JP2017141075A - 旋回式作業機械、およびこれに用いられるフロート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジャッキアップ装置によるジャッキアップ量を、必要に応じて増やすことができる旋回式作業機械を提供する。【解決手段】旋回式作業機械は、トラックフレーム31と、トラックフレーム31上に搭載された上部旋回体1と、トラックフレーム31をジャッキアップする複数のジャッキアップ装置5とを具備する。複数のジャッキアップ装置5の各々は、油圧シリンダからなる第1のジャッキアップシリンダ51と、第1のジャッキアップシリンダ51のシリンダロッド52に設けられたフロート装置8とを備える。フロート装置8は、第1のジャッキアップシリンダ51の油圧回路を流動する作動油を駆動源とした第2のジャッキアップシリンダ81を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、旋回式作業機械、およびこれに用いられるジャッキアップ装置のフロート装置に関する。
特許文献1には、従来の旋回式作業機械が開示されている。この特許文献1記載の旋回式作業機械は、トラックフレームと、トラックフレームに搭載された旋回体と、トラックフレームに取り付けられたジャッキアップ装置とを備えている。ジャッキアップ装置は、トラックフレームをジャッキアップ可能に構成される。
ジャッキアップ装置は、鉛直方向に伸縮する油圧シリンダと、油圧シリンダのシリンダロッドに取り付けられたフロートとを備えている。ジャッキアップ装置は、例えば、トラックフレームをトレーラの荷台に積載したり、荷台から降ろしたり、あるいは、クローラの幅を変更する場合に使用される。
特開2007−230747号公報
ところで、トレーラの荷台の高さは、全てのトレーラで一定ではなく、トレーラによって異なる。このため、ジャッキアップ装置においては、油圧シリンダのシリンダロッドのストロークを、全てのトレーラの荷台の高さに対応できるような長さにすることが求められる。
しかしながら、ジャッキアップ装置の油圧シリンダは、油圧シリンダの直上に旋回体が位置しているため、長さに制約がある。このため、油圧シリンダのストロークについても制約があり、一定以上の長さにすることができないという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ジャッキアップ装置によるジャッキアップ量を、必要に応じて増やすことができる旋回式作業機械およびこれに用いられるフロート装置を提供することにある。
本発明の旋回式作業機械は、トラックフレームと、前記トラックフレーム上に搭載された上部旋回体と、前記トラックフレームに設けられ前記トラックフレームをジャッキアップする複数のジャッキアップ装置とを具備し、前記複数のジャッキアップ装置の各々は、油圧シリンダからなる第1のジャッキアップシリンダと、前記第1のジャッキアップシリンダのシリンダロッドに設けられたフロート装置とを備え、前記フロート装置は、前記第1のジャッキアップシリンダの油圧回路を流動する作動油を駆動源とした第2のジャッキアップシリンダを有することを特徴とする。
またこの旋回式作業機械において、前記フロート装置は、前記第1のジャッキアップシリンダのシリンダロッドに着脱自在に取り付けられていることが好ましい。
またこの旋回式作業機械において、前記トラックフレームには、前記フロート装置を取り付け可能な被取付部が設けられており、前記フロート装置が前記被取付部に取り付けられた状態において、前記第2のジャッキアップシリンダを伸長させることで、前記トラックフレームをジャッキアップ可能に構成されていることが好ましい。
本発明のフロート装置は、上記旋回式作業機械に用いられるものであって、前記第2のジャッキアップシリンダは、シリンダチューブに設けられたポートを有し、前記ポートは、前記第1のジャッキアップシリンダの油圧回路の配管と接続可能に構成されていることを特徴とする。
本発明の旋回式作業機械およびフロート装置によれば、通常時は第1のジャッキアップシリンダによってトラックフレームをジャッキアップし、ストロークが不足した場合には、フロート装置の第2のジャッキアップシリンダによって、ストロークの不足分を補うことができるので、ジャッキアップ装置によるジャッキアップ量を、必要に応じて増やすことができる。
本発明の一実施形態に係る旋回式作業機械の側面図である。 同上のトラックフレームの平面図である。 同上のジャッキアップ装置の側面図である。 同上のフロート装置の斜視図である。 図5Aは同上のフロート装置が縮小した状態の一部破断した側面図である。図5Bは同上のフロート装置が伸長した状態の一部破断した側面図である。 同上のジャッキアップ装置がトラックフレームをジャッキアップした状態の正面図である。 図7A,図7B,図7Cは、同上のジャッキアップ装置の動作の説明図である。 図8Aは、同上のフロート装置をトラックフレームの被取付部に取り付けた状態の正面図である。図8Bは、図8AのA部分の拡大図である。 図9Aは、同上の旋回式作業機械をトレーラで運搬した状態からジャッキアップした状態を説明する側面図である。図9Bは、同上の旋回式作業機械をジャッキアップした状態において、トレーラを移動させた側面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
本実施形態の旋回式作業機械は、クローラクレーンである。旋回式作業機械は、図1に示すように、上部旋回体1と、上部旋回体1に取り付けられるアタッチメント(図示せず)と、アタッチメントを起伏駆動する起伏装置2と、下部走行体3とを備えている。
以下においては、上部旋回体1の運転席の向きを基準に前後方向を決定し、特に説明がない場合には、上部旋回体1の前後方向と下部走行体3の進行方向とが平行な状態に基づいて説明する。また、前後方向に直角な水平面に沿った方向を左右方向として定義する。
上部旋回体1は、下部走行体3に対して鉛直軸回りに旋回可能に取り付けられている。上部旋回体1には、特に図示していないが、前部にブームフットピンを介してアタッチメントが取り付けられる。アタッチメントは、例えば、荷を吊る部分であり、上部旋回体1に対して、前後方向に直交する水平軸廻りに回転自在に連結されている。起伏装置2は、アタッチメントを起伏するように駆動する。
下部走行体3は、地面に接地して移動することが可能な車体である。下部走行体3は上部旋回体1,アタッチメント,および起伏装置2を支持する。本実施形態の下部走行体3は、一対のクローラ43を有するクローラ式のキャリアにより構成されている。つまり、下部走行体3は、図2に示すように、トラックフレーム31と、一対のクローラフレーム4と、クローラ43と、クローラフレーム4を左右方向に移動させるクローラ伸縮シリンダ44と、ジャッキアップ装置5とを備えている。なお、図2においては、説明の便宜上、一対のクローラ43のうちの一方を省略している。
トラックフレーム31は、下部走行体3の主体を構成するフレームである。トラックフレーム31の中央には、旋回ベアリング32が取り付けられており、この旋回ベアリング32を介して上部旋回体1が旋回可能に取り付けられる。
トラックフレーム31の前後方向の両端部には、左右方向に延びた一対のアクスル33が設けられている。この一対のアクスル33には、一対のクローラフレーム4が左右方向に摺動可能に取り付けられる。
クローラフレーム4は、前後方向に延びており、クローラ43を移動自在に支持する。クローラフレーム4の長手方向の一方の端部には、図1に示すように、クローラ43を駆動するドライブスプロケット41が設けられ、長手方向の他方の端部にアイドラ42が設けられている。これらドライブスプロケット41およびアイドラ42により、クローラ43をクローラフレーム4の長手方向に沿って移動させる。
クローラ43は、各クローラフレーム4に対して1つずつ設けられる。クローラ43は、図2に示すように、左右方向に幅を有しており、前後方向に長さを有している。クローラ43は、複数のシューをピンで連結することで構成されており、長さ方向(長手方向)に無端状に形成されている。
また、一対のクローラフレーム4は、互いに接離方向(左右方向)に移動可能に構成されており、これにより、下部走行体3の幅を変更することができる。一対のクローラフレーム4は、クローラ伸縮シリンダ44によって移動可能に構成される。具体的に、クローラ伸縮シリンダ44は、シリンダチューブがトラックフレーム31に固定され、一対のクローラフレーム4がシリンダロッドに固定される。
トラックフレーム31には、複数のジャッキアップ装置5が設けられる。ジャッキアップ装置5は、トラックフレーム31をジャッキアップすることができるように構成される。各ジャッキアップ装置5は、図3に示すように、第1のジャッキアップシリンダ51と、フロート装置8と、アーム部7と、固定ピン72とを備えている。
第1のジャッキアップシリンダ51は、軸方向が鉛直方向に沿うように配置されたシリンダチューブ53と、シリンダチューブ53の軸方向に沿って進退可能なシリンダロッド52とを備えており、鉛直方向に伸縮可能に構成されている。第1のジャッキアップシリンダ51は、油圧シリンダにより構成されている。
第1のジャッキアップシリンダ51は、作動油タンクや油圧ポンプを有する油圧ユニット(図示せず)に配管62を介して接続される。具体的に、第1のジャッキアップシリンダ51のシリンダチューブ53には、第1のポート530と第2のポート531とが設けられており、第1のポート530と第2のポート531には、配管62がカプラー61を介して着脱自在に接続される。なお、油圧ユニットは、上部旋回体1の内部に収容される。第1のジャッキアップシリンダ51は、上部旋回体1の直ぐ下方に配置されており、上部旋回体1の下面に一定の隙間を介して配置されている。
アーム部7は、第1のジャッキアップシリンダ51を保持する。アーム部7は、トラックフレーム31に鉛直軸71を介して連結されており、鉛直軸71回りに回転可能である。アーム部7は、トラックフレーム31から前後方向に突出した上下一対の突出片36に、鉛直軸71を介して連結される。アーム部7の先端には、第1のジャッキアップシリンダ51が固定されている。これにより、第1のジャッキアップシリンダ51は、鉛直軸71回りに移動可能に構成される。
固定ピン72は、トラックフレーム31とアーム部7とを、鉛直軸71とは別の位置で連結し、その位置でアーム部7を保持する。
フロート装置8は、ジャッキアップ装置5において接地する部分であり、図4に示すように、第1のジャッキアップシリンダ51のシリンダロッド52と地面などの設置面との間に配置される。フロート装置8は、第1のジャッキアップシリンダ51のシリンダロッド52の先端に着脱自在に取り付けられる。本実施形態のフロート装置8は、伸長可能に構成されており、ジャッキアップ装置5のストロークとして、フロート装置8のストロークを第1のジャッキアップシリンダ51のストロークに加えることができる。フロート装置8は、第2のジャッキアップシリンダ81と、基台部84と、連結部87とを備えている。
第2のジャッキアップシリンダ81は、図5A,5Bに示すように、鉛直方向に伸縮可能に構成されている。第2のジャッキアップシリンダ81は、油圧シリンダにより構成されている。第2のジャッキアップシリンダ81は、軸方向が鉛直方向に沿うように配置されたシリンダチューブ83と、シリンダチューブ83に進退可能に設けられたシリンダロッド82とを備えている。シリンダロッド82の軸線は、第1のジャッキアップシリンダ51のシリンダロッド52の軸線と同一直線上に位置している。
シリンダチューブ83には、第1のポート830と第2のポート831とが設けられている。第1のポート830と第2のポート831には、カプラー61を介して配管62が着脱自在に接続される。第2のジャッキアップシリンダ81には、第1のジャッキアップシリンダ51の油圧回路の配管62が接続されており、第1のジャッキアップシリンダ51の作動油を駆動源とする。
基台部84は、第2のジャッキアップシリンダ81を設置面上に起立させた状態で保持する。基台部84は、図4に示すように、設置面上に載置される水平板部85と、水平板部85上に起立したシリンダチューブ83を補強する複数の縦リブ86(本実施形態では4つ)とを有している。複数の縦リブ86は、シリンダチューブ83の軸回りに一定の間隔をおいて平面視放射状に配置されている。
連結部87は、第2のジャッキアップシリンダ81のシリンダロッド82の先端部に固定されており、第2のジャッキアップシリンダ81のシリンダロッド82の先端と、第1のジャッキアップシリンダ51のシリンダロッド52の先端とを連結する。連結部87は、図4に示すように、側方に開口した平面視略U字状に形成されている。連結部87は、側方の開口から、第1のジャッキアップシリンダ51のシリンダロッド52の先端を挿入できるように構成されている。
連結部87は、図5Aに示すように、中央側に向かって突出した係止突起88を有している。係止突起88は、連結部87の上端の内周縁に沿って形成されている。係止突起88は、第1のジャッキアップシリンダ51のシリンダロッド52が上方に抜けるのを規制する。また、連結部87は、第1のジャッキアップシリンダ51のシリンダロッド52が係止突起88に係止した状態で側方への抜け止めをする抜け止めピン89を有している。
連結部87の底面には、第1のジャッキアップシリンダ51のシリンダロッド52の半球状の先端面を受ける半球状の受け部870が形成されている。
フロート装置8は、例えば次のように動作する。通常時には、図5Aに示すように、第2のジャッキアップシリンダ81は収縮した状態にある。この状態において、作動油が第2のポート831に流入しかつ第1のポート830から流出すると、図5Bに示すように、シリンダロッド82が上方に向かって移動し、第2のジャッキアップシリンダ81が伸長する。
本実施形態のフロート装置8に接続される配管62は、図6に示すように、第1のジャッキアップシリンダ51に接続された油圧回路の配管62を、第1のジャッキアップシリンダ51から取り外したものである。すなわち、本実施形態のジャッキアップ装置5においては、油圧回路の配管62が、第1のジャッキアップシリンダ51のポート530,531と、第2のジャッキアップシリンダ81のポート830,831とのいずれかに選択的に接続される。
ジャッキアップ装置5は、例えば、図7Aに示すように、通常時においては、第1のジャッキアップシリンダ51に配管62が接続される。この状態で、第1のジャッキアップシリンダ51を伸長させ、トラックフレーム31をジャッキアップする(図7A,7B)。この状態において、ジャッキアップ装置5のストロークが不足する場合には、作業者は、第1のジャッキアップシリンダ51に接続された配管62を取り外し、当該配管62をフロート装置8の第2のジャッキアップシリンダ81に接続する。この後、図7Cに示すように、フロート装置8の第2のジャッキアップシリンダ81を伸長させることで、第1のジャッキアップシリンダ51の不足分のストロークを補うことができる。
また、本実施形態のフロート装置8は、第1のジャッキアップシリンダ51のシリンダロッド52に対して着脱自在に構成されている。このため、シリンダロッド52から取り外されたフロート装置8は、図8A,8Bに示すように、トラックフレーム31に装着して、直接トラックフレーム31をジャッキアップすることも可能である。トラックフレーム31には、フロート装置8の連結部87に取り付け可能な複数の被取付部34が設けられている。
各被取付部34は、図8Bに示すように、第1のジャッキアップシリンダ51のシリンダロッド52の先端と同形状に形成されている。具体的に、各被取付部34の先端部にはジャッキアップ装置5の連結部87に係止可能な膨大部35が形成されており、被取付部34が連結部87に連結されると、膨大部35が係止突起88に対して上下方向に係止される。また、被取付部34の先端面は、球面状に形成されている。
複数の被取付部34は、トラックフレーム31の一対のアクスル33の下面にそれぞれ設けられている。各アクスル33に設けられた一対の被取付部34は、左右方向に離れて配置されている(つまり、計4箇所)。これら被取付部34にフロート装置8を取り付けた状態で、第2のジャッキアップシリンダ81を伸長させると、トラックフレーム31をジャッキアップさせることができる。
このような構成の旋回式作業機械は、トレーラ9により作業現場に運搬された後、例えば、次のように組み立てられる。
旋回式作業機械は、図9Aに示すように、トレーラ9の荷台91において、トラックフレーム31および上部旋回体1が搭載された状態で運搬される。なお、旋回式作業機械は、トラックフレーム31からクローラフレーム4が取り外された状態で運搬される。
作業現場にトラックフレーム31が搬入されると、作業者は、ジャッキアップ装置5を固定ピン72を用いて所定の位置に固定する。その後、作業者は、第1のジャッキアップシリンダ51のシリンダロッド52の先端に、フロート装置8を取り付ける。
次いで、作業者は、第1のジャッキアップシリンダ51を伸長させ、トラックフレーム31をジャッキアップする。このとき、第1のジャッキアップシリンダ51のストロークでは、トラックフレーム31のジャッキアップ量が不足することがある。この場合、第1のジャッキアップシリンダ51に接続された配管62を、フロート装置8の第2のジャッキアップシリンダ81に付け替え、第2のジャッキアップシリンダ81を伸長させる。この後、トラックフレーム31がジャッキアップされた状態において、図9Bに示すように、トレーラ9を前方に移動させる。
次いで、作業者は、ジャッキアップされた状態のトラックフレーム31のアクスル33にクローラフレーム4を取り付ける。なお、トレーラ9に旋回式作業機械を搭載する作業は、上述の工程を逆に行う。
(効果)
以上説明したように、本実施形態の旋回式作業機械は、トラックフレーム31と、トラックフレーム31上に搭載された上部旋回体1と、トラックフレーム31に設けられトラックフレーム31をジャッキアップする複数のジャッキアップ装置5とを具備する。複数のジャッキアップ装置5の各々は、油圧シリンダからなる第1のジャッキアップシリンダ51と、第1のジャッキアップシリンダ51のシリンダロッド52に設けられたフロート装置8とを備える。フロート装置8は、第1のジャッキアップシリンダ51の油圧回路を流動する作動油を駆動源とした第2のジャッキアップシリンダ81を有する。この構成によれば、通常時に使用する第1のジャッキアップシリンダ51のストロークが不足しても、第2のジャッキアップシリンダ81を使用することで不足分のジャッキアップ量を補うことができる。この結果、例えば、フロート装置8と設置面との間に盤木を敷き、ジャッキアップ後に盤木を取り除くといった面倒な作業を省略でき、作業効率を向上させることができる。
また、本実施形態の旋回式作業機械は次の付加的な構成を有する。すなわち、本実施形態のフロート装置8は、第1のジャッキアップシリンダ51のシリンダロッド52に着脱自在に取り付けられている。この構成によれば、トレーラ9の運搬時にはフロート装置8を取り外すことができるので、運搬中にジャッキアップ装置5の下端が地面に接触してしまうのを防ぐことができる
また、本実施形態の旋回式作業機械は次の付加的な構成を有する。すなわち、本実施形態のトラックフレーム31には、フロート装置8を取り付け可能な被取付部34が設けられている。旋回式作業機械は、フロート装置8が被取付部34に取り付けられた状態において、第2のジャッキアップシリンダ81を伸長させることで、トラックフレーム31をジャッキアップ可能に構成されている。この構成によれば、例えば、クローラフレーム4の幅を変更したい場合などに、ジャッキアップ装置5のアーム部7を所定の位置に移動させ固定する作業等をする必要がなくなり、簡単な作業でトラックフレーム31をジャッキアップすることができる。
また、本実施形態のフロート装置8において、第2のジャッキアップシリンダ81は、シリンダチューブ83に設けられたポート830,831を有する。ポート830,831は、第1のジャッキアップシリンダ51の油圧回路の配管62と接続可能に構成されている。この構成によれば、既存の旋回式作業機械に対しても、本実施形態のフロート装置8を使用することができる。
(応用)
本実施形態の配管62は、第2のジャッキアップシリンダ81と第1のジャッキアップシリンダ51とに選択的に接続されるように構成されていたが、本発明においては、例えば、第1のジャッキアップシリンダ51の油圧回路から分岐した分岐配管を第2のジャッキアップシリンダ81に接続したものであってもよい。
本実施形態の第1のジャッキアップシリンダ51および第2のジャッキアップシリンダ81を構成する油圧シリンダは、一対のポートを有する複動式の油圧シリンダであったが、例えば単動式の油圧シリンダであってもよく、各油圧シリンダに対するポートの数は1つであってもよい。
本実施形態の旋回式作業機械は、クレーンであったが、本発明においては、例えば、ショベルや、解体機、破砕機等であってもよい。
また、この他、本実施形態の旋回式作業機械は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
1 上部旋回体
31 トラックフレーム
5 ジャッキアップ装置
51 第1のジャッキアップシリンダ
52 シリンダロッド
62 配管
8 フロート装置
81 第2のジャッキアップシリンダ
83 シリンダチューブ
830 第1のポート(ポート)
831 第2のポート(ポート)

Claims (4)

  1. トラックフレームと、
    前記トラックフレーム上に搭載された上部旋回体と、
    前記トラックフレームに設けられ前記トラックフレームをジャッキアップする複数のジャッキアップ装置と
    を具備し、
    前記複数のジャッキアップ装置の各々は、
    油圧シリンダからなる第1のジャッキアップシリンダと、
    前記第1のジャッキアップシリンダのシリンダロッドに設けられたフロート装置と
    を備え、
    前記フロート装置は、前記第1のジャッキアップシリンダの油圧回路を流動する作動油を駆動源とした第2のジャッキアップシリンダを有する
    ことを特徴とする旋回式作業機械。
  2. 前記フロート装置は、前記第1のジャッキアップシリンダのシリンダロッドに着脱自在に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の旋回式作業機械。
  3. 前記トラックフレームには、前記フロート装置を取り付け可能な被取付部が設けられており、
    前記フロート装置が前記被取付部に取り付けられた状態において、前記第2のジャッキアップシリンダを伸長させることで、前記トラックフレームをジャッキアップ可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の旋回式作業機械。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の旋回式作業機械に用いられるフロート装置であって、
    前記第2のジャッキアップシリンダは、シリンダチューブに設けられたポートを有し、
    前記ポートは、前記第1のジャッキアップシリンダの油圧回路の配管と接続可能に構成されている
    ことを特徴とするフロート装置。
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