JP2017145232A - シート状パック材 - Google Patents
シート状パック材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017145232A JP2017145232A JP2016030426A JP2016030426A JP2017145232A JP 2017145232 A JP2017145232 A JP 2017145232A JP 2016030426 A JP2016030426 A JP 2016030426A JP 2016030426 A JP2016030426 A JP 2016030426A JP 2017145232 A JP2017145232 A JP 2017145232A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- hydrogen gas
- carbon dioxide
- sheet
- generating agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Abstract
Description
そして、上記のように水素ガス発生時間を炭酸ガス発生時間よりも長くするため、本発明のシート状パック材においては、湿潤時に炭酸ガス発生剤が速やかに炭酸ガスを発生させるよう酸材料が設けられている。ただし、保管時に吸湿して炭酸ガス発生剤が炭酸ガスを発生させてしまうことがないように、酸材料と炭酸ガス発生剤とは隔離層を隔てて反対面側に配置されている。
以上、本発明によれば、炭酸ガスによる肌の血行促進の効果に加えて、血行が促進した肌に水素ガスが接触して高い美容効果を得ることができる。
本発明の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等を許容する。
隔離層10は、通水性および通気性を有する層である。隔離層10の一方面側に炭酸ガス発生剤12が分散配置され、隔離層10の他方面側に水素ガス発生剤14および粉体状の酸材料16が分散配置されている。炭酸ガス発生剤12は、水との接触により炭酸ガスを発生させる粉体状の剤である。水素ガス発生剤14は、水との接触により水素ガスを発生させる水素発生物質14aを含む粉体状の剤である。第一保護層20は肌に接触させて用いられる通水性かつ通気性の層であり、隔離層10の他方面側に設けられている。
本実施形態のシート状パック材100においては、水素ガス発生剤14が水に接触してから水素ガスを発生させるまでの水素ガス発生時間が、炭酸ガス発生剤12が水に接触してから炭酸ガスを発生させるまでの炭酸ガス発生時間よりも長くなっていることを特徴とする。
シート状パック材100は、湿潤させた状態でユーザの肌の表面に貼付して用いられるスキンケア製品である。シート状パック材100を湿潤させる液体は水性液体であり、湯または水のほか、化粧水でもよい。以下、簡単のため当該液体を「水」と総称する。
シート状パック材100は乾燥状態で包装袋(図示せず)に封入されてユーザに提供される。ユーザは包装袋を開封してシート状パック材100を取り出した後に水で湿潤させ、そして第一保護層20を肌に接触させて用いる。
シート状パック材100には複数個の通孔102が開口形成され、また切込部104が複数箇所に形成されている。通孔102は、ユーザの目や口に対応する位置に形成されている。シート状パック材100に通孔102を形成することでシート状パック材100を顔面に貼付した際に視覚や呼吸、会話などに支障をきたすことがない。切込部104には、シート状パック材100の略中央に形成されて鼻の突出形状にシート状パック材100を追従させるためのものと、シート状パック材100の周囲に形成されて略球体状の顔面にシート状パック材100を追従させるためのものとがある。シート状パック材100に切込部104を形成することで人間の顔面の三次元形状に追従させてシート状パック材100を密着させることができる。
本実施形態の指標部106は、図2における上面側にあたる第二保護層30の上面に形成されている。
シート状パック材100の裏面を肌に接触させて用いることをシート状パック材100の包装袋または説明書(図示せず)等に表記したうえ、シート状パック材100の表面側であることを示す指標部106を設けてもよい。指標部106の具体的な態様は特に限定されず、図1に示すように表面側であることを示す文字(TOP)のほか、図形、記号または色彩でもよい。これによりユーザは指標部106が形成されていない側を肌に接触させて用いればよいことを認識できる。
指標部106は、第二保護層30または第一保護層20に印刷形成してもよく、エンボス加工により凹凸形成してもよく、このほか、第二保護層30と第一保護層20とを異色に形成することによりシート状パック材100の表裏面を識別可能としてもよい。この場合、第二保護層30または第一保護層20を示す色彩が指標部106にあたる。
水素ガス発生剤14および酸材料16は隔離層10と第一保護層20との間に設けられている。水素ガス発生剤14および酸材料16を隔離層10の下面に担持させたうえで隔離層10の下面側に第一保護層20を接合してシート状パック材100を形成してもよい。または水素ガス発生剤14および酸材料16を第一保護層20の上面に担持させたうえで第一保護層20の上面側に隔離層10を接合してシート状パック材100を形成してもよい。なお、水素ガス発生剤14と酸材料16とは必ずしも同層に配置されている必要はない。後述するように隔離層10を複数層で構成し、水素ガス発生剤14と酸材料16とを異層に配置してもよい。すなわち、最上層の隔離層10からみて炭酸ガス発生剤12と反対側に水素ガス発生剤14および酸材料16が配置されていればよい。
隔離層10には、ポリエチレンに例示されるポリオレフィンやポリエチレンテレフタレート(PET)に例示されるポリエステルなどの熱可塑性の樹脂材料で作成された樹脂繊維を交絡させた不織布、具体的には樹脂繊維同士を加熱処理して融着させたサーマルボンド不織布を好ましく用いることができる。これにより、第一保護層20、隔離層10および第二保護層30を積層して加熱および加圧するだけで、隔離層10が第一保護層20および第二保護層30に対して融着し、シート状パック材100を容易に積層一体化させることができる。
水素発生物質14aは、水と接触すると速やかに水素を発生するものだけでなく、水とともに酸の存在により水素を発生するものも含む。
水素発生物質14aが酸物質14cと配位結合して金属錯体14mを形成していることにより、水素発生物質14aの近傍に酸物質14cが存在することとなる。このため、水溶性被膜14bが水に溶解して水素発生物質14aが水と接触するのと同時に、酸物質14cが水に溶解して水素発生物質14aの周囲に水素イオンを供給する。このため、炭酸水素ナトリウムなどの炭酸ガス発生剤12が水と反応して生成される水酸基が隔離層10を通じて下面側に流入してシート状パック材100の内部が全体的に塩基性になっていたとしても、水素発生物質14aのごく近傍には酸物質14cから水素イオンが供給されるため水素発生物質14aの周囲は局所的に酸性を維持することができる。このため、水素発生物質14aが良好に水と反応して水素ガスが発生する。
酸物質14cのモル当量(Y/n)>水素発生物質14aの塩のモル当量(X/m) ・・・(1)
シート状パック材100に酸材料16を存在することで、炭酸ガス発生剤12が水に溶解してシート状パック材100の内部が塩基性に偏ることを抑制し、シート状パック材100が適用される肌に対して過剰な刺激が与えられることが防止される。
上記実施形態では隔離層10を挟んで第一保護層20と第二保護層30が積層された三層構成のシート状パック材100を例示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、隔離層10の下面側に他の隔離層を積層し、水素ガス発生剤14を配置する層と酸材料16を配置する層とを別層としてもよい。すなわち、水素ガス発生剤14と酸材料16とは互いに混合されて隔離層10の下面側において同層に配置されている必要はない。
(1)通水性および通気性を有する隔離層の一方面側に、水との接触により炭酸ガスを発生させる粉体状の炭酸ガス発生剤が分散配置され、前記隔離層の他方面側に、水との接触により水素ガスを発生させる水素発生物質を含む粉体状の水素ガス発生剤および粉体状の酸材料が分散配置されており、前記隔離層の前記他方面側に、肌に接触させて用いられる通水性かつ通気性の第一保護層が設けられているとともに、前記水素ガス発生剤が水に接触してから水素ガスを発生させるまでの水素ガス発生時間が、前記炭酸ガス発生剤が水に接触してから炭酸ガスを発生させるまでの炭酸ガス発生時間よりも長いことを特徴とするシート状パック材。
(2)前記隔離層の前記一方面側に、通水性の第二保護層が設けられている上記(1)に記載のシート状パック材。
(3)前記水素ガス発生剤が、マグネシウムまたは水素化マグネシウムである水素発生物質と酸物質とが配位結合して形成された金属錯体と、前記金属錯体を非露出に内包する水溶性被膜と、を含む上記(1)または(2)に記載のシート状パック材。
(4)前記隔離層の前記一方面側に対して水溶性の増粘剤が選択的に配置されており、前記増粘剤が前記炭酸ガス発生剤と混合されて配置されている上記(1)から(3)のいずれか一項に記載のシート状パック材。
(5)前記炭酸ガス発生剤および前記酸材料の合計質量が、前記水素ガス発生剤の合計質量よりも大きい上記(1)から(4)のいずれか一項に記載のシート状パック材。
(6)前記他方面側が肌に接触させて用いられる面であることを示す指標部を有する上記(1)から(5)のいずれか一項に記載のシート状パック材。
12 炭酸ガス発生剤
14 水素ガス発生剤
14a 水素発生物質
14b 水溶性被膜
14c 酸物質
14d 添加剤
14m 金属錯体
16 酸材料
18 増粘剤
20 第一保護層
30 第二保護層
100 シート状パック材
102 通孔
104 切込部
106 指標部
Claims (6)
- 通水性および通気性を有する隔離層の一方面側に、水との接触により炭酸ガスを発生させる粉体状の炭酸ガス発生剤が分散配置され、前記隔離層の他方面側に、水との接触により水素ガスを発生させる水素発生物質を含む粉体状の水素ガス発生剤および粉体状の酸材料が分散配置されており、
前記隔離層の前記他方面側に、肌に接触させて用いられる通水性かつ通気性の第一保護層が設けられているとともに、
前記水素ガス発生剤が水に接触してから水素ガスを発生させるまでの水素ガス発生時間が、前記炭酸ガス発生剤が水に接触してから炭酸ガスを発生させるまでの炭酸ガス発生時間よりも長いことを特徴とするシート状パック材。 - 前記隔離層の前記一方面側に、通水性の第二保護層が設けられている請求項1に記載のシート状パック材。
- 前記水素ガス発生剤が、マグネシウムまたは水素化マグネシウムである水素発生物質と酸物質とが配位結合して形成された金属錯体と、前記金属錯体を非露出に内包する水溶性被膜と、を含む請求項1または2に記載のシート状パック材。
- 前記隔離層の前記一方面側に対して水溶性の増粘剤が選択的に配置されており、前記増粘剤が前記炭酸ガス発生剤と混合されて配置されている請求項1から3のいずれか一項に記載のシート状パック材。
- 前記炭酸ガス発生剤および前記酸材料の合計質量が、前記水素ガス発生剤の合計質量よりも大きい請求項1から4のいずれか一項に記載のシート状パック材。
- 前記他方面側が肌に接触させて用いられる面であることを示す指標部を有する請求項1から5のいずれか一項に記載のシート状パック材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016030426A JP6679812B2 (ja) | 2016-02-19 | 2016-02-19 | シート状パック材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016030426A JP6679812B2 (ja) | 2016-02-19 | 2016-02-19 | シート状パック材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017145232A true JP2017145232A (ja) | 2017-08-24 |
| JP6679812B2 JP6679812B2 (ja) | 2020-04-15 |
Family
ID=59680659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016030426A Active JP6679812B2 (ja) | 2016-02-19 | 2016-02-19 | シート状パック材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6679812B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020025808A (ja) * | 2018-08-17 | 2020-02-20 | 丸三産業株式会社 | フェイスマスク用シート又はパッティング用化粧パフの中材の製造方法 |
| CN112263777A (zh) * | 2020-08-04 | 2021-01-26 | 北京工业大学 | 一种氢分子缓释复合敷料及其制备方法 |
| JP7414353B1 (ja) | 2023-09-05 | 2024-01-16 | 株式会社Dr.Visea | 対象物をプラズマ処理する美容方法およびプラズマ処理する装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007077035A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Hiromaito Co Ltd | 還元性水性組成物 |
| JP2014065707A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-04-17 | Marusan Industrial Co Ltd | パック材 |
| JP2014084233A (ja) * | 2012-10-19 | 2014-05-12 | Seiji Endo | 水素発生用乾燥シート |
-
2016
- 2016-02-19 JP JP2016030426A patent/JP6679812B2/ja active Active
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007077035A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Hiromaito Co Ltd | 還元性水性組成物 |
| JP2014065707A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-04-17 | Marusan Industrial Co Ltd | パック材 |
| JP2014084233A (ja) * | 2012-10-19 | 2014-05-12 | Seiji Endo | 水素発生用乾燥シート |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020025808A (ja) * | 2018-08-17 | 2020-02-20 | 丸三産業株式会社 | フェイスマスク用シート又はパッティング用化粧パフの中材の製造方法 |
| JP7186420B2 (ja) | 2018-08-17 | 2022-12-09 | 丸三産業株式会社 | フェイスマスク用シート又はパッティング用化粧パフの中材の製造方法 |
| CN112263777A (zh) * | 2020-08-04 | 2021-01-26 | 北京工业大学 | 一种氢分子缓释复合敷料及其制备方法 |
| JP7414353B1 (ja) | 2023-09-05 | 2024-01-16 | 株式会社Dr.Visea | 対象物をプラズマ処理する美容方法およびプラズマ処理する装置 |
| JP2025037097A (ja) * | 2023-09-05 | 2025-03-17 | 株式会社Dr.Visea | 対象物をプラズマ処理する美容方法およびプラズマ処理する装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP6679812B2 (ja) | 2020-04-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6038071B2 (ja) | マスク | |
| JP2008295961A (ja) | マスク | |
| JP3901660B2 (ja) | 水蒸気発生具 | |
| JP7229049B2 (ja) | 温熱具 | |
| KR20180017050A (ko) | 증기 온열 마스크 | |
| JP6997545B2 (ja) | 蒸気温熱具及びその使用方法 | |
| JP6095364B2 (ja) | 温熱具 | |
| JP2012130484A (ja) | 温熱化粧用具及びそれを用いた化粧方法 | |
| JP6162599B2 (ja) | 温熱具 | |
| JP2017145232A (ja) | シート状パック材 | |
| WO2020137693A1 (ja) | マスク | |
| JP5268432B2 (ja) | 吸収性コア、及びこれを収容するマスク | |
| JP2020192310A (ja) | 蒸気発生具 | |
| KR200474662Y1 (ko) | 발열포가 포함된 아이 마스크 | |
| JP2012205926A (ja) | マスク | |
| JP7321706B2 (ja) | マスク | |
| JP2014156446A (ja) | 制汗剤配合多重層汗取りシートの製造方法 | |
| JP2009028392A (ja) | 化粧用パフ | |
| JP6263027B2 (ja) | 温熱具 | |
| JP6945831B2 (ja) | フェイスパック | |
| JP2017170114A (ja) | 温熱具 | |
| JP5840554B2 (ja) | 温熱具 | |
| JP5271636B2 (ja) | 温熱化粧シートの包装体 | |
| CN116829015B (zh) | 面罩 | |
| JP7414523B2 (ja) | マスク |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190218 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191210 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191213 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200107 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6679812 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |