JP2017142886A - アース用接続構造及びアース用端子金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】アース用端子金具を板状アース部材に確実に仮保持する。【解決手段】アース用接続構造は、アース用端子金具20に形成されたボルト孔28と、ボルト孔28の内周縁に形成されてスタッドボルト12の雄ネジ部13に係止される弾性係止片29と、アース用端子金具20に形成されて板状アース部材10の回り止め孔14に係止される回り止め部31と、回り止め部31に形成され、回り止め孔14の孔縁部に係止することで回り止め部31が回り止め孔14から離脱することを規制する弾性抜止片32とを備えている。【選択図】図1
Description
本発明は、アース用接続構造及びアース用端子金具に関するものである。
特許文献1には、ボディパネルに立設したスタッドボルトに、アース端子の挿通孔を嵌合し、挿通孔に形成した係合爪をスタッドボルトのネジ溝に係合する構造が開示されている。この構造によれば、ナット等の締付け手段を用いることなく、アース端子をボディパネルに仮保持することが可能である。
上記の仮保持構造は、係合爪がスタッドボルトのネジ溝に引っ掛かっているだけであるから、ボディパネルがオーバーハング状に傾いていてスタッドボルトが斜め下向きに突出している場合には、アース端子が自重によりスタッドボルトから抜け落ちることが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、アース用端子金具を板状アース部材に確実に仮保持できるようにすることを目的とする。
第1の発明のアース用接続構造は、
貫通形態の回り止め孔が形成された板状アース部材と、
前記板状アース部材の接地面から突出したスタッドボルトと、
前記接地面に接触した状態で前記板状アース部材に導通可能に接続されるアース用端子金具と、
前記アース用端子金具に形成され、前記スタッドボルトを貫通させるボルト孔と、
前記スタッドボルトの雄ネジ部にねじ込まれることで、前記アース用端子金具を前記接地面との間で挟み付けるナットと、
前記ボルト孔の内周縁から突出した形態であり、前記雄ネジ部に対し弾性的に係止可能な弾性係止片と、
前記アース用端子金具に形成され、前記ボルト孔に前記スタッドボルトを貫通させた状態で前記回り止め孔への係止が可能な回り止め部と、
前記回り止め部に形成され、前記回り止め孔の孔縁部に係止することで前記回り止め部が前記回り止め孔から離脱することを規制する弾性抜止片とを備えているところに特徴を有する。
貫通形態の回り止め孔が形成された板状アース部材と、
前記板状アース部材の接地面から突出したスタッドボルトと、
前記接地面に接触した状態で前記板状アース部材に導通可能に接続されるアース用端子金具と、
前記アース用端子金具に形成され、前記スタッドボルトを貫通させるボルト孔と、
前記スタッドボルトの雄ネジ部にねじ込まれることで、前記アース用端子金具を前記接地面との間で挟み付けるナットと、
前記ボルト孔の内周縁から突出した形態であり、前記雄ネジ部に対し弾性的に係止可能な弾性係止片と、
前記アース用端子金具に形成され、前記ボルト孔に前記スタッドボルトを貫通させた状態で前記回り止め孔への係止が可能な回り止め部と、
前記回り止め部に形成され、前記回り止め孔の孔縁部に係止することで前記回り止め部が前記回り止め孔から離脱することを規制する弾性抜止片とを備えているところに特徴を有する。
第2の発明のアース用端子金具は、
スタッドボルトが突出する板状アース部材の接地面と、前記スタッドボルトの雄ネジ部にねじ込まれたナットとの間で挟み付けられることで、前記接地面に導通状態に接続されるものであり、
前記スタッドボルトを貫通させるボルト孔と、
前記ボルト孔の内周縁から突出した形態であり、前記雄ネジ部に対し弾性的に係止可能な弾性係止片と、
前記板状アース部材に形成された貫通形態の回り止め孔への係止が可能な回り止め部と、
前記回り止め部に形成され、前記回り止め孔の孔縁部に係止することで前記回り止め部が前記回り止め孔から離脱することを規制する弾性抜止片とを備えているところに特徴を有する。
スタッドボルトが突出する板状アース部材の接地面と、前記スタッドボルトの雄ネジ部にねじ込まれたナットとの間で挟み付けられることで、前記接地面に導通状態に接続されるものであり、
前記スタッドボルトを貫通させるボルト孔と、
前記ボルト孔の内周縁から突出した形態であり、前記雄ネジ部に対し弾性的に係止可能な弾性係止片と、
前記板状アース部材に形成された貫通形態の回り止め孔への係止が可能な回り止め部と、
前記回り止め部に形成され、前記回り止め孔の孔縁部に係止することで前記回り止め部が前記回り止め孔から離脱することを規制する弾性抜止片とを備えているところに特徴を有する。
弾性抜止片をスタッドボルトの雄ネジ部に係止させ、弾性抜止片を回り止め孔の孔縁部に係止させると、異なる2箇所における係止手段によって、アース用端子金具を板状アース部材に確実に仮保持することができる。
第1及び第2の発明は、前記回り止め部が、前記板状アース部材における前記回り止め孔の貫通方向と略平行な平板状をなしていてもよい。この構成によれば、回り止め部を回り止め孔に真っ直ぐ差し込むだけで係止状態になるので、作業性がよい。
第1及び第2の発明は、前記スタッドボルトの軸線方向において、前記回り止め部の突出寸法が前記スタッドボルトの突出寸法より小さい寸法に設定されていてもよい。この構成によれば、ボルト孔をスタッドボルトに嵌合した後で、回り止め部を回り止め孔に挿入することができるので、ボルト孔の嵌合と回り止め部の挿入を同時に行う場合に比べると、作業性がよい。
第1の発明は、前記アース用端子金具が、前記ナットと当接可能であって、前記ボルト孔が形成された平板状の端子本体部を有し、前記弾性係止片が前記端子本体部から前記スタッドボルトの突出端側へ斜めに突出した形態であり、前記ナットの座面には、前記弾性係止片を収容可能な収容凹部が形成されていてもよい。この構成によれば、弾性係止片をスタッドボルトの雄ネジ部に弾性的に当接させながらボルト孔をスタッドボルトに嵌合させる過程では、弾性係止片が雄ネジ部に突き当たることがないので、スタッドボルトへの嵌合の作業性が良い。また、弾性係止片はスタッドボルトの突出端側へ突出しているため、ナットの座面と干渉することが懸念されるが、座面には、弾性係止片を収容可能な収容凹部が形成されているので、端子本体部を接地面とナットの間で確実に挟み付けることができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図2を参照して説明する。尚、以下の説明において、前後の方向については、上下の方向については、図1,2にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。左右の方向については、図2にあらわれる向きを、そのまま左方、右方と定義する。
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図2を参照して説明する。尚、以下の説明において、前後の方向については、上下の方向については、図1,2にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。左右の方向については、図2にあらわれる向きを、そのまま左方、右方と定義する。
本実施例のアース接続構造は、自動車のボディを構成する板状アース部材10と、板状アース部材10の接地面11(表面)から突出したスタッドボルト12と、スタッドボルト12にねじ込まれるナット15と、板状アース部材10の接地面11に接続されるアース用端子金具20とを備えている。板状アース部材10のうち接地面11が形成されている領域は、概ね平面で構成され、斜め下方に面している。つまり、接地面11はオーバーハング状に傾斜している。
板状アース部材10には、板厚方向に貫通した形態の回り止め孔14が形成されている。スタッドボルト12は、接地面11における回り止め孔14よりも下方の位置に配され、軸線を接地面11と略直角に向けて斜め下方へ突出している。スタッドボルト12の外周には、雄ネジ部13が形成されている。
ナット15の中心には、雄ネジ部13にねじ込まれる雌ネジ孔16が貫通して形成されている。ナット15は、その座面17を接地面11と対向させる向きでスタッドボルト12にねじ込まれるようになっている。ナット15には、座面17における雌ネジ孔16の孔縁部を雌ネジ孔16と同心の円形に凹ませた形態の収容凹部18が形成されている。収容凹部18の内径は、スタッドボルト12の外径よりも大きい寸法である。収容凹部18は雌ネジ孔16に連通している。
アース用端子金具20は、所定形状の金属板材に曲げ加工等を施して成形したものである。アース用端子金具20は、端子本体部21と、圧着部22と、回り止め部31とを備えた単一部品である。端子本体部21は、正面視形状が略方形の平板状をなしており、接地面11に対して面接触状態で当接する。
圧着部22は、端子本体部21の下端縁から下方へ延出した形態である。圧着部22は、ワイヤバレル部23と、ワイヤバレル部23の下方に連なるように配されたインシュレーションバレル部24とから構成されている。ワイヤバレル部23には、被覆電線25の上端部において露出した芯線26が導通可能に圧着されている。インシュレーションバレル部24には、被覆電線25の上端部の絶縁被覆27が圧着されている。
端子本体部21の中心には、端子本体部21を板厚方向に貫通した形態であって、正面視形状が円形をなすボルト孔28が形成されている。ボルト孔28の内径は、スタッドボルト12の外径よりも大きく、収容凹部18の内径よりも小さい寸法である。
端子本体部21には、ボルト孔28の孔縁部から片持ち状に突出した形態の4つの弾性係止片29が形成されている。4つの弾性係止片29は、形状及び寸法が共通であり、周方向において90°の等角度ピッチで配置されている。各弾性係止片29は端子本体部21に対して弾性的に相対変位し得るようになっている。
正面視における各弾性係止片29の突出方向は径方向内向きである。正面視において、4つの弾性係止片29の突出端に内接する仮想円(図示省略)の直径は、スタッドボルト12の外径よりも小さい寸法である。また、端子本体部21と平行に視たとき、各弾性係止片29は、端子本体部21の表面21A側へ斜めに突出している。端子本体部21の表面21Aは、アース用端子金具20を板状アース部材10に接続したときに、ナット15の座面17が当接する面である。
端子本体部21には、その上端縁から上方へ片持ち状に突出した形態の基板部30が形成されている。基板部30の上端縁(突出端縁)からは、略平板状をなす回り止め部31が、端子本体部21の裏面21B側へ略直角に突出するように形成されている。端子本体部21の裏面21Bは、アース用端子金具20を板状アース部材10に接続したときに接地面11に面接触する側の面である。
回り止め部31には、その一部を切り起こした形態の弾性抜止片32が形成されている。弾性抜止片32は、回り止め部31の突出端側から基端側(基板部30側)に向かうように、且つ回り止め部31に対して斜め方向へ片持ち状に突出した形態である。弾性抜止片32は、回り止め部31からその下面側(ボルト孔28及びスタッドボルト12に接近する方向)へ突出している。端子本体部21の板厚方向において、基板部30と弾性抜止片32の突出端との間の間隔は、板状アース部材10の板厚とほぼ同じ寸法である。また、端子本体部21(基板部30)の裏面21Bからの回り止め部31の突出寸法は、接地面11からのスタッドボルト12の突出寸法よりも小さい寸法に設定されている。
次に、アース用端子金具20を板状アース部材10に接続する手順を説明する。スタッドボルト12にナット15をねじ込む前に、端子本体部21を接地面11とほぼ平行に向けた状態で、アース用端子金具20のボルト孔28をスタッドボルト12の突出端部に嵌合する。このとき、回り止め部31の突出端は接地面11に到達していない。ボルト孔28をスタッドボルト12に嵌合すると、4つの弾性係止片29が弾性変形した状態で雄ネジ部13の溝部(図示省略)に係止する。
この状態から、アース用端子金具20を接地面11に接近させていくと、ボルト孔28がスタッドボルト12の基端側へ変位するとともに、弾性係止片29が弾性変形しながら雄ネジ部13の山部(図示省略)を乗り越えていく。ここで、スタッドボルト12の軸線方向における弾性係止片29の突出方向は、スタッドボルト12の突出端側(つまり、端子本体部21の移動方向とは逆方向)であるから、弾性係止片29の突出端が雄ネジ部13の溝部に突き当たって引っ掛かりを生じることはない。
アース用端子金具20を接地面11に接近させていくのに伴い、回り止め部31が接地面11に接近していくので、スタッドボルト12を中心として端子本体部21を回転させ、回り止め部31を回り止め孔14と対応するように位置合わせする。位置合わせした後、アース用端子金具20を更に接地面11に接近させると、回り止め部31が回り止め孔14内に挿入されていく。このときの挿入方向は、回り止め部31の突出方向とほぼ平行な向きである。
回り止め部31が回り止め孔14に挿入される過程では、弾性抜止片32が回り止め孔14の孔縁と干渉して弾性変形する。そして、端子本体部21と基板部30が接地面11に面接触状態で当接すると、アース用端子金具20は板状アース部材10に対して正規の接続状態と同じ位置関係となる。このとき、4つの弾性係止片29が雄ネジ部13に対し弾性的に係止しているので、この係止作用により、端子本体部21のうちボルト孔28の近傍部分は、接地面11に対して離間する方向への変位を規制される。
同じく端子本体部21と基板部30が接地面11に面接触状態で当接すると、弾性抜止片32が回り止め孔14を通過し終わるので、弾性抜止片32が弾性復帰する。弾性復帰した弾性抜止片32の突出端が、板状アース部材10の裏面10B(接地面11とは反対側の面)における回り止め孔14の孔縁部に対し突き当たるように係止する。この係止により、回り止め部31が回り止め孔14から抜け出す方向への変位を規制され、回り止め部31が接地面11から離間する方向への変位を規制される。
このように、アース用端子金具20は、ボルト孔28における弾性係止片29による係止作用と、回り止め部31における弾性抜止片32による係止作用とにより、接地面11(板状アース部材10)に対して正規の接続状態と同じ位置関係に仮保持される。ここで、接地面11は斜め下向きのオーバーハング状の面であるため、アース用端子金具20がその自重によって落下することが懸念される。しかし、アース用端子金具20は、上下に間隔を空けた2箇所で板状アース部材10側に係止されているので、落下することなく確実に板状アース部材10に仮保持される。
このように接地面11にアース用端子金具20を仮保持した後は、ナット15をスタッドボルト12のねじ込んでいく。ナット15をスタッドボルト12の基端部までねじ込んでいくと、ナット15の座面17が端子本体部21の表面21Aに面当たり状態で当接する。そして、ナット15を所定のトルクで締め付けると、ナット15が端子本体部21を接地面11に押圧し、端子本体部21がナット15と接地面11との間で挟み付けられる。尚、ナット15を締め付ける際には、回り止め部31が回り止め孔14に係止しているので、アース用端子金具20がナット15と一緒に連れ回りすることはない。以上により、アース用端子金具20の端子本体部21が板状アース部材10の接地面11に対し確実に導通可能に接続される。
本実施例1のアース接続構造は、貫通形態の回り止め孔14が形成された板状アース部材10と、板状アース部材10の接地面11から突出したスタッドボルト12と、接地面11に接触した状態で板状アース部材10に導通可能に接続されるアース用端子金具20と、スタッドボルト12の雄ネジ部13にねじ込まれることでアース用端子金具20を接地面11との間で挟み付けるナット15とを備えている。
アース用端子金具20には、スタッドボルト12を貫通させるボルト孔28が形成されている。ボルト孔28の内周縁からは、雄ネジ部13に対し弾性的に係止可能な弾性係止片29が突出している。また、アース用端子金具20には、ボルト孔28にスタッドボルト12を貫通させた状態で回り止め孔14への係止が可能な回り止め部31が形成されている。そして、回り止め部31には、回り止め孔14の孔縁部に係止することで回り止め部31が回り止め孔14から離脱することを規制する弾性抜止片32が形成されている。
この構成によれば、弾性抜止片32をスタッドボルト12のネジ溝に係止させ、弾性抜止片32を回り止め孔14の孔縁部に係止させると、異なる2箇所における係止手段によって、アース用端子金具20を板状アース部材10に確実に仮保持することができる。
また、回り止め部31は、板状アース部材10における回り止め孔14の貫通方向と略平行な平板状をなしている。この構成によれば、回り止め部31を回り止め孔14に真っ直ぐ差し込むだけで係止状態になるので、作業性がよい。
また、スタッドボルト12の軸線方向において、端子本体部21の裏面21Bを基準とする回り止め部31の突出寸法は、スタッドボルト12の接地面11からの突出寸法より小さい寸法に設定されている。この構成によれば、ボルト孔28をスタッドボルト12に嵌合した後で、回り止め部31を回り止め孔14に挿入することができるので、スタッドボルト12に対するボルト孔28の嵌合と、回り止め孔14に対する回り止め部31の挿入を同時に行う場合に比べると、作業性がよい。
また、アース用端子金具20は、ナット15と当接可能であって、ボルト孔28が形成された平板状の端子本体部21を有しており、端子本体部21の表面21Aにはナット15の座面17が当接するようになっている。そして、弾性係止片29は、端子本体部21からスタッドボルト12の突出端側へ斜めに突出した形態であり、ナット15の座面17には、弾性係止片29を収容可能な収容凹部18が形成されている。
この構成によれば、弾性係止片29をスタッドボルト12の雄ネジ部13に弾性的に当接させながらボルト孔28をスタッドボルト12に嵌合させる過程では、弾性係止片29が雄ネジ部13に突き当たることがないので、スタッドボルト12への嵌合の作業性が良い。また、弾性係止片29はスタッドボルト12の突出端側へ突出しているため、ナット15の座面17と干渉することが懸念されるが、座面17には、弾性係止片29を収容可能な収容凹部18が形成されているので、ナット15の座面17を確実に端子本体部21の表面21Aに確実に当接させ、端子本体部21を接地面11とナット15の間で確実に挟み付けることができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、回り止め部が、回り止め孔の貫通方向と略平行な平板状をなしているが、回り止め部は段差状に屈曲した形状であってもよい。
(2)上記実施例では、複数の弾性係止片を形成したが、弾性係止片の数は1つだけであってもよい。
(3)上記実施例では、弾性抜止片が回り止め部の下面側(スタッドボルトに接近する側)へ突出しているが、弾性抜止片は回り止め部の上面側へ突出する形態でもよい。
(4)上記実施例では、アース用端子金具を板状アース部材に接続した状態で、回り止め部がボルト孔よりも上方に位置するようにしたが、これに限らず、回り止め部がボルト孔よりも下方に位置するようにしてもよく、回り止め部がボルト孔とほぼ同じ高さに位置するようにしてもよい。
(5)上記実施例では、スタッドボルトの軸線方向における回り止め部の突出寸法をスタッドボルトの突出寸法より小さくしたが、これに限らず、回り止め部の突出寸法をスタッドボルトの突出寸法より大きくしてもよく、回り止め部の突出寸法とスタッドボルトの突出寸法を同じ寸法にしてもよい。
(6)上記実施例では、弾性係止片をスタッドボルト突出端側へ突出させたが、弾性係止片は、接地面側へ突出させた形態であってもよい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、回り止め部が、回り止め孔の貫通方向と略平行な平板状をなしているが、回り止め部は段差状に屈曲した形状であってもよい。
(2)上記実施例では、複数の弾性係止片を形成したが、弾性係止片の数は1つだけであってもよい。
(3)上記実施例では、弾性抜止片が回り止め部の下面側(スタッドボルトに接近する側)へ突出しているが、弾性抜止片は回り止め部の上面側へ突出する形態でもよい。
(4)上記実施例では、アース用端子金具を板状アース部材に接続した状態で、回り止め部がボルト孔よりも上方に位置するようにしたが、これに限らず、回り止め部がボルト孔よりも下方に位置するようにしてもよく、回り止め部がボルト孔とほぼ同じ高さに位置するようにしてもよい。
(5)上記実施例では、スタッドボルトの軸線方向における回り止め部の突出寸法をスタッドボルトの突出寸法より小さくしたが、これに限らず、回り止め部の突出寸法をスタッドボルトの突出寸法より大きくしてもよく、回り止め部の突出寸法とスタッドボルトの突出寸法を同じ寸法にしてもよい。
(6)上記実施例では、弾性係止片をスタッドボルト突出端側へ突出させたが、弾性係止片は、接地面側へ突出させた形態であってもよい。
10…板状アース部材
11…接地面
12…スタッドボルト
13…雄ネジ部
14…回り止め孔
15…ナット
16…座面
17…収容凹部
20…アース用端子金具
21…端子本体部
28…ボルト孔
29…弾性係止片
31…回り止め部
32…弾性抜止片
11…接地面
12…スタッドボルト
13…雄ネジ部
14…回り止め孔
15…ナット
16…座面
17…収容凹部
20…アース用端子金具
21…端子本体部
28…ボルト孔
29…弾性係止片
31…回り止め部
32…弾性抜止片
Claims (5)
- 貫通形態の回り止め孔が形成された板状アース部材と、
前記板状アース部材の接地面から突出したスタッドボルトと、
前記接地面に接触した状態で前記板状アース部材に導通可能に接続されるアース用端子金具と、
前記アース用端子金具に形成され、前記スタッドボルトを貫通させるボルト孔と、
前記スタッドボルトの雄ネジ部にねじ込まれることで、前記アース用端子金具を前記接地面との間で挟み付けるナットと、
前記ボルト孔の内周縁から突出した形態であり、前記雄ネジ部に対して弾性的に係止可能な弾性係止片と、
前記アース用端子金具に形成され、前記ボルト孔に前記スタッドボルトを貫通させた状態で前記回り止め孔への係止が可能な回り止め部と、
前記回り止め部に形成され、前記回り止め孔の孔縁部に係止することで前記回り止め部が前記回り止め孔から離脱することを規制する弾性抜止片とを備えていることを特徴とするアース用接続構造。 - 前記回り止め部が、前記板状アース部材における前記回り止め孔の貫通方向と略平行な平板状をなしていることを特徴とする請求項1記載のアース用接続構造。
- 前記スタッドボルトの軸線方向において、前記回り止め部の突出寸法が前記スタッドボルトの突出寸法より小さい寸法に設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のアース用接続構造。
- 前記アース用端子金具が、前記ナットと当接可能であって、前記ボルト孔が形成された平板状の端子本体部を有し、
前記弾性係止片が前記端子本体部から前記スタッドボルトの突出端側へ斜めに突出した形態であり、
前記ナットの座面には、前記弾性係止片を収容可能な収容凹部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載のアース用接続構造。 - スタッドボルトが突出する板状アース部材の接地面に対し導通状態で接続可能であり、
前記スタッドボルトを貫通させるボルト孔と、
前記ボルト孔の内周縁に形成され、前記スタッドボルトの雄ネジ部に係止される弾性係止片と、
前記板状アース部材に形成された貫通形態の回り止め孔への係止が可能な回り止め部と、
前記回り止め部に形成され、前記回り止め孔の孔縁部に係止することで前記回り止め部が前記回り止め孔から離脱することを規制する弾性抜止片とを備えていることを特徴とするアース用端子金具。
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