JP2017156577A - 現像装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】供給装置の正常状態から故障確定状態までの複数の段階的状態を認識し、各段階的状態毎に適正な保守形態を設定する。【解決手段】リザーブタンク154から第1の連結部材158を介して現像装置24へ供給されるトナーの流動状態において、正常状態と、部品交換を必須とする異常状態との間に、部品交換かクリーニングかを選択可能な中間的な状態を設定し(状態A、状態B、状態C、及び状態D)、ATCセンサ162の検出結果に加え、ロートナーセンサ156の検出結果に基づいて状態遷移を累積記録し、当該状態遷移に基づき、メンテナンス時に実行する作業を特定し得るようにした。【選択図】図4
Description
本発明は、現像装置、及び画像形成装置に関する。
貯留部(リザーブタンク)に貯留された現像剤(例えば、トナー)を、供給装置(ディスペンサ)よって現像部へ送る構成において、現像剤の供給が途絶えた場合、貯留部内のセンサが「トナー有り」を検出し続けていることを条件に、供給装置(駆動源を含む)の故障と判断している。
参考として、特許文献1には、トナー劣化度からメンテナンス実施判断することが記載されている。具体的には、Δ現像γの制御のために従来から取得していた信号を用いて、トナー劣化度を予測するため、新たな構成を追加せずに、また余分なコストかけずに、より正確にトナーの劣化度を予測しており、トナーの劣化が原因で起きる障害が発生する前にメンテナンスを行うことが可能となる。
現像剤の供給が途絶えた原因は、供給装置の故障以外の場合もあり得るにも関わらず、一意的に供給装置(駆動源を含む)が無用に交換されることがある。
本発明は、供給装置の正常状態から故障確定状態までの複数の段階的状態を認識し、各段階的状態毎に適正な保守形態を設定することができる現像装置、及び画像形成装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、貯留部に貯留されたトナーを現像部へ送り出して、当該現像部のトナー濃度を調整する調整機構部と、前記調整機構部で発生したトナー目詰まりの状況に基づいて、正常状態から故障確定状態までの間で複数設定された段階的な状態に遷移させる状態遷移手段と、前記状態遷移手段による状態の遷移履歴に基づいて、前記調整機構部の保守作業の種類を特定する特定手段と、を有する現像装置である。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記トナー目詰まりの状況が、前記調整機構部で発生したトナー目詰まりの回数である。
請求項3に記載の発明は、現像部におけるトナーとキャリアとの比率であるトナー濃度を検出する濃度検出手段と、トナーを貯留する貯留部、及び、前記貯留部に貯留されたトナーを前記現像部へ送り出す送出部を備え、前記濃度検出手段で検出した前記現像部のトナーの濃度を予め定めた値に調整する調整機構部と、前記貯留部において、トナー量が予め定めた不足状態か否かを検出するトナー量検出手段と、前記濃度検出手段及び前記トナー量検出手段のそれぞれの検出結果に基づいて、前記調整機構部にトナー目詰まりが発生しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によりトナー目詰まりと判定された回数に基づいて、正常状態から故障確定状態までの間で複数設定された段階的な状態に遷移させる状態遷移手段と、前記状態遷移手段による状態の遷移履歴数の多少を含む環境条件に基づいて、前記調整機構部の保守作業の種類を特定する特定手段と、を有する現像装置である。
請求項4に記載の発明は、前記請求項3に記載の発明において、前記濃度検出手段でトナー濃度がしきい値よりも低く、かつ前記トナー量検出手段で前記貯留部内のトナー量が不足状態ではない場合に、前記調整機構部にトナー目詰まりと判断し、前記状態が、前記トナー目詰まりと判断された回数に基づいて遷移の要否が判別される。
請求項5に記載の発明は、前記請求項1〜請求項4の何れか1項記載の発明において、前記保守作業の種類が、前記調整機構部の清掃又は部品交換を含み、前記状態が前記故障確定状態に遷移した場合は、前記状態遷移手段による状態遷移を中止すると共に、前記特定手段で特定する保守作業の種類を部品交換とする。
請求項6に記載の発明は、前記請求項1〜請求項5の何れか1項記載の発明において、前記状態が正常状態及び故障確定状態以外の中間的状態の場合に、前記調整機構部の機能を回復させる動作を実行する回復動作実行手段をさらに有する。
請求項7に記載の発明は、前記請求項1〜請求項6の何れか1項記載の発明において、前記状態遷移手段による状態遷移が、前記故障確定状態に近づく場合は1段階ずつ状態を遷移させる。
請求項8に記載の発明は、前記請求項1〜請求項7の何れか1項記載の現像装置を備えた画像形成装置である。
請求項1に記載の発明によれば、供給装置の正常状態から故障確定状態までの複数の段階的状態を認識し、各段階的状態毎に適正な保守形態を設定することができる。
請求項2に記載の発明によれば、供給装置の正常状態から故障確定状態までの複数の段階的状態を認識し、各段階的状態毎に適正な保守形態を設定することができる。
請求項3に記載の発明によれば、トナー目詰まり判断回数で状態を遷移させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、故障確定状態では、遅滞なく部品交換することができる。
請求項5に記載の発明によれば、回復動作によってトナー目詰まりを解消させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、段階を踏んで、故障確定状態とすることができる。
(画像形成装置の全体構成)
図1に示される如く、本実施の形態に係る画像形成装置10は、フルカラー画像及び白黒画像を選択的に形成するものであり、画像形成手段である第1筐体10Aと、第1筐体10Aに接続された第2筐体10Bと、を備えている。第2筐体10Bの上部には、コンピュータ等の外部装置から供給される画像データに対して画像処理を施す制御装置20が設けられている。
図1に示される如く、本実施の形態に係る画像形成装置10は、フルカラー画像及び白黒画像を選択的に形成するものであり、画像形成手段である第1筐体10Aと、第1筐体10Aに接続された第2筐体10Bと、を備えている。第2筐体10Bの上部には、コンピュータ等の外部装置から供給される画像データに対して画像処理を施す制御装置20が設けられている。
なお、本明細書において、「画像形成」と「印刷」とは同義として取り扱うものとする。すなわち、例えば、静電潜像に帯電されたトナーを用いて現像する装置は通称として「画像形成装置」が適用され、用紙への画像形成の形態は、「片面印刷」、「両面印刷」、「印刷物」等が通称として適用されているため、必要に応じて、「画像形成」と「印刷」とを使い分けることとする。
第1筐体10Aの上部には、通常色として、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及び、ブラック(K)、並びに、第1特別色としてのゴールド(G)及び第2特別色としてのシルバー(S)の各トナーを収容するトナーカートリッジ14が設けられている。なお、特別色としてゴールド(G)及びシルバー(S)を選択したが、YMCK色以外の色、例えばホワイト(W)、クリア(CL)、カスタムレッド(CR)といった特別色を選択してもよい。
なお、図1では、基本的に、各色の構成部品が同一構造であるため、ブラック(K)に対応する構成部品に符号を付し、ブラック(K)以外の色のユニットへの符号記載を省略する。各色の構成部品を区別する必要がある場合には、符号の末尾に色を識別符号(G、S、Y、M、C、K)を付与する。
トナーカートリッジ14の下側には、それぞれの色に対応した、調整機構部の貯留部一例であるリザーブタンク154が配置され、さらに、リザーブタンク154の下側には、各色のトナーに対応する画像形成手段の一例である6つの画像形成ユニット16が、各トナーカートリッジ14に対応するように設けられている。
画像形成ユニット16毎に設けられた露光装置40は、前述した制御装置20によって画像処理を施された印刷画像データを制御装置20から受け取る。そして、この画像データに応じて変調した光ビームを後述の像保持体18へ照射するように構成されている。
各画像形成ユニット16では、各露光装置40から各像保持体18へ光ビームが照射されることにより、各像保持体18には静電潜像が形成される。
各像保持体18の周囲には、像保持体18の回転方向上流側から下流側へ向けて、像保持体18を帯電するコロナ放電方式(非接触帯電方式)のスコロトロン帯電器22と、露光装置40によって像保持体18に形成された静電潜像を現像剤の一例であるトナーで現像する現像装置24と、転写後の像保持体18に残留する現像剤を除去するブレード26と、転写後の像保持体18に光を照射して除電を行う除電装置28とが設けられている。
また、各画像形成ユニット16の下側には、転写部32が設けられている。転写部32は、各像保持体18と接触する環状の中間転写ベルト34と、各像保持体18に形成されたトナー像を中間転写ベルト34に多重転写させる一次転写ロール36とを含んで構成されている。
中間転写ベルト34は、モータ(図示省略)で駆動される駆動ロール38と、中間転写ベルト34に張力を付与する張力付与ロール41と、後述する二次転写ロール62に対向する対向ロール42と、複数の巻掛ロール44とに巻き掛けられている。そして、駆動ロール38により、一方向(図1における反時計回り方向)に循環移動されるようになっている。
各一次転写ロール36は、中間転写ベルト34を挟んでそれぞれの各画像形成ユニット16の像保持体18と対向配置されている。また、一次転写ロール36は、給電ユニット(図示省略)によって、トナー極性とは逆極性の転写バイアス電圧が印加されるようになっている。この構成により、像保持体18に形成されたトナー像が中間転写ベルト34に転写されるようになっている。
中間転写ベルト34を挟んで駆動ロール38の反対側には、ブレードを中間転写ベルト34に接触させて、中間転写ベルト34上の残留トナーや紙粉等を除去する除去装置46が設けられている。
転写部32の下方には、用紙等の媒体の一例としての記録媒体Pが収容される用紙収容部48が複数設けられている。用紙収容部48の各々は、第1筐体10Aから引き出し自在とされている。各用紙収容部48の一端側(図1における正面視右側)の上方には、各用紙収容部48から用紙Pを搬送経路60へ送り出す送出ロール52が設けられている。
各用紙収容部48内には、用紙Pが載せられる底板50が設けられている。この底板50は、用紙収容部48が第1筐体10Aから引き出されると、制御手段(図示省略)の指示によって下降するようになっている。底板50が下降することで、ユーザが用紙Pを補充する空間が用紙収容部48に形成される。
第1筐体10Aから引き出された用紙収容部48を第1筐体10Aに装着すると、底板50が上昇するようになっている。底板50が上昇することで、底板50に載せられた最上位の用紙Pと送出ロール52とが当るようになっている。
送出ロール52の用紙搬送方向下流側(以下、単に「下流側」という場合がある)には、用紙収容部48から重なって送り出された用紙Pを1枚ずつに分離する分離ロール56が設けられている。分離ロール56の下流側には、用紙Pを搬送方向下流側に搬送する複数の搬送ロール54が設けられている。
用紙収容部48と転写部32との間に設けられる搬送経路60は、用紙収容部48から送り出された用紙Pを第1方向転換部60Aで図1における正面視左側に反転させる。そして、さらに、第2方向転換部60Bで図1における正面視右側に反転するように、二次転写ロール62と対向ロール42との間の転写位置Tへ延びている。
二次転写ロール62は、給電部(図示省略)によって、トナー極性とは逆極性の転写バイアス電圧が印加されるようになっている。この構成により中間転写ベルト34に多重転写された各色のトナー像が、二次転写ロール62によって、搬送経路60に沿って搬送されてきた用紙Pに二次転写される構成となっている。
搬送経路60の第2方向転換部60Bへ合流するように、第1筐体10Aの側面から延びる予備経路66が設けられている。第1筐体10Aに隣接して配置される別の用紙収容部(図示省略)から送り出された用紙Pが予備経路66を通って搬送経路60に入り込めるようになっている。
転写位置Tの下流側には、トナー像が転写された用紙Pを第2筐体10Bに向けて搬送する複数の搬送ベルト70が第1筐体10Aに設けられ、搬送ベルト70に搬送された用紙Pを下流側に搬送する搬送ベルト80が第2筐体10Bに設けられている。
複数の搬送ベルト70および搬送ベルト80のそれぞれは環状に形成されており、一対の巻掛ロール72に巻き掛けられている。一対の巻掛ロール72は、用紙Pの搬送方向上流側と下流側とにそれぞれ配置されており、一方が回転駆動することにより、搬送ベルト70(搬送ベルト80)を一方向(図1における時計回り方向)に循環移動させる。
搬送ベルト80の下流側には、用紙Pの表面に転写されたトナー像を用紙Pに熱と圧力で定着させる定着ユニット82が設けられている。
定着ユニット82は、定着ベルト84と、定着ベルト84に対して下側から接触するように配置された加圧ロール88と、を備えている。定着ベルト84と加圧ロール88との間には、用紙Pを加圧加熱してトナー像を定着させる定着部Nが形成されている。
定着ベルト84は、環状に形成されており、駆動ロール89および従動ロール90に巻き掛けられている。駆動ロール89は、加圧ロール88に対して上側から対向しており、
従動ロール90は、駆動ロール89よりも上側に配置されている。
従動ロール90は、駆動ロール89よりも上側に配置されている。
駆動ロール89および従動ロール90は、それぞれに、ハロゲンヒータ等の加熱部が内蔵されている。これにより、定着ベルト84が加熱される。
図1に示されるように、定着ユニット82の下流側には、定着ユニット82から送り出された用紙Pを下流側へ搬送する搬送ベルト108が設けられている。
搬送ベルト108の下流側には、定着ユニット82によって加熱された用紙Pを冷却する冷却ユニット110が設けられている。
冷却ユニット110は、用紙Pの熱を吸収する吸収装置112と、用紙Pを吸収装置112に押し付ける押付装置114とを備えている。吸収装置112は、搬送経路60に対する一方側(図1における上側)に配置され、押付装置114は、他方側(図1における下側)に配置されている。
吸収装置112は、用紙Pと接触し、用紙Pの熱を吸収する環状の吸収ベルト116を備えている。吸収ベルト116は、吸収ベルト116へ駆動力を伝達する駆動ロール120と、複数の巻掛ロール118とに巻き掛けられている。
吸収ベルト116の内周側には、吸収ベルト116と面状に接触して吸収ベルト116が吸収した熱を放熱させる、たとえばアルミニウム材料で形成されたヒートシンク122が設けられている。
さらに、ヒートシンク122から熱を奪い熱気を外部へ排出させるためのファン128が、第2筐体10Bの裏側(図1に示す紙面奥側)に配置されている。
用紙Pを吸収装置112に押し付ける押付装置114は、用紙Pを吸収ベルト116へ押し付けながら用紙Pを搬送する環状の押付ベルト130を備えている。押付ベルト130は、複数の巻掛ロール132に巻き掛けられている。
冷却ユニット110の下流側には、用紙Pを挟んで搬送し、用紙Pの湾曲(カール)を矯正する回復手段の一例としての矯正装置140が設けられている。
矯正装置140の下流側には、用紙Pに定着されたトナー像のトナー濃度欠陥、画像欠陥、画像位置欠陥等を検出する画像読取装置(内蔵イメージセンサ200)が設けられている。
内蔵イメージセンサ200の下流側には、第2筐体10Bの側面に取り付けられた後処理装置199が配置され、画像形成済(印刷済)の用紙Pは排出ロール198によって、この後処理装置199へ送り込まれるようになっている。
後処理装置199は、用紙Pを折り曲げる、パンチ穴を開ける、及び、綴じる(製本)といった後処理が実行される。後処理装置199で後処理が施された用紙P(後処理をせず素通りする用紙Pを含む)は、排出部196に排出される。
一方、両面に画像を形成させる場合は、内蔵イメージセンサ200から送出された用紙Pは、内蔵イメージセンサ200の下流側に設けられた表裏反転経路194に搬送されるようになっている。
表裏反転経路194には、搬送経路60から分岐する分岐パス194Aと、分岐パス194Aに沿って搬送される用紙Pを第1筐体10A側に向けて搬送する用紙搬送パスと、用紙搬送パス194Bに沿って搬送される用紙Pを逆方向に向けて反転してスイッチバック搬送させて表裏を反転させる表裏反転パス194Cとが設けられている。
この構成により、表裏反転パス194Cでスイッチバック搬送された用紙Pは、第1筐体10Aに向けて搬送され、さらに、用紙収容部48の上方に設けられた搬送経路60に入り込み、転写位置Tへ再度送り込まれるようになっている。
(制御系)
図2に示される如く、本実施の形態に係る画像形成装置10を制御する制御装置20は、上述したように、内蔵イメージセンサ200からの信号に基づいて、画像形成ユニット16において形成される画像を補正する機能を備えている。また、制御装置20は、内蔵イメージセンサ200のキャリブレーション(たとえば、上述のCCDセンサ204のキャリブレーション等)を制御する機能も備えている。
図2に示される如く、本実施の形態に係る画像形成装置10を制御する制御装置20は、上述したように、内蔵イメージセンサ200からの信号に基づいて、画像形成ユニット16において形成される画像を補正する機能を備えている。また、制御装置20は、内蔵イメージセンサ200のキャリブレーション(たとえば、上述のCCDセンサ204のキャリブレーション等)を制御する機能も備えている。
制御装置20は、CPU(Central Processing Unit)20A、ROM(Read Only Memory)20B、RAM(Random Access Memory)20C、及び入出力ポート20Dを備えている。そして、それぞれがアドレスバス、データバス、および制御バス等のバス20Eを介して互いに接続されている。
ROM20Bには各種プログラムが記憶されており、CPU20Aが当該プログラムをROM20Bから読み込み、RAM20Cに展開して実行することにより、各種制御が行われるようになっている。
なお、装置の電源スイッチが切られても保持しなければならない各種情報を記憶する不揮発性の記憶媒体(NVM)を装備してもよい。
入出力ポート20Dには、ユーザ・インタフェース装置(UI装置)30、内蔵イメージセンサ200、及び画像形成制御部100が接続されている。
UI装置30は、一例として、ディスプレイ上に透過型のタッチパネルが重ねられたタッチパネルディスプレイ等から構成されている。そして、各種情報がディスプレイの表示面に表示されると共に、ユーザがタッチパネルに触れることにより情報や指示が受け付けられる。なお、本実施の形態では、操作と表示が一体となったUI装置30を挙げて説明しているが、これに限らず、液晶ディスプレイなどの表示部とテンキーや操作ボタンなどが設けられた操作部とが別々に設けられた形態としてもよい。
また、制御装置20には、画像形成ユニット16を中心とする、画像形成処理の全般(搬送、露光、現像、定着、転写)を総合的に制御する画像形成制御部100(MCUという場合がある)が接続されている。
(トナー供給制御)
本実施の形態における画像形成制御部100では、トナーカートリッジ14からリザーブタンク154へトナーを供給する制御、及び、リザーブタンク154から現像装置24へトナーを供給する制御を担う、判定手段、状態遷移手段、及び特定手段の一例であるトナー供給制御部102を備えている。
本実施の形態における画像形成制御部100では、トナーカートリッジ14からリザーブタンク154へトナーを供給する制御、及び、リザーブタンク154から現像装置24へトナーを供給する制御を担う、判定手段、状態遷移手段、及び特定手段の一例であるトナー供給制御部102を備えている。
図3に示される如く、トナーカートリッジ14は、第1の連結部材150を介してリザーブタンク154と連結されている。
第1の連結部材150には、スクリューコンベア150Aが設けられている。スクリューコンベア150Aは、主軸の周りに螺旋状に羽根部材が取り付けられている。スクリューコンベア150Aは、トナー供給制御部102に接続されたカートリッジモータ152の駆動力で回転され、当該回転に伴って、トナーカートリッジ14内のトナーがリザーブタンク154へ供給されるようになっている。
リザーブタンク154内には、トナー供給制御部102に接続された、トナー量検出手段の一例であるロートナーセンサ156が取り付けられている。ロートナーセンサ156は、リザーブタンク154内のトナー量を検出するセンサであり、例えば、予め定めた量のしきい値を境界として二値の信号を出力する。
すなわち、トナー供給制御部102では、定常的な制御として、ロートナーセンサ156によりリザーブタンク154内のトナー量がしきい値を下回ったことを検出すると、カートリッジモータ152を駆動して、トナーを補充する制御が実行される。
また、図3に示される如く、リザーブタンク154は、調整機構部の送出部の一例である第2の連結部材158を介して現像装置24と連結されている。
第2の連結部材158には、スクリューコンベア158Aが設けられている。スクリューコンベア158Aは、主軸の周りに螺旋状に羽根部材が取り付けられている。スクリューコンベア158Aは、トナー供給制御部102に接続されたディスペンサモータ160の駆動力で回転され、当該回転に伴って、リザーブタンク154内のトナーが現像装置24へ供給されるようになっている。
現像装置24内には、トナー供給制御部102に接続された、濃度検出手段の一例であるATCセンサ162が取り付けられている。ATCセンサ162は、現像装置24内のトナー濃度を検出するセンサであり、例えば、予め定めた濃度のしきい値を境界として二値の信号を出力する。
すなわち、トナー供給制御部102では、定常的な制御として、ATCセンサ162により現像装置24内のトナー濃度がしきい値を下回ったことを検出すると、ディスペンサモータ160を駆動して、トナーを補充する制御が実行される。
なお、現像装置24には、現像モータ164が接続されている。現像モータ164は、トナー供給制御部102によって駆動が制御されるようになっている。
すなわち、トナー供給制御部102には、画像形成制御部100の他の制御系から、画像形成処理に応じたトナー要求信号を入力されるようになっている。このトナー要求信号を受け付けることで、トナー供給制御部102では、現像モータ164の駆動を制御して、現像装置24に貯留されているトナーを像保持体18へ送出する。
(トナー供給監視制御)
ここで、本実施の形態では、前記定常的な制御(リザーブタンク補充動作制御、及び現像装置補充動作制御)が確実に実行されるための補助的な制御として、監視制御を実行している。
ここで、本実施の形態では、前記定常的な制御(リザーブタンク補充動作制御、及び現像装置補充動作制御)が確実に実行されるための補助的な制御として、監視制御を実行している。
監視制御では、カスタマーエンジニア(CE)によるメンテナンスが適性な時期に、適性な作業工程が実行されるため判断を行う。
前述したトナーカートリッジ14、リザーブタンク154、現像装置24、及びこれらを接続する第1の連結部材150及び第2の連結部材158で構成されるトナー供給機構部において、定常的な制御が実行されていると、現像装置24のATCセンサ162において検知したトナー濃度は、正常の値となる。
しかし、特にリザーブタンク154内のトナーが現像装置24に供給されないと、トナー濃度が異常値(しきい値よりも低下)となる。
この場合、比較例として、トナー供給不具合の原因として、最先にディスペンサモータ160の故障判定(DispenseBroken)がなされることがあった。
ディスペンサモータ160の故障判定があれば、当然CEは、ディスペンサモータ160の交換をメンテナンス作業として選択することになるが、他の原因としてリザーブタンク154又は第2の連結部材158の中で、一時的にトナーが目詰まりを起こしている場合もあり得、ディスペンサモータ160の交換が最適とならない場合がある。
一方、CEによる、定期的なメンテナンスにおいて異常がなく、何らメンテナンス作業を行わないで終了したとしても、例えば、トナーの目詰まりの頻繁になっており、これが累積して、トナー濃度低下を含む異常が発生する直前の状態である場合がある。
そこで、本実施の形態では、トナー濃度の低下に起因する状態として、正常と異常との間に、段階的な状態を設定した(図4に示す、状態A、状態B、状態C、状態D参照)。
トナー供給制御部102では、画像形成処理に応じて、ATCセンサ162の検出結果でトナー濃度低下を検出した場合に、リザーブタンク154内のロートナーセンサ156の検出結果を主体とした総合判定で状態遷移を実行する。
すなわち、トナー濃度低下が発生しているときの、リザーブタンク154内のトナーの存在を確認している。
例えば、リザーブタンク154内にトナーが存在するのに、トナー濃度が低いのは、リザーブタンク154から、現像装置24へトナーが適性に供給されていないことが認識される。
また、トナー供給制御部102では、当該状態遷移情報に加え、状態遷移した日時、環境を含む発生状況情報を記録し、かつ更新するようにした。CEがこの発生状況情報を確認することで、メンテナンス作業選択の適正度合が高まることになる。
図4は、トナー濃度に基づく、状態遷移図である。本実施の形態では、4段階の状態を設定している(状態A、状態B、状態C、状態D)。
『状態A』
状態Aは、正常状態であり、トナーの目詰まりも発生していない状態である。
状態Aは、正常状態であり、トナーの目詰まりも発生していない状態である。
(A→A) ATCセンサ162が正常値を示している場合は、状態Aが維持される。
また、ATCセンサ162が異常値を示した場合、ロートナーセンサ156を確認する。
ロートナーセンサ156による確認で、以下の遷移形態が実行される。
(A→B) ロートナーセンサ156による確認で、XX回以上の「トナー有り」を検出した場合、状態Bへ遷移する(XXは正の整数)。
『状態B』
状態Bは、軽度異常状態であり、例えば、トナー目詰まりが50%程度の確率で発生している状態である。なお、確率は50%に限定されず、その他の状態(特に、状態C)との関係で設定すればよい。
状態Bは、軽度異常状態であり、例えば、トナー目詰まりが50%程度の確率で発生している状態である。なお、確率は50%に限定されず、その他の状態(特に、状態C)との関係で設定すればよい。
(B→A) ATCセンサ162が正常値を示している場合、状態Aに遷移する。
また、ATCセンサ162が異常値を示している場合、ロートナーセンサ156を確認する。
ロートナーセンサ156による確認で、以下の遷移形態が実行される。
(B→A) ロートナーセンサ156による確認で、「トナー無し」を検出した場合は状態Aに遷移する。
(B→B) ロートナーセンサ156による確認で、XX回〜YY−1回の「トナー有り」を検出した場合、状態Bを維持する(XX及びYYは正の整数、XX<YY)。
(B→C) ロートナーセンサ156による確認で、YY回以上の「トナー有り」を検出した場合、状態Cに遷移する(YYは正の整数)。
なお、状態Bにおいて、ATCセンサ162が異常値を示した場合、状態遷移の如何に関わらず、回復動作及びトナー排出動作を実行する。
回復動作は、図5に示される如く、ディスペンサモータ160を一定時間毎に正転駆動→停止→逆転駆動させる周期Tを1回の回復動作とした場合に、状態Bでは、m周期実行する(mは正の数)。
また、トナー排出動作は、トナーの循環を向上するために実行されるものであり、状態Bでは、画像情報として、トナーバンド(用紙搬送方向に画像形成最大幅よりも小さい幅の帯状のベタ画像)に基づいて画像形成処理が実行される。
『状態C』
状態Cは、重度異常状態であり、例えば、トナー目詰まりが100%程度の確率で発生している状態である。なお、確率は100%に限定されず、その他の状態(特に、状態B)との関係で設定すればよい。
状態Cは、重度異常状態であり、例えば、トナー目詰まりが100%程度の確率で発生している状態である。なお、確率は100%に限定されず、その他の状態(特に、状態B)との関係で設定すればよい。
(C→A) ATCセンサ162が正常値を示している場合、直接、状態Aに遷移する。
また、ATCセンサ162が異常値を示している場合、ロートナーセンサ156を確認する。
ロートナーセンサ156による確認で、以下の遷移形態が実行される。
(C→B) ロートナーセンサ156による確認で、「トナー無し」を検出した場合は状態Bに遷移される。
(C→C) ロートナーセンサ156による確認で、YY回〜ZZ−1回の「トナー有り」を検出した場合、状態Cを維持する(YY及びZZは正の整数、YY<ZZ)。
(C→D) ロートナーセンサ156による確認で、ZZ回以上の「トナー有り」を検出した場合、状態Dに遷移する(ZZは正の整数)。
回復動作は、図5に示される如く、ディスペンサモータ160を一定時間毎に正転駆動→停止→逆転駆動させる周期Tを1回の回復動作とした場合に、状態Cでは、状態Bよりも長い、n周期実行する(nは正の数、m<n)。
また、トナー排出動作は、トナーの循環を向上するために実行されるものであり、状態Cでは、画像情報として、ベタ画像(画像形成全領域のベタ画像)に基づいて画像形成処理が実行される。
『状態D』
状態Dは、ディスペンサ故障が確定した状態であり、直ちにCEに通知する状態である。ディスペンサ故障とは、主にディスペンサモータ160の故障を指し、CEのメンテンアス作業としては、ディスペンサモータ160の交換となる。
状態Dは、ディスペンサ故障が確定した状態であり、直ちにCEに通知する状態である。ディスペンサ故障とは、主にディスペンサモータ160の故障を指し、CEのメンテンアス作業としては、ディスペンサモータ160の交換となる。
しかし、場合によっては、第2の連結部材158又はリザーブタンク154を含むハウジング全体の交換、クリーニングを含む。
以下に、本実施の形態の作用を説明する。
(画像形成処理工程の詳細)
制御装置20で画像処理が施された画像データが、各露光装置40に送られる。
各露光装置40では、画像データに応じて各光ビームを出射して、スコロトロン帯電器によって帯電した各像保持体18に露光し、静電潜像が形成される。
制御装置20で画像処理が施された画像データが、各露光装置40に送られる。
各露光装置40では、画像データに応じて各光ビームを出射して、スコロトロン帯電器によって帯電した各像保持体18に露光し、静電潜像が形成される。
像保持体18に形成された静電潜像は、現像装置によって現像され、第1特別色(G)、第2特別色(S)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像が形成される。
図1に示されるように、各画像形成ユニット16の像保持体18に形成された各色のトナー像は、6つの一次転写ロール36によって中間転写ベルト34に順次多重転写される。
中間転写ベルト34に多重転写された各色のトナー像は、二次転写ロール62によって、用紙収容部48から搬送されてきた用紙P上に二次転写される。トナー像が転写された用紙Pは、搬送ベルト70によって第2筐体10Bの内部に設けられた定着ユニット82に向けて搬送される。
用紙P上の各色のトナー像が定着ユニット82により加熱・加圧されることで用紙Pに定着する。さらに、トナー像が定着された用紙Pは、冷却ユニット110を通過して冷却された後、矯正装置140に送り込まれ、用紙Pに生じた湾曲が矯正される。
湾曲が矯正された用紙Pは、内蔵イメージセンサ200によって画像欠陥等が検出された後、排出ロール198によって排出部196に排出される。
一方、画像が形成されていない非画像面に画像を形成させる場合(両面印刷の場合)は、内蔵イメージセンサ200を通過後に、用紙Pが表裏反転経路194で反転される。そして、用紙収容部48の上方に設けられた搬送経路60に送り込まれて、前述した手順で裏面にトナー像が形成される。
次に、内蔵イメージセンサ200では、用紙Pに定着されたトナー像のトナー濃度欠陥、画像欠陥、画像位置欠陥等を検出する。
トナー濃度欠陥は、環境変化及び機差、部品の経時劣化、部品の機差に対して、トナー像を内蔵イメージセンサ200により読み取って、画像形成部へフィードバックして補正する。
画像欠陥は、色変換誤差に対して、例えば、画像形成時に受付た画像データ(RGB)を、中間的にL*a*b*色空間等に変換して、トナー像であるcmykに変換しており、この色変換処理の際に、再現しきれば色が存在する場合がある。そこで、トナー像を内蔵イメージセンサ200により読み取って、画像形成部へフィードバックして、適正な色変換となるように補正する。
画像位置欠陥は、周囲の画像データによって補間するためのフィードバック補正を実行し、画像位置欠陥においては、画像位置を変更するためのフィードバック補正を実行する。
(トナー補充動作)
図6は、本実施の形態に係る、定常的な制御である、リザーブタンク補充動作制御(図6(A)参照)、及び現像装置補充動作制御(図6(B)参照)の流れを示すフローチャートである。
図6は、本実施の形態に係る、定常的な制御である、リザーブタンク補充動作制御(図6(A)参照)、及び現像装置補充動作制御(図6(B)参照)の流れを示すフローチャートである。
図6(A)に示される如く、リザーブタンク補充動作制御では、ステップ170でロートナーセンサ156によるトナー量の検出時期か否かが判断され、否定判定された場合は、このルーチンは終了する。
また、ステップ170で肯定判定されると、ステップ172へ移行して、ロートナーセンサ156でリザーブタンク154内のトナー量を検出し、ステップ174へ移行する。
ステップ174において、ロートナーセンサ156による検出結果に基づいて、補充が必要か否かが判断され、否定判定された場合は補充が不要であるため、このルーチンは終了する。
また、ステップ174で肯定判定された場合は、補充が必要であるため、ステップ176へ移行して補充制御を実行し、このルーチンは終了する。
補充制御とは、カートリッジモータ152を所定時間駆動することである。
図6(B)に示される如く、現像装置補充動作制御では、ステップ180でATCセンサ162によるトナー濃度の検出時期か否かが判断され、否定判定された場合は、このルーチンは終了する。
また、ステップ180で肯定判定されると、ステップ182へ移行して、ATCセンサ162で現像装置24のトナー濃度を検出し、ステップ184へ移行する。
ステップ184において、ATCセンサ162による検出結果に基づいて、補充が必要か否かが判断され、否定判定された場合は補充が不要であるため、このルーチンは終了する。
また、ステップ184で肯定判定された場合は、補充が必要であるため、ステップ186へ移行して補充制御を実行し、このルーチンは終了する。
補充制御とは、ディスペンサモータ160を所定時間駆動することである。正常に動作している場合、このディスペンサモータ160が駆動することで、リザーブタンク154内のトナー量が減少することになる。
言い換えれば、現像装置24内のトナー濃度が低いにも関わらず、リザーブタンク154内のトナー量が減らない(ロートナーセンサ156により、「トナー有り」を検出し続ける)のは、トナー供給制御に異常が発生していると判断される。
(トナー供給監視制御)
上記定常的な制御に加え、本実施の形態では、トナー供給監視制御を実行している。
上記定常的な制御に加え、本実施の形態では、トナー供給監視制御を実行している。
図7は、トナー供給制御部102で実行される、トナー供給機構部の状態遷移制御の流れを示すフローチャートである。
ステップ200では、ATCセンサ162で検知したトナー濃度を読み出し、次いでステップ202へ移行して、読み出したトナー濃度をしきい値と比較する。
次のステップ204では、ステップ202での比較の結果、トナー濃度が正常か異常かを判定する。
このステップ204で正常(トナー詰まり無し)と判定された場合は、ステップ206へ移行して、状態遷移処理を実行する。このステップ206での状態遷移処理は、現在が状態Bの場合でも、状態Cの場合でも、状態Aへ遷移させる。このとき、状態遷移の要件(リザーブタンク154内の「トナー有り」で、トナー濃度低判定)の回数Nをクリア(N=0)として、ステップ200へ戻る。
また、ステップ204で異常(トナー詰まり発生)と判定された場合は、ステップ208へ移行して、ロートナーセンサ156でリザーブタンク154内のトナー量を検知し、ステップ210へ移行する。
ステップ210では、検知したトナー量をしきい値と比較する。
次のステップ212では、ステップ210での比較の結果、しきい値以上であれば「トナー有り」、しきい値未満であれば「トナー無し」と判定される。
すなわち、ステップ212で、「トナー無し」と判定された場合は、トナーが正常にリザーブタンク154から現像装置24へ流動していると判断し、ステップ214へ移行して、状態遷移処理を実行する。このステップ214での状態遷移処理は、現在が状態Bの場合は状態Aへ遷移させ、状態Cの場合は状態Bへ遷移させる。すなわち、状態を1つ良い方へ戻す。
このとき、状態Aに遷移した場合は、状態遷移の要件(リザーブタンク154内の「トナー有り」で、トナー濃度低判定)の回数Nをクリア(N=0)とし、状態Bに遷移した場合は、状態遷移の要件(リザーブタンク154内の「トナー有り」で、トナー濃度低判定)の回数NをXX(N=XX)とし、ステップ200へ戻る。
また、ステップ214で、「トナー有り」と判定された場合は、トナー濃度が低くトナーを要求する現像装置24に、リザーブタンク154からトナーが供給されていないと判断し、ステップ216へ移行して、当該判断をした回数である状態遷移の要件(リザーブタンク154内の「トナー有り」で、トナー濃度低判定)の回数Nをイクリメント(N←N+1)し、ステップ218へ移行する。
ステップ218では、回数N値に応じて、状態遷移処理(以下の状態遷移処理1〜4参照)を実行し、ステップ220へ移行する。なお、XX、YY、ZZは正の整数であり、XX<YY<ZZの関係とする。
(状態遷移処理1) N<XX→状態A
(状態遷移処理2) XX≦N<YY→状態B
(状態遷移処理3) YY≦N<ZZ→状態C
(状態遷移処理4) ZZ≦N→状態D
次のステップ220では、ステップ218で処理した後の状態を判別する。
(状態遷移処理2) XX≦N<YY→状態B
(状態遷移処理3) YY≦N<ZZ→状態C
(状態遷移処理4) ZZ≦N→状態D
次のステップ220では、ステップ218で処理した後の状態を判別する。
ステップ220で状態Dと判別された場合は、ステップ222へ移行してディスペンサモータ160の故障であると確定し、次いで、ステップ224へ移行して、画像形成処理停止を指示すると共に、カスタマーエンジニア(CE)に通知して、このルーチンは終了する。
また、前記ステップ220で状態D以外と判別された場合は、ステップ226へ移行し、状態の種類に応じて、図5に示すタイミングチャートに基づいてディスペンサモータ160を駆動し、回復動作(回復動作1〜3参照)を実行し、ステップ228へ移行する。なお、m、nは正の数であり、m<nの関係とする。
(回復動作1) 状態A→不実施
(回復動作2) 状態B→m周期のディスペンサモータ160の駆動
(回復動作3) 状態C→n周期のディスペンサモータ160の駆動
次のステップ228では、状態の種類に応じて、トナー排出動作(トナー排出動作1〜3)を実行し、ステップ230へ移行する。
(回復動作2) 状態B→m周期のディスペンサモータ160の駆動
(回復動作3) 状態C→n周期のディスペンサモータ160の駆動
次のステップ228では、状態の種類に応じて、トナー排出動作(トナー排出動作1〜3)を実行し、ステップ230へ移行する。
(トナー排出動作) 状態A→不実施
(トナー排出動作) 状態B→トナーバンド画像形成
(トナー排出動作) 状態C→ベタ画像形成
次のステップ230では、発生状況情報の更新を実行する。すなわち、環境毎のカウンタ、ライフ毎のカウンタ、及び日時を更新し、ステップ200へ戻る。
(トナー排出動作) 状態B→トナーバンド画像形成
(トナー排出動作) 状態C→ベタ画像形成
次のステップ230では、発生状況情報の更新を実行する。すなわち、環境毎のカウンタ、ライフ毎のカウンタ、及び日時を更新し、ステップ200へ戻る。
図7の処理を繰り返すことで、状態A〜状態C間で適宜遷移され、状態Dに到達した場合は、直ちにCEへ通知する。言い換えれば、状態A(正常状態)と状態D(故障発生状態)との間に段階的な状態を構築し、例えば、回復動作やトナー排出動作によって、異常が正常に戻る猶予が与えられ、直ちに、故障発生という極端な判別が回避される。
図8は、メンテナンスモードのメインルーチンを示す制御フローチャートである。メンテナンスモードは、適宜(例えば、トナー濃度調整毎、所定処理枚数毎等)実行される。
ステップ250では、メンテンナンス実施判断処理(図9参照、詳細後述)が実行され、ステップ252へ移行する。ステップ252では、ステップ250でのメンテナンス実施判断処理で設定されたメンテナンスステータスを判別する。
ステップ252において、ステータス「G」(Gは、問題無しを示す)と判別された場合は、トナーは正常に流動していると判断し、このルーチンは終了する。
また、ステップ252において、ステータス「Y」(Yはクリーニングを示す)又はステータス「R」(Rは部品交換を示す)と判別された場合は、トナーが正常に流動していないと判断し、ステップ254へ移行して、カスタマーエンジニア(CE)へ通知する。
次のステップ256では、メンテナンス完了信号を受け付けたか否かが判断される。このステップ256で肯定判定されるまでの期間が、CE(又はユーザー)により、部品交換、搬送路クリーニング作業の実施期間となる。
例えば、通知を受けたCEは、判別されたステータスに基づいて、部品交換(ステータス「G」の場合)や、搬送路クリーニング(ステータス「Y」の場合)を行う。なお、部品交換は、トナー循環不良の場合、主としてディスペンサモータ160が交換されるが、リザーブタンク154又は第2の連結部材158を含むハウジング全体を交換する場合もある。
ステップ256で肯定判定されると、ステップ258へ移行して、メンテナンス前までに蓄積した発生状況情報をクリアし、このルーチンは終了する。すなわち、図4の状態Aに遷移されて、初期状態から図7の状態遷移処理が開始される。
図9は、図8のメンテナンスモードにおけるメンテナンス実施判断処理サブルーチンを示す制御フローチャートである。
ステップ260では、状態遷移履歴が有るか否かが判断され、「無し」と判断された場合は、クリーニングも部品交換も不要であるため、ステップ280へ移行して、メンテンナスステータスを「G」に設定し、このルーチンは終了する。
また、ステップ260で、「有り」と判断された場合は、クリーニング又は部品交換を必要とする可能性があると判断し、ステップ262へ移行する。
ステップ262では、状態遷移回数がL回以下か、L+1回以上かを判別する。例えば、L=1であれば、状態遷移回数が1回か、2回以上かを判別することになる。
(状態遷移回数がL回以下)
ステップ262でL回以下と判別された場合は、状態遷移の原因が依然として把握しきれない状態であり、ステップ264へ移行して、発生時期がP日未満の期間か、発生時期からP日以上経過しているかを判別する。例えば、P=180日であれば、発生時期が約半年未満の期間か、発生時期から約半年以上経過しているかを判別することになる。
ステップ262でL回以下と判別された場合は、状態遷移の原因が依然として把握しきれない状態であり、ステップ264へ移行して、発生時期がP日未満の期間か、発生時期からP日以上経過しているかを判別する。例えば、P=180日であれば、発生時期が約半年未満の期間か、発生時期から約半年以上経過しているかを判別することになる。
このステップ264で、発生時期からP日以上経過していると判別された場合は、長いスパンの慢性的な状態遷移であると判断し、ステップ266へ移行して、状態遷移時のディスペンスモータ160の連続駆動時間tdを読み出し、次いでステップ268へ移行する。
ステップ268では、連続駆動時間tdが許容範囲か否かが判断され、肯定判定された場合は、ステップ280へ移行して、メンテンナスステータスを「G」に設定し、このルーチンは終了する。
また、ステップ268で否定判定された場合は、長いスパンでリーザーブタンク154又は第2の連結部材158で一時的なトナー詰まりが発生していると判断し、ステップ282へ移行して、メンテンナスステータスを「Y」に設定し、このルーチンは終了する。
一方、ステップ264で、発生時期がP日未満と判別された場合は、突発的な状態遷移であると判断し、ステップ270へ移行して、現在の温度及び湿度から環境状態Eを解析する。次のステップ272では、環境状態Eが許容範囲か否かが判別される。
環境状態Eは、例えば、低温低湿領域、低温高湿領域、高温低湿領域、及び高温高湿領域の4領域の何れかを特定するようになっており、本実施の形態では、低温低湿領域、低温高湿領域、及び高温低湿領域が許容範囲内と判別し、高温高湿領域を許容範囲外と判別する。
ステップ272で肯定判定(許容範囲内)された場合は、ステップ280へ移行して、メンテンナスステータスを「G」に設定し、このルーチンは終了する。
また、ステップ272で否定判定(許容範囲外)された場合は、ステップ282へ移行して、メンテンナスステータスを「Y」に設定し、このルーチンは終了する。
(状態遷移回数がL+1回以上)
また、前記ステップ262でL+1回以上と判別された場合は、トナー詰まりを原因とする状態遷移が頻繁になされている可能性が高いと判断し、ステップ274へ移行して、交換時期(寿命)到達率Rを判別する。例えば、R=80%であれば、交換到達率が80%未満か、80%以上かを判別することになる。
また、前記ステップ262でL+1回以上と判別された場合は、トナー詰まりを原因とする状態遷移が頻繁になされている可能性が高いと判断し、ステップ274へ移行して、交換時期(寿命)到達率Rを判別する。例えば、R=80%であれば、交換到達率が80%未満か、80%以上かを判別することになる。
すなわち、ステップ274で交換時期到達率がR%未満と判別されると、故障でなければ部品としては依然として利用可能と判断し、ステップ276へ移行して、L+1回の状態遷移の間隔Vを解析する。例えば、状態遷移間隔Vは、「ランダム」、「徐々に狭まっている」、「徐々に広がっている」の3パターンであれば、この何れかに分類される。
次のステップ278では、状態遷移間隔の分類Vを判別し、「徐々に広がる」と判別された場合は、ステップ266へ移行する。すなわち、状態遷移が、改善に向かっていると判断し、状態遷移回数がL回以下、かつ発生時期からP日以上経過しているときと同等の処理を実行する。
また、ステップ278で、「ランダム」と判別された場合は、ステップ270へ移行する。すなわち、状態遷移が、突発的な状態遷移に近似すると判断し、状態遷移回数がL回以下、かつ発生時期がP日未満のときと同等の処理を実行する。
さらに、ステップ278で「徐々に狭まる」と判別された場合は、状態遷移が悪化に向かっていると判断し、ステップ284へ移行して、メンテンナスステータスを「R」に設定し、このルーチンは終了する。
表1は、図9の制御で決定される判断の一覧表である。表1に記載した数値及び現象は一例であり、この数値に限定されるものではない。なお、表1は、図9のフローチャートの処理の流れにおける分岐パターンに沿っているため、詳細な説明は省略する。
なお、トナーカートリッジ14から第1の連結部材150を介してリザーブタンク154ヘ供給されるトナーの流動状態に置き換えてもよい。また、トナーカートリッジ14から現像装置24までの全体の流路での状態遷移を行ってもよい。
P 用紙
10 画像形成装置
10A 第1筐体
10B 第2筐体
14 トナーカートリッジ
16 画像形成ユニット
18 像保持体
20 制御装置
20A CPU
20B ROM
20C RAM
20D 入出力ポート
20E バス
30 ユーザ・インタフェース(UI)パネル
32 転写部
34 中間転写ベルト
36 一次転写ロール
38 駆動ロール
40 露光装置
41 張力付与ロール
42 対向ロール
44 巻掛ロール
46 除去装置
48 用紙収容部
52 送出ロール
54 搬送ロール
56 分離ロール
60 搬送経路
62 二次転写ロール
66 予備経路
70 搬送ベルト
72 巻掛ロール
80 搬送ベルト
82 定着ユニット
100 画像形成制御部
102 トナー供給制御部
108 搬送ベルト
110 冷却ユニット
140 矯正装置
150 第1の連結部材
150A スクリューコンベア
152 カートリッジモータ
154 リザーブタンク
156 ロートナーセンサ
158 第2の連結部材
158A スクリューコンベア
160 ディスペンスモータ
162 ATCセンサ
164 現像モータ
194 表裏反転経路
196 排出部
198 排出ロール
200 内蔵イメージセンサ
10 画像形成装置
10A 第1筐体
10B 第2筐体
14 トナーカートリッジ
16 画像形成ユニット
18 像保持体
20 制御装置
20A CPU
20B ROM
20C RAM
20D 入出力ポート
20E バス
30 ユーザ・インタフェース(UI)パネル
32 転写部
34 中間転写ベルト
36 一次転写ロール
38 駆動ロール
40 露光装置
41 張力付与ロール
42 対向ロール
44 巻掛ロール
46 除去装置
48 用紙収容部
52 送出ロール
54 搬送ロール
56 分離ロール
60 搬送経路
62 二次転写ロール
66 予備経路
70 搬送ベルト
72 巻掛ロール
80 搬送ベルト
82 定着ユニット
100 画像形成制御部
102 トナー供給制御部
108 搬送ベルト
110 冷却ユニット
140 矯正装置
150 第1の連結部材
150A スクリューコンベア
152 カートリッジモータ
154 リザーブタンク
156 ロートナーセンサ
158 第2の連結部材
158A スクリューコンベア
160 ディスペンスモータ
162 ATCセンサ
164 現像モータ
194 表裏反転経路
196 排出部
198 排出ロール
200 内蔵イメージセンサ
Claims (8)
- 貯留部に貯留されたトナーを現像部へ送り出して、当該現像部のトナー濃度を調整する調整機構部と、
前記調整機構部で発生したトナー目詰まりの状況に基づいて、正常状態から故障確定状態までの間で複数設定された段階的な状態に遷移させる状態遷移手段と、
前記状態遷移手段による状態の遷移履歴に基づいて、前記調整機構部の保守作業の種類を特定する特定手段と、
を有する現像装置。 - 前記トナー目詰まりの状況が、前記調整機構部で発生したトナー目詰まりの回数である請求項1記載の現像装置。
- 現像部におけるトナーとキャリアとの比率であるトナー濃度を検出する濃度検出手段と、
トナーを貯留する貯留部、及び、前記貯留部に貯留されたトナーを前記現像部へ送り出す送出部を備え、前記濃度検出手段で検出した前記現像部のトナーの濃度を予め定めた値に調整する調整機構部と、
前記貯留部において、トナー量が予め定めた不足状態か否かを検出するトナー量検出手段と、
前記濃度検出手段及び前記トナー量検出手段のそれぞれの検出結果に基づいて、前記調整機構部にトナー目詰まりが発生しているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によりトナー目詰まりと判定された回数に基づいて、正常状態から故障確定状態までの間で複数設定された段階的な状態に遷移させる状態遷移手段と、
前記状態遷移手段による状態の遷移履歴数の多少を含む環境条件に基づいて、前記調整機構部の保守作業の種類を特定する特定手段と、
を有する現像装置。 - 前記判定手段が、前記濃度検出手段でトナー濃度がしきい値よりも低く、かつ前記トナー量検出手段で前記貯留部内のトナー量が不足状態ではない場合に、前記調整機構部にトナー目詰まりと判定する請求項3記載の現像装置。
- 前記保守作業の種類が、前記調整機構部の清掃又は部品交換を含み、前記状態が前記故障確定状態に遷移した場合は、前記状態遷移手段による状態遷移を中止すると共に、前記特定手段で特定する保守作業の種類を部品交換とする請求項1〜請求項4の何れか1項記載の現像装置。
- 前記状態が正常状態及び故障確定状態以外の中間的状態の場合に、前記調整機構部の機能を回復させる動作を実行する回復動作実行手段をさらに有する請求項1〜請求項5の何れか1項記載の現像装置。
- 前記状態遷移手段による状態遷移が、前記故障確定状態に近づく場合は1段階ずつ状態を遷移させる請求項1〜請求項6の何れか1項記載の現像装置。
- 前記請求項1〜請求項7の何れか1項記載の現像装置を備えた画像形成装置。
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| JP (1) | JP2017156577A (ja) |
Cited By (2)
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