JP2017139241A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部屋の広さに適した光束の最大値よりさらに光束を増加する調光を行う場合に、LEDモジュールの寿命の短縮を抑制する。【解決手段】LED照明装置100は、色温度の異なる2つのLEDモジュール104,105と、制御部104とを備える。制御部104は、部屋の広さに適した光束の最大値を実現するように2つの前記光源の光束を制御するとともに、最大値の光束よりさらに光束を増加する明るさ増加モードの指示を受け付けた時、最大値の光束のときの色温度を維持するように2つのLEDモジュール104,105の光束を増加する制御を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置を調光する技術に関する。
近年、蛍光灯器具の消費電力に比べて大幅に消費電力を削減したLED(Light Emitting Diode)照明装置が開発されてきている。部屋の明るさの範囲は、一般社団法人日本照明工業会によって、畳数に応じて定められている。例えば、14畳での明るさの範囲は、5100lm以上6100lm未満である。
特許文献1には、定格出力の100%で照明している場合であっても、さらに調光率を上げて明るくする(段落0010等)機能を有するLED照明装置について記載されている。具体的には、色温度が5600K程度のLEDモジュール31(昼光色LEDとも称する。)を用いて、昼光色の色調で点灯しているときに、明るさプラスモードを開始して、PWM制御回路23に対してLEDモジュール31の調光率が100%以上となるようにPWMパルスS1を調整する(段落0028,0361)。
そして、特許文献1の段落0361には、「調光率100%とする場合にLEDモジュール31に供給される電流は、LEDモジュール31の定格照度よりさらに高い照度で光を出力可能にするようにある程度のマージンが設けられ、たとえばデューティ比80%程度で設定される。したがって、マージンを無くしてLEDモジュール31をデューティ比100%で電流を供給することにより調光率100%以上の調光率に設定することが可能である。ここでは、たとえば125%の調光率に設定可能であるとする。」という記載がある。
また、特許文献1の段落0362には、「明るさプラスモードにおけるLEDモジュール31の調光率を制御する方法は上記に限らず、LEDの駆動電流値を変化させる方法であってもよい。具体的には、調光率100%とする場合にLEDモジュール31の定格電流以下のたとえば80%程度の電流値に設定してマージンを設け、明るさプラスモードにおいてLEDモジュール31の定格電流に近い値の電流を供給することにより100%以上の調光率で点灯するように制御してもよい。」という記載がある。
特開2012−043603号公報
しかしながら、特許文献1に記載のように、畳数に応じて定められる部屋の明るさの範囲の最大光束値(調光率100%)よりもさらに一時的に明るさを増加する場合に、LEDモジュールに対して、その定格に近い負荷を与えると、その寿命を短くする虞がある。
そこで、本発明では、部屋の広さに適した光束の最大値よりさらに光束を増加する調光を行う場合に、LEDモジュールの寿命の短縮を抑制する技術を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明の照明装置(例えば、LED照明装置)は、色温度の異なる2つの光源と、部屋の広さに適した光束の最大値を実現するように2つの前記光源の光束を制御するとともに、前記最大値の光束よりさらに光束を増加する明るさ増加モードの指示を受け付けた時、前記最大値の光束のときの色温度を維持するように2つの前記光源の光束を増加する制御を実行する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、部屋の広さに適した光束の最大値よりさらに光束を増加する調光を行う場合に、LEDモジュールの寿命の短縮を抑制することができる。
LED照明装置の機能例を示す図である。 調光調色制御によって実現される色温度と光束との関係の一例を示す図である。
ここで、本発明を実施するための形態(以降、「本実施形態」と称す。)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、LED照明装置(照明装置)100は、電源131(または商用電源)および電源回路130から電力を供給されて動作する。電源回路130は、電源131の電力を所定の電圧または電流に調整する機能を有する。
また、LED照明装置100は、受光部110を備えている。受光部110は、リモコン120のボタン操作によってリモコン120から出力される信号(例えば、赤外光)を受信し、受信した信号を制御部101に送信する機能を有する。
リモコン120は、人によって操作される不図示のボタンを有し、操作されたボタンに対して設定された信号を出力する機能を有する。
次に、LED照明装置100の機能例について、図1を用いて説明する。LED照明装置100は、少なくとも、制御部101、2つの点灯回路102,103および2つのLEDモジュール(光源)104,105を有する。なお、本発明の説明に必要な機能以外については記載を省略する。
制御部101は、マイコン等であり、受光部110によって受信された信号を受け付けて、点灯回路102,103を制御する制御信号を生成する機能を有する。制御信号は、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)信号である。制御部101は、CPU(Central Processing Unit)およびメインメモリによって構成され、不図示の記憶部に記憶されているアプリケーションプログラムをメインメモリに展開して、その機能を具現化する。
点灯回路102,103は、制御部101から受信した制御信号に基づいて、LEDモジュール104,105を駆動する機能を有する。
LEDモジュール104,105は、互いに色温度が異なっている。本実施形態では、LEDモジュール104は、その色温度が6500K程度である。また、LEDモジュール105は、その色温度が2700K程度である。なお、LEDモジュール104,105の色温度は、2つのLEDモジュール104,105によって生成された光の色温度が昼白色となるような組み合わせであれば、6500K程度や2700K程度でなくても構わない。
次に、本実施形態において、調光調色制御によって実現される色温度と光束との関係の一例について、図2を用いて説明する(適宜、図1参照)。
図2の横軸は色温度(K)を表し、縦軸は光束(lm)を表している。
図2中の点200は、一般社団法人日本照明工業会によって畳数に応じて定められている部屋の明るさの範囲の最大値(以降、「部屋の広さに適した光束の最大値」と称する。)を表している。点200では、LEDモジュール104,105に印加される調光率または電流値は、その定格に対してある程度のマージンが取られている。
符号250は、ドットを付したエリアを表している。このエリアは、通常モードで調色および調光のいずれか一方または双方を実行できる範囲を表している。
点201は、エリア250の範囲内で、ユーザーによって設定された設定値を表している。
点210は、制御部101が、点200よりもさらに光束を増加する明るさ増加モードの指示を受け付けた時の光束および色温度を表している。点210の色温度は、点200の色温度と同じである。点210における光束は、2個のLEDモジュール104,105を用いて実現されているため、LEDモジュール104,105それぞれのマージンが小さくても、光束を大きく増加することができる。言い換えると、2つのLEDモジュールで光束を増加しているため、1つ当たりの調光率または電流値の増加量は、1個のLEDモジュールで同じだけ光束を増加させる場合に比べて少なくて済む。つまり、部屋の広さに適した光束の最大値よりさらに明るさを増加する調光を行う場合に、LEDモジュールの寿命の短縮を抑制することができる。
点221は、LEDモジュール105を、単独で駆動した場合の光束を表している。
点222は、LEDモジュール104を、単独で駆動した場合の光束を表している。
点223は、点200の光束、すなわち、部屋の広さに適した光束の最大値を表している。
破線矢印230は、点200から点210へ光束を増加した場合の、調色および調光の特性を表している。点210の色温度は、点200の色温度と同じである。制御部101は、明るさ増加モードの指示を受け付けた時、破線矢印230に示すように、点200の色温度を維持するように2つのLEDモジュール104,105の光束を増加する制御を実行する。
破線矢印231は、点201に設定されている場合に、制御部101が、明るさ増加モードの指示を受け付けた時の状態を表している。具体的には、制御部101は、2つのLEDモジュール104,105を用いて、点201から点210へ調色するとともに光束を増加させる制御を実行する。
また、破線矢印231は、点210に設定されている場合に、制御部101が、明るさ増加モードを解除する解除指示を受け付けた時の状態を表している。具体的には、制御部101は、2つのLEDモジュール104,105を用いて、点210から点201へ調色するとともに光束を減少させる制御を実行する。
一点鎖線矢印241は、点210と点221との間で調色する場合の特性を表している。具体的には、制御部101は、LEDモジュール105を用いて調色する。
一点鎖線矢印242は、点210と点222との間で調色する場合の特性を表している。具体的には、制御部101は、LEDモジュール104を用いて調色する。
なお、点201から点210へ光束を増加する場合、部品のマージンを利用して駆動することになるため、制御部101は、所定時間(例えば、30分)後には、明るさ増加モードの指示を受け付ける以前の状態(点201)に戻すようにすることが好ましい。
以上説明したように、本発明のLED照明装置100は、色温度の異なる2つのLEDモジュール104,105と、制御部101とを備える。制御部101は、部屋の広さに適した光束の最大値を実現するように2つのLEDモジュール104,105の光束を制御し、最大値の光束よりさらに光束を増加する明るさ増加モードの指示を受け付けた時、最大値の光束のときの色温度を維持するように2つのLEDモジュール104,105の光束を増加する制御を実行する。したがって、部屋の広さに適した光束の最大値よりさらに光束を増加する調光を行う場合に、LEDモジュールの寿命の短縮を抑制することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも、説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の変形例の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の変形例の構成を加えることも可能である。また、実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、LED照明装置100の各機能等は、それらの一部または全部を、例えば、集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、制御部101の各機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、またはICカード、SDカード、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんどすべての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
100 LED照明装置(照明装置)
101 制御部
102,103 点灯回路
104 LEDモジュール(白色LED)(光源)
105 LEDモジュール(暖色LED)(光源)
110 受光部
120 リモコン
130 電源回路
131 電源

Claims (1)

  1. 色温度の異なる2つの光源と、
    部屋の広さに適した光束の最大値を実現するように2つの前記光源の光束を制御するとともに、前記最大値の光束よりさらに光束を増加する明るさ増加モードの指示を受け付けた時、前記最大値の光束のときの色温度を維持するように2つの前記光源の光束を増加する制御を実行する制御部と、
    を備えることを特徴とする照明装置。
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