所定範囲(例えば0.0から1.0までの範囲、0.0から10.0までの範囲、0.0から100.0までの範囲、又は−10.0から10.0までの範囲、など)に収まるようにするためなどに、例えば、濃度値に対して任意の値を加減乗除したり、濃度値を所定の変換手法(例えば、指数変換、対数変換、角変換、平方根変換、プロビット変換、逆数変換、Box−Cox変換、又はべき乗変換など)で変換したり、また、濃度値に対してこれらの計算を組み合わせて行ったりすることで、濃度値を変換してもよい。例えば、濃度値を指数としネイピア数を底とする指数関数の値(具体的には、腹部の骨格筋面積値の状態が所定の状態(例えば、基準値を超えた状態、など)である確率pを定義したときの自然対数ln(p/(1−p))が濃度値と等しいとした場合におけるp/(1−p)の値)をさらに算出してもよく、また、算出した指数関数の値を1と当該値との和で割った値(具体的には、確率pの値)をさらに算出してもよい。
また、特定の条件のときの変換後の値が特定の値となるように、濃度値を変換してもよい。例えば、感度が95%のときの変換後の値が5.0となり且つ感度が80%のときの変換後の値が8.0となるように濃度値を変換してもよい。
また、各アミノ酸ごとに、濃度分布を正規分布化した後、平均50、標準偏差10となるように偏差値化してもよい。
なお、これらの変換は、男女別や年齢別に行ってもよい。
また、これらの変換は、検査値に対しても適用してもよい。
評価式の値の取り得る範囲が所定範囲(例えば0.0から1.0までの範囲、0.0から10.0までの範囲、0.0から100.0までの範囲、又は−10.0から10.0までの範囲、など)に収まるようにするためなどに、例えば、評価式の値に対して任意の値を加減乗除したり、評価式の値を所定の変換手法(例えば、指数変換、対数変換、角変換、平方根変換、プロビット変換、逆数変換、Box−Cox変換、又はべき乗変換など)で変換したり、また、評価式の値に対してこれらの計算を組み合わせて行ったりすることで、評価式の値を変換してもよい。例えば、評価式の値を指数としネイピア数を底とする指数関数の値(具体的には、腹部の骨格筋面積値の状態が所定の状態(例えば、基準値を超えた状態、など)である確率pを定義したときの自然対数ln(p/(1−p))が評価式の値と等しいとした場合におけるp/(1−p)の値)をさらに算出してもよく、また、算出した指数関数の値を1と当該値との和で割った値(具体的には、確率pの値)をさらに算出してもよい。
また、特定の条件のときの変換後の値が特定の値となるように、評価式の値を変換してもよい。例えば、感度が95%のときの変換後の値が5.0となり且つ感度が80%のときの変換後の値が8.0となるように評価式の値を変換してもよい。
また、平均50、標準偏差10となるように偏差値化してもよい。
なお、これらの変換は、男女別や年齢別に行ってもよい。
なお、本明細書における評価値は、評価式の値そのものであってもよく、評価式の値を変換した後の値であってもよい。
1.アミノ酸以外の他の血中の代謝物(アミノ酸代謝物・糖類・脂質等)、タンパク質、ペプチド、ミネラル、ホルモン等の濃度値
2.総蛋白、HbA1c、糖化アルブミン、インスリン抵抗性指数、LDLコレステロール、HDLコレステロール、総ビリルビン、推算糸球体濾過量(eGFR)、尿酸、赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット、MCV、MCH,MCHC、白血球、血小板数等の血液検査値
3.超音波エコー、X線、CT、MRI、内視鏡像等の画像情報から得られる値
4.年齢、身長、体重、腹囲、収縮期血圧、拡張期血圧、性別、喫煙情報、食事情報、飲酒情報、運動情報、ストレス情報、睡眠情報、家族の既往歴情報、疾患歴情報(糖尿病等)等の生体指標に関する値
[2−1.第2実施形態の概要]
ここでは、第2実施形態の概要について図2を参照して説明する。図2は第2実施形態の基本原理を示す原理構成図である。なお、本第2実施形態の説明では、上述した第1実施形態と重複する説明を省略する場合がある。特に、ここでは、腹部の骨格筋面積値の状態を評価する際に、評価式の値又はその変換後の値を用いるケースを一例として記載しているが、例えば、「「上記21種類のアミノ酸の濃度値および上記10種類の生化学指標の検査値のうちの少なくとも1つ」又はその変換後の値(例えば偏差値など)」およびBMI値のうちの少なくとも1つを用いてもよい。
ここでは、第2実施形態にかかる評価システム(以下では本システムと記す場合がある。)の構成について、図3から図14を参照して説明する。なお、本システムはあくまでも一例であり、本発明はこれに限定されない。特に、ここでは、腹部の骨格筋面積値の状態を評価する際に、評価式の値又はその変換後の値を用いるケースを一例として記載しているが、例えば、「「上記21種類のアミノ酸の濃度値および上記10種類の生化学指標の検査値のうちの少なくとも1つ」又はその変換後の値(例えば偏差値など)」およびBMI値のうちの少なくとも1つを用いてもよい。
例えば、クライアント装置200は、評価装置100から評価式の値を受信した場合には、評価部210aは、変換部210a2で評価式の値を変換したり、生成部210a3で評価式の値又は変換後の値に対応する位置情報を生成したり、分類部210a4で評価式の値又は変換後の値を用いて個体を複数の区分のうちのどれか1つに分類したりしてもよい。
また、クライアント装置200は、評価装置100から変換後の値を受信した場合には、評価部210aは、生成部210a3で変換後の値に対応する位置情報を生成したり、分類部210a4で変換後の値を用いて個体を複数の区分のうちのどれか1つに分類したりしてもよい。
また、クライアント装置200は、評価装置100から評価式の値又は変換後の値と位置情報とを受信した場合には、評価部210aは、分類部210a4で評価式の値又は変換後の値を用いて個体を複数の区分のうちのどれか1つに分類してもよい。
本発明にかかる評価装置、評価方法、評価プログラム、評価システム、および情報通信端末装置は、上述した第2実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
GOT(グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ・アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)(IU/L)
GPT(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ・アラニンアミノトランスフェラーゼ)(IU/L)
GGTP(γ−グルタミルトランスペプチダーゼ・γ−グルタミルトランスペプチダーゼ)(IU/L)
AMY(アミラーゼ)(IU/L)
Alb(アルブミン)(g/dL)
Tcho(総コレステロール)(mg/dL)
TG(中性脂肪・トリグリセライド)(mg/dL)
Glc(グルコース・ブドウ糖)(mg/dL)
Cre(クレアチニン)(mg/dL)
CRP(C反応性蛋白)(mg/dL)
102 制御部
102a 要求解釈部
102b 閲覧処理部
102c 認証処理部
102d 電子メール生成部
102e Webページ生成部
102f 受信部
102g 指標状態情報指定部
102h 評価式作成部
102i 評価部
102i1 算出部
102i2 変換部
102i3 生成部
102i4 分類部
102j 結果出力部
102k 送信部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 利用者情報ファイル
106b 特性データファイル
106c 指標状態情報ファイル
106d 指定指標状態情報ファイル
106e 評価式関連情報データベース
106e1 評価式ファイル
106f 評価結果ファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 クライアント装置(端末装置(情報通信端末装置))
300 ネットワーク
400 データベース装置
Claims (10)
- 評価対象の血液中のα-ABA,Ala,Arg,Asn,Cit,Glu,Gln,Gly,His,Ile,Leu,Lys,Met,Orn,Phe,Pro,Ser,Thr,Trp,Tyr,Valのうちの少なくとも1つの濃度値を用いて、前記評価対象について、腹部の骨格筋面積値の状態を評価する評価ステップを含むこと、
を特徴とする評価方法。 - 前記評価ステップでは、前記評価対象の血液中のGOT,GPT,GGTP,AMY,Alb,Tcho,TG,Glc,Cre,CRPの検査値および前記評価対象のBMI値のうちの少なくとも1つをさらに用いること、
を特徴とする請求項1に記載の評価方法。 - 前記評価ステップでは、α-ABA,Ala,Arg,Asn,Cit,Glu,Gln,Gly,His,Ile,Leu,Lys,Met,Orn,Phe,Pro,Ser,Thr,Trp,Tyr,Valのうちの少なくとも1つの濃度値が代入される変数を含む式をさらに用いて、前記式の値を算出することで、前記評価対象について、腹部の骨格筋面積値の状態を評価すること、
を特徴とする請求項1に記載の評価方法。 - 前記評価ステップでは、前記評価対象の血液中のGOT,GPT,GGTP,AMY,Alb,Tcho,TG,Glc,Cre,CRPの検査値および前記評価対象のBMI値のうちの少なくとも1つをさらに用い、
前記式は、GOT,GPT,GGTP,AMY,Alb,Tcho,TG,Glc,Cre,CRPの検査値およびBMI値のうちの少なくとも1つが代入される変数をさらに含むものであること、
を特徴とする請求項3に記載の評価方法。 - 制御部を備えた評価装置であって、
前記制御部は、
評価対象の血液中のα-ABA,Ala,Arg,Asn,Cit,Glu,Gln,Gly,His,Ile,Leu,Lys,Met,Orn,Phe,Pro,Ser,Thr,Trp,Tyr,Valのうちの少なくとも1つの濃度値を用いて、前記評価対象について、腹部の骨格筋面積値の状態を評価する評価手段
を備えたこと、
を特徴とする評価装置。 - 制御部を備えた情報処理装置において実行される評価方法であって、
前記制御部において実行される、
評価対象の血液中のα-ABA,Ala,Arg,Asn,Cit,Glu,Gln,Gly,His,Ile,Leu,Lys,Met,Orn,Phe,Pro,Ser,Thr,Trp,Tyr,Valのうちの少なくとも1つの濃度値を用いて、前記評価対象について、腹部の骨格筋面積値の状態を評価する評価ステップ
を含むこと、
を特徴とする評価方法。 - 制御部を備えた情報処理装置において実行させるための評価プログラムであって、
前記制御部において実行させるための、
評価対象の血液中のα-ABA,Ala,Arg,Asn,Cit,Glu,Gln,Gly,His,Ile,Leu,Lys,Met,Orn,Phe,Pro,Ser,Thr,Trp,Tyr,Valのうちの少なくとも1つの濃度値を用いて、前記評価対象について、腹部の骨格筋面積値の状態を評価する評価ステップ
を含むこと、
を特徴とする評価プログラム。 - 制御部を備えた評価装置と、制御部を備え、評価対象の血液中のα-ABA,Ala,Arg,Asn,Cit,Glu,Gln,Gly,His,Ile,Leu,Lys,Met,Orn,Phe,Pro,Ser,Thr,Trp,Tyr,Valのうちの少なくとも1つの濃度値に関する濃度データを提供する端末装置とを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成された評価システムであって、
前記端末装置の前記制御部は、
前記評価対象の前記濃度データを前記評価装置へ送信する濃度データ送信手段と、
前記評価装置から送信された、前記評価対象における腹部の骨格筋面積値の状態に関する評価結果を受信する結果受信手段と、
を備え、
前記評価装置の前記制御部は、
前記端末装置から送信された前記評価対象の前記濃度データを受信する濃度データ受信手段と、
前記濃度データ受信手段で受信した前記評価対象の前記濃度データに含まれている、α-ABA,Ala,Arg,Asn,Cit,Glu,Gln,Gly,His,Ile,Leu,Lys,Met,Orn,Phe,Pro,Ser,Thr,Trp,Tyr,Valのうちの少なくとも1つの前記濃度値を用いて、前記評価対象について、腹部の骨格筋面積値の状態を評価する評価手段と、
前記評価手段で得られた前記評価結果を前記端末装置へ送信する結果送信手段と、
を備えたこと、
を特徴とする評価システム。 - 制御部を備えた端末装置であって、
前記制御部は、
評価対象における腹部の骨格筋面積値の状態に関する評価結果を取得する結果取得手段
を備え、
前記評価結果は、前記評価対象の血液中のα-ABA,Ala,Arg,Asn,Cit,Glu,Gln,Gly,His,Ile,Leu,Lys,Met,Orn,Phe,Pro,Ser,Thr,Trp,Tyr,Valのうちの少なくとも1つの濃度値を用いて、前記評価対象について、腹部の骨格筋面積値の状態を評価した結果であること、
を特徴とする端末装置。 - 評価対象の血液中のα-ABA,Ala,Arg,Asn,Cit,Glu,Gln,Gly,His,Ile,Leu,Lys,Met,Orn,Phe,Pro,Ser,Thr,Trp,Tyr,Valのうちの少なくとも1つの濃度値に関する濃度データを提供する端末装置とネットワークを介して通信可能に接続された、制御部を備えた評価装置であって、
前記制御部は、
前記信端末装置から送信された前記評価対象の前記濃度データを受信する濃度データ受信手段と、
前記濃度データ受信手段で受信した前記評価対象の前記濃度データに含まれている、α-ABA,Ala,Arg,Asn,Cit,Glu,Gln,Gly,His,Ile,Leu,Lys,Met,Orn,Phe,Pro,Ser,Thr,Trp,Tyr,Valのうちの少なくとも1つの前記濃度値を用いて、前記評価対象について、腹部の骨格筋面積値の状態を評価する評価手段と、
前記評価手段で得られた評価結果を前記端末装置へ送信する結果送信手段と、
を備えたこと、
を特徴とする評価装置。
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