JP2017140976A - ステアリングコラム装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】二次衝突の衝撃を内筒と外筒との摺動抵抗によって吸収しながら、コラムハウジングを円滑に収縮させることが可能なステアリングコラム装置を提供する。【解決手段】ステアリングコラム装置1は、ステアリングホイール10と共に回転するコラムシャフト2と、コラムシャフト2を挿通させる筒状のコラムハウジング3と、コラムハウジング3を支持する支持機構4とを備える。コラムハウジング3は、支持機構4に固定されたインナーチューブ31と、インナーチューブ31に向かって加締められた第1乃至第8の加締め部321〜328が設けられたアウターチューブ32とを有し、アウターチューブ32は、二次衝突時に第1乃至第8の加締め部321〜328の摺動抵抗によって衝撃を吸収し、インナーチューブ31は、アウターチューブ32の移動量が所定量を超えたとき、アウターチューブ32が受ける摺動抵抗が小さくなる摺動抵抗低減構造を有する。【選択図】図2
Description
本発明は、車両の操舵部品に連結されるコラムシャフトを回転可能に支持するステアリングコラム装置に関する。
従来、車両の転舵輪を転舵させるためのステアリング装置は、ステアリングホイールに連結されたコラムシャフトと、コラムシャフトを収容する筒状のコラムハウジングと、コラムハウジングをチルト中心周りに揺動可能に支持する支持部材とを備えている。コラムハウジングは、内筒に外筒を嵌め合せてなり、内筒が支持部材に固定されている。そして、車両が前進走行中に障害物に衝突する一次衝突によって運転者がステアリングホイールに衝突する二次衝突が発生した際には、内筒と外筒との嵌合長さが長くなることによってコラムハウジングが軸方向に収縮し、運転者が受ける衝撃が緩和される。
特許文献1に記載のステアリング装置は、外筒の内周面に突設された抵抗突起を内筒の外周面に圧接させて、ステアリングホイールを介してコラムシャフトに加わる二次衝突の衝撃を、抵抗突起による付与抵抗下にて生じる内筒及び外筒の軸長方向の摺動抵抗により吸収するように構成されている。
また、特許文献2に記載のステアリング装置は、二次衝突時にステアリングホイールが上方に押し上げられることによって生じる内筒(インナーチューブ)と外筒(アウターチューブ)との間の拗れ(こじれ)によって内筒と外筒との摺動抵抗が過大となり、コラムハウジングが円滑に収縮できなくなるおそれがあるという課題に鑑みて、内筒及び外筒の端部に円筒ころを配置するように構成されている。
特許文献1に記載のステアリング装置では、特許文献2に指摘されているように、内筒と外筒との間の拗れによって内筒と外筒との摺動抵抗が過大となり、コラムハウジングが円滑に収縮できなくなるおそれがある。一方、特許文献2に記載のステアリング装置では、二次衝突の衝撃をコラムハウジングが収縮する際の内筒と外筒との摺動抵抗によって吸収することができない。
そこで、本発明は、二次衝突の衝撃を内筒と外筒との摺動抵抗によって吸収しながら、コラムハウジングを円滑に収縮させることが可能なステアリングコラム装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するため、車両の操舵部品に連結され、前記操舵部品と共に回転するコラムシャフトと、前記コラムシャフトを挿通させる筒状のコラムハウジングと、前記コラムハウジングをチルト中心周りに揺動可能に支持する支持機構とを備え、前記コラムハウジングは、前記支持機構に固定された内筒と、前記内筒に向かって加締められた複数の加締め部を有して前記内筒に外嵌された外筒とを有し、前記外筒は、前記操舵部品に衝撃が作用する二次衝突時に前記加締め部が前記内筒の外面を摺動することによる摺動抵抗によって前記衝撃を吸収し、前記内筒は、前記二次衝突時における前記外筒の前記支持機構側への移動量が所定量を超えたとき、前記外筒が受ける前記摺動抵抗が小さくなる摺動抵抗低減構造を有する、ステアリングコラム装置を提供する。
本発明に係るステアリングコラム装置によれば、二次衝突の衝撃を内筒と外筒との摺動抵抗によって吸収しながら、コラムハウジングを円滑に収縮させることが可能となる。
本発明の第1及び第2の実施の形態について、図1乃至図5を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るステアリングコラム装置を示す構成図である。図2は、ステアリングコラム装置の構造を模式的に示す断面図である。このステアリングコラム装置1は、運転者による操舵操作をアシストするコラムアシスト式のパワーステアリング装置として構成されている。なお、以下の説明において、左右、上下、及び前後とは、ステアリングコラム装置1が搭載された車両の左右、上下、及び前後をいうものとする。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るステアリングコラム装置を示す構成図である。図2は、ステアリングコラム装置の構造を模式的に示す断面図である。このステアリングコラム装置1は、運転者による操舵操作をアシストするコラムアシスト式のパワーステアリング装置として構成されている。なお、以下の説明において、左右、上下、及び前後とは、ステアリングコラム装置1が搭載された車両の左右、上下、及び前後をいうものとする。
ステアリングコラム装置1は、運転者が操舵操作する操舵部品としてのステアリングホイール10に連結されるコラムシャフト2と、コラムシャフト2を挿通させる筒状のコラムハウジング3と、チルト調整時にコラムハウジング3をチルト中心周りに揺動可能に支持する支持機構4と、チルト調整後にコラムハウジング3を車体9に対して固定する固定機構5と、操舵操作を補助する操舵補助装置6とを備えている。
コラムシャフト2は、ピニオン歯が設けられた図略のピニオンシャフト、及びコラムシャフト2とピニオンシャフトとを連結する図略の中間シャフトと共にステアリングシャフトを構成する。ステアリングホイール10が操舵操作されると、コラムシャフト2がステアリングホイール10と共に回転し、その回転力が中間シャフトを経てピニオンシャフトに伝達される。ピニオンシャフトのピニオン歯は、ラックシャフトのラック歯に噛み合い、ピニオンシャフトが回転するとラックシャフトが車幅方向に進退移動する。これにより、ラックシャフトにタイロッドを介して連結された左右の転舵輪(前輪)が転舵される。
また、コラムシャフト2は、一端部がステアリングホイール10に固定されたアッパシャフト21、及びスプライン嵌合部220においてアッパシャフト21と相対回転不能かつ軸方向に相対移動可能に嵌め合わされたロアシャフト22からなる。ロアシャフト22には、操舵補助装置6によって操舵補助トルクが付与される。アッパシャフト21及びロアシャフト22は、回転軸線Oを中心として回転する。回転軸線Oは、ステアリングホイール10側が上方となるように、車両前後方向に対して傾斜している。以下、回転軸線Oに平行な方向を軸方向という。
操舵補助装置6は、電動モータ61と、電動モータ61にモータ電流を供給するコントローラ62と、電動モータ61の出力を減速してロアシャフト22に伝達する減速機構63(図2参照)とを有している。減速機構63は、電動モータ61の出力軸と一体に回転するウォームギヤ631、及びウォームギヤ631に噛み合うウォームホイール632によって構成されている。ロアシャフト22は、スプライン嵌合部220を一端部に有する第1部材221と、ウォームホイール632と一体に回転する第2部材222と、第1部材221と第2部材222とを連結するトーションバー(捩れ軸)223とからなる。
トーションバー223は、運転者の操舵操作によってステアリングホイール10に付与される操舵トルクによって捩じれ、この捩じれ量が図略のトルクセンサによって検出される。トルクセンサの検出信号は、ケーブル60によってコントローラ62に送信され、コントローラ62は、この検出信号に基づく操舵トルクに応じたモータ電流を電動モータ61に供給する。
コラムハウジング3は、支持機構4に固定された内筒としてのインナーチューブ31と、インナーチューブ31に外嵌された外筒としてのアウターチューブ32とを有している。インナーチューブ31とアウターチューブ32とは、所定の長さにわたって嵌合され、アウターチューブ32がインナーチューブ31よりもステアリングホイール10側に配置されている。アウターチューブ32の内周面とアッパシャフト21の外周面との間には、コラムシャフト2を回転可能に支持する軸受7が配置されている。
軸受7は、アウターチューブ32におけるステアリングホイール10側の端部の内周面に内嵌された外輪71と、アッパシャフト21の外周面に外嵌された内輪72と、外輪71と内輪72との間に配置された複数の球状の転動体73とを有している。アッパシャフト21は、アウターチューブ32から車両後方に突出した先端部にステアリングホイール10が固定されている。
図3は、アウターチューブ32を示し、(a)は左側面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(a)のB−B線断面図である。
アウターチューブ32は、インナーチューブ31に向かって加締められた複数の加締め部を有している。本実施の形態では、アウターチューブ32に第1乃至第8の加締め部321〜328が設けられている。第1乃至第8の加締め部321〜328は、アウターチューブ32の外周面から内方に向かって凹設され、図2に示すように、その先端部がインナーチューブ31に所定の接触荷重を以って当接している。なお、図2では、アウターチューブ32を、第1の加締め部321、第3の加締め部323、第5の加締め部325、及び第7の加締め部327を含む断面で図示している。アウターチューブ32は、インナーチューブ31との軸方向の相対移動が、第1乃至第8の加締め部321〜328の接触荷重による摩擦力によって抑制されている。
また、アウターチューブ32には、固定機構5によって車体9に対して固定されるコラムブラケット33が、例えば溶接によって固定されている。コラムブラケット33は、アウターチューブ32の上側に配置され、軸方向視において逆U字状である。また、コラムブラケット33において車幅方向に対向する一対の側壁331には、後述する固定機構5の締付軸50を挿通させる挿通孔331aがそれぞれ形成されている。
第1乃至第8の加締め部321〜328は、アウターチューブ32における第1乃至第8の加締め部321〜328が設けられていない部分の内周面32aよりも内方に突出している。第1乃至第4の加締め部321〜324は、コラムブラケット33よりも下側(支持機構4側)に設けられ、第5乃至第8の加締め部325〜328は、コラムブラケット33よりも上側(ステアリングホイール10側)に設けられている。
第1乃至第4の加締め部321〜324は、アウターチューブ32の下側の端部付近において、アウターチューブ32の周方向に所定の間隔をあけて並設されている。第1及び第4の加締め部321,324は、回転軸線Oよりも上方に設けられ、第2及び第3の加締め部322,323は、回転軸線Oよりも下方に設けられている。
第5乃至第8の加締め部325〜328についても同様に、アウターチューブ32の周方向に所定の間隔をあけて並設されている。第5の加締め部325は第1の加締め部321と軸方向に並ぶ位置に、第6の加締め部326は第2の加締め部322と軸方向に並ぶ位置に、第7の加締め部327は第3の加締め部323と軸方向に並ぶ位置に、また、第8の加締め部328は第4の加締め部324と軸方向に並ぶ位置に、それぞれ設けられている。
支持機構4は、図1及び図2に示すように、減速機構63を収容するギヤハウジング41と、車体9に固定されるロアブラケット42と、ギヤハウジング41とロアブラケット42とを連結するチルトボルト43と、チルトボルト43に外嵌されたリング状の潤滑性樹脂組成物44とを有して構成されている。ギヤハウジング41の上部には、電動モータ61及びコントローラ62が固定されている。ロアブラケット42は、ボルト8によって車体9に固定される第1フランジ部421と、チルトボルト43を挿通させると共に潤滑性樹脂組成物44が嵌着される挿通孔が形成された第2フランジ部422とを一体に有している。
ギヤハウジング41は、チルトボルト43が螺合する被支持部411と、インナーチューブ31が嵌合によって固定される筒状部412とを有している。本実施の形態では、一対の被支持部411が車幅方向の両端部に設けられ、それぞれの被支持部411にチルトボルト43が螺合している。チルトボルト43は、チルト調整時の回転中心(チルト中心)となる。なお、図1では、一対の被支持部411のうち一方(右側)の被支持部411のみを図示している。
インナーチューブ31は、筒状部412の外周に密嵌合している。ロアシャフト22の第1部材221は、筒状部412を挿通している。ステアリングホイール10の上下方向の位置を調整するチルト調整時には、ギヤハウジング41及びコラムハウジング3が、チルトボルト43の中心軸を中心として揺動する。
固定機構5は、コラムブラケット33を車幅方向に挟む一対の側壁511を有するブラケット本体51と、溶接等によってブラケット本体51に固定され、車幅方向に延びる取付ステー52と、取付ステー52の両端部に離脱可能に取り付けられた一対のカプセル53と、運転者が操作する操作レバー54と、操作レバー54の操作に応じてブラケット本体51をコラムブラケット33に締め付ける締付軸50とを有している。
カプセル53は、ボルト挿通孔530を有し、ボルト挿通孔530を挿通して車体9に設けられたボルト穴90に螺合する図略のボルトによって、車体9に固定されている。取付ステー52には、ステアリングホイール10側に開口するU字状の係合部が形成され、この係合部にカプセル53が離脱可能に係合している。
運転者は、チルト調整を行う際に操作レバー54を緩め方向に操作し、チルト調整後に操作レバー54を締め付け方向に操作する。操作レバー54が締め付け方向に操作されると、締付軸50に締め付け力が発生し、ブラケット本体51の一対の側壁511が、コラムブラケット33の一対の側壁331を締め付ける。これにより、コラムハウジング3が固定機構5を介して車体9に対して固定される。一方、操作レバー54が緩め方向に操作されると、締付軸50の締め付け力が消滅し、コラムハウジング3がギヤハウジング41と共にチルト中心周りに揺動可能となる。
ブラケット本体51の一対の側壁511には、コラムハウジング3の揺動方向に延在する長穴511aが形成され、この長穴511aに締付軸50が挿通されている。コラムハウジング3は、長穴511aの長手方向に沿って締付軸50が移動可能な範囲で揺動可能である。
以上のように構成されたステアリングコラム装置1において、車両が前進走行中に障害物に衝突し、運転者が前方に投げ出されてステアリングホイール10に衝突する二次衝突が発生すると、図2に矢印Aで示す方向の衝撃がステアリングホイール10に作用する。前述のように、コラムシャフト2の回転軸線Oは車両前後方向に対して傾斜しているので、衝撃荷重によってステアリングホイール10が上方に押し上げられる。
アッパシャフト21は、二次衝突の衝撃によって、回転軸線Oに沿ってコラムハウジング3内に入り込み、ステアリングホイール10がアウターチューブ32に衝突する。このとき、アウターチューブ32は、第1乃至第8の加締め部321〜328がインナーチューブ31の外面を摺動することによる摺動抵抗によって衝撃を吸収する。これにより、運転者が受ける衝撃が緩和される。
また、インナーチューブ31は、二次衝突時におけるアウターチューブ32の支持機構4側への移動量が所定量を超えたとき、アウターチューブ32が受ける摺動抵抗が小さくなる摺動抵抗低減構造を有している。次に、この摺動抵抗低減構造の一具体例について、図4を参照して説明する。
図4(a)は、コラムハウジング3を、その長手方向に沿って支持機構4側から見た状態を示す構成図である。図4(b)は、二次衝突が発生する前のインナーチューブ31及びアウターチューブ32を示す状態図である。図4(c)は、二次衝突発生後のインナーチューブ31及びアウターチューブ32の状態の一例を示す状態図である。図4(b)及び(c)では、アウターチューブ32を図4(a)のC−C線断面で示している。
二次衝突が発生すると、アウターチューブ32がステアリングホイール10から受ける衝撃により、固定機構5の取付ステー52が車体9に固定された一対のカプセル53から離脱する。そして、アウターチューブ32は、コラムブラケット33、ブラケット本体51、及び取付ステー52と共に車両前方へ移動する。一方、インナーチューブ31は、支持機構4のギヤハウジング41及びロアブラケット42を介して車体9に支持されているので、二次衝突時には、アウターチューブ32がインナーチューブ31に対して支持機構4側に相対移動し、アウターチューブ32とインナーチューブ31との嵌合長さが長くなる。これにより、コラムハウジング3が軸方向に収縮する。
本実施の形態における摺動抵抗低減構造は、アウターチューブ32の支持機構4側への移動量が所定量を超えたとき、アウターチューブ32の第1乃至第8の加締め部321〜328のうち、第1乃至第4の加締め部321〜324に対向する部分のインナーチューブ31の外径が細径化された構造である。
図2及び図4に示すように、インナーチューブ31は、大径部311と、大径部311よりも支持機構4側に位置する小径部312とを有している。大径部311の外周面311aと小径部312の外周面312aとの間は、大径部311側から小径部312側に向かって徐々に縮径するテーパ状の傾斜面310aによって滑らかに連続している。なお、大径部311の外周面311aと小径部312の外周面312aとの間に傾斜面310aを有さず、大径部311の外周面311aと小径部312の外周面312aとの間に段差が設けられていてもよい。
図4(b)に示すように、大径部311の外周面311aには、二次衝突が発生する前の状態において、第1乃至第8の加締め部321〜328が当接する。大径部311の外径をd1とし、小径部312の外径をd2とすると、d1とd2の差は、例えば0.5〜1.0mmである。
二次衝突時において、図4(b)に示す初期位置(二次衝突前の位置)からのインナーチューブ31に対するアウターチューブ32の移動距離が距離dに至るまでは、第1乃至第8の加締め部321〜328が大径部311の外周面311aを摺動し、摺動抵抗を発生させる。図4(b)では、この距離dを、第1の加締め部321の当接位置から大径部311の終端部(小径部312側の端部)までの軸方向距離として示している。
アウターチューブ32の移動距離が距離dを超えると、第1乃至第8の加締め部321〜328のうち、第5乃至第8の加締め部325〜328は大径部311の外周面311aを摺動するが、第1乃至第4の加締め部321〜324は大径部311から外れ、摺動抵抗が発生しなくなる。このとき、第1乃至第4の加締め部321〜324は、隙間を介して小径部312の外周面312aに対向する。
すなわち、本実施の形態では、アウターチューブ32の支持機構4側への移動量が所定量(距離d)を超えたとき、アウターチューブ32の第1乃至第8の加締め部321〜328のうち、第1乃至第4の加締め部321〜324に対向する部分のインナーチューブ31の外径が細径化されている。このため、本実施の形態では、二次衝突時にアウターチューブ32が受ける摺動抵抗が、アウターチューブ32の移動距離が距離dを超えたときに、およそ2分の1になる。
この構成は、二次衝突時にステアリングホイール10が上方に押し上げられることによって生じるインナーチューブ31とアウターチューブ32との間の拗れによって、アウターチューブ32が受ける摺動抵抗が過大となり、コラムハウジング3が円滑に収縮できなくなることを避けるべく考慮されたものである。この拗れは、ステアリングホイール10に衝突荷重が掛かり続けてコラムハウジング3が湾曲変形することによってさらに大きくなる。
つまり、仮にインナーチューブ31に小径部312が設けられておらず、インナーチューブ31の外径が長手方向の全体にわたってd1である場合には、インナーチューブ31とアウターチューブ32との間の拗れによって、第1及び第4の加締め部321,324ならびに第6及び第7の加締め部326,327の接触荷重が特に大きくなり、コラムハウジング3が円滑に収縮できなくなるおそれがある。そこで、本実施の形態では、アウターチューブ32の移動距離が距離dを超えたときに、アウターチューブ32が受ける摺動抵抗が小さくなるようにインナーチューブ31を構成している。
なお、本実施の形態では、二次衝突時におけるアウターチューブ32の移動量が所定量を超えたときに第1乃至第4の加締め部321〜324がインナーチューブ31に非接触となるようにインナーチューブ31を構成した場合について説明したが、大径部311と小径部312との径差(d1−d2)を縮小して、アウターチューブ32の移動量が所定量を超えたとき、第1乃至第4の加締め部321〜324が小径部312の外周面312aに接触しながらも、インナーチューブ31への接触荷重が小さくなるようにインナーチューブ31を構成してもよい。すなわち、インナーチューブ31の摺動抵抗低減構造は、第1乃至第8の加締め部321〜328のうち、一部の加締め部(第1乃至第4の加締め部321〜324)のインナーチューブ31への接触荷重が小さくなる構造であればよい。ここで、「接触荷重が小さくなる」とは、接触荷重がゼロとなる場合も含む趣旨である。
(第1の実施の形態の作用及び効果)
以上説明した第1の実施の形態によれば、二次衝突時におけるアウターチューブ32の移動量が所定量を超えたとき、アウターチューブ32が受ける摺動抵抗が小さくなるので、二次衝突の衝撃をインナーチューブ31とアウターチューブ32との摺動抵抗によって吸収しながら、コラムハウジング3を円滑に収縮させることが可能となる。
以上説明した第1の実施の形態によれば、二次衝突時におけるアウターチューブ32の移動量が所定量を超えたとき、アウターチューブ32が受ける摺動抵抗が小さくなるので、二次衝突の衝撃をインナーチューブ31とアウターチューブ32との摺動抵抗によって吸収しながら、コラムハウジング3を円滑に収縮させることが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について、図5を参照して説明する。第2の実施の形態では、インナーチューブ31の構成が第1の実施の形態と異なるが、その他の構成については、第1の実施の形態と同様である。図5において、第1の実施の形態について説明したものと共通する構成要素については、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図5を参照して説明する。第2の実施の形態では、インナーチューブ31の構成が第1の実施の形態と異なるが、その他の構成については、第1の実施の形態と同様である。図5において、第1の実施の形態について説明したものと共通する構成要素については、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図5(a)は、第2の実施の形態に係るコラムハウジング3を、その長手方向に沿って支持機構4側から見た状態を示す構成図である。図5(b)及び(c)は、二次衝突発生後のインナーチューブ31及びアウターチューブ32の状態の一例を示す状態図である。図5(b)では、図5(a)のD−D線断面におけるアウターチューブ32を、その内部のインナーチューブ31の外形と共に示している。図5(c)では、図5(a)のE−E線断面におけるアウターチューブ32を、その内部のインナーチューブ31の外形と共に示している。
本実施の形態に係るインナーチューブ31の摺動抵抗低減構造は、アウターチューブ32の支持機構4側への移動量が所定量を超えたときに第1乃至第8の加締め部321〜328のうち一部の加締め部(第1及び第3の加締め部321,323)に対向するインナーチューブ31の外周面が内側に窪んだ構造である。
具体的には、インナーチューブ31における支持機構4側の端部に、平行2面をなす第1及び第2の凹部313,314が形成されている。第1の凹部313の底面313aと第2の凹部314の底面314aとは互いに平行である。第1の凹部313の底面313aは、インナーチューブ31の周方向における第1の凹部313の両端部において、インナーチューブ31の外周面31aに連続している。同様に、第2の凹部314の底面314aは、インナーチューブ31の周方向における第2の凹部314の両端部において、インナーチューブ31の外周面31aに連続している。なお、インナーチューブ31の端部が嵌合されるギヤハウジング41の筒状部412は、第1及び第2の凹部313,314に対応する凹部を有する形状に加工される。
図5(b)及び(c)では、二次衝突前における第1乃至第8の加締め部321〜328の位置を破線で示している。インナーチューブ31は、二次衝突前における第5乃至第8の加締め部325〜328の位置よりも支持機構4側の部分が、第1及び第2の凹部313,314を除き、同一の外径で形成されている。二次衝突前には、第1乃至第8の加締め部321〜328が、インナーチューブ31の外周面31aに当接している。
二次衝突の衝撃によってアウターチューブ32がインナーチューブ31に対して相対移動し、その移動量が所定量(距離d)を超えると、第1の加締め部321が第1の凹部313の底面313aに隙間を介して対向し、第3の加締め部323が第2の凹部314の底面314aに隙間を介して対向する。これにより、第1の加締め部321及び第3の加締め部323では、摺動抵抗が発生しなくなる。これにより、本実施の形態では、二次衝突時にアウターチューブ32が受ける摺動抵抗が、アウターチューブ32の移動距離が距離dを超えたときに、およそ4分の3になる。
なお、第1及び第2の凹部313,314の深さを浅くし、第1及び第3の加締め部321,323が底面313a,314aに接触しながらも、インナーチューブ31への接触荷重が小さくなるようにインナーチューブ31を構成してもよい。
このように、本実施の形態に係る摺動抵抗低減構造は、第1乃至第8の加締め部321〜328のうち、一部の加締め部(第1及び第3の加締め部321,323)のインナーチューブ31への接触荷重が小さくなる構造である。
この第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に、二次衝突時におけるアウターチューブ32の移動量が所定量を超えたとき、アウターチューブ32が受ける摺動抵抗が小さくなるので、二次衝突の衝撃をインナーチューブ31とアウターチューブ32との摺動抵抗によって吸収しながら、コラムハウジング3を円滑に収縮させることが可能となる。
(付記)
以上、本発明を上記第1及び第2の実施の形態に基づいて説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
以上、本発明を上記第1及び第2の実施の形態に基づいて説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記第1及び第2の実施の形態では、アウターチューブ32に8つの加締め部(第1乃至第8の加締め部321〜328)が設けられた場合について説明したが、加締め部の数はこれに限らない。また、上記第1及び第2の実施の形態では、第1乃至第4の加締め部321〜324がアウターチューブ32の周方向に並び、これと平行して第5乃至第8の加締め部325〜328がアウターチューブ32の周方向に並ぶように各加締め部を配置した場合について説明したが、これに限らず、複数の加締め部を例えば千鳥状に配置してもよい。
また、第2の実施の形態では、インナーチューブ31に第1及び第2の凹部313,314を設けた場合について説明したが、第1及び第2の凹部313,314に替えて、一対の切り欠きを形成してよい。この場合でも、同様の効果が得られる。
1…ステアリングコラム装置 10…ステアリングホイール
2…コラムシャフト 3…コラムハウジング
31…インナーチューブ(内筒) 32…アウターチューブ(外筒)
321〜328…第1乃至第8の加締め部 4…支持機構
2…コラムシャフト 3…コラムハウジング
31…インナーチューブ(内筒) 32…アウターチューブ(外筒)
321〜328…第1乃至第8の加締め部 4…支持機構
Claims (4)
- 車両の操舵部品に連結され、前記操舵部品と共に回転するコラムシャフトと、
前記コラムシャフトを挿通させる筒状のコラムハウジングと、
前記コラムハウジングをチルト中心周りに揺動可能に支持する支持機構とを備え、
前記コラムハウジングは、前記支持機構に固定された内筒と、前記内筒に向かって加締められた複数の加締め部を有して前記内筒に外嵌された外筒とを有し、
前記外筒は、前記操舵部品に衝撃が作用する二次衝突時に前記加締め部が前記内筒の外面を摺動することによる摺動抵抗によって前記衝撃を吸収し、
前記内筒は、前記二次衝突時における前記外筒の前記支持機構側への移動量が所定量を超えたとき、前記外筒が受ける前記摺動抵抗が小さくなる摺動抵抗低減構造を有する、
ステアリングコラム装置。 - 前記摺動抵抗低減構造は、前記複数の加締め部のうち一部の加締め部の前記内筒への接触荷重が小さくなる構造である、
請求項1に記載のステアリングコラム装置。 - 前記摺動抵抗低減構造は、前記外筒の前記支持機構側への移動量が所定量を超えたときに前記一部の加締め部に対向する部分の前記内筒の外径が細径化された構造である、
請求項2に記載のステアリングコラム装置。 - 前記摺動抵抗低減構造は、前記外筒の前記支持機構側への移動量が所定量を超えたときに前記一部の加締め部に対向する前記内筒の外周面が内側に窪んだ構造である、
請求項2に記載のステアリングコラム装置。
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