JP2017145534A - 衣服 - Google Patents
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Abstract
Description
上衣とズボンを有する衣服であって、
前記上衣が、
着用者の腹部から腰部の少なくとも一部分を覆う腹当て部と、
前記腹当て部に覆い被さるカバー部と、
を備える。
前記腹当て部および前記カバー部が、二枚の布が重なり合うことにより形成されている。
前記カバー部の幅寸法が、前記腹当て部の幅寸法よりも大きく、
前記カバー部の上端が、幅方向に沿って布が寄せ縮められた状態となっている。
この構成に係る衣服によると、ズボンの中に腹当て部が入っている状態の部分に、カバー部がスカート状にふんわりと覆い被さる格好になる。したがって、好ましい外観(例えば、女性好みのお洒落な外観)を実現できる。
前記幅方向に沿って布が寄せ縮められた状態の部分が、着用者の身体の背面を覆う部分の左右両側に寄せて配置されている。
例えば、幅方向に沿って布が寄せ縮められた状態の部分が、着用者の背面側の中央にある場合、着用者が就寝するときに背中等に布のごわつきを感じて寝心地が悪くなることがあるが、上記の構成によると、このような事態を回避できる。
前記カバー部の上端が、着用者のみぞおちよりも下に配置される。
特に、カバー部の上端が、着用者のみぞおちよりも十分に下の位置(具体的には例えば、身長が165cmの着用者の場合、みぞおちよりも10cm以上下の位置)に配置されることが好ましい。また、カバー部の上端が、着用者のくびれ部分付近に配置されることも好ましい。これらの各構成によると、特にスカートらしい外観を実現できる。
前記上衣における、着用者のみぞおちよりも上側を覆う部分に裏地が配設され、前記みぞおちよりも下側を覆う部分であって前記カバー部の上端よりも上側の部分には裏地が配設されない。
前記カバー部の下端が、着用者の脚の付け根の近傍に配置される。
この構成によると、カバー部がミニスカート風に見えるので、特に若い女性好みのお洒落な外観を実現できる。また、仮に、カバー部が着用者の太もも中央に達するような長めの丈となっていると、着用者が就寝中に寝返りをうつことによってカバー部が身体にまとわりついて寝心地が悪くなる虞があるが、カバー部の下端が着用者の脚の付け根の近傍に配置されるような短めの丈としておけば、このような事態が回避されて、良好な寝心地が確保される。
前記カバー部に、スリットが形成されている。
前記カバー部の下側に前記腹当て部が連なっており、
前記カバー部の幅寸法が、前記腹当て部の幅寸法よりも大きく、
前記カバー部の下端が、幅方向に沿って布が寄せ縮められた状態となっている。
この構成に係る衣服においては、上衣の腹当て部をズボンの中に入れるとともに、腹当て部の上側に連なる布部分(カバー部)をブラウジングして(すなわち、ズボンの上に、ゆったりしたふくらみをもたせるように被せて)着用することによって、上衣の腹当て部がズボンの中に入り、かつ、その部分がカバー部で覆い隠された状態を形成することができる。この構成に係る衣服によると、カバー部がふんわりとした状態で着用者の腰回りを覆う格好となるので、好ましい外観(例えば、女性好みの女性らしい外観)を実現できる。
前記ズボンの裾部分に、脚の延在方向に沿って布を寄せ縮めた状態で着用する部分が形成されている。
縫い目が、着用者の身体の正面を覆う部分に配置されている。
例えば、縫い目が、着用者の背面側(着用者が仰向けに寝た状態において、下側にくる部分)にある場合、着用者が就寝するときに背中等に縫い目の存在を感じて寝心地が悪くなることがあるが、上記の構成によると、このような事態を回避できる。
前記ズボンの裾口であって、着用者の身体の背面を覆う部分だけに形成されたリブ状の部分、
を備える。
この構成に係る衣服によると、ズボンの裾口にリブ状の部分が形成されることによって、裾口付近の保温性が高まる。特にここでは、当該リブ状の部分が着用者の身体の背面を覆う部分だけに形成されているので、着用者を正面から見たときには、当該リブ状の部分は見えない。一般に、裾口にリブ状の部分が形成されている衣服は、寝巻きや部屋着であるという印象を与えがちであるが、ここでは、裾口のリブ状の部分が正面からは見えないので、そのような印象を与えにくい。
前記ズボンの裾口および前記上衣の袖口のうちの少なくとも一方に形成されたリブ状の部分と、
前記リブ状の部分に覆い被さる非リブ状の部分と、
を備える。
<1.第1実施形態>
第1実施形態に係る衣服100について、図1を参照しながら説明する。図1(a)には衣服100の正面図が、図1(b)には衣服100の背面図が、図1(c)には衣服100の着用状態を示す図が、それぞれ示されている。
衣服100は、上衣1とズボン2の組み合わせから成る。上衣1は、着用者の胴体部を覆う身頃部分と着用者の腕を覆う袖部分とを備える。
身頃部分は、着用者の肩から胸(場合によっては、さらに、腹部の上側)を覆う部分(胸当て部)10と、その下に連なる腹当て部11およびカバー部12と、を備える。
この着用態様によると、上衣1の腹当て部11がズボン2の中に入っているので、あたたかい(保温性が高い)。また、ズボン2の中に腹当て部11が入っている状態の部分がカバー部12で覆い隠されるので、外からは、上衣1の裾をズボン2の外に出して着用しているように見える。これは、外出着の一般的な着用態様であるため、この格好で外出してもおかしくない。
特にここでは、腹当て部11およびカバー部12が、二枚の布が重なり合うことにより形成されているので、着用者は、重なり合った二枚の布の間にズボン2のウエスト部分を入れるように着用する、という簡単な着用動作で、腹当て部11がズボン2の中に入り、かつ、その部分がカバー部12で覆い隠された状態を形成することができる。また、着用時に、着用者の腹部から腰部の少なくとも一部分が三枚の布(腹当て部11、ズボン2、および、カバー部12)で覆われた状態となるので、特にあたたかい。
上衣1においては、縫い目31,32が、着用者の身体の正面を覆う部分(着用者が仰向けに寝た状態において、上側にくる部分)に配置されている。具体的には、肩の縫い目31が肩山よりも正面側の部分に配置され、袖の縫い目32が袖の正面側の部分に配置される。つまり、縫い目31,32が、肩の背面側および肩山を避けて、また、袖の背面および袖の内側(着用者が腕を下げた状態において、脇部分と対向する部分)を避けて、配置される。
また、ズボン2においては、縫い目33が、お尻と脚の付け根との境界に沿うように配置される。つまり、縫い目33が、お尻の中央部分を避けて配置される。
ズボン2の裾口には、着用者の身体の背面を覆う部分(着用者が仰向けに寝た状態において、下側にくる部分)だけに、リブ状の部分(背面リブ部4)が形成される。
第2実施形態に係る衣服100aについて、図2を参照しながら説明する。図2(a)には衣服100aの正面図が、図2(b)には衣服100aの背面図が、図2(c)には衣服100aの着用状態を示す図が、それぞれ示されている。
なお、以下の説明においては、先に説明したものと同じ要素については同じ符号で示すとともに、その詳細な説明を省略する。
衣服100aは、上衣1aとズボン2aの組み合わせから成る。上衣1aは、着用者の胴体部を覆う身頃部分と着用者の腕を覆う袖部分とを備える。
身頃部分は、着用者の肩から胸(場合によっては、さらに、腹部の上側)を覆う部分(胸当て部)10aと、その下に連なる腹当て部11aおよびカバー部12aと、を備える。
すなわち、カバー部12aの幅寸法は、胸当て部10aの幅寸法よりも十分に(例えば、45cm〜60cmの差をもつように)大きく形成される。ただし、カバー部12aの形状は、幅寸法が一定のストレート形状であってもよいし、裾に近づくにつれて幅寸法が大きくなる裾広がりの形状であってもよい。
そして、カバー部12aは、その上端が、幅方向に沿って布が寄せ縮められた状態で、胸当て部10aと腹当て部11aとの境界部分に縫いつけられる。ここで、「布が寄せ縮められた状態」は、具体的には、例えば、ギャザー、タック、ダーツ、プリーツ、シャーリング、等により形成することができる。
布が寄せ縮められた状態の部分(寄せ縮め部分)5は、着用者の身体の背面を覆う部分(後ろ身頃)の左右両側に配置される。ここで、「着用者の身体の背面を覆う部分」とは、具体的には、着用者が仰向けに寝た状態において、下側にくる部分を指す。例えば、寄せ縮め部分5が、着用者の背面側の中央にある場合、着用者が就寝するときに背中等に布のごわつきを感じて寝心地が悪くなることがあるが、上記の構成によると、このような事態を回避できる。
カバー部12aの上端が着用者のみぞおちよりも下に配置されることによって、カバー部12aがスカートらしく見えるので、女性好みのお洒落な外観を実現できる。
カバー部12aの下端が着用者の脚の付け根の近傍に配置されるような丈寸法とされることによって、カバー部12aがミニスカート風に見えるので、特に若い女性好みのお洒落な外観を実現できる。また、仮に、カバー部が着用者の太もも中央に達するような長めの丈となっていると、着用者が就寝中に寝返りをうつことによってカバー部が身体にまとわりついて寝心地が悪くなる虞があるが、カバー部12aの下端が着用者の脚の付け根の近傍に配置されるような短めの丈としておけば、このような事態が回避されて、良好な寝心地が確保される。
この着用態様によると、上衣1aの腹当て部11aがズボン2aの中に入っているので、あたたかい(保温性が高い)。また、ズボン2aの中に腹当て部11aが入っている状態の部分がカバー部12aで覆い隠されるので、外からは、上衣1aの裾をズボン2aの外に出して着用しているように見える。特に、この衣服100aにおいては、ズボン2aの中に腹当て部11aが入っている状態の部分に、カバー部12aがスカート状にふんわりと覆い被さる格好になるので、好ましい外観(例えば、女性好みのお洒落な外観)を実現できる。
胸当て部10aにおける、着用者の身体の正面を覆う部分(着用者が仰向けに寝た状態において、上側にくる部分)には、裏地6が配設されて二重構造になっている。ただし、裏地6は、胸当て部10aにおける着用者の身体の正面を覆う部分だけに配設される(すなわち、背面を覆う部分には裏地6は配設されない。)。また、裏地6は、胸当て部10aにおける着用者のみぞおちよりも上側を覆う部分(すなわち、肩山からみぞおちまでを覆う部分)だけに配設され、着用者のみぞおちよりも下側を覆う部分であってカバー部12aの上端よりも上側の部分には裏地は配設されない。
ズボン2aの裾部分には、脚の延在方向に沿って布を寄せ縮めた状態で着用する部分(たるみ部分)7が形成される。具体的には例えば、ズボン2aの股下が着用者の脚よりも長い寸法とされてズボン2aの裾付近に余剰の布部分7が形成される。当該余剰の布部分7の長さ寸法は、例えば10cm〜20cmとすればよい。例えば一般的な女性用のMサイズの場合、ズボンの股下の寸法は着用者の脚の長さに合うように63cm程度とされるが、このズボン2aでは、着用者の脚の長さに15cm分の余剰の布部分7を加えて、当該股下の寸法が例えば78cmとされる。また、当該余剰の布部分7は、その幅寸法が着用者の膨ら脛にフィットするような細身の寸法(例えば、膝幅を19cmとし、そこから裾にかけてテーパー状に細くなって、裾幅が12cmとなるような形状)とされる。
第3実施形態に係る衣服100bについて、図3を参照しながら説明する。図3(a)には衣服100bの正面図が、図3(b)には衣服100bの背面図が、図3(c)には衣服100bの着用状態を示す図が、それぞれ示されている。
なお、以下の説明においては、先に説明したものと同じ要素については同じ符号で示すとともに、その詳細な説明を省略する。
衣服100bは、上衣1bとズボン2aの組み合わせから成る。上衣1bは、着用者の胴体部を覆う身頃部分と着用者の腕を覆う袖部分とを備える。
身頃部分は、着用者の肩から胸(場合によっては、さらに、腹部の上側)を覆う部分(胸当て部)10bと、その下に連なる腹当て部11bおよびカバー部12bと、を備える。
この着用態様によると、上衣1bの腹当て部11bがズボン2aの中に入っているので、あたたかい(保温性が高い)。また、ズボン2aの中に腹当て部11bが入っている状態の部分がカバー部12bで覆い隠されるので、外からは、上衣1bの裾をズボン2aの外に出して着用しているように見える。特に、この衣服100bにおいては、カバー部12bがふんわりとした状態で着用者の腰回りを覆う格好となるので、好ましい外観(例えば、女性好みの女性らしい外観)を実現できる。
<5−1.スリット>
第1の実施形態に係る上衣1において、図4に例示されるように、カバー部12に、その下端縁から切れ込んだスリット91が形成されてもよい。スリット91は、例えば、前身頃と後ろ身頃との境界部(左右の境界部)の少なくとも一方に形成すればよい。
第1の実施形態に係る上衣1の襟元は、図1に例示されるようにボタン92が配列されてボタン開きできるようになっていてもよいし、図5に例示されるようにV字状の衿93であってもよい。いずれの態様においても、着用者の首周りにゆったり感を与えることができる。なお、ボタン92が配列される場合、ボタン開きできる範囲は、胸当て部10(すなわち、腹当て部11およびカバー部12よりも上側の領域内)に限ることが好ましい。前身頃の全体がボタン開きできる衣服は、寝巻きや部屋着であるという印象を与えがちであるが、ボタン開きできる範囲を上記の領域内に限っておけばそのような印象を与えにくい。
第1の実施形態に係るズボン2において、図6に例示されるように、裾口に、リブ状の部分(リブ部)94と、これに覆い被さる非リブ状の部分(非リブ部)95が形成されてもよい。なお、このようなリブ部94と非リブ部95の二重構造は、上衣1の袖口に形成されてもよい。
上記の各実施形態において、上衣1,1a,1bの肩幅や身幅を、着用者の身体に緩やかにフィットするような寸法とする(例えば、第1実施形態に係る上衣1において、身幅を、男性用Mサイズで50cm、男性用LLサイズで57cmとし、第2実施形態にかかる衣服1aにおいて、身幅を、女性用Mサイズで43.5cmとし、第3実施形態に係る衣服1bにおいて、身幅を、女性用Mサイズで48cmとする)ことも好ましい。仮に、上衣の肩幅および身幅を、着用者の身体のサイズよりも大きいものとした場合、着用感がゆったりとするので、一見すると寝心地が良いように思えるが、実際は、このような上衣を着て就寝すると、着用者が寝返りをうつ度に上衣が身体にまとわりついて身体を拘束し、かえって寝心地が悪くなる。上衣1,1a,1bの肩幅や身幅を、着用者の身体に緩やかにフィットするような寸法としておけば、このような事態が回避されて、良好な寝心地が確保される。また、外出着としての外観の良さも向上する。
1,1a,1b 上衣
10,10a,10b 胸当て部
11,11a,11b 腹当て部
12,12a,12b カバー部
2,2a ズボン
31,32,33 縫い目
4 背面リブ部
5 カバー部上端の寄せ縮め部分
6 裏地
7 たるみ部分
8 カバー部下端の寄せ縮め部分
91 スリット
92 ボタン
93 V字状の衿
94 リブ部
95 非リブ部
Claims (13)
- 上衣とズボンを有する衣服であって、
前記上衣が、
着用者の腹部から腰部の少なくとも一部分を覆う腹当て部と、
前記腹当て部に覆い被さるカバー部と、
を備える衣服。 - 請求項1に記載の衣服であって、
前記腹当て部および前記カバー部が、二枚の布が重なり合うことにより形成されている、
衣服。 - 請求項2に記載の衣服であって、
前記カバー部の幅寸法が、前記腹当て部の幅寸法よりも大きく、
前記カバー部の上端が、幅方向に沿って布が寄せ縮められた状態となっている、
衣服。 - 請求項3に記載の衣服であって、
前記幅方向に沿って布が寄せ縮められた状態の部分が、着用者の身体の背面を覆う部分の左右両側に寄せて配置されている、
衣服。 - 請求項3または4に記載の衣服であって、
前記カバー部の上端が、着用者のみぞおちよりも下に配置される、
衣服。 - 請求項5に記載の衣服であって、
前記上衣における、着用者のみぞおちよりも上側を覆う部分に裏地が配設され、前記みぞおちよりも下側を覆う部分であって前記カバー部の上端よりも上側の部分には裏地が配設されない、
衣服。 - 請求項3から6のいずれかに記載の衣服であって、
前記カバー部の下端が、着用者の脚の付け根の近傍に配置される、
衣服。 - 請求項2から7のいずれかに記載の衣服であって、
前記カバー部に、スリットが形成されている、
衣服。 - 請求項1に記載の衣服であって、
前記カバー部の下側に前記腹当て部が連なっており、
前記カバー部の幅寸法が、前記腹当て部の幅寸法よりも大きく、
前記カバー部の下端が、幅方向に沿って布が寄せ縮められた状態となっている、
衣服。 - 請求項1から9のいずれかに記載の衣服であって、
前記ズボンの裾部分に、脚の延在方向に沿って布を寄せ縮めた状態で着用する部分が形成されている、
衣服。 - 請求項1から10のいずれかに記載の衣服であって、
縫い目が、着用者の身体の正面を覆う部分に配置されている、
衣服。 - 請求項1から11のいずれかに記載の衣服であって、
前記ズボンの裾口であって、着用者の身体の背面を覆う部分だけに形成されたリブ状の部分、
を備える、衣服。 - 請求項1から12のいずれかに記載の衣服であって、
前記ズボンの裾口および前記上衣の袖口のうちの少なくとも一方に形成されたリブ状の部分と、
前記リブ状の部分に覆い被さる非リブ状の部分と、
を備える、衣服。
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- 2016-02-18 JP JP2016028808A patent/JP2017145534A/ja active Pending
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