JP2017153579A - ミスト装置 - Google Patents

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島田 将行
Masayuki Shimada
将行 島田
研介 亀尾
Kensuke Kameo
研介 亀尾
由紀子 大西
Yukiko Onishi
由紀子 大西
原 達範
Tatsunori Hara
達範 原
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Abstract

【課題】低コストで利用できるミスト装置を提供する。
【解決手段】室内に向けられた複数のミストノズル2を備え、ミスト用水路3を通って供給されるミスト用水をミストノズル2から室内に向けて噴出するミスト装置100は、ミスト用水路3を流れるミスト用水の単位時間当たりの流量を調節する流量調節器10と、流量調節器10の動作を制御する制御部11とを備え、制御部11は、複数のミストノズル2からミスト用水の噴出を開始するとき、流量が所定時間に亘って第1流量以上となるように流量調節器10の動作を制御し、所定時間の後、流量が第1流量よりも少ない第2流量となるように流量調節器10の動作を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内に向けられた複数のミストノズルを備え、ミスト用水路を通って供給されるミスト用水をミストノズルから室内に向けて噴出するミスト装置に関する。
従来、自宅の浴室でも手軽にミストサウナ入浴を楽しむことができる機器が販売されている。この種の機器として、例えば浴室の天井裏に設置するタイプ(以下「天井設置型」とする)や、浴室の壁に固定するタイプ(以下「壁掛け型」とする)等がある。また、ミストを発生する(ミスト用水を噴出する)手段として、例えば熱源機から機器に給湯配管を通して熱源機で加熱した湯をそのままミストノズルからミスト状に噴出する方式(以下「給湯直結方式」とする)や、機器内の熱交換器で熱源機から送られる高温用暖房温水(例えば80℃)と給水との間で熱交換を行って機器内で給水を加熱し、ミストノズルからミスト状に噴出する方式(以下「温水循環方式」とする)等がある。このような状況の下、現在、天井設置型及び壁掛け型共に、例えば特許文献1に記載されるミスト発生装置のように温水循環方式が広く利用されてきた。
特開2006−304871号公報
特許文献1に記載のような温水循環方式のミスト発生装置を、例えば高温用暖房温水を循環させる配管や設備等が備えられていない家屋において利用したい場合には、当該配管や設備等を新規に設ける必要があることから設置に伴う費用が増大し、更にはミスト装置のサイズが大型化する可能性もある。
そこで、低コストで利用できるミスト装置が求められる。
本発明に係るミスト装置の特徴構成は、
室内に向けられた複数のミストノズルを備え、ミスト用水路を通って供給されるミスト用水を前記ミストノズルから前記室内に向けて噴出するミスト装置であって、
前記ミスト用水路を流れるミスト用水の単位時間当たりの流量を調節する流量調節器と、
前記流量調節器の動作を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記複数のミストノズルから前記ミスト用水の噴出を開始するとき、前記流量が所定時間に亘って第1流量以上となるように前記流量調節器の動作を制御し、前記所定時間の後、前記流量が前記第1流量よりも少ない第2流量となるように前記流量調節器の動作を制御する点にある。
このような特徴構成とすれば、例えばミスト用水路を流れるミスト用水の単位時間当たりの流量が第1流量以上の流量の場合にミスト装置が始動し、ミスト用水路を流れるミスト用水の単位時間当たりの流量が第2流量未満の流量の場合にミスト装置が運転を停止するように設定することにより、ミスト用水路を流れるミスト用水の単位時間当たりの流量に応じてミスト装置の運転を適切に開始しつつ、ミストサウナ入浴の利用時には噴出するミスト用水の流量を運転開始時の流量よりも少なくすることができる。したがって、ミスト装置のランニングコストを低減することができるので、低コストで実現することが可能となる。また、このような構成によれば、ミスト装置を天井設置型の給湯直結方式として実現できるので、既存の給湯機を利用してミストサウナ入浴を利用することができる。したがって、低コストで小型のミスト装置を導入することが可能となる。
前記ミスト用水路は、前記流量調節器よりも前記ミストノズル側で少なくとも第1水路及び第2水路に分岐し、
前記制御部が前記ミスト用水路を流れるミスト用水の前記流量が前記第2流量となるように前記流量調節器の動作を制御する場合、前記複数のミストノズルのうちの前記第1水路に接続される第1ミストノズルから前記ミスト用水を噴出する第1噴出方向と、前記複数のミストノズルのうちの前記第2水路に接続される第2ミストノズルから前記ミスト用水を噴出する第2噴出方向とが互いに異なるように構成されていると好適である。
このような構成とすれば、ミストサウナ入浴の利用時に、第1ミストノズル及び第2ミストノズルの夫々から噴出されるミスト用水の方向を互いに異なる方向とすることができる。したがって、室内全体に亘ってミスト雰囲気を形成し易くできる。
前記第2ミストノズルから噴出するミスト用水の噴出方向を変更可能なノズル駆動部を備え、
前記制御部は、前記ミスト用水路を流れるミスト用水の前記流量が前記第2流量となるように前記流量調節器の動作を制御する場合、前記第2ミストノズルから噴出されるミスト用水の噴出方向が前記第2噴出方向となるように前記ノズル駆動部の動作を制御すると好適である。
ミストサウナ入浴を楽しむユーザの中には、例えば多くの量のミスト用水がユーザ自身に噴出されることを嫌うユーザもいる。そこで、このような構成とすれば、ユーザに向って噴出されるミスト用水の量を低減することができるので、ユーザの体感性を向上することが可能となる。
あるいは、前記第1ミストノズルから噴出されるミスト用水の噴出方向は常に前記第1噴出方向に固定され、
前記第2ミストノズルから噴出されるミスト用水の噴出方向は常に前記第2噴出方向に固定されているように構成することも可能である。
このような構成とすれば、予めユーザに向って噴出されるミスト用水の量を設定しておくことができる。したがって、ユーザ自身に多くの量のミスト用水が噴出されることを嫌うユーザがミスト装置を利用する場合であっても、ユーザが好むミスト用水の噴出量に設定することで、ユーザの体感性を向上することが可能となる。
また、前記第1流量は、前記ミスト用水路の上流側に接続されている燃焼器が動作開始可能となる流量以上の流量であり、
前記第2流量は、前記燃焼器が動作停止する流量より多い流量であると好適である。
このような構成とすれば、第1流量を燃焼器が着火する流量とし、第2流量を燃焼器が消火する流量とすることで、燃焼器が着火した後は自動で流量を低減することが可能となる。したがって、ミストサウナ入浴を楽しむ際にユーザに噴出されるミスト用水の量をミスト装置の運転開始時のミスト用水の量よりも少なくすることができるので、ランニングコストを低減することが可能となる。
ミスト装置の構成を示す模式図である。 ミスト装置の動作を示すフローチャートである。
本発明に係るミスト装置は、ユーザが浴室で手軽にミストサウナ入浴を楽しむことができるように構成される。以下、本実施形態のミスト装置100について説明する。図1には、ミスト装置100の構成が模式的に示される。
本ミスト装置100は、室内に向けられた複数のミストノズル2を備え、ミスト用水路3を通って供給されるミスト用水をミストノズル2から室内に向けて噴出する。室内とは、ミストサウナ入浴を楽しめる空間であり、例えば浴室Y内が相当する。ミストノズル2とは、浴室内に向ってミスト用水を噴出する噴出口である。このミストノズル2には、ミスト用水路3を流通したミスト用水が供給される。特に、以下では、所謂、熱源機1で加熱した湯をそのままミストノズル2からミスト状に噴出する「給湯直結方式」であって、浴室Yの天井裏に設置する「天井設置型」のミスト装置100を例に挙げて説明する。
図1に示されるように、ミスト装置100は、浴室Yの天井Yaの裏側に設置される本体ケーシング90と、浴室Yの天井Yaの表側に設置されるグリル板91とを備えている。本体ケーシング90の内部には、グリル板91に形成した吸引口92を通して浴室Y内の空気を吸引し、吸引した空気を浴室Y内に向けて送風路93を通して吹き出す循環手段としての循環ファン94、当該循環ファン94にて通風される空気を加熱する空気加熱手段として空気加熱用熱交換器95、吸引口92を通して浴室Y内の空気を吸引し、外部に排出する換気手段としての換気ファン96、ミスト用水路3を流通して供給されるミスト用水を浴室Y内にミスト状に噴出する上述した複数のミストノズル2、ミストノズル2から噴出されるミスト用水を加熱するための熱源機1、及び送風路93から吹き出される空気の吹出方向を変更する可動ルーバ97等が備えられる。
更に、本実施形態のミスト装置100は、流量調節器10、制御部11、第1水路61、第2水路62、第1燃焼器42、ノズル駆動部71を備えて構成される。流量調節器10は、ミスト用水路3を流れるミスト用水の単位時間当たりの流量の調節をする。ミスト用水路3は、熱源機1とミストノズル2とを連通し、ミスト用水が流通する管である。「単位時間当たりの流量」とは、所定時間(例えば1秒間)にミスト用水路3を流通するミスト用水の流量である。流量調節器10は、ミスト用水路3に設けられる流量調節弁が相当する。このような流量調節器10は、ミスト用水路3を流れるミスト用水が所期の流量に調節できるように、流路面積をリニアに変更可能なリニア弁で構成すると好適である。
制御部11は、流量調節器10の動作を制御する。流量調節器10の動作とは、上述したようなミスト用水路3の流量を調節するための流量調節器10の流路面積の変更動作である。
ここで、熱源機1は第1熱交換機構31と第2熱交換機構32とを備えて構成される。第1熱交換機構31は、第1熱交換部41と第1燃焼器42と第1比例弁43とを備えて構成される。第2熱交換機構32は、第2熱交換部44と第2燃焼器45と第2比例弁46とを備えて構成される。
給水路48を流通するミスト用水の流量が所定の流量に達すると、第1比例弁43、及び開閉弁47が開弁され、熱源機1に燃料(例えばガス)が供給される。これにより第1燃焼器42が運転を開始し、給水路48を流通するミスト用水が第1熱交換部41において加温される。このように加温されたミスト用水が、上述したミスト用水路3を流通する。なお、給水路48を流通するミスト用水の流量が所定の流量であるか流量センサ49により検出すると良く、第1熱交換部41により加温されたミスト用水の温度は温度センサ50により検出すると良い。
一方、上述した空気加熱用熱交換器95を運転する場合には、ポンプPにより熱媒循環路51内の熱媒を循環させた状態で第2比例弁46を開弁する。これより、第2燃焼器45が運転を開始し、熱媒循環路51を流通する熱媒が第2熱交換部44において加温される。このように加温された熱媒が、空気加熱用熱交換器95に供給される。なお、熱媒循環路51における熱媒の流通を制御するために、制御弁52を設けると好適である。
ミスト装置100は、上述したように熱源機1において加温されたミスト用水をミスト用水路3を介してミストノズル2に供給し、複数のミストノズル2からミスト用水をミスト状にして噴出する。ここで、制御部11は、複数のミストノズル2からミスト用水の噴出を開始する場合、ミスト用水路3を流通するミスト用水の流量が所定時間に亘って第1流量以上となるように流量調節器10の動作を制御する。第1流量とは、ミスト用水路3の上流側に接続されている燃焼器(上述した第1燃焼器42)が動作開始可能となる流量以上の流量である。ここで、第1燃焼器42は、空焚き等の事故を防止すべく、所定の流量未満では着火しないように安全措置が施されている。そこで、制御部11は、ミスト用水路3を流通するミスト用水の流量を、一旦、第1燃焼器42が動作開始する流量以上に設定し、第1燃焼器42の運転が停止しない程度の時間に亘ってその流量を維持するように流量調節器10の動作を制御する。
また、制御部11は、前記所定時間の後、すなわち、第1燃焼器42の着火が確認された後、ミスト用水路3を流通するミスト用水の流量が第1流量よりも少ない第2流量となるように流量調節器10の動作を制御する。上述したように、第1燃焼器42は空焚き等の事故を防止すべく安全措置が施されているが、更に、一旦着火した後は、給水路48を流通するミスト用水の流量が第1流量よりも少ない第2流量未満となった場合に、安全上、燃焼器(上述した第1燃焼器42)が動作停止するように構成されている。そこで、制御部11は、ミスト用水路3を流通するミスト用水の流量を、第1燃焼器42が動作停止する第2流量よりも多い流量に維持するように流量調節器10の動作を制御する。これにより、第1燃焼器42が着火した後は自動で流量を低減することが可能となる。したがって、ミストサウナ入浴を楽しむ際にユーザに噴出されるミスト用水の量をミスト装置100の運転開始時のミスト用水の量よりも少なくすることができるので、ランニングコストを低減することが可能となる。なお、制御部11は、第1燃焼器42が着火すると直ちに第2流量となるように流量調節器10の動作を制御しても良いし、第1燃焼器42が着火し、所定時間が経過した後第2流量となるように流量調節器10の動作を制御しても良い。
ミスト用水路3は、流量調節器10よりもミストノズル2側で少なくとも第1水路61及び第2水路62に分岐して構成される。「少なくとも第1水路61及び第2水路62に分岐」するとは、ミスト用水路3が3つ以上の水路に分岐して構成されていても良いことをいう。第1水路61には、第1水路61を流通するミスト用水の単位時間当たりの流量を変更できる第1流量変更部63が備えられ、第2水路62には、第2水路62を流通するミスト用水の単位時間当たりの流量を変更できる第2流量変更部64が備えられる。第1流量変更部63及び第2流量変更部64は、流量調節器10と同様に、夫々第1水路61及び第2水路62を流れるミスト用水が所期の流量に調節できるように、流路面積をリニアに変更可能なリニア弁で構成すると好適である。このような第1流量変更部63及び第2流量変更部64は、夫々制御部11により動作が制御される。
制御部11は、ミスト用水路3を流れるミスト用水の流量が第2流量となるように流量調節器10の動作を制御した場合、複数のミストノズル2のうちの第1水路61に接続される第1ミストノズル2Aからミスト用水を噴出する第1噴出方向と、複数のミストノズル2のうちの第2水路62に接続される第2ミストノズル2Bからミスト用水を噴出する第2噴出方向とが互いに異なるように構成されている。
本実施形態では、第1水路61は、複数のミストノズル2のうち浴室Y内の洗い場Y1に向けてミスト用水を噴出する第1ミストノズル2Aに連通し、第2水路62は、複数のミストノズル2のうち浴室Y内の内壁Y2に向けてミスト用水を噴出する第2ミストノズル2Bに連通して構成される。したがって、第1噴出方向とは、ミストノズル2から見て浴室Y内における内側の領域である洗い場Y1の方向が相当し、第2噴出方向とは、ミストノズル2から見て浴室Y内における外側の領域である内壁Y2の方向が相当する。したがって、第1噴出方向と第2噴出方向とは、互いに異なる方向に構成されている。
ノズル駆動部71は、第2ミストノズル2Bから噴出するミスト用水の噴出方向を変更できるように構成されている。第2ミストノズル2Bとは、上述したように第2水路62に連通し、複数のミストノズル2のうち、浴室Y内の内壁Y2に向けてミスト用水を噴出する噴出口である。ノズル駆動部71の動作は、後述するように制御部11により制御される。
制御部11は、ミスト用水路3を流れるミスト用水の流量が第2流量となるように流量調節器10の動作を制御したとき、第2ミストノズル2Bから噴出されるミスト用水の噴出方向が第2噴出方向となるようにノズル駆動部71の動作を制御する。「ミスト用水路3を流れるミスト用水の流量が第2流量となるように流量調節器10の動作を制御したとき」とは、ミスト用水路3を流れるミスト用水の流量が第1流量以上で所定時間に亘って維持された後、第1燃焼器42が動作停止する流量よりも多い流量である第2流量になるように流量調節器10の動作を制御したときである。このとき、制御部11は、複数のミストノズル2のうち第2ミストノズル2Bから噴出されるミスト用水の噴出方向が、浴室Y内の内壁Y2の方向になるようにノズル駆動部71の動作を制御する。
このとき、制御部11は、第1ミストノズル2Aから噴出されるミスト用水の量が第2ミストノズル2Bから噴出されるミスト用水の量よりも少なくなるように制御すると好適である。これにより、洗い場Y1にユーザがいる場合には、第1ミストノズル2Aから噴出されたミスト用水が直接ユーザにあたることを防止でき、ミストの体感性を向上することができる。また、制御部11は、浴室Y内の内壁Y2に多くミスト用水を噴出するように制御することで、入浴中における石鹸やシャンプー等の内壁Y2への付着を低減できることから、ミスト装置100をカビ予防として利用することも可能である。また、このようにミスト装置100をカビ予防として利用する場合には、予めミストノズル2のうちの少なくともいくつかを浴室Yの内壁Y2に向けておくことも可能である。
次に、ミスト装置100の運転について図2のフローチャートを用いて説明する。例えば、リモコン等においてミスト装置100の運転開始ボタンが押下されると(ステップ#10:Yes)、制御部11にミスト運転開始の指示があったことを示す指示情報が送信される。
制御部11は指示情報を取得すると、ミスト用水路3にミスト用水が流通可能となるように流量調節器10、第1流量変更部63、及び第2流量変更部64を開状態にする(ステップ#11)。この状態で、流量センサ49が第1流量以上の流量を検出すると(ステップ#12:Yes)、第1燃焼器42が運転を開始する(ステップ#13)。
第1燃焼器42の着火が確認されると(ステップ#14:Yes)、所定時間に亘ってミスト用水が第1流量以上の流量で流れているので、制御部11は流量調節器10、第1流量変更部63、及び第2流量変更部64を調節して、夫々を流通するミスト用水の流量を低減する(ステップ#15)。ここで、第1燃焼器42の着火は、温度センサ50によりミスト用水路3を流通するミスト用水の温度が所定温度以上となった場合に第1燃焼器42が着火したと判定することが可能である。その後、リモコン等によりミスト装置100の運転終了の指示があるまで(ステップ#16:Yes)、ミスト用水の噴出が継続される(ステップ#16:No)。なお、ミスト装置100の運転終了は、タイマのカウントアップにより行っても良い。
上述したように、ミスト装置100を給湯直結方式で利用する場合でも、ミストサウナ入浴の体感性を向上することができ、ミスト用水の流量を制御しない場合に比べてランニングコスト(例えば、ミスト温水の基となる水やガス等)の低減を図ることができる。また、第1燃焼器42が着火するまでの湯や水を、浴室Yの温度上昇やカビ予防として利用することにより、ミスト用水を無駄なく効率的に利用することが可能となる。
ここで、従来の「給湯直結方式」の場合でも、本実施形態のミスト装置100と同様に、ミスト装置の内部に給水を加熱する装置は必要なく、より低価格な製品を顧客に提供する事が可能である。一方、熱源機からの給湯を利用するためには、熱源機の最低作動流量以上のミスト用水を流す必要があり、ミスト用水を噴霧する上では必要以上のミスト用水を噴霧することになる。このため、流量制限のない「温水循環方式」と比較した場合、ランニングコストが高くなる、体感性の向上が困難といった問題点があった。しかしながら、本ミスト装置100によれば、上述したようにミスト用水を無駄なく効率的に利用することができるので、「給湯直結方式」の場合でも低コストで利用することが可能となる。
〔その他の実施形態〕
ミスト用水路3に流れるミスト用水の流量に拘らず、第1水路61及び第2水路62の流量比を変更することも可能である。すなわち、ミスト用水路3に流れるミスト用水の流量を一定にした上で、第1水路61に流れるミスト用水の流量を増加させ、第2水路62に流れるミスト用水の流量を減少させることが可能であるし、ミスト用水路3に流れるミスト用水の流量を一定にした上で、第1水路61に流れるミスト用水の流量を減少させ、第2水路62に流れるミスト用水の流量を増加させることが可能である。また、ミスト用水路3に流れるミスト用水の流量を変更した上で、第1水路61に流れるミスト用水の流量を増加させ、第2水路62に流れるミスト用水の流量を減少させることが可能であるし、ミスト用水路3に流れるミスト用水の流量を変更した上で、第1水路61に流れるミスト用水の流量を減少させ、第2水路62に流れるミスト用水の流量を増加させることが可能である。
ミストノズル2は直線状に並べて配置しても良いし、非直線状に並べて配置しても良い。
浴室Y内の予備暖房が完了するまで第1流量を維持し、予備暖房の完了を検知した場合に第2流量に調節するように構成することが可能である。この場合には、例えば浴室Yの床温度や浴室Y内の温度の上昇を検出することで、予備暖房が完了したか否かを判定することが可能である。
ミストノズル2は、夫々方向の調節ができるように構成することも可能である。この場合には、ユーザに噴出されたミスト用水が良く当たるミストノズル2に供給するミスト用水の流量を少なくし、ユーザに噴出されたミスト用水が当たらないミストノズル2に供給するミスト用水の流量を多くし、且つ、ミストノズル2の角度をユーザにあたらない方向に連通する第1流量変更部63や第2流量変更部64の開度を大きくすると良い。これにより、ミストサウナ入浴を楽しむユーザの体感性を向上することができる。
上記実施形態では、ミスト用水路3は第1水路61及び第2水路62に分岐して構成されると説明したが、ミスト用水路3は分岐せずに構成することも可能である。
上記実施形態では、第1ミストノズル2Aからミスト用水を噴出する第1噴出方向と、第2ミストノズル2Bからミスト用水を噴出する第2噴出方向とが互いに異なるように構成されているとして説明したが、第1噴出方向と第2噴出方向とが互いに同じ方向になるように構成することも可能である。
上記実施形態では、制御部11は、ミスト用水路3を流れるミスト用水の流量が第2流量となるように流量調節器10の動作を制御したとき、第2ミストノズル2Bから噴出されるミスト用水の噴出方向が第2噴出方向となるようにノズル駆動部71の動作を制御するとして説明したが、制御部11が第1ミストノズル2Aから噴出されるミスト用水の噴出方向を変更するようにノズル駆動部71の動作を制御するように構成しても良い。また、第1ミストノズル2Aから噴出されるミスト用水の噴出方向は常に第1噴出方向に固定され、第2ミストノズル2Bから噴出されるミスト用水の噴出方向は常に第2噴出方向に固定されるように構成することも可能である。この時、第1噴出方向を洗い場Y1の方向とし、第2噴出方向を内壁Y2の方向とすると好適である。もちろん、第1噴出方向及び第2噴出方向は、互いに同じ方向とすることも可能であるし、互いに異なる方向とすることも可能である。
上記実施形態では、第1流量はミスト用水路3の上流側に接続されている第1燃焼器42が動作開始可能となる流量以上の流量であり、第2流量は第1燃焼器42が動作停止する流量より多い流量であるとして説明したが、第1流量及び第2流量は夫々第1燃焼器42の動作に寄与しない流量とすることも可能である。
上記実施形態では、ミスト装置100を浴室Yで利用する場合の例を挙げて説明したが、例えばサウナ室やその他の空間で利用することも可能である。
上記実施形態では、給湯直結方式のミスト装置100を例に挙げて説明したが、ミスト装置100を温水循環方式に適用することも可能である。
尚、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明は、室内に向けられた複数のミストノズルを備え、ミスト用水路を通って供給されるミスト用水をミストノズルから室内に向けて噴出するミスト装置に用いることが可能である。
2:ミストノズル
2A:第1ミストノズル
2B:第2ミストノズル
3:ミスト用水路
10:流量調節器
11:制御部
61:第1水路
62:第2水路
71:ノズル駆動部
100:ミスト装置

Claims (5)

  1. 室内に向けられた複数のミストノズルを備え、ミスト用水路を通って供給されるミスト用水を前記ミストノズルから前記室内に向けて噴出するミスト装置であって、
    前記ミスト用水路を流れるミスト用水の単位時間当たりの流量を調節する流量調節器と、
    前記流量調節器の動作を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記複数のミストノズルから前記ミスト用水の噴出を開始するとき、前記流量が所定時間に亘って第1流量以上となるように前記流量調節器の動作を制御し、前記所定時間の後、前記流量が前記第1流量よりも少ない第2流量となるように前記流量調節器の動作を制御するミスト装置。
  2. 前記ミスト用水路は、前記流量調節器よりも前記ミストノズル側で少なくとも第1水路及び第2水路に分岐し、
    前記制御部が前記ミスト用水路を流れるミスト用水の前記流量が前記第2流量となるように前記流量調節器の動作を制御する場合、前記複数のミストノズルのうちの前記第1水路に接続される第1ミストノズルから前記ミスト用水を噴出する第1噴出方向と、前記複数のミストノズルのうちの前記第2水路に接続される第2ミストノズルから前記ミスト用水を噴出する第2噴出方向とが互いに異なるように構成されている請求項1に記載のミスト装置。
  3. 前記第2ミストノズルから噴出するミスト用水の噴出方向を変更可能なノズル駆動部を備え、
    前記制御部は、前記ミスト用水路を流れるミスト用水の前記流量が前記第2流量となるように前記流量調節器の動作を制御する場合、前記第2ミストノズルから噴出されるミスト用水の噴出方向が前記第2噴出方向となるように前記ノズル駆動部の動作を制御する請求項2に記載のミスト装置。
  4. 前記第1ミストノズルから噴出されるミスト用水の噴出方向は常に前記第1噴出方向に固定され、
    前記第2ミストノズルから噴出されるミスト用水の噴出方向は常に前記第2噴出方向に固定されている請求項2に記載のミスト装置。
  5. 前記第1流量は、前記ミスト用水路の上流側に接続されている燃焼器が動作開始可能となる流量以上の流量であり、
    前記第2流量は、前記燃焼器が動作停止する流量より多い流量である請求項1から4のいずれか一項に記載のミスト装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP4631487A1 (en) * 2024-04-10 2025-10-15 Klafs GmbH Sauna and method for performing an automatic infusion ceremony for a sauna

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