JP2017139165A - ミラー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】鏡の反射金属層によって静電容量センサの感度が低下することを抑制するとともに、電子機器から発するノイズによって静電容量センサが誤動作することを軽減できるミラー装置を提供する。【解決手段】反射金属層11を有する鏡10と、鏡10の周辺に配置された電気機器(照明器具20)と、鏡10の背面側に配置され、電気機器を操作するための静電容量センサ31を有するセンサユニット30とを備え、反射金属層11と電気機器とセンサユニット30とは、共通の接地電位を有する。【選択図】図2
Description
本開示は、鏡を有する洗面化粧台等のミラー装置に関する。
鏡を有するミラー装置として、洗面化粧台やユニットバス等の住宅設備又はミラーキャビネット等が知られている。
従来、この種のミラー装置として、反射金属層を有する鏡と、照明器具や防曇ヒータ等の電気機器と、電気機器を操作するための操作スイッチとを備える洗面化粧台が提案されている(例えば特許文献1)。このようなミラー装置においては、ユーザが操作スイッチに手を近づけることで電気機器のオンオフ等の操作を行うことができる。
操作スイッチとしては、センサ電極によってユーザの手の接近に伴う静電容量の変化を検出することで手が接近したことを検知する静電容量センサを用いたセンサスイッチが知られている。
しかしながら、上記のような従来のミラー装置では、鏡の反射金属層によって静電容量センサの感度が低下する。つまり、鏡の反射金属層の面積は静電容量センサのセンサ電極の面積よりも1桁以上大きく、静電容量センサにおける静電容量の変化量に対して鏡の反射金属層が持つ寄生容量の方がはるかに大きい。このため、静電容量センサの感度が低下する。
また、鏡に設けられた電子機器から発するノイズによって静電容量センサが誤動作する場合もある。
また、電気機器のオンオフ等の操作を行うためのセンサスイッチとしては、赤外線センサ(人感センサ)を用いるものもあるが、赤外線センサは熱源に反応するので湯や湯気による誤動作の可能性がある。このため、特に洗面化粧台等の水回り設備のセンサスイッチとしては、赤外線センサではなく、静電容量センサが用いられることが多い。
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであり、鏡と電気機器と静電容量センサとを備えるミラー装置であって、鏡の反射金属層によって静電容量センサの感度が低下することを抑制するとともに、電子機器から発するノイズによって静電容量センサが誤動作することを軽減できるミラー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示に係るミラー装置の一態様は、反射金属層を有する鏡と、前記鏡の周辺に配置された電気機器と、前記鏡の背面側に配置され、前記電気機器を操作するための静電容量センサを有するセンサユニットとを備え、前記反射金属層と前記電気機器と前記センサユニットとは、共通の接地電位を有する。
本開示によれば、鏡の反射金属層によって静電容量センサの感度が低下することを抑制するとともに、電子機器から発するノイズによって静電容量センサが誤動作することを軽減できる。
以下、本開示の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、各図において縮尺等は必ずしも一致していない。各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
実施の形態に係るミラー装置1の構成について、図1〜図5を用いて説明する。図1は、実施の形態に係るミラー装置1の正面図である。図2は、同ミラー装置1の要部拡大正面図である。図3は、図2のIII-III線における断面図である。また、図4は、同ミラー装置1のセンサユニット30に用いられる静電容量センサ31の平面図である。図5は、図4のV-V線における同静電容量センサ31の断面図である。
実施の形態に係るミラー装置1の構成について、図1〜図5を用いて説明する。図1は、実施の形態に係るミラー装置1の正面図である。図2は、同ミラー装置1の要部拡大正面図である。図3は、図2のIII-III線における断面図である。また、図4は、同ミラー装置1のセンサユニット30に用いられる静電容量センサ31の平面図である。図5は、図4のV-V線における同静電容量センサ31の断面図である。
図1に示すように、ミラー装置1は、例えば洗面化粧台であり、洗面化粧台の前に立つユーザの姿を映すための鏡10と、洗面台40と、キャビネット50とを備える。本実施の形態におけるミラー装置1は、照明付き洗面化粧台であり、さらに、照明器具20と、照明器具20を操作するためのセンサユニット30とを備える。
図2及び図3に示すように、鏡10は、反射金属層11と、反射金属層11の前面側に設けられた透明層12とを有する。つまり、反射金属層11は、透明層12の背面側(裏面側)に設けられている。
反射金属層11の表面は鏡面となっており、ユーザの姿を映すことができる。反射金属層11は、銀やアルミニウム等の金属からなる金属膜である。透明層12は、例えばガラス層であり、反射金属層11を保護するとともに光を全透過させる機能を有する。反射金属層11は、例えば透明層12としてガラス基板を用いて、このガラス基板の表面に銀やアルミニウムを蒸着することで形成することができる。
反射金属層11には、第1開口部11a及び第2開口部11bが形成されている。第1開口部11aは、センサユニット30に対向する位置に形成されている。また、第2開口部11bは、照明器具20に対向する位置に形成されている。本実施の形態では、照明器具20が2つ設けられているので、第2開口部11bも2つ形成されている。なお、鏡10を正面視したときの第1開口部11a及び第2開口部11bの形状は、センサユニット30及び照明器具20の外形に応じた形状とすることができ、例えば矩形状である。
照明器具20は、電気機器の一例であり、鏡10の周辺に配置される。本実施の形態において、照明器具20は、鏡10の背面側に配置されている。具体的には、照明器具20は、鏡10の背面(裏面)に取り付けられている。このため、照明器具20の照明光を前面側に取り出すために、照明器具20の前方部分には反射金属層11が形成されていない。具体的には、反射金属層11における照明器具20の前方部分には第2開口部11bが形成されている。これにより、照明器具20は、第2開口部11bから光を照射できる。つまり、照明器具20から出射した照明光は、第2開口部11bを介して透明層12を透過して鏡10から前方に向けて照射される。
図2及び図3に示すように、照明器具20は、発光モジュール21と、発光モジュール21を収納する器具筐体22とを有する。
発光モジュール21は、例えばLEDモジュールであり、白色光を出射する複数の発光素子21aと、基板21bとを有する。発光素子21aは、例えば、LEDによって構成されたLED素子である。基板21bは、所定のパターンで形成された金属配線を有するプリント回路基板である。
器具筐体22は、例えば金属製であるが、樹脂製であってもよい。器具筐体22の鏡10側には開口部が設けられており、発光モジュール21から出射する光はこの開口部を介して器具筐体22の外部に放射される。器具筐体22の開口部は透光板で覆われていてもよい。なお、図示しないが、器具筐体22には、発光モジュール21(発光素子21a)を発光させるための電力を生成する電源回路ユニットが収納されていてもよい。電源回路ユニットで生成された電力は、発光モジュール21に供給される。これにより、発光モジュール21が発光する。
また、照明器具20は、照明光の明るさを制御するための調光機能、及び、照明光の発光色を制御するための調色機能を有していてもよい。照明器具20を調光したり調色したりすることで、周辺の明るさを調整したりユーザの肌の色見をよくしたりすることができる。
図2及び図3に示すように、センサユニット30は、ユーザが照明器具20を操作する際にユーザの操作を検知する。センサユニット30は、操作スイッチとして機能し、例えば、照明器具20のオンオフを制御したり照明器具20の調光及び調色を制御したりすることができる。
センサユニット30は、鏡10の背面側に配置される。本実施の形態では、センサユニット30は、鏡10の背面に取り付けられている。このため、センサユニット30の前方部分には反射金属層11が形成されていない。具体的には、反射金属層11におけるセンサユニット30の前方部分には第1開口部11aが形成されている。
センサユニット30は、静電容量センサ31と、静電容量センサ31を収納するセンサ筐体32とを有する。センサ筐体32は、例えば金属製であるが、樹脂製であってもよい。静電容量センサ31は、ユーザが照明器具20を操作するための操作スイッチとして機能する。例えば、ユーザが照明器具20に対してオンオフ制御を行ったり調光制御又は長色制御を行ったりする際に、静電容量センサ31はユーザの操作を検知して、照明器具20に対して操作信号を出力する。
図4及び図5に示すように、静電容量センサ31は、センサ電極31aと、センサ電極31aが形成された基板31bとを有する。静電容量センサ31は、静電容量式の近接センサ(非接触センサ)であり、センサ電極31aによって静電容量の変化を検出することでユーザの手の接近を検知する。
センサ電極31aは、基板31bの一方の面(前面側の面)に形成されている。また、センサ電極31aは、反射金属層11に形成された第1開口部11aと対向する位置に配置されている。つまり、金属は電界を遮蔽する効果があるため、センサ電極31aの前面側に反射金属層11が存在するとセンサ電極31aがセンサとして機能しなくなるので、センサ電極31aは反射金属層11には覆われていない。ユーザは、第1開口部11aを介してセンサ電極31aを視認することができ、照明器具20のオンオフ制御等を行う際に、センサ電極31aをスイッチとして操作する。
センサ電極31aは、例えば、銅又は銀等の金属材料によって構成されており、基板31bの一方の面に所定のパターンで形成されている。センサ電極31aは、例えば平面視形状が円形のベタ電極であり、本実施の形態では、基板31bの前面側(鏡10側)の面に2つ形成されている。2つのセンサ電極31aは、所定の間隔をあけて形成されている。また、基板31bは、金属配線が形成された配線基板であり、センサ筐体32に収納されている。
静電容量センサ31は、さらに、センサ電極31aの背面側に配置されたグランド電極31cを有する。グランド電極31cは、基板31bに形成されており、基板31bのセンサ電極31aが形成された面よりも背面側に形成されている。グランド電極31cは、接地電位(グランド電位)に設定されている。
本実施の形態では、基板31bとして、絶縁層と配線層との積層構造からなる多層基板を用いており、グランド電極31cは、例えばグランド層であり、多層基板の内層の配線層として形成されている。つまり、グランド電極31cは、多層基板である基板31bのセンサ電極31aが形成された面である一方の面と、当該一の面とは反対側の面である他方の面との間に配置されている。グランド電極31cとしては、ベタ膜からなるベタ電極又はメッシュ状のメッシュ電極等を用いることができる。なお、グランド電極31cの形状は、これらに限るものではなく、所定形状にパターン形成されたものを用いることができる。
また、図2及び図3に示すように、グランド電極31cの一部は、鏡10を正面視したときに、反射金属層11とオーバーラップしている。図2において、グランド電極31cと反射金属層11とがオーバーラップしている箇所に斜線のハッチングを施している。図2に示すように、本実施の形態では、第1開口部11aの開口全周において、グランド電極31cは、反射金属層11とオーバーラップしている。具体的には、グランド電極31cは、第1開口部11aの全領域を覆うように、第1開口部11aの開口全周からはみ出す形で形成されている。
なお、基板31bの他方の面には、センサ電極31aを駆動するための複数の回路部品31d及びコネクタ等が実装されている。複数の回路部品31dは、センサ回路を構成し、検知対象がセンサ電極31aに接近したことによる静電容量の変化を検出する。なお、回路部品31dの前方側にはグランド電極31cが形成されているので、回路部品31dから発生するノイズは、グランド電極31cによって遮蔽することができる。つまり、グランド電極31cは、シールド層として機能する。また、基板31bには、特定電位が印加されたバイアス電極(バイアス層)が別途形成されていてもよい。
ここで、静電容量センサ31によってユーザの手の指を検知する方法について、図6を用いて説明する。図6は、静電容量センサ31によってユーザの手の指を検知する方法を説明するための図である。
図4に示すように、本実施の形態では、静電容量センサ31は2つのセンサ電極31aを有しており、この2つのセンサ電極31aによってユーザの手が近づいたことを検知することができる。
具体的には、図6に示すようにユーザが照明器具20のオンオフ制御や調光制御等を行う場合、ユーザは、2つのセンサ電極31aの一方の電極の上から他方の電極の上に指先を水平方向に移動させればよい。
このとき、2つのセンサ電極31aの各々については、センサ電極31aにユーザの指先が近づくと、センサ電極31aと指との間の静電容量(容量値)が増大し、ユーザの指先が遠ざかると、センサ電極31aと指との間の静電容量(容量値)が減少する。
したがって、静電容量センサ31は、ユーザの指先が2つのセンサ電極31aの一方の電極の上から他方の電極の上に動いたことで変化する静電容量(容量値)を2つのセンサ電極31aで検出することで、ユーザの指の接近を電気的に検知することができる。なお、容量値の変化は、例えば数pFである。
静電容量センサ31は、ユーザの指先が接近したことを検知すると検知信号を生成し、生成した検知信号を照明器具20に出力する。これにより、ユーザは照明器具20のオンオフ制御等を行うことができる。
また、本実施の形態では、2つのセンサ電極31aを用いてユーザの手が近づいたことを検知したが、図7に示すように、1つのセンサ電極31aによってユーザの手が近づいたことを検知するように構成されていてもよい。この場合、例えばユーザが指先を静電容量センサ31に接近させたり遠ざけたりする動作を行うことで、静電容量センサ31がユーザの指先が接近したことを検知することができる。
具体的には、ユーザが照明器具20のオンオフ制御等を行う場合、図7に示すように、ユーザは、静電容量センサ31に指先を近づけて速やかに引くことで、静電容量センサ31は、ユーザの指先が接近したことを検知することができる。この場合、静電容量センサ31は、ユーザの指先が1つのセンサ電極31aに接近させたり遠ざけたりするときにおいてセンサ電極31aとユーザの指先との間に生じる静電容量(容量値)の変化を検出して、ユーザの指先が接近したことを検知して検知信号を生成する。これにより、照明器具20のオンオフ制御等を行うことができる。
なお、図7に示す検知方法の場合、例えば、2つのセンサ電極31aの一方をオンオフ制御の操作スイッチとして用いて、2つのセンサ電極31aの他方を調光制御の操作スイッチとして用いることができる。
また、静電容量センサ31は、検知対象(ユーザの手等)が近接した場合に限らず、検知対象が接触した場合にも検知対象を検知することができる。つまり、静電容量センサ31は非接触又は接触によってセンサ感度を得ることができ、センサユニット30は、非接触操作及び接触操作の両方で照明器具20を操作することができる。
このように構成されるミラー装置1では、図2及び図3に示すように、鏡10の反射金属層11と照明器具20とセンサユニット30とが、接地電位のグランド線60に接続されている。これにより、反射金属層11と照明器具20とセンサユニット30とが共通の接地電位を有する。グランド線60は、アース接続されることで接地電位に設定されている。
具体的には、照明器具20では、発光モジュール21の基板21b(回路基板)にグランド線60が接続されている。これにより、基板21bが接地されている。このように、照明器具20では、基板21bが接地されることで接地電位を有する構成となっている。
また、センサユニット30では、静電容量センサ31の基板31bのグランド電極31cにグランド線60が接続されている。このように、センサユニット30では、グランド電極31cが接地されることで接地電位を有する構成となっている。
以上、本実施の形態に係るミラー装置1によれば、反射金属層11を有する鏡10と、鏡10の周辺に配置された照明器具20と、鏡10の背面側に配置され、照明器具20を操作するための静電容量センサ31を有するセンサユニット30とを備え、反射金属層11と照明器具20とセンサユニット30とは、共通の接地電位を有する。つまり、鏡10と照明器具20とセンサユニット30とを共通接地化している。
この構成により、静電容量センサ31のセンサ電極31a周辺の部材(鏡10の反射金属層11、回路部品31dが構成するセンサ回路、照明器具20)が接地されるので、静電容量センサ31が電気的に独立する。この結果、静電容量センサ31に対する鏡10の持つ寄生容量の影響が小さくなるので、静電容量センサ31のセンサ感度が低下することを抑制できる。つまり、静電容量センサ31のセンサ感度が高まる。
また、照明器具20から発するノイズ及び外来ノイズも遮蔽することができるので、静電容量センサ31が誤動作することも抑制できる。
このように、本実施の形態に係るミラー装置1によれば、鏡10と照明器具20とセンサユニット30とを共通接地化することで、鏡10の反射金属層11によって静電容量センサ31の感度が低下することを抑制するとともに、電気機器である照明器具20から発するノイズによって静電容量センサ31が誤動作することを軽減できる。
しかも、鏡10と照明器具20とセンサユニット30とを共通接地化することで、鏡10だけではなく照明器具20及びセンサユニット30も接地電位を有することになる。これにより、湿度が高くて鏡10が結露した場合又は鏡10の表面に水滴が付着した場合であってもユーザが感電してしまうことを防止できる。したがって、ユーザは安全にミラー装置1を使用することができる。
また、本実施の形態に係るミラー装置1では、反射金属層11と照明器具20とセンサユニット30とは、接地電位のグランド線60に接続されている。
このようにグランド線60を用いることで、反射金属層11と照明器具20とセンサユニット30とを容易に共通の接地電位を有するように構成することができる。
また、本実施の形態において、センサユニット30は、非接触操作及び接触操作の両方で照明器具20を操作することができる。
これにより、センサユニット30の操作の自由度が向上するので、ユーザの利便性が向上する。
また、本実施の形態において、静電容量センサ31は、センサ電極31aと、センサ電極31aの背面側に配置されたグランド電極31cとを有し、センサ電極31aは、反射金属層11に形成された第1開口部11aと対向する位置に配置されており、グランド電極31cは、接地されている。そして、グランド電極31cの一部は、鏡10を正面視したときに、反射金属層11とオーバーラップしている。
これにより、第1開口部11aがグランド電極31cで覆われるので、鏡10の前面又は背面からの外来ノイズを遮蔽することができる。この結果、静電容量センサ31の周辺領域におけるノイズの回り込みが無くなるので、静電容量センサ31の誤動作を一層抑制することができるとともに、静電容量センサ31のセンサ感度を一層高めることができる。 なお、第1開口部11aをグランド電極31cで完全に覆うことによって、鏡10の前面又は背面からの外来ノイズを完全に遮蔽することができる。
また、本実施の形態において、静電容量センサ31は、基板31bを有し、基板31bの一方の面にはセンサ電極31aが形成され、基板31bの他方の面にはセンサ電極31aを駆動するための回路部品31dが実装されている。そして、グランド電極31cは、基板31bの一方の面と他方の面との間に配置されている。
これにより、センサ電極31aを電気的に独立にすることができるので、静電容量センサ31のセンサ感度を高めることができる。
また、本実施の形態では、鏡10の背面側に配置された電気機器として、反射金属層11に形成された第2開口部11bから光を照射できる照明器具20を用いている。
これにより、ユーザは、鏡10を利用する際に静電容量センサ31(操作スイッチ)を操作することで、照明器具20を利用することができる。
また、図8に示すように、センサユニット30における金属製のセンサ筐体32も接地されていてもよい。
このように、センサ筐体32についても共通の接地電位とすることで、外来ノイズが静電容量センサ31に影響を及ぼすことを抑制できる。しかも、静電容量センサ31のセンサ回路(回路部品)自身から発生する電気的ノイズがセンサ筐体32で封止される。これにより、静電容量センサ31の誤動作を抑制することができる。また、静電容量センサ31のセンサー感度が高まる。
この場合、図8に示すように、さらに、照明器具20(電気機器)における金属製の器具筐体22も接地されていてもよい。
これにより、照明器具20で発生する電気的ノイズが機器筐体22で封止されるので、照明器具20で発生するノイズによって静電容量センサ31が影響を受けることを抑制できる。これにより、静電容量センサ31の誤動作を一層抑制することができるとともに、静電容量センサ31のセンサー感度が一層高まる。また、器具筐体22を接地することで、外来ノイズが照明器具20に影響を及ぼすことも抑制できる。
(変形例等)
以上、本発明に係るミラー装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
以上、本発明に係るミラー装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、図9及び図10に示すように、静電容量センサ31Aとして、センサ電極31aの周囲にグランド電極31eが形成されたものを用いてもよい。図9は、変形例に係る静電容量センサ31Aの平面図であり、図10は、図9のX-X線における同静電容量センサ31Aの断面図である。図9及び図10に示される静電容量センサ31Aは、図4及び図5に示される静電容量センサ31に対して、さらにグランド電極31eを形成した構成である。グランド電極31eは、接地電位(グランド電位)に設定されている。グランド電極31eは、基板31bのセンサ電極31aが形成された面に形成されている。つまり、グランド電極31eは、センサ電極31aと同層である。このように、センサ電極31aの周囲にグランド電極31eを形成することで、センサ感度を一層向上させることができる。
また、図2及び図3に示される上記実施の形態における鏡10の構成では、透明層12越しに照明器具20が露わになる。このため、照明器具20がユーザによって視認できないようにするために、鏡10をマジックミラーとしてもよい。これにより、照明器具20の前方に第2開口部11bが形成されていない反射金属層11を得ることができる。この場合、反射金属層11として、例えば、金属をハーフ蒸着したものを用いることができる。また、この場合であっても、静電容量センサ31は、静電容量の変化を検出する必要があるため、反射金属層11におけるセンサユニット30の前方には第1開口部11aを形成するとよいが、センサユニット30の前方に導電性のないスズを蒸着したハーフミラーフィルムを用いることで電界遮蔽のないミラー面が得られるので、開口部のない鏡を実現できる。
また、上記実施の形態において、静電容量センサ31は、非接触式の非接触センサであったが、これに限るものではなく、静電容量センサ31は、接触式の接触センサであってもよい。ただし、接触センサを用いると、鏡10の表面に触れて汚したくないというユーザの意識が働くことから、ユーザ利用の観点からは、静電容量センサ31としては非接触センサを用いる方がよい。
また、上記実施の形態において、静電容量センサ31には2つのセンサ電極31aが設けられていたが、センサ電極31aの個数は、これに限るものではなく、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。センサ電極31aの個数は、検知方法(図6、図7)及び照明器具20の制御機能(オンオフ、調光、調色等)に応じて適宜決定することができる。
また、上記実施の形態において、照明器具20は、発光素子21aとしてLED素子を用いたLED照明としたが、これに限るものではない。例えば、照明器具20としては、既存の蛍光灯等を用いたものであってもよい。
また、上記実施の形態において、ミラー装置1に設置する電気機器として照明器具20を例示したが、これに限るものではない。例えば、ミラー装置1に設置される電気機器としては、鏡10の透明層12(ガラス層)の曇りを防止するための防曇ヒータ、画像を表示するディスプレイ、又は、時計等であってもよい。
また、上記実施の形態において、ミラー装置1は、洗面化粧台であったが、これに限るものではない。ミラー装置1は、ユニットバス等の他の住宅設備であってもよいし、ミラーキャビネット等であってもよい。ミラー装置1としては、鏡と電気機器を備える任意の機器に適用することができる。
その他、上記実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、又は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で上記実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
本開示は、ユーザが電気機器の操作を行うための静電容量センサを用いた洗面化粧台等の鏡を有するミラー装置等として利用することができる。
1 ミラー装置
10 鏡
11 反射金属層
11a 第1開口部
11b 第2開口部
20 照明器具
21 発光モジュール
21a 発光素子
21b 基板
22 器具筐体
30 センサユニット
31、31A 静電容量センサ
31a センサ電極
31b 基板
31c、31e グランド電極
31d 回路部品
32 センサ筐体
40 洗面台
50 キャビネット
60 グランド線
10 鏡
11 反射金属層
11a 第1開口部
11b 第2開口部
20 照明器具
21 発光モジュール
21a 発光素子
21b 基板
22 器具筐体
30 センサユニット
31、31A 静電容量センサ
31a センサ電極
31b 基板
31c、31e グランド電極
31d 回路部品
32 センサ筐体
40 洗面台
50 キャビネット
60 グランド線
Claims (9)
- 反射金属層を有する鏡と、
前記鏡の周辺に配置された電気機器と、
前記鏡の背面側に配置され、前記電気機器を操作するための静電容量センサを有するセンサユニットとを備え、
前記反射金属層と前記電気機器と前記センサユニットとは、共通の接地電位を有する
ミラー装置。 - 前記反射金属層と前記電気機器と前記センサユニットとは、接地電位のグランド線に接続されている
請求項1に記載のミラー装置。 - 前記センサユニットは、非接触操作及び接触操作の両方で前記電気機器を操作できる
請求項1又は2に記載のミラー装置。 - 前記静電容量センサは、センサ電極と、前記センサ電極の背面側に配置されたグランド電極とを有し、
前記センサ電極は、前記反射金属層に形成された第1開口部と対向する位置に配置されており、
前記グランド電極は、接地されており、
前記グランド電極の一部は、前記鏡を正面視したときに、前記反射金属層とオーバーラップしている
請求項1〜3のいずれか1項に記載のミラー装置。 - 前記静電容量センサは、基板を有し、
前記基板の一方の面には、前記センサ電極が形成され、
前記基板の他方の面には、前記センサ電極を駆動するための回路部品が実装されており、
前記グランド電極は、前記基板の一方の面と他方の面との間に配置されている
請求項4に記載のミラー装置。 - 前記センサユニットは、前記基板を収納する金属製のセンサ筐体を有し、
前記センサ筐体は、接地されている
請求項5に記載のミラー装置。 - 前記電気機器は、前記反射金属層に形成された第2開口部から光を照射できる照明器具であり、前記鏡の背面側に配置されている
請求項1〜6のいずれか1項に記載のミラー装置。 - 前記照明器具は、発光モジュールと、前記発光モジュールを収納する金属製の器具筐体とを有し、
前記器具筐体は、接地されている
請求項7に記載のミラー装置。 - 前記ミラー装置は、洗面化粧台である
請求項1〜8のいずれか1項に記載のミラー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016020147A JP2017139165A (ja) | 2016-02-04 | 2016-02-04 | ミラー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2016020147A JP2017139165A (ja) | 2016-02-04 | 2016-02-04 | ミラー装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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|---|---|---|---|
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019117179A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 株式会社アルファ | モーション検知装置及びハンドル装置 |
| CN111446953A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-07-24 | 赛尔富电子有限公司 | 一种能防止镜面电容式触摸按钮触摸误动作的镜柜 |
-
2016
- 2016-02-04 JP JP2016020147A patent/JP2017139165A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP7063713B2 (ja) | 2017-12-27 | 2022-05-09 | 株式会社アルファ | モーション検知装置及びハンドル装置 |
| CN111446953A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-07-24 | 赛尔富电子有限公司 | 一种能防止镜面电容式触摸按钮触摸误动作的镜柜 |
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