JP2017128527A - 毛髪処理用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】1剤で施術でき、かつ、毛髪に良好なハリ、コシを与える、毛髪処理用組成物を提供する。【解決手段】本発明に係る毛髪処理用組成物は、(A)アニオン性高分子と、(B)カチオン性界面活性剤と、(C)両性界面活性剤と、を含む。【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪処理用組成物に関する。
毛髪は様々な要因により損傷を受ける。例えば、シャンプー等の洗浄剤を用いて洗髪を行えば、毛髪の汚れだけでなく毛髪に必要な油分まで除去される場合があり、結果として毛髪は損傷を受ける。また、濡れた毛髪をドライヤーで乾燥する場合、熱により損傷を受けることもある。上記に加え、近年の脱色処理、染毛処理、パーマ施術等の普及に伴い、毛髪が損傷する機会が増加する傾向にあり、またその損傷の程度も従来に増して深刻なものとなる傾向にある。
毛髪の損傷の典型例としては、毛髪本来の滑らかな風合いが損なわれたり、パサつきが増大したり、毛髪の柔軟性や指どおりが悪くなったり、毛髪のまとまりが損なわれたり、枝毛や裂毛が生じ易くなったりすること等が挙げられる。
このような毛髪の損傷を解消するために、配合成分のイオン性を利用して、毛髪上でアニオン・カチオンコンプレックスを形成させる多剤式の毛髪処理剤が提案されている(例えば、特許文献1〜2参照)。例えば、アニオン性物質を含有する1剤と、カチオン性物質を含有する2剤とを毛髪に順次適用することにより、毛髪表面で特定のコンプレックスが形成され、このコンプレックスが毛髪にハリ、コシ等を付与するものと考えられている。
特開2013−040153号公報 特開2014−105168号公報
特許文献1〜2に記載の毛髪処理剤を使用することで、毛髪のハリ、コシはある程度改善するが、脱色処理、染毛処理、パーマ施術等の毛髪処理に起因する毛髪の損傷まで考慮すると、その効果は十分であるとはいえない。また、上記毛髪処理剤は多剤式であり、施術の際に煩雑さを避けられない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、1剤で施術でき、かつ、毛髪に良好なハリ及びコシを与える、毛髪処理用組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、特定の有効成分の併用によって上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下の態様を包含する。
[1]
(A)アニオン性高分子と、(B)カチオン性界面活性剤と、(C)両性界面活性剤と、を含む、毛髪処理用組成物。
[2]
(D)ノニオン性界面活性剤をさらに含む、[1]に記載の毛髪処理用組成物。
[3]
前記(D)ノニオン性界面活性剤がポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテルを含む、[2]に記載の毛髪処理用組成物。
[4]
(E)油剤をさらに含む、[1]〜[3]のいずれかに記載の毛髪処理用組成物。
本発明によれば、1剤で施術でき、かつ、毛髪に良好なハリ及びコシを与える、毛髪処理用組成物を提供することが可能となる。
以下、本発明を実施するための形態(以下、単に「本実施形態」という。)について詳細に説明する。なお、本実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明は以下の実施形態のみに限定されない。
[毛髪処理用組成物]
本実施形態の毛髪処理用組成物は、(A)アニオン性高分子と、(B)カチオン性界面活性剤と、(C)両性界面活性剤と、を含む。このように構成されているため、本実施形態の毛髪処理用組成物は、1剤で施術でき、かつ、毛髪に良好なハリ及びコシを与えることができる。
((A)成分)
本実施形態におけるアニオン性高分子は、少なくともアニオン性物質として機能するものと推測される。すなわち、後述する(B)成分及び(C)成分との相互作用によりコンプレックスを形成することができるものと推測される。
本実施形態におけるアニオン性高分子としては、以下に限定されないが、例えば、デキストラン硫酸ナトリウム、カルボキシメチルデキストランナトリウム、カラギーナン、アラビアガム、カラヤガム、トラガカントガム、アルギン酸ナトリウム、キサンタンガム、変性キサンタンガム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、架橋ポリアクリル酸、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリアクリルアミド、アクリルアミド・アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸塩共重合体、アクリルアミド・アクリロイルジメチルタウリン塩共重合体、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリロイルジメチルタウリン塩共重合体及びアクリル酸塩・アクリロイルジメチルタウリン塩共重合体が挙げられる。これらの中でも、より良好なハリ及びコシを与える観点から、デキストラン硫酸ナトリウム、カルボキシメチルデキストランナトリウム、カラギーナン、カルボキシビニルポリマー及びアルギン酸ナトリウムが好ましい。なお、上述したアニオン性高分子は、それぞれ、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
((B)成分)
本実施形態におけるカチオン性界面活性剤は、少なくともカチオン性物質として機能するものと推測される。すなわち、前述の(A)成分及び後述する(C)成分との相互作用によりコンプレックスを形成することができるものと推測される。
本実施形態におけるカチオン性界面活性剤としては、以下に限定されないが、例えば、脂肪酸アミドアミン塩、モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム型4級アンモニウム、及びエチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウムが挙げられる。
脂肪酸アミドアミン塩としては、例えば、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、及びステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミドが挙げられる。
モノアルキル型4級アンモニウム塩としては、例えば、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化セチルピリジニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、及び臭化ステアリルトリメチルアンモニウムが挙げられる。
ジアルキル型4級アンモニウム塩としては、例えば、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、及び塩化ジセチルジメチルアンモニウムが挙げられる。
ベンザルコニウム型4級アンモニウムとしては、例えば、塩化ベンザルコニウム、及び塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウムが挙げられる。
上記した中でも、より良好なハリ及びコシを与える観点から、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、及び塩化セチルピリジニウムが好ましい。なお、上述したカチオン性界面活性剤は、それぞれ、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
((C)成分)
本実施形態における両性界面活性剤は、少なくとも前述の(A)成分及び(B)成分との相互作用によりコンプレックスを形成するものと推測される。
本実施形態における両性界面活性剤としては、以下に限定されないが、例えば、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミン塩(ココアンホ酢酸塩)、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシエチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミン塩(ココアンホプロピオン酸塩)、N−ラウロイル−N’−カルボキシエチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミン塩(ラウロアンホ酢酸塩)、N−アシルアミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルアミノカルボン酸塩(オリーブアンホ酢酸塩、カカオ脂アンホ酢酸塩、ゴマアンホ酢酸塩、スイートアーモンドアンホ酢酸塩、ステアロアンホ酢酸塩、パームアンホ酢酸塩、ピーナッツアンホ酢酸塩、ヒマワリ種子アンホ酢酸塩、綿実アンホ酢酸塩等)が挙げられる。ここで、塩としては、以下に限定されないが、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩及びトリエタノールアミン塩が挙げられる。これらの中でもより良好なハリ及びコシを与える観点から、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N’−カルボキシエチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム及びN−ラウロイル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウムが好ましい。なお、上述した両性界面活性剤は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
上述のように、本実施形態の毛髪処理用組成物は、(A)成分、(B)成分及び(C)成分を併存させることで有効成分であるコンプレックスを形成させ、当該コンプレックスが良好な分散性を有すると考えられるため、1剤で毛髪にハリ及びコシを与える毛髪処理用組成物となるものと推測される。ただし、上記で説明した内容に限定する趣旨ではなく、本実施形態の毛髪処理用組成物は、(A)、(B)及び(C)成分を含む限り上述の効果を奏することができる。
((D)成分)
本実施形態の毛髪処理用組成物は、上述の(A)〜(C)成分に加えて、(D)ノニオン性界面活性剤を含むことが好ましい。本実施形態の毛髪処理用組成物がノニオン性界面活性剤を含むことにより、より良好なハリ及びコシが付与されるだけでなく、毛髪処理用組成物の保存安定性が向上する。その要因としては、ノニオン性界面活性剤が、少なくとも上記コンプレックスを安定化する機能を有するためと推測される。
本実施形態におけるノニオン性界面活性剤としては、以下に限定されないが、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、親油性ノニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(POEソルビタン脂肪酸エステル)、POEソルビット脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POE脂肪酸エステル、POEアルキルエーテル及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル(POE・POPアルキルエーテル)が挙げられる。コンプレックスの安定性を高める観点から、POE・POPアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル及びPOEアルキルエーテルが好ましい。コンプレックスの安定性を高め、毛髪処理用組成物の保存安定性を更に向上させる観点から、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル(POE・POPセチルエーテル)、トリオレイン酸ソルビタン、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル及びポリオキシエチレンオレイルエーテル(POEオレイルエーテル)の1種または2種以上を併用することが好ましい。本実施形態においては、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、トリオレイン酸ソルビタン及びポリオキシエチレンオレイルエーテルとを併用することがより好ましい。
さらに、上記ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルとしては、コンプレックスの安定性をより高め、毛髪処理用組成物の保存安定性を更に向上させる観点から、ポリオキシエチレン鎖(E.O.)の数が1〜50であり、かつ、ポリオキシプロピレン鎖(P.O.)の数が1〜20であり、かつ、アルキル基がセチル基であることが一層好ましく、さらにポリオキシエチレン鎖の数が1〜20であり、かつ、ポリオキシプロピレン鎖の数が1〜10であり、かつ、アルキル基がセチル基であることがより一層好ましい。なお、上述したノニオン性界面活性剤は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
((E)成分)
本実施形態の毛髪処理用組成物は、より良好なコンディショニング効果を得る観点から、上述の(A)〜(C)成分に加えて、(E)油剤を含むことが好ましい。同様の観点から、上述の(A)〜(D)成分に加えて、(E)油剤を含むことがより好ましい。油剤としては、以下に限定されないが、例えば、スクワラン、ミネラルオイル、ドデカン、イソドデカン、水添ポリイソブテン等の炭化水素、及び、ミリスチン酸エチルヘキシル、パルミチン酸エチルヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル等の一塩基酸エステルが挙げられる。なお、上述した油剤は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
(各成分の含有量)
本実施形態の毛髪処理用組成物において、(A)成分の含有量は、0.0001〜5質量%であることが好ましく、より好ましくは0.001〜1質量%であり、さらに好ましくは0.01〜0.5質量%である。(B)成分の含有量は、0.002〜30質量%であることが好ましく、より好ましくは0.02〜20質量%であり、さらに好ましくは0.2〜10質量%である。(C)成分の含有量は、0.002〜30質量%であることが好ましく、より好ましくは0.02〜20質量%であり、さらに好ましくは0.2〜10質量%である。(A)〜(C)成分が上述の範囲で含有されている場合、より優れたハリ、コシが与えられる傾向にある。
また、(D)成分の含有量は、0.05〜35質量%であることが好ましく、より好ましくは1〜28質量%であり、さらに好ましくは10〜20質量%である。(D)成分が上述の範囲で含有されている場合、より優れたハリ、コシが与えられる傾向にある。
さらに、(E)成分の含有量は、0.003〜30質量%であることが好ましく、より好ましくは0.3〜15質量%であり、さらに好ましくは1〜8質量%である。(E)成分が上述の範囲で含有されている場合、より優れたハリ、コシが与えられる傾向にある。
(その他の成分)
本実施形態の毛髪処理用組成物が上述した各成分に加えて含み得るその他の成分としては、以下に限定されないが、例えば、水、アルコール、多価アルコール、防腐剤、キレート剤、pH調整剤等が挙げられる。
本実施形態における水としては、特に限定されないが、不純物が十分に除去されたものが好ましく、蒸留やイオン交換フィルターによる濾過を行う等して得られる純水(精製水)を用いることがより好ましい。本実施形態の毛髪処理用組成物における水の含有量としても特に限定されないが、40〜99質量%であることが好ましく、より好ましくは60〜98質量%である。
[毛髪処理用組成物の製造方法]
本実施形態に係る毛髪処理用組成物の製造方法は、上述した本実施形態の毛髪処理用組成物の構成が得られる方法である限り、特に限定されるものではない。例えば、(A)成分と、(B)成分と、(C)成分と、必要に応じて(D)成分や(E)成分等のその他の成分と、をこの順に又は同時に単純混合する等により、本実施形態の毛髪処理用組成物を製造することができる。
[毛髪処理用組成物の用途]
本実施形態の毛髪処理用組成物の用途としては、以下に限定されないが、例えば、シャンプー、コンディショナー、アウトバストリートメント、ウェーブ剤、カラー剤等の製品に用いることができる。これらの製品における本実施形態の毛髪処理用組成物の濃度としては、当該製品の性質を考慮して適宜設定しうるが、例えば、1〜100質量%程度とすることができる。
以下、実施例及び比較例により本実施形態を更に詳細に説明するが、本実施形態はこれらの実施例に限定されるものではない。
<毛髪処理条件>
長さ20cmの毛束(ビューラックス製)約6gをブリーチし、ダメージさせて処理前の毛束(試料A)とした。上記ブリーチ処理として、5%過酸化水素水と2%モノエタノールアミン水を1:1に調製したブリーチ剤に上記毛束を90分浸漬した後、水道水流水中ですすいで室温で十分風乾する操作を行った。この試料Aに対し、後述する実施例及び比較例に従って調製した毛髪処理用組成物を使用し、浴比1:1で処理し、評価対象の毛束(試料B)とした。なお、試験液の処方は下記のとおりとした。処理方法の手順として、まず、風乾後の毛束(試料A)に毛髪処理用組成物を塗布し、20回コーミングした。その後、水道水流水中ですすぎ、ドライヤーにて十分乾燥させた。上記処理を行った試料Bを下記評価方法により評価した。
<評価方法>
5名のパネラー(美容師)が試料Aと試料Bとを相対的に評価した。すなわち、ハリ感、コシ感、指通り、手触り、艶の5項目について下記基準に従って評点し、その合計値を示した。
<ハリ>
試料Bの毛束を一定の間隔をあけて両手で持ち、当該毛束を曲げながら両手を近づけた際に感じられる硬さを下記のとおり評価した。この評価では、毛束を一定の方向に曲げることになるため、曲げた際に毛束における反発力の強さが、上記硬さの要因であって、ハリを示すものとなる。
2:明らかにハリがあると感じる。
1:ハリがあると感じる。
0:変わらないと感じる。
−1:ハリがないと感じる。
−2:明らかにハリがないと感じる。
<コシ>
試料Bの毛束を一定の間隔をあけて両手で持ち、両手を水平方向に近づけた際に感じられる弾力を下記のとおり評価した。この評価では、毛束を縮めるように両手を近づけるので、上記弾力がコシを示すものとなる。
2:明らかにコシがあると感じる。
1:コシがあると感じる。
0:変わらないと感じる。
−1:コシがないと感じる。
−2:明らかにコシがないと感じる。
<指通り>
試料Bの毛束に指を通した際の引っかかりやごわつきの度合いを下記のとおりに評価した。
2:明らかに指通りが優れていると感じる。
1:指通りが優れていると感じる。
0:変わらないと感じる。
−1:指通りが劣ると感じる。
−2:明らに指通りが劣ると感じる。
<手触り>
試料Bの毛束を触った際の滑らかさやキシみの度合いを下記のとおりに評価した。
2:明らかに手触りが優れていると感じる。
1:手触りが優れていると感じる。
0:変わらないと感じる。
−1:手触りが劣ると感じる。
−2:明らかに手触りが劣ると感じる。
<艶>
試料Bの毛束の側面を整え、同一の蛍光灯の下、目視による観察を行い、光の反射がある場合に艶があると判断し、下記のとおりに評価した。
2:明らかに艶があると感じる。
1:艶があると感じる。
0:変わらないと感じる。
−1:艶がないと感じる。
−2:明らかに艶がないと感じる。
[実施例1〜22、比較例1〜4]
(毛髪処理用組成物の調製)
実施例及び比較例における(A)〜(E)成分及びその他の成分としては、下記表1に記載のものを用いた。また、上記の各成分(材料)の配合量については、表1に記載のとおりとした(質量部表示)。各材料を容器内に添加し、さらに精製水を添加して全体量を100質量部とした後、十分に撹拌混合することにより、実施例1〜22、比較例1〜4に係る毛髪処理用組成物を調製した。
Figure 2017128527
Figure 2017128527
表1〜2において、1)〜6)を付した化合物として、以下のものを使用した。
1)商品名「DSV−H」 名糖産業株式会社製
2)商品名「CMD」 名糖産業株式会社製
3)商品名「シーピーガムFA」 DSP五協フード&ケミカル株式会社製
4)商品名「カーボポール980」 日本ルーブリゾール株式会社製
5)商品名「ダックアルギン NSPH2」 キッコーマンバイオケミファ株式会社製
6)商品名「エコーガムT/ケルトロールT」 DSP五協フード&ケミカル株式会社製
表1からわかるように、本実施形態における(A)成分を含まない比較例1、本実施形態における(B)成分を含まない比較例2、及び本実施形態における(C)成分を含まない比較例3は、いずれもハリ及びコシに劣るものと評価された。これに対して、本実施形態における(A)〜(C)成分を全て含む実施例1〜22は、いずれもハリ及びコシが優れるものと評価された。これらの結果より、本実施形態の毛髪処理用組成物によれば、1剤で施術でき、かつ、毛髪に良好なハリ、コシを与えられることがわかる。さらに、所定の(D)成分を含む実施例17〜21は、実施例22及び比較例4に対して合計点が高いものと評価された。すなわち、本実施形態の毛髪処理用組成物は、所定の(D)成分を含むことにより、指通り、手触り、艶等を含め毛髪の状態をより良好なものとできることがわかる。

Claims (4)

  1. (A)アニオン性高分子と、(B)カチオン性界面活性剤と、(C)両性界面活性剤と、を含む、毛髪処理用組成物。
  2. (D)ノニオン性界面活性剤をさらに含む、請求項1に記載の毛髪処理用組成物。
  3. 前記(D)ノニオン性界面活性剤がポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテルを含む、請求項2に記載の毛髪処理用組成物。
  4. (E)油剤をさらに含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の毛髪処理用組成物。
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