JP2017152945A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子機器において、防水性能をもたせつつ、厚みを低減する。【解決手段】電子機器101は、筐体1と、筐体1によって位置決めされている弾性部材4と、弾性部材4によって保持されている音響部品3とを備える。弾性部材4は、音響部品3を取り囲む本体部40と、本体部40と連続しつつ音響部品3に対向するように配置される膜部45とを有する。筐体1は、膜部45と外部空間とを連通する通路6を有する。【選択図】図3
Description
本開示は、電子機器に関するものである。
弾性体からなるマイクホルダにマイクロホンを保持した構造の電子機器が、特開2006−173718号公報(特許文献1)に記載されている。
マイクなどの音響部品が何らかの弾性部材に保持されて電子機器の筐体内に配置される場合に、電子機器に防水性能をもたせるためには、水を遮断しつつ音声を通すことができる振動膜と防水粘着シートとが組み合わさったものを、この弾性部材に重ねるように配置されうる。しかし、このような構成を採用すると、装置全体の厚みが増してしまうという問題があった。このような構成を採用すると、部品点数が増えてしまい、コストが増大するという問題もあった。
そこで、本開示は、防水性能をもたせつつ、厚みを低減することができる、電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に基づく電子機器は、筐体と、上記筐体によって位置決めされている弾性部材と、上記弾性部材によって保持されている音響部品とを備える。上記弾性部材は、上記音響部品を取り囲む本体部と、上記本体部と連続しつつ上記音響部品に対向するように配置される膜部とを有する。上記筐体は、上記膜部と外部空間とを連通する通路を有する。
本開示によれば、音響部品を保持する弾性部材が膜部を備えているので、弾性部材と筐体との間に振動膜を保持した別の部品を配置する必要がなく、したがって、電子機器に防水性能をもたせつつ、厚みを低減することができる。
図面において示す寸法比は、必ずしも忠実に現実のとおりを表しているとは限らず、説明の便宜のために寸法比を誇張して示している場合がある。以下の説明において、上または下の概念に言及する際には、絶対的な上または下を意味するものではなく、図示された姿勢の中での相対的な上または下を意味するものである。
(実施の形態1)
(構成)
図1〜図7を参照して、本開示に基づく実施の形態1における電子機器について説明する。本実施の形態における電子機器の外観を図1に示す。ここでは、一例として電子機器がスマートフォンであるものとして説明するが、電子機器の種類はスマートフォンとは限らない。
(構成)
図1〜図7を参照して、本開示に基づく実施の形態1における電子機器について説明する。本実施の形態における電子機器の外観を図1に示す。ここでは、一例として電子機器がスマートフォンであるものとして説明するが、電子機器の種類はスマートフォンとは限らない。
電子機器101はディスプレイを備えていてもよい。ディスプレイを覆うようにカバーガラス2が配置されている。カバーガラス2にはタッチパネルが設けられていてもよい。電子機器101は筐体1を備える。筐体1には穴10が設けられている。電子機器101は、ユーザが操作するためのボタンを備えていてもよい。図1における矢印91の側から電子機器101を見たところを図2に示す。図2におけるIII−III線に関する矢視断面図を図3に示す。
図3に示すように、電子機器101は、筐体1と、筐体1によって位置決めされている弾性部材4と、弾性部材4によって保持されている音響部品3とを備える。音響部品3はたとえばマイクであってよい。音響部品3は基板5に実装されていてよい。音響部品3は基板5に実装された状態で一体的な部品として供給されたものであってよい。基板5は、フレキシブル部を有する配線基板であってよい。弾性部材4と、音響部品3と、基板5との関係がわかるように、これらの部品に注目した分解図を図4に示す。図4においても音響部品3は基板5上に配置されている。音響部品3に弾性部材4を被せた状態を図5に示す。弾性部材4は、音響部品3を取り囲む本体部40と、本体部40と連続しつつ音響部品3に対向するように配置される膜部45とを有する。弾性部材4を単独で取り出した状態の断面図を図6に示す。膜部45は、本体部40と同じ材料で形成されていてよい。膜部45は、本体部40と一体的に成形されたものであってよい。膜部45は薄い膜状であり、水は通さないが音を通すことはできる。弾性部材4の平面図を図7に示す。
図3に示すように、筐体1は、膜部45と外部空間とを連通する通路6を有する。通路6は、筐体1の穴10から見通せる方向に延在する第1通路部6aと、膜部45に垂直な方向に延在する第2通路部6bとを含んでいてよい。ただし、ここで示す通路6の形はあくまで一例であってこれに限らない。
(作用・効果)
本実施の形態では、音響部品3を保持する弾性部材4が膜部45を備えているので、弾性部材4と筐体1との間に振動膜を保持した別の部品を配置する必要がない。したがって、本実施の形態では、電子機器に防水性能をもたせつつ、電子機器全体の厚みを低減することができる。
本実施の形態では、音響部品3を保持する弾性部材4が膜部45を備えているので、弾性部材4と筐体1との間に振動膜を保持した別の部品を配置する必要がない。したがって、本実施の形態では、電子機器に防水性能をもたせつつ、電子機器全体の厚みを低減することができる。
本実施の形態では、音響部品3を保持する弾性部材4自体が、振動膜として働きうる膜部45を含んでいるので、電子機器101としては防水性を確保しつつ部品点数を少なくすることができる。
本実施の形態で図4に示したように、音響部品3は、円形面3eと、円形面3eの外周から円形面3eに垂直に延在する円筒外面3fとを有していてよい。図6に示したように、弾性部材4の本体部40は、円形面3eに沿うように配置され、膜部45を取り囲む第1部分41と、円筒外面3fに沿うように配置される第2部分42とを含んでもよい。弾性部材4がこのように音響部品3を包み込む形状であれば、弾性部材4は音響部品3を安定して保持することができる。
図6および図7に示すように、弾性部材4は、第1部分41に突出部4aを有していてもよい。本実施の形態で示したように、第1部分41は円形面3eから遠ざかる側に向かって突出する突出部3aを有してもよい。弾性部材4の第1部分41がこのような突出部3aを有していれば、筐体1に対して弾性部材4を押し当てたときには突出部3aが圧縮されて変形しやすくなるので、筐体1に対して密着した構造とすることができる。図7に示すように、突出部3aは環状となっていてもよい。突出部3aが環状となっていれば、筐体1に弾性部材4を押し当てたときには筐体1と弾性部材4との当接部において、環状の密着領域を形成することができるので、筐体1と弾性部材4との隙間から水が浸入する確率を減らすことができる。
図6および図7に示すように、弾性部材4は、第2部分42に突出部4bを有していてもよい。突出部4bは第2部分42の外周面に沿って設けられている。突出部4bは半径方向外側に向かって突出するように設けられている。突出部4bは、第2部分42の外周を取り囲むように連続的に設けられている。
弾性部材4は、シリコンゴムを主材料とするものであってよい。この構成を採用することにより、弾性部材4は、弾性に富んだものとすることができる。
膜部45は、厚みが0.08mm以上0.1mm以下である部分を含んでいる。膜部45の少なくとも一部がこのような厚みであることにより、膜部45は、振動膜として良好に働くことができる。
(実施の形態2)
(構成)
図8〜図9を参照して、本開示に基づく実施の形態2における電子機器について説明する。本実施の形態における電子機器の部分断面図を図8に示す。図8は、本実施の形態における電子機器102において、実施の形態1における図3と同様の箇所を切った断面図である。本実施の形態における電子機器102は、基本的な構成においては実施の形態1で示した電子機器101と共通するが、以下の点で異なる。
(構成)
図8〜図9を参照して、本開示に基づく実施の形態2における電子機器について説明する。本実施の形態における電子機器の部分断面図を図8に示す。図8は、本実施の形態における電子機器102において、実施の形態1における図3と同様の箇所を切った断面図である。本実施の形態における電子機器102は、基本的な構成においては実施の形態1で示した電子機器101と共通するが、以下の点で異なる。
電子機器102においては、弾性部材4は、剛性部材7を内部に備える。剛性部材7だけを取り出したところを図9に示す。図9に示したのは、剛性部材7の形状の一例である。剛性部材7の形状としては、ここに示した以外の形状も採用可能である。
弾性部材4を作製する際には、二色成形が採用可能である。弾性部材4は、たとえば弾性部材4の外形に対応する金型を用意し、別途作製した剛性部材7をこの金型内にコアとして配置し、金型内の隙間に弾性材料を射出するという方法によって作製可能である。剛性部材7は弾性部材4の内部において全体が弾性材料に包み込まれているとは限らない。剛性部材7の一部が弾性部材4の外側に露出していてもよい。
(作用・効果)
本実施の形態では、弾性部材4が剛性部材7を内部に備えるので、弾性部材4の振動を安定させることができる。剛性部材7は、弾性部材4の本体部40の内部に配置されている。これにより、弾性部材4の膜部45が振動したときに、この振動が本体部40に伝わって本体部40に不所望な振動が生じる度合いを低減することができる。したがって、弾性部材4としては振動すべき部分が振動し、振動すべきでない部分は振動しにくい構造とすることができ、振動が安定する。
本実施の形態では、弾性部材4が剛性部材7を内部に備えるので、弾性部材4の振動を安定させることができる。剛性部材7は、弾性部材4の本体部40の内部に配置されている。これにより、弾性部材4の膜部45が振動したときに、この振動が本体部40に伝わって本体部40に不所望な振動が生じる度合いを低減することができる。したがって、弾性部材4としては振動すべき部分が振動し、振動すべきでない部分は振動しにくい構造とすることができ、振動が安定する。
剛性部材7は、金属部材であってもよい。ここでいう金属部材とは、たとえばステンレスからなるものであってもよい。剛性部材7は、たとえばステンレスの板材を折り曲げるなど塑性変形させて得られたものであってもよい。剛性部材7が金属部材であれば、加工しやすく、高い剛性を得ることができる。
本実施の形態で例示したように、剛性部材7は、開口部を有する平板状部分と、前記平板状部分の外周から筒状に延在する筒状部分とを含むものであってよい。このような剛性部材7を用いることとすれば、効率良く弾性部材4の剛性を高めることができ、その結果、弾性部材4に生じうる不所望な振動を効果的に低減することができる。剛性部材7において、平板状部分の外形は円形であってもよい。平板状部分に設けられた開口部は円形であってもよい。平板状部分に設けられた開口部は平板状部分の外周に対して同心状であってもよい。
本実施の形態の変形例として、図10に示すような構造の電子機器102nも考えられる。電子機器102nにおいては、膜部45と前記平板状部分とは、同一平面内に位置する。この構成を採用することにより、膜部45から弾性部材4への振動伝達の度合いを効果的に低減することができる。図10に示した例では、平板状部分は中央に開口部を有しており、この開口部の内周は、膜部45の外周に対して近接している。平板状部分の内周を膜部45の外周になるべく近接させておくことにより、膜部45から弾性部材4への振動伝達の度合いを効果的に低減することができる。
(実施の形態3)
(構成)
図11〜図12を参照して、本開示に基づく実施の形態3における電子機器について説明する。本実施の形態における電子機器の断面図を図11に示す。図11は、本実施の形態における電子機器103において、実施の形態1における図3と同様の箇所を切った断面図である。本実施の形態における電子機器103は、基本的な構成においては実施の形態2で示した電子機器102と共通するが、以下の点で異なる。
(構成)
図11〜図12を参照して、本開示に基づく実施の形態3における電子機器について説明する。本実施の形態における電子機器の断面図を図11に示す。図11は、本実施の形態における電子機器103において、実施の形態1における図3と同様の箇所を切った断面図である。本実施の形態における電子機器103は、基本的な構成においては実施の形態2で示した電子機器102と共通するが、以下の点で異なる。
電子機器103においては、弾性部材4は、剛性部材7iを内部に備える。剛性部材7iだけを取り出したところを図12に示す。剛性部材7iは、中央に開口部を有する円板であってよい。この場合にも、剛性部材7iは平板状部分を含むといえる。
(作用・効果)
本実施の形態においても、実施の形態2と同様の効果を得ることができる。本実施の形態では、弾性部材4の振動を安定させる効果の程度は、実施の形態2に比べて異なる可能性がある。剛性部材7iは剛性部材7に比べて構造が単純であるので、剛性部材7の作製がより容易となる。
本実施の形態においても、実施の形態2と同様の効果を得ることができる。本実施の形態では、弾性部材4の振動を安定させる効果の程度は、実施の形態2に比べて異なる可能性がある。剛性部材7iは剛性部材7に比べて構造が単純であるので、剛性部材7の作製がより容易となる。
剛性部材7iの材料については、実施の形態2で剛性部材7の材料について述べたことが同様にあてはまる。
本実施の形態の変形例として、図13に示すような構造の電子機器103nも考えられる。電子機器103nにおいては、膜部45と剛性部材7iの平板状部分とは、同一平面内に位置する。この構成を採用することにより、膜部45から弾性部材4への振動伝達の度合いを効果的に低減することができる。図13に示すように、平板状部分の内周を膜部45の外周になるべく近接させておくことにより、膜部45から弾性部材4への振動伝達の度合いを効果的に低減することができる。
なお、上記各実施の形態では、音響部品がマイクである例を示したが、音響部品はマイク以外であってもよい。音響部品は音声の入力および出力のうち少なくともいずれか一方を行なうことができる部品であればよい。音響部品はたとえばスピーカーであってもよい。
なお、上記実施の形態のうち複数を適宜組み合わせて採用してもよい。
なお、ここまで「電子機器」という用語を用いて説明したが、電子機器は、たとえば携帯電話、携帯情報端末、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、テレビ受像機、携帯音楽プレーヤー、CDプレーヤー、DVDプレーヤー、電卓、電子手帳、電子辞書、電子書籍リーダー、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ラジオ受信機、ナビゲーションシステム、測定機などを含む広い概念である。携帯電話または携帯情報端末の概念にはスマートフォンが含まれる。
なお、ここまで「電子機器」という用語を用いて説明したが、電子機器は、たとえば携帯電話、携帯情報端末、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、テレビ受像機、携帯音楽プレーヤー、CDプレーヤー、DVDプレーヤー、電卓、電子手帳、電子辞書、電子書籍リーダー、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ラジオ受信機、ナビゲーションシステム、測定機などを含む広い概念である。携帯電話または携帯情報端末の概念にはスマートフォンが含まれる。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 筐体、2 カバーガラス、3 音響部品、3e 円形面、3f 円筒外面、4 弾性部材、4a,4b 突出部、5 基板、6 通路、6a 第1通路部、6b 第2通路部、7,7i 剛性部材、10 穴、40 本体部、41 第1部分、42 第2部分、45 膜部、101,102,102n,103,103n 電子機器。
Claims (10)
- 筐体と、
前記筐体によって位置決めされている弾性部材と、
前記弾性部材によって保持されている音響部品とを備え、
前記弾性部材は、前記音響部品を取り囲む本体部と、前記本体部と連続しつつ前記音響部品に対向するように配置される膜部とを有し、
前記筐体は、前記膜部と外部空間とを連通する通路を有する、電子機器。 - 前記弾性部材は、剛性部材を内部に備える、請求項1に記載の電子機器。
- 前記剛性部材は、金属部材である、請求項2に記載の電子機器。
- 前記剛性部材は、開口部を有する平板状部分と、前記平板状部分の外周から筒状に延在する筒状部分とを含む、請求項2または3に記載の電子機器。
- 前記膜部と前記平板状部分とは、同一平面内に位置する、請求項4に記載の電子機器。
- 前記音響部品は、円形面と、前記円形面の外周から前記円形面に垂直に延在する円筒外面とを有しており、
前記本体部は、前記円形面に沿うように配置され、前記膜部を取り囲む第1部分と、前記円筒外面に沿うように配置される第2部分とを含む、請求項1から5のいずれかに記載の電子機器。 - 前記第1部分は前記円形面から遠ざかる側に向かって突出する突出部を有する、請求項6に記載の電子機器。
- 前記突出部は環状となっている、請求項7に記載の電子機器。
- 前記弾性部材は、シリコンゴムを主材料とする、請求項1から8のいずれかに記載の電子機器。
- 前記膜部は、厚みが0.08mm以上0.1mm以下である部分を含む、請求項1から9のいずれかに記載の電子機器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2016033848A JP2017152945A (ja) | 2016-02-25 | 2016-02-25 | 電子機器 |
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| JP2016033848A JP2017152945A (ja) | 2016-02-25 | 2016-02-25 | 電子機器 |
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| JP2016033848A Pending JP2017152945A (ja) | 2016-02-25 | 2016-02-25 | 電子機器 |
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