JP2017153307A - サーボアンプの電圧補償装置及びサーボアンプの電圧補償方法 - Google Patents

サーボアンプの電圧補償装置及びサーボアンプの電圧補償方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017153307A
JP2017153307A JP2016035378A JP2016035378A JP2017153307A JP 2017153307 A JP2017153307 A JP 2017153307A JP 2016035378 A JP2016035378 A JP 2016035378A JP 2016035378 A JP2016035378 A JP 2016035378A JP 2017153307 A JP2017153307 A JP 2017153307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
servo amplifier
fluctuation
voltage compensation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2016035378A
Other languages
English (en)
Inventor
義秋 桃澤
Yoshiaki Momosawa
義秋 桃澤
均 上甲
Hitoshi Joko
均 上甲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP2016035378A priority Critical patent/JP2017153307A/ja
Priority to TW106104242A priority patent/TW201806306A/zh
Priority to KR1020170023348A priority patent/KR20170101130A/ko
Priority to CN201710099337.6A priority patent/CN107134959A/zh
Publication of JP2017153307A publication Critical patent/JP2017153307A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
    • H02P21/12Stator flux based control involving the use of rotor position or rotor speed sensors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
    • H02P21/14Estimation or adaptation of machine parameters, e.g. flux, current or voltage
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
    • H02P21/0003Control strategies in general, e.g. linear type, e.g. P, PI, PID, using robust control
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
    • H02P21/14Estimation or adaptation of machine parameters, e.g. flux, current or voltage
    • H02P21/18Estimation of position or speed

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

【課題】何らかの要因により電源電圧の変動を正しく検出できず、特に検出した結果が電圧補償外の電圧として誤って検出された場合であっても、サーボモータの動特性の制御の不安定の挙動を確実に抑制する。【解決手段】電圧補償装置は、電源電圧を検出する電圧検出部と、電圧検出部が検出した電源電圧が基準電圧に対して変動すると、電源電圧の変動分を補正するための補正量を出力する電圧補償部と、補正量に基づき、サーボモータの駆動を制御する制御値のゲイン調整を行う変動補償部とを備えている。電圧補償部は、電源電圧の変動が電圧補償範囲外32b、32cである場合、この電圧補償範囲外32b、32cでの補正量を出力することで、サーボモータを制御するサーボアンプに供給される電源電圧の変動を補償する。【選択図】図4

Description

本発明は、サーボモータの駆動を制御するサーボアンプの電圧補償に係り、特にサーボアンプに供給される電源電圧の変動に対する補償に適したサーボアンプの電圧補償装置及びサーボアンプの電圧補償方法に関する。
サーボアンプは、回転検出器(エンコーダ)が検出したサーボモータのモータ軸の回転角度及び回転速度の検出結果と制御指令値とを比較し、検出結果を制御値に近づけるように、サーボモータの駆動を制御する。
ところで、サーボアンプに印加される電源電圧は、国毎に異なる。また、サーボアンプに供給される電源電圧は、様々な要因により変動する。このように、電源電圧が国毎に異なったり、様々な要因により変動したりすると、サーボモータの電流制御の応答速度が変化してしまうので、回転角度及び回転速度の制御が適切に行われない。そこで、サーボモータを仕様通りに駆動させるために、サーボアンプに供給される電源電圧を、電源電圧の変動に応じて補正する必要がある。
このようなサーボアンプに印加される電源電圧を補正するものとして、特許文献1では、サーボモータに電動機印加電圧を印加するPWMアンプゲイン部に電源電圧補正部を接続し、電源電圧補正部からの補正量によりPWMアンプゲイン部のゲインを調整するサーボアンプの電圧補正方法を提案している。
特開2004−350433号公報
上述したサーボアンプの電圧補正方法では、電源電圧補正部により、電源電圧変動時のサーボモータ側への印加電圧を補正しているため、電源電圧変動時のサーボモータの安定した動特性を得ることができる。
ところで、電源電圧補正部は、電源電圧を補正するための電源電圧補正テーブルに基づき、電圧補償の範囲内での電源電圧の変動に対する補正量をPWMアンプゲイン部に与えている。この場合、電源電圧の変動を正しく検出できれば適切な補正量をPWMアンプゲイン部に与えることができる。ところが、何らかの要因により電源電圧の変動を正しく検出できず、特に検出した結果が電圧補償外の電圧として誤って検出された場合は、適切な補正量とは大きく異なる補正量で電源電圧を補正してしまい適切な補正量をPWMアンプゲイン部に与えることができない。
このように、何らかの要因により電源電圧の変動を正しく検出できなかった場合、電源電圧補正部が適切な補正量をPWMアンプゲイン部に与えることができなくなると、サーボモータの動特性の制御が不安定になってしまうという問題がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、電源電圧の変動を正しく検出できかった場合、特に検出した結果が電圧補償外の電圧として誤って検出された場合であっても、サーボモータの動特性の制御の不安定の挙動を確実に抑制できるサーボアンプの電圧補償装置及びサーボアンプの電圧補償方法を提供することを目的とする。
本発明のサーボアンプの電圧補償装置は、サーボモータを制御するサーボアンプに供給される電源電圧の変動を補償するサーボアンプの電圧補償装置であって、前記電源電圧を検出する電圧検出部と、前記電圧検出部が検出した電源電圧が基準電圧に対して変動すると、前記電源電圧の変動分を補正するための補正量を出力する電圧補償部と、前記補正量に基づき、前記サーボモータの駆動を制御する制御値のゲイン調整を行う変動補償部とを備え、前記電圧補償部は、検出した前記電源電圧が電圧補償範囲内である場合、この電圧補償範囲内での前記電源電圧に対応した補正量を出力し、検出した前記電源電圧が電圧補償範囲外である場合、この電圧補償範囲外での前記電源電圧に対応した補正量を出力することを特徴とする。
この構成では、電圧検出部が検出した電源電圧が基準電圧に対して変動すると、電圧補償部が電源電圧に対応した補正量を出力する。また、電圧補償部は、検出した電源電圧が電圧補償範囲内である場合、電圧補償範囲内での電源電圧に対応した補正量を出力し、検出した電源電圧が電圧補償範囲外である場合、電圧補償範囲外での電源電圧に対応した補正量を出力する。これにより、電圧補償部は、電源電圧を電圧補償外の電圧として誤って検出された場合であっても、電圧補償外での電圧の補正量が設定されているので、電圧補償範囲外での補正量を出力することで、サーボモータを制御するサーボアンプに供給される電源電圧の変動を補償することができる。
また、前記電圧補償部は、前記電圧補償範囲内及び前記電圧補償範囲外での補正量を求める補正曲線を有し、前記基準電圧に対する前記電源電圧の変動分の補正量を前記補正曲線から求めることを特徴とする。
この構成では、電圧検出部が電源電圧の変動を電圧補償外の電圧として誤って検出した場合でも、電圧補償部が補正曲線から求めた電源電圧の変動分の補正量を出力することができる。
また、前記補正曲線は、前記電圧補償範囲外では傾きが緩やかとなっていることを特徴とする。
この構成では、補正曲線の電圧補償範囲外での傾きが緩やかとなっているため、サーボモータの動特性の制御の不安定の挙動を緩やかに抑えることができる。
また、前記補正曲線は、前記電圧補償範囲外では補正量が一定値となっていることを特徴とする。
この構成では、補正曲線の電圧補償範囲外での補正量が一定値となっているため、サーボモータの動特性の制御の不安定の挙動を一定の補正量で抑えることができる。
また、前記電圧補償部は、前記電圧補償範囲内及び前記電圧補償範囲外での前記基準電圧に対する前記電源電圧の変動分の補正量を計算により求めることを特徴とする。
この構成では、電圧補償部が基準電圧に対する電源電圧の変動分の補正量を計算により求めるので、補正曲線を用いなくても電源電圧の変動分の補正量を出力することができる。
また、前記電圧補償範囲外での補正量は一定値となっていることを特徴とする。
この構成では、補正曲線を用いなくても電圧補償範囲外では一定の補正量を出力することができる。
また、前記電圧補償範囲は、補正下限及び補正上限を示す電圧により設定されていることを特徴とする。
この構成では、基準電圧に対する電源電圧の変動が電圧補償範囲の補正下限又は補正上限を超えた場合、補正下限又は補正上限を超えた電源電圧の変動分の補正量を確実に出力することができる。
また、前記制御値は、第1の電流指令と第2の電流指令とを有し、前記変動補償部は、前記第1の電流指令に対してゲイン調整を行う第1の電圧変動補償部と、前記第2の電流指令に対してゲイン調整を行う第2の電圧変動補償部とを有し、前記サーボアンプの前段に配置されていることを特徴とする。
この構成では、サーボアンプの前段で、第1の電圧変動補償部と第2の電圧変動補償部とにより、第1の電流指令と第2の電流指令に対するゲイン調整を行うため、サーボモータの3相分に対するゲイン調整に比べ少ない数でのゲイン調整を行うことができる。
また、前記制御値は、前記サーボアンプ内の逆パーク変換部から出力される、3相のモータ電流を2つのベクトル直流成分で独立に制御するための第1の相の電圧と、第2の相の電圧とを有し、前記変動補償部は、前記第1の相の電圧に対してゲイン調整を行う第1の電圧変動補償部と、前記第2の相の電圧に対してゲイン調整を行う第2の電圧変動補償部とを有し、前記逆パーク変換部の後段に配置されていることを特徴とする。
この構成では、逆パーク変換部の後段で、第1の電圧変動補償部と第2の電圧変動補償部とにより、第1の相の電圧と第2の相の電圧に対するゲイン調整を行うため、サーボモータの3相分に対するゲイン調整に比べ少ない数でのゲイン調整を行うことができる。
本発明のサーボアンプの電圧補償方法は、サーボモータを制御するサーボアンプに供給される電源電圧の変動を補償するサーボアンプの電圧補償方法であって、電圧検出部により、前記電源電圧を検出する工程と、電圧補償部により、前記電圧検出部が検出した電源電圧が基準電圧に対して変動すると、前記電源電圧の変動分を補正するための補正量を出力する工程と、変動補償部により、前記補正量に基づき、前記サーボモータの駆動を制御する制御値のゲイン調整を行う工程とを有し、前記電圧補償部は、検出した前記電源電圧が電圧補償範囲内である場合、この電圧補償範囲内での前記電源電圧に対応した補正量を出力し、検出した前記電源電圧が電圧補償範囲外である場合、この電圧補償範囲外での前記電源電圧に対応した補正量を出力することを特徴とする。
これにより、電源電圧が電圧補償外の電圧として誤って検出された場合であっても、電圧補償外での電圧の補正量が設定されているので、電圧補償範囲外での補正量を出力することで、サーボモータを制御するサーボアンプに供給される電源電圧の変動を補償することができる。
また、前記電圧補償部は、前記電圧補償範囲内及び前記電圧補償範囲外での補正量を求める補正曲線を有し、前記基準電圧に対する前記電源電圧の変動分の補正量を前記補正曲線から求めることを特徴とする。
この構成では、電圧検出部が電源電圧の変動を電圧補償外の電圧として誤って検出した場合でも、電圧補償部が補正曲線から求めた電源電圧の変動分の補正量を出力することができる。
また、前記補正曲線は、前記電圧補償範囲外では傾きが緩やかとなっていることを特徴とする。
この構成では、補正曲線の電圧補償範囲外での傾きが緩やかとなっているため、サーボモータの動特性の制御の不安定の挙動を緩やかに抑えることができる。
また、前記補正曲線は、前記電圧補償範囲外では補正量が一定値となっていることを特徴とする。
この構成では、補正曲線の電圧補償範囲外での補正量が一定値となっているため、サーボモータの動特性の制御の不安定の挙動を一定の補正量で抑えることができる。
また、前記電圧補償部は、前記電圧補償範囲内及び前記電圧補償範囲外での前記基準電圧に対する前記電源電圧の変動分の補正量を計算により求めることを特徴とする。
この構成では、電圧補償部が基準電圧に対する電源電圧の変動分の補正量を計算により求めるので、補正曲線を用いなくても電源電圧の変動分の補正量を出力することができる。
また、前記電圧補償範囲外での補正量は一定値となっていることを特徴とする。
この構成では、補正曲線を用いなくても電圧補償範囲外では一定の補正量を出力することができる。
また、前記電圧補償範囲は、補正下限及び補正上限を示す電圧により設定されていることを特徴とする。
この構成では、基準電圧に対する電源電圧の変動が電圧補償範囲の補正下限又は補正上限を超えた場合、補正下限又は補正上限を超えた電源電圧の変動分の補正量を確実に出力することができる。
また、前記制御値は、第1の電流指令と第2の電流指令とを有し、前記変動補償部は、前記サーボアンプの前段で、第1の電圧変動補償部により、前記第1の電流指令に対してゲイン調整を行う工程と、第2の電圧変動補償部により、前記第2の電流指令に対してゲイン調整を行う工程と、を有することを特徴とする。
この構成では、サーボアンプの前段で、第1の電圧変動補償部と第2の電圧変動補償部とにより、第1の電流指令と第2の電流指令に対するゲイン調整を行うため、サーボモータの3相分に対するゲイン調整に比べ少ない数でのゲイン調整を行うことができる。
また、前記制御値は、前記サーボアンプ内の逆パーク変換部から出力される、3相のモータ電流を2つのベクトル直流成分で独立に制御するための第1の相の電圧と、第2の相の電圧とを有し、前記変動補償部は、前記逆パーク変換部の後段で、第1の電圧変動補償部により、前記第1の相の電圧に対してゲイン調整を行う工程と、第2の電圧変動補償部により、前記第2の相の電圧に対してゲイン調整を行う工程と、を有することを特徴とする。
この構成では、逆パーク変換部の後段で、第1の電圧変動補償部と第2の電圧変動補償部とにより、第1の相の電圧と第2の相の電圧に対するゲイン調整を行うため、サーボモータの3相分に対するゲイン調整に比べ少ない数でのゲイン調整を行うことができる。
本発明のサーボアンプの電圧補償装置及びサーボアンプの電圧補償方法によれば、何らかの要因により電源電圧の変動を正しく検出できず、特に検出した結果が電圧補償外の電圧として誤って検出された場合であっても、電圧補償範囲外での補正量を出力することで、サーボモータを制御するサーボアンプに供給される電源電圧の変動を補償することができ、サーボモータの動特性の制御の不安定の挙動を確実に抑制できる。
本発明のサーボアンプの電圧補償装置の一実施形態を示すものであって、電圧補償装置の原理を説明するための図である。 図1の電圧補償装置などの具体的な構成の一例を示す図である。 図1及び図2の電圧補償部が保持する電圧補正テーブルの一例を示すものであって、図3(a)はリミットなしの場合の電圧補正テーブルを示す図であり、図3(b)はリミットありの場合の電圧補正テーブルを示す図である。 図3の電圧補正テーブルに基づいた補正曲線の一例を示すものであって、図4(a)は図3(a)の電圧補正テーブルに基づいた補正曲線を示す図であり、図4(b)は図3(b)の電圧補正テーブルに基づいた補正曲線を示す図である。 図2の電圧補償装置による電圧補償方法を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明のサーボアンプの電圧補償装置の一実施形態を、図1〜図5を参照しながら説明する。
まず、図1により、サーボアンプの電圧補償装置(以下、電圧補償装置という)の原理について説明する。すなわち、電圧補償装置10は、たとえば電流制御部50とサーボアンプ60との間に配置されている。なお、サーボアンプ60の出力側には、エンコーダ80が搭載されたサーボモータ70が配置されている。また、サーボアンプ60には、図示しない電源回路から電源電圧が供給される。そして、サーボモータ70を駆動させるための制御値である電流指令が出されると、電流制御部50はサーボアンプ60側からの変換電流の偏差(電流指令に対する偏差)を無くすための電圧指令を電圧補償装置10に出力する。
ここで、電圧補償装置10は、電圧検出部20、電圧補償部30及び変動補償部40を備えている。そして、電圧検出部20が図示しない電源回路からの電源電圧を検出して電圧補償部30に出力する。また、電圧補償部30が後述の補正曲線32又は計算により、基準電圧に対して変動した電源電圧の補正量を求め変動補償部40に出力する。なお、電圧補償部30は、詳細については後述するが、電圧検出部20が検出した電源電圧が基準電圧に対し大幅にズレ、後述の補正曲線32の電圧補償範囲外まで変動すると、基準電圧からズレた電圧毎の補正量又は一定の補正量を出力する。
また、変動補償部40が補正量に基づいて電流制御部50からの電圧指令のゲイン調整を行い、サーボアンプ60に出力すると、サーボアンプ60が変動補償部40によってゲイン調整された電圧指令に基づき、サーボモータ70の電流制御を行う。なお、エンコーダ80は、サーボモータ70のモータ軸の回転角度を検出してサーボアンプ60にフィードバックする。
このように、電圧補償装置10は、電圧検出部20が電源電圧の変動を電圧補償外の電圧として誤って検出した場合でも、あるいは電圧検出部20が検出した電源電圧が電圧補償範囲外まで変動した場合であっても、基準電圧からズレた電圧毎の補正量又は一定の補正量を出力するので、サーボモータ70の動特性の制御が不安定になることを抑制できる。
次に、図2を参照し、電圧補償装置10などの具体的な構成の一例について説明する。なお、以下の図において、図1と共通する部分については同一符号を付し、重複する説明は適宜行うものとする。
まず、電圧補償装置10は、上述したように、たとえば電流制御部50とサーボアンプ60との間に配置されている。また、上述したように、サーボアンプ60の出力側には、サーボモータ70とエンコーダ80とが配置されている。
また、電圧補償装置10は、上述したように、電圧検出部20、電圧補償部30及び変動補償部40を備えている。電圧検出部20は、図示しない電源回路からの電源電圧の電圧を検出して電圧補償部30に出力する。電圧補償部30は、後述の補正曲線32又は計算により、基準電圧に対して変動した電源電圧の補正量を求め変動補償部40に出力する。なお、電圧補償部30は、詳細については後述するが、電圧検出部20が検出した電源電圧が基準電圧に対し大幅にズレ、後述の補正曲線32の電圧補償範囲外まで変動すると、基準電圧からズレた電圧毎の補正量又は一定の補正量を出力する。
変動補償部40は、電圧変動補償部41、42を有している。電圧変動補償部41は、後述のPI制御部51からのD軸電圧指令に対してのゲイン調整を行い、サーボアンプ60に出力する。電圧変動補償部42は、後述のPI制御部52からのQ軸電圧指令に対してのゲイン調整を行い、サーボアンプ60に出力する。なお、変動補償部40は、後述のサーボアンプ60の逆パーク変換部61と空間ベクトル変調部62との間に配置されてもよい。
電流制御部50は、PI(Proportional Integral)制御部51、52を有している。PI制御部51は、サーボモータ70を駆動させるための制御値であるD軸電流指令を基準とし、サーボアンプ60側からのD軸電流の偏差を無くすためのD軸電圧指令を電圧変動補償部41に出力する。PI制御部52は、サーボモータ70を駆動させるための制御値であるQ軸電流指令を基準とし、サーボアンプ60側からのQ軸電流の偏差を無くすためのQ軸電圧指令を電圧変動補償部42に出力する。ここで、D軸とは、座標変換を用いたモータのベクトル制御における界磁電流成分である。また、Q軸とは、座標変換を用いたモータのベクトル制御におけるトルク電流成分である。
サーボアンプ60は、逆パーク変換部61、空間ベクトル変調部62、PWM(Pulse Width Modulation)63、電流検出部64、軸変換部65を有している。逆パーク変換部61は、エンコーダ80からの電気角(回転角)に基づき、電圧変動補償部41及び電圧変動補償部42からのD軸電圧指令及びQ軸電圧指令を固定座標から回転座標に変換し、2相の電圧α、βを空間ベクトル変調部62に出力する。
空間ベクトル変調部62は、2相の電圧α、βを3相(U相、V相、W相)の電圧に逆変換してPWM63に出力する。PWM63は、空間ベクトル変調部62からのU相電圧指令、V相電圧指令及びW相電圧指令に応じたパルスをサーボモータ70に出力する。
電流検出部64は、サーボモータ70のU相電流、V相電流及びW相電流を検出して軸変換部65に出力する。軸変換部65は、電流検出部64からのU相電流、V相電流及びW相電流を、D軸電流及びQ軸電流に変換して電流制御部50にフィードバックする。なお、D軸電流はPI制御部51にフィードバックされ、Q軸電流はPI制御部52にフィードバックされる。
サーボモータ70は、サーボアンプ60からの駆動電圧によって制御される。エンコーダ80は、サーボモータ70のモータ軸の電気角(回転角)を検出して逆パーク変換部61及び軸変換部65にフィードバックする。
次に、図3を参照し、電圧補償部30が保持する電圧補正テーブルの一例について説明する。なお、図3(a)はリミットなしの場合の電圧補正テーブルを示し、図3(b)はリミットありの場合の電圧補正テーブルを示している。また、電圧補償部30は、図3(a)の電圧補正テーブル又は図3(b)の電圧補正テーブルのいずれかにより、基準電圧に対して変動した電源電圧の補正量を求めることになるが、どちらの電圧補正テーブルを用いるかは予め設定しておくことができる。また、電圧補償部30は、電圧検出部20が検出した電源電圧(DC)に基づき、補正量を求めるが、説明の都合上、電圧(AC)とした場合で説明する。
まず、図3(a)、(b)に示す電圧補正テーブル31a、31bは、基準電圧を220V(AC)とし、補正下限を180V(AC)とし、補正上限を270V(AC)とした場合の電圧(AC)及び補正量を有している。また、図3(a)、(b)に示す電圧補正テーブル31a、31bは、それぞれの電圧(AC)に対応した電圧(DC)を有している。なお、電圧(DC)は、電圧(AC)を全波整流したときの値である。また、電圧補償部30は、電圧検出部20が検出した電源電圧(DC)に基づき、補正量を求める。
すなわち、基準電圧の220V(AC)は311.127V(DC)であり、補正下限の180V(AC)は254.5584V(DC)であり、補正上限の270V(AC)は381.8377V(DC)である。
また、電圧補正テーブル31a、31bは、160V(AC)〜290V(AC)までの値を有している。また、160V(AC)〜290V(AC)は、226.2742V(DC)〜410.1219V(DC)である。そして、180V(AC)〜270V(AC)が電圧補償範囲内32aとされ、180V(AC)未満が電圧補償範囲外32bとされ、270V(AC)超えた電圧が電圧補償範囲外32cとされている。ここで、電圧補償範囲内32a及び電圧補償範囲外32b、32cは、サーボモータ70の仕様に合わせた場合の一例であり、図3(a)、(b)に示す値に限定されるものではない。
また、電圧補正テーブル31a、31bが有する補正量は、基準電圧に対する変動を補正するための値を示している。すなわち、補正量=基準電圧/電源電圧の計算により求めることができる。具体的には、たとえば基準電圧である220V(AC)に対して、電源電圧がたとえば210V(AC)に変動した場合、220/210=1.047619が補正量となる。また、220V(AC)に対して、電源電圧がたとえば230V(AC)に変動した場合、220/230=0.956522が補正量となる。
なお、電圧補正テーブル31aはリミットなしであるため、電圧補償範囲外32b、32cでは、220/変動電圧(AC)=補正量となる。すなわち、基準電圧である220V(AC)に対して、電源電圧がたとえば170V(AC)に変動した場合、220/170=1.294118が補正量となる。また、基準電圧である220V(AC)に対して、電源電圧がたとえば280V(AC)に変動した場合、220/280=0.785714が補正量となる。つまり、電圧補償範囲外32b、32cでは、基準電圧からズレた電圧(AC)毎の補正量が用いられる。なお、電圧補償範囲外32b、32cでの補正量は、必ずしも図3(a)に示した値とする必要がない。すなわち、180V(AC)未満の電圧補償範囲外32bでは、基準電圧からズレた電圧(AC)毎の補正量を、図3(a)に示した値より小さくしてもよいし、270V(AC)を超えた電圧補償範囲外32cでは、基準電圧からズレた電圧(AC)毎の補正量を、図3(a)に示した値より大きくしてもよい。この場合、電圧補償範囲外32b、32cでは、さらに緩やかな電圧変動補償が可能となる。
一方、電圧補正テーブル31bは、リミットありであるため、電圧補償範囲外32b、32cでは、220/変動電圧(AC)=補正量(一定)となる。すなわち、基準電圧である220V(AC)に対して、電源電圧がたとえば180V(AC)未満の電圧として変動した場合、220/170=1.222222をリミットとした一定の補正量となる。また、基準電圧である220V(AC)に対して、電源電圧がたとえば270V(AC)を超えて変動した場合、220/280=0.814815をリミットとした一定の補正量となる。つまり、電圧補償範囲外32b、32cでは、常に一定の補正量が用いられる。
なお、電圧補正テーブル31bでは、リミットを180V(AC)、270V(AC)としているが、必ずしもこの電圧(AC)に限るものではない。すなわち、リミットを170V(AC)、280V(AC)とするように、電圧補償範囲内32aから多少ズレた値としてもよい。
次に、図4を参照し、電圧補償部30が保持する補正曲線の一例について説明する。なお、図4(a)は図3(a)のリミットなしの電圧補正テーブル31aに基づいた補正曲線であり、図4(b)は図3(b)のリミットありの電圧補正テーブル31bに基づいた補正曲線である。
まず、図4(a)、(b)の補正曲線32は、横軸を電圧(AC)を全波整流した電圧(DC)とし、縦軸を補正量として示している。また、補正下限(254V(DC))と補正上限(382V(DC))との間は、電圧補償範囲内32aであり、点線で囲った部分は電圧補償範囲外32b、32cである。また、基準電圧である311V(DC)は、220V(AC)を全波整流したときの値であり、説明の都合上、小数点以下を切り捨てて示している。また、補正曲線32の補正下限である254V(DC)は、180V(AC)を全波整流したときの値であり、説明の都合上、小数点以下を切り捨てて示している。また、補正曲線32の補正上限である382V(DC)は、270V(AC)を全波整流したときの値であり、説明の都合上、小数点以下を四捨五入して示している。
図4(a)のリミットなしの補正曲線32から分かる通り、電圧補償範囲内32aでは電源電圧が基準電圧より小さい方に変動すると補正量が大きくなる。また、電圧補償範囲内32aでは電源電圧が基準電圧より大きい方に変動すると補正量が小さくなる。また、電圧補償範囲外32bでは、補正量が緩やかに高くなっていることが分かる。また、電圧補償範囲外32cでは、補正量が緩やかに小さくなっていることが分かる。
また、図4(b)のリミットありの補正曲線32から分かる通り、電圧補償範囲内32aでは図4(a)と同様に、電源電圧が基準電圧より小さい方に変動すると補正量が大きくなる。また、電圧補償範囲内32aでは図4(a)と同様に、電源電圧が基準電圧より大きい方に変動すると補正量が小さくなる。一方、電圧補償範囲外32b、32cでは、補正量がリミットされることで一定値となっていることが分かる。
なお、上述した説明では、電圧補償部30が図3に示した電圧補正テーブル31a、31bや、図4に示した補正曲線32に基づき、補正量を求めた場合としているが、この例に限るものではない。すなわち、電圧補償部30は、電圧補正テーブル31a、31bや補正曲線32を用いずに、基準電圧/電源電圧の計算により、補正量を求めてもよい。この場合、電圧補償部30は、補正下限と補正上限の電圧(DC)を有していればよい。また、電圧補償部30は、リミットありの場合、電源電圧が基準電圧の電圧補償範囲外32b、32cであることを確認し、一定の補正量を出力するようにすればよい。このようにすると、電圧補償部30は、電圧補正テーブル31a、31bや補正曲線32を用いなくても、補正量を出力することができる。また、電圧補正テーブル31a、31bや補正曲線32を用いない場合、電圧補償部30がワークエリアとして使用する図示しないメモリなどに電圧補正テーブル31a、31bや補正曲線32を記憶させなくてもよいため、図示しないメモリの容量を小さくできる。また、電圧補償部30は、計算により補正量を求めることができるので、電圧補正テーブル31a、31bや、補正曲線32を参照する処理を省くことができる。
次に、図5を参照し、サーボアンプ60の電圧補償方法について説明する。なお、以下では、電圧補償部30が図4(b)に示したリミットありの補正曲線32を参照して補正量を求めるものとして説明する。
(ステップS101)
まず、電圧補償装置10の電圧検出部20は、図示しない電源回路から電源電圧の電圧を検出して電圧補償部30に出力する。
(ステップS102)
電圧補償部30は、電圧検出部20が検出した電源電圧の電圧が電圧補償範囲外32b、32cかどうかを判断する。この場合、電圧補償部30は、補正曲線32を参照し、電圧検出部20が検出した電源電圧の電圧が電圧補償範囲内32aであれば、電圧補償範囲外32b、32cでないと判断し(ステップS102:No)、ステップS107に移行する。
これに対し、電圧補償部30は、補正曲線32を参照し、電圧検出部20が検出した電源電圧の値が電圧補償範囲外32b又は32cであれば、電圧補償範囲外32b、32cであると判断し(ステップS102:Yes)、ステップS103に移行する。
(ステップS103)
電圧補償部30は、電圧補償範囲外32b、32cでの電源電圧に対応した補正量を求める。この場合、電圧補償部30は、補正曲線32を参照し、補正量を求める。
すなわち、電圧補償部30は、基準電圧である311V(DC)に対して、電源電圧がたとえば補正下限の254V(DC)未満となるように変動した場合、1.222222をリミットとした一定の補正量を求める。
これに対し、電圧補償部30は、基準電圧である311V(DC)に対して、電源電圧がたとえば補正上限の382V(DC)を超えて変動した場合、0.814815をリミットとした一定の補正量を求める。
(ステップS104)
電圧補償部30は、求めた補正量を変動補償部40の電圧変動補償部41、42に出力する。
(ステップS105)
変動補償部40は、補正量に基づいて制御電圧のゲインを調整する。
この場合、変動補償部40の電圧変動補償部41は、電流制御部50のPI制御部51からのD軸電圧指令に対してのゲイン調整を行い、サーボアンプ60に出力する。また、変動補償部40の電圧変動補償部42は、電流制御部50のPI制御部52からのQ軸電圧指令に対してのゲイン調整を行い、サーボアンプ60に出力する。
(ステップS106)
サーボアンプ60は、変動補償部40からのゲイン調整された電圧に基づき、サーボモータ70を制御する。
この場合、サーボアンプ60の逆パーク変換部61は、エンコーダ80からの電気角(回転角)に基づき、電圧変動補償部41及び電圧変動補償部42からのD軸電圧指令及びQ軸電圧指令を固定座標から回転座標に変換し、2相の電圧α、βを空間ベクトル変調部62に出力する。
また、空間ベクトル変調部62が2相の電圧α、βを3相(U相、V相、W相)の電圧に逆変換して出力すると、PWM63が空間ベクトル変調部62からのU相電圧指令、V相電圧指令及びW相電圧指令に応じたパルスをサーボモータ70に出力する。
また、電流検出部64がサーボモータ70のU相電流、V相電流及びW相電流を検出して出力すると、軸変換部65が電流検出部64からのU相電流、V相電流及びW相電流を、D軸電流及びQ軸電流に変換して電流制御部50にフィードバックする。
(ステップS107)
電圧補償部30は、変動した電源電圧の値が電圧補償範囲内32aであれば、補正曲線32を参照し、電圧補償範囲内32aでの電源電圧に対応した補正量を求め、ステップS104に移行する。
このように、本実施形態での電圧補償装置10は、電源電圧を検出する電圧検出部20と、電圧検出部20が検出した電源電圧が基準電圧に対して変動すると、電源電圧の変動分を補正するための補正量を出力する電圧補償部30と、補正量に基づき、サーボモータ70の駆動を制御する制御値のゲイン調整を行う変動補償部40とを備えている。
そして、電圧補償部30は、電圧検出部20が検出した電源電圧の変動が電圧補償範囲内32aである場合、この電圧補償範囲内32aでの補正量を出力し、電圧検出部20が検出した電源電圧の変動が電圧補償範囲外32b、32cである場合、この電圧補償範囲外32b、32cでの補正量を出力することで、サーボモータ70を制御するサーボアンプ60に供給される電源電圧の変動を補償する。これにより、何らかの要因により電源電圧の変動を正しく検出できず、特に検出した結果が電圧補償外の電圧として誤って検出された場合であっても、サーボモータ70の動特性の制御の不安定の挙動を確実に抑制できる。
また、本実施形態での電圧補償部30は、電圧補償範囲内32a及び電圧補償範囲外32b、32cでの補正量を求める補正曲線32を有している。これにより、電圧補償部30は、電圧検出部20が電源電圧の変動を電圧補償外の電圧として誤って検出した場合でも、補正曲線32から求めた電源電圧の変動分の補正量を出力することができる。
また、本実施形態での補正曲線32は、電圧補償範囲外32b、32cでは傾きが緩やかとなっている。これにより、電圧補償範囲外32b、32cでの補正量は緩やかに変化するため、サーボモータ70の動特性の制御の不安定の挙動を緩やかに抑えることができる。
また、本実施形態での補正曲線32は、電圧補償範囲外32b、32cでは補正量が一定値となっている。これにより、サーボモータ70の動特性の制御の不安定の挙動を一定の補正量で抑えることができる。
また、本実施形態での電圧補償部30は、電圧補償範囲内32a及び電圧補償範囲外32b、32cでの基準電圧に対する電源電圧の変動分の補正量を計算により求める。これにより、電圧補償部30は、補正曲線32を用いなくても電源電圧の変動分の補正量を出力することができる。
また、本実施形態での電圧補償部30は、計算により求めた電圧補償範囲外32b、32cでの補正量を一定としている。これにより、電圧補償部30は、補正曲線32を用いなくても電圧補償範囲外32b、32cでは一定の補正量を出力することができる。
また、本実施形態での電圧補償範囲は、補正下限及び補正上限を示す電圧により設定されている。これにより、電圧補償部30は、基準電圧に対する電源電圧の変動が電圧補償範囲の補正下限又は補正上限を超えた場合、補正下限又は補正上限を超えた電源電圧の変動分の補正量を確実に出力することができる。
また、本実施形態での制御値は、たとえばD軸電圧指令(第1の電流指令)とQ軸電圧指令(第2の電流指令)とを有している。この場合、D軸電圧指令(第1の電流指令)に対してゲイン調整を行う電圧変動補償部41(第1の電圧変動補償部)と、Q軸電圧指令(第2の電流指令)に対してゲイン調整を行う電圧変動補償部42(第2の電圧変動補償部)とを有する変動補償部40を、サーボアンプ60の前段に配置できる。これにより、サーボアンプ60の前段で、電圧変動補償部41(第1の電圧変動補償部)と電圧変動補償部42(第2の電圧変動補償部)とにより、D軸電圧指令(第1の電流指令)とQ軸電圧指令(第2の電流指令)に対するゲイン調整を行うため、サーボモータ70の3相分(U相、V相、W相)に対するゲイン調整に比べ少ない数でのゲイン調整を行うことができる。
また、本実施形態での制御値は、たとえばサーボアンプ60内の逆パーク変換部61から出力される、3相のモータ電流を2つのベクトル直流成分で独立に制御するための電圧α(第1の相の電圧)と、電圧β(第2の相の電圧)とを有している。この場合、電圧α(第1の相の電圧)に対してゲイン調整を行う電圧変動補償部41(第1の電圧変動補償部)と、電圧β(第2の相の電圧)に対してゲイン調整を行う電圧変動補償部42(第2の電圧変動補償部)とを有する変動補償部40を、逆パーク変換部61の後段に配置できる。これにより、逆パーク変換部61の後段で、電圧変動補償部41(第1の電圧変動補償部)と電圧変動補償部42(第2の電圧変動補償部)とにより、電圧α(第1の相の電圧)と電圧β(第2の相の電圧)に対するゲイン調整を行うため、サーボモータ70の3相分(U相、V相、W相)に対するゲイン調整に比べ少ない数でのゲイン調整を行うことができる。
なお、本実施形態での電圧補償部30は、電圧検出部20が検出した電源電圧が基準電圧に対して変動すると、電源電圧の変動分を補正するための補正量を出力する場合として説明したが、何らかの要因により電圧検出部20が電源電圧の電圧を検出できなくなることも想定される。この場合、電圧補償部30は、たとえば一定時間、電圧検出部20からの電源電圧の電圧が得られない場合、たとえば補正曲線32の電圧補償範囲外32b又は32cでの補正量を変動補償部40に出力してもよい。また、この場合、電圧補償範囲外32b又は32cのどちらかの補正量を出力するかは、予め設定しておけばよい。
10 電圧補償装置
20 電圧検出部
30 電圧補償部
31a、31b 電圧補正テーブル
32 補正曲線
32a 電圧補償範囲内
32b、32c 電圧補償範囲外
40 変動補償部
41、42 電圧変動補償部
50 電流制御部
51、52 PI制御部
60 サーボアンプ
61 逆パーク変換部
62 空間ベクトル変調部
63 PWM
64 電流検出部
65 軸変換部
70 サーボモータ
80 エンコーダ

Claims (18)

  1. サーボモータを制御するサーボアンプに供給される電源電圧の変動を補償するサーボアンプの電圧補償装置であって、
    前記電源電圧を検出する電圧検出部と、
    前記電圧検出部が検出した電源電圧が基準電圧に対して変動すると、前記電源電圧の変動分を補正するための補正量を出力する電圧補償部と、
    前記補正量に基づき、前記サーボモータの駆動を制御する制御値のゲイン調整を行う変動補償部とを備え、
    前記電圧補償部は、検出した前記電源電圧の変動が電圧補償範囲内である場合、この電圧補償範囲内での前記電源電圧に対応した補正量を出力し、検出した前記電源電圧の変動が電圧補償範囲外である場合、この電圧補償範囲外での前記電源電圧に対応した補正量を出力する
    ことを特徴とするサーボアンプの電圧補償装置。
  2. 前記電圧補償部は、前記電圧補償範囲内及び前記電圧補償範囲外での補正量を求める補正曲線を有し、前記基準電圧に対する前記電源電圧の変動分の補正量を前記補正曲線から求めることを特徴とする請求項1に記載のサーボアンプの電圧補償装置。
  3. 前記補正曲線は、前記電圧補償範囲外では傾きが緩やかとなっていることを特徴とする請求項2に記載のサーボアンプの電圧補償装置。
  4. 前記補正曲線は、前記電圧補償範囲外では補正量が一定値となっていることを特徴とする請求項2に記載のサーボアンプの電圧補償装置。
  5. 前記電圧補償部は、前記電圧補償範囲内及び前記電圧補償範囲外での前記基準電圧に対する前記電源電圧の変動分の補正量を計算により求めることを特徴とする請求項1に記載のサーボアンプの電圧補償装置。
  6. 前記電圧補償範囲外での補正量は一定値となっていることを特徴とする請求項5に記載のサーボアンプの電圧補償装置。
  7. 前記電圧補償範囲は、補正下限及び補正上限を示す電圧により設定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のサーボアンプの電圧補償装置。
  8. 前記制御値は、第1の電流指令と第2の電流指令とを有し、
    前記変動補償部は、
    前記第1の電流指令に対してゲイン調整を行う第1の電圧変動補償部と、
    前記第2の電流指令に対してゲイン調整を行う第2の電圧変動補償部とを有し、
    前記サーボアンプの前段に配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のサーボアンプの電圧補償装置。
  9. 前記制御値は、前記サーボアンプ内の逆パーク変換部から出力される、3相のモータ電流を2つのベクトル直流成分で独立に制御するための第1の相の電圧と、第2の相の電圧とを有し、
    前記変動補償部は、
    前記第1の相の電圧に対してゲイン調整を行う第1の電圧変動補償部と、
    前記第2の相の電圧に対してゲイン調整を行う第2の電圧変動補償部とを有し、
    前記逆パーク変換部の後段に配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のサーボアンプの電圧補償装置。
  10. サーボモータを制御するサーボアンプに供給される電源電圧の変動を補償するサーボアンプの電圧補償方法であって、
    電圧検出部により、前記電源電圧を検出する工程と、
    電圧補償部により、前記電圧検出部が検出した電源電圧が基準電圧に対して変動すると、前記電源電圧の変動分を補正するための補正量を出力する工程と、
    変動補償部により、前記補正量に基づき、前記サーボモータの駆動を制御する制御値のゲイン調整を行う工程とを有し、
    前記電圧補償部は、検出した前記電源電圧の変動が電圧補償範囲内である場合、この電圧補償範囲内での前記電源電圧に対応した補正量を出力し、検出した前記電源電圧の変動が電圧補償範囲外である場合、この電圧補償範囲外での前記電源電圧に対応した補正量を出力する
    ことを特徴とするサーボアンプの電圧補償方法。
  11. 前記電圧補償部は、前記電圧補償範囲内及び前記電圧補償範囲外での補正量を求める補正曲線を有し、前記基準電圧に対する前記電源電圧の変動分の補正量を前記補正曲線から求めることを特徴とする請求項10に記載のサーボアンプの電圧補償方法。
  12. 前記補正曲線は、前記電圧補償範囲外では傾きが緩やかとなっていることを特徴とする請求項11に記載のサーボアンプの電圧補償方法。
  13. 前記補正曲線は、前記電圧補償範囲外では傾きが一定値となっていることを特徴とする請求項11に記載のサーボアンプの電圧補償方法。
  14. 前記電圧補償部は、前記電圧補償範囲内及び前記電圧補償範囲外での前記基準電圧に対する前記電源電圧の変動分の補正量を計算により求めることを特徴とする請求項10に記載のサーボアンプの電圧補償方法。
  15. 前記電圧補償範囲外での補正量は一定値となっていることを特徴とする請求項14に記載のサーボアンプの電圧補償方法。
  16. 前記電圧補償範囲は、補正下限及び補正上限を示す電圧により設定されていることを特徴とする請求項10〜15のいずれかに記載のサーボアンプの電圧補償方法。
  17. 前記制御値は、第1の電流指令と第2の電流指令とを有し、
    前記変動補償部は、前記サーボアンプの前段で、
    第1の電圧変動補償部により、前記第1の電流指令に対してゲイン調整を行う工程と、
    第2の電圧変動補償部により、前記第2の電流指令に対してゲイン調整を行う工程と、を有する
    ことを特徴とする請求項10〜16のいずれかに記載のサーボアンプの電圧補償方法。
  18. 前記制御値は、前記サーボアンプ内の逆パーク変換部から出力される、3相のモータ電流を2つのベクトル直流成分で独立に制御するための第1の相の電圧と、第2の相の電圧とを有し、
    前記変動補償部は、前記逆パーク変換部の後段で、
    第1の電圧変動補償部により、前記第1の相の電圧に対してゲイン調整を行う工程と、
    第2の電圧変動補償部により、前記第2の相の電圧に対してゲイン調整を行う工程と、を有する
    ことを特徴とする請求項10〜16のいずれかに記載のサーボアンプの電圧補償方法。
JP2016035378A 2016-02-26 2016-02-26 サーボアンプの電圧補償装置及びサーボアンプの電圧補償方法 Ceased JP2017153307A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016035378A JP2017153307A (ja) 2016-02-26 2016-02-26 サーボアンプの電圧補償装置及びサーボアンプの電圧補償方法
TW106104242A TW201806306A (zh) 2016-02-26 2017-02-09 伺服放大器之電壓補償裝置及伺服放大器之電壓補償方法
KR1020170023348A KR20170101130A (ko) 2016-02-26 2017-02-22 서보 앰프의 전압 보상 장치 및 서보 앰프의 전압 보상 방법
CN201710099337.6A CN107134959A (zh) 2016-02-26 2017-02-23 伺服放大器的电压补偿装置及伺服放大器的电压补偿方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016035378A JP2017153307A (ja) 2016-02-26 2016-02-26 サーボアンプの電圧補償装置及びサーボアンプの電圧補償方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017153307A true JP2017153307A (ja) 2017-08-31

Family

ID=59721607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016035378A Ceased JP2017153307A (ja) 2016-02-26 2016-02-26 サーボアンプの電圧補償装置及びサーボアンプの電圧補償方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2017153307A (ja)
KR (1) KR20170101130A (ja)
CN (1) CN107134959A (ja)
TW (1) TW201806306A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2025060549A1 (zh) * 2023-09-18 2025-03-27 东风汽车集团股份有限公司 交流电机的转速控制方法及装置、交流电机、存储介质

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110596341A (zh) * 2019-06-28 2019-12-20 南京天补智联信息科技有限公司 一种集成型土壤及周围环境检测系统
TWI826820B (zh) * 2021-08-25 2023-12-21 達明機器人股份有限公司 機械手臂

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0736702B2 (ja) * 1986-02-28 1995-04-19 三菱電機株式会社 インバ−タ装置の制御回路
JP3475729B2 (ja) * 1997-07-04 2003-12-08 松下電器産業株式会社 インバータ装置
JP3980005B2 (ja) * 2003-03-28 2007-09-19 松下電器産業株式会社 モータ駆動用インバータ制御装置および空気調和機
JP3955286B2 (ja) * 2003-04-03 2007-08-08 松下電器産業株式会社 モータ駆動用インバータ制御装置および空気調和機
JP2004350433A (ja) * 2003-05-23 2004-12-09 Tamagawa Seiki Co Ltd サーボアンプの電圧補正方法
JP4350077B2 (ja) * 2005-09-02 2009-10-21 株式会社デンソー インバータ装置、モータ装置、伝達比可変装置、および操舵補助装置
WO2009133700A1 (ja) * 2008-04-28 2009-11-05 ダイキン工業株式会社 インバータ制御装置および電力変換装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2025060549A1 (zh) * 2023-09-18 2025-03-27 东风汽车集团股份有限公司 交流电机的转速控制方法及装置、交流电机、存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
KR20170101130A (ko) 2017-09-05
TW201806306A (zh) 2018-02-16
CN107134959A (zh) 2017-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5824918B2 (ja) インバータ制御装置及びインバータ制御方法
KR20040069350A (ko) 전동기 제어 방법 및 그 장치
CN107438943B (zh) 交流旋转电机的控制装置和电动助力转向系统的控制装置
JP4529113B2 (ja) 電圧形インバータ及びその制御方法
JP2017153307A (ja) サーボアンプの電圧補償装置及びサーボアンプの電圧補償方法
WO2015133520A1 (ja) モータ装置
JP2009142112A (ja) モータ制御装置とその制御方法
JP6579195B2 (ja) 電力制御方法、及び、電力制御装置
JP5888074B2 (ja) 電力変換装置
JP5361452B2 (ja) 同期電動機のセンサレス制御装置
WO2008147032A1 (en) Motor driver system and method for protecting motor driver
JP6226833B2 (ja) 電力変換装置
US11682998B2 (en) Motor control method and motor control apparatus
JP2016100961A (ja) モータ制御装置、モータ制御方法及びプログラム
JP2017112694A (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
JP2009284598A (ja) 交流電動機の制御装置
JP2010288370A (ja) インバータの制御装置およびインバータを制御するための方法
US9806652B2 (en) System of controlling induction electric motor
JP2005086869A (ja) 同期電動機の制御装置
KR102336239B1 (ko) 모터 구동 장치 및 그 제어 방법
JP2013188074A (ja) 誘導モータの制御装置および制御方法
JPWO2007097183A1 (ja) 電動機制御装置
JP5018236B2 (ja) Pwmインバータ装置
US10581367B2 (en) Rotating-electric-machine control apparatus
KR102131003B1 (ko) 5레그 인버터 제어 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191227

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200519

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20200929