JP2017160879A - 高周波放電点火装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高周波ノイズの発生を減少させ、高電圧経路に触れた場合の感電と、高電圧供給時のサージ電圧による回路破壊を防止する手段を、低コストで実現できる高周波放電点火装置を提供する。
【解決手段】間隙を介して対向する電極間に火花放電を発生して内燃機関の燃焼室内の可燃混合気を点火させる点火プラグ102と、所定の高電圧を点火プラグに供給して間隙に火花放電の経路を形成させる点火コイル装置101と、バンドパスフィルタを構成する共振装置105と、共振装置を介し、間隙に形成された火花放電の経路に交流電流を供給する電流供給装置103と、電流供給装置に電圧を供給する電源装置106と、点火コイル装置101の動作状態に応じて、電流供給装置103及び電源装置106を制御する制御装置104を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】間隙を介して対向する電極間に火花放電を発生して内燃機関の燃焼室内の可燃混合気を点火させる点火プラグ102と、所定の高電圧を点火プラグに供給して間隙に火花放電の経路を形成させる点火コイル装置101と、バンドパスフィルタを構成する共振装置105と、共振装置を介し、間隙に形成された火花放電の経路に交流電流を供給する電流供給装置103と、電流供給装置に電圧を供給する電源装置106と、点火コイル装置101の動作状態に応じて、電流供給装置103及び電源装置106を制御する制御装置104を備えた。
【選択図】図1
Description
この発明は、火花放電経路に高周波交流電流を流し込み、点火プラグの電極間の間隙に放電プラズマを形成させることにより内燃機関を点火させる高周波放電点火装置に関するものである。
近年、環境保全、燃料枯渇の問題が提起されており、自動車業界においても、これらへの対応が急務となっている。
この対応の一例として、過給機を利用したエンジンダウンサイジング、軽量化により燃料消費量を飛躍的に改善する方法がある。
この対応の一例として、過給機を利用したエンジンダウンサイジング、軽量化により燃料消費量を飛躍的に改善する方法がある。
高過給状態になると、エンジン燃焼室内の圧力が燃焼を伴っていない状態でも非常に高くなり、この中では燃焼を開始するための火花放電を発生させることが困難になることが知られている。
この理由の一つに、点火プラグの高圧電極とGND(グランド)電極の間(ギャップ)で絶縁破壊を引起すための要求電圧が非常に高くなり、点火プラグの絶縁碍子部の耐電圧値を超えてしまう点がある。
この理由の一つに、点火プラグの高圧電極とGND(グランド)電極の間(ギャップ)で絶縁破壊を引起すための要求電圧が非常に高くなり、点火プラグの絶縁碍子部の耐電圧値を超えてしまう点がある。
この課題を解決するために、碍子部の耐圧を上げる研究がなされているが、実情では要求に対し十分な耐圧を確保することは困難であり、点火プラグのギャップ間隔を狭める手段をとらざるを得ない状況となっている。
しかしながら、点火プラグのギャップを狭めると、今度は電極部による消炎作用の影響が大きくなり、始動性の低下、燃焼性の低下を引起す点に課題が発生してしまう。
しかしながら、点火プラグのギャップを狭めると、今度は電極部による消炎作用の影響が大きくなり、始動性の低下、燃焼性の低下を引起す点に課題が発生してしまう。
この問題を解決するためには、消炎作用によって電極部に取られる熱を上回るエネルギーを火花放電で与える、もしくは電極から少しでも遠いところで燃焼を引起す、といった回避手段が考えられ、例えば特許文献1に示すような点火コイル装置が提案されている。
特許文献1に開示された高周波放電点火装置は、従来の点火コイルにより点火プラグの主プラグギャップ間に火花放電を発生させ、この火花放電経路に高周波交流電流を流し込むことで、主プラグギャップ間に大きな放電プラズマを形成させる装置である。
特許文献1に示された高周波放電点火装置は、交流電流を供給する電流供給装置により、インダクタとコンデンサより成る共振装置を介して高周波交流電流を火花放電経路に投入するものである。
特許文献1に示された高周波放電点火装置において、共振装置と電流供給装置が異なるパッケージの場合、共振装置と電流供給装置を接続し、高周波交流電流を流し込む電送経路が必要となる。
この電送経路からは、電送経路を伝わり発生する伝導ノイズや、空間を飛来する放射ノイズといった高周波ノイズが発生し、他の装置に影響を与えるという課題を有している。
特許文献1に示された高周波放電点火装置において、共振装置と電流供給装置が異なるパッケージの場合、共振装置と電流供給装置を接続し、高周波交流電流を流し込む電送経路が必要となる。
この電送経路からは、電送経路を伝わり発生する伝導ノイズや、空間を飛来する放射ノイズといった高周波ノイズが発生し、他の装置に影響を与えるという課題を有している。
また、特許文献1に示された高周波放電点火装置においては、電流供給装置に対して所定の高電圧を供給する高圧経路が必要となる。
この高圧経路を持つ自動車においては、高圧経路に起因した感電の発生を防止する対策が要求され、従来から種々の技術が提案されている。
たとえば特許文献2では、衝突検知センサを用いて衝突を検知し、高圧経路の通電を遮断する技術が開示されている。
しかしながら、衝突検知センサを用いることでシステムとしての部品数とコストが増加するという課題を有している。
この高圧経路を持つ自動車においては、高圧経路に起因した感電の発生を防止する対策が要求され、従来から種々の技術が提案されている。
たとえば特許文献2では、衝突検知センサを用いて衝突を検知し、高圧経路の通電を遮断する技術が開示されている。
しかしながら、衝突検知センサを用いることでシステムとしての部品数とコストが増加するという課題を有している。
また、前述の高圧経路から電圧を供給する際、高電圧が急激に供給された場合、サージ電圧が発生し、電流供給装置の回路耐圧を上回ることで回路の破損が発生する可能性があるという課題を有している。
この発明は、前述のような課題を解決するためになされたものであって、高周波ノイズの発生を減少させ、高圧経路に触れた場合の感電と、高電圧供給時のサージ電圧による回路破壊を防止する手段を、低コストで実現できる高周波放電点火装置を提供することを目的としたものである。
この発明の高周波放電点火装置は、間隙を介して対向する電極間に火花放電を発生して内燃機関の燃焼室内の可燃混合気を点火させる点火プラグと、所定の高電圧を前記点火プラグに供給して間隙に前記火花放電の経路を形成させる点火コイル装置と、バンドパスフィルタを構成する共振装置と、前記共振装置を介し、前記間隙に形成された火花放電の経路に交流電流を供給する電流供給装置と、前記電流供給装置に電圧を供給する電源装置と、前記点火コイル装置の動作状態に応じて、前記電流供給装置及び前記電源装置の出力を制御する制御装置を備えたものである。
この発明の高周波放電点火装置によれば、高周波交流電流の電送経路が短くなる、あるいは無くなるため、高周波放電時の高周波ノイズが、他の装置に与える影響を抑えることができる。
また、この発明の高周波放電点火装置によれば、高圧経路に高電圧が出力される時間を短くすることができるため、高圧経路に起因した感電の防止を、低コストで実施することができる。
また、この発明の高周波放電点火装置によれば、高圧経路の通電に起因した電流供給装置の破損を防止することができる。
また、この発明の高周波放電点火装置によれば、高圧経路に高電圧が出力される時間を短くすることができるため、高圧経路に起因した感電の防止を、低コストで実施することができる。
また、この発明の高周波放電点火装置によれば、高圧経路の通電に起因した電流供給装置の破損を防止することができる。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1による高周波放電点火装置は、高周波放電用点火コイルで作る高電圧により点火プラグの主プラグギャップ間に火花放電を発生させ、加えて、火花放電経路に高周波交流電流を流し込むことで、主プラグギャップ間に大きな放電プラズマを形成させる装置である。
この発明の実施の形態1による高周波放電点火装置は、高周波放電用点火コイルで作る高電圧により点火プラグの主プラグギャップ間に火花放電を発生させ、加えて、火花放電経路に高周波交流電流を流し込むことで、主プラグギャップ間に大きな放電プラズマを形成させる装置である。
本実施の形態1における高周波放電点火装置の構成について、図1により説明する。
図1において、高周波放電点火装置は、間隙を介して対向する電極間に火花放電を発生して内燃機関の燃焼室内の可燃混合気を点火させる点火プラグ102と、所定の高電圧を前記点火プラグに供給して間隙に前記火花放電の経路を形成させる点火コイル装置101と、インダクタ117とコンデンサ116よりなる共振装置105と、共振装置105を介し、前記間隙に形成された火花放電の経路に交流電流を供給する電流供給装置103と、共振装置105と電流供給装置103を内蔵したパッケージ107と、電流供給装置103に電圧を供給する電源装置106と、点火コイル装置101の動作状態を検知し、電流供給装置103と電源装置106の出力を制御する制御装置104を備えたものである。
図1において、高周波放電点火装置は、間隙を介して対向する電極間に火花放電を発生して内燃機関の燃焼室内の可燃混合気を点火させる点火プラグ102と、所定の高電圧を前記点火プラグに供給して間隙に前記火花放電の経路を形成させる点火コイル装置101と、インダクタ117とコンデンサ116よりなる共振装置105と、共振装置105を介し、前記間隙に形成された火花放電の経路に交流電流を供給する電流供給装置103と、共振装置105と電流供給装置103を内蔵したパッケージ107と、電流供給装置103に電圧を供給する電源装置106と、点火コイル装置101の動作状態を検知し、電流供給装置103と電源装置106の出力を制御する制御装置104を備えたものである。
点火プラグ102は、第1の電極としての高圧電極102aと、高圧電極102aに対して所定の間隙である主プラグギャップを介して対向する第2の電極としての外側電極102bとを備えている。
点火コイル装置101は、コア115を介して、磁気的に結合された1次コイル111と2次コイル112、1次コイル111の通電を制御するスイッチング素子114とスイッチング素子114を駆動するためのドライバ装置113とを備えている。
電流供給装置103は、交流電流を生成するスイッチング回路である。
共振装置105は、電流供給装置103により生成された交流電流を、主プラグギャップに生成される火花放電経路に供給すると共に、点火コイル装置101の2次コイル112で発生する高電圧が、電流供給装置103に印加されないようにブロックするためのバンドパスフィルタを構成するコンデンサ116とインダクタ117とを備えている。
パッケージ107には、共振装置105と、電流供給装置103が内蔵されている。
このように共振装置105と電流供給装置103を同一パッケージに備えた場合、共振装置105と電流供給装置103間の電送経路が無くなることで、電送経路を伝わり発生する伝導ノイズや、空間を飛来する放射ノイズなどの高周波ノイズによる他の装置への影響を抑えることが可能となる。
共振装置105と、電流供給装置103を同一パッケージに内蔵せずに、互いに近傍に配置し、電送経路を短くする方式や、共振装置105と、電流供給装置103をコネクタにより直接接続する方式を取ってもよい。
また、パッケージ107と、点火プラグ102についても、例としてコネクタにより直接パッケージ107と点火プラグ102を接続する方式などで、電送経路を無くすことにより高周波ノイズを抑えることが可能となる。
パッケージ107と点火プラグ102を直接接続する場合、エンジン近傍にパッケージ107を配置することが必要となるため、パッケージ107は共振装置105と電流供給装置103のみを備えた小型のパッケージであると良い。
このように共振装置105と電流供給装置103を同一パッケージに備えた場合、共振装置105と電流供給装置103間の電送経路が無くなることで、電送経路を伝わり発生する伝導ノイズや、空間を飛来する放射ノイズなどの高周波ノイズによる他の装置への影響を抑えることが可能となる。
共振装置105と、電流供給装置103を同一パッケージに内蔵せずに、互いに近傍に配置し、電送経路を短くする方式や、共振装置105と、電流供給装置103をコネクタにより直接接続する方式を取ってもよい。
また、パッケージ107と、点火プラグ102についても、例としてコネクタにより直接パッケージ107と点火プラグ102を接続する方式などで、電送経路を無くすことにより高周波ノイズを抑えることが可能となる。
パッケージ107と点火プラグ102を直接接続する場合、エンジン近傍にパッケージ107を配置することが必要となるため、パッケージ107は共振装置105と電流供給装置103のみを備えた小型のパッケージであると良い。
制御装置104は、ドライバ装置113の動作に応じて、電源装置106や電流供給装置103の動作方針を判断し、制御するマイクロプロセッサ140を備えており、マイクロプロセッサ140は、ドライバ装置113の動作を検出する点火検出装置141を備えている。
電源装置106は、マイクロプロセッサ140からの信号に応じて電源の供給を制御する電圧供給装置として、リレー装置150を備えている。
本実施の形態1における高周波放電点火装置の動作について、図2のタイミングチャートを用いて説明する。
図2は、図1における各部の信号を時系列に示すタイミングチャートである。
図2の信号Iは、図1における経路Iの矢印方向を正とした信号であって、ドライバ装置113から出力される、点火コイル装置101を駆動するための電圧信号である。
図2の信号Cは、図2における経路Cの矢印方向を正とした信号であって、制御装置104が出力し、電源装置106内のリレー装置150へと供給される電圧信号であって、リレー装置150を動作させる期間を示している。
図2の信号Vは、図1における経路Vの矢印方向を正とした信号であって、高圧経路を介して電流供給装置103へと供給される電圧信号である。Vhは、電流供給装置103を駆動させることが可能となる電圧を示している。
図2の信号Wは、図1における経路Wの矢印方向を正とした信号であって、制御装置104が出力し、電流供給装置103へと供給される電圧信号であって、電流供給装置103を動作させる期間を示している。
図2の信号Hは、図1における経路Hの矢印方向を正とした信号であって、電流供給装置103により生成された交流電流を示す電流信号である。
図2は、図1における各部の信号を時系列に示すタイミングチャートである。
図2の信号Iは、図1における経路Iの矢印方向を正とした信号であって、ドライバ装置113から出力される、点火コイル装置101を駆動するための電圧信号である。
図2の信号Cは、図2における経路Cの矢印方向を正とした信号であって、制御装置104が出力し、電源装置106内のリレー装置150へと供給される電圧信号であって、リレー装置150を動作させる期間を示している。
図2の信号Vは、図1における経路Vの矢印方向を正とした信号であって、高圧経路を介して電流供給装置103へと供給される電圧信号である。Vhは、電流供給装置103を駆動させることが可能となる電圧を示している。
図2の信号Wは、図1における経路Wの矢印方向を正とした信号であって、制御装置104が出力し、電流供給装置103へと供給される電圧信号であって、電流供給装置103を動作させる期間を示している。
図2の信号Hは、図1における経路Hの矢印方向を正とした信号であって、電流供給装置103により生成された交流電流を示す電流信号である。
タイミングT0において、信号IはLowとなっており、点火コイル装置101は駆動されていない。
この状態では、信号W、信号C共にLowとなり、電圧信号V、電流信号Hは発生しない。
この状態では、信号W、信号C共にLowとなり、電圧信号V、電流信号Hは発生しない。
タイミングT1において、ドライバ装置113により信号IがLowからHighとなり、点火コイル装置101内のスイッチング素子114はONの状態、1次コイル111は通電状態となり、コア115に磁束エネルギーが蓄積され始める。
タイミングT2において、信号IがHighからLowとなると、点火コイル装置101内のスイッチング素子114により1次コイル111の通電は遮断され、コア115に蓄積された磁束エネルギーを解放、2次コイル112に誘導電圧が発生し、誘導電流が流れ始めると共に、点火プラグ102が潜在的に備えている対地間容量、及びコンデンサ116の充電が開始される。
タイミングT2において、点火プラグ102の対地間容量、及びコンデンサ116の充電電圧が、点火プラグ102の主プラグギャップの絶縁破壊電圧に達すると、主プラグギャップ間で絶縁破壊が起こり、火花放電経路が形成される。
タイミングT2において、点火プラグ102の対地間容量、及びコンデンサ116の充電電圧が、点火プラグ102の主プラグギャップの絶縁破壊電圧に達すると、主プラグギャップ間で絶縁破壊が起こり、火花放電経路が形成される。
制御装置104内のマイクロプロセッサ140に内蔵された点火検出装置141は、信号IがHighからLowとなったタイミングT2を検出する。
制御装置104は、タイミングT2から時間tC経過後に信号CをHighとし、電源装置106の電圧供給を許可する。
制御装置104は、タイミングT2から時間tC経過後に信号CをHighとし、電源装置106の電圧供給を許可する。
信号CがHighとなったタイミングT3において、リレー装置150がONとなることで信号Vが発生し、信号CがHighとなったと同時に、電源装置106から、電流供給装置103に電圧Vhが供給される。
これにより、電流供給装置103の動作が可能となる。
これにより、電流供給装置103の動作が可能となる。
制御装置104は、タイミングT2から時間tW1経過後に信号WをHighとし、電流供給装置103の動作を許可する。
電流供給装置103は、信号Wにより、その動作が許可されたタイミングT4にて、主プラグギャップに形成される火花放電経路に向かって交流電流を送り込むように、スイッチング動作を開始する。
本実施の形態1においては、電流供給装置103をハーフブリッジの構成とし、この後段にインダクタ117とコンデンサ116で構成されるバンドパスフィルタを配置しているので、このバンドパスフィルタの共振周波数に合わせて、電流供給装置103は、ハーフブリッジのHigh側スイッチ、Low側スイッチが交互にON/OFFとなるように動作させる。
バンドパスフィルタの共振周波数に合わせてハーフブリッジ回路をスイッチングすることで、バンドパスフィルタ部のインピーダンスが最小となるので、経路Hに流れる電流供給装置103の出力電流は最大となり、従って主プラグギャップ間の火花放電経路に最大の交流電流を送り込めるようになる。
本実施の形態1においては、電流供給装置103をハーフブリッジの構成とし、この後段にインダクタ117とコンデンサ116で構成されるバンドパスフィルタを配置しているので、このバンドパスフィルタの共振周波数に合わせて、電流供給装置103は、ハーフブリッジのHigh側スイッチ、Low側スイッチが交互にON/OFFとなるように動作させる。
バンドパスフィルタの共振周波数に合わせてハーフブリッジ回路をスイッチングすることで、バンドパスフィルタ部のインピーダンスが最小となるので、経路Hに流れる電流供給装置103の出力電流は最大となり、従って主プラグギャップ間の火花放電経路に最大の交流電流を送り込めるようになる。
制御装置104はタイミングT4から時間tW2経過したタイミングT5にて、信号WをLowへと切替え、電流供給装置103の動作を停止させる。電流供給装置103の動作が止まると、主プラグギャップ間の火花放電経路への大きな交流電流の供給も止まる。
制御装置104はタイミングT5において、信号CをLowへと切替える。これにより信号VがLowとなり、電源装置106から電流供給装置103への電圧供給が停止する。
本実施の形態1における高周波放電点火装置の制御手順について、図3のフローチャートを用いて説明する。
図3において、ステップS1では、点火検出装置141が、ドライバ装置113により信号IがHighからLowとなったタイミングを検出する。
図3において、ステップS1では、点火検出装置141が、ドライバ装置113により信号IがHighからLowとなったタイミングを検出する。
ステップS2では、マイクロプロセッサ140が、電源装置106から電流供給装置103への電圧供給を開始する信号CをHighにするまでの時間tCと、電流供給装置103の動作を開始する信号WをHighにするまでの時間tW1を設定する。
時間tW1は、運転条件に依存して設定されるマップ値や計算値にしておくと良い。
例えば、エンジン回転が1000回転/分以下では、tW1を100μsecとし、エンジン回転が2000回転/分を上回れば、tW1を200μsecとする。これにより、エンジンの燃焼状態に応じた最適な交流電流の供給を実施することができる。
時間tCは、tW1より短い時間を設定する。これは、電流供給装置103が動作を開始する前に、交流電流を供給するのに十分な電圧Vhを与えるべきであるためである。
例えば時間tCは、時間tW1から所定の値を減算した値としても良い。
例えば、エンジン回転が1000回転/分以下では、tW1を100μsecとし、エンジン回転が2000回転/分を上回れば、tW1を200μsecとする。これにより、エンジンの燃焼状態に応じた最適な交流電流の供給を実施することができる。
時間tCは、tW1より短い時間を設定する。これは、電流供給装置103が動作を開始する前に、交流電流を供給するのに十分な電圧Vhを与えるべきであるためである。
例えば時間tCは、時間tW1から所定の値を減算した値としても良い。
ステップS3では、時間tCの経過を待つ。時間tCが経過するまでは、電圧供給は停止状態となる。
ステップS4では、時間tCが経過した後、電源装置106から電流供給装置103への電圧供給を開始する信号CをHighにする。これにより、電圧供給が開始される。
ステップS5では、時間tW1の経過を待つ。時間tW1が経過するまでは、電流供給装置103は停止状態となる。
ステップS6では、時間tW1が経過した後、電源装置106から電流供給装置103の動作を開始する信号WをHighにする。これにより、電流供給装置103が駆動する。これにより、主プラグギャップ間の火花放電経路への大きな交流電流の供給が開始される。
ステップS6で、信号WをLowにする時間tW2を設定する。この時間tW2が、交流電流を供給する時間となる。時間tW2は、運転条件に依存して設定されるマップ値や計算値にしておくと良い。
例えば、エンジン回転が1000回転/分以下では、tW2を100μsecとし、エンジン回転が2000回転/分を上回れば、tW2を200μsecとする。
例えば、エンジン回転が1000回転/分以下では、tW2を100μsecとし、エンジン回転が2000回転/分を上回れば、tW2を200μsecとする。
ステップS7では、時間tW2の経過を待つ。時間tW2が経過するまでは、電流供給装置103は駆動状態となる。
ステップS8では、時間tW2が経過した後、電源装置106から電流供給装置103の動作を開始する信号WをLowにし、電流供給装置103を停止する。
同時に電源装置106から電流供給装置103への電圧供給を開始する信号CをLowにし、電源装置106から電流供給装置103への電圧供給を停止する。
なお、信号WのLowと、信号CのLowは同時に実施する必要はない。例えば信号WをLowにしてから所定の時間経過後に信号CをLowにしても良い。
同時に電源装置106から電流供給装置103への電圧供給を開始する信号CをLowにし、電源装置106から電流供給装置103への電圧供給を停止する。
なお、信号WのLowと、信号CのLowは同時に実施する必要はない。例えば信号WをLowにしてから所定の時間経過後に信号CをLowにしても良い。
以上のように、実施の形態1においては、高電圧を発生する電源装置106と、共振装置105と電流供給装置103を内蔵したパッケージ107と、点火コイル装置101の動作状態に応じて、電流供給装置103が交流電流を供給するタイミング、または電源装置106が電圧を供給するタイミングを制御する制御装置104を備えることにより、高周波放電時の高周波ノイズが、他の装置に与える影響を抑えることができる。
また信号CのHigh時間を、点火コイル装置101の駆動に基づき、交流電流を供給するために必要である最適な時間とすることで、高圧経路に高電圧Vhが出力される時間を短くすることができる。
また、点火コイル装置101の駆動に基づき信号CをHighとするため、エンジン停止中であれば点火コイル装置101は駆動せず、信号CはLowとなり、高圧経路に電圧Vhは出力されない。
以上より、高圧経路に起因した感電の防止をすることができる。
また信号CのHigh時間を、点火コイル装置101の駆動に基づき、交流電流を供給するために必要である最適な時間とすることで、高圧経路に高電圧Vhが出力される時間を短くすることができる。
また、点火コイル装置101の駆動に基づき信号CをHighとするため、エンジン停止中であれば点火コイル装置101は駆動せず、信号CはLowとなり、高圧経路に電圧Vhは出力されない。
以上より、高圧経路に起因した感電の防止をすることができる。
参考までに一例を示す。人体の電気抵抗を2000Ω、高電圧Vhを160Vとした場合、通電電流は80mAとなる。
国際電気標準会議が公開した人体反応曲線図によれば、50mAなら1secまで、100mAなら0.5sec以内に電流を遮断すれば人体に有害な生理的影響はないとされる。そのため、電圧Vhが出力される時間を、たとえば最大で0.1secとすれば、有害な生理的影響は発生しないと言える。
本実施の形態1は、センサなど、システムとして部品の追加をすることなく、高圧経路の電圧を制御することができるため、低コストで実現することができる。
国際電気標準会議が公開した人体反応曲線図によれば、50mAなら1secまで、100mAなら0.5sec以内に電流を遮断すれば人体に有害な生理的影響はないとされる。そのため、電圧Vhが出力される時間を、たとえば最大で0.1secとすれば、有害な生理的影響は発生しないと言える。
本実施の形態1は、センサなど、システムとして部品の追加をすることなく、高圧経路の電圧を制御することができるため、低コストで実現することができる。
実施の形態2.
実施の形態2における高周波放電点火装置の構成について、図4により説明する。実施の形態2の高周波放電点火装置は、実施の形態1の構成に対して、電源装置106内に、電圧制御装置151を備えたものである。
実施の形態2における高周波放電点火装置の構成について、図4により説明する。実施の形態2の高周波放電点火装置は、実施の形態1の構成に対して、電源装置106内に、電圧制御装置151を備えたものである。
電圧制御装置151は、電圧Vが、電圧Vhに到達する時間を制御する働きを持つ装置である。
本実施の形態2では、リレー装置152の下流に抵抗153とコンデンサ154によるフィルタ回路を備えた装置であるので、信号CがHighとなったとき、電圧Vは時間経過とともにVhに近づく。
本実施の形態2では、リレー装置152の下流に抵抗153とコンデンサ154によるフィルタ回路を備えた装置であるので、信号CがHighとなったとき、電圧Vは時間経過とともにVhに近づく。
本実施の形態2における高周波放電点火装置の動作について、図5のタイミングチャートを用いて説明する。
図5は、図4における各部の信号を時系列に示すタイミングチャートである。図5の信号Cは、図5における経路Cの矢印方向を正とした信号であって、制御装置104が出力し、電源装置106内の電圧制御装置151へと供給される電圧信号であって、電圧制御装置151を動作させる期間を示している。
時間tIは信号IのHigh時間、時間tVは信号CがHighとなってから信号Vが電圧Vhに到達するまでの時間を示す。
時間tIは、点火コイル装置101の駆動時間に相当し、点火検出装置141で検出される。
図5の、上記を除いた各信号及びタイミングT0からT5については実施の形態1と同様である。
図5は、図4における各部の信号を時系列に示すタイミングチャートである。図5の信号Cは、図5における経路Cの矢印方向を正とした信号であって、制御装置104が出力し、電源装置106内の電圧制御装置151へと供給される電圧信号であって、電圧制御装置151を動作させる期間を示している。
時間tIは信号IのHigh時間、時間tVは信号CがHighとなってから信号Vが電圧Vhに到達するまでの時間を示す。
時間tIは、点火コイル装置101の駆動時間に相当し、点火検出装置141で検出される。
図5の、上記を除いた各信号及びタイミングT0からT5については実施の形態1と同様である。
図5においては、ドライバ装置113により信号IがLowからHighとなるタイミングT1から、時間tC経過後に信号CをHighとし、電源装置106の電圧供給を許可する。電圧供給が許可されたとき、電圧制御装置151は、信号Vが時間tV経過後に電圧Vhへ到達するように電圧を供給する。
本実施の形態2における高周波放電点火装置の制御手順について、図6のフローチャートを用いて説明する。
図6において、ステップS1では、点火検出装置141が、ドライバ装置113により信号IがLowからHighとなったタイミングを検出する。
図6において、ステップS1では、点火検出装置141が、ドライバ装置113により信号IがLowからHighとなったタイミングを検出する。
ステップS2では、マイクロプロセッサ140が、電源装置106から電流供給装置103への電圧供給を開始する信号CをHighにするまでの時間tCを設定する。
このとき、時間tCは、時間tIと時間tVと時間tW1から演算し、信号Vが電圧Vhに到達した後に、タイミングT4が発生するように設定すると良い。これは、電流供給装置103が動作を開始する前に、交流電流を供給するのに十分な電圧Vhを与えるべきであるためである。
例えば、時間tVは電圧制御装置151の抵抗153とコンデンサ154の定数より決まり、時間tW1は運転条件に依存して設定されるマップ値や計算値で決まり、時間tIは、通信によりドライバ装置113から受信する。時間tIと時間tW1の加算値が、時間tVと時間tCより大きくなるように時間tCを算出することで、信号Vが電圧Vhに到達した後に、タイミングT4を発生させることができる。
このとき、時間tCは、時間tIと時間tVと時間tW1から演算し、信号Vが電圧Vhに到達した後に、タイミングT4が発生するように設定すると良い。これは、電流供給装置103が動作を開始する前に、交流電流を供給するのに十分な電圧Vhを与えるべきであるためである。
例えば、時間tVは電圧制御装置151の抵抗153とコンデンサ154の定数より決まり、時間tW1は運転条件に依存して設定されるマップ値や計算値で決まり、時間tIは、通信によりドライバ装置113から受信する。時間tIと時間tW1の加算値が、時間tVと時間tCより大きくなるように時間tCを算出することで、信号Vが電圧Vhに到達した後に、タイミングT4を発生させることができる。
ステップS3では、時間tCの経過を待つ。時間tCが経過するまでは、電圧供給は停止状態となる。
ステップS4では、時間tCが経過した後、電源装置106から電流供給装置103への電圧供給を開始する信号CをHighにする。これにより、電圧供給が開始される。
ステップS5では、点火検出装置141が、ドライバ装置113により信号IがHighからLowとなったタイミングを検出する。
ステップS6では、マイクロプロセッサ140が、電流供給装置103の動作を開始する信号WをHighにするまでの時間tW1を設定する。
このとき、ステップS3からステップS6までの順番は、必ず本フローの通りにならなくても良い。
このとき、ステップS3からステップS6までの順番は、必ず本フローの通りにならなくても良い。
ステップS7では、時間tW1の経過を待つ。時間tW1が経過するまでは、電流供給装置103は停止状態となる。
ステップS8では、時間tW1が経過した後、電源装置106から電流供給装置103の動作を開始する信号WをHighにする。
これにより、電流供給装置103が駆動し、主プラグギャップ間の火花放電経路への大きな交流電流の供給が開始される。
前述のステップS2において、時間tW1が経過するタイミングT4の前に、信号Vが電圧Vhに到達するように時間tCを設定しているため、交流電流の供給に十分な電圧が与えられた状態で電流供給装置103を駆動させることができる。
ステップS8では併せて信号WをLowにする時間tW2を設定する。この時間tW2が、交流電流を供給する時間となる。
これにより、電流供給装置103が駆動し、主プラグギャップ間の火花放電経路への大きな交流電流の供給が開始される。
前述のステップS2において、時間tW1が経過するタイミングT4の前に、信号Vが電圧Vhに到達するように時間tCを設定しているため、交流電流の供給に十分な電圧が与えられた状態で電流供給装置103を駆動させることができる。
ステップS8では併せて信号WをLowにする時間tW2を設定する。この時間tW2が、交流電流を供給する時間となる。
ステップS9では、時間tW2の経過を待つ。時間tW2が経過するまでは、電流供給装置103は駆動状態となる。
ステップS10では、時間tW2が経過した後、電源装置106から電流供給装置103の動作を開始する信号WをLowにし、同時に電源装置106から電流供給装置103への電圧供給を開始する信号CをLowにする。
これにより、電流供給装置103が停止し、電源装置106から電流供給装置103への電圧供給が停止される。
これにより、電流供給装置103が停止し、電源装置106から電流供給装置103への電圧供給が停止される。
以上のように、実施の形態2においては、実施の形態1に対して、電源装置106内に、電圧制御装置151を備え、電圧Vhに到達する時間を遅延させる。
また、ドライバ装置113により信号IがLowからHighとなるタイミングT1から、時間tC経過後に信号CをHighとすることで、交流電流の供給に十分な電圧が与えられた状態で電流供給装置103を駆動させることができる。
信号Vが電圧Vhに瞬時に到達しないようにすることで、電流供給装置103に対して電圧Vhが急激に供給された際に発生する可能性がある、サージ電圧による電流供給装置の破損を防止することができる。
また、ドライバ装置113により信号IがLowからHighとなるタイミングT1から、時間tC経過後に信号CをHighとすることで、交流電流の供給に十分な電圧が与えられた状態で電流供給装置103を駆動させることができる。
信号Vが電圧Vhに瞬時に到達しないようにすることで、電流供給装置103に対して電圧Vhが急激に供給された際に発生する可能性がある、サージ電圧による電流供給装置の破損を防止することができる。
実施の形態3.
実施の形態3における高周波放電点火装置の構成について、図7により説明する。
実施の形態3の高周波放電点火装置は、実施の形態2の構成に対して、電圧制御装置151内に、マイクロプロセッサ155を備えた。
実施の形態3における高周波放電点火装置の構成について、図7により説明する。
実施の形態3の高周波放電点火装置は、実施の形態2の構成に対して、電圧制御装置151内に、マイクロプロセッサ155を備えた。
本実施の形態3における高周波放電点火装置の動作は、図5のタイミングチャートと同等である。
本実施の形態3における高周波放電点火装置の制御手順は、図6のフローチャートと同等である。
本実施の形態3において、マイクロプロセッサ155は、信号Cにより電圧の供給を開始する。
マイクロプロセッサ155は、電圧Vの値を検出し、時間tVをかけて目標の電圧Vhに到達するように電圧Vを制御する。
これにより、実施の形態2と同等の効果を得ることができる。
本実施の形態3によれば、実施の形態2では回路の定数により決定された時間tVを、マイクロプロセッサ155による設定値で決定することができる。
また、本実施の形態3によれば、目標の電圧Vhを、マイクロプロセッサ155による設定値で決定することができる。
目標の電圧Vhは、運転条件に依存して設定されるマップ値や計算値にしておくと良い。例えば、エンジン回転が1000回転/分以下では、Vhを60Vとし、エンジン回転が2000回転/分を上回れば、Vhを100Vとする。
これにより、電流の消費を抑えることができる。
マイクロプロセッサ155は、電圧Vの値を検出し、時間tVをかけて目標の電圧Vhに到達するように電圧Vを制御する。
これにより、実施の形態2と同等の効果を得ることができる。
本実施の形態3によれば、実施の形態2では回路の定数により決定された時間tVを、マイクロプロセッサ155による設定値で決定することができる。
また、本実施の形態3によれば、目標の電圧Vhを、マイクロプロセッサ155による設定値で決定することができる。
目標の電圧Vhは、運転条件に依存して設定されるマップ値や計算値にしておくと良い。例えば、エンジン回転が1000回転/分以下では、Vhを60Vとし、エンジン回転が2000回転/分を上回れば、Vhを100Vとする。
これにより、電流の消費を抑えることができる。
この発明による高周波放電点火装置は、内燃機関を利用する自動車、二輪車、船外機、その他特殊機械などにも搭載され、燃料への着火を確実に行えるようになるので、内燃機関を効率よく運転できるようになり、燃料枯渇問題、環境保全に役立つものである。
なお、この発明は、この発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
101 点火コイル装置、102 点火プラグ、102a 高圧電極、102b 外側電極、103 電流供給装置、104 制御装置、105 共振装置、106 電源装置、107 パッケージ、111 1次コイル、112 2次コイル、113 ドライバ装置、114 スイッチング素子、115 コア、116 コンデンサ、117 インダクタ、140 マイクロプロセッサ、141 点火検出装置、150 リレー装置、151 電圧制御装置、152 リレー装置、153 抵抗、154 コンデンサ、155 マイクロプロセッサ
この発明の高周波放電点火装置は、間隙を介して対向する電極間に火花放電を発生して内燃機関の燃焼室内の可燃混合気を点火させる点火プラグと、所定の高電圧を前記点火プラグに供給して間隙に前記火花放電の経路を形成させる点火コイル装置と、バンドパスフィルタを構成する共振装置と、前記共振装置を介し、前記間隙に形成された火花放電の経路に交流電流を供給する電流供給装置と、前記電流供給装置に電圧を供給する電源装置と、前記点火コイル装置の動作状態に応じて、前記電流供給装置及び前記電源装置の出力を制御する制御装置を備え、前記制御装置は、前記電流供給装置が前記交流電流を供給するタイミング、または前記電源装置が前記電圧を供給するタイミングを制御すると共に、前記電流供給装置が前記交流電流を供給停止する時間に応じて、前記電圧を、前記電流供給装置へ供給することを停止するタイミングを制御するものである。
Claims (11)
- 間隙を介して対向する電極間に火花放電を発生して内燃機関の燃焼室内の可燃混合気を点火させる点火プラグと、
所定の高電圧を前記点火プラグに供給して間隙に前記火花放電の経路を形成させる点火コイル装置と、
バンドパスフィルタを構成する共振装置と、
前記共振装置を介し、前記間隙に形成された火花放電の経路に交流電流を供給する電流供給装置と、
前記電流供給装置に電圧を供給する電源装置と、
前記点火コイル装置の動作状態に応じて、前記電流供給装置及び前記電源装置の出力を制御する制御装置を備えた
ことを特徴とする高周波放電点火装置。 - 前記制御装置は、前記電流供給装置が前記交流電流を供給するタイミング、または前記電源装置が前記電圧を供給するタイミングを制御する請求項1に記載の高周波放電点火装置。
- 前記制御装置は、前記電流供給装置が前記交流電流を供給停止する時間に応じて、前記電圧を、前記電流供給装置へ供給することを停止するタイミングを制御することを特徴とする請求項2に記載の高周波放電点火装置。
- 前記制御装置は、前記電圧を前記電流供給装置に供給開始してから、所定の電圧に到達するまでのタイミングを制御することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の高周波放電点火装置。
- 前記電流供給装置と、前記共振装置を接続する電送経路が短い、あるいは無いことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の高周波放電点火装置。
- 前記共振装置と前記電流供給装置が同一パッケージに内蔵されていることを特徴とする請求項5に記載の高周波放電点火装置。
- 前記制御装置は、前記点火コイル装置の駆動を開始する信号と、駆動を停止する信号を検出する点火検出装置を備えていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の高周波放電点火装置。
- 前記点火検出装置は、前記点火コイル装置の駆動時間を検出することを特徴とする請求項7に記載の高周波放電点火装置。
- 前記電源装置は、前記電流供給装置に供給する電圧値を制御する電圧制御手段を備えたことを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の高周波放電点火装置。
- 前記電圧制御手段は、抵抗とコンデンサからなるフィルタ回路を含むことを特徴とする請求項9に記載の高周波放電点火装置。
- 前記電圧制御手段は、マイクロプロセッサであることを特徴とする請求項9に記載の高周波放電点火装置。
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