JP2017155945A - 空気浄化システム - Google Patents
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Abstract
【課題】同一風路に複数の送風ユニットを備えた空気浄化システムで、複数の内の1台が異常検知してファンが停止した場合、同一風路内の他のファンの影響でファンが逆回転し、再起動できないことで送風量が低下し、空気清浄度が低下していた。【解決手段】自送風ユニット2aの入力判断手段14aは、逆回転を検知し、送信手段16aから、他の送風ユニット2b、2cに回転数の低下の依頼を送信する。他ファン7b、7cは、依頼の通り回転数を低下するため、同一風路内の送風が一時的に低減し、自ファン7aは逆回転が弱まりため、再起動が可能となり、空気清浄度の維持を図れる。【選択図】図4
Description
本発明は、主にクリーンルームや、半導体デバイスや液晶等を製造する製造装置などの空間の清浄を行う空気浄化システムに関する。
近年、DCモータ制御はマイコンのPWM信号によるインバーター制御により、回転数が指令通りに制御されながら運転することで、送風機の必要送風量を確保している。
エアコンの室外機においては、屋外設置の環境のため、自然環境の変化による外風の影響で、室外ファンに強い風が当たっている状態でも起動し、運転を開始することが求められている。
また、大型の室外機になると、内部には複数台のファンが搭載されており、自然風による正回転又は逆回転の負荷を受けやすい状況で、複数台のファンが起動する必要がある。
また、正回転時で起動する場合においては、追い風によりファンの回転が加速することで、ファンの目標回転数を超えて、オーバーシュートするため、早期に回転数の安定化が求められる。
また、逆回転時に起動する場合においては、逆回転から正回転に切り替えるためには、トルクの大きいモータを必要とするだけではく、起動できる制御を確立する必要があった。起動できる制御とは、例えば条件を超える状態が発生した場合は、過電流、脱調などで、異常を検知する制御を行うことで、機器を一時的に停止させて保護していた。
また、複数台のファンの1台のみが外風の影響を受け、他のファンと異なる状況からの起動するときの方法のも問題があった。
この問題を解決する技術として、ファンモータが過負荷になっているか否かを判断し、複数台のファンモータ制御を行う方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
このような従来の同一風路に複数の送風ユニットを備えたシステムにおいては、送風ユニット同士の送風が混合部で混合され、指示ユニットの回転数指示部からの指示電圧に従い運転している。
しかし、複数の送風ユニットの1台のみが、異常を検知して停止した場合や、指示ユニットからの停止信号でファンが停止した場合などにおいては、この停止した送風ユニットが再起動できない場合がある。例えば、ファンが停止した自送風ユニット(自身が現象の主体の送風ユニット)のファン(以下、自ファンと呼ぶ)は、他の送風ユニット(主体を除く送風ユニット)のファン(以下、他ファンと呼ぶ)の混合部における風の影響を受ける。つまり混合部を介して他ファンが発生した気流が流れ込んだ時に、停止していた自ファンは、起動方向とは逆に回転してしまい、この状態では自ファンは正回転のためのトルクが不足し、すなわち再起動できないということが起こりうる。
また、逆回転を継続し又は、脱調し又は、起動時の大電流で過電流検知するなどで異常が発生した場合、システム全体を停止することで空気の清浄度の低下を引き起こし、空気清浄度の維持と継続が損なわれるという課題があった。
そこで本発明は、従来のこのような課題を解決するものであり、一時的な送風ユニットの送風量の低下が発生した場合でも、早期に送風量の復帰を行うことができる空気浄化システムを提供することを目的としている。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る空気浄化システムは、複数の送風ユニットと、前記複数の送風ユニットから送風された空気を混合する混合部と、前記混合された空気を排気する共有排気口と、前記共有排気口から排出される空気を浄化するフィルターとを備え、前記複数の送風ユニットはそれぞれ、回転により送風を行うファンと、前記ファンに空気を導く給気口と、前記ファンを回転駆動するモータと、前記モータに動力を供給する電源と、他の送風ユニットに対して当該他の送風ユニットに属するモータの回転数低下の依頼を送信する送信手段と、他の送風ユニットからの自送風ユニットに属するモータの回転数低下の依頼を受信する受信手段と、前記モータの回転数を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記送信手段を介して依頼した後の自送風ユニットに属するモータの回転状況に基づいて自送風ユニットに属するモータの正回転を開始し、前記自送風ユニットからの他の送風ユニットに属するモータの回転数低下の依頼を受けて他の送風ユニットに属するモータの回転数を低下させるものであり、これにより目的を達成するものである。
本発明によれば、一時的な送風ユニットの送風量の低下が発生した場合でも、早期に送風量の復帰を行うことができる空気浄化システムを提供することができる。
本発明に係る空気浄化システムは、複数の送風ユニットと、前記複数の送風ユニットから送風された空気を混合する混合部と、前記混合された空気を排気する共有排気口と、前記共有排気口から排出される空気を浄化するフィルターとを備え、前記複数の送風ユニットはそれぞれ、回転により送風を行うファンと、前記ファンに空気を導く給気口と、前記ファンを回転駆動するモータと、前記モータに動力を供給する電源と、他の送風ユニットに対して当該他の送風ユニットに属するモータの回転数低下の依頼を送信する送信手段と、
他の送風ユニットからの自送風ユニットに属するモータの回転数低下の依頼を受信する受信手段と、前記モータの回転数を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記送信手段を介して依頼した後の自送風ユニットに属するモータの回転状況に基づいて自送風ユニットに属するモータの正回転を開始し、前記自送風ユニットからの他の送風ユニットに属するモータの回転数低下の依頼を受けて他の送風ユニットに属するモータの回転数を低下させるという構成を有する。
他の送風ユニットからの自送風ユニットに属するモータの回転数低下の依頼を受信する受信手段と、前記モータの回転数を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記送信手段を介して依頼した後の自送風ユニットに属するモータの回転状況に基づいて自送風ユニットに属するモータの正回転を開始し、前記自送風ユニットからの他の送風ユニットに属するモータの回転数低下の依頼を受けて他の送風ユニットに属するモータの回転数を低下させるという構成を有する。
これにより、自送風ユニットの回転方向判定手段が、逆回転を検知した場合、送信手段は、他の送風ユニットに回転数の低下の依頼を送信し、他の送風ユニットの他ファンの回転数を低下させる。これにより、自送風ユニットの逆回転が弱まり、再起動が可能となることから、送風量を復帰できるため、空気清浄度の低下を抑制することができる。
また、前記送風ユニットは、自送風ユニットに属するモータの回転方向を検知する回転方向判定手段と、所定の回転数値を記憶する記憶手段とを備え、前記制御手段は、モータの正回転開始時に前記回転方向判定手段がモータの逆回転を検知した場合に前記所定の回転数値と比較し、前記比較結果が前記所定の回転数値以上であった場合に他の送風ユニットに当該他の送風ユニットに属するモータの回転数低下の依頼を送信し、前記他の送風ユニットに属するモータの回転数低下により自送風ユニットに属するモータの逆回転が前記所定の回転数値以下となった後に自送風ユニットに属するモータの正回転を開始するという構成を有する。
つまり、自送風ユニットのファンを逆回転時から起動できる条件として所定回転数が記憶手段にあらかじめ記憶されている。そして、自送風ユニットのファンが逆回転した時、現在回転数と所定回転数値を入力判断手段が比較し、所定回転数値以下であれば、入力判断手段が起動可能と判断し、回転数指示手段がPWM信号を出力し、モータ駆動手段がモータの起動を開始する。これにより、最短時間で送風量の改善が可能となるため、空気清浄度の低下時間の短縮を図ることができる。
また、自送風ユニットに属するモータの回転方向を検知する回転方向判定手段を備え、
前記制御手段は、モータの回転開始時に前記回転方向判定手段がモータの逆回転を検知した場合に他の送風ユニットに当該他の送風ユニットに属するモータの回転数低下の依頼を送信し、前記他の送風ユニットに属するモータの回転数低下により自送風ユニットに属するモータの逆回転が停止した後に自送風ユニットに属するモータの正回転を開始するという構成を有する。
前記制御手段は、モータの回転開始時に前記回転方向判定手段がモータの逆回転を検知した場合に他の送風ユニットに当該他の送風ユニットに属するモータの回転数低下の依頼を送信し、前記他の送風ユニットに属するモータの回転数低下により自送風ユニットに属するモータの逆回転が停止した後に自送風ユニットに属するモータの正回転を開始するという構成を有する。
つまり、自送風ユニットの自ファンが逆回転した時、他ファンの回転数を低下させた後、回転方向判定手段が、自ファンと他ファンの両方の現在回転数を検知する。また、自送風ユニットの回転方向判定手段が、停止を検知すると、入力判断手段に停止を出力する。また、入力判断手段が停止を検知すると、モータ駆動手段にPWM信号を出力し、正回転で起動を開始する。これにより、確実な起動ができるため、大きな出力を必要としない安価なモータで、信頼性の高いシステムの提供が可能となる。
また、前記制御手段は、前記自送風ユニットに属するモータの正回転を開始した後に前記他の送風ユニットに対して回転数低下の依頼を解除する旨を送信するという構成を有する。
つまり、自送風ユニットが起動後、回転方向判定手段が正回転の検知したことで、送信手段が他の送風ユニットに回転数の低下の依頼の解除を送信する。また、他の送風ユニットの受信手段が受信したことで、継続していた割り込み処理を解除し、回転数指示部からの出力電圧値に従い、他ファンは運転を再開する。これにより、送風量低下の時間管理が可能となり、早期に送風量の改善ができるため、空気清浄度の回復を加速することができる。
また、前記制御手段は、他の送風ユニットからの回転数低下の依頼を受信した場合にはモータの回転数を低下させるがモータの停止はしないという構成を有する。
つまり、他の送風ユニットの回転数低下により、同一風路内の送風量が一時的に低下するため、自ファンの逆回転が徐々に低回転数になる。また、他ファンは停止しない条件として、記憶手段に最低回転数値を記憶している。そのため、他ファンが最低回転数を下回ると、他ファンの入力判断手段は強制的に回転数の低下の依頼を解除するため、回転は復帰する。また、自送風ユニットは、所定回転数値以下になるまで、繰り返し他の送風ユニットの回転数低下の依頼を行う。これにより、最低送風量を確保し、空気浄化システム内の加圧状態を維持することで、フィルターに付着しているゴミの逆流を防止し、最低限な空気清浄度の維持、継続を図ることができる。
また、前記複数の送風ユニットは、それぞれ独立した起動スイッチを備えた構成を有する。
つまり、自送風ユニットと他の送風ユニットの電源入力の製品外郭側の操作で、起動スイッチのON/OFFが可能となる。これにより、顧客仕様の変更や現場設置後の切り替え対応が容易となり、顧客側の変更が不要なメンテ性が優れた空気浄化システムが得られる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して二度目以降の説明を省略している。さらに、各図面において、本発明に直接には関係しない各部の詳細については説明を省略している。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1における空気浄化システムの斜視図である。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1における空気浄化システムの斜視図である。
空気浄化システム1は、クリーンルームや半導体製造装置などの空気の清浄度の維持と継続が求められる環境において、顧客要求を満たす専用機として製作され、例えば必要送風量、フィルターサイズ、フィルターの選定が要求される。
そのため、空気浄化システム1は、各製造装置メーカーに設置可能な汎用性と、各製造装置メーカーからの要求を実現するための拡張性が求められる商品である。
例えば、エアコン等のように給排気を決めて設計、量産されるものではなく、個別の送風ユニットを組み合わせて、要求された単位時間当たりの必要な空気清浄化能力を確保する。
また、製品としての特徴は、異常が発生した場合、異常発報にて接点出力や表示や通信にて顧客側に知らせるが、電源供給があるのであれば可能な限り継続動作する。
また、異常時であってもシステムの一部で継続動作を行うために、別電源構成、制御基板も別基板で、単独動作可能なユニット構成とし、異常発生箇所を最小限に抑える。
このような要求のもと空気浄化システム1は、図1に示すように、送風ユニット2とフィルター3を組み合わせて構成される。
送風ユニット2は、給気口4と、ファン7と、モータ8と制御手段9とを備える。
送風ユニット2は、前面に設けられた給気口4より、空気清浄度の低い空気が吸気され、給気口4の背面に設けられた共有排気口5より排出される。共有排気口5より排出された給気空気清浄度の低い空気は、さらにモータ8により回転するファン7の送風により、フィルター3を通過し、共有排気口5より、空気清浄度の高い空気としてクリーンルームや半導体製造装置内などに送風される。つまり送風ユニット2の給気口4に対応する外気空間と共有排気口5に対応するクリーン空間は異なり、それぞれ空間的に独立している。
クリーン空間の管理の条件により、集塵性能が決定され、フィルター3が選定される。
クリーン空間への送風量がより多く必要とされる場合は、送風ユニット2を複数台増設することで、顧客要求に応えることができる。
制御手段9は、複数の送風ユニット2間での情報の送受信を行うが詳細は後述する。
図2は、空気浄化システム1の断面図である。
図2に示すように、空気浄化システム1は、別電源で動作する3台の送風ユニット2、すなわち送風ユニット2a、送風ユニット2b、送風ユニット2cで構成されている。
送風ユニット2は、それぞれファン7とファン7を回転駆動するモータ8とモータ8の回転を制御する制御手段9を備えている。送風ユニット2a、送風ユニット2b、送風ユニット2cは、ユニットとして独立した構造のため、容易に取り外し可能であり、空気浄化システムとして拡張性とメンテナンス性を有している。
モータ8に取付けたファン7は、制御手段9により、回転数が制御され、送風を可能とする。
顧客要求の必要風量を確保するために、送風ユニット2a、送風ユニット2b、送風ユニット2cを連結した構成とし、送風ユニット2a、送風ユニット2b、送風ユニット2cが起動すると混合部6に、ファン7の送風が集められる。混合部6全体に風が回って均一風圧にされた後、フィルター3を介して共有排気口5へ均一に送風することで、フィルター3の全面を均等に利用して必要な送風量と空気清浄度の維持を図っている。
図3は、送風ユニットと指示ユニットのブロック図であり、送風ユニット2と指示ユニット10が一対で接続されている。
指示ユニット10は、メイン電源部11と、回転数指示部12と、通信部13とを備える。
メイン電源部11は、装置内に設置する送風ユニット2の継続動作を維持するため、送風ユニット2上に設けられた電源30に安定したDC電圧を出力する。
回転数指示部12は、DC電圧(例えば、0V〜5Vの範囲)を出力可能であり、入力判断手段14に回転数指示値をDC電圧で出力する。例えば、DC1.0Vの出力電圧であれば、ファン7を1000r/minで回転させる旨を意味し、DC3.0Vであれば、3000r/minで回転させる旨を意味し、すなわち回転数指示値を意味する。
通信部13は、送風ユニット2の状態を監視している。つまり指示ユニット10は、本システムにおいて主従関係の主側である。例えば、主側である指示ユニット10は、従側の送風ユニット2にIDとしてアドレスを付与する。従側の送風ユニット2が、複数台接続する時は、重複しないアドレスを付与する。通信部13は、送風ユニット2にアドレス順に現在の運転状況の確認を一定周期毎行う。主側の指示ユニット10からアドレス指定された従側の送風ユニット2は、現在の運転状況を、通信部13へ送信する。そのため、通信部13は常時、従側である送風ユニット2の状態を通信でアドレス毎に監視する。
送風ユニット2は、制御手段9として、入力判断手段14と、回転数指示手段15と、回転方向位置検出手段20と、回転方向判定手段18と、モータ駆動手段19と、を備える。さらに送風ユニット2は、送信手段16と、受信手段17と、記憶手段21とを備える。
入力判断手段14は、回転数指示部12と、受信手段17と、回転方向判定手段18と、記憶手段21の最大4つの入力信号に基づいて回転速度を決定し、結果を回転数指示手段15に回転速調として出力する。ここで回転速調とは、モータのノッチである。つまり入力判断手段14は、回転数指示部12のDC電圧をモータのノッチに置き換える。例えば、10段階のノッチが存在するモータであれば、DC1.0Vの出力電圧の場合、2速と置き換えさせる旨を意味し、ファン7が1000r/minで回転する。また例えばDC3.0Vの場合、6速と置き換えさせる旨を意味し、ファン7は、3000r/minで回転する。なお、入力判断手段14の入力に対する処理には優先度があり、顧客仕様で決定する。また、入力判断手段14は、回転数指示部12のDC電圧の指示回転数と回転方向判定手段18の実際の回転数の回転数差の結果に応じて、異常信号を送信手段16へ出力する。すなわち、通信部13へ従側の送風ユニット2の現在の運転状況を送信し、主側は従側の現在の全体の運転状態(異常)を監視する。
回転数指示手段15は、入力判断手段14からの回転速調を受け取り、回転速調を回転数指示信号であるPWM信号(DUTY)に変換する。なお、ノッチが10段階ある場合は、例えば1速:500r/min、2速:1000r/min、3速:1500r/min、6速:3000r/minと対応付けられ、それぞれの回転速調に対応するDUTYが出力される。
モータ駆動手段19は、PWM信号に従い、モータ8を駆動させることでファン7がPWM信号に基づいた回転数で回転する。
回転方向位置検出手段20は、モータ8内のロータの位置を検知する。例えば、ロータの位置を検知可能なホールICとして設けられた回転方向位置検出手段20は、ロータに設けられたホールの位置を検知することで、ファン7の現在回転数を示す検知信号をFG信号として、回転方向判定手段18に出力する。なおFG信号は、U相、V相、W相に対応した位置信号が合成されて構成される。
回転方向判定手段18は、回転方向位置検出手段20から入力したFG信号を分解することで、各相の位置信号を取り出して現在回転数を算出し、さらに各相の順番から、正回転や逆回転も判断する。例えば、回転方向判定手段18は、FG信号の順番が、U相、V相、W相の場合は、正回転と判断し、U相、W相、V相の場合は、逆回転と判断する。回転方向判定手段18は、算出した現在回転数と回転方向とを入力判断手段14と送信手段16に出力する。
入力判断手段14は、回転数指示部12からのDC電圧(例えば、DC1.0Vで1000r/min)と回転方向判定手段18からの現在回転数(例えば、500r/min)とを比較する。入力判断手段14は、比較した結果に回転数差が発生した場合、回転数を一致させる為に、回転速調を変更する。例えば、回転速調を2速から3速に変更し、FG信号が1000r/minになるまで回転速調を上げる。入力判断手段14は、これを繰り返し実施することで、回転数指示部12からの回転数と現在回転数とを近づけて一致させ、すなわち回転数一定制御を行っている。また、入力判断手段14は、回転方向判定手段18より逆回転の信号を入力した場合、異常時の優先処理を行う。
優先処理においては、自ファン7が逆回転したことを送信手段16が主側に送信し、指示ユニット10の通信部13が受信することで、監視下において異常が発生したことが確認できる。その結果、指示ユニット10も、異常時の優先処理を実施するがこれらについての詳細は後述する。
受信手段17は、指示ユニット10の通信部13や、あるいは他の送風ユニット2の送信手段16からの信号を受信する。
送信手段16は、指示ユニット10の通信部13や、あるいは他の送風ユニット2の受信手段17に対して信号を送信する。
記憶手段21は、所定の回転数値を記憶している。ここで所定の回転数値とは、自ファン7が逆回転した場合の、正回転で起動できる限界の値(逆回転数値)である。また、記憶手段21は、他ファン7の回転数が低下している旨を示す回転数低下の依頼、すなわち低下信号を受信した場合における、他ファン7が停止しない最低回転数値も予め記憶している。
入力判断手段14は、回転数指示部12からの指示回転数と、回転方向判定手段18からの現在回転数と、記憶手段21からの所定の回転数との3つの入力値より、逆回転時における正回転での起動可否を判断する。
入力判断手段14は、自ファン7が逆回転時における起動が可能と判断した場合、回転数指示手段15に対し、回転速調(例えば1速)を出力し、回転数指示手段15は、PWM信号(例えば、1速:500r/min)に変換し、自モータ8を再起動させる。
他方、入力判断手段14は、自ファン7が逆回転時において起動が不可能と判断した場合、送信手段16を介して主側に、自ファン7が逆回転しているため正回転起動できない旨を送信する。指示ユニット10の通信部13が正回転起動できない旨を受信することで、監視下で異常が発生したことが確認できる。つまり他ファン7の入力判断手段14は、回転数低下の依頼を受信し、回転数を低下させるPWM信号を出力する。しかし、回転数低下によりファンが停止し、すなわち送風量が全く無い状態になることを防止するため、最低送風量を事前に決定し記憶させことで送風量を確保することができる。
そのため、入力判断手段14は、他の送風ユニット2から受信手段17を介して回転数の低下の依頼を受信し、さらに自ファン7の現在回転数が、記憶手段21が記憶している最低回転数値以下になった場合、回転数の低下の依頼を受信した際の優先処理を強制解除する。
これにより、他ファン7の回転数は、回転数指示部12のDC電圧の指示回転数で運転され、最低回転数値以上を維持できる。なお優先処理の解除の詳細については後述する。
これにより、他ファン7の回転数は、回転数指示部12のDC電圧の指示回転数で運転され、最低回転数値以上を維持できる。なお優先処理の解除の詳細については後述する。
図4は、複数の送風ユニットと指示ユニットを設けた場合のブロック図であり、送風ユニット2が3台と指示ユニット10が3台接続されている。なお説明において、主体となる送風ユニット2を自送風ユニット2とし、他の送風ユニット2と区別して説明する。ただし、全ての送風ユニット2が自送風ユニット2または他の送風ユニット2となりうる。
自送風ユニット2は、自身がその現象を発生している、つまり主体となる送風ユニット2であり、本実施の形態においては、逆回転を発生した送風ユニットである。図4においては、自送風ユニット2aとする。
他の送風ユニット2は、自送風ユニット2を除く複数の送風ユニット2であり、本実施の形態においては、逆回転していない送風ユニット2である。図4においては、他の送風ユニット2b、他の送風ユニット2cとする。
送風ユニット2aに対するメイン電源部11は、メイン電源部11aとし、送風ユニット2b、送風ユニット2cに対するメイン電源部11は、メイン電源部11b、メイン電源部11cとする。
メイン電源部11a、メイン電源部11b、メイン電源部11cは、別電源で構成される。
送風ユニット2aに対する回転数指示部12は、回転数指示部12a、送風ユニット2b、送風ユニット2cに対する回転数指示部12は、回転数指示部12b、回転数指示部12cとする。
通信部13と受信手段17とを接続する線、または自送風ユニット2の送信手段16と他の送風ユニットを構成する受信手段17とを接続する線を通信線22(図示せず)とする。さらに指示ユニット10と送風ユニット2a間を接続する通信線22を、通信線22aとする。送風ユニット2aと送風ユニット2b間を接続する通信線22を、通信線22bとする。送風ユニット2bと送風ユニット2c間を接続する通信線22を、通信線22cとする。
通信部13は、通信にて常時従側の送風ユニット2を監視する。また通信部13は、従側の送風ユニット2にアドレスを付与し、アドレス毎に現在の運転状況の確認を一定周期毎に行う。そのため、送風ユニット2で逆回転が発生した場合、指示ユニット10は直ちに異常を検知することができる。また必要に応じて、異常の解消を行う。例えば、自送風ユニット2aに属する入力判断手段14aは、即座に他の送風ユニット2b、送風ユニット2cのそれぞれの運転を制御し、自送風ユニット2aの異常を解消させることができる。自ファン7aが逆回転した場合、入力判断手段14aは、異常時の優先処理を行う。
優先処理は、他の送風ユニット2b、他の送風ユニット2cにそれぞれ属する他ファン7b、他ファン7cの回転数を、回転数指示部12からの指示より優先させて低下させるものである。具体的には、入力判断手段14aは、送信手段16aより通信部13へ異常の信号を送信した場合、さらに他の送風ユニット2b、送風ユニット2cに対して、回転数の低下を依頼する。他の送風ユニット2に属する入力判断手段14b、入力判断手段14cは、回転数低下の依頼を受信すると、回転数指示部12b、回転数指示部12cの指示に優先させて、それぞれの回転数指示手段15を介してファン7の回転数を低下させる。その結果、同一風路にある混合部6の風量が弱まり、逆回転が抑制される。
また逆に、例えばファン7bやファン7cが、逆回転した場合、入力判断手段14aは、回転数が低下した送風ユニット2から受信手段17aを介して回転数低下の依頼を受信した場合、異常時の優先処理を実施する。つまり、入力判断手段14aは、回転数指示部12aからの運転指示ではなく、回転数低下の依頼に基づいて、回転数指示手段15aを介してファン7aの回転数を低下させる。回転数の低下の程度は特に決まっていないが、例えば回転数の低下レベルは、1割ずつ、2割ずつ、5割など、送風ユニット2の接続台数構成等により、条件設定できる。
図5は、空気浄化システム1の動作に関するフローチャートである。
なお図5における付番の先頭に記されたSはステップを意味するが、Sに続く数値は必ずしも処理順序を示すものではない。また同一付番は、同一処理内容を意味するものである。以下、図4と併せて図5のフローチャートに沿って説明する。
本空気浄化システム1は、メイン電源部11の電源印加と回転数指示部12のDC電圧印加で、送風ユニット2を起動させて、ファン7が回転する構成である。
本空気浄化システム1は、空気清浄度の維持を目的とするシステムのため、異常が発生した場合でも、運転に支障がないと判断した場合は運転を継続する。そして安全が損なわれる場合に限り、ヒューズ等の電源遮断で停止を図るものである。
図4で説明した、自送風ユニット2a、他の送風ユニット2b、2cは、それぞれ指示ユニット10のメイン電源部11a、11b、11cより電圧が印加されて動作する。この際、回転数指示部12a、12b、12cからのDC電圧の印加によって、ファン7a、7b、7cが正回転で起動する(S001)。
モータ8a、8b、8cが起動開始後、回転方向位置検出手段20a、20b、20cが各モータのU相、V相、W相のロータの位置を検出する。また同時に、回転方向判定手段18a、18b、18cは、U相、V相、W相の検知の順番より、正回転か逆回転かを認識し、逆回転の発生有無を判断する(S002→S003)。
ここでは、回転方向判定手段18の判断結果で逆回転と判断されたファン7を、自送風ユニット2の自ファン7とする(S003YES→S004a)。
また、回転方向判定手段18の判断結果で逆回転と判断されなかったファン7を、他の送風ユニット2の他ファン7とする(S003NO→S004b)。
つまり今回の説明では、逆回転をする送風ユニットは、自送風ユニット2aであり、逆回転しない送風ユニットは、他の送風ユニット2b、2cである。
なお、全ての送風ユニットにおいて逆回転が発生していないと判断された場合には、特に異常時の優先処理することなく、継続運転を行う(S002NO→END)。
ところで、自送風ユニット2aの逆回転は、例えば以下の場合に発生する。すなわち、自送風ユニット2aは、起動後に使用者からの停止指示や誤動作などにより、一時的にファンが停止する。このような場合には、再起動までの時間内に他の送風ユニット2b、2cの送風が混合部6を介して自送風ユニット2aに逆流し、正方向にトルクが掛かっていない自送風ユニット2aの自ファン7aは、逆回転を開始するのである。
逆回転が発生した場合、逆回転を開始した自ファン7aを、正回転で起動させる為には大きなトルクが必要となる。つまり、高出力のモータが必要となり、空気浄化システム1が高価になってしまう。また、高出力モータを採用すると大電流が発生するため、周辺回路などのシステム構築も高価になる。ただし、本実施の形態によればこれを回避することができる。
他の送風ユニット2b、2cは、自送風ユニット2aの逆回転を抑制するために、混合部6への送風量を低下させる。具体的には、逆回転を検知した入力判断手段14aは、送信手段16aに、他の送風ユニット2b、2cへの回転数の低下を依頼する。
送信手段16aは、他の送風ユニット2b、2cに対し、回転数低下を依頼する。(S004a→S005a)
さらに、送信手段16aは、通信部13にも逆回転による異常信号を出力する。
さらに、送信手段16aは、通信部13にも逆回転による異常信号を出力する。
つまり、送信手段16a及び受信手段17b、17cを介して回転数の低下の依頼を送信し、他の送風ユニット2b、2cは回転数の低下の依頼を受信する(S005b)。
回転数の低下の依頼を受信した入力判断手段14b、14cは、回転数指示部12b、12cからの回転数の指示を示すDC電圧ではなく、異常時の優先処理として、回転数の低下の依頼を処理する。これにより、他ファン7b、7cは回転数が低下する(S005b)。
他ファン7b、7cの回転数が低下することで、自送風ユニット2aへの逆回転に係る負荷は徐々に減少する。
また、他の送風ユニット2b、2cの他ファン7b、7cは、回転数の低下の依頼を受けて、回転数が低下する(S005b)。
自送風ユニット2aと他の送風ユニット2b、2cは、ともにそれぞれの現在の回転数を確認する(S007a、S007b)。
これにより、自送風ユニット2aは、他ファン7b、7cの送風量低下による、自ファン7aにおける逆回転の改善状況を確認できる(S007a)。
また同時に、入力判断手段14aは、自ファン7aの逆回転数が所定回転数値以下になったかを判断するために、記憶手段21aの所定回転数値の記憶情報の読み出しを行う。
入力判断手段14aは、記憶手段21aに記憶されている自ファン7aの現在の回転数が、記憶手段21aに記憶された所定回転数値以下でない場合、S005aに戻り、所定回転数値以下になるまで回転数低下の依頼を繰り返す(S008aNO→S005a)。
その結果、他ファン7b、7cは、回転数の低下を繰り返し、自ファン7aの回転数が所定回転数値以下になるまで継続する。(S005b)
また、自ファン7aの回転数が所定回転数値以下となった場合、入力判断手段14aは、回転数指示手段15に起動指示する。自ファン7aは、所定回転数値以下であるため、再起動のためのトルクが小さく、起動が可能となる。(S006a)
また、入力判断手段14aは、自ファン7aの回転方向判定手段18aの正回転の起動を確認できた場合、送信手段16aへ回転数の低下の依頼の解除を送信する。(S0010a)
自ファン7aが正回転起動したことで、送信手段16aは、他ファン7b、7cへの回転数の低下の依頼の解除を他の送風ユニット2b、2cの受信部17b、受信部17bに送信する。
また、自ファン7aの回転数が所定回転数値以下となった場合、入力判断手段14aは、回転数指示手段15に起動指示する。自ファン7aは、所定回転数値以下であるため、再起動のためのトルクが小さく、起動が可能となる。(S006a)
また、入力判断手段14aは、自ファン7aの回転方向判定手段18aの正回転の起動を確認できた場合、送信手段16aへ回転数の低下の依頼の解除を送信する。(S0010a)
自ファン7aが正回転起動したことで、送信手段16aは、他ファン7b、7cへの回転数の低下の依頼の解除を他の送風ユニット2b、2cの受信部17b、受信部17bに送信する。
送風ユニット2b、2cは、回転数の低下の依頼の解除をうけて優先処理を解除し、回転数指示部12b、12cの出力電圧に従い、通常の運転に復帰する。(S0010b)
なお、他の送風ユニット2b、2cが自送風ユニット2aの回転数低下の依頼を無制限に受け入れることで、他ファン7b、7cが停止してしまう恐れがある。このような場合には、以下のような制御が有効である。
なお、他の送風ユニット2b、2cが自送風ユニット2aの回転数低下の依頼を無制限に受け入れることで、他ファン7b、7cが停止してしまう恐れがある。このような場合には、以下のような制御が有効である。
すなわち、記憶手段21b、21cは、他ファン7b、7cが停止しない最低回転数値を記憶している。
そのため、入力判断手段14b、14cは、回転方向判定手段18b、18cからの現在回転数信号と記憶手段21b、21cの最低回転数値を比較する。(S011b)。
例えば、入力判断手段14b、14cは、記憶手段21b、21cの記憶情報が最低回転数値未満でない場合、すなわち最低回転数以上であれば、問題ないと判断し、回転数を低下する(S011bNO)。
しかし、他ファン7b、7cの回転数のいずれかが最低回転数未満の場合、すなわち、比較した結果がYESの場合、停止する恐れがあるため、入力判断手段14b、14cは、回転数の低下の依頼を強制的に解除(S010b)し、回転数指示部12b、12cのDC電圧の運転に復帰する。
この場合の回転数の低下の依頼の解除は、入力判断手段14b、14cが強制的に実施したものであり、S010aの送信手段16aからの依頼で、解除したものではない。
そうすることで、他ファン7b、7cを制御する入力判断手段14b、14cは、自らの判断で、他ファン7b、7cの停止を防止する。つまり、回転数低下の依頼を無制限に受け入れることで他ファン7b、7cが停止してしまうことを防止することで、常時最低回転数以上で運転することが可能とし、送風量を維持することができる。
なお、図5において、自ファン7aが所定の回転数以下であることを確認する処理を行った(S008a)。しかしながら、所定の回転数以下であっても例えばファンが大型の場合、逆回転からの起動にはトルクが必要になる。一方、ファンが大型の場合には、自重によって回転が停止しやすいという事がいえる。よって、ファンの大きさによっては、所定の回転数以下を確認するのではなく、停止を確認しても良い。
具体的には、入力判断手段14aは、S008aにて自ファン7aが停止していない場合、S005aに戻り、停止するまで繰り返すのである。
その結果、他ファン7b、7cは、回転数の低下の依頼を繰り返し、自ファン7aの回転数が停止するまで継続する。(S005b)
また、自ファン7aが停止した場合、入力判断手段14aは、自ファン7aを再起動させるために、回転数指示手段15に指示することで、停止状態からの再起動のため、容易に起動が可能となる構成とする。(S006a)
上記構成により、自送風ユニットの回転方向判定手段が、逆回転を検知した場合、送信手段は、他の送風ユニットに回転数の低下の依頼を送信し、他の送風ユニットの他ファンの回転数を低下させる。これにより、自送風ユニットの逆回転が弱まり、再起動が可能となることから、送風量を復帰できるため、空気清浄度の低下を抑制することができる。
また、自ファン7aが停止した場合、入力判断手段14aは、自ファン7aを再起動させるために、回転数指示手段15に指示することで、停止状態からの再起動のため、容易に起動が可能となる構成とする。(S006a)
上記構成により、自送風ユニットの回転方向判定手段が、逆回転を検知した場合、送信手段は、他の送風ユニットに回転数の低下の依頼を送信し、他の送風ユニットの他ファンの回転数を低下させる。これにより、自送風ユニットの逆回転が弱まり、再起動が可能となることから、送風量を復帰できるため、空気清浄度の低下を抑制することができる。
また、自送風ユニットが起動後、回転方向判定手段が正回転の検知したことで、送信手段が他の送風ユニットに回転数の低下の依頼の解除信号を送信する。また、他の送風ユニットの受信手段が受信したことで、継続していた割り込み処理を解除し、回転数指示部からの出力電圧値に従い、他ファンは運転を再開することにより、短時間で送風量の改善が可能となるため、空気清浄度の低下時間の短縮を図ることができる。
また、自送風ユニットの回転方向判定手段が、停止を検知すると、入力判断手段に停止を出力する。また、入力判断手段が停止を検知すると、モータ駆動手段にPWM信号を出力し、正回転で起動を開始する。これにより、確実な起動ができるため、大きな出力を必要としない安価なモータで、信頼性の高いシステムの提供が可能となる。
また、自送風ユニットが起動後、回転方向判定手段が正回転の検知したことで、送信手段が他の送風ユニットに回転数の低下の依頼の解除信号を送信する。そして、他の送風ユニットの受信手段が受信したことで、継続していた割り込み処理を解除し、回転数指示部からの出力電圧値に従い、他ファンは運転を再開する。これにより、送風量低下の時間管理が可能となり、早期に送風量の改善ができるため、空気清浄度の回復を加速することができる。
また、他の送風ユニットの回転数低下により、同一風路内の送風量が一時的に低下するため、自ファンの逆回転が徐々に低回転数になる。そして、他ファンは停止しない条件として、記憶手段に最低回転数値を記憶している。そのため、他ファンが最低回転数を下回ると、他ファンの入力判断手段は強制的に回転数の低下の依頼を解除するため、回転は復帰する。
また、自送風ユニットは、所定回転数値以下になるまで、繰り返し他の送風ユニットの回転数低下の依頼を行うことにより、最低送風量を確保し、空気浄化システム内の加圧状態を維持することで、フィルターに付着しているゴミの逆流を防止し、最低限な空気清浄度の維持、継続を図ることができる。
(実施の形態2)
図6は、本実施の形態2における空気浄化システムのブロック図である。
(実施の形態2)
図6は、本実施の形態2における空気浄化システムのブロック図である。
図6に示すように、送風ユニット2a、2b、2cは、それぞれ起動スイッチ23a、23b、23cを備える。
起動スイッチ23a、23b、23cは、スイッチ開閉の操作で電源遮断、通電が可能なものであり、一例としては、リレー等の接点構成で入切可能なものである。起動スイッチ23a、23b、23cは、通常運転時において、起動スイッチ23a、23b、23cを常時ONとし、メイン電源部11a、11b、11cにて、電源ON/OFFする。
また、例えば顧客要望及び生産ラインの生産の増減により、顧客側のシステムの変更なしで、容易に送風ユニット2の製品外郭の起動スイッチをOFFにすることで、電源遮断が可能である。
一例として、送風ユニット2a、2b、2cのうち、送風ユニット2cの起動スイッチ23cのみOFFにすることで、2台運転が可能な空気浄化システム1が実現できる。
つまり各送風ユニットが独立して自ファンの正逆回転を判定して他の送風ユニットに依頼を送信するため、送風ユニット2cの起動スイッチ23cをOFFにするのみで、送風ユニット2a、2b間で、逆回転時の再起動制御が可能となる。
また、メイン電源部11a、11b、11cは、例えば顧客側の電源装置に設置されており、送風ユニット2a、2b、2cだけに電源供給されているとは限らない。もし、他の機器と接続されていれば、メイン電源部11a、11b、11cを容易に電源遮断できない。
そのため、起動スイッチ23a、23b、23cを設けることで、他の機器に影響を与えることなく送風ユニット2a、2b、2cだけを個別に且つ確実に電源遮断が可能なため、各送風ユニットのみでリスク無くメンテナンス作業を行うことが可能となる。
これにより、顧客仕様の変更や現場設置後の切り替え対応が容易となり、顧客側の変更が不要なメンテナンス性に優れた空気浄化システムが得られる。
本発明の空気浄化システムは、クリーンルーム内に設置される半導体デバイスや液晶等を製造する製造装置、あるいはクリーンブースなど、清浄空間を必要とする箇所に設置する空気浄化システムとして有用である。
1 空気浄化システム
2,2a,2b,2c 送風ユニット
3 フィルター
4 給気口
5 共有排気口
6 混合部
7,7a,7b,7c ファン
8,8a,8b,8c モータ
9,9a,9b,9c 制御手段
10 指示ユニット
11,11a,11b,11c メイン電源部
12,12a,12b,12c 回転数指示部
13 通信部
14,14a,14b,14c 入力判断手段
15,15a,15b,15c 回転数指示手段
16,16a,16b,16c 送信手段
17,17a,17b,17c 受信手段
18,18a,18b,18c 回転方向判定手段
19,19a,19b,19c モータ駆動手段
20,20a,20b,20c 回転方向位置検出手段
21,21a,21b,21c 記憶手段
22,22a,22b,22c 通信線
23,23a,23b,23c 起動スイッチ
30,30a,30b,30c 電源
2,2a,2b,2c 送風ユニット
3 フィルター
4 給気口
5 共有排気口
6 混合部
7,7a,7b,7c ファン
8,8a,8b,8c モータ
9,9a,9b,9c 制御手段
10 指示ユニット
11,11a,11b,11c メイン電源部
12,12a,12b,12c 回転数指示部
13 通信部
14,14a,14b,14c 入力判断手段
15,15a,15b,15c 回転数指示手段
16,16a,16b,16c 送信手段
17,17a,17b,17c 受信手段
18,18a,18b,18c 回転方向判定手段
19,19a,19b,19c モータ駆動手段
20,20a,20b,20c 回転方向位置検出手段
21,21a,21b,21c 記憶手段
22,22a,22b,22c 通信線
23,23a,23b,23c 起動スイッチ
30,30a,30b,30c 電源
Claims (6)
- 複数の送風ユニットと、
前記複数の送風ユニットから送風された空気を混合する混合部と、
前記混合された空気を排気する共有排気口と、
前記共有排気口から排出される空気を浄化するフィルターとを備え、
前記複数の送風ユニットはそれぞれ、
回転により送風を行うファンと、
前記ファンに空気を導く給気口と、
前記ファンを回転駆動するモータと、
前記モータに動力を供給する電源と、
他の送風ユニットに対して当該他の送風ユニットに属するモータの回転数低下の依頼を送信する送信手段と、
他の送風ユニットからの自送風ユニットに属するモータの回転数低下の依頼を受信する受信手段と、
前記モータの回転数を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記送信手段を介して依頼した後の自送風ユニットに属するモータの回転状況に基づいて自送風ユニットに属するモータの正回転を開始し、
前記自送風ユニットからの他の送風ユニットに属するモータの回転数低下の依頼を受けて他の送風ユニットに属するモータの回転数を低下させる空気浄化システム。 - 前記送風ユニットは、
自送風ユニットに属するモータの回転方向を検知する回転方向判定手段と、
所定の回転数値を記憶する記憶手段とを備え、
前記制御手段は、
モータの正回転開始時に前記回転方向判定手段がモータの逆回転を検知した場合に前記所定の回転数値と比較し、
前記比較結果が前記所定の回転数値以上であった場合に他の送風ユニットに当該他の送風ユニットに属するモータの回転数低下の依頼を送信し、
前記他の送風ユニットに属するモータの回転数低下により自送風ユニットに属するモータの逆回転が前記所定の回転数値以下となった後に自送風ユニットに属するモータの正回転を開始する請求項1記載の空気浄化システム。 - 自送風ユニットに属するモータの回転方向を検知する回転方向判定手段を備え、
前記制御手段は、
モータの回転開始時に前記回転方向判定手段がモータの逆回転を検知した場合に他の送風ユニットに当該他の送風ユニットに属するモータの回転数低下の依頼を送信し、
前記他の送風ユニットに属するモータの回転数低下により自送風ユニットに属するモータの逆回転が停止した後に自送風ユニットに属するモータの正回転を開始する請求項1記載の空気浄化システム。 - 前記制御手段は、
前記自送風ユニットに属するモータの正回転を開始した後に前記他の送風ユニットに対して回転数低下の依頼を解除する旨を送信する請求項2または3に記載の空気浄化システム。 - 前記制御手段は、
他の送風ユニットからの回転数低下の依頼を受信した場合にはモータの回転数を低下させるがモータの停止はしない請求項2から4のいずれかに記載の空気浄化システム。 - 前記複数の送風ユニットは、
それぞれ独立した起動スイッチを備えた請求項1から5のいずれかに記載の空気浄化システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016036756A JP2017155945A (ja) | 2016-02-29 | 2016-02-29 | 空気浄化システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016036756A JP2017155945A (ja) | 2016-02-29 | 2016-02-29 | 空気浄化システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017155945A true JP2017155945A (ja) | 2017-09-07 |
Family
ID=59809524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016036756A Pending JP2017155945A (ja) | 2016-02-29 | 2016-02-29 | 空気浄化システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2017155945A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7681064B2 (ja) | 2023-06-14 | 2025-05-21 | 近藤 弘子 | ゼンマイによる回転体起動時電力節約装置 |
-
2016
- 2016-02-29 JP JP2016036756A patent/JP2017155945A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7681064B2 (ja) | 2023-06-14 | 2025-05-21 | 近藤 弘子 | ゼンマイによる回転体起動時電力節約装置 |
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