JP2017139585A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】CMOS撮像装置のローリングシャッタ動作時に、ローリング歪みを抑制しつつ高品位な画像を取得する手法を提供すること。
【解決手段】リセット信号と撮像信号を連続して出力させる動作を画素回路の各行に対して順次行い、1フレーム分取得する第1の読み出しモードと、前記撮像信号を出力させる動作を前記画素回路の各行に対して順次行い、1フレーム分取得した後に、前記リセット信号を出力させる動作を前記画素回路の各行に対して順次行い、少なくとも2フレーム以上取得する第2の読み出しモードを有し、前記第2の読み出しモード時に、少なくとも2フレーム以上の前記リセット信号を、各画素回路のアドレスごとに加算平均処理を行い、対応するアドレスの画素回路の前記撮像信号との差分をとることを特徴とする。
【選択図】図5
【解決手段】リセット信号と撮像信号を連続して出力させる動作を画素回路の各行に対して順次行い、1フレーム分取得する第1の読み出しモードと、前記撮像信号を出力させる動作を前記画素回路の各行に対して順次行い、1フレーム分取得した後に、前記リセット信号を出力させる動作を前記画素回路の各行に対して順次行い、少なくとも2フレーム以上取得する第2の読み出しモードを有し、前記第2の読み出しモード時に、少なくとも2フレーム以上の前記リセット信号を、各画素回路のアドレスごとに加算平均処理を行い、対応するアドレスの画素回路の前記撮像信号との差分をとることを特徴とする。
【選択図】図5
Description
本発明は、撮像装置に関する。
近年、CMOS撮像装置のローリングシャッタ動作で静止画を撮像するカメラが登場しており、メカシャッタでは達成が困難な超高速シャッタ機能やサイレントシャッタ機能として利用されている。また、インターバル撮影を行い、動画を作成するタイムラプス動画撮影機能において、メカシャッタを使用して撮影すると撮影回数によってはメカシャッタの劣化が著しくなるため、ローリングシャッタ動作で撮影を行うカメラも存在する。
ところが、ローリングシャッタ動作は行単位で順次露光し読み出しを行うため、動体撮像時に画面内での露光時刻差に起因するローリング歪みが発生し、画質が劣化する。この画質劣化は、一行分の画素信号の読み出しに時間がかかるCMOS撮像装置ほど低下する傾向にあり、さらには画素数の多さに特化したCMOS撮像装置ほど歪みが顕著となる。
この問題に対し、特許文献1では、ローリングシャッタ動作で連続撮影を行わせて、そのうち少なくとも1回は相対的に高速に読み出すことでローリング歪みの少ない基準画像を取得し、それを元に他の取得画像を補正する手法が紹介されている。この手法であれば、従来のCMOS撮像装置の性能を発揮でき、かつローリング歪みを抑制した画像を取得する事が可能である。
ところが、上記補正手法の場合、動体の動きが速くローリング歪みのレベルが所定の基準値以上である場合には、歪補正手段で補正しても補正をし切れずに画像に破綻をきたすことがある。一方で、補正に用いるローリング歪みの少ない基準画像は、画素数が間引かれている、またはAD分解能が粗いなど画質が劣化しており、撮影画像として出力するには好ましくない。
そこで、本発明は、CMOS撮像装置のローリングシャッタ動作時に、ローリング歪みを抑制しつつ高品位な画像を取得する手法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る固体撮像装置またはカメラシステムは、
光電変換素子と、信号出力回路で構成された複数の画素回路がマトリクス状に配列された画素アレイ部と、
前記画素回路の信号出力を行単位で制御する画素回路制御部と
前記画素アレイ部の各画素回路の列毎に設けられ、前記画素回路の信号を入力として信号読み出しを行う複数の読み出し回路と、
前記読み出し回路によって読み出された信号を処理するCDS回路を有する撮像装置において
前記画素回路は
前記信号出力回路のリセット信号と、光電変換信号を含む撮像信号を出力する事が可能であり、
前記画素回路制御部は、
前記画素回路の各行に対して、前記リセット信号と前記撮像信号を連続して出力させる動作を順次行い、1フレーム分取得する第1の読み出しモードと
前記画素回路の各行に対して、前記撮像信号を出力させる動作を順次行い、1フレーム分取得した後に、前記リセット信号を出力させる動作を順次行い、少なくとも2フレーム以上取得する第2の読み出しモードを有し、
前記CDS回路は
前記第2の読み出しモード時に、少なくとも2フレーム以上の前記リセット信号を、各画素回路のアドレスごとに加算平均処理を行い、
対応するアドレスの前記撮像信号との差分をとることを特徴とする。
光電変換素子と、信号出力回路で構成された複数の画素回路がマトリクス状に配列された画素アレイ部と、
前記画素回路の信号出力を行単位で制御する画素回路制御部と
前記画素アレイ部の各画素回路の列毎に設けられ、前記画素回路の信号を入力として信号読み出しを行う複数の読み出し回路と、
前記読み出し回路によって読み出された信号を処理するCDS回路を有する撮像装置において
前記画素回路は
前記信号出力回路のリセット信号と、光電変換信号を含む撮像信号を出力する事が可能であり、
前記画素回路制御部は、
前記画素回路の各行に対して、前記リセット信号と前記撮像信号を連続して出力させる動作を順次行い、1フレーム分取得する第1の読み出しモードと
前記画素回路の各行に対して、前記撮像信号を出力させる動作を順次行い、1フレーム分取得した後に、前記リセット信号を出力させる動作を順次行い、少なくとも2フレーム以上取得する第2の読み出しモードを有し、
前記CDS回路は
前記第2の読み出しモード時に、少なくとも2フレーム以上の前記リセット信号を、各画素回路のアドレスごとに加算平均処理を行い、
対応するアドレスの前記撮像信号との差分をとることを特徴とする。
本発明によれば、CMOS撮像装置のローリングシャッタ動作時に、ローリング歪みを抑制しつつ高品位な画像を取得する手法を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
[実施形態1]
実施例1の画素の回路構成例を、図1を用いて説明する。
実施例1の画素の回路構成例を、図1を用いて説明する。
画素回路10は、光電変換素子であるフォトダイオード(以下PDと記す)11と、信号出力回路にあたる転送スイッチ12、フローティングデフュージョン(以下FDと記す)13、増幅MOSアンプ14、選択スイッチ15及び、リセットスイッチ16で構成される。PD11は、光学系を通して入射する光に応じた電荷を発生させる。
転送スイッチ12は、そのゲート端子に入力される転送パルスφTXによって駆動され、PD11で発生した電荷をFD13に転送する。FD13は、電荷を一時的に蓄積するとともに蓄積した電荷を電圧信号に変換する電荷電圧変換部として機能する。増幅MOSアンプ14は、ソースフォロアとして機能し、そのゲートにはFD13で電荷電圧変換された信号が入力される。
また、増幅MOSアンプ14は、そのドレインが電源線VDDに接続され、そのソースが選択スイッチ15に接続されている。選択スイッチ15は、そのゲートに入力される選択パルスφSELによって駆動され、そのドレインが増幅MOSアンプ14に接続され、そのソースが垂直出力線21に接続されている。
選択パルスφSELがアクティブレベル(ハイレベル)となった選択スイッチ15は、導通状態になり、対応する増幅MOSアンプ14のソースが垂直出力線21に接続される。垂直出力線21は複数の画素部10で共有され、後述する列信号処理回路20と接続される。
リセットスイッチ16は、そのドレインが電源線VDDに接続され、そのソースがFD13に接続されていて、そのゲートに入力されるリセットパルスφRESによって駆動されて、FD13に蓄積されている電荷を除去する。
定電流源22は、垂直出力線21に接続され、垂直出力線21を通して選択スイッチ15で選択された増幅MOSアンプ14に定電流を供給する事により、増幅MOSアンプをソースフォロアとして機能させる。この時、増幅MOSアンプ14は垂直出力線21を通して、FD13の電圧を列信号処理回路20に出力する。
ここで増幅MOSアンプ14は、リセットパルスφRESによってFD13がリセットされた状態の場合にはリセット信号を出力し、転送パルスφTXによってFD13にPD11で発生した電荷が入力された状態の場合には光電変換信号を含む撮像信号を出力する。列信号処理回路20は、垂直出力線21、定電流回路22のほかに、AD変換回路23を有している。
列信号処理回路20に入力されたリセット信号または撮像信号は、AD変換回路23によってデジタル化され、列信号処理回路20の外部に出力される。なお、必要に応じてAD変換回路23でAD変換を行う前段に、アナログアンプを設けて、列信号処理回路20に入力された信号を増幅してAD変換回路23に入力してもよい。また、その場合のAD変換回路は列ごとに設ける必要はなく、各列から入力される信号を順次AD変換可能な回路が1つ以上あればよい。信号φTX、φSEL、φRESは、後述する画素制御回路30から供給される。
次に、本発明の固体撮像装置の構成を、図2を用いて説明する。
本発明における固体撮像装置100は、図1で示した画素回路10がマトリクス状に配された画素アレイ1と、画素回路10を行単位で制御する画素制御回路30と、画素アレイ1の列ごとに設けられた複数の列信号処理回路20を有している。
なお、図2の画素アレイ1では、マトリクス状に配列された4行×4列分の画素回路10について示している。また、本実施形態における行数の表記は、画素回路単位で表すこととし、図2中の最上行をk行目とおく。列信号処理回路20は、画素アレイ1の1列に相当する複数の画素回路10で共有され、各画素回路10に対し選択パルスφSELが供給される事で、列信号処理回路20との接続非接続が制御される。
画素制御回路30は、画素回路10を行単位で制御し、信号φRES、φTX、φSELを供給することで、画素回路10の信号出力を制御する。なお、「k行目の信号φRES」を、添字kを付して「信号φRES(k)」と呼ぶ。これはφTX、φSELについても同様である。
CDS回路40は、1フレーム分の撮像信号と、少なくとも2フレーム分以上のリセット信号を格納するフレームメモリを有し、複数の列信号処理回路20からデジタル化されて出力されたリセット信号、撮像信号を格納する。格納されたリセット信号を元に、撮像信号に含まれるノイズを除去する信号処理を行い、得られた画像信号を、固体撮像装置100の外部へ出力する。
次に、画素回路10に対してリセット信号、撮像信号を出力させるための画素制御回路30の動作について図3を用いて説明する。
図3は信号φRES、φTX、φSELについてのタイミングチャートである。図3(a)、図3(b)、図3(c)はそれぞれリセット信号出力後、連続して撮像信号を出力させる第1の信号出力動作、リセット信号出力のみの第2の信号出力動作、撮像信号出力のみの第3の信号出力動作を示している。
図3(a)の時刻t11では、φSEL(k)が“H”となり、k行目の画素回路10は各々対応する垂直出力線21に対して信号出力を行う。
同時に、時刻t11では、φRES(k)が“H”となり、FD13の不要電荷を排し、FD13の電位をリセットする。時刻t12では、φRES(k)が“L”となり、増幅MOSアンプ14はFD13のリセット信号を垂直出力線21に出力する。
垂直出力線21に出力されたリセット信号はAD変換回路23に入力され、AD変換回路23は、時刻s11でリセット信号をサンプルホールドし、リセット信号をデジタル化してCDS回路40に対し出力する。時刻t13では、φTX(k)が“H”となり、PD11に蓄積された信号電荷がFD13に転送され、FD13はPD11の信号電荷に応じた信号電位を増幅MOSアンプ14のゲートに入力する。時刻t14では、φTX(k)が“L”となり、PD11は露光を終了する。
増幅MOSアンプ14はPD11で発生した電荷を転送した後のFD13の信号電位を撮像信号として、垂直出力線21に出力する。垂直出力線21に出力された撮像信号はAD変換回路23に入力され、AD変換回路23は、時刻s12で撮像信号をサンプルホールドし、撮像信号をデジタル化してCDS回路40に対し出力する。時刻t15では、φSEL(k)が“L”となり、n行目の画素回路10は各々対応する垂直出力線21から切断される。
以上のような制御で、リセット信号出力後、連続して撮像信号を出力させる第1の信号出力動作を行う。
図3(b)の時刻t21では、φSEL(k)が“H”となり、k行目の画素回路10は各々対応する垂直出力線21に対して信号出力を行う。同時に、時刻t21では、φRES(k)が“H”となり、FD13の不要電荷を排し、FD13の電位をリセットする。時刻t22では、φRES(k)が“L”となり、増幅MOSアンプ14はFD13のリセット信号を垂直出力線21に出力する。
垂直出力線21に出力されたリセット信号はAD変換回路23に入力され、AD変換回路23は、時刻21でリセット信号をサンプルホールドし、リセット信号をデジタル化してCDS回路40に対し出力する。時刻t23では、φSEL(n)が“L”となり、n行目の画素回路10は各々対応する垂直出力線21から切断される。
以上のような制御で、リセット信号出力のみの第2の信号出力動作を行う。
図3(c)の時刻t31では、φSEL(k)が“H”となり、k行目の画素回路10は各々対応する垂直出力線21に対して信号出力を行う。
同時に、時刻t31では、φRES(k)が“H”となり、FD13の不要電荷を排し、FD13の電位をリセットする。時刻t32では、φRES(k)が“L”となり、且つφTX(k)が“H”となることで、PD11に蓄積された信号電荷がFD13に転送される。
この時、FD13はPD11の信号電荷に応じた信号電位を増幅MOSアンプ14のゲートに入力する。時刻t33では、φTX(k)が“L”となり、PD11は露光を終了する。増幅MOSアンプ14はPD11で発生した電荷を転送した後のFD13の信号電位を撮像信号として、垂直出力線21に出力する。垂直出力線21に出力された撮像信号はAD変換回路23に入力され、AD変換回路23は、時刻s31で撮像信号をサンプルホールドし、撮像信号をデジタル化してCDS回路40に対し出力する。
時刻t34では、φSEL(k)が“L”となり、n行目の画素回路10は各々対応する垂直出力線21から切断される。
以上のような制御で、撮像信号出力のみの第3の信号出力動作を行う。ここで、第3の信号出力動作は、第1の信号出力動作の時間t12〜t13に相当する動作をなくし、t13以降の動作を前倒ししたものと同等であり、時間t12〜t13の分、第1の信号出力動作に対して早く終了する。
なお、図示してはいないが、画素制御回路30は画素回路10に対して、露光開始の制御も行う。k行目の画素回路10の露光開始制御は、例えばφRES(k)とφTX(k)を“H”とした状態からφTX(k)を“L”にすることで行われる。この時、φTX(k)を“L”とした時刻が露光開始時刻となる。
次に、上記第1〜3の信号出力動作を、画素アレイ1の全行に対して順次行う動作について説明する。
画素制御回路30は、通常読み出しモードと、ひずみ抑制読み出しモードを有しており、図4(a)、図4(b)は各々通常読み出しモードとひずみ抑制読み出しモードを説明する図である。図4(a)は通常読み出しモードを示しており、各行の信号出力動作を、信号φSELで代表して表記している。
1〜n行目までを1フレームとし、1行目から順に第1の信号出力動作を行い、リセット信号と撮像信号を1フレーム分取得したところで通常読み出しモードが終了となる。
なお、露光開始時刻は、所望の露光時間に合わせて設けられ、第1の信号出力動作の時刻に前倒しして行毎に行われる。この時、第1の信号取得動作にかかる時間をaとおくと、1行目とn行目の露光時刻の差は(n−1)aとなる。
図4(b)はひずみ抑制読み出しモードを示しており、各行の信号出力動作を、信号φSELで代表して表記している。まず、1〜n行目までを1フレームとし、1行目から順に第3の信号出力動作を行い、撮像信号を1フレーム分取得する。
なお、露光開始時刻は、所望の露光時間に合わせて設けられ、第1の信号出力動作の時刻に前倒しして行毎に行われる。この時、第3の信号取得動作にかかる時間をbとおくと、1行目とn行目の露光時刻の差は(n−1)bとなる。
ここで第3の信号取得動作時間bは、第1の信号取得動作時間aに対して、時間t12〜t13の分短いので、ひずみ抑制読み出しモードでは、通常読み出しモードに比べて、ローリング歪みが抑制されている。ただしこの時点ではリセット信号がまだ取得できていないため、その後1行目から順に第2の信号出力動作を行い、リセット信号を1フレーム分取得する動作を複数回繰り返し、複数フレーム分のリセット信号を取得する。
次に、通常読み出しモード、ひずみ抑制読み出しモードの各モードにおけるCDS回路40の動作について、図5を用いて説明する。CDS回路40は、AD変換回路23から出力されたリセット信号、撮像信号を読み込み、各々対応するフレームメモリに格納する。格納されたリセット信号を元に、撮像信号に含まれるノイズを除去する信号処理を行う。この信号処理の際、対応させるリセット信号と撮像信号は、同アドレスの画素回路10から出力された信号である。
図5(a)は通常読み出しモード時のCDS回路40の信号処理を示している。通常読み出しモードでは、リセット信号と撮像信号の両方が取得可能な第1の信号出力動作を1フレーム分行う事で、1フレーム分のリセット信号と、1フレーム分の撮像信号がフレームメモリに格納される。CDS回路40は、撮像信号から対応するリセット信号を減算し、それを1フレーム分行う事で、撮像信号に含まれるノイズを低減した良好な画像を得ることができる。
なお、通常読み出しモードでは、画素制御回路30が1行分の第1の信号出力動作を行う事で、CDS回路40は撮像信号と、対応するリセット信号を連続で取得することが可能である。よって1フレーム分の信号が格納されるのを待たずして、行ごとに順次撮像信号から対応するリセット信号を減算してもよい。
なお、詳細は後述するが、CDS回路40は固体撮像装置100の外部の撮像信号処理回路105に設けてもよく、かつCDS回路40の有するフレームメモリはひずみ抑制読み出しモードでのみ必要となる。
そこで撮像信号処理回路105にフレームメモリを有するCDS回路を設けてひずみ抑制読み出しモードで使用し、固体撮像装置100の有するCDS回路40はフレームメモリではなく行メモリのみを設けて通常読み出しモードで使用する構成でもよい。または、撮像信号処理回路105に設けたCDS回路で通常読み出しモードの信号処理も行い、固体撮像装置からCDS回路40を省いてもよい。
通常読み出しモードにおける第1の信号取得動作は、FD13のリセット後にFD13にランダムに発生するスイッチングノイズを保ったままリセット信号と撮像信号を出力するため、CDS回路40での減算処理により、このノイズを打ち消すことが可能である。ただし、リセット信号と撮像信号に各々乗ってしまうランダムノイズ、例えば電源の振動に起因するノイズに対しては、減算処理をすることで逆に増幅してしまう特徴がある。
図5(b)はひずみ抑制読み出しモード時のCDS回路40の信号処理を示している。ひずみ抑制読み出しモードでは、最初に1フレーム分の第3の信号出力動作を行う事で、1フレーム分の撮像信号がフレームメモリに格納される。
次に、複数フレーム分の第2の信号出力動作を行う事で、複数フレーム分のリセット信号がフレームメモリに格納される。CDS回路40は、格納された複数フレーム分のリセット信号を加算平均処理し、1フレーム分の加算平均化されたリセット信号を生成する。
その後、撮像信号から、対応する加算平均化されたリセット信号を減算し、1フレーム分行う事で、撮像信号に含まれるノイズを低減した良好な画像を得ることができる。ひずみ抑制読み出しモードでは、リセット信号と撮像信号の出力の前に各々FD13のリセットが行われており、FD13にスイッチングノイズが各々ランダムに発生してしまう。
仮に、リセット信号を1フレーム分のみしか取得せず、1フレーム分の撮像信号と減算処理をすると、ランダムに発生するスイッチングノイズは増幅されてしまう。
そこでCDS回路40では、複数のリセット信号を用いて加算平均化されたリセット信号を取得し、リセット信号にランダムに発生するスイッチングノイズを平均化して撮像信号から減算する事で、スイッチングノイズを抑制する。また、リセット信号と撮像信号に各々乗ってしまうランダムノイズ、例えば電源の振動に起因するノイズに対しても同様の効果があり、通常読み出しモードに比べて上記ランダムノイズを抑制可能である。
よって、ひずみ抑制読み出しモードでは、ローリングシャッタ動作時に、ローリング歪みを抑制しつつ高品位な画像を取得する事が可能である。なお、取得された複数フレーム分のリセット信号を加算平均処理する際に、第3の信号出力動作と取得時刻が近いフレームほど重みを付けて加重平均処理を行ってもよい。
これは、複数フレーム分の第2の信号出力動作を行っている最中に、撮像装置の温度が変化し、減算するノイズの相関性が低下してしまう場合に対して有効である。
一方で、通常読み出しモードは、複数フレーム分の第2の信号取得動作を行うひずみ抑制読み出しモードに対して、駆動時間が短くて済むため、画像を高フレームレートで取得したい場合に有効である。
よって例えば本発明の固体撮像装置を搭載したカメラにおいて、フレームレートが重要な場合は通常読み出しモードを、ローリングシャッタの利点が重要な超高速シャッタ、サイレントシャッタ等の場合はひずみ抑制読み出しモードを使用し用途に応じて使い分けてもよい。
さらには、インターバル撮影を行って動画を作成する、いわゆるタイムラプス動画の機能など、メカシャッタの消耗が懸念される機能において、ひずみ抑制読み出しモードを使用し、通常読み出しモードと使い分けてもよい。
なお、本発明の固体撮像装置100を搭載したカメラの例を図6に示す。図6において、レンズ部101は被写体の光学像を固体撮像装置100に結像させる。
また、レンズ駆動装置102によってズーム制御、フォーカス制御、絞り制御などがおこなわれる。
また、レンズ駆動装置102によってズーム制御、フォーカス制御、絞り制御などがおこなわれる。
メカニカルシャッタ103は固体撮像装置100の露光、遮光を制御し、シャッタ駆動装置104によって制御される。撮像信号処理回路105は固体撮像装置100より出力される画像信号に各種の補正やデータ圧縮、広ダイナミックレンジ画像を得るための複数画像の合成処理を行う。
なお、本発明におけるCDS回路40は撮像信号処理回路105にあってもよい。撮影モード・タイミング発生部106は固体撮像装置100、撮像信号処理回路105に、撮影モード指示信号、各種タイミング信号を出力する。メモリ部107は画像データを一時的に記憶する為のメモリとして機能し、全体制御演算部108は各種演算と撮像装置全体の制御を行う回路である。
記録媒体制御I/F部109は記録媒体に記録または読み出しを行うためのインターフェース、記録媒体110は画像データの記録または読み出しを行う為の着脱可能な半導体メモリ、表示部111は各種情報や撮影画像を表示するデバイスである。
次に、前述の構成における撮影時のデジタルカメラの動作について説明する。メイン電源がオンされると、コントロール系の電源がオンし、更に撮像信号処理回路105などの撮像系回路の電源がオンされる。
それから、図示しないレリーズボタンが押されると、撮影動作が開始される。撮影動作が終了すると、固体撮像装置100から出力された画像信号は撮影信号処理回路105で画像処理され、全体制御演算部108の指示によりメモリに書き込まれる。メモリ部107に書き込まれたデータは、全体制御演算部108の制御により記録媒体制御I/F部109を通り半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体110に記録される。また、図示しない外部I/F部を通り直接コンピュータ等に入力して画像の加工を行ってもよい。
全体制御演算部108は、図示しない外部操作系の指示によってフレームレートを優先した通常撮影モードと、超高速シャッタやサイレントシャッタ、またはタイムラプス動画撮影といったローリングシャッタモードを切り替える。または、他の撮影条件に応じて、通常読み出しモードとひずみ抑制読み出しモードを自動で切り替えてもよい。または、撮影時のシャッター時間が早ければ早いほど、ローリング歪みが低下するので、撮影時のシャッター時間に応じて、通常読み出しモードとひずみ抑制読み出しモードを切り替えてもよい。
通常撮影モードの場合は撮影モード・タイミング発生部106を介して固体撮像装置100に通常読み出しモードを指示し、ローリングシャッタモードの場合は固体撮像装置100にひずみ抑制読み出しモードを指示する事で、本発明の読み出しモードを使い分ける。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 画素アレイ、10 画素回路、11 フォトダイオード、12 転送スイッチ、
13 フローティングデフュージョン、14 増幅MOSアンプ、15 選択スイッチ、
16 リセットスイッチ、20 列信号処理回路、21 垂直出力線、
22 定電流回路、23 AD変換回路、30 画素制御回路、40 CDS回路、
100 固体撮像装置
13 フローティングデフュージョン、14 増幅MOSアンプ、15 選択スイッチ、
16 リセットスイッチ、20 列信号処理回路、21 垂直出力線、
22 定電流回路、23 AD変換回路、30 画素制御回路、40 CDS回路、
100 固体撮像装置
Claims (3)
- 光電変換素子と、信号出力回路で構成された複数の画素回路がマトリクス状に配列された画素アレイ部と、
前記画素回路の信号出力を行単位で制御する画素回路制御部と
前記複数の画素回路の列毎に設けられ、前記画素回路の信号を入力として信号読み出しを行う複数の読み出し回路と、
前記読み出し回路によって読み出された信号を処理するCDS回路を有し、
前記画素回路制御部は
前記信号出力回路のリセット信号と、前記光電変換素子から転送された光電変換信号を含む撮像信号を出力させる事が可能であり、
前記リセット信号と前記撮像信号を連続して出力させる動作を前記画素回路の各行に対して順次行い、1フレーム分取得する第1の読み出しモードと
前記撮像信号を出力させる動作を前記画素回路の各行に対して順次行い、1フレーム分取得した後に、前記リセット信号を出力させる動作を前記画素回路の各行に対して順次行い、少なくとも2フレーム以上取得する第2の読み出しモードを有し、
前記CDS回路は
前記第2の読み出しモード時に、少なくとも2フレーム以上の前記リセット信号を、各画素回路のアドレスごとに加算平均処理を行い、
対応するアドレスの画素回路の前記撮像信号との差分をとることを特徴とする固体撮像装置またはカメラシステム。 - 前記CDS回路は
前記第2の読み出しモード時に、少なくとも2フレーム以上の前記リセット信号に対し、フレームごとに重みを付けて加算平均処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置またはカメラシステム。 - 前記画素回路制御部は、
撮影モードまたは前記光電変換素子の蓄積時間に応じて、第1の読み出しモードと第2の読み出しモードを切り替えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の固体撮像装置またはカメラシステム。
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016018473A Pending JP2017139585A (ja) | 2016-02-03 | 2016-02-03 | 撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2017139585A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12289556B2 (en) * | 2023-04-13 | 2025-04-29 | Semiconductor Components Industries, Llc | Pixel array readout circuitry |
| US12348887B2 (en) | 2021-08-04 | 2025-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoelectric conversion device |
| WO2025197410A1 (ja) * | 2024-03-21 | 2025-09-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 撮像装置 |
-
2016
- 2016-02-03 JP JP2016018473A patent/JP2017139585A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12348887B2 (en) | 2021-08-04 | 2025-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoelectric conversion device |
| US12289556B2 (en) * | 2023-04-13 | 2025-04-29 | Semiconductor Components Industries, Llc | Pixel array readout circuitry |
| WO2025197410A1 (ja) * | 2024-03-21 | 2025-09-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 撮像装置 |
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