JP2017146470A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 1つの記録材に画像を形成する画像形成開始時から画像形成終了時までの時間を画像形成時間とした場合に、前記記録材の搬送方向における前記記録材の長さに応じて現像バイアスと供給バイアスとの電位差の変化量を変える画像形成装置を提供する。
【選択図】 図3
Description
現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に現像剤を供給する供給部材と、を備え、
1つの前記記録材に画像を形成する画像形成開始時から画像形成終了時までの時間を画像形成時間とした場合に、
前記現像剤担持に印加する現像バイアスの大きさと前記供給部材に印加する供給バイアスの大きさとの差が画像形成開始時と画像形成終了時で異なるように変化させ、かつ
前記記録材の搬送方向における前記記録材の長さに応じて前記差の変化量を変える画像形成装置を提供するものである。
図1を参照して、本発明の実施例に係る画像形成装置の全体構成について説明する。図1は、本実施例に係る画像形成装置100の模式的断面図である。本実施例では、画像形成装置の一例として、インライン方式かつ中間転写方式を採用したフルカラーレーザービームプリンタについて説明する。画像形成装置100は、画像情報に従って、記録材(例えば、記録用紙、プラスチックシート、布など)にフルカラー画像を形成することができる。画像情報は、画像形成装置本体に接続された画像読み取り装置、或いは画像形成装置本体に通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ等のホスト機器から、画像形成装置本体に入力される。
図2を参照して、本実施例に係る画像形成装置100に装着されるプロセスカートリッジ7の構成について説明する。図2は、本実施例におけるプロセスカートリッジ7の感光ドラム1の長手方向(回転軸線方向)に垂直な断面を模式的に示す断面図である。尚、本実施例では、収容している現像剤であるトナーの種類(色)を除いて、各色用のプロセスカートリッジ7の構成および動作は実質的に同一である。
ここで、供給ローラ5と現像ローラ4の接触部のトナーには、供給ローラ5に印加する供給バイアスと現像ローラ4に印加する現像バイアスの大小関係に応じて、トナーを供給ローラ5と現像ローラ4のいずれかの側に付勢する力が働く。図6を参照して、供給ローラ5と現像ローラ4の接触部のトナーに作用する付勢力について説明する。図6は、縦軸を電位、横軸を時間とし、変化する供給バイアスと現像バイアスの種々のパターン(a)〜(f)を示している。
トナーに働く付勢力の方向が供給ローラ5と現像ローラ4のいずれの方向となるかは、供給ローラ5に印加するバイアスの値から現像ローラ4に印加するバイアスの値を引いた値の極性によって決まる。すなわち、現像バイアスの電位に対する供給バイアスとの電位の差が、どちらの極性で形成されているかにより、トナーを付勢する方向が決まる。このバイアス電位差の極性がトナーの正規帯電極性と同極性の場合、トナーを供給ローラ5から現像ローラ4側に付勢する力が対向部のトナーに働く(パターン(b))。逆に、バイアス電位差の極性がトナーの正規帯電極性と逆極性の場合、トナーを現像ローラ4から供給ローラ5側に付勢する力が対向部のトナーに働く(パターン(a))。
図6を用いてバイアス電位差が変化する場合について説明する。
現像ゴーストの発生メカニズムと、現像ゴーストと供給ローラ5による現像残トナーの回収量の関係について説明する。ただし、本実施例における現像ゴーストは、ベタ印字直後(以下、「黒後」という)のハーフトーン濃度が背景部直後(以下、「白後」という)のハーフトーン濃度よりも濃くなる現象をいう。現像ゴーストは、白後のトナー帯電量と黒後のトナー帯電量との間の差によって、感光ドラム1上の静電潜像に対して現像されるトナー量に差が生じることが原因となって発生する。
本発明の実施例における現像ローラ4と供給ローラ5間のバイアス制御について、図3を用いて説明する。本実施例では現像ローラ4や供給ローラ5に印加される電圧を制御している。また、本実施例の記録材としては、レターサイズ紙(幅216mm×搬送方向長さ279mm)とリーガルサイズ紙(幅216mm×搬送方向長さ356mm)を印刷する場合を例に挙げて説明する。レターサイズ紙を第1の記録材とし、リーガルサイズ紙を第2の記録材とすると、紙の搬送方向での長さが異なり、第2の記録材であるリーガルサイズ紙の方がレターサイズ紙の長さより長い。
ここで、本実施例の効果を示すために行った実験について説明する。本実験は、常温常湿条件の環境下(温度23℃、湿度60%)にて、レターサイズ紙とリーガルサイズ紙を用いて評価用画像の印刷を行い、現像ゴーストとベタ追従性不良の評価を行った。
B:ハーフトーン画像において、濃度差が0.04〜0.08未満
C:ハーフトーン画像において、濃度差が0.08以上
ベタ追従性不良の評価は、ベタ黒画像を連続3枚出力し、3枚目のベタ黒画像の出力先端と後端の濃度差から下記に示す評価を、X−Rite製SPECTORDENSITOMETER 500を用いて行った。尚、印字テスト及び評価画像は単色で出力した。
B:全ベタ画像において、紙先端と紙後端での濃度差が0.2〜0.3未満
C:全ベタ画像において、紙先端と紙後端での濃度差が0.3以上
また、本実施例の効果を比較する例として、図3中に示してある比較例のバイアス制御を行った場合に対して同様の実験を行い、現像ゴーストとベタ追従性不良の評価を行った。比較例は、「画像形成開始時」から「画像形成終了時」までレターサイズ紙印刷時の供給バイアス傾きとリーガルサイズ紙印刷時の供給バイアス傾きの値を同じにしたものである。実験の結果を表1に示す。
実施例2に係る画像形成装置は、現像ローラの対ドラム周速比を上げるとともに、供給バイアスの傾きを変える制御を行うことで、実施例1より更に長い紙長さである長尺紙に対応するものである。実施例2はA3紙よりも長い長尺紙印刷時に、現像ローラへのトナー供給が十分ではないときに行う。本実施例の制御を行うことで、印刷する記録材の種類(記録材の長さ)によって用紙の後半部に現像ゴーストの発生しやすい場合においても、現像ゴーストの発生を低減できるという効果がある。これは、現像ローラ上に現像残トナーを残すことで、供給バイアス傾きを小さくすることが可能であるため、用紙後半部でのトナー供給量を低減できるからである。なお、実施例2の説明において、上述した実施例1と重複する部分については、その説明を省略する。
本実施例においても、実施例1で行ったものと同様の実験を行った。ただし、本実施例の実験では、A3紙と長尺紙を用いて行いそれぞれについて現像ゴーストの判定を行った。本実施例では、A3紙が第1の記録材で長尺紙が第2の記録材になる。なお、本実施例の制御において、「画像形成開始時」から「画像形成終了時」まで現像ローラに印加する現像バイアスは−400Vで一定とした。また、A3紙を印刷する場合には、「画像形成開始時」に印加する供給バイアスを−300Vとし、「画像形成終了時」に印加する供給バイアスを−500Vとし、供給バイアス傾きを一定とする制御を行った。一方、長尺紙を印刷する場合にも同様に、「画像形成開始時」に印加する供給バイアスを−300Vとし、「画像形成終了時」に印加する供給バイアスを−500Vとし、供給バイアス傾きを一定とする制御を行った。また、現像ローラの対感光ドラム周速比は、実施例2と比較例2−1では110%とし、一方、比較例2−2では130%となる制御を行った。ここで、周速比とは、現像ローラの表面の移動速度と感光ドラムの表面の移動速度との比であり、周速比=(現像ローラ表面の移動速度)÷(感光ドラム表面の移動速度)×100の式になる。
なお、本実施例では、画像形成中の供給バイアスの傾きが一定になるように制御した場合について説明したが、これに限ったものではない。本発明の趣旨を外れない範囲内であれば、種々の変形が可能である。以下に、変形例を挙げて説明する。
図3の挙動を更に詳しく説明すると、電位差は、画像形成開始時から画像形成時間の中間に向かって小さくなる。そして、画像形成時間の中間から画像形成終了時に向かって再度大きくなる。
1 像担持体
10 現像剤
4 現像剤担持体
5 現像剤供給部材
Claims (17)
- 記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
現像剤を担持する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に現像剤を供給する供給部材と、を備え、
1つの前記記録材に画像を形成する画像形成の開始時から画像形成の終了時までの時間を画像形成時間とした場合に、
前記現像剤担持体に印加する現像バイアスの大きさと前記供給部材に印加する供給バイアスの大きさとの差が前記画像形成の開始時と前記画像形成の終了時で異なるように変化させ、かつ
前記記録材の搬送方向における前記記録材の長さに応じて前記差の変化量を変えることを特徴とする画像形成装置。 - 第1の記録材と第1の記録材よりも長さが長い第2の記録材がある場合に、前記画像形成の開始時から前記差が0になるまでの時間が、前記第2の記録材よりも前記第1の記録材の方が長いことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 第1の記録材と第1の記録材よりも長さが長い第2の記録材がある場合に、画像形成の開始時から所定時間の経過後の第1の記録材における前記差を第1の差(D1)、画像形成の開始時から所定時間の経過後の第2の記録材における前記差を第2の差(D2)とした場合に、第2の差(D2)が第1の差(D1)よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記所定時間は、前記第1の記録材の画像形成時間の中で、前記画像形成の開始時を除き、前記画像形成時間の中間時より前までの時間であることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
- 前記差は、前記画像形成時間の中間時から前記画像形成の終了時に向かって大きくなることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記差は、前記画像形成の開始時から前記画像形成時間の中間時に向かって小さくなることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記供給バイアスの大きさを変化させることにより、前記差を変化させることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成の開始時の前記差の絶対値を開始時差(S1)、前記画像形成の終了時の前記差の絶対値を終了時差(S2)、前記開始時差(S1)と前記終了時差(S2)の合算を合算差(S3)とし、第1の記録材と第1の記録材よりも長さが長い第2の記録材がある場合に、
前記第1の記録材の合算差(1−S3)と前記第2の記録材の合算差(2−S3)との差の絶対値である総合差(S4)は、前記開始時差(S1)よりも小さいことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記総合差(S4)は、前記開始時差の大きさに対して10分の1以下から0以上であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 第1の記録材と第1の記録材よりも長さが長い第2の記録材がある場合に、前記第1の記録材における画像形成の開始時の前記差と前記第2の記録材における画像形成の開始時の前記差とが同じであることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 第1の記録材と第1の記録材よりも長さが長い第2の記録材がある場合に、前記第1の記録材における画像形成の終了時の前記差と前記第2の記録材における画像形成の終了時の前記差とが同じであることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成の開始時と前記画像形成の終了時を除く前記画像形成時間のうちで前記差が0になる時があることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記変化量は直線的に変化することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記記録材の種類を検出する記録材検出部を有し、
前記記録材検出部の検出結果をもとに、前記差の変化量を変えることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記現像剤担持体の回転方向と前記供給部材の回転方向とは、前記現像剤担持体と前記供給部材の接触位置で同じであることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 現像剤を収容する枠体と、
前記現像剤を搬送する搬送部材と、を備え、
前記搬送部材の軸は、前記現像剤担持体の下方に位置することを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記現像剤担持体と前記供給部材とを有する現像装置または像担持体と前記現像剤担持と前記供給部材とを有するプロセスカートリッジが着脱可能であることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016028397A JP2017146470A (ja) | 2016-02-17 | 2016-02-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016028397A JP2017146470A (ja) | 2016-02-17 | 2016-02-17 | 画像形成装置 |
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|---|---|
| JP2017146470A true JP2017146470A (ja) | 2017-08-24 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7501106B2 (ja) | 2020-05-25 | 2024-06-18 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001109242A (ja) * | 1999-10-07 | 2001-04-20 | Sharp Corp | 一成分トナーの現像装置 |
| KR20070072232A (ko) * | 2005-12-31 | 2007-07-04 | 삼성전자주식회사 | 현상전압 인가과정이 개선된 전자사진방식 화상형성장치의현상방법 |
| JP2010160236A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
| JP2015175993A (ja) * | 2014-03-14 | 2015-10-05 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2016
- 2016-02-17 JP JP2016028397A patent/JP2017146470A/ja active Pending
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