JP2017146039A - 冷蔵庫 - Google Patents

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重朗 上瀬
裕也 薮上
Yuya Yabukami
裕也 薮上
三嶋 浩二
Koji Mishima
浩二 三嶋
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Abstract

【課題】冷蔵庫が設置されている現場において、故障時の詳細な情報を容易に把握することができる冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷蔵庫は、該冷蔵庫を制御する制御部12と、冷蔵庫に設けられ、外部の記憶媒体であるメモリカード18と接続するカードリーダユニット16、およびカードスロット17で構成されたインターフェース部と、を備え、制御部12とメモリカード18との間で通信可能になっている。【選択図】図11

Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
従来、冷蔵庫を含む各種の家電製品は、故障を検出する機能を備えており、故障を検出すると、その旨を報知することができる。このとき、故障の報知は、例えば表示部にエラーコードを表示したり、あるいは特許文献1のように照明の点滅態様を変更したりすることによって行われている。
特開2015−007531号公報
ところで、上記したようなエラーコードや点滅態様の変更による報知は、基本的には、ユーザに故障が生じたことを知らせることが目的となっている。そのため、修理を行うサービスマンであっても、故障したこと自体や故障した部分を把握することはできるものの、その故障の原因や故障に至るまでの動作状況といった詳細な情報を現場で把握することは困難である。
そのため、故障時の詳細な情報を把握するためには、現物を引き取って解析する必要があった。また、仮に制御プログラムの不具合によって故障が発生する可能性があることが把握され、事前に制御プログラムを更新したいような状況においても、本体から制御部が実装されている基板を取り外して新たな基板と取り替えるといった作業が余儀なくされる。このため、ユーザに使用されている冷蔵庫を現場にて即座に修理することが困難であるという実情がある。
そこで、冷蔵庫が設置されている現場において故障時の詳細な情報を容易に把握することができる冷蔵庫を提供する。
実施形態の冷蔵庫は、該冷蔵庫を制御する制御部と、該冷蔵庫に設けられ、外部の記憶媒体と接続するインターフェース部と、を備え、前記制御部と前記記憶媒体との間で通信可能にしたことを特徴とする。
第1実施形態の冷蔵庫を模式的に示す図 右扉を模式的に示す図 冷蔵庫の電気的構成を模式的に示す図 扉の下面にインターフェース部を設ける態様を模式的に示す図その1 扉の下面にインターフェース部を設ける態様を模式的に示す図その2 扉の下面にインターフェース部を設ける態様を模式的に示す図その3 扉の下面にインターフェース部を設ける態様を模式的に示す図その4 扉の側面にインターフェース部を設ける態様を模式的に示す図その1 扉の側面にインターフェース部を設ける態様を模式的に示す図その2 制御部の処理の流れを模式的に示す図 第2実施形態における電気的構成を模式的に示す図 本体の上面にインターフェース部を設ける態様を模式的に示す図その1 本体の上面にインターフェース部を設ける態様を模式的に示す図その2 本体の側面にインターフェース部を設ける態様を模式的に示す図 その他の実施形態における電気的構成を模式的に示す図
以下、複数の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に共通する部位には同一の符号を付して説明する。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について、図1から図7を参照しながら説明する。
図1に示すように、実施形態の冷蔵庫1は、本体2内に、図示は省略するが上から順に冷蔵室、野菜室、左右に並んで配置されている製氷室と上部冷凍室、および下面冷凍室が設けられている。冷蔵室の前面開口は、左右に並んで配置されている回動式の左扉3および右扉4によって開閉される。つまり、左扉3および右扉4は、いわゆる観音開きとなっている。
このうち、右扉4には、ユーザが操作する操作部としての操作パネル9が設けられている。操作パネル9は、本実施形態では図示しない静電式のタッチセンサで構成されており、冷蔵庫1に対する操作が入力される。また、操作パネル9は、図示しないLEDや例えば液晶表示器等で構成される表示部も備えている。この表示部には、冷蔵庫1の現在の運転状態や故障時のエラーメッセージ等、冷蔵庫1の動作に関する情報が表示される。また、操作パネル9は、図示しないスピーカが設けられており、操作音やエラーメッセージ等の報知を行う。
野菜室は、図示しない収納ボックスと一体に形成されている引き出し式の野菜室扉5によって前面開口が開閉される。同様に、製氷室は引き出し式の製氷室扉6によって前面開口が開閉され、上部冷凍室は引き出し式の上部冷凍室扉7によって前面開口が開閉され、下面冷凍室は引き出し式の下面冷凍室扉8によって前面開口が開閉される。
なお、図1に示す冷蔵庫1の構成は一例であり、貯蔵室の数や配置順が異なる構成や、上部冷凍室の代わりにチルド室や設定温度を変更可能な切換室を備える構成等であってもよい。また、冷蔵室の前面開口を開閉する扉が1つの構成であってもよい。また、各扉の全面側に、例えばガラス製の化粧板を装着した構成であってもよい。
この冷蔵庫1は、本体2内の上部に、基板収容室10を有している。この基板収容室10には、図2に示すメイン基板11が収容されている。このメイン基板11は、回路基板に相当し、制御部12や記憶部13を含む回路部品が実装されている。制御部12は、図示しないCPU、ROMおよびRAM等を備えたマイクロコンピュータで構成されており、ROM等に記憶されているプログラムを実行することにより機能部14を制御する。なお、図2では、周知の冷凍サイクルや製氷装置、庫内照明、温度センサ、湿度センサ、循環ファン等、冷蔵庫1の動作に必要とされるものを総称して、機能部14として示している。制御部12は、機能部14を構成する各部を制御することにより、温度調整を基本とした冷蔵庫1の制御を行っている。
記憶部13は、例えば電気的に読み書き可能なフラッシュメモリ等により構成されており、冷蔵庫1を制御するための制御プログラムが記憶されている。また、記憶部13には、冷蔵庫1の動作状態や機能部14の制御状態等、冷蔵庫1の動作状況を特定可能な情報である動作情報、および、冷蔵庫1に故障や不具合が生じた場合における故障状況を特定可能な情報である故障情報のうち、少なくとも一方を記憶している。本実施形態では、動作情報および故障情報の双方が、時系列的に、また、例えば故障を検出した場合には故障が発生した時刻とそのときの動作状況とが対応付けられた状態で、記憶部13に記憶される。
また、右扉4内には、上記した操作パネル9を構成する回路部品が実装された操作基板15が設けられており、メイン基板11と通信可能に接続されている。また、本実施形態では、操作基板15には、カードリーダユニット16が接続されている。このカードリーダユニット16は、カードスロット17を備えている。このカードスロット17には、外部の記憶媒体に相当するメモリカード18が挿入される。本実施形態ではメモリカード18としてSDメモリカードを想定しているが、CF(Compact Flash)メモリカード等、他の規格のものであってもよい。
また、メモリカード18は、メモリだけで無く、内蔵基板に無線通信用のアンテナが設けられており、冷蔵庫1以外の外部機器とも無線接続できる機能を有するカードでもよい。無線接続方式としては、無線LANやWiFi、Blutooth(登録商標)等の近距離型のものでもよいし、携帯電話網と接続するような広域型のものであってもよい。また、カードスロット17の代わりに後述する第2実施形態のようにUSBコネクタ30(図11参照)を設けてもよい。
このカードリーダユニット16は、カードスロット17にメモリカード18が挿入されたことを検知する検知機能を備えているとともに、メモリカード18が挿入された場合には、その旨を制御部12に通知する通知機能を備えている。そのため、制御部12は、カードスロット17にメモリカード18が挿入されると、詳細は後述するが、メモリカード18との間でデータを読み書きする。本実施形態の場合、メイン基板11と操作基板15との間の既存の信号線を利用して、メモリカード18との間を通信可能に接続している。
このように、カードリーダユニット16およびカードスロット17は、メモリカード18を接続するインターフェース部を構成しているとともに、カードスロット17は、記憶媒体が挿入される挿入口を構成している。そして、このインターフェース部によって、制御部12とメモリカード18との間が通信可能に接続されている。
次に、カードリーダユニット16、より厳密に言えばカードスロット17を設ける位置について説明する。なお、本実施形態では以下に説明するいずれか1つの位置にカードスロット17を設ける構成を想定しているが、複数の位置にカードスロット17を設ける構成であってもよいし、1つの位置に複数個あるいは複数種類のカードスロット17を設ける構成であってもよい。
<扉の下面側に設ける例>
以下、扉の下面側にカードスロット17を設ける設置態様について説明する。なお、本例では右扉4にカードスロット17を設ける場合について説明するが、左扉3にカードスロット17を設ける場合であっても基本的な考え方は共通する。
カードスロット17は、図4に示すように、右扉4の下面部46に、当該下面部46の表面から右扉4の内側に向かって窪んで形成されている凹部19内に、下向きに開口した状態で設けられている。この凹部19は、メモリカード18の抜き差しが容易になるように、右扉4の厚み方向においてユーザが位置する前面側に設けられている。
このカードスロット17は、メモリカード18を押し込むことによってロックされ、再度押し込むことによりロックが解除されるいわゆるPush−Pusho式のものでもよいし、メモリカード18を押し込むことによってロックされ、ユーザが指で挟んで取り出すPush−Pull式のものでもよい。また、カードスロット17は、内部にバネ部材が設けられ、挿入されたメモリカード18を軽く挟み込むことによって、カードスロット17の奥まで差し込まれていない状態であってもメモリカード18を保持可能ないわゆるハーフロック式のものであることが好ましい。これにより、右扉4の下面部46に設けられているカードスロット17にメモリカード18を挿入する際等に、誤ってメモリカード18が落下するおそれを低減できる。
さて、下面部46の表面からカードスロット17までの距離、つまりは、凹部19の深さWは、メモリカード18を挿入した状態やハーフロック状態においてメモリカード18が下面部46よりも突出しない長さに形成されている。このため、メモリカード18は、カードスロット17に挿入した状態であっても、図5に示すように右扉4の下面部46から突出することがなく、野菜室扉5に接触することもない。すなわち、メモリカード18を挿入した状態であっても右扉4を自由に開閉することができるとともに、右扉4を閉めた状態であってもメモリカード18との間でデータの読み書きが可能になる。
また、カードスロット17は、図6に示すように、挿入されたメモリカード18を取り出すための取り出しボタン20が設けられているものであってもよい。この場合、取り出しボタン20が下面部46から突出しないように凹部19の深さWを設定すれば、図7に示すように、メモリカード18をカードスロット17に挿入した状態であっても右扉4を自由に開閉することができるとともに、右扉4を閉めた状態であってもメモリカード18との間でデータの読み書きが可能になる。
<扉の側面側に設ける例>
以下、扉の側面側にカードスロット17を設ける設置態様について説明する。なお、本例では右扉4にカードスロット17を設ける場合について説明するが、左扉3にカードスロット17を設ける場合であっても基本的な考え方は共通する。
カードスロット17は、図8に示すように、右扉4の側面部43、つまりは、左扉3に対向する側の側面側に、当該側面部43の表面から右扉4の内側に向かって窪んで形成されている凹部19内に、横向きに開口した状態で設けられている。そして、凹部19の深さWは、上記した扉の下面側に設ける例と同様に、メモリカード18を挿入した状態やハーフロック状態においてメモリカード18が側面部43よりも突出しない長さに形成されている。
このため、メモリカード18は、カードスロット17に挿入した状態であっても、図9に示すように右扉4の側面部43から突出することがなく、左扉3に接触することもない。すなわち、メモリカード18を挿入した状態であっても右扉4を自由に開閉することができるとともに、右扉4を閉めた状態であってもメモリカード18との間でデータの読み書きが可能になる。
次に、カードスロット17にメモリカード18を挿入した際の制御部12の処理について説明する。以下では、説明の簡略化のためにまず制御部12の処理の内容について説明した後、その流れを説明する。
本実施形態の場合、制御部12は、上記したように記憶部13とメモリカード18との間でデータの読み込みまたは書き込みを行う。このとき、制御部12は、カードスロット17にメモリカード18が挿入されたことを検知した場合には、換言すると、インターフェース部に記憶媒体が接続されたことを検知した場合には、予め設定されている条件に従って自動的にデータの読み込みまたは書き込みを行う。具体的には、メモリカード18には制御プログラムを更新するための更新用データが記憶されており、制御部12は、メモリカード18に記憶されている更新用データを用いて、記憶部13に記憶されている制御プログラムを更新する。
具体的には、図7に示すように、制御部12は、メモリカード18が挿入されたか否かを判定する(S1)。なお、このステップS1においては、定期的に挿入されたか否かを判定するようにしてもよいし、カードリーダユニット16からの割り込み信号により判定するようにしてもよい。制御部12は、メモリカード18が挿入されていないと判定した場合には(S1:NO)、処理を終了する。
一方、制御部12は、メモリカード18が挿入されていると判定した場合には(S1:YES)、メモリカード18内のデータを確認する(S2)。このとき、制御部12は、データの種類や、そのデータによって特定される処理内容を確認する。
例えば、制御部12は、メモリカード18に記憶されているデータが記憶部13に記憶されている制御プログラムを更新するための更新用データであるか等、データの種類を確認する。あるいは、制御部12は、メモリカード18に記憶されているデータが、更新用データを用いて制御プログラムを更新する処理を指示するものであるか、自動的に書き替える自動更新処理を指示するものであるか等、そのデータによって特定される処理の内容を確認する。つまり、メモリカード18に記憶されているデータには、コンピュータプログラムといったデータそのものだけで無く、メモリカード18に記憶されているデータを用いて行うべき処理内容を設定するための設定情報も含まれる。
そして、制御部12は、更新用データが記憶されている場合には(S3:YES)、その更新用データを用いて、記憶部13に記憶されている制御プログラムを更新する(S4)。本実施形態では、制御部12は、メモリカード18に更新用データが記憶されている場合には、自動的に記憶部13の制御プログラムを更新する。すなわち、本実施形態の場合、更新用データが記憶されている場合には自動的に記憶部13の制御プログラムを更新するという設定情報が、予め制御部12側つまりは冷蔵庫1側にデータの種類に対応付けて設定されている。ただし、正確性を期すために、上記した設定情報を参照した上で、自動更新するか否かを決定するようにしてもよい。なお、制御部12は、制御プログラムの更新時には、更新用データのバージョンチェックやエラーチェック等、データの確かさを保証するための処理を当然行っている。
制御プログラムを更新すると、制御部12は、更新した制御プログラムを用いて動作の確認を行う(S5)。なお、ステップS4では更新用データを一時的に記憶しておき、動作の確認が取れた場合に記憶部13の制御プログラムを最終的に書き替えるようにしてもよい。
動作確認が終わった場合、あるいは、ステップS3において更新用データが記憶されていないと判定した場合(S3:NO)、制御部12は、他の処理があるか否かを確認する(S6)。具体的には、制御部12は、メモリカード18に記憶されているデータの種類や設定情報に基づいて、そのデータに対応付けられている他の処理があるか否かを判定する。例えば、メモリカード18に記憶されているデータが過去の動作情報や故障情報を書き出す旨を指示する設定情報であった場合、制御部12は、他の処理つまりは動作情報や故障情報を書き出す処理があることから(S7:YES)、対応する処理つまりは動作情報や故障情報の書き出しを実行する(S7)。一方、制御部12は、他の処理が無い場合には(S7:NO)、処理を終了する。
このように、制御部12は、メモリカード18に記憶されているデータやそのデータに対応付けられている設定情報等に基づいて、メモリカード18との間でデータの読み書きを行っている。
以上説明した実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
冷蔵庫1は、制御部12と、外部の記憶媒体であるメモリカード18と接続するインターフェース部であるカードリーダユニット16およびカードスロット17と、を備えており、制御部12とメモリカード18との間で通信可能になっている。
これにより、冷蔵庫1を分解することなく、また、現物を引き取ることなく、制御部12との間でデータのやり取りが可能となる。また、本体2から制御部12が実装されているメイン基板11を取り外して新たな基板と取り替えるといった作業をする必要もなくなる。つまり、操作パネル9から得られる故障したこと自体や故障した部分の把握だけでなく、詳細な情報を得ることが可能となる。したがって、冷蔵庫1が設置されている現場において、故障時の詳細な情報を容易に把握することができる。
冷蔵庫1は、記憶部13を備えており、制御部12は、記憶部13とメモリカード18との間でデータの読み込みまたは書き込みを行う。これにより、メモリカード18に記憶されているデータの記憶部13への書き込みや、記憶部13に記憶されている動作情報や故障情報等のデータのメモリカード18への書き込みが可能となる。したがって、動作状況や故障状況をより詳細に検査する必要がある場合等において、外部の検査装置によういにデータを移行することができる。
冷蔵庫1の場合、制御部12は、カードリーダユニット16にメモリカード18が接続されたことを検知した場合、予め設定されている条件つまりは上記した設定情報に従って、自動的にデータの読み込みまたは書き込みを行う。これにより、メイン基板11を取り出したり、専用の書き替え装置を接続する等の作業を行ったりしなくてもデータの読み込みまたは書き込みができ、作業効率を向上させることができる。
この場合、メモリカード18に制御プログラムを更新するための更新用データを記憶させておくことで、制御部12は、更新用データを用いて、記憶部13に記憶されている制御プログラムを更新することができる。これにより、仮に制御プログラムの不具合によって故障が発生する可能性があることが把握されている場合において、ユーザに使用されている冷蔵庫1を現場にて即座に修理することができる。したがって、ユーザ側の負担を抑制することができる。
冷蔵庫1は、記憶部13に、動作状況を特定可能な動作情報および故障状況を特定可能な故障情報のうち少なくとも一方を記憶し、制御部12は、記憶部13に記憶されている動作情報または故障情報を、メモリカード18に書き込む。これにより、故障の原因や故障に至るまでの動作状況といった詳細な情報を現場で把握することはできる。
インターフェース部、より厳密には、カードリーダユニット16のカードスロット17は、冷蔵庫1が備える貯蔵室の前面開口を開閉する扉に設けられている。扉は、一般的に冷蔵庫1の前方側に設けられていることから、その扉にカードスロット17を設けることで、メモリカード18の抜き差しが容易となる。
冷蔵庫1の場合、カードリーダユニット16は、操作パネル9が設けられている右扉4に設けられている。操作パネル9は、もともと制御部12に接続されており、その間が信号線や電源線で接続されている。そのため、操作パネル9が設けられている扉にカードリーダユニット16を設けることで、従来からある配線経路を利用してカードリーダユニット16までの配線を行うことができる。
この場合、実施形態のようにカードリーダユニット16を操作基板15に接続し、メイン基板11と操作基板15との間の既存の信号線を利用してメモリカード18との間を通信することにより、省配線化することができる。
インターフェース部、より厳密には、カードリーダユニット16のカードスロット17は、扉の下面または側面に設けられている。これにより、通常の使用時には開口部分がユーザの視野に入ることがない。したがって、冷蔵庫1のデザイン性の低下を招くことがない。
この場合、インターフェース部、より厳密には、カードリーダユニット16のカードスロット17は、扉の厚み方向において前面側に設けられている。これにより、カードスロット17に手が届きやすくなり、メモリカード18の抜き差しが容易となる。
記憶媒体が挿入される挿入口であるカードスロット17は、冷蔵庫1に対して下向きまたは横向きに開口している。これにより、開口部分が目立ちにくくなり、冷蔵庫1のデザイン性の低下を招くことを抑制できる。
カードスロット17は、カードスロット17が設けられる部位の表面から窪んで形成されている凹部19内に設けられている。これにより、例えば扉の下面側や側面側等、修理を行うサービスマンにとっても目に付きにくい部分にあるカードスロット17の位置を、容易に把握することができる。また、冷蔵庫1に仮に水が掛かったとしても、扉の下面側且つ凹部19内の開口に水が浸入することを防止でき、水の付着によって故障するおそれを低減することができる。
凹部19は、カードスロット17にメモリカード18を挿入した状態において、メモリカード18が凹部19から突出しない深さとなるように形成されている。これにより、メモリカード18を挿入したままで扉の開閉が可能となる。これにより、冷蔵庫1の通常の運転状態、つまりは、扉が閉まった状態において、データの読み書きができる。したがって、例えば動作確認を行う場合において、通常の運転状態での動作確認を行うことができる。また、通常の運転状態における動作情報をメモリカード18に書き込むこともできる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態について、図8から図10を参照しながら説明する。第2実施形態では、インターフェース部を設ける位置が、第1実施形態と異なっている。
冷蔵庫1は、上記した図1に示すように、本体2内の上部側に、基板収容室10を備えている。そして、本実施形態では、インターフェース部は、この基板収容室10に設けられている。
具体的には、インターフェース部としてのカードリーダユニット16は、図8に示すように、メイン基板11に接続されている。この場合、カードスロット17は、図12に示すように、本体2の上面に形成した凹部19内に、上向きに開口して設けることができる。このとき、凹部19には、凹部19を覆う形で、蓋部材21が設けられている。この蓋部材21は、図13に示すように、一方の端部を中心に回転し、回転した状態では、カードスロット17が露出する。これにより、メモリカード18をカードスロット17に挿入することができる。
なお、蓋部材21の開閉状態は冷蔵庫1の動作とは基本的には関係ないため、蓋部材21を開放したままであっても冷蔵庫1の動作が変わることはない。そのため、蓋部材21が挿入されているメモリカード18に接触しても構わないものの、凹部19を深目に形成して、メモリカード18を挿入したままでも蓋部材21を閉鎖できるようにしてもよい。
あるいは、カードスロット17は、図10(A)に示すように、本体2の側面に形成した凹部19内に、横向きに開口して設けることができる。この場合、冷蔵庫1の側面とは、左右側の側面でもよいし、後ろ側の側面つまりは背面であってもよい。また、側面に開口させる場合には、カードスロット17よりも上方側に、カードスロット17よりも突出し、且つ、凹部19からは突出しない程度の長さに形成された庇部22をもうけるとよい。これにより、カードスロット17に埃が侵入するおそれを低減することができる。また、上記した蓋部材21を設けてもよい。
このように、冷蔵庫1の上面または側面であっても、カードスロット17を設けることができる。これにより、第1実施形態と同様に、冷蔵庫1を分解することなく、また、現物を引き取ることなく、制御部12との間でデータのやり取りが可能となる。また、本体2から制御部12が実装されているメイン基板11を取り外して新たな基板と取り替えるといった作業をする必要もなくなる。つまり、操作パネル9から得られる故障したこと自体や故障した部分の把握だけでなく、詳細な情報を得ることが可能となる。したがって、冷蔵庫1が設置されている現場において、故障時の詳細な情報を容易に把握することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にて例示したものに限定されることなく、その範囲を逸脱しない範囲で任意に例えば以下のように変形あるいは拡張することができる。
第1実施形態および第2実施形態では外部の記憶媒体としてメモリカード18を例示したが、外部の記憶媒体は、メモリカード18以外であってもよい。例えば、図11に示すように、インターフェース部としてUSBコネクタ30を設け、サービスマンが操作する操作端末31を外部の記憶媒体あるいは外部機器として採用してもよい。これにより、例えば操作端末31から冷蔵庫1に対して動作指令を送信することにより所望の動作確認を行うことができる等、現場における調査をより詳細に行うことができる。この場合、USBコネクタ30は、外部機器である操作端末31への給電機能を備えているため、利便性が向上する。なお、USBコネクタ30を、第1実施形態のように扉に設ける構成としてもよい。
また、インターフェース部は、必ずしもサービスマン向けとしてだけでなく、ユーザ向けに用いてもよい。例えば、メモリカード18に音楽データが記憶されている場合、制御部12は、音楽データが記憶されていることから、対応する処理として、音楽データをスピーカで再生する処理を実行してもよい。このように、インターフェース部は、通常はユーザが利用しており、故障した際の修理時にサービスマンが使用するものであってもよい。また、外部機器としては、ユーザが所有する携帯端末等であってもよい。
冷蔵庫1には、左扉3あるいは右扉4を回動可能に支持するヒンジ部が設けられている。そして、このヒンジ部は、例えば右扉4であれば、操作パネル9への配線が設けられている。そのため、インターフェース部を、ヒンジ部内に設けてもよい。これにより、新たな配線経路が不要となることで配線を簡略化することができる。また、カードスロット17の位置を把握しやすくなる。
第1実施形態の構成において蓋部材21を設けてもよい。
各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、
1は冷蔵庫、2は本体、3は左扉(扉)、4は右扉(扉)、5は野菜室扉(扉)、6は製氷室扉(扉)、7は上部冷凍室扉(扉)、8は下面冷凍室扉(扉)、9は操作パネル(操作部、表示部)、10は基板収容室、11はメイン基板(回路基板)、12は制御部、13は記憶部、16はカードリーダユニット(インターフェース部)、17はカードスロット(インターフェース部)、18はメモリカード(記憶媒体)、19は凹部、21は蓋部材、22は庇部、30はUSBコネクタ(インターフェース部)、31は操作端末(記憶媒体、外部機器)を示す。

Claims (18)

  1. 該冷蔵庫を制御する制御部と、
    該冷蔵庫に設けられ、外部の記憶媒体と接続するインターフェース部と、を備え、
    前記制御部と前記記憶媒体との間で通信可能にしたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 記憶部を備え、
    前記制御部は、前記記憶部と前記記憶媒体との間でデータの読み込みまたは書き込みを行うことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記制御部は、前記インターフェース部に前記記憶媒体が接続されたことを検知した場合、予め設定されている条件に従って自動的にデータの読み込みまたは書き込みを行うことを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 前記記憶媒体は、前記制御プログラムを更新するための更新用データを記憶しており、
    前記記憶部は、該冷蔵庫を制御するための制御プログラムを記憶しており、
    前記制御部は、前記記憶媒体に記憶されている前記更新用データを用いて、前記記憶部に記憶されている前記制御プログラムを更新することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  5. 前記記憶部は、該冷蔵庫の動作状況を特定可能な動作情報、および該冷蔵庫の故障状況を特定可能な故障情報のうち少なくとも一方を記憶し、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記動作情報または前記故障情報を、前記記憶媒体に書き込むことを特徴とする請求項3または4記載の冷蔵庫。
  6. 前記インターフェース部は、該冷蔵庫が備える貯蔵室の前面開口を開閉する扉に設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  7. 前記インターフェース部は、該冷蔵庫に対する操作を入力するための操作部または該冷蔵庫の動作に関する情報を表示する表示部が設けられている扉に設けられていることを特徴とする請求項6記載の冷蔵庫。
  8. 前記インターフェース部は、扉の下面または側面に設けられていることを特徴とする請求項6または7記載の冷蔵庫。
  9. 前記インターフェース部は、扉の厚み方向において前面側に設けられていることを特徴とする請求項6から8のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  10. 貯蔵室の前面開口を開閉する扉を回動可能に支持するヒンジ部を備え、
    前記インターフェース部は、前記ヒンジ部に設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  11. 前記インターフェース部は、該冷蔵庫の本体の側面または背面に設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  12. 前記インターフェース部は、前記制御部が実装されている回路基板を収納する基板収容室に設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  13. 前記インターフェース部の前記記憶媒体が挿入される挿入口は、該冷蔵庫に対して下向きまたは横向きに開口していることを特徴とする請求項1から12記載の冷蔵庫。
  14. 前記挿入口は、当該挿入口が設けられる部位の表面から窪んで形成されている凹部に設けられていることを特徴とする請求項13記載の冷蔵庫。
  15. 前記凹部は、前記挿入口に前記記憶媒体を挿入した状態において、当該記憶媒体が当該凹部から突出しない深さとなるように形成されていることを特徴とする請求項14記載の冷蔵庫。
  16. 前記挿入口の上方に設けられ、当該挿入口よりも突出して形成されている庇部を備えることを特徴とする請求項13から15のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  17. 前記挿入口の開口を開閉する蓋部材を備えることを特徴とする請求項13から15のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  18. 前記インターフェース部は、外部機器への給電機能を備えることを特徴とする請求項1から17のいずれか一項記載の冷蔵庫。
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