JP2017146070A - ガスバーナー - Google Patents
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Abstract
【課題】噴出バルブやフィルタの部分を風防の外へ取り出しし易くして、噴出ノズルやフィルタに対するメンテナンス性が良好なガスバーナーを提供する。【解決手段】火口ブロック5のノズル19の後端18に、フィルタ24と噴出ノズル25とを設けるとともに、火口ブロック側空気孔26を開口し、この火口ブロック側空気孔26がノズル受け4のノズル受け側空気孔15に対応させ、火口ブロック5のノズル受け4に対する分離時にノズル19の後端18に設けられたフィルタ24と噴出ノズル25とがノズル受け4から分離する構成とした。【選択図】図2
Description
本発明は、ハンディタイプや卓上タイプなどのガスバーナーに関するものである。
従来からハンディタイプや卓上タイプなどの形態を採るガスバーナーにあっては、ガスタンクの部分をカートリッジ缶や供給源からのガスを貯留するタンクとし、このガスタンクの上部に、バーナー本体部分を覆う外装となる風防を取り付けていて、この風防の内部に、後端側にガスタンクからのガスが供給されるとともに空気を取り入れて混合気を通すノズルを配置し、さらにノズルの先端側に火口ブロックを取り付けた構成のものがある。
特に、特許文献1に示されているガスバーナーにあっては、彫金の細かな溶着作業などで据え置きでも使用できるように、バーナーの本体部分を小型にして低重心化が図られており、混合気を通す上記ノズルは、風防にボルト止めされている後端の内部に噴出バルブとフィルタとを組み入れて、この部分にガスタンクからのガスが送り込まれるようにしている。
ノズルにおける上記フィルタを組み入れた部分に近接する位置にはノズルを径方向に通る貫通孔であってノズル内の混合気流路に連通する空気孔があり、ノズルの外周に回転可能にして取り付けられている空気調整環で前記空気孔を開け閉め調整できるものとなっている。
さらに空気孔から取り込まれた空気とガスとの混合気が向かう火口ブロックでは、風防に設けた取付板を通して火口本体をノズルの先端にネジ付けて、火口ブロックとノズルとの連結を行なうとともに、両者の間に風防の前記取付板を介在させたことで、ノズルの先端側を風防に対して固定し、火口ブロックも風防に固定する構成としているものである。
なお、特許文献1に示されたガスバーナーは圧電点火式ガスバーナーであり、押し下げ可能に押し手が被せ付けられている圧電ユニットが、ガスタンクの側部に設けられていて、火口ブロックの上記火口本体に組み付けた火口ノズルに近接配置された電極に、圧電ユニットのリード線の端部が接続されているものであった。
ところで上述したハンディタイプのガスバーナーは手持ちできる大きさであることから、彫金などの金属加工に限らず各種の用途に使用されているが、空気中に微細な金属粉や油分が漂う作業環境で使用されることもあり、ガスバーナーの使用に際して空気とともにその空気に含まれている微細な油分を空気孔からノズル内に吸い込む場合がある。
そして、ノズル内に入った金属粉や油分の大半は、混合気の流れに伴なって火口側に向けて排出されるが、一部が空気孔近くに残ってフィルタや噴出バルブに付着してしまうことがある。そして金属粉や油分などの異物の付着が、ガスの噴出不良や噴出バルブの目詰まりの原因となっている。
このように空気孔から入った異物によって噴出バルブやフィルタが目詰まりした場合、付着した汚れを手作業で取り除く作業をしなければならないが、バーナーの本体部分を小型化した上記構造のガスバーナーは、風防内に収められた形で配置されているノズルを取り外すまでに至る分解作業が煩雑であるという問題があった。
そこで本発明は上記事情に鑑み、上記噴出バルブやフィルタの部分を風防の外へ取り出しし易くすることを課題とし、噴出ノズルやフィルタに対するメンテナンス性が良好であるとともに、炎のバリエーションを豊富にすることができる構成として、ガスバーナーの商品性を向上させることを目的とするものである。
(請求項1の発明)
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、風防の内部に位置していて、ガス供給源側からガスが送り込まれるノズル受けと、前記ノズル受けに後端が抜き差し可能に挿入されるノズルを有した火口ブロックとを備えるガスバーナーであって、
前記ノズル受けには、火口ブロックにおけるノズルの前記後端が挿入される部分にしてノズル受け側空気孔が開口されて、ノズル受けの外周に前記ノズル受け側空気孔を開け閉めする空気調節環が回転可能にして取り付けられ、
火口ブロックの前記ノズルの後端には、フィルタと噴出ノズルとが設けられているとともに、火口ブロック側空気孔が開口されていて、この火口ブロック側空気孔が前記ノズル受け側空気孔に対応しており、
前記火口ブロックのノズル受けに対する分離時にノズルの後端に設けられたフィルタと噴出ノズルとがノズル受けから分離する構成としたことを特徴とするガスバーナーを提供して、上記課題を解消するものである。
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、風防の内部に位置していて、ガス供給源側からガスが送り込まれるノズル受けと、前記ノズル受けに後端が抜き差し可能に挿入されるノズルを有した火口ブロックとを備えるガスバーナーであって、
前記ノズル受けには、火口ブロックにおけるノズルの前記後端が挿入される部分にしてノズル受け側空気孔が開口されて、ノズル受けの外周に前記ノズル受け側空気孔を開け閉めする空気調節環が回転可能にして取り付けられ、
火口ブロックの前記ノズルの後端には、フィルタと噴出ノズルとが設けられているとともに、火口ブロック側空気孔が開口されていて、この火口ブロック側空気孔が前記ノズル受け側空気孔に対応しており、
前記火口ブロックのノズル受けに対する分離時にノズルの後端に設けられたフィルタと噴出ノズルとがノズル受けから分離する構成としたことを特徴とするガスバーナーを提供して、上記課題を解消するものである。
(請求項2の発明)
そして、本発明において、上記風防に、上記火口ブロックのノズルが通されて風防に対する火口ブロックの位置決め用の取付孔を開口した位置決め板が設けられていて、前記取付孔にノズルを通した火口ブロックが止めビスにより風防に止め付けられていることが良好である。
そして、本発明において、上記風防に、上記火口ブロックのノズルが通されて風防に対する火口ブロックの位置決め用の取付孔を開口した位置決め板が設けられていて、前記取付孔にノズルを通した火口ブロックが止めビスにより風防に止め付けられていることが良好である。
本発明によれば、ガスバーナーの使用に際して目詰まりを生じ易いフィルタと噴出ノズルとが、火口ブロックのノズルの後端に設けられているので、火口ブロックを取り外すことで、フィルタや噴出ノズルが設けられている部分を清浄にする作業が頗る簡単に行なえるようになる。
つぎに本発明を図1と図2に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1はガスバーナーで、本実施の形態で示すこのガスバーナー1は圧電点火式ガスバーナーであり、図1に示すようにガス供給源としての縦型のガスタンク2と、ガスタンク2の上部に取り付けられ、側方の開放部分がやや斜め上方に臨むように傾斜している風防3と、この風防3の内部に配置固定されたノズル受け4と、風防3の前記開放部分から風防3内に装着されている火口ブロック5と、前記ガスタンク2の側部に配置された圧電ユニット6とを備えてなるものである。
ガスバーナー1は圧電点火式のものであることから、従来の圧電点火式ガスバーナーと同様に、押し手7が被せられている圧電ユニット6が備えるリード線8が、風防3の内部を通って火口ブロック5の火口カバー9の内部に入り、火口ノズル10に近接配置された電極11に接続されている。
(ノズル受け)
上記ノズル受け4は風防3の開放部分とは反対側であって、風防3の内部での上記押し手7側となる後端壁12にネジ止めにより固定されている。そして、このノズル受け4は、図2に示されているように火口ブロック5側を受け口として開いた形状の凹穴13にガスを送り込むように上記ガスタンク2のガスチューブ14が接続されている。
上記ノズル受け4は風防3の開放部分とは反対側であって、風防3の内部での上記押し手7側となる後端壁12にネジ止めにより固定されている。そして、このノズル受け4は、図2に示されているように火口ブロック5側を受け口として開いた形状の凹穴13にガスを送り込むように上記ガスタンク2のガスチューブ14が接続されている。
ノズル受け4が軸回転しないようにした工夫が施されていて、風防3においてこの風防3の天部と後端壁12とに亘る垂れ壁状の位置決め用突起3aを一体に有するとともに、ノズル受け4において前記位置決め用突起3aに対応する部分に位置決め用溝4aが設けられており、この位置決め用溝4aに位置決め用突起3aを嵌め入れて、上述のようにノズル受け4を後端壁12にネジ止めすることでノズル受け4が軸回転しないようにしている。
また、ノズル受け4の前部は、火口ブロック5における後述のノズルの後端が挿入できるように筒状とされていて、この筒状の部分をノズル受け4の径方向に貫く貫通孔からなるノズル受け側空気孔15を対にして有している。
さらにノズル受け4の上記ノズル受け側空気孔15が開口されている筒状とされた部分の外周には、空気調節環16が回転可能にして設けられている。この空気調節環16はノズル受け側空気孔15を開け閉めすることで、外部の空気がノズル受け4に装着した火口ブロック5の後端部分(ノズルの後端)に引き入れられる量を調節するものであり、ハンドル17が風防3の天部に開口された窓部分から突出し、このハンドル17を動かすことでノズル受け側空気孔15が開け閉めされる。
(火口ブロック)
火口ブロック5は、図2に示されているように、後端18が上記ノズル受け4の凹穴13に抜き差し可能に挿入されているノズル19と、ノズル19の先端20における混合気流路21に取付筒部22をネジ付けしている火口本体23と、火口本体23の前記ノズル19へのネジ付けで両者の間に保持される上記火口カバー9と、火口本体23の前部に装着されている上記火口ノズル10と、前記火口カバー9の内側で絶縁体に保持される形で火口ノズル10に近接される上記電極11とからなるものである。
火口ブロック5は、図2に示されているように、後端18が上記ノズル受け4の凹穴13に抜き差し可能に挿入されているノズル19と、ノズル19の先端20における混合気流路21に取付筒部22をネジ付けしている火口本体23と、火口本体23の前記ノズル19へのネジ付けで両者の間に保持される上記火口カバー9と、火口本体23の前部に装着されている上記火口ノズル10と、前記火口カバー9の内側で絶縁体に保持される形で火口ノズル10に近接される上記電極11とからなるものである。
(火口ブロックのノズル)
そして火口ブロック5における上記ノズル19の後端18は上記ノズル受け4の凹穴13に抜き差し可能に装着されていて、この後端18には、フィルタ24と、ガスタンク2から凹穴13に送り込まれてきたガスの流速を高めて混合気流路21に向けて送り出す細孔の噴出ノズル25とが設けられている。さらに噴出ノズル25が設けられている部分の近傍位置にして、かつ混合気流路21と交差するようにノズル19の径方向に貫通する貫通孔からなる火口ブロック側空気孔26が設けられている。
そして火口ブロック5における上記ノズル19の後端18は上記ノズル受け4の凹穴13に抜き差し可能に装着されていて、この後端18には、フィルタ24と、ガスタンク2から凹穴13に送り込まれてきたガスの流速を高めて混合気流路21に向けて送り出す細孔の噴出ノズル25とが設けられている。さらに噴出ノズル25が設けられている部分の近傍位置にして、かつ混合気流路21と交差するようにノズル19の径方向に貫通する貫通孔からなる火口ブロック側空気孔26が設けられている。
上記火口ブロック側空気孔26は、ノズル19の後端18をノズル受け4の凹穴13に装着することでそのノズル受け4に設けられている上記ノズル受け側空気孔15と対応位置する。このようにノズル受け4にノズル受け側空気孔15が開口されているとともに、このノズル受け4に抜き差し可能に装着される火口ブロック5におけるノズル19の後端18に火口ブロック側空気孔26が開口されていて、ノズル受け側空気孔15に前記火口ブロック側空気孔26が対応位置し、さらにノズル受け4の外周に空気調節環16が設けられていることから、上記噴出ノズル25からのガスと、空気調節環16とノズル受け側空気孔15と火口ブロック側空気孔26とを通って引き込まれる空気とが混合した状態でノズル19の混合気流路21を通って火口ノズル10に向けて送り出される。
上記風防3は火口ブロック5を支持する位置決め板27を一体にして有している。そしてこの位置決め板27には取付孔28が開口されており、火口ブロック5のノズル19を取付孔28に通し、そのノズル19の端部18を上記ノズル受け4の凹穴13に挿入することで、火口ブロック5が二位置で支えられて風防3に組み付けられている。
上記火口ブロック5がノズル19の中心軸回りで回転しないようにするために公知の手法を採用することが可能であり、本実施の形態では、取付孔28の内周とノズル19の外周との両者に相対する二面取りした面が設けられている。また、火口ブロック5の挿入方向での位置はノズル19をノズル受け4に当接させることで定められている。
さらに、風防3にあっては位置決め板27の位置で開口された雌ネジの透孔に天部から止めビス29がネジ付けられており、この止めビス29を火口ブロック5のノズル19に当接させて火口ブロック5が風防3に止め付けられている。
上記構造のガスバーナー1においては上記止めビス29を取り外して火口ブロック5を引き抜くことで、ノズル19の後端18にフィルタ24と噴出ノズル25とを配した状態で取り出すことができ、火口側からノズル側に入り込んだワックスなどの異物の除去や、フィルタ24や噴出ノズル25の周りに付着した異物の除去を簡単に行なうことができる。
なお、火口ノズル10や火口本体23の形状を変化させた各種の火口ブロック5を事前に用意することが可能であり、火口ブロック5の交換にて炎のバリエーションを増やすことが簡単に行なえるものとなる。また、同一である複数の火口ブロック5を事前に用意しておくことも良好であり、仮に本ガスバーナー1におけるフィルタ24や噴出ノズル25に異物が付着するなどして火口ブロック5に不具合が発生した合でも、その火口ブロック5の交換が簡単であって、不具合に迅速に対処することができる。
上記実施の形態でのガスバーナーは圧電点火式のものを示したが、本発明は実施の形態に限定されるものではなく、圧電点火式以外のガスバーナーにも採用できるものである。また実施の形態では、図1に示すように注入型のガスタンク2をガス供給源とする例を挙げているが、上記ノズル受けにガスを送るガス供給源がこの実施の形態に限定されるものではない。例えばガス供給源を、都市ガスをノズル受けに送り込む機構やガス充填済みのカートリッジ缶(カセットボンベ)とすることが可能である。更に実施の形態においては据え置きできるハンディタイプのものを示しているが、本発明は各種のハンディタイプや卓上タイプなどのガスバーナーに適用できるものであることはいうまでもない。
1…ガスバーナー
2…ガスタンク
3…風防
4…ノズル受け
5…火口ブロック
9…火口カバー
10…火口ノズル
13…ノズル受けの凹穴
14…ガスチューブ
15…ノズル受け側空気孔
16…空気調節環
18…ノズルの後端
19…ノズル
21…混合気流路
23…火口本体
24…フィルタ
25…噴出ノズル
26…火口ブロック側空気孔
27…位置決め板
28…取付孔
29…止めビス
2…ガスタンク
3…風防
4…ノズル受け
5…火口ブロック
9…火口カバー
10…火口ノズル
13…ノズル受けの凹穴
14…ガスチューブ
15…ノズル受け側空気孔
16…空気調節環
18…ノズルの後端
19…ノズル
21…混合気流路
23…火口本体
24…フィルタ
25…噴出ノズル
26…火口ブロック側空気孔
27…位置決め板
28…取付孔
29…止めビス
Claims (2)
- 風防の内部に位置していて、ガス供給源側からガスが送り込まれるノズル受けと、前記ノズル受けに後端が抜き差し可能に挿入されるノズルを有した火口ブロックとを備えるガスバーナーであって、
前記ノズル受けには、火口ブロックにおけるノズルの前記後端が挿入される部分にしてノズル受け側空気孔が開口されて、ノズル受けの外周に前記ノズル受け側空気孔を開け閉めする空気調節環が回転可能にして取り付けられ、
火口ブロックの前記ノズルの後端には、フィルタと噴出ノズルとが設けられているとともに、火口ブロック側空気孔が開口されていて、この火口ブロック側空気孔が前記ノズル受け側空気孔に対応しており、
前記火口ブロックのノズル受けに対する分離時にノズルの後端に設けられたフィルタと噴出ノズルとがノズル受けから分離する構成としたことを特徴とするガスバーナー。 - 上記風防に、上記火口ブロックのノズルが通されて風防に対する火口ブロックの位置決め用の取付孔を開口した位置決め板が設けられていて、前記取付孔にノズルを通した火口ブロックが止めビスにより風防に止め付けられている請求項1に記載のガスバーナー。
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