JP2017124104A - 什器 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に係る什器は、什器本体と、前記什器本体を支持する脚部と、を備え、前記脚部は、上層部材と下層部材が上下方向で対向した状態で結合された脚部本体と、被設置部であるフロアの上面に当接する接地部材と、を有し、前記接地部材は、前記下層部材に結合される結合部と、前記結合部に対して水平方向に離間した位置から上方に突出し前記下層部材を上方に貫通して、前記上層部材によって略水平方向の変位を規制される変位規制部と、を有していることを特徴とする。
この場合、通常使用時における主な荷重を水平方向外側の結合部で受けることができるため、通常使用時における接地部材のガタつきを防止することができる。
この場合、下層部材の外周上のいずれの部位から接地部材に荷重が入力された場合にも、接地部材の結合部と変位規制部の少なくともいずれか一方によって荷重を有利に受け止めることができる。
この場合、下層部材の外周面に沿う方向に離間して配置された複数の結合部によって接地部材が下層部材に安定的に結合されるとともに、隣接する結合部間に配置された変位規制部によって接地部材の回転や捩れが抑制される。
この場合、接地部材を大型化することなく、接地部材を強固にかつ安定して下層部材と上層部材と、に取り付けることができる。
この場合、複数のリブによって上層部材を効率良く補強することができるとともに、同じ複数のリブによって変位規制部の略水平方向の変位を規制することができる。
図1は、実施形態に係る什器である椅子1を正面から見た図であり、図2は、椅子1全体の縦断面を示した図である。
これらの図に示すように、椅子1は、着座者の着座荷重を上面で受け止める座体12(什器本体)と、座体12を支持する脚部2と、を備えている。脚部2は、被設置部であるフロアの上面に載置される設置ベース10と、設置ベース10から上方に起立し、起立位置を中心とした円周方向の任意の方向に傾動可能となるように設置ベース10に支持された円筒状の脚柱11と、を備えている。座体12は、脚柱11の上部に取り付けられている。
設置ベース10は、図2〜図4に示すように、上面視が円形状の板金製のベースフレーム13(下層部材)と、ベースフレーム13に取り付けられ、ベースフレーム13の上部を覆う上面視が円形状の樹脂製の上部化粧カバー14(上層部材)と、ベースフレーム13の外周縁部に取り付けられ、その下面がフロアの上面に当接する複数の接地部材3と、を備えている。上部化粧カバー14の外面は、外周縁部から中心部に向かって緩やかな曲面を描いて上方に膨出しており、膨出部分の中心領域には、脚柱11の下部領域が傾動可能に挿通される傾動許容孔15が形成されている。ベースフレーム13は、中央領域が上方に隆起し、その隆起した部分が略水平に延在する平坦な壁となっている。この平坦な壁は、後述する弾性部材19の下面を支持する支持壁16とされている。ベースフレーム13の支持壁16の上面と上部化粧カバー14の間には、空間部17が設けられている。複数の接地部材3は、ベースフレーム13の外周縁部の下面に円環状に並んで取り付けられている。
なお、この実施形態の場合、上部化粧カバー14とベースフレーム13が上下方向で対向した状態で結合されて脚部2の脚部本体2Aを構成している。
なお、この実施形態においては、抜け規制部材22が、スペーサ24とボルト25によって当接壁18に締結固定されることにより、弾性部材19が所定量圧縮されるようにしているが、弾性部材19は、抜け規制部材22を当接壁18に固定する前に予め圧縮しておくようにしても良い。
着座者は、例えば、椅子1の座体12の前に後向きで立ち、座体12に手を添えて座体12の上面に腰を下ろす。このとき、椅子1の脚柱11は、着座者から座体12に加える荷重の位置と方向に応じて、設置ベース10に対して適宜傾動する。このとき、設置ベース10と脚柱11の間に介装された弾性部材19が変形し、弾性部材19において脚柱11の傾動に応じた反力を発生する。
椅子1は、弾性部材19に蓄積された反力と、着座者の臀部を通して座体12に入力される荷重とがバランスしたところで脚柱11の傾動を停止する。この状態において、着座者の臀部は座体12によって支持される。
図5は、下層部材であるベースフレーム13を斜め上方から見た図であり、図6は、上層部材である上部化粧カバー14を斜め下方から見た図である。また、図7は、ベースフレーム13に上部化粧カバー14を組み付けた脚部本体2Aを斜め下方から見た図である。
ベースフレーム13は、下面が平坦な円環状のベース壁13aの内周部に、テーパー壁13bを介して上記の支持壁16が連設されている。ベース壁13aの外周部には、上方に突出する浅い周壁13cが連設され、周壁13cの上部には、径方向外側に張り出す複数のフランジ部13dが延設されている。この実施形態では、複数のフランジ部13dは、ベースフレーム13の外周縁部に相当する。
ベース壁13aの各開口42は、隣接するフランジ部13d間の各切欠き部40の径方向内側領域に、各切欠き部40と一対一で対応するように形成されている。
上部化粧カバー14は、こうして周壁44がベースフレーム13に嵌め込まれた状態において、ベースフレーム13に対して一方向に所定量相対回動させることにより、各抜け規制フランジ39がベースフレーム13の対応するフランジ部13dの下面に接触状態で対向する。この結果、上部化粧カバー14はベースフレーム13に対して抜け規制される。
上部化粧カバー14の周壁44の内周面のうちの、各抜け規制フランジ39の円周方向の一端側には、鉛直方向上方側に直線状に延びる略一定突出高さの凸部45が突設されている。この凸部45は、上部化粧カバー14が、ベースフレーム13に被せられた状態において、ベースフレーム13に対して一方向に所定量相対回動させたときに、図7,図8に示すように、ベースフレーム13の対応するフランジ部13d上の凹溝41に嵌合する。これにより、上部化粧カバー14とベースフレーム13の相対回動位置が位置決めされるとともに、両者の相対回動が径方向外側位置において規制される。
なお、凸部45が凹溝41に嵌合される位置まで、上部化粧カバー14をベースフレーム13に対して相対回動させるときには、凸部45は、フランジ部13d上の狭幅部13d−2の外側を通過し、フランジ部13dのテーパー部13d−1を乗り越えてから凹溝41に嵌合される。
接地部材3は、図11,図12に示すように、ベースフレーム13の外周縁部に略沿って円弧状に延出するベース壁49と、ベース壁49の円周方向の略中央からベースフレーム13の半径方向内側に向かって突出する内向き突出部50と、を備えている。ベース壁49の延出方向の両端部の近傍には、締結用のねじ51の軸部が挿入されるねじ孔52が形成されている。ねじ孔52に挿入されたねじ51の軸部は、ベースフレーム13の対応するねじ孔43にベースフレーム13の下面側から螺合される。接地部材3は、これによってベースフレーム13の外周縁部の下面に締結される。
この実施形態においては、ねじ孔52が接地部材3における結合部を構成している。
ここで、接地部材3上の突出部38(変位規制部)は、接地部材3が脚部本体2Aに取り付けられた状態において、ベースフレーム13の外周寄り位置となる接地部材3上のねじ孔52(結合部)の形成位置に対し、ベースフレーム13の径方向内側領域(水平方向内側領域)となる位置に配置されている。また、この実施形態の場合、突出部38(変位規制部)は、接地部材3上のベースフレーム13の外周面に沿う方向で、隣接するねじ孔52(結合部)の間となる位置に配置されている。
この実施形態においては、突出部38が接地部材3における変位規制部を構成している。なお、隣接するリブ48Aは、上部化粧カバー14の内側下面に放射方向に沿うように延設されているため、接地部材3に径方向内側に向かう荷重が入力されたときには、接地部材3の頭部38bが隣接するリブ48Aに当接することによって接地部材3の径方向内側の変位を規制することができる。
即ち、最初に上部化粧カバー14の抜け規制フランジ39とベースフレーム13の切り欠き部40の位置を合致させて、ベースフレーム13に上部化粧カバー14を上方から被せる。これにより、上部化粧カバー14の周壁44がベースフレーム13のフランジ部13dの外側を覆うことになる。
したがって、この実施形態に係る椅子1においては、脚部2の構成部材の耐久性の低下を抑制し、かつ、接地部材3を脚部本体2Aに堅牢な状態で取り付けることができる。
2 脚部
2A 脚部本体
3 接地部材
11 脚柱
12 座体(什器本体)
13 ベースフレーム(下層部材)
14 上部化粧カバー(上層部材)
38 突出部(変位規制部)
48A リブ
49 ベース壁
50 内向き突出部
52 ねじ孔(結合部)
Claims (6)
- 什器本体と、
前記什器本体を支持する脚部と、を備え、
前記脚部は、上層部材と下層部材が上下方向で対向した状態で結合された脚部本体と、
被設置部であるフロアの上面に当接する接地部材と、を有し、
前記接地部材は、前記下層部材に結合される結合部と、前記結合部に対して水平方向に離間した位置から上方に突出し前記下層部材を上方に貫通して、前記上層部材によって略水平方向の変位を規制される変位規制部と、を有していることを特徴とする什器。 - 前記変位規制部は、前記接地部材が前記脚部本体に取り付けられた状態において、前記下層部材の外周寄りの前記結合部よりも前記下層部材の水平方向内側領域となる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の什器。
- 前記結合部と前記変位規制部とは、前記接地部材が前記脚部本体に取り付けられ状態において、前記下層部材の外周面に沿う方向で離間した位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の什器。
- 前記結合部は、前記接地部材が前記脚部本体に取り付けられた状態において、前記下層部材の外周面に沿う方向で離間した位置に複数配置されており、
前記変位規制部は、前記接地部材が前記脚部本体に取り付けられた状態において、前記下層部材の外周面に沿う方向で、隣接する前記結合部の間となる位置に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の什器。 - 前記接地部材は、
前記下層部材の外周縁部に略沿って延出し、延出方向の両端部の近傍に前記結合部が設けられているベース壁と、
前記ベース壁から前記下層部材の水平方向内側領域に向かって突出する内向き突出部と、を備え、
前記変位規制部は、前記内向き突出部に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の什器。 - 前記上層部材の下面には、前記接地部材の前記変位規制部と当接可能な複数のリブが突設されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の什器。
Priority Applications (1)
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| JP2016006382A JP6650763B2 (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 什器 |
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Publications (2)
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| JP2017124104A true JP2017124104A (ja) | 2017-07-20 |
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Family Applications (1)
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| JP2016006382A Active JP6650763B2 (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 什器 |
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| JP (1) | JP6650763B2 (ja) |
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2016
- 2016-01-15 JP JP2016006382A patent/JP6650763B2/ja active Active
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