JP2017159420A - 工具用ソケット - Google Patents
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Abstract
【課題】ソケット本体及び接続軸を有する工具用ソケットにおいて、経済性の良い構成を実現する。
【解決手段】工具用ソケット2は、貫通孔24を有する有底筒状のソケット本体21と、貫通孔24に挿通可能に構成された接続軸31と、径方向に弾性変形可能に構成されているとともに、前記接続軸の他方側を前記貫通孔内に挿通させた状態で前記接続軸の外表面と前記貫通孔の内面との間に位置するリング部材41とを備える。貫通孔24の内面には、ソケット本体溝24cが形成されている。接続軸31の外表面には、接続軸溝32aが形成されている。ソケット本体溝24cは、溝深さD1が、リング部材41の径方向断面におけるリング部材41の半径の寸法以上である。接続軸溝32aは、溝深さD2が、前記径方向断面における前記半径の寸法よりも小さい。
【選択図】図4
【解決手段】工具用ソケット2は、貫通孔24を有する有底筒状のソケット本体21と、貫通孔24に挿通可能に構成された接続軸31と、径方向に弾性変形可能に構成されているとともに、前記接続軸の他方側を前記貫通孔内に挿通させた状態で前記接続軸の外表面と前記貫通孔の内面との間に位置するリング部材41とを備える。貫通孔24の内面には、ソケット本体溝24cが形成されている。接続軸31の外表面には、接続軸溝32aが形成されている。ソケット本体溝24cは、溝深さD1が、リング部材41の径方向断面におけるリング部材41の半径の寸法以上である。接続軸溝32aは、溝深さD2が、前記径方向断面における前記半径の寸法よりも小さい。
【選択図】図4
Description
本発明は、回転工具に接続される接続軸を有する工具用ソケットに関する。
従来より、回転工具のアンビルに取り付けられる接続軸を有する工具用ソケットが知られている。例えば特許文献1に開示されるように、ソケットの一端側に設けられた装着部(接続軸)を、作業工具の装着軸(アンビル)に嵌合させることにより、作業工具用ソケット(工具用ソケット)が作業工具(回転工具)に装着される。
ところで、近年、リチウムイオン電池が電源として採用された高電圧及び高出力の電動工具が増加している。これに伴い、上述のように工具用ソケットの接続軸をアンビルに嵌合させる構成では、該接続軸に過大なトルクが作用すると該接続軸で破損が生じるおそれがある。
工具用ソケットの接続軸が破損した場合には、工具用ソケットとして使用できなくなる。そのため、ソケット本体が使用可能な状態であっても、接続軸が破損した工具用ソケットは破棄される。よって、接続軸が破損する度に、新たな工具用ソケットが必要になるため、経済性という観点から好ましくない。
本発明の目的は、ソケット本体及び接続軸を有する工具用ソケットにおいて、経済性の良い構成を実現することにある。
本発明の一実施形態に係る工具用ソケットは、回転工具に取り付けられる工具用ソケットである。この工具用ソケットは、筒軸方向に延びる有底筒状に形成されているとともに、底部に前記筒軸方向に延びる貫通孔が形成されたソケット本体と、一方側が前記回転工具に接続可能に構成されているとともに、他方側が前記貫通孔に挿通可能に構成された接続軸と、径方向に弾性変形可能に構成されているとともに、前記接続軸の他方側を前記貫通孔内に挿通させた状態で前記接続軸の外表面と前記貫通孔の内面との間に位置するリング部材とを備える。前記貫通孔の内面には、前記リング部材の少なくとも径方向外周側を収納可能なソケット本体溝が形成されている。前記接続軸の外表面には、前記リング部材の径方向内方側を収納可能な接続軸溝が形成されている。前記ソケット本体溝は、溝深さが、前記リング部材の径方向断面における前記リング部材の径方向寸法の半分以上である。前記接続軸溝は、溝深さが、前記径方向断面における前記径方向寸法の半分よりも小さい(第1の構成)。
以上の構成のように、ソケット本体の貫通孔の内面に形成されたソケット本体溝と接続軸の外表面に形成された接続軸溝とに、径方向に弾性変形可能なリング部材を配置することにより、ソケット本体の貫通孔に対して接続軸を挿通させた場合に、リング部材によってソケット本体及び接続軸の筒軸方向への相対移動が規制される。これにより、別部材によって構成されたソケット本体と接続軸とを係合させることができる。
しかも、前記ソケット本体溝は、溝深さが前記リング部材の径方向断面における前記リング部材の径方向寸法の半分以上であり、前記接続軸溝は、溝深さが、前記リング部材の径方向断面における前記寸法の半分よりも小さい。よって、前記ソケット本体に係合された前記接続軸に前記筒軸方向に所定値以上の力をかけた場合、前記リング部材は、径方向外方に拡がるように弾性変形を生じて、前記ソケット本体溝内から抜け出て、前記接続軸溝内にリング部材全体が収納される。これにより、前記接続軸は前記ソケット本体に対して前記筒軸方向に移動可能になるため、前記接続軸を前記ソケット本体の貫通孔内から取り外すことができる。
したがって、前記接続軸が破損した場合には、前記接続軸を前記ソケット本体の貫通孔内から取り外して、新しい接続軸を前記ソケット本体の貫通孔内に挿通させることができる。これにより、工具用ソケットにおいて、接続軸が破損した場合には該接続軸のみを交換することができる。よって、工具用ソケットの経済性の向上を図れる。
前記第1の構成において前記リング部材の径方向断面は円形状である。前記ソケット本体溝は、溝深さが、前記径方向断面における半径の寸法以上である。前記接続軸溝は、溝深さが、前記径方向断面における前記半径の寸法よりも小さい(第2の構成)。
これにより、前記リング部材を前記接続軸溝に係合させる際に、該リング部材を接続軸によってスムーズに径方向に拡げることができるとともに、前記リング部材が前記接続軸溝の開口部分に引っ掛かることなく、前記リング部材を前記接続軸溝にスムーズに係合させることができる。
また、前記リング部材を前記接続軸溝から離脱させる際に、該リング部材を接続軸によってスムーズに径方向に拡げることができるとともに、前記リング部材が前記接続軸溝の開口部分に引っ掛かることなく、前記リング部材を前記接続軸溝からスムーズに離脱させることができる。
したがって、接続軸をソケット本体に対してスムーズに着脱することができる。
前記第1または第2の構成において、前記接続軸は、他方側の端部に、先端に向かうほど先細りになるテーパ部を有する(第3の構成)。これにより、ソケット本体のソケット本体溝内にリング部材を配置した状態で該ソケット本体の貫通孔内に接続軸の他方側を挿通させた場合、該接続軸の他方側の端部に設けられたテーパ部によって、リング部材を径方向にスムーズに拡げることができる。よって、リング部材を接続軸溝内によりスムーズに配置することが可能になる。したがって、ソケット本体に対して接続軸をよりスムーズに取り付けることができる。
前記第1から第3の構成のうちいずれか一つの構成において、前記貫通孔の内面には、前記ソケット本体溝よりも前記底部の底面側に、該ソケット本体溝が形成されている部分の孔径よりも前記底面側の孔径が大きくなるような段差部が形成されている。前記接続軸は、前記貫通孔内に挿通され且つ前記リング部材が前記接続軸溝内に配置された状態で、前記段差部に接触する拡径部を有する(第4の構成)。
これにより、接続軸の拡径部をソケット本体の段差部に接触させた状態で、リング部材を接続軸溝内に位置付けることができる。よって、ソケット本体の筒軸方向において、接続軸を該ソケット本体との係合位置に、より確実に且つ容易に位置付けることができる。したがって、接続軸とソケット本体とをより確実に且つ容易に係合させることができる。
前記第4の構成において、前記拡径部は、前記筒軸方向から見て、多角形状である。前記貫通孔は、前記接続軸が挿通した状態で前記拡径部に対応する位置に、該拡径部と嵌合可能な多角形状の断面を有する(第5の構成)。
これにより、ソケット本体の貫通孔に接続軸を挿通させることにより、該接続軸の拡径部が貫通孔の一部と嵌合して、接続軸とソケット本体とを一体で回転させることが可能になる。
本発明の一実施形態に係る工具用ソケットによれば、ソケット本体と接続軸とを別部材によって構成するとともに、ソケット本体の貫通孔の内面に設けられたソケット本体溝は、溝深さが、リング部材の径方向断面における該リング部材の径方向寸法の半分以上であり、接続軸の外周面に設けられた接続軸溝は、溝深さが、前記径方向断面における前記径方向寸法の半分よりも小さい。
これにより、ソケット本体溝内及び接続軸溝内に配置されたリング部材に弾性変形を生じさせることにより、ソケット本体と接続軸とを容易に着脱することができる。したがって、経済性の良い工具用ソケットの構成を実現することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、各図中の構成部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各構成部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るインパクトドライバ1の概略構成を示す側面図である。このインパクトドライバ1には、工具用ソケット2が取り付けられている。インパクトドライバ1では、特に図示しないが、駆動源であるモータに電力を供給することにより、該モータによって回転軸を回転させる。また、インパクトドライバ1は、回転軸の回転に応じて回転し、その回転を工具用ソケット2に伝達する後述のアンビル10を有する。なお、インパクトドライバ1の内部の具体的な構成については、従来のインパクトドライバの構成と同様なので、詳しい説明を省略する。
なお、以下の説明において、図1における左側をインパクトドライバ1の前方(以下、単に前方ともいう)といい、図1における右側をインパクトドライバ1の後方(以下、単に後方ともいう)という。
アンビル10は、図示しない回転軸によって回転するとともに、その回転を工具用ソケット2に伝達するように構成されている。すなわち、アンビル10は、図2に示すように、インパクトドライバ1の前方側が回転軸の軸線方向に延びる軸状に形成されている一方、インパクトドライバ1の後方側は、図示しない回転軸に対し、該回転軸とともに回転可能に接続されている。
アンビル10は、インパクトドライバ1の前方側に位置し且つ軸状に形成された部分に、その先端側から所定位置まで前記軸線方向に延びるソケット取付穴10aが形成されている。アンビル10を前記軸線方向から見て、ソケット取付穴10aの底部には、工具用ソケット2の後述の接続軸31が挿入される接続軸挿入穴10bが形成されている。すなわち、アンビル10を前記軸線方向から見て、ソケット取付穴10aは、接続軸挿入穴10bよりも穴の最大径(穴の断面が円以外の場合には、断面の最大幅寸法を意味する)が大きい。
アンビル10を前記軸線方向から見て、ソケット取付穴10aは、円形状に形成されている一方、接続軸挿入穴10bは、断面六角形状に形成されている。すなわち、ソケット取付穴10aは、工具用ソケット2の後述のソケット本体21の断面形状に対応して断面円形状に形成されている。また、接続軸挿入穴10bは、工具用ソケット2の後述の接続軸31の断面形状に対応して断面六角形状に形成されている。アンビル10の接続軸挿入穴10bをこのような形状にすることで、該接続軸挿入穴10bに対して工具用ソケット2の接続軸31に嵌合させることができる。これにより、アンビル10の回転を、接続軸31を介してソケット本体21に伝達することができる。
図2において、アンビル10のうち、ソケット取付穴10aを構成する円筒状の側壁を含む部分がソケット嵌合部11であり、該ソケット嵌合部11の後方側に位置し且つ接続軸挿入穴10bが設けられた部分が接続軸嵌合部12である。
ソケット嵌合部11には、ソケット取付穴10aを構成する円筒状の側壁に、周方向に並んで複数(本実施形態では2つだが、3つ以上であってもよい)の貫通孔11aが形成されている。これらの貫通孔11a内には、それぞれ、金属製の球部材13が配置されている。各貫通孔11aは、球部材13の直径よりも大きい径を有する丸穴である。これにより、各貫通孔11a内に配置された球部材13は、ソケット嵌合部11の径方向に移動することができる。なお、各貫通孔11aは、球部材13がソケット嵌合部11の内方に落下することなく一部のみがソケット取付穴10a内に位置するように、ソケット嵌合部11の内方側の径が球部材13の径よりも小さい。また、本実施形態では、ソケット嵌合部11に貫通孔11aが複数形成されているが、この限りではなく、貫通孔11aを1つだけ設けてもよい。
ソケット嵌合部11の外周面上には、チャック15が配置されている。チャック15は、円筒状の部材であり、アンビル10の前方側の外周面を覆うように配置されている。すなわち、チャック15の内径は、アンビル10の前方側(ソケット嵌合部11)の外径よりも大きい。
チャック15の内周面には、内方に向かって突出する突出部15a,15bが形成されている。これらの突出部15a,15bは、それぞれ、チャック15の内周面の全周に亘って形成されている。突出部15aは、チャック15の筒軸方向の端部に設けられている。突出部15bは、突出部15aとの間に凹部15cを形成するように、チャック15の内周面において該突出部15aよりも前記筒軸方向の中央部側に設けられている。
チャック15は、アンビル10の外周面上に、前記筒軸方向に移動可能に配置されている。チャック15は、コイル状の圧縮ばね16によって、前記筒軸方向の一方側に付勢されている。すなわち、コイル状の圧縮ばね16は、アンビル10とチャック15との間に、軸線方向が該アンビル10の軸線方向と一致するように配置されている。そして、圧縮ばね16は、一端側がチャック15の突出部15bに接触し、他端側がアンビル10に対して固定されたリング部材17に接触している。圧縮ばね16は、チャック15の突出部15bとリング部材17との間に配置された状態で、該チャック15の突出部15bがアンビル10のソケット嵌合部11の貫通孔11aに対応して位置付けられるように構成されている。
このように、チャック15とアンビル10との間に配置された圧縮ばね16を、チャック15の突出部15bがアンビル10のソケット嵌合部11の貫通孔11aに対応して位置付けられるように構成することで、チャック15をアンビル10の前方側に移動させた際には、圧縮ばね16に生じる弾性復元力によって、チャック15を元の位置に戻す力が作用する。すなわち、チャック15に外力が加わっていない状態では、チャック15の突出部15bは、圧縮ばね16によって、常にアンビル10の貫通孔11aに対応して位置付けられる。
したがって、チャック15の突出部15bは、チャック15に外力が加わっていない状態では、アンビル10のソケット嵌合部11の貫通孔11a内に配置された球部材13と接触する一方、チャック15がアンビル10の前方側に移動した場合には、球部材13と接触しない。チャック15がアンビル10の前方側に移動すると、チャック15の内周面に設けられた凹部15cが、アンビル10の貫通孔11aに対応して位置付けられる。この際、該貫通孔11a内の球部材13は、チャック15の凹部15c内に移動することができるため、アンビル10のソケット嵌合部11の内面よりも径方向外方へ移動することができる。
このように、チャック15によって、球部材13をソケット嵌合部11の径方向へ変位させることが可能になる。球部材13をソケット嵌合部11の径方向(アンビル10の筒軸方と直交する方向)に変位させることにより、後述するように、該球部材13を工具用ソケット2のソケット本体21に設けられた溝23aに係合した状態にしたり非係合の状態にしたりすることができる。すなわち、チャック15は、球部材13を溝23aとの係合位置と非係合位置とに切り替える係合切替部に相当する。
(工具用ソケット)
次に、工具用ソケット2の構成を、図3から図7を用いて説明する。
次に、工具用ソケット2の構成を、図3から図7を用いて説明する。
図3に示すように、工具用ソケット2は、ソケット本体21と、接続軸31と、径方向に弾性変形可能なリング部材41とを備える。ソケット本体21及び接続軸31は、別部材であり、ソケット本体21の後述する貫通孔24内に接続軸31を挿通させることにより、工具用ソケット2が構成される。ソケット本体21と接続軸31とは、該ソケット本体21の貫通孔24内に配置されたリング部材41によって、後述する筒軸方向への移動が規制される。
リング部材41は、断面円形状の金属製の線材からなり、該線材がC字状に湾曲した形状を有する。すなわち、リング部材41は、略円形状に形成されているとともに、両端部に互いに接続されていない自由端を有する。これにより、リング部材41は、径方向に弾性変形可能に構成されている。
接続軸31は、軸線方向に延びる柱状に形成されている。接続軸31は、一方側がソケット本体21から露出していて、他方側がソケット本体21に設けられた後述する貫通孔24内に挿入される。接続軸31は、他方側の端部に形成された断面円形状の円柱部32と、断面六角形状に形成された六角柱部33(拡径部)とを有する。六角柱部33は、軸線に直交する方向の寸法(以下、単に径方向寸法という)が、円柱部32の径方向寸法よりも大きい。接続軸31の円柱部32及び六角柱部33の前記他方側は、ソケット本体21の貫通孔24内に挿入される。接続軸31の一方側、すなわち、六角柱部33の前記一方側は、アンビル10の接続軸挿入穴10b内に挿入される。
図4に示すように、円柱部32の外周面には、周方向に延びる断面矩形状の接続軸溝32aが形成されている。接続軸溝32aは、リング部材41の径方向断面の半径(径方向寸法の半分)よりも小さい溝深さD1を有するとともに、リング部材41の径方向断面において該リング部材31の径方向の半分よりも小さい部分を収納可能な溝幅W1を有する。なお、本実施形態では、図4に示すように、接続軸溝32aの溝幅W1は、リング部材41の径方向断面の直径よりも大きいが、この限りではなく、リング部材41の径方向断面において該リング部材31の径方向の半分よりも小さい部分を収納可能な溝幅であれば、前記直径よりも小さくてもよい。
円柱部32には、接続軸溝32aよりも前記他方側の端部に、接続軸31の先端に向かうほど先細りとなるテーパ部32bが設けられている。これにより、後述するように接続軸31をソケット本体21の貫通孔24内に挿通させる際に、該貫通孔24内に配置されたリング部材41を径方向に容易に拡げることができる。
ソケット本体21は、図3に示すように、全体として筒軸方向に延びる有底円筒状に形成されていて、その内周面にはボルトやナットの断面形状に合わせて凹凸が形成されている。すなわち、ソケット本体21は、ボルトやナットなどの締結部材を収納可能な空間を形成する円筒状の側壁部22と、円柱状の底部23とを有する。
底部23は、側壁部22よりも小さい外径を有し且つ前記筒軸方向に延びた円柱状に形成されている。すなわち、底部23は、側壁部22に対して底部分を形成しつつ、前記筒軸方向の一方側に向かって突出するように形成されている。
底部23には、前記筒軸方向に貫通する貫通孔24が設けられている。この貫通孔24は、接続軸31と嵌合可能に構成されている。すなわち、底部23には、接続軸31の円柱部32が嵌合可能な円形穴部24aと、接続軸31の六角柱部33が嵌合可能な六角形穴部24bとが形成されている。円形穴部24a及び六角形穴部24bによって貫通孔24が構成される。円形穴部24aは、底部23の側壁部22側に設けられている。六角形穴部24bは、円形穴部24aよりも底部23の底面側に設けられている。ソケット本体21の六角形穴部24bに接続軸31の六角柱部33を嵌合させることにより、ソケット本体21及び接続軸31をアンビル10の回転方向に一体で回転させることができる。
図4に示すように、円形穴部24aには、内面に周方向に延びるソケット本体溝24cが形成されている。このソケット本体溝24c内には、リング部材41の少なくとも径方向外周側部分が収納される。ソケット本体溝24cは、溝幅W2が、リング部材41の径方向断面におけるリング部材41の直径よりも大きい。また、ソケット本体溝24cは、溝深さD2が、リング部材41の径方向断面におけるリング部材41の半径(径方向寸法の半分)以上である。
ソケット本体溝24cを上述のような構成にすることで、該ソケット本体溝24c内に配置されるリング部材41は、径方向に拡がるように弾性変形することができる。したがって、図5に示すように、リング部材41は、貫通孔24内に接続軸31を挿入した際に、該接続軸31の円柱部32の前記他方側に設けられたテーパ部32bよって径方向に拡がるように弾性変形を生じる。その後、図6に示すように、円柱部32の接続軸溝32aがリング部材41と対向する位置まで、接続軸31が貫通孔24内に挿入されると、リング部材41は径方向に縮むように変形して、リング部材41の径方向内方側が接続軸溝32a内に位置付けられる。
上述のように、接続軸31の接続軸溝32aは、リング部材41の径方向断面において、リング部材41の半径よりも小さい溝深さD1を有する。そのため、リング部材41は、径方向内方側が接続軸溝32a内に位置付けられた状態で、径方向外方側がソケット本体21のソケット本体溝24c内に位置付けられる。これにより、リング部材41は、ソケット本体21のソケット本体溝24c内及び接続軸31の接続軸溝32a内に位置付けられるため、ソケット本体21及び接続軸31の前記筒軸方向への相対移動が規制される。
また、接続軸31の接続軸溝32aが上述のような溝深さD1を有することにより、図7に示すように、ソケット本体21と係合した接続軸31に対して該ソケット本体21の側壁部22側から前記筒軸方向に所定値以上の力を加えた場合に、リング部材41は接続軸溝32aの側面から加わる力によって径方向に拡がる。この状態で、接続軸31をソケット本体21に対してさらに前記筒軸方向に移動させることにより、リング部材41は接続軸溝32aから外に出る。これにより、接続軸31はソケット本体21に対して前記筒軸方向に移動可能になり、接続軸31をソケット本体21から取り外すことができる。
図3から図7に示すように、六角形穴部24bは、孔径の最大寸法が円形穴部24aの孔径よりも大きい。これにより、貫通孔24には、六角形穴部24bと円形穴部24aとの間に、段差部24dが形成されている。段差部24dは、貫通孔24内に接続軸31を挿入して該接続軸31の後述する接続軸溝32a内にリング部材41の径方向内周側が位置付けられた状態で、接続軸31の円柱部32と六角柱部33との境界部分(六角柱部33の前記他方側の端部)が位置付けられる位置に形成されている。
よって、貫通孔24内に接続軸31を挿入した際に、リング部材41がソケット本体溝24c及び接続軸溝32a内に位置付けられる位置に、接続軸31の前記筒軸方向が位置決めされる。これにより、リング部材41をソケット本体溝24c及び接続軸溝32a内により確実に位置付けることができる。したがって、ソケット本体21と接続軸31との前記筒軸方向への相対移動をより確実に規制することができる。
図3に示すように、底部23の外周面には、一方側の端部に、該底部23の全周に亘って断面半長円状の溝23aが形成されている。この溝23aの断面は、アンビル10のソケット嵌合部11に配置された球部材13が係合可能なように、該球部材13の直径よりも大きい曲率半径を有する。なお、溝23aは、図2に示すように、底部23の外周面のうち、工具用ソケット2の底部23がアンビル10のソケット取付穴10aに対して挿入された状態で球部材13と接触する位置に設けられている。
底部23の軸線方向の中央部分には、ばね鋼18を配置するための溝23bが形成されている。ばね鋼18は、リング状の部材の一部が切り欠かれたC字状の部材である。ばね鋼18は、溝23b内に径方向に拡げられるように取り付けられる。また、ばね鋼18は、溝23bの溝深さよりも径方向の厚みが大きい。
上述のような構成を有するばね鋼18を底部23の溝23b内に配置することにより、ばね鋼18は、溝23b内に配置された状態で、底部23の外周面よりも径方向外方に突出する。これにより、アンビル10に対して工具用ソケット2を取り付けた状態で、ばね鋼18が該アンビル10のソケット嵌合部11の内面に接触するため、工具用ソケット2及びアンビル10に生じるがたつきをなくすことができる。
(接続軸の着脱)
次に、以上のような構成を有する工具用ソケット2において、ソケット本体21に対して接続軸31を着脱する方法を、図5から図7を用いて説明する。
次に、以上のような構成を有する工具用ソケット2において、ソケット本体21に対して接続軸31を着脱する方法を、図5から図7を用いて説明する。
図5に示すように、ソケット本体21の貫通孔24内に接続軸31を挿入すると(図中の白抜き矢印)、該接続軸31の円柱部32がソケット本体21の円形穴部24aに嵌合するとともに、六角柱部33がソケット本体21の六角形穴部24bに嵌合する。
接続軸31をソケット本体21の貫通孔24内にさらに挿入すると、該接続軸31の円柱部32によって、ソケット本体21のソケット本体溝24c内に配置されたリング部材41が径方向に拡がるように変形する(図中の黒矢印)。リング部材41が収納されるソケット本体溝24cの溝深さD2がリング部材41の径方向断面の半径以上であるため、リング部材41の上述のような変形が可能になる。
そして、接続軸31の接続軸溝32aがリング部材41の位置まで移動すると、図6に示すように、リング部材41は、径方向に縮むように変形(図中の黒矢印)して径方向内方側が接続軸溝32a内に収納される。
これにより、リング部材41によって、ソケット本体21及び接続軸31の筒軸方向の相対移動が規制される。しかも、接続軸31の六角柱部33がソケット本体21の六角形穴部24bに嵌合しているため、アンビル10の回転を、接続軸31を介してソケット本体21に伝えることができる。したがって、ソケット本体21及び接続軸31を一体化し、且つ、それにより得られた工具用ソケット2を回転工具1によって回転させることができる。
一方、ソケット本体21のソケット本体溝24c内に配置されたリング部材41が接続軸31の接続軸溝32a内にも位置している状態、すなわち、ソケット本体21及び接続軸31がリング部材41によって筒軸方向への相対移動を規制されている状態において、図7に示すように、接続軸31にソケット本体21の側壁部22側から力を加える(図中の白抜き矢印)ことにより、接続軸31の接続軸溝32a内に位置するリング部材41が該接続軸溝32aの側壁によって径方向に拡がるような力を受ける。このとき、接続軸溝32aの溝深さD1は、リング部材41の径方向断面における該リング部材41の半径よりも小さいため、リング部材41は接続軸溝32aから抜け出るように径方向に拡がる(図中の黒矢印)。
リング部材41が径方向に拡がってソケット本体21のソケット本体溝24c内に位置付けられると、接続軸溝32aからリング部材41が離脱するため、該接続軸31はソケット本体21に対して筒軸方向に移動可能になる。これにより、接続軸31をリング部材41から取り出して、交換することができる。
以上より、本実施形態に係る工具用ソケット2では、ソケット本体21の貫通孔24の内面に設けられたソケット本体溝24c及び接続軸31の外周面に設けられた接続軸溝32a内に、リング部材41が配置される。これにより、リング部材41によってソケット本体21及び接続軸31の筒軸方向への相対移動が規制される。また、ソケット本体21の貫通孔24内に接続軸31を挿通させることにより、接続軸31の六角柱部33がソケット本体21の六角形穴部24bに嵌合される。これにより、アンビル10の回転を、接続軸31を介してソケット本体21に伝えることができる。
また、接続軸31の外表面に設けられた接続軸溝32aは、溝深さD1がリング部材41の径方向断面の半径寸法よりも小さい一方、ソケット本体21の貫通孔24の内面に設けられたソケット本体溝24cは、溝深さD2がリング部材41の径方向断面の半径寸法以上である。
これにより、上述のように、ソケット本体21に対して、接続軸31を容易に着脱することができる。したがって、接続軸31に過大な力が加わって該接続軸31が損傷を受けた場合でも、該接続軸31を容易に交換することができる。
さらに、接続軸31は円柱部32と該円柱部32よりも径方向寸法が大きい六角柱部33とを有するとともに、ソケット本体21には円柱部32に対応して円形穴部24aと六角柱部33に対応して六角形穴部24bとが形成されていて、円形穴部24aと六角形穴部24bとの間には段差部24dが形成されている。
しかも、接続軸31をソケット本体21の貫通孔24内に挿通させた状態で、接続軸31の接続軸溝32aがソケット本体溝24c内に配置されたリング部材41に対応して位置付けられるように、段差部24dはソケット本体21に設けられている。同様に、接続軸31の円柱部32及び六角柱部33も、円柱部32に設けられた接続軸溝32aがソケット本体溝24c内に配置されたリング部材41に対応して位置付けられるように、接続軸31に設けられている。
これにより、接続軸31をソケット本体21の貫通孔24内に挿通させた状態で、接続軸31の六角柱部33の円柱部32側の端部が、ソケット本体21の貫通孔24内の段差部24dに接触するとともに、円柱部32に設けられた接続軸溝32aが、ソケット本体21のソケット本体溝24c内に配置されたリング部材41に対応して位置付けられる。したがって、接続軸31の接続軸溝32aに、ソケット本体21のソケット本体溝24c内に配置されたリング部材41をより確実に且つ容易に係合させることができる。
また、リング部材41の径方向断面を円形状にすることで、接続軸31をソケット本体21の貫通孔24内に挿入する際に、リング部材41を接続軸31によって容易に径方向に拡げることができるとともに、リング部材41を接続軸溝32aの開口部分に引っ掛かることなく該接続軸溝32a内にスムーズに配置することができる。一方、接続軸31をソケット本体21の貫通孔24内から引き抜く際に、リング部材41を接続軸溝32aからスムーズに離脱させることができる。
したがって、ソケット本体21に対する接続軸31の着脱をスムーズに行うことができる。
さらに、接続軸31は、他方側の端部に、先端に向かうほど先細りになるテーパ部32bを有する。これにより、ソケット本体21のソケット本体溝24c内にリング部材41を配置した状態で該ソケット本体21の貫通孔24内に接続軸31の他方側を挿入した場合、該接続軸31の他方側の端部に設けられたテーパ部32bによって、リング部材41を径方向にスムーズに拡げることができる。よって、リング部材41を接続軸溝32a内によりスムーズに配置することが可能になる。したがって、ソケット本体21に対して接続軸31をよりスムーズに取り付けることができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
前記実施形態では、リング部材41は、径方向断面が円形状である。しかしながら、リング部材41の径方向断面は、楕円形など、リング部材41に対して接続軸31の接続軸溝32aが係脱可能なリング部材41の表面となる断面形状であれば、どのような形状であってもよい。
なお、リング部材41の径方向断面が円形状以外の場合には、接続軸31の接続軸溝32aの溝深さが、リング部材41の径方向断面において径方向寸法の半分よりも小さく、ソケット本体21のソケット本体溝24cの溝深さが、リング部材41の径方向断面において径方向寸法の半分以上である。
前記実施形態では、接続軸31は、円柱部32と六角柱部33とを有する。しかしながら、接続軸31は、六角柱部のみによって構成されていてもよいし、断面六角形に限らず、多角形状であればどのような形状であってもよい。この場合、ソケット本体21の貫通孔24の一部は、接続軸の多角形状の断面に対応した断面形状を有する貫通孔にすればよい。
前記実施形態では、ソケット本体21の貫通孔24に段差部24dが設けられているとともに、接続軸31は径方向寸法が異なる円柱部32と六角柱部33とを有する。しかしながら、ソケット本体21の貫通孔24に段差を設けなくてもよいし、接続軸31の円柱部と六角柱部との径方向寸法を同じにしてもよい。
前記実施形態では、工具用ソケット2は、ソケット本体21の底部23の表面に設けられた溝23aに、アンビル10の貫通孔11a内に配置された球部材13を係合させることにより、アンビル10に固定されている。しかしながら、工具用ソケット2とアンビル10との固定構造は、上述の構成に限らず、どのような構成であってもよい。
本発明は、ソケット本体と接続軸とを有する工具用ソケットに利用可能である。
1 インパクトドライバ(回転工具)
2 工具用ソケット
21 ソケット本体
22 側壁部
23 底部
23a 溝
23b 溝
24 貫通穴
24a 円形穴部
24b 六角形穴部
24c ソケット本体溝
24d 段差部
31 接続軸部
32 円柱部
32a 接続軸溝
32b テーパ部
33 六角柱部(拡径部)
41 リング部材
D1、D2 溝深さ
W1、W2 溝幅
2 工具用ソケット
21 ソケット本体
22 側壁部
23 底部
23a 溝
23b 溝
24 貫通穴
24a 円形穴部
24b 六角形穴部
24c ソケット本体溝
24d 段差部
31 接続軸部
32 円柱部
32a 接続軸溝
32b テーパ部
33 六角柱部(拡径部)
41 リング部材
D1、D2 溝深さ
W1、W2 溝幅
Claims (5)
- 回転工具に取り付けられる工具用ソケットであって、
筒軸方向に延びる有底筒状に形成されているとともに、底部に前記筒軸方向に延びる貫通孔が形成されたソケット本体と、
一方側が前記回転工具に接続可能に構成されているとともに、他方側が前記貫通孔に挿通可能に構成された接続軸と、
径方向に弾性変形可能に構成されているとともに、前記接続軸の他方側を前記貫通孔内に挿通させた状態で前記接続軸の外表面と前記貫通孔の内面との間に位置するリング部材とを備え、
前記貫通孔の内面には、前記リング部材の径方向外周側を収納可能なソケット本体溝が形成されていて、
前記接続軸の外表面には、前記リング部材の径方向内方側を収納可能な接続軸溝が形成されていて、
前記ソケット本体溝は、溝深さが、前記リング部材の径方向断面における前記リング部材の径方向寸法の半分以上であり、
前記接続軸溝は、溝深さが、前記径方向断面における前記径方向寸法の半分よりも小さい、工具用ソケット。 - 請求項1に記載の工具用ソケットにおいて、
前記リング部材の径方向断面は円形状であり、
前記ソケット本体溝は、溝深さが、前記径方向断面における半径の寸法以上であり、
前記接続軸溝は、溝深さが、前記径方向断面における前記半径の寸法よりも小さい、工具用ソケット。 - 請求項1または2に記載の工具用ソケットにおいて、
前記接続軸は、他方側の端部に、先端に向かうほど先細りになるテーパ部を有する、工具用ソケット。 - 請求項1から3のいずれか一つに記載の工具用ソケットにおいて、
前記貫通孔の内面には、前記ソケット本体溝よりも前記底部の底面側に、該ソケット本体溝が形成されている部分の孔径よりも前記底面側の孔径が大きくなるような段差部が形成されていて、
前記接続軸は、前記貫通孔内に挿通され且つ前記リング部材が前記接続軸溝内に配置された状態で、前記段差部に接触する拡径部を有する、工具用ソケット。 - 請求項4に記載の工具用ソケットにおいて、
前記拡径部は、前記筒軸方向から見て、多角形状であり、
前記貫通孔は、前記接続軸が挿通した状態で前記拡径部に対応する位置に、該拡径部と嵌合可能な多角形状の断面を有する、工具用ソケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016047604A JP2017159420A (ja) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | 工具用ソケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2016047604A JP2017159420A (ja) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | 工具用ソケット |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017159420A true JP2017159420A (ja) | 2017-09-14 |
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ID=59854774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016047604A Pending JP2017159420A (ja) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | 工具用ソケット |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2017159420A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11027401B2 (en) | 2019-03-01 | 2021-06-08 | Honda Motor Co., Ltd. | Socket |
| KR102652435B1 (ko) * | 2023-04-25 | 2024-03-27 | 박종태 | 홀쏘장치의 드라이브 샤프트와 드릴어댑터의 체결장치 |
| JP7576930B2 (ja) | 2020-06-12 | 2024-11-01 | 株式会社イチネンアクセス | 脱落防止具 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010089168A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-22 | Purosu:Kk | 工具用ソケット |
| KR20110110510A (ko) * | 2010-04-01 | 2011-10-07 | 티제이엠 디자인 코포레이션 | 공구용 소켓 |
-
2016
- 2016-03-10 JP JP2016047604A patent/JP2017159420A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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