以下に添付図面を参照して、本発明に係るショーケースの好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるショーケースの内部構造を左側から見た場合を模式的に示す断面側面図である。ここで例示するショーケースは、例えばコンビニエンスストア等の店舗のカウンタ上に設置されてドーナツ等の商品を陳列するものであり、ケース本体10及び扉体60を備えている。
ケース本体10は、箱状の形態を成しており、内部が収納室11と機械室12とに上下に区画されている。このケース本体10は、収納室11を構成する前面13が左右両側面14とともに接客面を構成し、かつ該収納室11を構成する後面15に開口(以下、後面開口ともいう)15aが形成されている。かかるケース本体10では、収納室11を構成する各面13等は断熱構造を有する透明なガラス材や樹脂材により構成されており、収納室11が外部から視認可能である。また、接客面を構成する前面13は、上方に向かうに連れて漸次後方に湾曲してなるものである。
上記ケース本体10における収納室11には、複数の商品載置棚16が上下方向に沿って複数段並べて配設されている。
図2及び図3は、それぞれ収納室11における複数の商品載置棚16のうち上方から2段目の商品載置棚16の要部を示すものであり、図2は、右側上方より見た場合を示す斜視図であり、図3は、右側下方より見た場合を示す斜視図である。これら図2及び図3に示すように、商品載置棚16は、ブラケット部材17、受部材18及び棚板19を備えて構成されている。
ブラケット部材17は、図4にも示すように左右一対のものである。このようなブラケット部材17は、互いの内面が対向する態様で棚柱20(図1参照)に支持されている。尚、ここでいう「内面」とは、右側のブラケット部材17では左面をさし、左側のブラケット部材17では右面をさすものとする。また、左側のブラケット部材17は、右側のブラケット部材17に対して左右方向の構成が異なるだけであるので、以下においては右側のブラケット部材17について説明し、左側のブラケット部材17の説明は割愛する。
棚柱20は、収納室11の後方側において互いの内面が対向する態様で立設された左右一対のものである。これら棚柱20は、第1係止孔(図7参照)201及び第2係止孔(図7参照)202が形成されている。尚、ここでいう「内面」とは、右側の棚柱20では左面をさし、左側の棚柱20では右面をさすものとする。
第1係止孔201は、各棚柱20の内面に上下方向に沿って所定間隔毎に形成された矩形状のものである。つまり各棚柱20の内面においてそれぞれの高さレベルに形成された第1係止孔201同士が左右一対となる態様で互いに対向して形成されている。
第2係止孔202は、各棚柱20の前面13に上下方向に沿って所定間隔毎に形成されている。これら第2係止孔202は、棚柱20の内面に連続する態様で形成された長孔である。また、第2係止孔202では、棚柱20の内面に開口する部分の上下寸法が棚柱20の前面13に開口する部分の上下寸法よりも大きくなるよう形成されている。
図5及び図6は、それぞれ右側のブラケット部材17を示すものであり、図5は、右側のブラケット部材17の平面図であり、図6は、右側のブラケット部材17の背面図である。これら図5及び図6にも示すように、上記ブラケット部材17は、内面に2つのブラケットローラ171が回転可能に配設されており、係止片172、当接片173、係合片174及びサイドストッパ175が形成されている。
係止片172は、複数(図示の例では3つ)あり、それぞれブラケット部材17の後端部の舌片状部分を他のブラケット部材17とは反対側の方向、すなわち右方に屈曲させることで形成されている。
これら係止片172の基端部分の下端部には切欠172aが形成されている。ここで切欠172aの左右方向の長さは棚柱20を構成する板金の厚み、すなわち第1係止孔201の開口縁部の厚みよりも僅かに大きいものである。
当接片173は、ブラケット部材17における後端部であって係止片172よりも前方側となる個所が切り起こされたことにより形成された矩形状部分が上記係止片172と同一の方向に屈曲されて形成されたものである。この当接片173は、上下方向が長手方向となる長尺状部位である。また、この当接片173の下端部には係止突起173aが設けられている。係止突起173aは、当接片173の下端縁部が後方に向けて屈曲されることにより形成されたものであり、後方に向けて突出するものである。
係合片174は、複数(図示の例では2つ)あり、それぞれがブラケット部材17の後端部であって係止片172の間に後方に向けて突出する態様で形成された平板状部分である。
サイドストッパ175は、ブラケット部材17の前端部において、右方に向けて突出する態様で設けられた棒状のものである。このサイドストッパ175は、左右方向が長手方向となる長尺状部材であり、その左右方向の長さは、先端がケース本体10の側面(右側面)14に接することが可能な大きさである。
図7及び図8は、それぞれ右側のブラケット部材17が右側の棚柱20に支持される状態を示すもので、図7は、左側面図であり、図8は、平面図である。
右側のブラケット部材17を右側の棚柱20に対して左方側から近接させて、係止片172を第1係止孔201に進入させるとともに係止突起173aを第2係止孔202に進入させ、その後に、図9に示すように係止片172の切欠172aに第1係止孔201の下縁部が相対的に進入するよう右側のブラケット部材17を下方に変位させることで、当接片173が棚柱20の前面13に接するとともに係合片174が棚柱20の内面に接して右側のブラケット部材17が右側の棚柱20に支持される。
受部材18は、図10に示すように左右一対のものである。尚、左側の受部材18は、右側の受部材18に対して左右方向の構成が異なるだけであるので、以下においては右側の受部材18について説明し、左側の受部材18の説明は割愛する。
受部材18は、前後方向が長手方向となる長尺状のものであり、上下方向に沿って延在する受基部181と、受基部181の上端縁部より左方に向けて延在する受上面部182とを有している。
受基部181の左面には、2つの受部ローラ183が回転可能に配設されている。受上面部182には、前後方向が長手方向となる受長孔184が形成されている。この受長孔184は、長手方向の中央部分の幅が、前方部分及び後方部分の幅よりも大きくなるように形成されている。
また、受上面部182の後端部には受ストッパ部185が形成されている。受ストッパ部185は、受上面部182の後端部において後方に向けて突出する矩形状部分を上方に向けて屈曲させた後に前方に向けて屈曲させることにより形成されたものである。
このような受部材18は、図11に示すように、レール部材21を介してブラケット部材17の内面に配設されている。ここでレール部材21は、図12に示すように、ブラケットレール部21aと棚レール部21bとが互いに接合されて構成されたものである。尚、レール部材21も、ブラケット部材17や受部材18と同様に左右一対のものであり、左側のレール部材21は、右側のレール部材21に対して左右方向の構成が異なるだけであるので、以下においては右側のレール部材21について説明し、左側のレール部材21の説明は割愛する。
ブラケットレール部21aは、縦断面が略コ字状を成し、前後方向が長手方向となる長尺棒状体である。このブラケットレール部21aは、ブラケットローラ171の進入を許容し、かつブラケットローラ171を転動させるものである。
棚レール部21bは、縦断面が略コ字状を成し、前後方向が長手方向となる長尺棒状体である。この棚レール部21bは、受部ローラ183の進入を許容し、かつ受部ローラ183を転動させるものである。
このようにレール部材21は、ブラケットレール部21aにブラケットローラ171が進入して転動することで、ブラケット部材17に対して前後方向に沿ってスライド移動可能なものである。
また、受部材18は、受部ローラ183がレール部材21の棚レール部21bに進入して転動することで、レール部材21に対して前後方向に対してスライド移動可能なものである。つまり、受部材18は、レール部材21を介することで、ブラケット部材17に内面に対して前後方向に沿って移動可能に配設されている。
棚板19は、棚基部19aと棚規制部(規制部)19bとを有している。棚基部19aは、略平板状の形態を成す部位であり、その上面が商品を載置するための商品載置面を構成している。この棚基部19aの下面における左右両端部には、図13に示すように係合部材191が設けてある。係合部材191は、前後方向が長手方向となり、かつ下方に向けて突出する長尺状突部192を有している。この長尺状突部192の前後長さ及び左右方向の長さは、上記受長孔184に進入可能な大きさである。また、係合部材191は、長尺状突部192の前端部にフック部193が設けられている。
このような棚基部19a(棚板19)は、棚基部19aのそれぞれの係合部材191における長尺状突部192を各受部材18の受長孔184に進入させるようにし、図2及び図3に示すように、フック部193を受部材18における受長孔184の前縁部に係止させ、かつ受ストッパ部185により後方への移動を規制されることでこれら受部材18を跨るようにして該受部材18に係合している。
そして、棚基部19aには棚把手部194が形成されている(図2参照)。棚把手部194は、棚基部19aの後端部における左右方向の中央部分にて上方に向けて延在する態様で形成されている。
かかる棚基部19aは、各受部材18に係合することで、ブラケット部材17に対して前後方向にスライド移動可能である。つまり、棚基部19aは、引出操作された場合には、後面開口15aを通じて後方に向けてスライド移動することが可能であり、押出操作された場合には、後面開口15aを通じて前方に向けてスライド移動することが可能である。そして、棚基部19aの上面には、商品ガイド22に支持された状態でドーナツ等の商品23が前後方向及び左右方向に並ぶよう載置されている。ここで商品ガイド22は、最も後方にあるものの上下方向の延在長さがそれよりも前方にあるものに比して大きくなっている。
棚規制部19bは、棚基部19aの左右両側部に形成された左右一対のものである。これら棚規制部19bは、棚基部19aの左端部分及び右端部分をそれぞれ上方に向けて屈曲させることにより上方に向けて延在する態様で形成されている。これら棚規制部19bは、図1にも示すように、上端部の高さレベルが商品ガイド22に支持される商品23の高さレベル以上となる態様で、上下方向の長さが例えば40〜50mm程度に設けられている。尚、図1中の符号30は、照明部材である。
ケース本体10の機械室12には、冷却ユニット40が配設されている。この冷却ユニット40は、冷却器41、放熱器42、循環ファン43及び放熱ファン44を備えて構成されている。
冷却器41は、収納室11と機械室12とを区画する断熱底板24に形成された吸込口241の下方側に配設されており、ペルチェ素子45の冷温部分に熱的に接続されている。ここで、ペルチェ素子45は、従来公知のものであり、p型半導体とn型半導体とを電極板によって交互に直列に接続し、これら半導体の表裏に絶縁板を配設されたものである。このようなペルチェ素子45は、直流電流が電極板に与えられることにより、一方の絶縁板は吸熱し(冷温部分となり)、他方の絶縁板が発熱する(高温部分となる)ものである。
上記冷却器41は、熱伝導性に優れた材料により構成されており、図には明示していないが、複数のフィンが設けられ、これらフィン間が空気が通過するための空気通路を構成している。かかる冷却器41は、ペルチェ素子45から与えられる冷熱により、空気通路を通過する空気を冷却するものである。
放熱器42は、冷却器41の前方側に配設されており、ペルチェ素子45の高温部分に熱的に接続されている。この放熱器42は、熱伝導性に優れた材料により構成されており、図には明示していないが、複数のフィンが設けられ、これらフィン間が空気が通過するための空気通路を構成している。かかる放熱器42は、ペルチェ素子45から与えられる高温排熱により、空気通路を通過する空気を加熱して放熱するものである。
循環ファン43は、上記吸込口241と、断熱底板24の後方側に形成された送出口242とを連通するよう形成された断熱構造の風洞46の内部において、冷却器41の後方側に配設されている。この循環ファン43は、駆動することにより上記吸込口241を通じて収納室11の内部の空気を吸引し、冷却器41の空気通路に吸引した空気を通過させる。
そして、循環ファン43は、冷却器41の空気通路を通過した空気を、送出口242を通じて収納室11に送出することで、収納室11の内部の空気を収納室11と機械室12との間で循環させるものである。
放熱ファン44は、上記放熱器42の前方側に配設されている。この放熱ファン44は、駆動することにより機械室12の底面25に形成された吸引口251を通じて外気を吸引して放熱器42の空気通路を通過させる。そして、放熱ファン44は、放熱器42の空気通路を通過した外気を、機械室12の底面25に形成された吐出口252を通じて外部に吐出させるものである。
このような機械室12の底面25、すなわちケース本体10の底面25には、上記吸引口251及び上記吐出口252の他、ドレン水排出口253が形成されるとともに、ドレン皿51及びガイド部材55が設けられている。
ドレン水排出口253は、吐出口252よりも後方側に形成されており、ケース本体10の内部(例えば冷却器41等)で発生して樋部材52を通じて移動したドレン水を外部に排出するための開口である。
ドレン皿51は、ドレン水排出口253の下方域に配設されており、ドレン水排出口253を通じて排出されたドレン水を貯留するためのものである。このドレン皿51は、上部に形成された鍔部分53が機械室12の底面25より下方に突出する態様で形成された左右一対のドレン支持部54に支持されている。
ガイド部材55は、平板状部材を屈曲して形成されたものであり、吸引口251と吐出口252との間において機械室12の底面25より下方に突出する態様で配設されている。このガイド部材55は、ガイド基部551と、ガイド下延部552と、ガイド後延部553とを有している。
ガイド基部551は、機械室12の底面25に取り付けられる部位である。ガイド下延部552は、ガイド基部551の後端縁部より下方に向けて延在する部位である。ガイド後延部553は、ガイド下延部552の延在端部である下端部より後方に向けて延在する部位である。
上記ガイド部材55は、左右方向の長さが吸引口251や吐出口252よりも大きく形成されており、吐出口252から吹き出された空気が前方側の吸引口251に向けて通過することを規制しつつ、後方側のドレン皿51の周囲を通過するよう案内するものである。図1中の符号26は、ケース本体10の脚部である。
扉体60は、後面開口15aを開閉するためのものであり、後面開口15aを閉塞するのに十分な大きさを有した平板状部材である。この扉体60は、断熱性能を有する透明な樹脂材等から構成されている。
上記扉体60の前面13の周縁部、すなわち後面開口15aを閉塞する場合に該後面開口15aの周縁部を形成するケース本体10の金属製フレームに対向する部分にガスケット部材61が配設されている。かかるガスケット部材61としては、扉体60が後面開口15aを閉塞する際に、磁力の作用により後面開口15aの周縁部に吸着することが可能なマグネットガスケットであることが好ましい。
図14〜図16は、それぞれ扉体60の前面13を示すもので、図14は、右側前方上方域から見た場合を示す斜視図であり、図15は、右側前方下方域から見た場合を示す斜視図であり、図16は、正面図である。
これら図14〜図16に示すように、扉体60の前面13には背面ダクト(ダクト)62が配設されている。背面ダクト62は、上記扉体60とともに透明な樹脂材等から構成されるものである。このような背面ダクト62は、扉体60の前面13との間に上下方向に沿って延在する空気風路62aを形成しており、導入口621、吹出口622及び噴出口623を有している。
導入口621は、下端部に形成された開口であり、後述するように循環ファン43が駆動する場合に、空気を導入するための開口である。導入口621を通じて導入された空気は空気風路62aを通過することとなる。この導入口621は、扉体60が後面開口15aを閉塞する場合に、送出口242の上方側に位置するものである。
吹出口622は、上端部に形成された開口であり、後述するが、循環ファン43が駆動する場合に、空気風路62aを通過した空気を吹き出すための開口である。
噴出口623は、背面ダクト62の前面13に複数形成されている。より詳細に説明すると、噴出口623は、背面ダクト62の上下方向の中間部分の高さレベルよりも上方側であって、最上位の商品載置棚16及び上から2番目の商品載置棚16の最も後方に配置された商品ガイド22に対向可能な個所に形成されている。これら噴出口623は、上記循環ファン43が駆動する場合に、空気風路62aを通過する空気の一部を前方に向けて噴出させるための開口である。
このような背面ダクト62は、右端部が扉体60の前面13に取り付けられた右側ダクトカバー63により右方への移動及び下方への移動が規制されるよう保持されるとともに、左端部の下方側が扉体60の前面13に取り付けられた左側ダクトカバー64により下方への移動及び左方への移動が規制されるよう保持され、更に左端部に取り付けられた磁石66が扉体60の前面13に配設された磁性板67に磁力により吸着することで配設されている。つまり、背面ダクト62は、磁石66を磁性板67から離脱させて上方に受けて移動させることで扉体60から離脱することができ、これにより、背面ダクト62は、扉体60の前面13に着脱可能に配設されている。
上記扉体60は、ケース本体10の後面15を構成する後面開口15aの右側縁部(金属製フレーム)に配設された図示せぬ軸部の中心軸回りに揺動可能に配設されており、該軸部の中心軸回りに揺動することで後面開口15aを開閉するものである。この扉体60の後面15には、扉把手部65が設けられている。扉把手部65は、扉体60の後面15における左方側に取り付けられている。
以上のような構成を有するショーケースにおいては、扉体60が後面開口15aを閉塞した状態で循環ファン43が駆動することにより、収納室11の内部空気が吸込口241を通じて冷却器41に至る。冷却器41に至った空気は、空気通路を通過して冷却されて風洞46を通過し、送出口242を通じて収納室11に送出される。
送出口242より送出された空気は、導入口621を通じて背面ダクト62に導入されて空気風路62aを通過し、その大部分が吹出口622より吹き出される。吹出口622より吹き出された空気は、各商品載置棚16の前方域を通過するとともに、図17に示すように各商品載置棚16の左右両側域を下方に向けて通過し、その後に吸込口241に吸い込まれることで上述した循環を繰り返す。この結果、収納室11の内部空気が冷却され、これにより商品載置棚16に載置された商品23が冷却される。
その一方、放熱ファン44が駆動することにより、外気が吸引口251を通じて放熱器42の空気通路を通過して加熱されてその後に吐出口252より外部に吐出される。外部に吐出された空気は、ガイド部材55によって、後方に向けて移動し、ドレン皿51の周囲を通過して排出される。
またショーケースは、商品載置棚16に載置された商品23の取り出し作業を行う場合には、扉体60が開操作されて開移動することで後面開口15aを開放させる。その後に所望の商品23を載置する商品載置棚16の棚板19が後方に向けて引き出される引出操作が行われることで、該棚板19が後方に向けてスライド移動して、商品23の取り出し作業が行われる。
商品23の取り出しが行われた後、引出操作された棚板19が前方に向けて押し込まれる押出操作が行われることで、該棚板19が前方に向けてスライド移動する。その後に扉体60が閉操作されて閉移動することでガスケット部材61がケース本体10の後面15における後面開口15aの周縁部に吸着して該後面開口15aが閉塞される。
以上説明したような本実施の形態であるショーケースによれば、循環ファン43の駆動により冷却器41にて冷却された空気を背面ダクト62の空気風路62aに導入させて扉体60の前面13に沿って上方に向けて移動させつつ吹出口622より吹き出させることにより、収納室11の全体に亘って内部空気を早期に冷却することができる。これにより、商品載置棚16に載置された商品23の冷却に要する時間の短縮化を図ることができる。また、吹出口622より冷却器41にて冷却された空気を吹き出させることにより、収納室11の全体に亘って内部空気を効率よく冷却することができ、各商品23に対して温度のバラツキを最小限に抑えることができる。
上記ショーケースによれば、棚基部19aの左右両側部に形成された左右一対の棚規制部19bが、上端部の高さレベルが商品ガイド22に支持される商品23の高さレベル以上となる態様で設けられているので、吹出口622を吹き出されて各商品載置棚16の左右両側域を通過する空気(冷気)が各商品載置棚16に載置された商品23に当接することを抑止でき、該商品23が必要以上に乾燥してしまうことを抑制することができる。
上記ショーケースによれば、複数の噴出口623が背面ダクト62の上下方向の中間部分の高さレベルよりも上方側に形成されているので、空気風路62aを通過する空気の一部を前方に向けて噴出させることができ、これにより、吹出口622からの空気の吹出量を低減させることができる。そのため、最上位の商品載置棚16に載置された商品23が必要以上に乾燥されてしまうことを抑制することができる。
上記ショーケースによれば、背面ダクト62は扉体60に着脱可能に配設されているので、背面ダクト62を扉体60から取り外すことで、該背面ダクト62の清掃等を簡単に行うことができる。
上記ショーケースによれば、背面ダクト62は扉体60とともに透明な樹脂材等から構成されているので、後方からも収納室11を視認させることができる。
また、本発明の実施の形態であるショーケースによれば、以下のような作用効果を奏する。
上記ショーケースによれば、棚板19の後端部における左右方向の中央部分にて上方に向けて延在する態様で棚把手部194が形成されているので、店舗の販売員等は、かかる棚把手部194を把持して棚板19を良好に引き出すことができる。
上記ショーケースによれば、商品載置棚16を構成する棚板19は、フック部193を受部材18の受長孔184の前縁部から離脱させることで、受部材18から容易に取り外すことができ、該棚板19の清掃等を簡単に行うことができる。
上記ショーケースによれば、ブラケット部材17は、棚柱20に対して内方に移動させれば、係止片172を第1係止孔201から離脱させつつ係止突起173aを第2係止孔202から離脱させることができ、ブラケット部材17をレール部材21及び受部材18とともに容易に取り外すことができ、該ブラケット部材17等の清掃等を簡単に行うことができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、棚板19を構成する棚規制部19bを本発明の規制部の一例として説明したが、本発明においては、規制部は、商品載置棚を構成する棚板以外の要素、例えばブラケット部材等に設けられていてもよい。