JP2017139162A - 二次電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】異種素材の接合部分において、応力集中が発生することを抑制できる二次電池を提供する。【解決手段】二次電池200は、引出端子27と、引出端子27に接続される外部端子21と、外部端子21に接続される、引出端子27と異なる素材で構成されるバスバ101とを備え、外部端子21は、引出端子27と同じ素材で構成されて引出端子27と接合される第一素材部21dと、バスバ101と同じ素材で構成されてバスバ101との間に溶接部103を介在させてバスバ101に接合される第二素材部21cとを備え、第一素材部21dと第二素材部21cとの間には圧延部105が存在し、引出端子27とバスバ101との間の外部端子21には、圧延部105に近い部分に位置する第一領域21aと、圧延部105から遠い部分に位置し、第一領域21aよりも弾性変形しやすい第二領域21bとが設けられている。【選択図】図2
Description
本発明は、二次電池に関する。
従来、二次電池は、例えば特開2011−210725号公報(特許文献1)に開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示の構成にあっては、Cuの負極リベットとAlのリベットターミナルとAlのバスバとを接続するにあたり、負極リベットとリベットターミナルとの間にCuAlクラッドメタルを挟み、同種金属間のレーザ溶接を行うことで、接合強度を改善している。
しかしながら、CuとAlの界面が脆弱になるという問題があった。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、異種金属間の接合面に応力が集中することを防止できる二次電池を提供することである。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、異種金属間の接合面に応力が集中することを防止できる二次電池を提供することである。
この発明に従った二次電池は、引出端子と、引出端子に接続される外部端子と、外部端子に接続される、引出端子と異なる素材で構成されるバスバとを備え、外部端子は、引出端子と同じ素材で構成されて引出端子と接合される第一素材部と、バスバと同じ素材で構成されてバスバとの間に溶接部を介在させてバスバに接合される第二素材部とを備え、第一素材部と第二素材部との間には圧延界面により構成される圧延部が存在し、引出端子とバスバとの間の外部端子には、圧延部に近い部分に位置する第一領域と、圧延部から遠い部分に位置し、第一領域よりも弾性変形しやすい第二領域とが設けられている。
このように構成された二次電池は、圧延部に近い第一領域と圧延領域から遠い部分に位置し、第一領域よりも弾性変形しやすい第二領域とを有する。外部からの応力は第二領域が弾性変形することにより第二領域により緩和される。その結果、圧延部において応力が集中することを防止できる。
本発明によれば、外部端子中の圧延部において応力が集中することを防止できる二次電池を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に従った二次電池の斜視図である。図1を参照して、まず、本実施の形態における二次電池10の構造について説明する。
図1は、実施の形態1に従った二次電池の斜視図である。図1を参照して、まず、本実施の形態における二次電池10の構造について説明する。
複数個の二次電池10が直列に組み合わされて組電池とされ、ハイブリッド自動車に搭載されている。その組電池は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関とともにハイブリッド自動車の動力源とされている。なお、1つのみの二次電池10が車両等に搭載されていてもよい。二次電池10は、ハイブリッド自動車のみでなく、電動自動車に搭載されていてもよい。
二次電池10は、ケース15と、カバー25と、正極端子21Pおよび負極端子21Nと、正極側集電板51Pおよび負極側集電板51Nと、電極体31とを有する。なお、正極端子21Pおよび負極端子21Nを特に区別しない場合には、外部端子21という。正極側集電板51Pおよび負極側集電板51Nを特に区別しない場合には、集電板51という。引出端子27についても同様に、正極側引出端子27Pと負極側引出端子27Nを特に区別しない場合には引出端子27という。二次電池10は、正極側および負極側で同じ端子構造を有する。なお、二次電池10は、正極側および負極側で異なる構造を有していてもよい。例えば、後述のように一方の電極を複数の材料で構成し、他方の電極を単一の材料で構成してもよい。他方の電極を単一の材料で構成する場合には、その電極には異種金属の接合面が無く応力集中の問題が発生しないため、電極をストレート構造とすることができる。さらに、正極または負極側に電流遮断機構が設けられていてもよい。
ケース15は、一方向に開口された略直方体のケース形状を有し、その内部には、電解液とともに電極体31が収容されている。カバー25は、平板形状を有し、ケース15の開口部を塞ぐように設けられている。
外部端子21は、ケース15の外部に設けられている。集電板51は、ケース15の内部に設けられている。集電板51は、電極体31から外部端子21に向けて電気を取り出すための部材として設けられている。外部端子21は引出端子27に接続されている。外部端子21はバスバ101に接続されている。
図2は、図1に示すII−II線に沿った断面図である。図2で示すように、二次電池200は、引出端子27と、引出端子27に接続される外部端子21と、外部端子21に接続される、引出端子27と異なる素材で構成されるバスバ101とを備える。
外部端子21は、引出端子27と同じ素材で構成されて引出端子27と接合される第一素材部21dと、バスバ101と同じ素材で構成されてバスバ101との間に溶接部103を介在させてバスバ101に接合される第二素材部21cとを備える。引出端子27および第一素材部21dは、たとえば銅合金により構成される。バスバ101および第二素材部21cは、たとえばアルミニウム合金により構成される。
第一素材部21dと第二素材部21cとの間には圧延界面により構成される圧延部105が存在し、引出端子27とバスバ101との間の外部端子21には、圧延部105に近い部分に位置する第一領域21aと、圧延部105から遠い部分に位置し、第一領域21aよりも弾性変形しやすい第二領域21bとが設けられている。第二領域21bは、湾曲した形状を有する。第一素材部21dの剛性は第二素材部21cの剛性より高い。この実施の形態では、第一素材部21dをCuで構成し、第二素材部21cをAlで構成したが、この組み合わせに限られない。たとえば、第一素材部21dを高剛性のアルミニウム合金で構成し、第二素材部21cを低剛性のアルミニウム合金で構成してもよい。さらに、第一領域21aの弾性変形のしやすさ(弾性係数)と、第二領域21bの弾性変形のしやすさ(弾性係数)は、圧延界面と垂直な方向で測定する。第二素材部21cの剛性は第一素材部21dの剛性よりも低い。剛性の低い第二素材部21cを弾性変形させるため、第二素材部21cで確実に応力を吸収することができる。
カバー25上に絶縁部材102が設けられている。絶縁部材102上に外部端子21およびバスバ101が積層されている。外部端子21の一部分が第一素材部21dであり、残りの部分が第二素材部21cである。
第二素材部21cに、圧延により第一素材部21dが接合されてクラッド材を構成している。圧延部105は、第二素材部21cと第一素材部21dの界面であって、圧延により形成された界面である。第一素材部21dと第二素材部21cとは弾性率が異なるため圧延部105に応力が集中しやすい。CuとAlの界面にNiもしくはNi合金またはTiもしくはTi合金からなる反応抑制層を設ける構造が、たとえば国際公開2012/133654号に開示されている。この先行文献のように、圧延部105にNiおよびTiからなる反応抑制層を設けると、反応抑制層の導電性が低いため、界面の電気抵抗が上昇する。この実施の形態では、反応抑制層を設けないため、圧延界面での電気抵抗が上昇しない。
第一領域21aは圧延部105に隣接して設けられる。第二領域21bは圧延部105から離隔した位置に設けられる。第一素材部21dと引出端子27とはカシメまたは溶接により接合される。
圧延部105はCuとAlの圧延界面であり脆弱な化合物が生じ、強度が低下しやすい。弾性変形しやすい第二領域21bを圧延部105から離れた位置に設けることで、外部から応力が加えられた場合には、矢印110で示した第二領域21bに応力が集中する。その結果、圧延部105での応力集中を抑制できる。
(実施の形態2)
図3は、実施の形態2に従った二次電池の断面図である。図3を参照して、実施の形態2に従った二次電池200では、図2と比較して第一素材部21dが横方向に広がっている点で、実施の形態1に従った二次電池200と異なる。第一素材部21dが横方向に広がっていることで、引出端子27の先端を確実に第一素材部21dに接触させることができる。
図3は、実施の形態2に従った二次電池の断面図である。図3を参照して、実施の形態2に従った二次電池200では、図2と比較して第一素材部21dが横方向に広がっている点で、実施の形態1に従った二次電池200と異なる。第一素材部21dが横方向に広がっていることで、引出端子27の先端を確実に第一素材部21dに接触させることができる。
(実施の形態3)
図4は、実施の形態3に従った二次電池の断面図である。図4を参照して、実施の形態3に従った二次電池200では、図2および図3と比較して第一素材部21dが厚み方向に広がっている点で、実施の形態1および2に従った二次電池200と異なる。第一素材部21dが厚み方向に広がっていることで、引出端子27と第一素材部21dとの厚み方向での接触面積を増加させることができる。
図4は、実施の形態3に従った二次電池の断面図である。図4を参照して、実施の形態3に従った二次電池200では、図2および図3と比較して第一素材部21dが厚み方向に広がっている点で、実施の形態1および2に従った二次電池200と異なる。第一素材部21dが厚み方向に広がっていることで、引出端子27と第一素材部21dとの厚み方向での接触面積を増加させることができる。
(実施の形態4)
図5は、実施の形態4に従った二次電池の断面図である。図5を参照して、実施の形態4に従った二次電池200では、図2と比較して外部端子21がクランク状に折れ曲がっている点で、実施の形態1から3に従った二次電池200と異なる。クランク状の部分が第二領域21bであり、クランク状に構成されることで、直線状の第一領域21aと比較して弾性変形しやすい。
図5は、実施の形態4に従った二次電池の断面図である。図5を参照して、実施の形態4に従った二次電池200では、図2と比較して外部端子21がクランク状に折れ曲がっている点で、実施の形態1から3に従った二次電池200と異なる。クランク状の部分が第二領域21bであり、クランク状に構成されることで、直線状の第一領域21aと比較して弾性変形しやすい。
(実施の形態5)
図6は、実施の形態5に従った二次電池の断面図である。図6を参照して、実施の形態5に従った二次電池200では、図5と比較して第一素材部21dが横方向に広がっている点で、実施の形態4に従った二次電池200と異なる。第一素材部21dが横方向に広がっていることで、引出端子27の先端を確実に第一素材部21dに接触させることができる。
図6は、実施の形態5に従った二次電池の断面図である。図6を参照して、実施の形態5に従った二次電池200では、図5と比較して第一素材部21dが横方向に広がっている点で、実施の形態4に従った二次電池200と異なる。第一素材部21dが横方向に広がっていることで、引出端子27の先端を確実に第一素材部21dに接触させることができる。
(実施の形態6)
図7は、実施の形態6に従った二次電池の断面図である。図7を参照して、実施の形態6に従った二次電池200では、図5および図6と比較して第一素材部21dが厚み方向に広がっている点で、実施の形態4および5に従った二次電池200と異なる。第一素材部21dが厚み方向に広がっていることで、引出端子27と第一素材部21dとの厚み方向での接触面積を増加させることができる。
図7は、実施の形態6に従った二次電池の断面図である。図7を参照して、実施の形態6に従った二次電池200では、図5および図6と比較して第一素材部21dが厚み方向に広がっている点で、実施の形態4および5に従った二次電池200と異なる。第一素材部21dが厚み方向に広がっていることで、引出端子27と第一素材部21dとの厚み方向での接触面積を増加させることができる。
(比較例)
図8−10は、比較例に従った二次電池の断面図である。図8−10を参照して、比較例に従った二次電池200では、弾性変形しやすい第二領域が設けられていない。そのため、外部端子21に応力が加えられると、この応力は圧延部105に伝わる。その結果、矢印111で示す圧延部105において応力集中が発生する。これにより、接合が破壊される可能性がある。
図8−10は、比較例に従った二次電池の断面図である。図8−10を参照して、比較例に従った二次電池200では、弾性変形しやすい第二領域が設けられていない。そのため、外部端子21に応力が加えられると、この応力は圧延部105に伝わる。その結果、矢印111で示す圧延部105において応力集中が発生する。これにより、接合が破壊される可能性がある。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変更することが可能である。まず、第二領域21bとして上記のクランクおよび湾曲だけでなく、例えば薄肉形状を採用してもよい。第一領域21aよりも第二領域21bの厚みを薄くすることで、第二領域21bが弾性変形しやすいようにしてもよい。さらに、第一領域21aよりも第二領域21bの幅を狭くすることで、第二領域21bが弾性変形しやすいようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
10,200 二次電池、15 ケース、21 外部端子、21N 負極端子、21P 正極端子、21a 第一領域、21b 第二領域、21c 第二素材部、21d 第一素材部、25 カバー、27 引出端子、31 電極体、51 集電板、51N 負極側集電板、51P 正極側集電板、101 バスバ、102 絶縁部材、103 溶接部、105 圧延部、110,111 矢印。
Claims (1)
- 引出端子と、
前記引出端子に接続される外部端子と、
前記外部端子に接続される、前記引出端子と異なる素材で構成されるバスバとを備え、
前記外部端子は、前記引出端子と同じ素材で構成されて前記引出端子と接合される第一素材部と、前記バスバと同じ素材で構成されて前記バスバとの間に溶接部を介在させて前記バスバに接合される第二素材部とを備え、前記第一素材部と前記第二素材部との間には圧延界面により構成される圧延部が存在し、
前記引出端子と前記バスバとの間の前記外部端子には、前記圧延部に近い部分に位置する第一領域と、前記圧延部から遠い部分に位置し、前記第一領域よりも弾性変形しやすい第二領域とが設けられている、二次電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016020076A JP2017139162A (ja) | 2016-02-04 | 2016-02-04 | 二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2016020076A JP2017139162A (ja) | 2016-02-04 | 2016-02-04 | 二次電池 |
Publications (1)
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Cited By (3)
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|---|---|---|---|---|
| JPWO2021230330A1 (ja) * | 2020-05-14 | 2021-11-18 | ||
| JP2025067090A (ja) * | 2023-10-12 | 2025-04-24 | トヨタ自動車株式会社 | 電池モジュール |
| US12489179B2 (en) | 2021-01-21 | 2025-12-02 | Prime Planet Energy & Solutions, Inc. | Terminal component, secondary battery, and battery pack |
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- 2016-02-04 JP JP2016020076A patent/JP2017139162A/ja active Pending
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| WO2021230330A1 (ja) * | 2020-05-14 | 2021-11-18 | 株式会社Gsユアサ | 蓄電素子 |
| US12489179B2 (en) | 2021-01-21 | 2025-12-02 | Prime Planet Energy & Solutions, Inc. | Terminal component, secondary battery, and battery pack |
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