JP2017129078A - 鞍乗り型車両のマフラー構造 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の目的は、連通管自体の振動や共鳴音を低減することが可能な鞍乗り型車両のマフラー構造を提供することにある。
また、上記構成において、前記補強環(125,126)は、排気ガスの流れ方向で前記連通管(91,92)の上流側に設けられ、前記連通管(91,92)の周壁に貫通するように設けられた複数の小穴(91b,92b)によって前記連通管(91,92)への排気入口が形成され、前記補強環(125,126)の前記底部(125b,126b)が、前記複数の小穴(91b,92b)のうち、最も上流側に位置する小穴(91bf,92bf)の縁に接するように設けられていても良い。
また、上記構成において、前記連通管(91,92)は、最後部の前記膨張室(117)を貫通して設けられ、前記最後部の膨張室(117)を形成する前記仕切り壁(102)とマフラー後壁(97)とにより支持された出口管であっても良い。
また、上記構成において、前記マフラー(56)は、上流側に設けられた排気管接続部(103)と、複数の前記連通管(91,92)とを備え、前記複数の連通管(91,92)の前記補強環(125,126)が同一構造であっても良い。
また、補強環は、排気ガスの流れ方向で連通管の上流側に設けられ、連通管の周壁に貫通するように設けられた複数の小穴によって連通管への排気入口が形成され、補強環の底部が、複数の小穴のうち、最も上流側に位置する小穴の縁に接するように設けられるので、連通管内に小穴を通して進入する排気ガスが小穴から連通管内を一方のみに流れ、補強環の底部により反射して共鳴する空間を無くして、共鳴音を防止することができ、騒音低減を図ることができる。
また、補強環は、連通管に設けられた最も上流側の小穴の縁から、連通管の上流端までの長さを有するので、補強環の連通管に対する位置決めが容易となり、生産性を高めることができる。
また、マフラーは、上流側に設けられた排気管接続部と、複数の連通管とを備え、複数の連通管の補強環が同一構造であるので、各連通管の補強環を同一構造とすることで、連通管の小型化によるマフラーの部品点数削減や連通管への補強環組立て治具の共用により、生産性の向上を図ることができる。また、連通管を複数設けることで、消音効果と相俟って、マフラーのより小型化を図ることができる。
図1は、本発明に係るマフラー構造を採用した自動二輪車10を示す右側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11の前端部にフロントフォーク12を介して前輪13が支持され、車体フレーム11の下部にスイングアーム14を介して後輪16が支持され、車体フレーム11の上部にシート17が支持された鞍乗り型車両である。
ヘッドパイプ21は、車体フレーム11の前端部を構成する。メインフレーム22は、ヘッドパイプ21から後方斜め下方に延びている。センターフレーム23は、メインフレーム22の後端部に下方に延びるように接続されている。シートフレーム24は、複数のパイプフレームからなり、メインフレーム22及びセンターフレーム23のそれぞれの上部から後方斜め上方に延びてシート17を支持している。
ヘッドパイプ21から略下方に延びるダウンフレーム26とセンターフレーム23とにはエンジン31が支持されている。
スイングアーム14の前端部は、左右のセンターフレーム23に渡されたピボット軸27に揺動可能に支持され、スイングアーム14の後端部には車軸36を介して後輪16が支持されている。
吸気装置は、吸気管、スロットルボディ、エアクリーナ等を備える。
排気装置46は、シリンダヘッド42Aに形成された排気ポート42Bに連通するとともにシリンダヘッド42Aから下方及び後方に延びる排気管54と、排気管54の途中に設けられた触媒装置55と、排気管54の後端部に接続されたマフラー56とを備える。
車体カバー61は、上部から下部へ順に、アッパカウル62、ミドルカウル63及びロアカウル64を備える。
アッパカウル62は、フロントフォーク12及びヘッドパイプ21の前方を覆う。ミドルカウル63は、フロントフォーク12及び車体フレーム11の前部を側方から覆う。ロアカウル64は、車体フレーム11及びエンジン31の下部を側方から覆う。
図中の符号71は前輪13を上方から覆うフロントフェンダ、72はアッパカウル62に設けられてウインドスクリーン、73はシート17の前方に配置された燃料タンク、74は後輪16を上方から覆うリヤフェンダ、76はセンターフレーム23の下端部に取付けられたサイドスタンド、77は運転者用ステップ、78は同乗者用ステップである。
マフラー56は、排気管54(図1参照)に前端部が接続されたマフラー本体81と、マフラー本体81を上方及び側方からそれぞれ覆う前部遮熱板82及び後部遮熱板83と、マフラー本体81を後方から覆うテールキャップ84とを備える。
マフラー本体81は、内部が仕切られて複数の膨張室が形成され、各膨張室が連通管で連通されている。前部遮熱板82及び後部遮熱板83は、マフラー本体81から発する熱を遮る部品であり、前部遮熱板82はマフラー本体81の前半部に、後部遮熱板83はマフラー本体81の後半部にそれぞれ複数のビス85で取付けられている。テールキャップ84は、マフラー本体81の後端部に取付けられている。
なお、図3では、図2に示した後部遮熱板83を省いている。
マフラー本体81は、その外郭となる左右二つ割りの外側プレート86を備える。外側プレート86は、左右の一側(左側)に配置された一側外プレート87と、左右の他側(右側)に配置された他側外プレート88とからなる。
他側外プレート88は、上下二つの山部88g,88hが側方に突出しつつ略前後方向に延びるように形成されている。
マフラー本体81の後端部からは、第1出口管91と、第1出口管91の下方に配置された第2出口管92とが後方斜め上方に突出し、第1出口管91及び第2出口管92のそれぞれの周囲をテールキャップ84が覆っている。
なお、符号95はマフラー56を車体フレーム11(図1参照)で支持するためにマフラー本体81の上部に取付けられたマフラーステーである。
マフラー本体81は、外側プレート86、内側プレート96、後側プレート97、前部隔壁101、後部隔壁102、入口管103、第1連通管104、第2連通管106、第1出口管91及び第2出口管92を備える。
内側プレート96は、外側プレート86の内面に取付けられ、詳しくは、外側プレート86の前半部に設けられた第1内プレート111と、外側プレート86の後半部に設けられた第2内プレート112とから構成される。
後側プレート97は、外側プレート86の後端部に取付けられ、外側プレート86の後端部に出来る後端部開口を塞いでいる。後側プレート97は、後方からテールキャップ84で覆われている。
入口管103は、その前端部103aがマフラー本体81から前方に突出して排気管54(図1参照)に接続され、後端部103bに第1膨張室116内に延びる入口後端管部121が設けられている。入口管103の前端部103aには、外側プレート86の前端部が溶接により接合されている。
入口後端管部121は、周壁122aに小穴122bが複数開けられた後端管122と、後端管122の後端に被せられて固定された後端キャップ123とから構成される。後端キャップ123にも、複数の小穴123bが開けられている。
第1連通管104は、前部隔壁101及び後部隔壁102を貫通するとともに前部隔壁101及び後部隔壁102に略直交するように取付けられた直管であり、前端に排気の流入を促すためのラッパ状の拡径部104aが形成されている。
また、後部隔壁102は、第2膨張室117と第3膨張室118とを連通させる第2連通管106が取付けられている。第2連通管106は、後部隔壁102を貫通するとともに後部隔壁102に略直交する、即ち、第1連通管104に略平行に配置された直管であり、後端に排気の流入を促すためのラッパ状の拡径部106aが形成されている。
第2出口管92は、後部隔壁102及び後側プレート97にそれぞれ貫通するように設けられ、第3膨張室118とマフラー本体81の外部とを連通させる直管であり、第2出口管92の前端部には前端キャップ126が挿入されて固定されている。第2出口管92は、後部隔壁102に圧入されるとともに、後側プレート97に全周が溶接により接合されるため、第2出口管92の熱膨張による伸びを吸収することができる。また、前端キャップ126によって第2出口管92の剛性が向上し、第2出口管92の後部隔壁102への圧入に伴う変形を抑制することができ、また、第2出口管92の振動・騒音を低減することができる。
このように、マフラー56は、単一の入口管103と、2本の出口管である第1出口管91及び第2出口管92とを備える。
マフラー本体81は、その後部が車体前後方向に延び、前部が後部に対して車幅方向内側に屈曲して車両前方斜め車幅方向内方に延びている。
外側プレート86は、左右の一側(左側)に配置された一側外プレート87と、左右の他側(右側)に配置された他側外プレート88とからなる。
内側プレート96は、前側の第1内プレート111と後側の第2内プレート112とからなる。
第1内プレート111は、左右の一側(左側)に配置された第1一側内プレート131と、左右の他側(右側)に配置された第1他側内プレート132とから構成される。第2内プレート112は、左右の一側(左側)に配置された第2一側内プレート133と、左右の他側(右側)に配置された第2他側内プレート134とから構成される。
第1膨張室116は、第2膨張室117及び第3膨張室118に比べて、圧力変動が大きく、且つ触媒装置55(図1参照)に最も近いために高温となる。従って、第1膨張室116から排気騒音を外部に伝わりにくくするとともに、後で詳述する吸音材が高温に晒されて劣化するのを防止するために、第1一側内プレート131及び第1他側内プレート132にはパンチング穴を設けず、排気騒音の低減効果を高めている。
一側外プレート87と第1一側内プレート131との間、他側外プレート88と第1他側内プレート132との間には、それぞれ空間141,142が形成され、空間141,142にそれぞれグラスウール等からなる第1吸音材135が詰め込まれている。
一側外プレート87と第2一側内プレート133との間、他側外プレート88と第2他側内プレート134との間には、それぞれ空間143,144及び空間145,146が形成され、空間143,144,145,146にそれぞれグラスウール等からなる第2吸音材136が詰め込まれている。
第2吸音材136に対する第1吸音材135の密度の倍率が、1.3倍未満であると、排気騒音の遮音効果が低下し、1.7倍を越えると、排気騒音の吸音性の向上代が小さくなる。
第2一側内プレート133及び第2他側内プレート134のそれぞれの内面133a,134aには、前部隔壁101及び後部隔壁102が上下に延びるように溶接により接合されている。
一側外プレート87及び他側外プレート88からなる外側プレート86の横断面は、高さ方向の中央がくびれた、ひょうたん形に形成されている。
一側外プレート87及び他側外プレート88は、その板厚が、例えば、1mmであり、従来よりも薄く形成されている。
一側外プレート87の一側上縁部87aの上側に、他側外プレート88の他側上縁部88aが重なって溶接にて接合され、一側外プレート87の一側下縁部87bの下側に、他側外プレート88の他側下縁部88bが重なって溶接にて接合されている。
このように、一側外プレート87及び他側外プレート88と、第1一側内プレート131及び第1他側内プレート132との板厚を同一にすることで、外側と内側のプレートの振動時の振幅を略同一及び略同位相にすることで最大振幅を抑制し、排気騒音を低減することができる。また、従来の一側外プレート及び他側外プレートの板厚は、1mmを越えていたが、本実施形態の一側外プレート87及び他側外プレート88の板厚を従来よりも薄くすることで一側外プレート87及び他側外プレート88の軽量化を図ることができる。更には、マフラー56(図2参照)を軽量にすることができる。
また、他側外プレート88と第1他側内プレート132とは、その他側上縁部88a,132a及び他側下縁部88b,132bを除いて所定の距離を隔てて配置され、他側外プレート88と第1他側内プレート132との間に第1吸音材135が詰め込まれている。
外側プレート86のくびれ部86a,86aは、外側プレート86の高さの中間に形成され、くびれ部86a,86aと同じ高さ位置で、第1連通管104が前部隔壁101を貫通し、第1連通管104の上方に第1出口管91が位置する。第1連通管104は、第1膨張室116の後部の中央部に配置されている。
前部隔壁101は、隔壁本体101bを備え、隔壁本体101bに、前側に筒状に突出する出口管嵌合部101aと、後側に筒状に突出する連通管嵌合部101eとが一体に形成されている。
出口管嵌合部101aには、第1出口管91の前端部が嵌合する貫通穴101gが形成され、連通管嵌合部101eには、第1連通管104の中間部が嵌合する貫通穴101hが形成されている。
無穴部91cは、前部隔壁101に一体に形成された筒状の出口管嵌合部101aに嵌合されるとともに溶接にて接合され、出口管嵌合部101aよりも前側に突出している。また、無穴部91c内には、前端キャップ125が挿入されるとともに溶接にて接合されて、第1出口管91の前端を塞いでいる。
前端キャップ125は、筒部125aと、筒部125aの一端の開口を塞ぐ底部125bとからカップ状に一体に形成され、筒部125aの端面125cは、無穴部91cの端面91eと面一にされている。このような前端キャップ125を第1出口管91の上流側端部に設けることで、単なる蓋としてだけでなく、第1出口管91を補強することができる。
有穴部91dは、最も前側に形成された小穴91bf(小穴91bと同一のものであるが、識別のために符号を変えている。)の縁の前端91gの位置が、前端キャップ125の底部125bの後面125dの位置と第1出口管91の長手方向で一致している。
第2出口管92は、その前端部92aに、小穴92bが開けられていない無穴部92cと、無穴部92cの後方に隣接して複数の小穴92bが開けられた有穴部92dとが設けられている。
無穴部92cは、後部隔壁102に一体に形成された筒状の出口管嵌合部102aに嵌合されるとともに溶接にて接合され、出口管嵌合部102aよりも前側に突出している。また、無穴部92c内には、前端キャップ126が挿入されるとともに溶接にて接合されて、第2出口管92の前端を塞いでいる。
有穴部92dは、最も前側に形成された小穴92bf(小穴92bと同一のものであるが、識別のために符号を変えている。)の縁の前端92gの位置が、前端キャップ126の底部126bの後面126dの位置と第2出口管92の長手方向で一致している。第2出口管92の前端部92aの作用及び効果は、上記した第1出口管91と同一である。
図中の符号133gは第2一側内プレート133に開けられたパンチング穴であり、第2他側内プレート134(図5参照)にも同じようにパンチング穴が開けられている。
第1一側内プレート131は、その前縁部が一側外プレート87の内面87cに溶接にて接合され、後縁部131gは、一側外プレート87の内面87cに接するように配置されている。
第2一側内プレート133は、前後2箇所に一側外プレート87の内面87cに溶接にて接合された前接合部133b及び後接合部133cと、第3膨張室118内に張り出すように設けられた前張り出し部133dと、第2膨張室117内に張り出すように設けられた後張り出し部133eとを備える。前張り出し部133dと一側外プレート87との間には空間143が形成され、後張り出し部133eと一側外プレート87との間には空間144が形成される。
前接合部133bの前縁部133fは、第1膨張室116内に前接合部133bの後部よりも第1一側内プレート131の略板厚分だけ張り出し、前縁部133fと一側外プレート87とで第1一側内プレート131の後縁部131gを挟み込んでいる。
第2他側内プレート134は、前後2箇所に他側外プレート88の内面88cに溶接にて接合された前接合部134b及び後接合部134cと、第3膨張室118内に張り出すように設けられた前張り出し部134dと、第2膨張室117内に張り出すように設けられた後張り出し部134eとを備える。前張り出し部134dと他側外プレート88との間には空間145が形成され、後張り出し部134eと他側外プレート88との間には空間146が形成される。
前接合部134bの前縁部134fは、第1膨張室116内に前接合部134bの後部よりも第1他側内プレート132の略板厚分だけ張り出し、前縁部134fと他側外プレート88とで第1他側内プレート132の後縁部132gを挟み込んでいる。
マフラー56の後端部には、テールキャップ84が複数のビス151で取付けられている。テールキャップ84は、第1出口管91の後端部91fを周囲から覆う上部覆い部84aと、第2出口管92の後端部92fを周囲から覆う下部覆い部84bとが一体に形成されている。
上部覆い部84a及び下部覆い部84bは、略同形に形成され、外形が略矩形で筒状とされ、上部覆い部84a及び下部覆い部84bの各車幅方向内側の内側面がビス151でマフラー本体81に固定されている。
外側プレート86における一側外プレート87の上部の内面には、マフラーステー95が溶接にて接合されている。
図10(A)に示すように、マフラー本体81の後側プレート97には、第1出口管91及び第2出口管92のそれぞれの一側方(左側方)にビス結合部153,153が取付けられている。
ビス結合部153は、プレートが折り曲げられて形成されたナット支持板155と、ナット支持板155に取付けられたナット156とから構成される。ナット支持板155には、ナット156のねじ穴に一致するようにビス挿通穴155aが開けられている。
ビス151(図9参照)は、テールキャップ84(図9参照)に形成されたビス挿通穴と、ナット支持板155のビス挿通穴155aとに通され、ビス151の先端部がナット156にねじ込まれることで、後側プレート97にテールキャップ84が締結される。
上係止部材158は、プレートが折り曲げられて形成された部材であり、他側外プレート88に取付けられた一対の脚部158a,158aと、一対の脚部158a,158aを接続する平坦部158bと、平坦部158bから後側に延びる係止部158cとからなる。下係止部材159は、平板状の部材であり、他側外プレート88に取付けられた平坦部159bと、平坦部159bから後側に延びる係止部159cとからなる。
係止部158c,159cは、平坦部158b,159b側の付根部に、それぞれ幅が狭くなった狭幅部158d,159dを備える。
係止部158c,159cは、テールキャップ84(図9参照)の右側部の内面に設けられた被係止部がラバー等の弾性部材を介して係止される部分である。
テールキャップ84は、その被係止部が係止部158c,159cに係止された状態で、テールキャップ84の左側部が一対のビス151でビス結合部153に締結される。
また、前端キャップ125,126は、排気ガスの流れ方向で第1出口管91及び第2出口管92の上流側に設けられ、第1出口管91及び第2出口管92の周壁に貫通するように設けられた複数の小穴91b,92bによって第1出口管91及び第2出口管92への排気入口が形成され、前端キャップ125,126の底部125b,126bが、複数の小穴91b,92bのうち、最も上流側に位置する小穴91bf,92bfの縁に接するように設けられるので、第1出口管91内及び第2出口管92内に小穴91b,92bを通して進入する排気ガスが小穴91b,92bから第1出口管91内及び第2出口管92内を一方のみに流れ、前端キャップ125,126の底部125b,126bにより反射して共鳴する空間を無くして、共鳴音を防止することができ、騒音低減を図ることができる。
また、図4に示したように、第1出口管91及び第2出口管92は、最後部の第2膨張室117を貫通して設けられ、最後部の第2膨張室117を形成する後部隔壁102とマフラー後壁としての後側プレート97とにより支持された出口管であるので、第1出口管91及び第2出口管92をマフラー56(図5参照)の後部に設けながら安定して支持することが出来、外部へ直接放射される第1出口管91及び第2出口管92の共鳴の防止を図りながら、マフラー56の小型化と排気消音室114の有効利用による排気騒音の低減が可能である。
本発明は、自動二輪車10に適用する場合に限らず、自動二輪車10以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
31 エンジン
42B 排気ポート
54 排気管
56 マフラー
91 第1出口管(連通管)
91b,92b 小穴
91bf,92bf 小穴(最も上流側に位置する小穴)
91c,92c 無穴部(被支持部)
91e,92e 無穴部91cの端面(上流端)
92 第2出口管(連通管)
97 後側プレート(マフラー後壁)
101 前部隔壁(仕切り壁)
101g,102g 貫通穴
102 後部隔壁(仕切り壁)
103 入口管(排気管接続部)
104 第1連通管(連通管)
106 第2連通管(連通管)
114 排気消音室
116 第1膨張室(膨張室)
117 第2膨張室(膨張室)
118 第3膨張室(膨張室)
125,126 前端キャップ(補強環)
125b,126b 底部
Claims (6)
- エンジン(31)の排気ポート(42B)に繋がる排気管(54)の下流に複数に区画された膨張室(116,117,118)からなる排気消音室(114)が連結されたマフラー(56)を備える鞍乗り型車両のマフラー構造において、
前記排気消音室(114)を仕切る仕切り壁(101,102)に連通管(91,92)を通して支持するための貫通穴(101g,102g)が設けられ、前記貫通穴(101g,102g)に挿入支持される前記連通管(91,92)の被支持部(91c,92c)は、前記連通管(91,92)の端部に設けられ、前記被支持部(91c,92c)の内部には補強環(125,126)が設けられることを特徴とする鞍乗り型車両のマフラー構造。 - 前記補強環(125,126)は、底部(125b,126b)を備えたキャップ状であることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のマフラー構造。
- 前記補強環(125,126)は、排気ガスの流れ方向で前記連通管(91,92)の上流側に設けられ、前記連通管(91,92)の周壁に貫通するように設けられた複数の小穴(91b,92b)によって前記連通管(91,92)への排気入口が形成され、前記補強環(125,126)の前記底部(125b,126b)が、前記複数の小穴(91b,92b)のうち、最も上流側に位置する小穴(91bf,92bf)の縁に接するように設けられることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両のマフラー構造。
- 前記補強環(125,126)は、前記連通管(91,92)に設けられた最も上流側の小穴(91bf)の縁から、前記連通管(91,92)の上流端(91e,92e)までの長さを有することを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両のマフラー構造。
- 前記連通管(91,92)は、最後部の前記膨張室(117)を貫通して設けられ、前記最後部の膨張室(117)を形成する前記仕切り壁(102)とマフラー後壁(97)とにより支持された出口管であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のマフラー構造。
- 前記マフラー(56)は、上流側に設けられた排気管接続部(103)と、複数の前記連通管(91,92)とを備え、前記複数の連通管(91,92)の前記補強環(125,126)が同一構造であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のマフラー構造。
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