JP2017132861A - 活性光線硬化型インクジェットインク及びインクジェット画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ゲル化剤を含有する活性光線硬化型インクジェットインクにおいて、インクの保存安定性(ゲル化剤とゲル化剤を除いた液体成分との相分離抑制)が良好であり、画質も良好な活性光線硬化型インクジェットインク及びそのような活性光線硬化型インクジェットインクを用いたインクジェット画像形成方法を提供することを、その目的とする。
【解決手段】光重合性化合物、ゲル化剤を含有する活性光線硬化型インクジェットインクであって、前記ゲル化剤は、結晶性ゲル化剤及び非結晶性ゲル化剤を含有することを特徴とする活性光線硬化型インクジェットインク。
【選択図】なし

Description

本発明は、活性光線硬化型インクジェットインク及びインクジェット画像形成方法に関する。
インクジェット画像形成方法は、簡易かつ安価に画像を形成できることから、各種印刷分野で用いられている。インクジェット画像形成方法の一つとして、活性光線の照射によって硬化する特性を有するインクジェットインク組成物(以下、単に「活性光線硬化型インクジェットインク」、「インクジェットインク」、「インク」ともいう。)の液滴を記録媒体に着弾させた後、活性光線を照射してインクジェットインクを硬化させて画像を形成する方法がある。このようなインクジェットインクを用いると、インク吸収性のない非吸収性の記録媒体においても、高い耐擦過性及び密着性を有する画像を形成できる。
インクジェットインクがゲル化剤を含有すると、記録媒体に着弾して冷却したときに、ゲル化剤の結晶化によってインクがゲル化するため、インクのピニング性が高くなり、隣り合うドットの合一が生じにくい(たとえば、特許文献1参照)。
特開2007−63553号公報
室温静置によりゲル化剤と液体成分(インクからゲル化剤を除いた成分)が相分離し、インクの保存安定性が悪くなるという問題が生じてしまうことがあった。また、相分離したインクを再溶解させた際に、ゲル化剤が均一に溶解せず、所望の相変化によるピニングが得られず、高精細な画質が得られないことや、インクの吐出安定性が悪くなるという問題が生じてしまうことがあった。
上記の課題に鑑み、本発明は、ゲル化剤を含有する活性光線硬化型インクジェットインクにおいて、インクの保存安定性(ゲル化剤とゲル化剤を除いた成分との相分離抑制)が良好であり、画質も良好な活性光線硬化型インクジェットインク及びそのような活性光線硬化型インクジェットインクを用いたインクジェット画像形成方法を提供することを、その目的とする。
本発明に係る上記課題は、以下の手段により解決される。
[1]光重合性化合物、ゲル化剤を含有する活性光線硬化型インクジェットインクであって、
前記ゲル化剤は、結晶性ゲル化剤及び非結晶性ゲル化剤を含有することを特徴とする活性光線硬化型インクジェットインク。
[2]前記非結晶性ゲル化剤は、水素結合性ゲル化剤を含有することを特徴とする[1]に記載の活性光線硬化型インクジェットインク。
[3]前記結晶性ゲル化剤の含有量は、インク全質量に対して1質量%以上7質量%以下であることを特徴とする[1]または[2]に記載の活性光線硬化型インクジェットインク。
[4]前記結晶性ゲル化剤は、直鎖部分の炭素数が12以上26以下のアルキル基を含むゲル化剤を含有することを特徴とする[1]〜[3]のいずれかに記載の活性光線硬化型インクジェットインク。
[5]前記光重合性化合物は、25℃における粘度が80mPa・s以上300mPa・s以下である光重合性化合物Aを含有し、前記光重合性化合物Aは、光重合性化合物全質量に対して、40質量%以上含有することを特徴とする[1]〜[4]いずれかに記載の活性光線硬化型インクジェットインク。
[6]前記非結晶性ゲル化剤は、ソルビタン構造を含有することを特徴とする[1]〜[5]いずれかに記載の活性光線硬化型インクジェットインク。
[7][1]〜[6]のいずれかに記載の活性光線硬化型インクジェットインクの液滴を記録媒体上に着弾させる工程と前記記録媒体上に着弾した液滴に活性光線を照射して画像を構成する硬化膜を形成する工程を含むことを特徴とするインクジェット画像形成方法。
本発明によれば、ゲル化剤を含有する活性光線硬化型インクジェットインクにおいて、インクの保存安定性(ゲル化剤とゲル化剤を除いた液体成分との相分離抑制)が良好であり、画質も良好な活性光線硬化型インクジェットインク及びそのような活性光線硬化型インクジェットインクを用いたインクジェット画像形成方法が提供される。
図1Aは、本発明による活性光線硬化型インクジェットインクが用いられるインクジェット記録装置の1つの態様である、ライン記録方式のインクジェット記録装置の要部の構成の一例を示す、側面図である。 図1Bは、本発明による活性光線硬化型インクジェットインクが用いられるインクジェット記録装置の1つの態様である、ライン記録方式のインクジェット記録装置の要部の構成の一例を示す、上面図である。 図2は、本発明による活性光線硬化型インクジェットインクが用いられる、シリアル記録方式のインクジェット記録装置の要部の構成の一例を示す上面図である。
本発明者は、鋭意検討の結果、結晶性ゲル化剤と非結晶性ゲル化剤を組み合わせることにより、相分離しづらくインクの保存安定性(ゲル化剤とゲル化剤を除いた液体成分との相分離抑制)が良好で、かつ高精細な画質を得られることを見出した。
詳細は定かではないが、非結晶性ゲル化剤は結晶性ゲル化剤とはゲル化による固化機構が異なることに起因すると考えられる。結晶性ゲル化剤は、板状の結晶が物理的に組み合わさってできたカードハウス構造の空隙に液体成分を保持する固化機構を有し、温度変化により瞬時にカードハウス構造を形成し液体成分を保持しやすい。一方、非結晶性ゲル化剤は、液体成分中の分子が水素結合などの相互作用によって紐状に繋がり,網状組織を形成することで液体成分を保持する固化機構を有するため、分子同士の相互作用により強固に液体成分を保持しやすい。このようなゲル化による固化機能の違いを利用することで、インクの保存安定性(ゲル化剤とゲル化剤を除いた液体成分との相分離抑制)が良好で、かつ高精細な画質を得られると考えられる。
本発明の活性光線硬化型インクジェットインク(本明細書において、「インクジェットインク」、又は単に、「インク」ともいう)は、光重合性化合物、ゲル化剤を含有する活性光線硬化型インクジェットインクであって、前記ゲル化剤は、結晶性ゲル化剤及び非結晶性ゲル化剤を含有することを特徴とする。
以下、本発明とその構成要素、及び本発明を実施するための形態・態様について詳細な説明をする。なお、本発明において、「〜」は、その前後に記載される数値を下限値及び上限値として含む意味で使用する。また、本発明において「質量%」は特に説明がない限り、活性光線硬化型インクジェットインク全質量を100質量%としたときの各構成成分の含有量を、質量%で表したものを指す。
[活性光線硬化型インクジェットインク]
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクは、活性光線により硬化可能なインク組成物である。「活性光線」とは、その照射によりインク組成物中に開始種を発生させるエネルギーを付与できる光線であり、α線、γ線、X線、紫外線、電子線等を包含する。中でも、硬化感度及び装置の入手容易性の観点から紫外線及び電子線が好ましく、紫外線がより好ましい。
以下において、本発明の活性光線硬化型インクジェットインクを構成する各種化合物等について詳細な説明をする。
[光重合性化合物]
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクは、光重合性化合物が含まれる。光重合性化合物は、活性光線を照射されることにより重合する化合物である。光重合性化合物は、ラジカル重合性化合物又はカチオン重合性化合物であり得る。好ましくはラジカル重合性化合物である。
ラジカル重合性化合物は、ラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を有する化合物(モノマー、オリゴマー、ポリマーあるいはこれらの混合物)である。インク中にラジカル重合性化合物が一種のみが含まれていてもよく、二種以上が含まれていてもよい。
ラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を有する化合物の例には、不飽和カルボン酸とその塩、不飽和カルボン酸エステル化合物、不飽和カルボン酸ウレタン化合物、不飽和カルボン酸アミド化合物及びその無水物、アクリロニトリル、スチレン、不飽和ポリエステル、不飽和ポリエーテル、不飽和ポリアミド、不飽和ウレタン等が挙げられる。不飽和カルボン酸の例には、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、イソクロトン酸、マレイン酸などが含まれる。
なかでも、ラジカル重合性化合物は、不飽和カルボン酸エステル化合物であることが好ましく、(メタ)アクリレートであることがより好ましい。(メタ)アクリレートは、後述するモノマーだけでなく、オリゴマー、モノマーとオリゴマーの混合物、変性物、光重合性官能基を有するオリゴマーなどであってよい。
なお、本明細書において、「(メタ)アクリレート」には、アクリレートモノマー及び/またはアクリレートオリゴマー、メタアクリレートモノマー及び/またはメタアクリレートオリゴマーが含まれる。
(メタ)アクリレートの例には、イソアミル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、イソミルスチル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル−ジグリコール(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−(メタ)アクリロイロキシエチルヘキサヒドロフタル酸、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシプロピレングリコール(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、2−(メタ)アクリロイロキシエチルコハク酸、2−(メタ)アクリロイロキシエチルフタル酸、2−(メタ)アクリロイロキシエチル−2−ヒドロキシエチル−フタル酸、t−ブチルシクロヘキシル(メタ)アクリレート等の単官能モノマー;
トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ジメチロール−トリシクロデカンジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAのPO付加物ジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリテトラメチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、トリシクロデカンジメタノールジアクリレート等の二官能モノマー;
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、グリセリンプロポキシトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールエトキシテトラ(メタ)アクリレート等の三官能以上の多官能モノマー等が含まれる。
(メタ)アクリレートは、感光性などの観点から、ステアリル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート、エトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、グリセリンプロポキシトリ(メタ)アクリレート等が好ましい。
(メタ)アクリレートは、変性物であってもよい。変性物の例には、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性ペンタエリスリトールテトラアクリレート等のエチレンオキサイド変性(メタ)アクリレート;カプロラクトン変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート等のカプロラクトン変性(メタ)アクリレート;及びカプロラクタム変性ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等のカプロラクタム変性(メタ)アクリレート等が含まれる。
(メタ)アクリレートは、重合性オリゴマーであってもよい。重合性オリゴマーの例には、エポキシ(メタ)アクリレートオリゴマー、脂肪族ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー、芳香族ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー、ポリエステル(メタ)アクリレートオリゴマー、及び直鎖(メタ)アクリルオリゴマー等が含まれる。
カチオン重合性化合物は、エポキシ化合物、ビニルエーテル化合物、及びオキセタン化合物等でありうる。カチオン重合性化合物は、活性光線硬化型インクジェットインク中に、一種のみが含まれていてもよく、二種類以上が含まれていてもよい。
エポキシ化合物は、芳香族エポキシド、脂環式エポキシド、または脂肪族エポキシド等であり、硬化性を高めるためには、芳香族エポキシド及び脂環式エポキシドが好ましい。
芳香族エポキシドは、多価フェノールあるいはそのアルキレンオキサイド付加体と、エピクロルヒドリンとを反応させて得られるジまたはポリグリシジルエーテルでありうる。反応させる多価フェノールあるいはそのアルキレンオキサイド付加体の例には、ビスフェノールAあるいはそのアルキレンオキサイド付加体等が含まれる。アルキレンオキサイド付加体におけるアルキレンオキサイドは、エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイド等でありうる。
脂環式エポキシドは、シクロアルカン含有化合物を、過酸化水素や過酸等の酸化剤でエポキシ化して得られるシクロアルカンオキサイド含有化合物でありうる。シクロアルカンオキサイド含有化合物におけるシクロアルカンは、シクロヘキセンまたはシクロペンテンでありうる。
脂肪族エポキシドは、脂肪族多価アルコールあるいはそのアルキレンオキサイド付加体と、エピクロルヒドリンとを反応させて得られるジまたはポリグリシジルエーテルでありうる。脂肪族多価アルコールの例には、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,6−ヘキサンジオール等のアルキレングリコール等が含まれる。アルキレンオキサイド付加体におけるアルキレンオキサイドは、エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイド等でありうる。
ビニルエーテル化合物の例には、エチルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールモノビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、イソプロペニルエーテル−o−プロピレンカーボネート、ドデシルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル等のモノビニルエーテル化合物;
エチレングリコールジビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、プロピレングリコールジビニルエーテル、ジプロピレングリコールジビニルエーテル、ブタンジオールジビニルエーテル、ヘキサンジオールジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル等のジまたはトリビニルエーテル化合物等が含まれる。これらのビニルエーテル化合物のうち、硬化性や密着性などを考慮すると、ジまたはトリビニルエーテル化合物が好ましい。
オキセタン化合物は、オキセタン環を有する化合物であり、その例には、特開2001−220526号公報、特開2001−310937号公報、特開2005−255821号公報に記載のオキセタン化合物等が含まれる。なかでも、特開2005−255821号公報の段落番号0089に記載の一般式(1)で表される化合物、同号公報の段落番号0092に記載の一般式(2)で表される化合物、段落番号0107の一般式(7)で表される化合物、段落番号0109の一般式(8)で表される化合物、段落番号0116の一般式(9)で表される化合物等が挙げられる。特開2005−255821号公報に記載された一般式(1)、(2)、(7)、(8)、(9)を以下に示す。
Figure 2017132861
活性光線硬化型インクジェットインクの光重合性化合物の含有量は、1質量%以上97質量%以下であることが好ましく、30質量%以上95質量%以下であることがより好ましい。
(光重合性化合物A)
活性光線硬化型インクジェットインクは、インクの保存安定性(ゲル化剤とゲル化剤を除いた液体成分との相分離抑制)の観点から、光重合性化合物として、25℃における粘度が80mPa・s以上300mPa・s以下である光重合性化合物(以下おいて光重合性化合物Aともいう)を含有することが好ましい。
活性光線硬化型インクジェットインクに光重合性化合物Aが含まれることにより、インクの粘度が高まるため、ゲル化時のカードハウス構造からインクが移動しにくくなる(相分離しにくくなる)と考えられる。
光重合性化合物Aの例には、下記のものが挙げられるが、この限りではない。
アルコキシ化ネオペンチルグリコールジアクリレート(粘度131mPa・s)、ポリエチレングリコール#600ジアクリレート(粘度97.1mPa・s)、ジオキサングリコールジアクリレート(粘度260mPa・s)、9EO変性トリメチロールプロパントリアクリレート(粘度108mPa・s)、4EO変性ペンタエリスリトールテトラアクリレート(粘度131mPa・s)、5EO変性ペンタエリスリトールテトラアクリレート(粘度176mPa・s)、グリセリンプロポキシアクリレート(粘度94.4mPa・s)、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(粘度80mPa・s)、カプロラクトンアクリレート(粘度80mPa・s)、トリシクロデカンジメタノールジアクリレート(粘度131mPa・s)、6EO変性トリメチロールプロパントリアクリレート(粘度92mPa・s)、3PO変性トリメチロールプロパントリアクリレート(粘度83mPa・s)、ノニルフェノール8EO 変性アクリレート(粘度180mPa・s)、トリシクロデカンジメタノールジメタクリレート(粘度100mPa・s)等が含まれる。
光重合性化合物の粘度は、例えば、装置MCR−300(Physica社製)を使用して(コーンプレートは75Φを使用)、ローテーションモードで測定する。25℃、せん断速度 1000 1/sにおいて10秒おきに10点測定して、最後の測定点から7点を平均化したときの粘度を光重合性化合物の粘度とする。
光重合性化合物Aは、インクの保存安定性の観点から、光重合性化合物全質量に対して、40質量%以上100質量%以下含有することが好ましい。
[ゲル化剤]
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクには、ゲル化剤が含まれる。本発明においてゲル化剤とは、「常温で固体、加熱すると液体となる有機物であり、インクを温度により可逆的にゾルゲル相転移させる機能を有する化合物」と定義される。
ゲル化剤は、ゲル化温度以下の温度ではインク中で結晶化する結晶性ゲル化剤でもよいし、ゲル化温度以下の温度でもインク中で結晶化しない非結晶性ゲル化剤でもよい。ゲル化温度とは、加熱によりゾル化または液体化したインクを冷却していったときに、ゲル化剤がゾルからゲルに相転移し、インクの粘度が急変する温度をいう。具体的には、ゾル化または液体化したインクを、粘弾性測定装置(たとえば、MCR300、Physica社製)で粘度を測定しながら冷却していき、粘度が急激に上昇した温度を、そのインクのゲル化温度とすることができる。
(結晶性ゲル化剤)
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクには、ゲル化剤として結晶性ゲル化剤が含まれる。結晶性ゲル化剤は、板状の結晶が物理的に組み合わさってできたカードハウス構造の空隙に液体成分を保持する固化機構を有する。
ゲル化剤として、結晶性ゲル化剤を用いると、着弾後のインク液滴のピニング性を高めやすくし、インク液滴の広がりによる画像の不鮮明化を抑制することができる。
結晶性ゲル化剤の例には、
脂肪族ケトン化合物;
脂肪族エステル化合物;
パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラクタム等の石油系ワックス;
キャンデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、木ロウ、ホホバ油、ホホバ固体ロウ、およびホホバエステル等の植物系ワックス;
ミツロウ、ラノリンおよび鯨ロウ等の動物系ワックス;
モンタンワックス、および水素化ワックス等の鉱物系ワックス;
硬化ヒマシ油および硬化ヒマシ油誘導体の水素化ワックス;
モンタンワックス誘導体、パラフィンワックス誘導体、マイクロクリスタリンワックス誘導体またはポリエチレンワックス誘導体等の変性ワックス;
ベヘン酸、アラキジン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸、オレイン酸、およびエルカ酸等の高級脂肪酸;
ポリエチレンワックス、α−オレフィン無水マレイン酸共重合体ワックス等の合成ワックス(Baker−Petrolite社製 UNILINシリーズ等);
等が含まれる。
インク液滴をインクジェット記録装置から安定に吐出するためにも、ゾル状のインク(高温時)において、光重合性化合物と結晶性ゲル化剤との相溶性が良好であることが好ましい。さらに、高速印刷時においても安定に液滴同士の合一を抑制するには、インク液滴が記録媒体に着弾後、速やかに結晶性ゲル化剤が結晶化し、強固なカードハウス構造を形成することが好ましい。
活性光線硬化型インクジェットインクには、1種の結晶性ゲル化剤のみを含有してもよいが、2種以上の結晶性ゲル化剤を併用して含有してもよい。
結晶性ゲル化剤は、直鎖部分の炭素数が12以上26以下のアルキル基を含むゲル化剤を含むことが好ましい。なお、アルキル基は、直鎖アルキル基、分岐アルキル基、および環状アルキル基のいずれかであればよいが、直鎖アルキル基、分岐アルキル基であることが好ましく、前述の「カードハウス構造」の形成の観点から、直鎖アルキル基であることがより好ましい。
直鎖部分の炭素数が12以上26以下のアルキル基を含むゲル化剤の例には、直鎖部分の炭素数が12以上26以下のアルキル基を有する、脂肪族ケトン化合物、脂肪族エステル化合物、高級脂肪酸、高級アルコール、脂肪酸アミド等が含まれる。
これらのなかでも、脂肪族ケトン化合物または脂肪族エステル化合物が好ましい。さらに、ゲル化剤は、下記一般式(G1)または(G2)で表される化合物であることがより好ましい。
一般式(G1):R1−CO−R2
一般式(G2):R3−COO−R4
一般式(G1)において、R1およびR2で表されるアルキル基は、特に制限されないが、結晶性の観点から、それぞれ独立に、炭素原子数が12以上26以下の直鎖部分を含むアルキル基であることが好ましい。
上記一般式(G1)で表される脂肪族ケトン化合物の例には、ジリグノセリルケトン(C24−C24)、ジベヘニルケトン(C22−C22)、ジステアリルケトン(C18−C18)、ジエイコシルケトン(C20−C20)、ジパルミチルケトン(C16−C16)、ジミリスチルケトン(C14−C14)、ジラウリルケトン(C12−C12)、ラウリルミリスチルケトン(C12−C14)、ラウリルパルミチルケトン(C12−C16)、ミリスチルパルミチルケトン(C14−C16)、ミリスチルステアリルケトン(C14−C18)、ミリスチルベヘニルケトン(C14−C22)、パルミチルステアリルケトン(C16−C18)、バルミチルベヘニルケトン(C16−C22)、ステアリルベヘニルケトン(C18−C22)等が含まれる。
一般式(G1)で表される化合物の市販品の例には、18−Pentatriacontanon(AlfaAeser社製)、Hentriacontan−16−on(Alfa Aeser社製)、カオーワックスT1(花王株式会社製)等が含まれる。
活性光線硬化型インクジェットインクに含まれる脂肪族ケトン化合物は、一種類のみであってもよく、二種類以上の混合物であってもよい。
一般式(G2)おいて、R3およびR4で表されるアルキル基は、特に制限されないが、結晶性の観点から、それぞれ独立に、炭素原子数12以上26以下の直鎖部分を含むアルキル基であることが好ましい。
式(G2)で表される脂肪族エステル化合物の例には、ベヘニン酸ベヘニル(C21−C22)、イコサン酸イコシル(C19−C20)、ステアリン酸ステアリル(C17−C18)、ステアリン酸パルミチル(C17−C16)、ステアリン酸ラウリル(C17−C12)、パルミチン酸セチル(C15−C16)、パルミチン酸ステアリル(C15−C18)、ミリスチン酸ミリスチル(C13−C14)、ミリスチン酸セチル(C13−C16)、ミリスチン酸オクチルドデシル(C13−C20)、オレイン酸ステアリル(C17−C18)、エルカ酸ステアリル(C21−C18)、リノール酸ステアリル(C17−C18)、オレイン酸ベヘニル(C18−C22)、セロチン酸ミリシル(C25−C16)、モンタン酸ステアリル(C27−C18)、モンタン酸ベヘニル(C27−C22)、リノール酸アラキジル(C17−C20)、トリアコンタン酸パルミチル(C29−C16)等が含まれる。
式(G2)で表される脂肪族エステル化合物の市販品の例には、ユニスターM−2222SL(日油株式会社製)、エキセパールSS(花王株式会社製)、EMALEXCC−18(日本エマルジョン株式会社製)、アムレプスPC(高級アルコール工業株式会社製)、エキセパールMY−M(花王株式会社製)、スパームアセチ(日油株式会社製)、EMALEX CC−10(日本エマルジョン株式会社製)等が含まれる。これらの市販品は、二種類以上の混合物であることが多いため、必要に応じて分離・精製してもよい。
インクに含まれる脂肪族エステル化合物は、一種類のみであってもよく、二種類以上の混合物であってもよい。
インクにおける結晶性ゲル化剤の含有量は、ピニング性、吐出安定性の観点から、活性光線硬化型インクジェットインク全質量に対して1.0質量%以上7.0質量%以下が好ましく、1.0質量%以上3.0質量%以下であることがより好ましい。
(非結晶性ゲル化剤)
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクには、ゲル化剤として非結晶性ゲル化剤が含まれる。非結晶性ゲル化剤は、液体成分中の非結晶性ゲル化剤分子が水素結合、配位結合、π-πスタッキングなどの相互作用によって紐状に繋がり、繊維状会合体、網目状高次構造を形成することで液体成分を保持する固化機構を有する。繊維状会合体、網目状高次構造は透過電子顕微鏡による形態観察で容易に確認できる。
なかでも、分子内に極性基を挟んで少なくとも2つの長鎖アルキル基またはフェニル等の疎水部があり、分子間で2つ以上の疎水結合が出来る化合物が好ましい。または長鎖アルキル基またはフェニル等の疎水部を挟んで少なくとも2つ以上の水酸基、アミド基、カルボン酸基、エーテル基、アミノ基等の水素結合が出来る構造を有する化合物が好ましい。
非結晶性ゲル化剤の具体例には、以下の化合物も含まれる。
Figure 2017132861
Figure 2017132861
活性光線硬化型インクジェットインクに、非結晶性ゲル化剤および結晶性ゲル化剤が少なくとも1種含有することによって、それぞれのゲル化剤としての固化機能の違いを利用することにより、インクの保存安定性(ゲル化剤とゲル化剤を除いた液体成分との相分離抑制)が良好で、かつ高精細な画質を得られると考えられる。
非結晶性ゲル化剤は、インクの保存安定性(ゲル化剤とゲル化剤を除いた液体成分との相分離抑制)の観点から、水素結合性ゲル化剤を含有することが好ましい。水素結合性ゲル化剤とは、非結晶性ゲル化剤の中でも、分子内に少なくとも一つ水素結合性基を有する化合物のことを示す。水素結合性基は、水素結合する官能基であればよく、例えば、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アミノ基、アミド基及びウレア基などを示す。
水素結合性ゲル化剤の例としては、金属石鹸、アミノ酸系、アルキルリン酸塩、12-ヒドロキシステアリン酸、ショ糖脂肪酸エステル、その他にジベンジリデンソルビトール、デヒドロアビエチン酸カルシウム塩、デキストリン脂肪酸エステル、イヌリン脂肪酸エステル等が含まれる。
水素結合性ゲル化剤は、例えば、粒子分散によるゲル化しうるゲル化剤であってもよく、微粒子シリカや有機変性粘度鉱物であってもよい。
水素結合性ゲル化剤は、低分子型の水素結合性ゲル化剤であっても、オリゴマー型、ポリマー型等の水素結合性ゲル化剤であってもよい。
水素結合性ゲル化剤の具体例には、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジブチルアミド(GP1、味の素社製)、N−2エチルヘキサノイル−L−グルタミン酸ジブチルアミド(EB21、味の素社製)、ステアリン酸イヌリン(レオパールISK2、千葉製粉社製)、ステアリン酸イヌリン(レオパールISL2、千葉製粉社製)、べヘン酸エイコサン二酸グリセリル(ノムコートHK−G、日清オイリオ社製)、べヘン酸エイコサン二酸ポリグリセリル(ノムコートHK−P、日清オイリオ社製)、べヘン酸(イソステアリン酸)エイコサン二酸グリセリル(ノムコートSG、日清オイリオ社製)、ジベンジリデンソルビトール(ゲルオールD、新日本理化社製)、12ヒドロキシステアリン酸(12ヒドロキシステアリン酸、東京化成社製)、オクチルドデカノール・ジブチルラウロイルグルタミド・ジブチルエチルヘキサノイルグルタミド(AJK−OD2046、高級アルコール社製)、グリセリントリ12−HSA(リケマールTG−12、理研ビタミン社製)、ソルビタンベヘネート(リケマールB300、理研ビタミン社製)、ソルビタンモノベヘネート(ノニオン(登録商標)BP−70R、日油社製)、トリステアリン酸ソルビタン(SS−30V、日光ケミカルズ社製)、ソルビタンモノオレート(レオドールAO−10V、花王社製)、ソルビタンモノラウレート(レオドールスーパーSP−L10、花王社製)等が含まれる。
水素結合性ゲル化剤は、保存安定性(ゲル化剤とゲル化剤を除いた液体成分との相分離抑制)、吐出安定性の観点から、ソルビタン構造を有する化合物を含有することが好ましい。
非結晶性ゲル化剤の含有量は、保存安定性(ゲル化剤とゲル化剤を除いた液体成分との相分離抑制)、吐出安定性の観点から、活性光線硬化型インクジェットインク全質量に対して、1.0質量%以上7.0質量%以下が好ましく、1.0質量%以上3.0質量%以下であることがより好ましい。
結晶性ゲル化剤と非結晶性ゲル化剤の総含有量は、活性光線硬化型インクジェットインク全質量に対して、2.0質量%以上15質量%以下であることが好ましく、2.0質量%以上5質量%以下であることがより好ましい。
[光開始剤]
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクは、必要に応じて光開始剤を更に含んでもよい。光開始剤は、本発明の活性光線硬化型インクジェットインクが光重合化合物としてラジカル重合性化合物を含有するときはラジカル光開始剤、本発明の活性光線硬化型インクジェットインクが光重合化合物としてカチオン重合性化合物を含有するときは光酸発生剤であり得る。
ラジカル光開始剤には、分子内結合開裂型の開始剤と分子内水素引き抜き型の開始剤とがある。
分子内結合開裂型の光開始剤の例には、ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、ベンジルジメチルケタール、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、1−ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトン、2−メチル−2−モルホリノ(4−チオメチルフェニル)プロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタノン等のアセトフェノン系;ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル等のベンゾイン類;2,4,6−トリメチルベンゾインジフェニルホスフィンオキシド等のアシルホスフィンオキシド系;ベンジル及びメチルフェニルグリオキシエステル等が含まれる。
分子内水素引き抜き型の光開始剤の例には、ベンゾフェノン、o−ベンゾイル安息香酸、メチル−4−フェニルベンゾフェノン、4,4’−ジクロロベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4’−メチル−ジフェニルサルファイド、アクリル化ベンゾフェノン、3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチルペルオキシカルボニル)ベンゾフェノン、3,3’−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系;2−イソプロピルチオキサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジクロロチオキサントン等のチオキサントン系;ミヒラ−ケトン、4,4’−ジエチルアミノベンゾフェノン等のアミノベンゾフェノン系;10−ブチル−2−クロロアクリドン、2−エチルアンスラキノン、9,10−フェナンスレンキノン、カンファーキノン等が含まれる。
中でもアシルホスフィンオキシドやアシルホスフォナートは、感度の面から、好ましく用いることができる。
具体的には、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキサイド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチル−ペンチルホスフィンオキサイド等が好ましい。
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクにおける光開始剤の含有量は、活性光線や光重合性化合物の種類等にもよるが、活性光線硬化型インクジェットインク全質量に対して、0.01質量%以上12質量%以下であることが好ましく、2質量%以上8質量%以下であることがより好ましい。
光酸発生剤の例には、化学増幅型フォトレジストや光カチオン重合に利用される化合物が用いられる(有機エレクトロニクス材料研究会編、「イメージング用有機材料」、ぶんしん出版(1993年)、187〜192ページ参照)。
[色材]
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクは、必要に応じて色材をさらに含んでもよい。色材は、染料又は顔料でありうるが、インクの構成成分に対して良好な分散性を有し、かつ耐候性に優れることから、顔料が好ましい。顔料は、特に限定されないが、たとえばカラーインデックスに記載される下記番号の有機顔料又は無機顔料でありうる。
赤あるいはマゼンタ顔料の例には、Pigment Red 3、5、19、22、31、38、43、48:1、48:2、48:3、48:4、48:5、49:1、53:1、57:1、57:2、58:4、63:1、81、81:1、81:2、81:3、81:4、88、104、108、112、122、123、144、146、149、166、168、169、170、177、178、179、184、185、208、216、226、257、Pigment Violet 3、19、23、29、30、37、50、88、Pigment Orange 13、16、20、36から選ばれる顔料又はその混合物等が含まれる。
青又はシアン顔料の例には、Pigment Blue 1、15、15:1、15:2、15:3、15:4、15:6、16、17−1、22、27、28、29、36、60から選ばれる顔料又はその混合物等が含まれる。
緑顔料の例には、Pigment Green 7、26、36、50から選ばれる顔料又はその混合物が含まれる。黄顔料の例には、Pigment Yellow 1、3、12、13、14、17、34、35、37、55、74、81、83、93、94,95、97、108、109、110、137、138、139、153、154、155、157、166、167、168、180、185、193から選ばれる顔料又はその混合物等が含まれる。
黒顔料の例には、Pigment Black 7、28、26から選ばれる顔料又はその混合物等が含まれる。
顔料の市販品の例には、クロモファインイエロー2080、5900、5930、AF−1300、2700L、クロモファインオレンジ3700L、6730、クロモファインスカーレット6750、クロモファインマゼンタ6880、6886、6891N、6790、6887、クロモファインバイオレット RE、クロモファインレッド6820、6830、クロモファインブルーHS−3、5187、5108、5197、5085N、SR−5020、5026、5050、4920、4927、4937、4824、4933GN−EP、4940、4973、5205、5208、5214、5221、5000P、クロモファイングリーン2GN、2GO、2G−550D、5310、5370、6830、クロモファインブラックA−1103、セイカファストエロー10GH、A−3、2035、2054、2200、2270、2300、2400(B)、2500、2600、ZAY−260、2700(B)、2770、セイカファストレッド8040、C405(F)、CA120、LR−116、1531B、8060R、1547、ZAW−262、1537B、GY、4R−4016、3820、3891、ZA−215、セイカファストカーミン6B1476T−7、1483LT、3840、3870、セイカファストボルドー10B−430、セイカライトローズR40、セイカライトバイオレットB800、7805、セイカファストマルーン460N、セイカファストオレンジ900、2900、セイカライトブルーC718、A612、シアニンブルー4933M、4933GN−EP、4940、4973(大日精化工業製); KET Yellow 401、402、403、404、405、406、416、424、KET Orange 501、KET Red 301、302、303、304、305、306、307、308、309、310、336、337、338、346、KET Blue 101、102、103、104、105、106、111、118、124、KET Green 201(大日本インキ化学製);Colortex Yellow 301、314、315、316、P−624、314、U10GN、U3GN、UNN、UA−414、U263、Finecol Yellow T−13、T−05、Pigment Yellow1705、Colortex Orange 202、Colortex Red101、103、115、116、D3B、P−625、102、H−1024、105C、UFN、UCN、UBN、U3BN、URN、UGN、UG276、U456、U457、105C、USN、Colortex Maroon601、Colortex BrownB610N、Colortex Violet600、Pigment Red 122、ColortexBlue516、517、518、519、A818、P−908、510、Colortex Green402、403、Colortex Black 702、U905(山陽色素製);Lionol Yellow1405G、Lionol Blue FG7330、FG7350、FG7400G、FG7405G、ES、ESP−S(東洋インキ製)、Toner Magenta E02、Permanent RubinF6B、Toner Yellow HG、Permanent Yellow GG−02、Hostapeam BlueB2G(ヘキストインダストリ製);Novoperm P−HG、Hostaperm Pink E、Hostaperm Blue B2G(クラリアント製);カーボンブラック#2600、#2400、#2350、#2200、#1000、#990、#980、#970、#960、#950、#850、MCF88、#750、#650、MA600、MA7、MA8、MA11、MA100、MA100R、MA77、#52、#50、#47、#45、#45L、#40、#33、#32、#30、#25、#20、#10、#5、#44、CF9(三菱化学製)等が挙げられる。
顔料の分散は、たとえばボールミル、サンドミル、アトライター、ロールミル、アジテータ、ヘンシェルミキサ、コロイドミル、超音波ホモジナイザー、パールミル、湿式ジェットミル、及びペイントシェーカー等により行うことができる。顔料の分散は、顔料粒子の体積平均粒子径が、好ましくは0.08μm以上0.5μm以下、最大粒子径が好ましくは0.3μm以上10μm以下、より好ましくは0.3μm以上3μm以下となるように行われることが好ましい。顔料の分散は、顔料、分散剤、及び分散媒体の選定、分散条件、及びろ過条件等によって、調整される。
[顔料分散剤]
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクには、顔料分散剤が含まれていてもよい。インクに顔料分散剤を含ませることで、顔料の分散性を高めることができる。顔料分散剤に、3級アミンを有するくし型ブロックコポリマー(以下、単にコポリマーともいう。)を含むとより好ましい。なお、本発明において、くし型ブロックコポリマーとは、主鎖を形成する直鎖状のポリマーに対し、主鎖を構成するモノマーの1単位ごとに側鎖として別の種類のポリマーがグラフト重合したコポリマーをいう。
顔料分散剤の含有量は、限定されないが、活性光線硬化型インクジェットインク全質量に対して、2.0質量%以上8.0質量%以下であることが好ましい。顔料分散剤の含有量は、2.0質量%以上5.0質量%以下であることがより好ましい。
顔料分散剤は、コポリマーの他に、たとえば、水酸基含有カルボン酸エステル、長鎖ポリアミノアマイドと高分子量酸エステルの塩、高分子量ポリカルボン酸の塩、長鎖ポリアミノアマイドと極性酸エステルの塩、高分子量不飽和酸エステル、高分子共重合物、変性ポリウレタン、変性ポリアクリレート、ポリエーテルエステル型アニオン系活性剤、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物塩、ポリオキシエチレンアルキル燐酸エステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、及びステアリルアミンアセテート等の顔料分散剤を含有してもよい。顔料分散剤の市販品の例には、Avecia社のSolsperseシリーズや、味の素ファインテクノ社のPBシリーズ等が含まれる。
コポリマーは、3級アミンを有することで、顔料への吸着性を有する官能基であるアミンの電子密度が増大し、強い塩基性が発揮されるため、顔料表面の酸性基に強固に吸着することができる。そのため、インクジェットインクが吐出される85℃近傍でも、本発明に係るコポリマーは顔料から解離しにくい。また、本発明に係るコポリマーとして、主鎖に3級アミンを有するものを用いると、側鎖が光重合性化合物と相溶し、顔料分散剤そのものが分散しやすいので、顔料分散剤が吸着した顔料の分散性をよくすることもできる。
アミンの置換基は特に限定されないが、炭素原子数1又は2のアルキル基等が好ましい。
コポリマーは、上記条件を満たす顔料分散剤であれば、その種類は特に限定されない。このような顔料分散剤の好ましい例には、ビックケミー社製のBYK−2164、BYK−168、BYK N−22024、アルタナ社製のBYK JET−9150、BYK JET−9151、BASF社製のEFKA 4310、EFKA 4320、EFKA 4401、Avecia社のSOLSPERSE 39000、味の素ファインテクノ社製のアジスパーPB−824等が含まれる。
2級又は1級のアミンを有するくし型ブロックコポリマーのアミンが有する水素を、公知の方法で他の置換基で置き換えて、アミンを3級化してもよい。たとえば、くし型ブロックコポリマーが有する2級アミン又は1級アミンを、還元触媒の存在下でデシルアルコール等のアルコールと反応させて、アルキル基で置換された3級アミンとすることができる。
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクは、必要に応じて分散助剤をさらに含んでもよい。分散助剤は、顔料に応じて選択されればよい。
顔料分散剤及び分散助剤の合計量は、顔料に対して1質量%以上50質量%以下であることが好ましい。
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクは、必要に応じて顔料を分散させるための分散媒体をさらに含んでもよい。分散媒体として溶剤をインクに含ませてもよいが、形成された画像における溶剤の残留を抑制するためには、前述のような光重合性化合物(特に粘度の低いモノマー)を分散媒体として用いることが好ましい。
染料は、油溶性染料等でありうる。油溶性染料は、以下の各種染料が挙げられる。マゼンタ染料の例には、MS Magenta VP、MS Magenta HM−1450、MS Magenta HSo−147(以上、三井東圧社製)、AIZENSOT Red−1、AIZEN SOT Red−2、AIZEN SOTRed−3、AIZEN SOT Pink−1、SPIRON Red GEH SPECIAL(以上、保土谷化学社製)、RESOLIN Red FB 200%、MACROLEX Red Violet R、MACROLEX ROT5B(以上、バイエルジャパン社製)、KAYASET Red B、KAYASET Red 130、KAYASET Red 802(以上、日本化薬社製)、PHLOXIN、ROSE BENGAL、ACID Red(以上、ダイワ化成社製)、HSR−31、DIARESIN Red K(以上、三菱化成社製)、Oil Red(BASFジャパン社製)が含まれる。
シアン染料の例には、MS Cyan HM−1238、MS Cyan HSo−16、Cyan HSo−144、MS Cyan VPG(以上、三井東圧社製)、AIZEN SOT Blue−4(保土谷化学社製)、RESOLIN BR.Blue BGLN 200%、MACROLEX Blue RR、CERES Blue GN、SIRIUS SUPRATURQ.Blue Z−BGL、SIRIUS SUPRA TURQ.Blue FB−LL 330%(以上、バイエルジャパン社製)、KAYASET Blue FR、KAYASET Blue N、KAYASET Blue 814、Turq.Blue GL−5 200、Light Blue BGL−5200(以上、日本化薬社製)、DAIWA Blue 7000、OleosolFast Blue GL(以上、ダイワ化成社製)、DIARESIN Blue P(三菱化成社製)、SUDAN Blue 670、NEOPEN Blue 808、ZAPON Blue 806(以上、BASFジャパン社製)等が含まれる。
イエロー染料の例には、MS Yellow HSm−41、Yellow KX−7、Yellow EX−27(三井東圧社製)、AIZEN SOT Yellow−1、AIZEN SOT YelloW−3、AIZEN SOT Yellow−6(以上、保土谷化学社製)、MACROLEX Yellow 6G、MACROLEX FLUOR.Yellow 10GN(以上、バイエルジャパン社製)、KAYASET Yellow SF−G、KAYASET Yellow2G、KAYASET Yellow A−G、KAYASET Yellow E−G(以上、日本化薬社製)、DAIWA Yellow 330HB(ダイワ化成社製)、HSY−68(三菱化成社製)、SUDAN Yellow 146、NEOPEN Yellow 075(以上、BASFジャパン社製)等が含まれる。
ブラック染料の例には、MS Black VPC(三井東圧社製)、AIZEN SOT Black−1、AIZEN SOT Black−5(以上、保土谷化学社製)、RESORIN Black GSN 200%、RESOLIN BlackBS(以上、バイエルジャパン社製)、KAYASET Black A−N(日本化薬社製)、DAIWA Black MSC(ダイワ化成社製)、HSB−202(三菱化成社製)、NEPTUNE Black X60、NEOPEN Black X58(以上、BASFジャパン社製)等が含まれる。
色材の含有量は、インク全量に対して0.1質量%以上20質量%以下であることが好ましく、0.4質量%以上10質量%以下であることがより好ましい。
[その他の成分]
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクには、必要に応じて分散助剤がさらに含まれていてもよい。分散助剤は、顔料に応じて選択されればよい。本発明の活性光線硬化型インクジェットインクには、必要に応じて顔料を分散させるための分散媒体がさらに含まれていてもよい。分散媒体として溶剤がインクに含まれてもよいが、形成された画像における溶剤の残留を抑制するためには、光重合性化合物が分散媒体であることが好ましい。
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクには、必要に応じて光開始剤助剤や重合禁止剤等がさらに含まれていてもよい。光開始剤助剤は、第3級アミン化合物であってよく、芳香族第3級アミン化合物が好ましい。芳香族第3級アミン化合物の例には、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジメチル−p−トルイジン、N,N−ジメチルアミノ−p−安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチルアミノ−p−安息香酸イソアミルエチルエステル、N,N−ジヒドロキシエチルアニリン、トリエチルアミン及びN,N−ジメチルヘキシルアミン等が含まれる。なかでも、N,N−ジメチルアミノ−p−安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチルアミノ−p−安息香酸イソアミルエチルエステルが好ましい。活性光線硬化型インクジェットインクに、これらの化合物が、一種のみ含まれていてもよく、二種類以上が含まれていてもよい。
重合禁止剤の例には、(アルキル)フェノール、ハイドロキノン、カテコール、レゾルシン、p−メトキシフェノール、t−ブチルカテコール、t−ブチルハイドロキノン、ピロガロール、1,1−ピクリルヒドラジル、フェノチアジン、p−ベンゾキノン、ニトロソベンゼン、2,5−ジ−t−ブチル−p−ベンゾキノン、ジチオベンゾイルジスルフィド、ピクリン酸、クペロン、アルミニウムN−ニトロソフェニルヒドロキシルアミン、トリ−p−ニトロフェニルメチル、N−(3−オキシアニリノ−1,3−ジメチルブチリデン)アニリンオキシド、ジブチルクレゾール、シクロヘキサノンオキシムクレゾール、グアヤコール、o−イソプロピルフェノール、ブチラルドキシム、メチルエチルケトキシム、シクロヘキサノンオキシム等が含まれる。
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクは、硬化膜の耐候性を高める観点から、紫外線吸収剤及び酸化防止剤の少なくとも一方をさらに含んでいてもよい。
紫外線吸収剤は、耐光性やオゾン耐性の観点から、吸収波長の長波端が410nm以下であることが好ましい。紫外線吸収剤の吸収波長は、紫外可視吸収スペクトルを測定することにより求めることができる。紫外線吸収剤の含有量は、硬化性の観点から、2質量%以下であることが好ましく、1質量%以下であることがより好ましく、0.5質量%以下であることがさらに好ましい。一方、照射された紫外線を吸収して、無機白色顔料の光触媒作用を十分に低減する観点から、紫外線吸収剤の含有量は、0.1質量%以上であることが好ましい。
酸化防止剤の含有量は、硬化性の観点から、0.8質量%以下であることが好ましく、0.5質量%以下であることがより好ましい。一方、インクの硬化膜に発生したラジカルを捕捉し、樹脂等の酸化を十分に抑制の観点から、酸化防止剤の含有量は0.05質量%以上であることが好ましい。
紫外線吸収剤と酸化防止剤の合計量は、吐出安定性や硬化性の観点から、インク全質量に対して2.0質量%以下であることが好ましく、1.0質量%以下であることがより好ましい。
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクには、必要に応じて上記以外にも他の成分がさらに含まれていてもよい。他の成分は、各種添加剤や他の樹脂等であってよい。添加剤の例には、界面活性剤、レベリング添加剤、マット剤、赤外線吸収剤、抗菌剤等が含まれる。
他の樹脂の例には、硬化膜の物性を調整するための樹脂等が含まれ、たとえばポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、及びゴム系樹脂等が含まれる。
[活性光線硬化型インクジェットインクの調製]
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクは、光重合性化合物、結晶性ゲル化剤、非結晶性ゲル化剤と、任意の各成分とを、加熱下において混合することにより得ることができる。得られた混合液を所定のフィルターで濾過することが好ましい。このとき、顔料及び分散剤を含む分散体をあらかじめ調製しておき、これに残りの成分を添加して加熱しながら混合してもよい。
[活性光線硬化型インクジェットインクの物性]
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクは、ゲル化剤を含むため、温度により可逆的にゾルゲル相転移することができる。ゾルゲル相転移型の活性光線硬化型インクは、高温(たとえば80℃程度)ではゾルであるため、インク吐出用記録ヘッドから吐出することができるが、記録媒体に着弾した後、自然冷却されてゲル化する。これにより、隣り合うインク滴同士の合一を抑制し、画質を高めることができる。
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクの吐出性を高めるためには、高温下におけるインクの粘度が一定以下であることが好ましい。具体的には、80℃におけるインクの粘度が3mPa・s以上20mPa・s以下であることが好ましく、6.0mPa・s以上15.0mPa・s以下であることがより好ましく、7.0以上12.0mPa・s以下であることがさらに好ましい。一方、隣り合うインク滴同士の合一を抑制するためには、着弾後の常温下におけるインクの粘度が一定以上であることが好ましい。具体的には、活性光線硬化型インクジェットインクの25℃における粘度は1000mPa・s以上であることが好ましい。
本発明の活性光線硬化型インクジェットインクの80℃における粘度、25℃における粘度及びゲル化温度は、レオメータにより、インクの動的粘弾性の温度変化を測定することにより求めることができる。具体的には、インクを100℃に加熱し、剪断速度11.7(1/s)、降温速度0.1℃/sの条件で25℃まで冷却したときの、粘度の温度変化曲線を得る。そして、80℃における粘度と25℃における粘度は、粘度の温度変化曲線において80℃、25℃における粘度をそれぞれ読み取ることにより求めることができる。ゲル化温度は、粘度の温度変化曲線において、粘度が200mPa・sとなる温度として求めることができる。
レオメータは、Anton Paar社製 ストレス制御型レオメータ PhysicaMCRシリーズを用いることができる。コーンプレートの直径は75mm、コーン角は1.0°とすることができる。
[インクジェット画像形成方法]
本発明のインクジェット画像形成方法は、インクジェットインクの液滴をインクジェット法により記録媒体上に着弾させる工程、記録媒体上に着弾したインクジェットインクに活性光線を照射して画像を構成する硬化膜を形成する工程を含む。
(インクジェットインクの液滴を記録媒体上に着弾させる工程)
この工程では、インクジェットインクの液滴をインクジェットヘッドから吐出して、記録媒体上に着弾させる。インクジェットインクの液滴は、記録媒体上の形成すべき画像に応じた位置に着弾させることが好ましい。
インクジェットヘッドからの吐出方式は、オンデマンド方式及びコンティニュアス方式のいずれでもよい。オンデマンド方式のインクジェットヘッドの例は、シングルキャビティー型、ダブルキャビティー型、ベンダー型、ピストン型、シェアーモード型及びシェアードウォール型を含む電気−機械変換方式、ならびにサーマルインクジェット型及びバブルジェット(バブルジェットはキヤノン社の登録商標)型を含む電気−熱変換方式等が含まれる。
インクジェットインクの液滴は、加熱した状態でインクジェットヘッドから吐出することで、吐出安定性を高めることができる。吐出される際のインクジェットインクの温度は、35℃以上100℃以下であるが好ましく、吐出安定性をより高める観点からは、35℃以上80℃以下であることがより好ましい。吐出安定性をさらに高める観点からは、インクジェットインクの粘度が7mPa・s以上15mPa・s以下、より好ましくは8mPa・s以上13mPa・s以下となるようなインク温度において出射を行うことが好ましい。
インクジェットインクを所定の温度に加熱する方法の例には、ヘッドキャリッジを構成するインクタンク、供給パイプ及びヘッド直前の前室インクタンク等のインク供給系、フィルター付き配管ならびにピエゾヘッド等の少なくともいずれかを、パネルヒーター、リボンヒーター及び保温水等のうちいずれかによって所定の温度に加熱する方法が含まれる。
記録速度を速くし、かつ、画質を高める観点から、吐出される際のインクジェットインクの液滴量は2pL以上20pL以下であることが好ましい。
(記録媒体上に着弾したインクジェットインクに活性光線を照射して画像を構成する硬化膜を形成する工程)
この工程では、前の工程で着弾させたインクジェットインクに活性光線を照射して、画像を構成する硬化膜を形成する。インクジェットインクに活性光線を照射することで、インクジェットインクが硬化し、硬化膜が形成される。
インクジェットインクの硬化性を高める観点から、活性光線は、インク着弾後0.001秒以上1.0秒以下の間に照射されることが好ましく、より高精細な画像を形成する観点から、0.001秒以上0.5秒以下の間に照射されることがより好ましい。
インクジェットインクに照射できる活性光線の例には、電子線、紫外線、α線、γ線、及びエックス線が含まれる。これらのうち、取り扱いの容易さ及び人体への影響の少なさの観点から、紫外線を照射することが好ましい。光源の輻射熱によってインクジェットインクが溶けることによるインクの硬化不良の発生を抑制する観点から、光源は発光ダイオード(LED)であることが好ましい。硬化膜を形成するための紫外線を照射することができるLED光源の例には、395nm、水冷LED、Phoseon Technology社製が含まれる。
インクジェットインクへの輻射熱の照射をより抑制する観点から、LED光源は、370nm以上410nm以下の紫外線を画像表面におけるピーク照度が0.5W/cm以上10W/cm以下となるように設置され、1W/cm以上5W/cm以下となるように設置されることがより好ましく、または、画像に照射される光量が350mJ/cm未満となるように設置されることが好ましい。
インク硬化の際に起こる記録材料の収縮をより効率的に抑える観点から、活性光線の照射を2段階に分けることが好ましい。たとえば、まずインクジェットインクが着弾した後0.001秒以上2.0秒以下の間に前述の方法で活性光線を照射してインクジェットインクを仮硬化させ、全印字終了後にさらに活性光線を照射してインクジェットインクを本硬化させることができる。
[搬送工程]
記録媒体の搬送速度は、高速記録の観点から、30m/min以上120m/min以下であることが好ましい。
[記録媒体]
本発明のインクジェット画像形成方法に用いる記録媒体は、本発明のインクによって画像を形成することができればよく、たとえば、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート及びポリブタジエンテレフタレートを含むプラスチックで構成される非吸収性の記録媒体、金属類及びガラス等の非吸収性の無機記録媒体、ならびに紙類等(たとえば印刷用コート紙及び印刷用コート紙B等)とすることができる。その中でも、オーバーコート液によるコーティングが求められている紙類のOKトップコートやマリコート等に好ましく用いることができる。
インクジェット記録ヘッドからインク液滴を吐出することによって、記録媒体上にインク液滴が付着する。繰り返し再現性良く高画質を形成するためにインク液滴が着弾する際の記録媒体の温度は、20℃以上50℃以下に設定されていることが好ましい。
[インクジェット記録装置]
本発明の活性光線硬化型インクジェットが用いられる、活性光線硬化型インクジェット方式のインクジェット記録装置について説明する。活性光線硬化型インクジェット方式のインクジェット記録装置には、ライン記録方式(シングルパス記録方式)のものと、シリアル記録方式のものとがある。求められる画像の解像度や記録速度に応じて選択されればよいが、高速記録の観点では、ライン記録方式(シングルパス記録方式)が好ましい。
図1A及び図1Bは、ライン記録方式のインクジェット記録装置の要部の構成の一例を示す図である。このうち、図1Aは側面図であり、図1Bは上面図である。図1A及び図1Bに示されるように、インクジェット記録装置10は、複数のインク吐出用記録ヘッド14を収容するヘッドキャリッジ16と、記録媒体12の全幅を覆い、かつヘッドキャリッジ16の(記録媒体の搬送方向)下流側に配置された活性光線照射部18と、記録媒体12の下面に配置された温度制御部19と、を有する。
ヘッドキャリッジ16は、記録媒体12の全幅を覆うように固定配置されており、各色ごとに設けられた複数のインク吐出用記録ヘッド14を収容する。吐出用記録ヘッド14にはインクが供給されるようになっている。たとえば、インクジェット記録装置10に着脱自在に装着された不図示のインクカートリッジ等から、直接又は不図示のインク供給手段によりインクが供給されるようになっていてもよい。
吐出用記録ヘッド14は、各色ごとに、記録媒体12の搬送方向に複数配置される。記録媒体12の搬送方向に配置される吐出用記録ヘッド14の数は、吐出用記録ヘッド14のノズル密度と、印刷画像の解像度によって設定される。dpiとは、2.54cm当たりのインク滴(ドット)の数を表す。
活性光線照射部18は、記録媒体12の全幅を覆い、かつ記録媒体の搬送方向についてヘッドキャリッジ16の下流側に配置されている。活性光線照射部18は、インク吐出用記録ヘッド14により吐出されて、記録媒体に着弾した液滴に活性光線を照射し、液滴を硬化させる。
活性光線が紫外線である場合、活性光線照射部18(紫外線照射手段)の例には、蛍光管(低圧水銀ランプ、殺菌灯)、冷陰極管、紫外レーザー、数100Pa以上1MPa以下までの動作圧力を有する低圧、中圧、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ及びLED等が含まれる。硬化性の観点から、照度100mW/cm以上の紫外線を照射する紫外線照射手段;具体的には、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ及びLED等が好ましく、消費電力、輻射熱の少ない観点から、LEDがより好ましい。
活性光線が電子線である場合、活性光線照射部18(電子線照射手段)の例には、スキャニング方式、カーテンビーム方式、ブロードビーム方式等の電子線照射手段が含まれるが、処理能力の観点から、カーテンビーム方式の電子線照射手段が好ましい。電子線照射手段の例には、日新ハイボルテージ(株)製の「キュアトロンEBC−200−20−30」、AIT(株)製の「Min−EB」等が含まれる。
温度制御部19は、記録媒体12の下面に配置されており、記録媒体12を所定の温度に維持する。温度制御部19は、たとえば各種ヒータ等でありうる。
以下、ライン記録方式のインクジェット記録装置10を用いたインクジェット画像形成方法を説明する。記録媒体12を、インクジェット記録装置10のヘッドキャリッジ16と温度制御部19との間に搬送する。一方で、記録媒体12を、温度制御部19により所定の温度に調整する。次いで、ヘッドキャリッジ16のインク吐出用記録ヘッド14から高温のインクを吐出して、記録媒体12上に付着(着弾)させる。そして、活性光線照射部18により、記録媒体12上に付着したインク滴に活性光線を照射して硬化させる。
インク吐出用記録ヘッド14からインクを吐出する際の、インク吐出用記録ヘッド14内のインクの温度は、インクの吐出性を高めるためには、インクのゲル化温度よりも10℃以上30℃以下の高い温度に設定されることが好ましい。
インク吐出用記録ヘッド14の各ノズルから吐出される1滴あたりの液滴量は、インクの粘度等にもよるが、0.5pl以上10pl以下であることが好ましく、所望の領域のみに吐出するためには、0.5pl以上4.0pl以下であることがより好ましく、1.5pl以上4.0pl以下であることがさらに好ましい。このような量のインクを塗布しても、本発明に係るインクではゾルゲル相転移が行われるため、インクが過剰に濡れ広がらず、所望の箇所にのみ吐出することができる。
記録媒体上に付着したインクの液滴は冷却されてゾルゲル相転移により速やかにゲル化する。これにより、インクの液滴が過剰に濡れ広がらずに、ピニングすることができる。さらに、液滴が速やかにゲル化し、粘度が上昇するため、記録媒体上に付着したインク表面中に酸素が入り込みにくく、インク表面の硬化が酸素によって阻害されにくい。
ここで、インク吐出用記録ヘッド14からインクの液滴を吐出することによって、記録媒体上にインクの液滴が付着する。インクの液滴が付着する際の記録媒体の温度は、インクのゲル化温度よりも10℃以上20℃以下の低い温度に設定されていることが好ましい。
活性光線の照射は、隣り合うインク滴同士が合一するのを抑制するために、インク滴が記録媒体上に付着した後10秒以内、好ましくは0.001秒以上5秒以内、より好ましくは0.01秒以上2秒以内に行うことが好ましい。活性光線の照射は、ヘッドキャリッジ16に収容された全てのインク吐出用記録ヘッド14からインクを吐出した後に行われることが好ましい。
活性光線が電子線である場合、電子線照射の加速電圧は、十分な硬化を行うために、30kV以上250kV以下であることが好ましく、30kV以上100kV以下であることがより好ましい。加速電圧が100kV以上250kV以下である場合、電子線照射量は30kGy以上100kGy以下であることが好ましく、30kGy以上60kGy以下であることがより好ましい。
硬化後の総インク膜厚は、2μm以上25μm以下であることが好ましい。「総インク膜厚」とは、記録媒体に描画されたインク膜厚の最大値である。
図2は、シリアル記録方式のインクジェット記録装置20の要部の構成の一例を示す上面図である。図2に示されるように、インクジェット記録装置20は、記録媒体の全幅を覆うように固定配置されたヘッドキャリッジ16の代わりに、記録媒体の全幅よりも狭い幅であり、かつ複数のインク吐出用記録ヘッド24を収容するヘッドキャリッジ26と、ヘッドキャリッジ26を記録媒体12の幅方向に可動させるためのガイド部27と、を有する以外は図1A及び図1Bと同様に構成されうる。
シリアル記録方式のインクジェット記録装置20では、ヘッドキャリッジ26がガイド部27に沿って記録媒体12の幅方向に移動しながら、ヘッドキャリッジ26に収容された吐出用記録ヘッド24からインクを吐出する。ヘッドキャリッジ26が記録媒体12の幅方向に移動しきった後(パス毎に)、記録媒体12を搬送方向に送る。これらの操作以外は、前述のライン記録方式のインクジェット記録装置10とほぼ同様にして画像を記録する。
以下において、実施例を参照して本発明をより詳細に説明するが、これらの記載によって本発明の範囲は限定して解釈されない。
[顔料分散液の調製]
以下の手順で、顔料分散液の調整をした。
顔料分散剤である アジスパーPB824(味の素ファインテクノ社製)を9部、光重合性化合物であるトリプロピレングリコールジアクリレート(M-220:東亜合成社製、粘度12mPa・s)を71部、ステンレスビーカーに入れ、これを65℃のホットプレート上で加熱しながら1時間加熱攪拌した。
混合液を室温まで冷却し、さらに、顔料であるPigment Blue 15:4(クロモファインブルー6332JC、大日精化工業株式会社製)を20部加えた。この溶液を、直径0.5mmのジルコニアビーズ200gと共にガラス瓶に入れて密栓し、ペイントシェーカーにて8時間分散処理した。その後、ジルコニアビーズを除去して、顔料分散液を得た。
[インクの調製]
下記の表に記載された活性光線硬化型インクジェットインク成分にしたがって、下記に示す各成分と上記顔料分散液とを混合して、80℃に加熱して攪拌した。加熱下において、ADVANTEC社製テフロン(登録商標)3μmメンブランフィルターで得られた溶液の濾過を行い、インク試料No.1〜15を得た。なお、表の成分の単位は質量%である。
[光重合性化合物]
ポリエチレングリコールジアクリレート(NKエステルA−400:新中村化学社製、25℃における粘度57mPa・s)
4EO変性ペンタエリスリトールテトラアクリレート(SR494:SARTOMER社製、25℃における粘度131mPa・s)
3PO変性トリメチロールプロパントリアクリレート(EM2381:長興化学社製、25℃における粘度83mPa・s)
[ゲル化剤]
(結晶性ゲル化剤)
カプリン酸(ポエムM200:理研ビタミン社製、C10)
カプリン酸カプリル(C10-C10)
ジステアリルケトン(カオーワックスT1:花王社製、C18−C18)
ジパルミチルケトン(Hentriacontan-16-on:Arfa Aeser社製、C16‐C16)
ベヘニン酸ベヘニル(ユニスターM−2222SL:日油社製、C21−C22)
ステアリン酸ベヘニル(WE11:日油社製、C17−C21)
ステアリン酸ステアリル((エキセパールSS:花王社製、C17−C18)
(非結晶性ゲル化剤)
イソステアリン酸アルミニウム(金属石鹸:和光社製、水素結合性ゲル化剤))
N-2エチルヘキサノイル-L-グルタミン酸ジブチルアミド(EB21:味の素社製、水素結合性ゲル化剤)
N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジブチルアミド(GP1:味の素社製、水素結合性ゲル化剤)
12ヒドロキシステアリン酸(12ヒドロキシステアリン酸:東京化成社製、水素結合性ゲル化剤)
ベヘン酸(イソステアリン酸)エイコサン二酸グリセリル(ノムコートSG:日清オイリオ社製、水素結合性ゲル化剤)
ステアリン酸イヌリン(レオパールISK2:千葉製粉社製、水素結合性ゲル化剤)
ソルビタンモノラウレート(レオドールスーパーSP−L10:花王社製、水素結合性ゲル化剤、ソルビタン構造含有)
ソルビタンベヘネート(リケマールB−300;理研ビタミン社製、水素結合性ゲル化剤、ソルビタン構造含有)
ソルビタンモノベヘネート(ノニオン(登録商標)BP−70R:日油社製、水素結合性ゲル化剤、ソルビタン構造含有)
トリステアリン酸ソルビタン(SS−30V:日光ケミカルズ社製、水素結合性ゲル化剤、ソルビタン構造含有)
[光開始剤]
DAROCURE TPO(チバスペシャリティケミカル社製)
[重合禁止剤]
Irgastab UV10(BASF社製)
[インクジェット画像形成方法]
各実施例および比較例で得られた活性光線硬化型インクジェットインクをピエゾ型インクジェットノズルを備えたインクジェット記録ヘッドを有するライン方式のインクジェット記録装置に装填した。インク供給系は、インクタンク、インク流路、インクジェット記録ヘッド直前のサブインクタンク、フィルター付き配管及びピエゾヘッドからなり、インクジェットヘッドの温度は、80℃に設定した。また、記録媒体の搬送台は、40℃に設定した。記録媒体に、抜き文字、5cm×5cmのベタ画像、または濃度階調パッチを印字し、画像を形成した後、記録装置の下流部に配置したLEDランプ(Phoseon Technology社製395nm、水冷LED)で、画像に紫外線を照射してインクを硬化した。
インクジェット記録ヘッドは、ノズル径20μm、ノズル数512ノズル(256ノズル×2列、千鳥配列、1列のノズルピッチ360dpi)のピエゾヘッドを用いた。吐出条件は、1滴の液滴量が2.5plとなる条件で、液滴速度約6m/sで出射させて、1440dpi×1440dpiの解像度で記録した。記録速度は500mm/sとした。画像形成は、23℃、55%RHの環境下で行った。dpiとは、2.54cm当たりのドット数を表す。
印字後、LEDランプ(4W/cm、water cooled unit、Phoseon Technology社製)で600mJ/cmのエネルギー量を付与して画像面を完全に硬化した。管面から5mmの距離で照射した(搬送方向の照射幅20mm)。積算光量を、紫外線積算光量計(C9536−2及びH9958−2、浜松ホトニクス社製)を用いて測定し、記録媒体の搬送速度を調整した。
[評価方法]
(常温保管によるゲル化剤の相分離の評価)
調整した各インクを200mlビーカーへ入れ、90℃で再溶解させた後室温にて冷却を行い、1週間室温にて静置保管後に、上部と下部のインクを取り出し、粘度測定(MCR300、Physica社製)を行った。
◎:上部と下部の差異なし
○:下部の粘度低下5%以内
△:下部の粘度低下10%以内
×:下部インクゲル化せず
(吐出安定性の評価)
調製した各インクを搭載したインクジェット記録装置で、インクジェットヘッドからインク出射を行い、ノズル欠および出射曲がりの有無について目視観察を行い、下記の基準に則り、出射安定性の評価を行った。
◎:ノズル欠の発生が全く認められなかった
○:全ノズル512中、1〜4個のノズルでノズル欠が認められた
△:全ノズル512中、5個以上のノズルでノズル欠が認められた
(画質/レベリング性の評価)
上記方法によって、記録媒体である印刷用コート紙A(OKトップコート 米坪量128g/m 王子製紙社製)に印字した5cm×5cmのベタ画像を目視評価し、下記の評価基準に従って濃度ムラの評価を行った。
◎:5cm離れた位置から観測して、画像に濃度ムラが認められない
○:15cm離れた位置から観測して、画像に濃度ムラが認められない
△:15cm離れた位置から観測すると、画像の一部において濃度ムラが認められるが、30cm離した位置からは、濃度ムラが認められない
×:30cm離した位置から観測して、画像に濃度ムラが認められる
評価結果を表1〜表3に示す。なお、表の成分の単位%は質量%である。
Figure 2017132861
Figure 2017132861
Figure 2017132861
本発明に係る活性光線硬化型インクジェットインクは、ゲル化剤を含有する活性光線硬化型インクジェットインクにおいて、インクの保存安定性(ゲル化剤とゲル化剤を除いた液体成分との相分離抑制)が良好であり、画質も良好にできるため、そのようなインクジェット画像形成方法に好適である。
10、20 インクジェット記録装置
12 記録媒体
14、24 インク吐出用記録ヘッド
16、26 ヘッドキャリッジ
18、28 活性光線照射部
19 温度制御部
27 ガイド部

Claims (7)

  1. 光重合性化合物、ゲル化剤を含有する活性光線硬化型インクジェットインクであって、
    前記ゲル化剤は、結晶性ゲル化剤及び非結晶性ゲル化剤を含有することを特徴とする活性光線硬化型インクジェットインク。
  2. 前記非結晶性ゲル化剤は、水素結合性ゲル化剤を含有することを特徴とする請求項1に記載の活性光線硬化型インクジェットインク。
  3. 前記結晶性ゲル化剤の含有量は、インク全質量に対して1質量%以上7質量%以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の活性光線硬化型インクジェットインク。
  4. 前記結晶性ゲル化剤は、直鎖部分の炭素数が12以上26以下のアルキル基を含むゲル化剤を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク。
  5. 前記光重合性化合物は、25℃における粘度が80mPa・s以上300mPa・s以下である光重合性化合物Aを含有し、前記光重合性化合物Aは、光重合性化合物全質量に対して、40質量%以上含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク。
  6. 前記非結晶性ゲル化剤は、ソルビタン構造を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の活性光線硬化型インクジェットインク。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の活性光線硬化型インクジェットインクの液滴を記録媒体上に着弾させる工程と、前記記録媒体上に着弾した液滴に活性光線を照射して画像を構成する硬化膜を形成する工程を含むことを特徴とするインクジェット画像形成方法。
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