JP2017134631A - トンネル誘導設備 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、トンネル側壁に沿って誘導表示板を配置したトンネル誘導設備に於いて、
誘導表示板に対応して、防災受信盤からの制御信号に基づき、表示の移動により火災場所から遠ざかる誘導方向を動的に表示させる動的誘導表示装置を配置したことを特徴とする。
動的誘導表示装置を、誘導表示板の上側、下側、上側と下側、右側、左側又は左右両側側の各々に配置する。
誘導表示装置は内部に設けた照明部により誘導表示パネルを背光照明する内照構造であり、動的誘導表示装置を、内照構造の誘導表示盤と一体に設ける。
動的誘導表示装置は、
誘導表示板に表示した左右の誘導方向を示す矢印に対応して、複数の移動表示マークを左右両側の誘導方向に向けて配列した2組の移動表示部と、
防災受信盤からの制御信号に基づいて、火災場所から遠ざかる方向を誘導方向とするように2組の移動表示部の何れか一方を選択して複数の移動表示マークを誘導方向に向けて順次繰り返し点灯させる制御部と、
を設ける。
動的誘導表示装置は、複数の誘導表示マークとして、頂点を誘導方向に向けて複数の三角形マークを配列する。
動的誘導表示装置は、複数の誘導表示マークとして、誘導表示板に表示された避難方向を示す所定のピクトグラムの移動表示部位を、誘導方向に向けて複数配列する。
防災制御盤は、火災を検知した場合に、トンネル側壁に沿って配置した複数の動的誘導表示装置の誘導表示を、火災場所から遠ざかる方向に向かって順次移動させるように制御して誘導方向を表示させる。
複数の動的誘導表示装置はトンネルの所定方向に向かって増加するようにアドレスを設定し、
防災受信盤は、火災時に、複数の動的誘導表示装置のアドレスから、所定のグループ数分の台数を離した動的誘導表示装置同士をメンバーとする自己の属する誘導グループのグループ番号を算出するか、又は、動的誘導表示装置のアドレスに対する誘導グループの対応表からグループ番号を取得して、各動的誘導表示装置に設定すると共に、所定周期毎に制御信号を複数の動的誘導表示装置に送信し、
複数の動的誘導表示装置は、制御信号のグループ数毎に繰り返す受信回数から生成した発光パターン番号がグループ番号に一致した場合に誘導表示を行う。
本発明は、トンネル側壁に沿って誘導表示板を配置したトンネル誘導設備に於いて、誘導表示板に対応して、防災受信盤からの制御信号に基づき、表示の移動により火災場所から遠ざかる誘導方向を動的に表示させる動的誘導表示装置を配置するようにしたため、トンネル内で車両事故等により火災が発生した場合、例えばトンネル両側の側壁に沿って100メートル間隔で千鳥配置している誘導表示板に対応して設置している動的誘導表示装置が防災受信盤からの制御信号により動作して、火災場所から遠ざかる安全な方向を、表示の移動により動的に表示し、これにより遠方からも容易に確認可能な誘導表示板と連携して動的な誘導方向の表示ができ、動的な誘導方向に対応した誘導表示盤による出口や避難連絡坑までの距離数を確認し、迅速且つ安全な避難誘導を可能とする。
また、動的誘導表示装置を、誘導表示板の上側、下側、上側と下側、右側、左側又は左右両側の各々に配置するようにしたため、動的誘導表示装置による表示の移動の範囲は、誘導表示板の横幅120センチメートルに対応する長さの略半分を利用した表示の移動による誘導方向の動的な表示を可能とし、高い視認性を確保可能とする。
また、誘導表示装置は内部に設けた照明部により誘導表示パネルを背光照明する内照構造であり、動的誘導表示装置を、内照構造の誘導表示盤と一体に設けることで、前述した動的誘導表示装置の配置位置による効果に加え、別々に設置する場合に比べて設備工事が簡単となり、点検等の作業も容易にできる。
また、動的誘導表示装置は、誘導表示板に表示した左右の誘導方向を示す矢印に対応して、複数の移動表示マークを左右両側の誘導方向に向けて配列した2組の移動表示部と、防災受信盤からの制御信号に基づいて、火災場所から遠ざかる方向を誘導方向とするように2組の移動表示部の何れか一方を選択して複数の移動表示マークを誘導方向に向けて順次繰り返し点灯させる制御部とを設けるようにしたため、火災場所から遠ざかる方の移動表示部を選択して、複数の移動表示マークを誘導方向に向けて順次繰り返し点灯することで、視認性の高い動きのある誘導方向の動的表示を可能とする。
また、動的誘導表示装置は、複数の誘導表示マークとして、頂点を誘導方向に向けて複数の三角形マークを配列するようにしたため、誘導方向に頂点を向けて配列した複数の三角形を、誘導方向に向けて順次点灯し、これを繰り返すことで、誘導方向を明確に認識可能とする視認性の高い動きのある誘導方向の動的表示を可能とする。
また、動的誘導表示装置は、複数の誘導表示マークとして、誘導表示板に表示された避難方向を示す所定のピクトグラムの移動表示部位を、誘導方向に向けて複数配列するようにしたため、誘導表示板のピクトグラムは、門型の枠の中に移動表示部位として、一方向に向けて走る人を配置した図形であり、誘導方向に向けて配列した、ピクトグラムの中の走る人を示す移動表示部位を、誘導方向に向けて順次点灯し、これを繰り返す動きを表示することで、見る人に強い印象を与えて誘導方向を明確に認識可能とし、より視認性の高い動きのある誘導方向の動的表示を可能とする。
また、防災制御盤は、火災を検知した場合に、トンネル側壁に沿って配置した複数の動的誘導表示装置の誘導表示を、火災場所から遠ざかる方向に向かって順次移動させるように制御して誘導方向を表示させるようにしたため、トンネル側壁の両側に千鳥配置によりそれぞれ一列に配列された動的誘導表示装置は、火災が発生した場合に、火災場所から遠ざかる安全な方向かって誘導表示が順次移動し、トンネルを見通した場合に誘導表示の移動により避難方向を示すことで、混乱を起こすことなく迅速な避難行動を可能とする。
また、複数の動的誘導表示装置はトンネルの所定方向に向かって増加するようにアドレスを設定し、防災受信盤は、火災時に、複数の動的誘導表示装置のアドレスから、所定のグループ数分の台数を離した動的誘導表示装置同士をメンバーとする自己の属する誘導グループのグループ番号を算出するか、又は、動的誘導表示装置のアドレスに対する誘導グループの対応表からグループ番号を取得して、各動的誘導表示装置に設定すると共に、所定周期毎に制御信号を複数の動的誘導表示装置に送信し、複数の動的誘導表示装置は、制御信号のグループ数毎に繰り返す受信回数から生成した発光パターン番号がグループ番号に一致した場合に誘導表示を行うようにしたため、例えばグループ数を5とすると、連続するアドレスを5台の動的誘導表示装置毎に繰り返す誘導グループのグループ番号0〜4に変換し、グループ番号0〜4の順に誘導表示を行うことで、トンネル両側に千鳥配置した複数の表示装置は5台置きに誘導表示が出口または避難連絡坑の方向に移動し、出口または避難連絡坑の方向を誘導表示の移動により表示することで、迅速且つ適切な避難行動を可能とする。
図1はトンネル防災システムの概要を示した説明図であり、避難連絡坑のないトンネルを例にとっている。図1に示すように、自動車専用道路のトンネルとして、上り線トンネル1aと下り線トンネル1bが構築されている。
図2は誘導表示板に対応して動的誘導表示装置を設置した実施形態を示した説明図、図3は動的誘導表示装置を取り出して示した説明図であり、図3(A)は平面、図3(B)は正面、図3(C)は底面、図3(D)は側面、図3(E)は断面、図3(F)は装置本体の平面を示している。
図2に示すように、トンネル側壁2に設置した誘導表示板12は、内照式の構造を例にとっており、図17(A)に示したものと基本的に同じであり、本体12bをトンネル壁面2に固定し、本体12bの下側の蝶番42により開閉自在にカバー12aを設けており、カバー12aの上側をバチン錠44により閉鎖位置に止めている。
図2及び図3に示すように、トンネル側壁2に設置した誘導表示板12の上側には動的誘導表示装置14を取付固定している。動的誘導表示装置14は、装置カバー14aと装置本体14bで構成し、装置本体14bをトンネル側壁2に固定し、装置本体14bに対し装置カバー14aを上側の蝶番50により開閉自在に設けており、装置カバー14aの下側をロックビス52により閉鎖位置に止めている。
図3(E)(F)に示した装置本体14bの回路基板54a,54bには図4に示す機能構成を備えたコントローラ60を実装している。
(1) 6個の三角形マーク48を所定周期で順次点灯し、これを繰り繰り返す制御。
(2) 6個の三角形マーク48を所定周期で順次点灯し、所定の休止時間をおいて、これ繰り返す制御。
(3) 6個の三角形マーク48の所定周期による順次点灯と、6個の三角形マーク48の所定周期の一斉点滅とを、所定の休止時間をおいて繰り繰り返す制御。
図5は避難連絡坑を設けたトンネルを対象としたトンネル誘導設備の概略を示した説明図、図6は図5のトンネルに設置した誘導表示板と動的誘導表示装置を示した説明図である。
図6に示すように、避難連絡坑3のあるトンネル側壁2に設置した誘導表示板12は、内照式の構造を例にとっており、その構成は、図2及び図3に示したものと基本的に同じになることから、同一部分に同じ符号を付して説明は省略する。
図6に示すように、避難連絡坑3のあるトンネル側壁2に設置した誘導表示板12の上側には動的誘導表示装置14を取付固定している。本実施形態の動的誘導表示装置14は、図2及び図3に示した動的誘導表示装置14と基本的に同じであるが、装置カバー14aに設けた強化ガラス46の表面の移動表示部70a,70bの誘導表示マークが相違している。
トンネル側壁に配置した誘導表示板12に対する図2に示した三角形マーク48を用いた動的誘導表示装置14及び又は図6に示したピクトグラム移動マーク70を用いた動的誘導表示装置14の配置形態としては、様々な形態があり、図2及び図6に示した誘導非表示板12の上側に動的誘導表示装置14を配置する以外に、下側、上側と下側の両側等に設ける形態がある。更に、必要な場合は、誘導非表示板12に対し動的誘導表示装置14を上下両側、右側、左側又は左右両側等に設けるようにしても良い。
図7は動的誘導表示装置の機能を一体化した複合誘導表示板の実施形態を示した説明図であり、図7(A)に正面を、図7(B)に内部構造を、図7(C)に側面示す。
図9はトンネル内で火災が発生した場合の誘導表示制御における動的誘導表示装置のアドレス、グループ番号、及び誘導パターンを示した説明図であり、上り線トンネル1aで火災が発生した場合を例にとっている。
N=(A)mod(G) (式1)
によりグループ番号Nを求める。(式1)の右辺は、アドレスAをグループ数Gで割った余りの算出を意味する剰余計算として知られている。
N=(A)mod(G)・(−1)+(G−1) (式2)
によりグループ番号Nを算出する。
[本発明の変形例]
(誘導表示板)
上記の実施形態は、内照式の誘導表示板と動的誘導表示装置との連携配置を例にとっているが、反射式の誘導表示板に同様に動的誘導表示装置を連携配置するようにしても良い。
また、上記の実施形態は、動的誘導表示装置の移動表示部に設ける移動表示マークとして、三角形マークとピクトグラム移動マークを用いた場合を例にとっているが、これに限定されず、適宜の図形や絵文字のマークを用いても良い。
(その他)
また、本発明は、その目的と利点を損なわない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
1b:下り線トンネル
2:トンネル側壁
3:避難連絡坑
4:避難口
5:誘導表示灯
10:防災受信盤
12:誘導表示板
14:動的誘導表示装置
18:消火ポンプ設備
34,46:強化ガラス
36a,36b:矢印
38a,38b:距離数
40:ピクトグラム
48:三角形マーク
48a,48b,70a,70b:移動表示部
54a,54b:回路基板
56:LED
58:仕切
60:コントローラ
62:伝送部
64:制御部
66:発光駆動部
70:ピクトグラム移動マーク
72:複合誘導表示板
74:静的誘導表示部
76:動的誘導表示部
Claims (8)
- トンネル側壁に沿って誘導表示板を配置したトンネル誘導表示設備に於いて、
前記誘導表示板に対応して、防災受信盤からの制御信号に基づき、表示の移動により火災場所から遠ざかる誘導方向を動的に表示させる動的誘導表示装置を配置したことを特徴とするトンネル誘導設備。
- 請求項1記載のトンネル誘導設備に於いて、前記動的誘導表示装置を、前記誘導表示板の上側、下側、上側と下側、右側、左側又は左右両側の各々に配置したことを特徴とするトンネル誘導設備。
- 請求項1記載のトンネル誘導設備に於いて、前記誘導表示装置は内部に設けた照明部により誘導表示パネルを背光照明する内照構造であり、前記動的誘導表示装置を、前記内照構造の誘導表示盤と一体に設けたことを特徴とするトンネル誘導設備。
- 請求項1記載のトンネル誘導設備に於いて、
前記動的誘導表示装置は、
前記誘導表示板に表示した左右の誘導方向を示す矢印に対応して、複数の移動表示マークを左右両側の誘導方向に向けて配列した2組の移動表示部と、
前記防災受信盤からの制御信号に基づいて、火災場所から遠ざかる方向を誘導方向とするように前記2組の移動表示部の何れか一方を選択して前記複数の移動表示マークを誘導方向に向けて順次繰り返し点灯させる制御部と、
を設けたことを特徴とするトンネル誘導設備。
- 請求項2記載のトンネル誘導設備に於いて、前記動的誘導表示装置は、前記複数の誘導表示マークとして、頂点を誘導方向に向けて複数の三角形マークを配列したことを特徴とするトンネル誘導設備。
- 請求項2記載のトンネル誘導設備に於いて、前記動的誘導表示装置は、前記複数の誘導表示マークとして、前記誘導表示板に表示された避難方向を示す所定のピクトグラムの移動表示部位を、誘導方向に向けて複数配列したことを特徴とするトンネル誘導設備。
- 請求項1記載のトンネル誘導設備に於いて、前記防災制御盤は、火災を検知した場合に、トンネル側壁に沿って配置した前記複数の動的誘導表示装置の誘導表示を、前記火災場所から遠ざかる方向に向かって順次移動させるように制御して誘導方向を表示させることを特徴とするトンネル誘導設備。
- 請求項7記載のトンネル誘導設備に於いて、
前記複数の動的誘導表示装置はトンネルの所定方向に向かって増加するようにアドレスを設定し、
前記防災受信盤は、火災時に、前記複数の動的誘導表示装置のアドレスから、所定のグループ数分の台数を離した動的誘導表示装置同士をメンバーとする自己の属する誘導グループのグループ番号を算出するか、又は、前記動的誘導表示装置のアドレスに対する前記誘導グループの対応表から前記グループ番号を取得して、前記各動的誘導表示装置に設定すると共に、所定周期毎に制御信号を前記複数の動的誘導表示装置に送信し、
前記複数の動的誘導表示装置は、前記制御信号の前記グループ数毎に繰り返す受信回数から生成した発光パターン番号が前記グループ番号に一致した場合に誘導表示を行うことを特徴とするトンネル誘導設備。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20200708 |
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| C23 | Notice of termination of proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23 Effective date: 20200930 |
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| C03 | Trial/appeal decision taken |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03 Effective date: 20201028 |
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| C30A | Notification sent |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012 Effective date: 20201028 |