JP2017164308A - 穿刺デバイス及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】凸部への薬剤等の付着力の経時変化を抑制可能な技術を提供する。【解決手段】本発明の穿刺デバイス1は、支持体11と、前記支持体11に支持された凸部12とを具備し、前記凸部12部は、熱可塑性樹脂である第1ポリマーと、前記第1ポリマーとは異なる第2ポリマーとを含み、前記第2ポリマーは、アミノ基及びペプチド結合の少なくとも一方を有し、前記第1ポリマーと薬剤又は生体物質との結合を媒介する。【選択図】図1

Description

本発明は、穿刺デバイスに関する。
経皮吸収法は、皮膚や粘膜等の生体表面から体内に薬剤を投与する方法である。この方法は、非侵襲的であり、人体に痛みを与えることなく簡易に薬剤を投与することが可能である。しかしながら、この方法には、発汗や外部接触などにより薬剤が生体表面から除去され易い、長期間の使用時に皮膚障害が発生する可能性がある、分子量の大きな薬剤や水溶性薬剤を用いた場合などには表皮の角質層がバリアとなり薬剤が殆ど吸収されない、などの問題がある。
これらの問題を解決し、薬剤を効率よく体内に吸収させる方法として、マイクロニードルなどと称される穿刺デバイスを用いた方法が注目されている(特許文献1)。この方法では、ミクロンオーダーの長さを有する多数の針状凸部を皮膚に穿刺し、表皮下に薬剤を直接投与する。なお、薬剤は、例えば、凸部に予め付着させておく。
国際公開第2008/015782号
本発明者は、上記凸部に対する薬剤等の付着力、特にその経時変化について、改善の余地があることを見出した。
本発明は、凸部への薬剤等の付着力の経時変化を抑制可能な技術を提供することを目的とする。
本発明の第1側面によると、支持体と、前記支持体に支持された凸部とを具備し、前記凸部は、熱可塑性樹脂である第1ポリマーと、前記第1ポリマーとは異なる第2ポリマーとを含み、前記第2ポリマーは、アミノ基及びペプチド結合の少なくとも一方を有し、前記第1ポリマーと薬剤又は生体物質との結合を媒介する穿刺デバイスが提供される。
本発明の第2側面によると、支持体に支持され、熱可塑性樹脂である第1ポリマーと、前記第1ポリマーとは異なる第2ポリマーとを含んだ凸部を形成する工程を含み、前記第2ポリマーは、アミノ基及びペプチド結合の少なくとも一方を有している、前記第2ポリマーに前記第1ポリマーと薬剤又は生体物質との結合を媒介させる穿刺デバイスの製造方法が提供される。
本発明によると、薬剤等の付着力の経時変化を抑制可能な技術が提供される。
本発明の一実施形態に係る穿刺デバイスを概略的に示す断面図。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る穿刺デバイスを概略的に示す断面図である。
この穿刺デバイス1は、支持体11と、凸部12と、薬剤13とを含んでいる。
支持体11は、凸部12を支持している。支持体11は、ここでは、薄層状の形状を有している。支持体11は、他の形状を有していてもよい。
支持体11は、例えば、その全体が、凸部12が含んでいる材料と同一の材料からなる。支持体11は、凸部12が含んでいる材料とは異なる材料で一部を構成し、凸部12が含んでいる材料と同一の材料で表面の少なくとも一部を構成した複合体であってもよい。例えば、支持体11は、凸部12が含んでいる材料とは異なる層と、凸部12が含んでいる材料と同一の材料からなる層との多層構造を有していてもよい。
凸部12は、支持体11に支持されている。図1には、多数の凸部12を描いているが、凸部12の数は1以上であればよい。
凸部12は、穿刺デバイス1を皮膚に押し当てた時に、皮膚に突き刺さる部分である。凸部12は、皮膚への穿刺が可能であれば、どのような形状を有していてもよい。例えば、凸部12は、針状又はブレード状の形状を有している。凸部12は、先細り形状を有していることが好ましい。
穿刺デバイス1をヒトへ適用する場合、凸部12の高さは、好ましくは、50μm乃至1000μmの範囲内とする。また、穿刺デバイス1をヒトへ適用する場合、凸部12の高さ方向に対して垂直な寸法、例えば、幅又は径は、好ましくは、10μm乃至1000μmの範囲内とする。穿刺デバイス1をヒト以外の生体へ適用する場合、凸部12の寸法は、その生体の角質層、表皮、及び真皮層などの厚さや、角質層などの硬さに応じて適宜設定する。
凸部12は、第1及び第2ポリマーを含んでいる。
第1ポリマーとしては、例えば、アミノ基及びペプチド結合の何れも有していないポリマーを使用することができる。そのようなポリマーとしては、例えば、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリカプロラクトン、ポリエチレングリコール、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート、トリメチレンカーボネート、ポリヒドロキシブチレート、セルロース、及び澱粉などを挙げることができる。第1ポリマーは、複数種のポリマーの混合物であってもよく、コポリマーであってもよい。また、第1ポリマーは、生体適合性及び/又は生分解性であることが好ましい。
第2ポリマーは、第1ポリマーとは異なっている。第2ポリマーは、アミノ基及びペプチド結合の少なくとも一方を有している。典型的には、第2ポリマーは、その繰り返し単位内に、アミノ基及びペプチド結合の少なくとも一方を有している。典型的には、第2ポリマーは正帯電性である。
第2ポリマーは、1種のポリマーであってもよく、複数種のポリマーの混合物であってもよく、コポリマーであってもよく、1種以上のポリマーと1種以上のコポリマーとの混合物であってもよい。第2ポリマーとしては、例えば、ポリリジン、ポリヒスチジン若しくはポリエチレンイミン;これらポリマーの2以上の混合物;これらポリマーの2以上を含んだコポリマー;又は、これらポリマーの1以上と、これらポリマーの2以上を各々が含んだ1以上のコポリマーとの混合物を使用することができる。
第2ポリマーとしてコポリマーを使用する場合、このコポリマーは、ランダムコポリマーであってもよく、ブロックコポリマーであってもよい。コポリマーを構成するモノマーの種類、それらの組み合わせ、及びそれらのモル比を変更することにより、第2ポリマーの第1ポリマーへの結合力、第2ポリマーの薬剤13への結合力、及びそれらのバランス等を変化させることができる。
第2ポリマーは、生分解性であってもよく、生分解性でなくてもよい。後者の場合、薬剤13は、例えば、生体内におけるpHや生体物質の働きにより、凸部12から解離し、生体内へと拡散し得る。前者の場合、薬剤13の凸部12からの解離だけでなく、第2ポリマーの分解も、薬剤13の生体内での拡散に寄与し得る。
凸部12において、第1及び第2ポリマーは混合されていてもよい。或いは、凸部12において、第1ポリマーは凸部本体を構成し、第2ポリマーは凸部本体の表面に付着していてもよい。凸部12に占める第2ポリマーの割合が一定である場合、後者の構造は、前者の構造と比較して、凸部12への薬剤13の付着力の経時変化を抑制する効果がより大きく、また、凸部12の機械的強度の点でも有利である。なお、凸部本体は、凸部12について上述した形状及び寸法を有している。
薬剤13は、第2ポリマーを介して第1ポリマーに結合している。薬剤13は、例えば、負帯電性である。薬剤13は、医療用の物質であってもよく、美容用の物質であってもよい。また、薬剤13は、化合物であってもよく、細胞又はその一部であってもよい。薬剤13としては、分子内に水酸基、カルボニル基、カルボキシル基等を備える薬剤を例示することができる。分子内に水酸基、カルボニル基、カルボキシル基等を備える薬剤は負帯電性を備える。
この穿刺デバイス1は、例えば、以下の方法により製造する。ここでは、一例として、支持体11は第1ポリマーからなり、凸部12は、第1ポリマーからなる凸部本体と、これに付着した第2ポリマーとからなるとする。
まず、凸部12に対応して凹部が設けられた版を準備する。次に、溶融させた第1ポリマーを上記版へ供給し、必要に応じてこれをプレスする。続いて、これを冷却して、第1ポリマーを固化させる。その後、固化した第1ポリマーを、版から取り外す。これにより、支持体11と凸部本体とからなる成形品を得る。
次に、凸部本体に対して、酸素プラズマ処理を施す。酸素プラズマ処理を施すことにより、第1ポリマーからなる凸部表面は正帯電性を帯びる。したがって、第1ポリマーに対する第2ポリマーの結合力が高まる。
なお、凸部本体に対して、酸素プラズマ処理の代わりに、コロナ処理を施してもよい。コロナ処理を施すことにより、第1ポリマーからなる凸部表面は正帯電性を帯びる。したがって、第1ポリマーに対する第2ポリマーの結合力が高まる。
続いて、凸部本体へ第2ポリマーを供給して、凸部本体とこれに付着した第2ポリマーとからなる凸部12を得る。例えば、第2ポリマーを溶解させた溶液を凸部本体へ供給して、溶液中の第2ポリマーを第1ポリマーに結合させる。その後、凸部本体から余剰量の溶液を除去し、凸部本体を乾燥させる。このようにして、凸部本体へ第2ポリマーを付着させる。次いで、凸部12へ薬剤13を供給する。例えば、薬剤13を含んだ液を凸部12へ供給して、薬剤13を第2ポリマーに結合させる。その後、凸部12から余剰量の液を除去し、凸部12を乾燥させる。このようにして、凸部12へ薬剤13を付着させる。
なお、凸部12を第1及び第2ポリマーの混合物で構成する場合は、この混合物の溶融物を上記版へ供給し、必要に応じてこれをプレスする。続いて、これを冷却して、上記混合物を固化させる。その後、この固化物を、版から取り外す。これにより、支持体11と凸部12とからなる成形品を得る。次いで、上記と同様の方法により、凸部12へ薬剤13を付着させる。
以上のようにして、図1に示す穿刺デバイス1を得る。
本実施形態によると、凸部12を形成してから凸部12へ薬剤13を供給するまでの期間が、凸部12に対する薬剤13の付着力へ及ぼす影響が小さい。即ち、本実施形態によると、凸部12への薬剤13の付着力の経時変化を抑制することが可能となる。
上述した穿刺デバイス1は、生体内への薬剤13の送達のために使用するものである。しかしながら、ここで説明した技術は、他の目的で使用することも可能である。例えば、薬剤13を省略した穿刺デバイス1は、生体物質の採取に利用することができる。この場合、凸部12を形成してから凸部12を生体へ穿刺するまでの期間が、凸部12に対する生体物質の付着力へ及ぼす影響が小さいという効果が得られる。即ち、この場合、凸部12への生体物質の付着力の経時変化を抑制することが可能となる。
以下に、本発明の具体例を記載する。
[実施例1A]
精密機械加工を用いて、シリコン基板の一方の主面に、正四角垂形状の凸部を形成した。凸部の高さは150μmとし、底面の各辺の長さは60μmとした。凸部は、1mmの間隔で、6列6行の格子状に計36本配置した。以上のようにして、原版を製造した。
次に、この原版上に、メッキ法によりニッケル膜を500μmの厚さに形成した。続いて、ウェットエッチングによりシリコンを除去した。エッチング液としては、30質量%の濃度で水酸化カリウムを含有し、90℃に加熱した水溶液を使用した。このようにして、ニッケルからなり、上記凸部に対応して凹部が設けられた凹版を製造した。
次に、凹版上に熱可塑性樹脂を置き、この熱可塑性樹脂をホットプレートで加熱して溶融させた。熱可塑性樹脂としては、環状オレフィンコポリマー(COC)を使用した。続いて、溶融させた熱可塑性樹脂を金属板でプレスして、凹版の凹部に熱可塑性樹脂を充填した。この状態で、熱可塑性樹脂を冷却し、これを固化させた。その後、凹版から熱可塑性樹脂を剥離して、支持体と凸部本体とからなる成形品を得た。
次いで、この成形品の凸部本体が設けられた面を、プラズマ処理機を用いて酸素プラズマ処理した。
酸素プラズマ処理した成形品を、1質量%の濃度でポリリジンを含有した水溶液に20分間浸した。その後、成形品を上記水溶液から取り出し、その表面を水で濯いだ。続いて、これを、室温で乾燥させた。以上のようにして、凸部本体にポリリジンを付着させた。
凸部本体へのポリリジンのコートを完了してから3時間以内に、上記の成形品を、ショ糖を含んだ蛍光標識リポソーム水溶液に20分間浸漬させた。その後、これを水で軽くすすぎ、続いて乾燥させた。
以上のようにして、穿刺デバイスを得た。
[実施例1B]
凸部本体へのポリリジンのコートを完了してから、上記の成形品を、ショ糖を含んだ蛍光標識リポソーム水溶液に浸漬させるまで、常温常圧下で1週間放置したこと以外は、実施例1Aと同様の方法により穿刺デバイスを製造した。
[比較例1A]
凸部本体へのポリリジンのコートを省略したこと以外は、実施例1Aと同様の方法により穿刺デバイスを製造した。
[比較例1B]
凸部本体へのポリリジンのコートを完了してから、上記の成形品を、ショ糖を含んだ蛍光標識リポソーム水溶液に浸漬させるまで、常温常圧下で1週間放置したこと以外は、比較例1Aと同様の方法により穿刺デバイスを製造した。
[評価1]
実施例1A及び1B並びに比較例1A及び1Bに係る穿刺デバイスを、蛍光顕微鏡で観察した。その結果、実施例1Aの穿刺デバイスと比較例1Aの穿刺デバイスとでは、実施例1Aのほうが比較例1Bよりも大きい蛍光発光の強度を示した。また、実施例1Aの穿刺デバイスと実施例1Bの穿刺デバイスとでは、蛍光発光の強度に大きな違いは見られなかった。一方、比較例1Bの穿刺デバイスは、比較例1Aの穿刺デバイスと比較して、蛍光発光の強度が著しく小さかった。
[実施例2A]
熱可塑性樹脂としてポリエチレンを使用し、1質量%の濃度でポリリジンを含有した水溶液の代わりに、1質量%の濃度でポリヒスチジンを含有し、塩酸によりpHを4.5に調整した水溶液を使用したこと以外は、実施例1Aと同様の方法により穿刺デバイスを製造した。
[実施例2B]
凸部本体へのポリヒスチジンのコートを完了してから、上記の成形品を、ショ糖を含んだ蛍光標識リポソーム水溶液に浸漬させるまで、常温常圧下で1週間放置したこと以外は、実施例2Aと同様の方法により穿刺デバイスを製造した。
[比較例2A]
凸部本体へのポリヒスチジンのコートを省略したこと以外は、実施例2Aと同様の方法により穿刺デバイスを製造した。
[比較例2B]
凸部本体へのポリヒスチジンのコートを完了してから、上記の成形品を、ショ糖を含んだ蛍光標識リポソーム水溶液に浸漬させるまで、常温常圧下で1週間放置したこと以外は、比較例2Aと同様の方法により穿刺デバイスを製造した。
[評価2]
実施例2A及び2B並びに比較例2A及び2Bに係る穿刺デバイスを、蛍光顕微鏡で観察した。その結果、実施例2Aの穿刺デバイスと比較例2Aの穿刺デバイスとでは、実施例2Aのほうが比較例2Bよりも大きい蛍光発光の強度を示した。また、実施例2Aの穿刺デバイスと実施例2Bの穿刺デバイスとでは、蛍光発光の強度に大きな違いは見られなかった。一方、比較例2Bの穿刺デバイスは、比較例2Aの穿刺デバイスと比較して、蛍光発光の強度が著しく小さかった。
[実施例3A]
1質量%の濃度でポリリジンを含有した水溶液の代わりに、1質量%の濃度でポリエチレンイミンを含有した水溶液を使用したこと以外は、実施例1Aと同様の方法により穿刺デバイスを製造した。
[実施例3B]
凸部本体へのポリエチレンイミンのコートを完了してから、上記の成形品を、ショ糖を含んだ蛍光標識リポソーム水溶液に浸漬させるまで、常温常圧下で1週間放置したこと以外は、実施例3Aと同様の方法により穿刺デバイスを製造した。
[比較例3A]
凸部本体へのポリエチレンイミンのコートを省略したこと以外は、実施例3Aと同様の方法により穿刺デバイスを製造した。
[比較例3B]
凸部本体へのポリエチレンイミンのコートを完了してから、上記の成形品を、ショ糖を含んだ蛍光標識リポソーム水溶液に浸漬させるまで、常温常圧下で1週間放置したこと以外は、比較例3Aと同様の方法により穿刺デバイスを製造した。
[評価3]
実施例3A及び3B並びに比較例3A及び3Bに係る穿刺デバイスを、蛍光顕微鏡で観察した。その結果、実施例3Aの穿刺デバイスと比較例3Aの穿刺デバイスとでは、実施例3Aのほうが比較例3Bよりも大きい蛍光発光の強度を示した。また、実施例3Aの穿刺デバイスと実施例3Bの穿刺デバイスとでは、蛍光発光の強度に大きな違いは見られなかった。一方、比較例3Bの穿刺デバイスは、比較例3Aの穿刺デバイスと比較して、蛍光発光の強度が著しく小さかった。
1…穿刺デバイス、11…支持体、12…凸部、13…薬剤。

Claims (11)

  1. 支持体と、前記支持体に支持された凸部とを具備し、前記凸部は、熱可塑性樹脂である第1ポリマーと、前記第1ポリマーとは異なる第2ポリマーとを含み、前記第2ポリマーは、アミノ基及びペプチド結合の少なくとも一方を有し、前記第1ポリマーと薬剤又は生体物質との結合を媒介する穿刺デバイス。
  2. 前記第1ポリマーは、アミノ基及びペプチド結合の何れも有していない請求項1に記載の穿刺デバイス。
  3. 前記第2ポリマーは、ポリリジン、ポリヒスチジン及びポリエチレンイミンからなる群より選ばれる1以上を含んだ請求項1又は2に記載の穿刺デバイス。
  4. 前記凸部は、前記第1ポリマーからなる凸部本体を備え、前記第2ポリマーは、前記凸部本体の表面に支持された請求項1乃至3の何れか1項に記載の穿刺デバイス。
  5. 前記薬剤を更に備え、前記薬剤は、前記第2ポリマーを介して前記第1ポリマーに結合した請求項1乃至4の何れか1項に記載の穿刺デバイス。
  6. 支持体に支持され、熱可塑性樹脂である第1ポリマーと、前記第1ポリマーとは異なる第2ポリマーとを含んだ凸部を形成する工程を含み、前記第2ポリマーは、アミノ基及びペプチド結合の少なくとも一方を有している、前記第2ポリマーに前記第1ポリマーと薬剤又は生体物質との結合を媒介させる穿刺デバイスの製造方法。
  7. 前記第1ポリマーは、アミノ基及びペプチド結合の何れも有していない請求項6に記載の穿刺デバイスの製造方法。
  8. 前記第2ポリマーは、ポリリジン、ポリヒスチジン及びポリエチレンイミンからなる群より選ばれる1以上を含んだ請求項6又は7に記載の穿刺デバイスの製造方法。
  9. 前記凸部を形成する工程は、前記第1ポリマーからなる凸部本体に前記第2ポリマーを付着させることを含んだ請求項6乃至8の何れか1項に記載の穿刺デバイスの製造方法。
  10. 前記凸部を形成する工程は、前記凸部本体に前記第2ポリマーを付着させる前に、前記凸部本体に酸素プラズマ処理を施すことを更に含んだ請求項9に記載の穿刺デバイスの製造方法。
  11. 前記凸部へ前記薬剤を供給することにより、前記第2ポリマーを介して前記第1ポリマーへ前記薬剤を結合させる工程を更に含んだ請求項6乃至10のいずれか1項に記載の穿刺デバイスの製造方法。
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