JP2017125521A - 転がり装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】大型化を防止しながら作動性の良好な転がり装置を提供する。【解決手段】第1部材1と、第2部材2と、第1部材1と第2部材2の間に配置された転動体5とを有し、転動体5の転動により第2部材2が第1部材1に沿って移動可能な転がり装置10において、第1部材1に形成された転動溝1aと第1部材1の転動溝1aに対向して第2部材2に形成された転動溝3aとからなる転動体5の転走路と、第2部材2に備えられており前記転走路に連通して転動体5を循環させる循環路とを有し、前記循環路は、第2部材2に形成された戻し路3bと、第2部材2に備えられている方向転換部材4に形成された、戻し路3bと前記転走路を連通する方向転換路6とからなり、戻し路3bには弾性材料からなる半筒状のスリーブ40が配置されており、スリーブ40の長手方向端部40aが方向転換部材4と係合している。【選択図】図3
Description
本発明は、転がり装置に関する。
従来、転がり装置として、直線状の案内レールを有する直動案内装置(リニアガイド装置)、曲線状の案内レールを有する曲線運動案内装置、及びボールねじ装置が知られている。
転がり装置のうち例えば直動案内装置には、案内レールに設けられた転動溝とスライダ本体に設けられた転動溝とからなる転動体の転走路と、転走路の始点と終点を連結して転動体を循環させるための循環路が備えられている。循環路はスライダ本体に設けられた戻し路(直線部)とエンドキャップに設けられた方向転換路(曲線部)とからなる。
このような直動案内装置では、スライダを走行させた際に、循環路内の転動体は後ろの転動体に押されて転動するため転動体どうしの間には隙間がない状態となる。そして、循環路の曲線部の影響により、転走路から循環路に入る転動体(「入口側転動体」という)の移動量と、循環路から転走路に出る転動体(「出口側転動体」という)の移動量が同じとは限らない。例えば、入口側転動体の移動量が出口側転動体の移動量を上回った場合には、循環路内の転動体は超過密状態になり、転動体の押し合いによって逃げ場を失った出口側転動体は循環路をすべりながら、所謂玉すべりしながら転走路へ進む。この時に転動体と循環路の間の摩擦力が突発的に増大するため、直動案内装置の作動性が悪化したり、循環路や転動体に損傷が生じて直動案内装置の故障を招くおそれがある。
斯かる背景の下、循環路の直線部、即ちスライダ本体の戻し路に弾性変形可能な円筒形のスリーブを配置することにより、転動体の押し合いを解消して作動性の向上を図った直動案内装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
しかしながら、上述のような従来の直動案内装置では、スライダ本体の戻し路に円筒形のスリーブを挿入するために、当該戻し路の径を大きくしなければならなかった。このため、スライダ本体が大型化し、ひいては直動案内装置が大型化してしまうという問題があった。
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、大型化を防止しながら作動性の良好な転がり装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、
第1部材と、第2部材と、前記第1部材と前記第2部材の間に配置された転動体とを有し、前記転動体の転動により前記第2部材が前記第1部材に沿って移動可能な転がり装置において、
前記第1部材に形成された転動溝と前記第1部材の転動溝に対向して前記第2部材に形成された転動溝とからなる前記転動体の転走路と、前記第2部材に備えられており前記転走路に連通して前記転動体を循環させる循環路とを有し、
前記循環路は、前記第2部材に形成された戻し路と、前記第2部材に備えられている方向転換部材に形成された、前記戻し路と前記転走路を連通する方向転換路とからなり、
前記戻し路には弾性材料からなる半筒状のスリーブが配置されており、
前記スリーブの長手方向端部が前記方向転換部材と係合していることを特徴とする転がり装置を提供する。なお、半筒状とは筒状の部材を軸方向に沿って分割した形状をいう。
第1部材と、第2部材と、前記第1部材と前記第2部材の間に配置された転動体とを有し、前記転動体の転動により前記第2部材が前記第1部材に沿って移動可能な転がり装置において、
前記第1部材に形成された転動溝と前記第1部材の転動溝に対向して前記第2部材に形成された転動溝とからなる前記転動体の転走路と、前記第2部材に備えられており前記転走路に連通して前記転動体を循環させる循環路とを有し、
前記循環路は、前記第2部材に形成された戻し路と、前記第2部材に備えられている方向転換部材に形成された、前記戻し路と前記転走路を連通する方向転換路とからなり、
前記戻し路には弾性材料からなる半筒状のスリーブが配置されており、
前記スリーブの長手方向端部が前記方向転換部材と係合していることを特徴とする転がり装置を提供する。なお、半筒状とは筒状の部材を軸方向に沿って分割した形状をいう。
本発明によれば、大型化を防止しながら作動性の良好な転がり装置を提供することができる。
本発明の各実施形態に係る転がり装置を添付図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1に示す第1実施形態に係る転がり装置である直動案内装置10は、工作機械、搬送装置、その他の生産設備に用いられるものであり、直線状の案内レール1と、案内レール1に沿って移動可能なスライダ2とからなる。
(第1実施形態)
図1に示す第1実施形態に係る転がり装置である直動案内装置10は、工作機械、搬送装置、その他の生産設備に用いられるものであり、直線状の案内レール1と、案内レール1に沿って移動可能なスライダ2とからなる。
案内レール1は、略四角柱形状の金属製部材からなり、その両側面には長手方向へ延びる転動溝1aが2本ずつ形成されている。
スライダ2は、スライダ本体3と、スライダ本体3の長手方向の両端部に取り付けられたエンドキャップ4、4とからなる。
スライダ本体3は、案内レール1の長手方向へ延在し断面が略コ字状をした金属製部材からなり、案内レール1に跨嵌されている。スライダ本体3において案内レール1の両側面に対向する部分、即ち両側の脚部の内側面には、案内レール1の転動溝1aに対向して長手方向へ延びる転動溝3aが2本ずつ形成されている(図6も参照)。
スライダ本体3の転動溝3aと案内レール1の転動溝1aとは、転動体5の転走路(負荷転動路)を構成している。
スライダ本体3の両側の脚部には、転動溝3aと平行にスライダ本体3の長手方向へ貫通した直線状の戻し路3bが2本ずつ形成されている(図6も参照)。
スライダ本体3は、案内レール1の長手方向へ延在し断面が略コ字状をした金属製部材からなり、案内レール1に跨嵌されている。スライダ本体3において案内レール1の両側面に対向する部分、即ち両側の脚部の内側面には、案内レール1の転動溝1aに対向して長手方向へ延びる転動溝3aが2本ずつ形成されている(図6も参照)。
スライダ本体3の転動溝3aと案内レール1の転動溝1aとは、転動体5の転走路(負荷転動路)を構成している。
スライダ本体3の両側の脚部には、転動溝3aと平行にスライダ本体3の長手方向へ貫通した直線状の戻し路3bが2本ずつ形成されている(図6も参照)。
エンドキャップ4は、略コ字状の樹脂製部材からなる。図2にも示すように、エンドキャップ4のスライダ本体3側の面には、方向転換路6が両側の脚部に2箇所ずつ形成されている。方向転換路6は、図1に示すように上記転走路と戻し路3bとを連通するものであり半円弧状をしている。なお、方向転換路6については後に詳述する。エンドキャップ4は樹脂製に限らず金属製でもよい。
スライダ本体3の戻し路3bとエンドキャップ4の方向転換路6とは、転動体5を転走路へ循環させるための循環路を構成している。なお、スライダ本体3の戻し路3bは循環路の直線部、エンドキャップ4の方向転換路6は循環路の曲線部ともいう。図1に示すように、循環路及び転走路には転動体5として金属製のボールが多数装填されている。
以上の構成により、スライダ2は転動体5が上記転走路を転動することによって案内レール1上を直線運動することができる。なお、転走路内を転動した転動体5は、循環路を経て再度転走路へ導かれ、転走路と循環路を循環することができる。
図3に示すように、スライダ本体3の4つの戻し路3bにはそれぞれスリーブ40が挿嵌されている。スリーブ40は、図4に示すように半円筒形状をしており、弾性変形可能な弾性材料からなる。具体的には、弾性材料としてNBR、HNBR、FKM、エラストマー(例えばペルプレン(商品名、東洋紡績(株)製))、樹脂(例えばPOM)を採用することが望ましい。スリーブ40の長手方向における両端には凸部40a、40aが一体的に形成されている。凸部40aはスリーブ40の長手方向外側へ向かって延びており、断面が三日月形状をしている(図11(a)、(b)も参照)。
図2に示すようにエンドキャップ4のスライダ本体3側の面には、各脚部に半円弧状の2つの転動溝4aが形成されており、これらに交差するように半円柱状の凹部4cがさらに形成されている。凹部4cには、図5に示すリターンガイド7が取り付けられる(図3参照)。なお、図2に示すようにエンドキャップ4の各脚部の内側面には、転走路を転動した転動体5をすくい上げて転動溝4aへ導くためのタング部8が2箇所ずつ一体的に形成されている。
リターンガイド7は、図5(a)に示すようにエンドキャップ4の転動溝4aに対向する2つの転動溝7aが形成された半円柱状の樹脂製部材からなる。この2つの転動溝7aとエンドキャップ4の転動溝4aとによって上述の方向転換路6が構成される。図3及び図5(b)に示すようにリターンガイド7の背面、即ちスライダ本体3側の面において、転動溝7aの戻し路3b側の端部には、突起7bが一体的に設けられている。突起7bは、転動溝7aを延長するようにスライダ本体3側へ向かって延びた半円筒形状をしている。詳しくは、突起7bは上記スリーブ40の凸部40aに係合可能で、突起7bの内周面は上記スリーブ40の内周面と同径に設計されている。なお、リターンガイド7は樹脂製に限らず金属製でもよい。
斯かるスリーブ40とリターンガイド7の構成により、スライダ2を組み立てた際に、図3及び図6に示すようにリターンガイド7の半円筒形状の突起7bとスライダ本体3の戻し路3bの壁面との間に生じる三日月形状の隙間に、スリーブ40の三日月形状の凸部40aが嵌合する。これにより、戻し路3b内のスリーブ40の位置を固定でき、スリーブ40が戻し路3b内で位置がずれたり回転することを防止できる。特に本実施形態では、スリーブ40の三日月形状の凸部40aは、リターンガイド7の突起7bとスライダ本体3の戻し路3bによる三日月形状の隙間よりも一回り大きな寸法に設計されており、所謂締まり嵌めしている。これにより、戻し路3b内のスリーブ40の位置をより強固に固定することができる。
以上のように本実施形態に係る直動案内装置10は、スライダ本体3の戻し路3b内に半円筒形状のスリーブ40を配置したことにより、スライダ2を案内レール1上で走行させた際に循環路内の転動体5が超過密状態になって押し合いが生じても、スリーブ40が弾性変形することでこれを解消し玉すべりの発生を防ぐことができる。このため、転動体5と循環路の間の摩擦力が突発的に増大することを防止でき、図7(a)に示すように摩擦力の変動を効果的に抑えることができる。したがって、循環路や転動体5の損傷による直動案内装置10の故障を防ぎながら、直動案内装置10の良好な作動性を達成することができる。なお、弾性変形したスリーブ40は転動体5の通過後、元の形状に復帰することができる。
また、本実施形態に係る直動案内装置10は、スライダ本体3の戻し路3b内に配置したスリーブ40を半円筒形状としたことにより、上述した従来の直動案内装置のようにスライダ本体の戻し路に円筒形のスリーブを配置する構成に比べて、戻し路3bの径を小さくすることができる。このため、スライダ本体3の大型化を防止でき、結果として直動案内装置10全体の大型化も防止できる。
なお、上述のように本実施形態に係る直動案内装置10は、スライダ本体3の戻し路3b内でスリーブ40を固定するために、スリーブ40の三日月形状の凸部40aをリターンガイド7の突起7bとスライダ本体3の戻し路3bによる三日月形状の隙間に嵌合させる構成である。しかしながら、スリーブ40の凸部40a、及びリターンガイド7の突起7bとスライダ本体3の戻し路3bによる隙間の形状は、三日月形状に限られず、凸部40aと前記隙間が係合してスリーブ40をスライダ本体3の戻し路3b内に回転を防ぎながら固定できる形状であればよい。具体的には、例えばスリーブ40の凸部40aを図11(c)〜(j)に示す形状とし、これにリターンガイド7の突起7bの外周面の形状を対応させるようにしてもよい。
また、上述のように本実施形態に係る直動案内装置10は、リターンガイド7に半円筒形状の突起7bを設け、この突起7bとスライダ本体3の戻し路3bとの隙間にスリーブ40の凸部40aを嵌合させる構成である。しかしながらこの構成に限られず、エンドキャップ4のスライダ本体3側の面において、転動溝4aの戻し路3b側の端部に半円筒形状の突起を設け、この突起とスライダ本体3の戻し路3bとの隙間にスリーブ40の凸部40aを嵌合させる構成としてもよい。
(第2実施形態)
図1に示す第2実施形態に係る転がり装置である直動案内装置20について、上記第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略し、異なる構成について詳細に説明する。
図1に示す第2実施形態に係る転がり装置である直動案内装置20について、上記第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略し、異なる構成について詳細に説明する。
図8に示すように本実施形態に係る直動案内装置20は、上記第1実施形態におけるスリーブ40の代わりにスリーブ41を備えている。スリーブ41は、図9に示すように上記第1実施形態におけるスリーブ40の外周面に凹部41aを形成したものである。凹部41aは深さが均一で、図9(c)に示すようにスリーブ41の短手方向において一端から他端まで達し、長手方向においては両端部分を除いた範囲にわたって形成されている。
斯かる構成のスリーブ41を備えた本実施形態に係る直動案内装置20は、上記第1実施形態に係る直動案内装置10と同様の効果を奏することができる。特に本実施形態では、スリーブ41に凹部41aを設けたことにより、図8に示すようにスライダ本体3の戻し路3b内において、スリーブ41と戻し路3bの壁面との間に隙間が形成される。このため、スリーブ41が弾性変形しやすくなり、弾性変形量を大きく確保することができる。したがって、スライダ2を走行させた際に生じる循環路内の転動体5の押し合いをスリーブ41が大きく弾性変形することでより効果的に解消することができ、直動案内装置20の作動性の悪化や故障をより良好に防止することができる。
なお、本実施形態において、スリーブ41に設けた凹部41aの態様は上述のものに限られず、スリーブ41と戻し路3bの壁面との間に隙間ができてスリーブ41が弾性変形しやすくなるようなものであればよい。
以上、第1、第2実施形態では転動体5としてボールを備えた直動案内装置10、20を示している。しかしながら本発明はこれに限られず、転動体としてころを備えた直動案内装置に適用することもできる。また、本発明は直動案内装置に限られず、曲線運動案内装置に適用することもできる。
(第3実施形態)
図10(a)に示す第3実施形態に係る転がり装置であるボールねじ装置30は、ねじ軸31と、ねじ軸31に転動体34を介して螺合したナット32とからなる。
図10(a)に示す第3実施形態に係る転がり装置であるボールねじ装置30は、ねじ軸31と、ねじ軸31に転動体34を介して螺合したナット32とからなる。
ねじ軸31は、細長い円柱形状の金属製部材からなる。ねじ軸31の外周面には転動溝31aが螺旋状に形成されている。
ナット32は、ねじ軸31の外径よりも大きな円形の貫通口が形成された略円筒形状の金属製部材からなる。ナット32の内周面には、ねじ軸31の転動溝31aに対応するように転動溝32aが螺旋状に形成されている。
ねじ軸31はナット32の貫通口に挿入されており、互いの転動溝31a、32aが対向して転走路を構成している。この転走路には、転動体34が装填されており、これによってねじ軸31とナット32は螺合している。
ナット32は、ねじ軸31の外径よりも大きな円形の貫通口が形成された略円筒形状の金属製部材からなる。ナット32の内周面には、ねじ軸31の転動溝31aに対応するように転動溝32aが螺旋状に形成されている。
ねじ軸31はナット32の貫通口に挿入されており、互いの転動溝31a、32aが対向して転走路を構成している。この転走路には、転動体34が装填されており、これによってねじ軸31とナット32は螺合している。
ナット32には、軸方向へ貫通した直線状の戻し路32bが形成されている。ナット32の軸方向の両端部にはコマ部材35、35が埋設されている。
コマ部材35は、図10(b)に示すように略三角柱状の樹脂製部材からなり、方向転換路35aが形成されている。方向転換路35aは、図10(a)に示すように上記転走路と戻し路32bとを連通するものであり略円弧状をしている。なお、コマ部材35は樹脂製に限らず金属製でもよい。
コマ部材35は、図10(b)に示すように略三角柱状の樹脂製部材からなり、方向転換路35aが形成されている。方向転換路35aは、図10(a)に示すように上記転走路と戻し路32bとを連通するものであり略円弧状をしている。なお、コマ部材35は樹脂製に限らず金属製でもよい。
ナット32の戻し路32bとコマ部材35の方向転換路35aとは、転動体34を転走路へ循環させるための循環路を構成している。なお、ナット32の戻し路32bは循環路の直線部、コマ部材35の方向転換路35aは循環路の曲線部ともいう。循環路と転走路には、転動体34として金属製のボールが多数装填されている。
以上の構成により、ねじ軸31とナット32のいずれか一方を回転させることで、転動体34が転走路内を転動し、他方を軸方向へ直線移動させることができる。なお、転走路内を転動した転動体34は、循環路を経て再び転走路へ導かれ、転走路と循環路を循環することができる。
本実施形態では、図10(a)に示すようにナット32の戻し路32bにスリーブ42が備えられている。なお、スリーブ42の構成は上記第1実施形態におけるスリーブ40と同様である。
また本実施形態では、図10(b)に示すようにコマ部材35の側面、即ちナット32側の面において、方向転換路35aの戻し路32b側の端部には、突起35bが一体的に設けられている。突起35bは、上記第1実施形態におけるリターンガイド7の突起7bと同様の構成であり、方向転換路35aを延長するようにナット32側へ向かって延びた半円筒形状をしている。
また本実施形態では、図10(b)に示すようにコマ部材35の側面、即ちナット32側の面において、方向転換路35aの戻し路32b側の端部には、突起35bが一体的に設けられている。突起35bは、上記第1実施形態におけるリターンガイド7の突起7bと同様の構成であり、方向転換路35aを延長するようにナット32側へ向かって延びた半円筒形状をしている。
斯かる構成により、本実施形態のボールねじ装置30は上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は本実施形態のようなコマ部材35を備えたボールねじ装置30に限られず、転動体34を循環させるためのその他の循環部材(例えばガイドプレート)を備えたボールねじ装置に適用することも可能である。
以上、各実施形態によれば、大型化を防止しながら作動性の良好な転がり装置を実現することができる。
1 案内レール
1a 案内レールの転動溝
2 スライダ
3 スライダ本体
3a スライダ本体の転動溝
3b スライダ本体の戻し路
4 エンドキャップ
5、34 転動体
6 エンドキャップの方向転換路
7 リターンガイド
7b リターンガイドの突起
10、20 直動案内装置(リニアガイド装置)
30 ボールねじ装置
31 ねじ軸
31a ねじ軸の転動溝
32 ナット
32a ナットの転動溝
32b ナットの戻し路
35 コマ部材
35a コマ部材の方向転換路
40、41、42 スリーブ
40a スリーブの凸部
41a スリーブの凹部
1a 案内レールの転動溝
2 スライダ
3 スライダ本体
3a スライダ本体の転動溝
3b スライダ本体の戻し路
4 エンドキャップ
5、34 転動体
6 エンドキャップの方向転換路
7 リターンガイド
7b リターンガイドの突起
10、20 直動案内装置(リニアガイド装置)
30 ボールねじ装置
31 ねじ軸
31a ねじ軸の転動溝
32 ナット
32a ナットの転動溝
32b ナットの戻し路
35 コマ部材
35a コマ部材の方向転換路
40、41、42 スリーブ
40a スリーブの凸部
41a スリーブの凹部
Claims (7)
- 第1部材と、第2部材と、前記第1部材と前記第2部材の間に配置された転動体とを有し、前記転動体の転動により前記第2部材が前記第1部材に沿って移動可能な転がり装置において、
前記第1部材に形成された転動溝と前記第1部材の転動溝に対向して前記第2部材に形成された転動溝とからなる前記転動体の転走路と、前記第2部材に備えられており前記転走路に連通して前記転動体を循環させる循環路とを有し、
前記循環路は、前記第2部材に形成された戻し路と、前記第2部材に備えられている方向転換部材に形成された、前記戻し路と前記転走路を連通する方向転換路とからなり、
前記戻し路には弾性材料からなる半筒状のスリーブが配置されており、
前記スリーブの長手方向端部が前記方向転換部材と係合していることを特徴とする転がり装置。 - 前記スリーブの外側面に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の転がり装置。
- 前記方向転換部材には前記戻し路内へ延在する突起が備えられており、
前記方向転換部材の前記突起と前記戻し路の壁面とによって形成された隙間に前記スリーブの前記長手方向端部が係合していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の転がり装置。 - 前記方向転換部材の前記突起と前記戻し路の前記壁面とによって形成された前記隙間は三日月形状であり、
前記スリーブの前記長手方向端部は、前記隙間に嵌合可能な三日月形状であることを特徴とする請求項3に記載の転がり装置。 - 前記スリーブの前記長手方向端部と、前記方向転換部材の前記突起と前記戻し路の前記壁面とによって形成された前記隙間とが締まり嵌めしていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の転がり装置。
- 前記第1部材は、案内レールからなり、
前記第2部材は、前記戻し路が形成されたスライダ本体と、前記方向転換路を有するエンドキャップとを有し、
前記方向転換路は、前記エンドキャップに形成された転動溝と、前記エンドキャップに備えられているリターンガイドに、前記エンドキャップの転動溝に対向して形成された転動溝とからなることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の転がり装置。 - 前記第1部材は、ねじ軸からなり、
前記第2部材は、前記戻し路が形成されたナットと、前記方向転換路が形成された循環部材とを有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の転がり装置。
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2016
- 2016-01-12 JP JP2016003519A patent/JP2017125521A/ja active Pending
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