JP2017166509A - パワートレーン制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】停車中におけるアイドル振動を抑制したパワートレーン制御装置を提供する。
【解決手段】エンジン10の出力を変速機に伝達するトルクコンバータ110の入力側と出力側との相対回転を拘束するロックアップクラッチ111を備えるパワートレーンを制御するパワートレーン制御装置20,300を、エンジンの出力軸の回転速度変動が所定の判定値以上であり、かつ変速機が非走行レンジである場合にロックアップクラッチを係合状態とするロックアップ制御手段を備える構成とする。
【選択図】図1
【解決手段】エンジン10の出力を変速機に伝達するトルクコンバータ110の入力側と出力側との相対回転を拘束するロックアップクラッチ111を備えるパワートレーンを制御するパワートレーン制御装置20,300を、エンジンの出力軸の回転速度変動が所定の判定値以上であり、かつ変速機が非走行レンジである場合にロックアップクラッチを係合状態とするロックアップ制御手段を備える構成とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、エンジンと変速機との間にロックアップクラッチを有する自動車用のパワートレーンを制御するパワートレーン制御装置に関し、特に停車中におけるアイドル振動を抑制したものに関する。
エンジン、及び、その出力軸の回転を変速する自動変速機を有する自動車用のパワートレーンであって、エンジンと自動変速機との間にトルクコンバータを有するものにおいては、トルク増幅が不要な運転領域において伝達効率を高めるため、トルクコンバータの入力側と出力側との相対回転を拘束するロックアップクラッチが設けられる。
このようなロックアップクラッチの制御に関する従来技術として、例えば特許文献1には、エンジンの低回転領域におけるトルク変動の吸収等のため、ロックアップクラッチのスリップ量を制御するスリップ制御を行なうことが記載されている。
特許文献2には、加速時にスロットル弁開度を制御して車両共振を低減する車両用内燃機関系の制御装置において、車両共振低減のためのスロットル弁制御を行なう際に、ロックアップクラッチを締結し、燃料消費を低減することが記載されている。
特許文献3には、ロックアップクラッチのスリップ量が目標スリップ量と等しくなるように締結力をフィードバック制御するスリップ制御装置において、エンジン回転数のハンチング状態を検出した場合に、目標スリップ量を増大させることが記載されている。
特許文献4には、ロックアップクラッチが半係合状態と開放状態とを頻繁に繰り返すことによるビジー感を抑制するため、所定の条件が充足した場合に、フレックスロックアップを遅延させて実行する車両の制御装置が記載されている。
特許文献2には、加速時にスロットル弁開度を制御して車両共振を低減する車両用内燃機関系の制御装置において、車両共振低減のためのスロットル弁制御を行なう際に、ロックアップクラッチを締結し、燃料消費を低減することが記載されている。
特許文献3には、ロックアップクラッチのスリップ量が目標スリップ量と等しくなるように締結力をフィードバック制御するスリップ制御装置において、エンジン回転数のハンチング状態を検出した場合に、目標スリップ量を増大させることが記載されている。
特許文献4には、ロックアップクラッチが半係合状態と開放状態とを頻繁に繰り返すことによるビジー感を抑制するため、所定の条件が充足した場合に、フレックスロックアップを遅延させて実行する車両の制御装置が記載されている。
近年、車両重量を低減するためにトルクコンバータの重量を軽量化したり、加速時におけるロストルクを低減するためにトルクコンバータの回転慣性質量(回転軸回りの慣性モーメント)を低減することが提案されている。
しかし、トルクコンバータの重量や回転慣性質量を軽減した場合、車両の停車中等のアイドル時におけるエンジン出力軸の回転速度(回転数)に、ハンチングが生じ、アイドル振動が悪化する場合があった。
これに対し、従来より吸入空気量や点火時期をフィードバック制御して回転速度変動を抑制する回転安定化制御が行われているが、上述したようにトルクコンバータの回転慣性質量が低減された車両においては、既存の回転安定化制御ではハンチングを収束させるための時間が長くかかる傾向があった。
これに対し、回転安定化制御の制御ゲインを増加させることも考えられるが、この場合、回転速度の収束を早めることはできるが、微細な回転変動でも回転安定化制御が介入することから、かえって硬質かつ不快な振動感を助長させてしまう場合があった。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、停車中におけるアイドル振動を抑制したパワートレーン制御装置を提供することである。
しかし、トルクコンバータの重量や回転慣性質量を軽減した場合、車両の停車中等のアイドル時におけるエンジン出力軸の回転速度(回転数)に、ハンチングが生じ、アイドル振動が悪化する場合があった。
これに対し、従来より吸入空気量や点火時期をフィードバック制御して回転速度変動を抑制する回転安定化制御が行われているが、上述したようにトルクコンバータの回転慣性質量が低減された車両においては、既存の回転安定化制御ではハンチングを収束させるための時間が長くかかる傾向があった。
これに対し、回転安定化制御の制御ゲインを増加させることも考えられるが、この場合、回転速度の収束を早めることはできるが、微細な回転変動でも回転安定化制御が介入することから、かえって硬質かつ不快な振動感を助長させてしまう場合があった。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、停車中におけるアイドル振動を抑制したパワートレーン制御装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1に係る発明は、エンジンと、前記エンジンの出力軸の回転を変速する変速機と、前記エンジンの出力軸と前記変速機の入力軸との相対回転を拘束する係合状態と前記相対回転を許容する開放状態とを切替可能なロックアップクラッチとを備えるパワートレーンを制御するパワートレーン制御装置であって、前記エンジンの出力軸の回転速度変動を検出する回転速度変動検出手段と、前記変速機が非走行レンジにあることを検出する非走行レンジ検出手段と、前記回転速度変動が所定の判定値以上でありかつ前記変速機が非走行レンジである場合に前記ロックアップクラッチを前記係合状態とするロックアップ制御手段とを備えることを特徴とするパワートレーン制御装置である。
これによれば、エンジンの出力軸に所定の判定値以上の回転速度変動(例えばハンチング)が生じた場合に、ロックアップクラッチを係合させて変速機の入力軸及びこれに付随する部品も出力軸とともに回転させることによって、エンジンの出力軸周りの回転慣性質量(慣性モーメント)を増加させ、エンジンの出力軸の回転速度変動を早期に収束させることができる。
これによって、トルクコンバータの重量や回転慣性質量を軽減した車両であっても、停車時のアイドル振動を効果的に抑制することができる。
請求項1に係る発明は、エンジンと、前記エンジンの出力軸の回転を変速する変速機と、前記エンジンの出力軸と前記変速機の入力軸との相対回転を拘束する係合状態と前記相対回転を許容する開放状態とを切替可能なロックアップクラッチとを備えるパワートレーンを制御するパワートレーン制御装置であって、前記エンジンの出力軸の回転速度変動を検出する回転速度変動検出手段と、前記変速機が非走行レンジにあることを検出する非走行レンジ検出手段と、前記回転速度変動が所定の判定値以上でありかつ前記変速機が非走行レンジである場合に前記ロックアップクラッチを前記係合状態とするロックアップ制御手段とを備えることを特徴とするパワートレーン制御装置である。
これによれば、エンジンの出力軸に所定の判定値以上の回転速度変動(例えばハンチング)が生じた場合に、ロックアップクラッチを係合させて変速機の入力軸及びこれに付随する部品も出力軸とともに回転させることによって、エンジンの出力軸周りの回転慣性質量(慣性モーメント)を増加させ、エンジンの出力軸の回転速度変動を早期に収束させることができる。
これによって、トルクコンバータの重量や回転慣性質量を軽減した車両であっても、停車時のアイドル振動を効果的に抑制することができる。
請求項2に係る発明は、エンジンと、前記エンジンの出力軸の回転を変速する変速機と、前記エンジンの出力軸と前記変速機の入力軸との相対回転を拘束する係合状態と前記相対回転を許容する開放状態とを切替可能なロックアップクラッチとを備えるパワートレーンを制御するパワートレーン制御装置であって、前記エンジンの運転状態が前記エンジンの出力軸の回転速度変動が増大しやすい運転状態を判別する運転状態判別手段と、前記変速機が非走行レンジにあることを検出する非走行レンジ検出手段と、前記運転状態判別手段が回転速度変動が増大しやすい運転状態であると判定しかつ前記変速機が非走行レンジである場合に前記ロックアップクラッチを前記係合状態とするロックアップ制御手段とを備えることを特徴とするパワートレーン制御装置である。
これによれば、エンジンの出力軸の回転速度変動(いわゆるハンチング)が通常時に対して悪化しやすいことが既知である運転状態である場合に、ロックアップクラッチを係合させて変速機の入力軸及びこれに付随する部品もともに回転させることによって、エンジンの出力軸周りの回転慣性質量を増加させ、エンジンの出力軸の回転速度変動が悪化することを予防できる。
これによれば、エンジンの出力軸の回転速度変動(いわゆるハンチング)が通常時に対して悪化しやすいことが既知である運転状態である場合に、ロックアップクラッチを係合させて変速機の入力軸及びこれに付随する部品もともに回転させることによって、エンジンの出力軸周りの回転慣性質量を増加させ、エンジンの出力軸の回転速度変動が悪化することを予防できる。
請求項3に係る発明は、前記運転状態判別手段は、前記エンジンの負荷及び出力軸の回転速度に基づいて、前記エンジンが回転速度変動が増大しやすい運転状態にあるかを判別することを特徴とする請求項2に記載のパワートレーン制御装置である。
アイドル中であっても、例えば冷間始動直後やエアコンディショナ使用時のようにアイドル回転数を上昇させるアイドルアップ制御が行われている間や、エアコンディショナのコンプレッサを駆動している場合のようにアイドル中としては比較的負荷が大きい場合には出力軸の回転速度は比較的安定するが、アイドル回転数が低い場合や負荷が小さい場合には出力軸の回転速度変化が増大しやすいことがわかっている。
これによれば、簡単な構成によって適切に回転速度変動が増大しやすい運転状態(回転数のハンチングの発生が懸念される運転状態)を判別することができる。
アイドル中であっても、例えば冷間始動直後やエアコンディショナ使用時のようにアイドル回転数を上昇させるアイドルアップ制御が行われている間や、エアコンディショナのコンプレッサを駆動している場合のようにアイドル中としては比較的負荷が大きい場合には出力軸の回転速度は比較的安定するが、アイドル回転数が低い場合や負荷が小さい場合には出力軸の回転速度変化が増大しやすいことがわかっている。
これによれば、簡単な構成によって適切に回転速度変動が増大しやすい運転状態(回転数のハンチングの発生が懸念される運転状態)を判別することができる。
請求項4に係る発明は、前記エンジンの出力軸の回転速度変動に応じて前記エンジンの出力に相関するパラメータを制御して前記エンジンの出力軸の回転速度変動を抑制する回転安定化制御を行う回転安定化手段を備え、前記回転安定化手段は、前記ロックアップ制御手段が前記ロックアップクラッチを前記開放状態から前記係合状態とする際に前記回転安定化制御における制御ゲインを増加させることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のパワートレーン制御装置である。
これによれば、ロックアップクラッチを係合状態としたときに、エンジンの出力軸周りの回転慣性質量が増加することに応じて回転安定化制御の制御ゲインを増加させることによって、回転慣性質量の増加に起因する制御の追従性の悪化を防止し、エンジンの出力軸の回転速度を短時間で適切に収束させることができる。
これによれば、ロックアップクラッチを係合状態としたときに、エンジンの出力軸周りの回転慣性質量が増加することに応じて回転安定化制御の制御ゲインを増加させることによって、回転慣性質量の増加に起因する制御の追従性の悪化を防止し、エンジンの出力軸の回転速度を短時間で適切に収束させることができる。
請求項5に係る発明は、前記回転安定化手段は、複数の前記パラメータを制御して前記回転安定化制御を行い、前記ロックアップクラッチを前記開放状態から前記係合状態とする際に、各パラメータの前記制御ゲインをタイミングをずらして順次増加させることを特徴とする請求項4に記載のパワートレーン制御装置である。
これによれば、複数のパラメータに係る制御ゲインが同時に増加してエンジンのトルクが急変し、急激な回転速度変化が発生することを防止できる。
例えば、回転安定化手段がエンジンの吸入空気量及び点火時期をそれぞれ制御する場合には、吸入空気量に係る制御ゲインと点火時期に係る制御ゲインとを、時間間隔を設けて順次増加させる構成とすることができる。
これによれば、複数のパラメータに係る制御ゲインが同時に増加してエンジンのトルクが急変し、急激な回転速度変化が発生することを防止できる。
例えば、回転安定化手段がエンジンの吸入空気量及び点火時期をそれぞれ制御する場合には、吸入空気量に係る制御ゲインと点火時期に係る制御ゲインとを、時間間隔を設けて順次増加させる構成とすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、停車中におけるアイドル振動を抑制したパワートレーン制御装置を提供することができる。
本発明は、停車中におけるアイドル振動を抑制したパワートレーン制御装置を提供する課題を、Pレンジ、Nレンジ等の非走行用レンジ(駆動輪への動力伝達が行われないレンジ)で停車中に、エンジンのクランクシャフトの回転速度(回転数)にハンチングが発生した場合、あるいは、ハンチングの発生が懸念される運転領域である場合に、ロックアップクラッチを係合させて変速機の入力軸及びその付随部品をクランクシャフトとともに回転させ、クランクシャフトまわりの回転慣性質量を増加させることによって解決した。
以下、本発明を適用したパワートレーン制御装置の実施例1について説明する。
実施例1のパワートレーン制御装置は、エンジンを走行用動力源とする乗用車等の自動車に設けられ、エンジン及びその出力軸の回転を変速して駆動輪に伝達する変速機を有するパワートレーンを制御するものである。
図1は、実施例1のパワートレーン制御装置を有するパワートレーンの構成を模式的に示すブロック図である。
実施例1のパワートレーン制御装置は、エンジンを走行用動力源とする乗用車等の自動車に設けられ、エンジン及びその出力軸の回転を変速して駆動輪に伝達する変速機を有するパワートレーンを制御するものである。
図1は、実施例1のパワートレーン制御装置を有するパワートレーンの構成を模式的に示すブロック図である。
図1に示すように、エンジン10の図示しないクランクシャフト(出力軸)の回転出力が入力される動力伝達装置1は、トランスミッション100、リアディファレンシャル200、トランスミッション制御ユニット300等を有して構成されている。
エンジン10は、例えば4ストロークのガソリンエンジン等の内燃機関である。
エンジン10には、エンジン制御ユニット(ECU)20が接続される。
エンジン10の出力軸であるクランクシャフト11は、トルクコンバータ110及びロックアップクラッチ111に接続されている。
クランクシャフト11には、その角度位置を逐次検出するクランク角センサ12が設けられている。
クランク角センサ12の出力はエンジン制御ユニット20に伝達される。エンジン制御ユニット20は、クランク角センサ12の出力に基づいて、クランクシャフト11の回転速度を逐次演算する。
クランク角センサ12は、エンジン制御ユニット20と協働して、クランクシャフト11の回転速度変動を検出する回転速度変動検出手段として機能する。
エンジン10は、例えば4ストロークのガソリンエンジン等の内燃機関である。
エンジン10には、エンジン制御ユニット(ECU)20が接続される。
エンジン10の出力軸であるクランクシャフト11は、トルクコンバータ110及びロックアップクラッチ111に接続されている。
クランクシャフト11には、その角度位置を逐次検出するクランク角センサ12が設けられている。
クランク角センサ12の出力はエンジン制御ユニット20に伝達される。エンジン制御ユニット20は、クランク角センサ12の出力に基づいて、クランクシャフト11の回転速度を逐次演算する。
クランク角センサ12は、エンジン制御ユニット20と協働して、クランクシャフト11の回転速度変動を検出する回転速度変動検出手段として機能する。
エンジン制御ユニット20は、例えばCPU等の情報処理手段、RAMやROM等の記憶手段、入出力インターフェイス及びこれらを接続するバス等を有して構成されている。
エンジン制御ユニット20は、エンジン10の主機及び補器類を統括的に制御する。
エンジン制御ユニット20は、例えば、エンジン10の吸入空気量(スロットル開度)、燃料噴射量、燃料噴射時期、点火時期、EGR量、吸排気バルブタイミング、過給圧、タンブル生成バルブの開度等を制御し、エンジン10の出力調整を行うことが可能となっている。
エンジン制御ユニット20は、エンジン10の主機及び補器類を統括的に制御する。
エンジン制御ユニット20は、例えば、エンジン10の吸入空気量(スロットル開度)、燃料噴射量、燃料噴射時期、点火時期、EGR量、吸排気バルブタイミング、過給圧、タンブル生成バルブの開度等を制御し、エンジン10の出力調整を行うことが可能となっている。
また、エンジン制御ユニット20は、エンジン10の吸入空気量、クランクシャフトの回転速度(回転数)等の、エンジン10の現在の運転状態に関する各種情報を、エンジン10に設けられたセンサ類の出力を利用して取得可能となっている。
エンジン制御ユニット20は、エンジン10が所定のアイドル回転数(一例として600rpm程度)で実質的に無負荷運転されるアイドル状態である場合に、所定値以上のクランクシャフトの回転速度変動が発生した場合(ハンチング状態である場合)には、クランクシャフトの回転速度変動に応じてエンジン10の吸入空気量、点火時期を制御して回転速度変動を抑制する回転安定化制御を実行する。
エンジン制御ユニット20は、トランスミッション制御ユニット300と、例えば図示しないCAN通信システム等の車載LANを介して、あるいは、直接に接続され、各種通信を行うことが可能となっている。
エンジン制御ユニット20、トランスミッション制御ユニット300は、共働して本発明の実施例1であるパワートレーン制御装置を構成する。
また、エンジン制御ユニット20は、本発明にいう運転状態判別手段、回転安定化手段として機能する。
これらの機能については後に詳しく説明する。
エンジン制御ユニット20は、エンジン10が所定のアイドル回転数(一例として600rpm程度)で実質的に無負荷運転されるアイドル状態である場合に、所定値以上のクランクシャフトの回転速度変動が発生した場合(ハンチング状態である場合)には、クランクシャフトの回転速度変動に応じてエンジン10の吸入空気量、点火時期を制御して回転速度変動を抑制する回転安定化制御を実行する。
エンジン制御ユニット20は、トランスミッション制御ユニット300と、例えば図示しないCAN通信システム等の車載LANを介して、あるいは、直接に接続され、各種通信を行うことが可能となっている。
エンジン制御ユニット20、トランスミッション制御ユニット300は、共働して本発明の実施例1であるパワートレーン制御装置を構成する。
また、エンジン制御ユニット20は、本発明にいう運転状態判別手段、回転安定化手段として機能する。
これらの機能については後に詳しく説明する。
トランスミッション100は、エンジン10のエンジンブロックに締結されたトランスミッションケースの内部に、トルクコンバータ110、バリエータ120、前後進切替部130、AWDトランスファ140、フロントディファレンシャル150、オイルポンプ160、コントロールバルブ170、シフトポジションセンサ180等を収容したトランスアクスルとして構成されている。
トルクコンバータ110は、エンジン10のクランクシャフト11に接続されたインペラ、バリエータ120の入力軸に接続されたタービン及びこれらの間に配置されたステータ等を有する流体変速機である。
トルクコンバータ110は、トランスミッション100において、車速がゼロの状態から駆動力伝達を可能とするいわゆる発進デバイスとしても機能する。
トルクコンバータ110には、ロックアップクラッチ111が設けられている。
ロックアップクラッチ111は、伝達効率改善のため、所定のロックアップ条件を充足した場合にトルクコンバータ110のインペラとタービンとを直結する係合状態と、これらを切り離して相対回転を許容する開放状態とを切替可能な機械的締結手段である。
ロックアップクラッチ111には、エンジン10の出力軸とバリエータ120の入力軸との間の捩じり振動を抑制(制振)するダンパ112が設けられている。
ロックアップクラッチ111が係合状態にある場合には、エンジン10のクランクシャフトとバリエータ120の入力軸との相対回転は実質的に拘束される。
また、ロックアップクラッチ111は、車両の停車中に所定の条件を充足した場合に、アイドル振動低減のために係合状態とされる場合がある。
この点については、後に詳しく説明する。
トルクコンバータ110は、トランスミッション100において、車速がゼロの状態から駆動力伝達を可能とするいわゆる発進デバイスとしても機能する。
トルクコンバータ110には、ロックアップクラッチ111が設けられている。
ロックアップクラッチ111は、伝達効率改善のため、所定のロックアップ条件を充足した場合にトルクコンバータ110のインペラとタービンとを直結する係合状態と、これらを切り離して相対回転を許容する開放状態とを切替可能な機械的締結手段である。
ロックアップクラッチ111には、エンジン10の出力軸とバリエータ120の入力軸との間の捩じり振動を抑制(制振)するダンパ112が設けられている。
ロックアップクラッチ111が係合状態にある場合には、エンジン10のクランクシャフトとバリエータ120の入力軸との相対回転は実質的に拘束される。
また、ロックアップクラッチ111は、車両の停車中に所定の条件を充足した場合に、アイドル振動低減のために係合状態とされる場合がある。
この点については、後に詳しく説明する。
バリエータ120は、トルクコンバータ110からの入力を変速して前後進切替部130に伝達する変速機構部である。
実施例の場合には、例えば、バリエータ120は、チェーン式の無段変速機(CVT)となっている。
バリエータ120は、プライマリプーリ121、セカンダリプーリ122、チェーン123等を有する。
実施例の場合には、例えば、バリエータ120は、チェーン式の無段変速機(CVT)となっている。
バリエータ120は、プライマリプーリ121、セカンダリプーリ122、チェーン123等を有する。
プライマリプーリ121、セカンダリプーリ122は、バリエータ120の入力軸、出力軸にそれぞれ設けられ、チェーン123を挟持するシーブの間隔を変更することによって、チェーン123が巻き掛けられる実効径を無段階に変更可能となっている。
プライマリプーリ121は、入力軸121aを介してトルクコンバータ110及びロックアップクラッチ111に接続されている。
チェーン123は、プライマリプーリ121と、セカンダリプーリ122との間に巻き掛けられ、これらの間で動力の伝達を行うものである。
プライマリプーリ121は、入力軸121aを介してトルクコンバータ110及びロックアップクラッチ111に接続されている。
チェーン123は、プライマリプーリ121と、セカンダリプーリ122との間に巻き掛けられ、これらの間で動力の伝達を行うものである。
前後進切替部130は、例えばプラネタリギヤセット等を用いてバリエータ120の出力の正転、逆転を切り替えて、車両の前進、後退を切替可能とするものである。
また、前後進切替部130には、図示しない出力クラッチが組み込まれ、これを切断することによって、バリエータ120とAWDトランスファ140との間で動力伝達を行わないニュートラル状態とすることが可能となっている。
また、前後進切替部130には、図示しない出力クラッチが組み込まれ、これを切断することによって、バリエータ120とAWDトランスファ140との間で動力伝達を行わないニュートラル状態とすることが可能となっている。
AWDトランスファ140は、前後進切替部130の出力を、前輪側、後輪側へ所定のトルク配分で分配するとともに、旋回時の内輪差等に起因する前輪と後輪との回転速度差を吸収するものである。
AWDトランスファ140は、例えば、プラネタリギヤセットなどで構成されるセンターディファレンシャル及びその差動制限を行う油圧多板クラッチ(トランスファクラッチ)等を有して構成されている。
AWDトランスファ140は、例えば、プラネタリギヤセットなどで構成されるセンターディファレンシャル及びその差動制限を行う油圧多板クラッチ(トランスファクラッチ)等を有して構成されている。
フロントディファレンシャル150は、AWDトランスファ140の前輪側出力を最終減速するとともに、左右の前輪に接続されたドライブシャフトにそれぞれ伝達するものである。
フロントディファレンシャル150は、左右前輪の回転速度差を吸収する差動機構を備えている。
フロントディファレンシャル150は、左右前輪の回転速度差を吸収する差動機構を備えている。
オイルポンプ160は、トランスミッション100の作動油兼潤滑油であるオイル(ATF)を加圧して吐出するものである。
オイルポンプ160の発生油圧は、コントロールバルブ170を介してトランスミッション100内の各制御弁に供給され、変速制御、AWDトランスファクラッチ、ロックアップクラッチ111の締結力制御等に用いられる。
オイルポンプ160の発生油圧は、コントロールバルブ170を介してトランスミッション100内の各制御弁に供給され、変速制御、AWDトランスファクラッチ、ロックアップクラッチ111の締結力制御等に用いられる。
コントロールバルブ170は、トランスミッション制御ユニット300からの制御信号に応じて、油圧ポンプ160から供給される油圧を、トランスミッション100内の各制御弁に供給するソレノイドバルブである。
シフトポジションセンサ180は、コントロールバルブ170の状態を検出し、トランスミッション100において現在選択されているレンジを検出するものである。
シフトポジションセンサ180の出力は、トランスミッション制御ユニット300に伝達される。
シフトポジションセンサ180は、非走行レンジであることを検出する非走行レンジ検出手段として機能する。
シフトポジションセンサ180の出力は、トランスミッション制御ユニット300に伝達される。
シフトポジションセンサ180は、非走行レンジであることを検出する非走行レンジ検出手段として機能する。
リアディファレンシャル200は、AWDトランスファ140の後輪側出力を最終減速するとともに、左右の後輪に接続されたドライブシャフトにそれぞれ伝達するものである。
リアディファレンシャル200は、AWDトランスファ140の後輪側出力によって、プロペラシャフトを介して駆動される。
リアディファレンシャル200は、左右後輪の回転速度差を吸収する差動機構を備えている。
リアディファレンシャル200は、AWDトランスファ140の後輪側出力によって、プロペラシャフトを介して駆動される。
リアディファレンシャル200は、左右後輪の回転速度差を吸収する差動機構を備えている。
トランスミッション制御ユニット300は、コントロールバルブ170を介しトランスミッション100内の各種制御弁等を制御して、バリエータ120の変速制御、ロックアップクラッチ111のロックアップ制御、前後進切替部130の切替制御、AWDトランスファ140のトルク配分、締結力制御等を行うものである。
トランスミッション制御ユニット300は、例えばCPU等の情報処理手段、RAMやROM等の記憶手段、入出力インターフェイス及びこれらを接続するバス等を有して構成されている。
また、トランスミッション制御ユニット300は、本発明にいうロックアップ制御手段としても機能する。
これらの機能については、後に詳しく説明する。
トランスミッション制御ユニット300は、例えばCPU等の情報処理手段、RAMやROM等の記憶手段、入出力インターフェイス及びこれらを接続するバス等を有して構成されている。
また、トランスミッション制御ユニット300は、本発明にいうロックアップ制御手段としても機能する。
これらの機能については、後に詳しく説明する。
トランスミッション制御ユニット300は、例えば、トランスミッション100の状態を、以下のレンジ間で切り替えるレンジ切替機能を有する。
・D(ドライブ)レンジ:前進走行用のレンジであって、バリエータ120の変速制御を伴う。
・R(リバース)レンジ:後退走行用のレンジであって、バリエータ120は最大減速比に固定される。
・N(ニュートラル)レンジ:非走行用のレンジであって、駆動輪への動力伝達は行われず、駆動輪は自由に回転可能な状態となる。
・P(パーキングレンジ):非走行用のレンジであって、駆動輪への動力伝達は行われず、駆動輪は図示しないパーキングロック機構によって機械的にロックされた状態となる。
・D(ドライブ)レンジ:前進走行用のレンジであって、バリエータ120の変速制御を伴う。
・R(リバース)レンジ:後退走行用のレンジであって、バリエータ120は最大減速比に固定される。
・N(ニュートラル)レンジ:非走行用のレンジであって、駆動輪への動力伝達は行われず、駆動輪は自由に回転可能な状態となる。
・P(パーキングレンジ):非走行用のレンジであって、駆動輪への動力伝達は行われず、駆動輪は図示しないパーキングロック機構によって機械的にロックされた状態となる。
これらのレンジ間の切替は、例えばドライバによるレンジ選択操作や、トランスミッション制御ユニット300によるレンジ自動切替制御に応じて、トランスミッション制御ユニット300からコントロールバルブ170に対して指令を与え、油圧回路を切り替えることによって行われる。
例えば、アダプティブクルーズコントロール制御や、自動運転制御によって、車両が自動的に停車した場合には、トランスミッション制御ユニット300は、自動的にNレンジに切替を行う場合がある。
例えば、アダプティブクルーズコントロール制御や、自動運転制御によって、車両が自動的に停車した場合には、トランスミッション制御ユニット300は、自動的にNレンジに切替を行う場合がある。
次に、実施例1のパワートレーン制御装置における停車時のアイドル振動低減制御について説明する。
図2は、実施例1のパワートレーン制御装置におけるアイドル振動低減制御を示すフローチャートである。
以下、ステップ毎に順を追って説明する。
図2は、実施例1のパワートレーン制御装置におけるアイドル振動低減制御を示すフローチャートである。
以下、ステップ毎に順を追って説明する。
<ステップS11:走行ロックアップ領域判断>
トランスミッション制御ユニット300は、車両が走行中でありかつ所定のロックアップ条件を充足し、ロックアップクラッチ111が係合状態とされているか否かを判別する。
このような走行中におけるロックアップクラッチ111の係合は、例えば、車速が一例として15km/h以上でありかつトルクコンバータ110によるトルク増幅効果が必要ない低負荷状態である場合に行われる。
ロックアップクラッチ111が係合状態である場合は一連の処理を終了(リターン)し、係合状態でない場合はステップS12に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、車両が走行中でありかつ所定のロックアップ条件を充足し、ロックアップクラッチ111が係合状態とされているか否かを判別する。
このような走行中におけるロックアップクラッチ111の係合は、例えば、車速が一例として15km/h以上でありかつトルクコンバータ110によるトルク増幅効果が必要ない低負荷状態である場合に行われる。
ロックアップクラッチ111が係合状態である場合は一連の処理を終了(リターン)し、係合状態でない場合はステップS12に進む。
<ステップS12:停車中判断>
エンジン制御ユニット20は、図示しない車速センサの出力に基づいて車両の走行速度(車速)を検出し、車速が実質的にゼロの状態が所定時間継続した場合、停車中であるものとしてステップS13に進む。
それ以外の場合はステップS19に進む。
エンジン制御ユニット20は、図示しない車速センサの出力に基づいて車両の走行速度(車速)を検出し、車速が実質的にゼロの状態が所定時間継続した場合、停車中であるものとしてステップS13に進む。
それ以外の場合はステップS19に進む。
<ステップS13:アイドル中判断>
エンジン制御ユニット20は、ドライバのアクセル操作等に基づくドライバ要求トルクが実質的にゼロであるアイドル状態であるか否かを判別する。
アイドル状態においては、エンジン10のトルク、負荷は、エンジン10及びその補機類のフリクションに相当するトルクと実質的に釣り合うようになっている。
アイドル状態である場合はステップS14に進み、それ以外の場合はステップS19に進む。
エンジン制御ユニット20は、ドライバのアクセル操作等に基づくドライバ要求トルクが実質的にゼロであるアイドル状態であるか否かを判別する。
アイドル状態においては、エンジン10のトルク、負荷は、エンジン10及びその補機類のフリクションに相当するトルクと実質的に釣り合うようになっている。
アイドル状態である場合はステップS14に進み、それ以外の場合はステップS19に進む。
<ステップS14:Pレンジ判断>
トランスミッション制御ユニット300は、トランスミッション100において現在選択されているレンジがPレンジであるか否かを判別する。
Pレンジが選択されている場合はステップS17に進み、その他の場合はステップS15に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、トランスミッション100において現在選択されているレンジがPレンジであるか否かを判別する。
Pレンジが選択されている場合はステップS17に進み、その他の場合はステップS15に進む。
<ステップS15:Nレンジ判断>
トランスミッション制御ユニット300は、トランスミッション100において現在選択されているレンジがNレンジであるか否かを判別する。
Nレンジが選択されている場合はステップS17に進み、その他の場合はステップS16に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、トランスミッション100において現在選択されているレンジがNレンジであるか否かを判別する。
Nレンジが選択されている場合はステップS17に進み、その他の場合はステップS16に進む。
<ステップS16:自動Nレンジ判断>
トランスミッション制御ユニット300は、自身による制御によって、トランスミッション100においてNレンジの自動選択が行われているか否かを判別する。
Nレンジの自動選択が行われている場合はステップS17に進み、その他の場合はステップS20に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、自身による制御によって、トランスミッション100においてNレンジの自動選択が行われているか否かを判別する。
Nレンジの自動選択が行われている場合はステップS17に進み、その他の場合はステップS20に進む。
<ステップS17:ハンチング発生判断>
エンジン制御ユニット20は、エンジン10のクランクシャフトにおいて、所定の判定値以上の回転速度偏差を伴う回転速度変動が、所定期間にわたって継続的に発生している場合には、ロックアップクラッチ111の係合制御が必要となる回転速度変動(いわゆるハンチング)が発生しているものとして、ステップS18に進む。
それ以外の場合は、ステップS19に進む。
エンジン制御ユニット20は、エンジン10のクランクシャフトにおいて、所定の判定値以上の回転速度偏差を伴う回転速度変動が、所定期間にわたって継続的に発生している場合には、ロックアップクラッチ111の係合制御が必要となる回転速度変動(いわゆるハンチング)が発生しているものとして、ステップS18に進む。
それ以外の場合は、ステップS19に進む。
<ステップS18:ロックアップクラッチ係合>
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を係合させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を係合させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
<ステップS19:ロックアップクラッチ開放>
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を開放させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を開放させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
<ステップS20:ロックアップクラッチ開放>
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を開放させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を開放させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
以上説明したように、実施例1によれば、車両が停車中であり、かつ、Pレンジ又はNレンジが選択されている場合に、クランクシャフト回転速度のハンチング発生に応じてロックアップクラッチ111を係合させ、クランクシャフト回りの回転慣性質量を増加させることによって、エンジン10のクランクシャフトの回転速度変動の収束性を向上させることができる。
このため、車両軽量化や燃費向上のためにトルクコンバータ110の重量や回転慣性質量を低減した場合であっても、アイドル振動を効果的に低減することができる。
このため、車両軽量化や燃費向上のためにトルクコンバータ110の重量や回転慣性質量を低減した場合であっても、アイドル振動を効果的に低減することができる。
次に、本発明を適用したパワートレーン制御装置の実施例2について説明する。
以下説明する各実施例において、従前の実施例と実質的に共通する箇所については同じ符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
図3は、実施例2のパワートレーン制御装置におけるアイドル振動低減制御を示すフローチャートである。
以下、ステップ毎に順を追って説明する。
以下説明する各実施例において、従前の実施例と実質的に共通する箇所については同じ符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
図3は、実施例2のパワートレーン制御装置におけるアイドル振動低減制御を示すフローチャートである。
以下、ステップ毎に順を追って説明する。
<ステップS21:走行ロックアップ領域判断>
トランスミッション制御ユニット300は、車両が走行中でありかつ所定のロックアップ条件を充足し、ロックアップクラッチ111が係合状態とされているか否かを判別する。
ロックアップクラッチ111が係合状態である場合は一連の処理を終了(リターン)し、係合状態でない場合はステップS22に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、車両が走行中でありかつ所定のロックアップ条件を充足し、ロックアップクラッチ111が係合状態とされているか否かを判別する。
ロックアップクラッチ111が係合状態である場合は一連の処理を終了(リターン)し、係合状態でない場合はステップS22に進む。
<ステップS22:停車中判断>
エンジン制御ユニット20は、図示しない車速センサの出力に基づいて車両の走行速度(車速)を検出し、車速が実質的にゼロの状態が所定時間継続した場合、停車中であるものとしてステップS23に進む。
それ以外の場合はステップS29に進む。
エンジン制御ユニット20は、図示しない車速センサの出力に基づいて車両の走行速度(車速)を検出し、車速が実質的にゼロの状態が所定時間継続した場合、停車中であるものとしてステップS23に進む。
それ以外の場合はステップS29に進む。
<ステップS23:アイドル中判断>
エンジン制御ユニット20は、ドライバのアクセル操作等に基づくドライバ要求トルクが実質的にゼロであるアイドル状態(無負荷状態)であるか否かを判別する。
アイドル状態である場合はステップS24に進み、それ以外の場合はステップS29に進む。
エンジン制御ユニット20は、ドライバのアクセル操作等に基づくドライバ要求トルクが実質的にゼロであるアイドル状態(無負荷状態)であるか否かを判別する。
アイドル状態である場合はステップS24に進み、それ以外の場合はステップS29に進む。
<ステップS24:Pレンジ判断>
トランスミッション制御ユニット300は、トランスミッション100において現在選択されているレンジがPレンジであるか否かを判別する。
Pレンジが選択されている場合はステップS27に進み、その他の場合はステップS25に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、トランスミッション100において現在選択されているレンジがPレンジであるか否かを判別する。
Pレンジが選択されている場合はステップS27に進み、その他の場合はステップS25に進む。
<ステップS25:Nレンジ判断>
トランスミッション制御ユニット300は、トランスミッション100において現在選択されているレンジがNレンジであるか否かを判別する。
Nレンジが選択されている場合はステップS27に進み、その他の場合はステップS26に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、トランスミッション100において現在選択されているレンジがNレンジであるか否かを判別する。
Nレンジが選択されている場合はステップS27に進み、その他の場合はステップS26に進む。
<ステップS26:自動Nレンジ判断>
トランスミッション制御ユニット300は、自身による制御によって、トランスミッション100においてNレンジの自動選択が行われているか否かを判別する。
Nレンジの自動選択が行われている場合はステップS27に進み、その他の場合はステップS30に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、自身による制御によって、トランスミッション100においてNレンジの自動選択が行われているか否かを判別する。
Nレンジの自動選択が行われている場合はステップS27に進み、その他の場合はステップS30に進む。
<ステップS27:ハンチング発生領域判断>
エンジン制御ユニット20は、現在のエンジン10の運転状態が、クランクシャフトにおいてハンチングの発生リスクが高いハンチング発生領域に含まれるか(エンジンの出力軸の回転速度変動が増大しやすい運転状態であるか)判別する。
例えば、エンジン10のクランクシャフト回転速度(回転数)と吸入空気量、あるいは、回転数と燃料噴射量等の関係で予めマップを準備し、現在の運転状態がハンチング発生領域であるか否かを判別する構成とすることができる。
このようなマップは事前に実験的に、あるいは、シミュレーション結果を用いて、作成することができる。
ここで、吸入空気量、燃料噴射量は、エンジン10の現在の負荷を示すパラメータとして利用している。
現在のエンジン10の運転状態がハンチング発生領域に含まれる場合はステップS28に進み、それ以外の場合は、ステップS29に進む。
エンジン制御ユニット20は、現在のエンジン10の運転状態が、クランクシャフトにおいてハンチングの発生リスクが高いハンチング発生領域に含まれるか(エンジンの出力軸の回転速度変動が増大しやすい運転状態であるか)判別する。
例えば、エンジン10のクランクシャフト回転速度(回転数)と吸入空気量、あるいは、回転数と燃料噴射量等の関係で予めマップを準備し、現在の運転状態がハンチング発生領域であるか否かを判別する構成とすることができる。
このようなマップは事前に実験的に、あるいは、シミュレーション結果を用いて、作成することができる。
ここで、吸入空気量、燃料噴射量は、エンジン10の現在の負荷を示すパラメータとして利用している。
現在のエンジン10の運転状態がハンチング発生領域に含まれる場合はステップS28に進み、それ以外の場合は、ステップS29に進む。
<ステップS28:ロックアップクラッチ係合>
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を係合させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を係合させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
<ステップS29:ロックアップクラッチ開放>
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を開放させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を開放させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
<ステップS30:ロックアップクラッチ開放>
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を開放させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を開放させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
以上説明した実施例2によれば、エンジン10のクランクシャフトのハンチングが発生しやすいことが既知である運転状態である場合に、ロックアップクラッチ111を係合させてエンジン10のクランクシャフト周りの回転慣性質量を増加させ、エンジン10のクランクシャフトの回転速度変動が悪化することを予防できる。
次に、本発明を適用したパワートレーン制御装置の実施例3について説明する。
図4は、実施例3のパワートレーン制御装置におけるアイドル振動低減制御を示すフローチャートである。
以下、ステップ毎に順を追って説明する。
図4は、実施例3のパワートレーン制御装置におけるアイドル振動低減制御を示すフローチャートである。
以下、ステップ毎に順を追って説明する。
<ステップS31:走行ロックアップ領域判断>
トランスミッション制御ユニット300は、車両が走行中でありかつ所定のロックアップ条件を充足し、ロックアップクラッチ111が係合状態とされているか否かを判別する。
ロックアップクラッチ111が係合状態である場合は一連の処理を終了(リターン)し、係合状態でない場合はステップS32に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、車両が走行中でありかつ所定のロックアップ条件を充足し、ロックアップクラッチ111が係合状態とされているか否かを判別する。
ロックアップクラッチ111が係合状態である場合は一連の処理を終了(リターン)し、係合状態でない場合はステップS32に進む。
<ステップS32:停車中判断>
エンジン制御ユニット20は、図示しない車速センサの出力に基づいて車両の走行速度(車速)を検出し、車速が実質的にゼロの状態が所定時間継続した場合、停車中であるものとしてステップS33に進む。
それ以外の場合はステップS40に進む。
エンジン制御ユニット20は、図示しない車速センサの出力に基づいて車両の走行速度(車速)を検出し、車速が実質的にゼロの状態が所定時間継続した場合、停車中であるものとしてステップS33に進む。
それ以外の場合はステップS40に進む。
<ステップS33:アイドル中判断>
エンジン制御ユニット20は、ドライバのアクセル操作等に基づくドライバ要求トルクが実質的にゼロであるアイドル状態(無負荷状態)であるか否かを判別する。
アイドル状態である場合はステップS34に進み、それ以外の場合はステップS40に進む。
エンジン制御ユニット20は、ドライバのアクセル操作等に基づくドライバ要求トルクが実質的にゼロであるアイドル状態(無負荷状態)であるか否かを判別する。
アイドル状態である場合はステップS34に進み、それ以外の場合はステップS40に進む。
<ステップS34:Pレンジ判断>
トランスミッション制御ユニット300は、トランスミッション100において現在選択されているレンジがPレンジであるか否かを判別する。
Pレンジが選択されている場合はステップS37に進み、その他の場合はステップS35に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、トランスミッション100において現在選択されているレンジがPレンジであるか否かを判別する。
Pレンジが選択されている場合はステップS37に進み、その他の場合はステップS35に進む。
<ステップS35:Nレンジ判断>
トランスミッション制御ユニット300は、トランスミッション100において現在選択されているレンジがNレンジであるか否かを判別する。
Nレンジが選択されている場合はステップS37に進み、その他の場合はステップS36に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、トランスミッション100において現在選択されているレンジがNレンジであるか否かを判別する。
Nレンジが選択されている場合はステップS37に進み、その他の場合はステップS36に進む。
<ステップS36:自動Nレンジ判断>
トランスミッション制御ユニット300は、自身による制御によって、トランスミッション100においてNレンジの自動選択が行われているか否かを判別する。
Nレンジの自動選択が行われている場合はステップS37に進み、その他の場合はステップS41に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、自身による制御によって、トランスミッション100においてNレンジの自動選択が行われているか否かを判別する。
Nレンジの自動選択が行われている場合はステップS37に進み、その他の場合はステップS41に進む。
<ステップS37:ハンチング発生判断>
エンジン制御ユニット20は、エンジン10のクランクシャフトにおいて、所定以上の回転速度変動が、所定期間にわたって継続的に発生している場合には、所定以上の回転速度変動(いわゆるハンチング)が発生しているものとしてステップS39に進む。
それ以外の場合は、ステップS38に進む。
エンジン制御ユニット20は、エンジン10のクランクシャフトにおいて、所定以上の回転速度変動が、所定期間にわたって継続的に発生している場合には、所定以上の回転速度変動(いわゆるハンチング)が発生しているものとしてステップS39に進む。
それ以外の場合は、ステップS38に進む。
<ステップS38:ハンチング発生領域判断>
エンジン制御ユニット20は、現在のエンジン10の運転状態が、クランクシャフトにおいてハンチングの発生リスクが高いハンチング発生領域に含まれるか判別する。
現在のエンジン10の運転状態がハンチング発生領域に含まれる場合はステップS39に進み、それ以外の場合は、ステップS40に進む。
エンジン制御ユニット20は、現在のエンジン10の運転状態が、クランクシャフトにおいてハンチングの発生リスクが高いハンチング発生領域に含まれるか判別する。
現在のエンジン10の運転状態がハンチング発生領域に含まれる場合はステップS39に進み、それ以外の場合は、ステップS40に進む。
<ステップS39:ロックアップクラッチ係合>
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を係合させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を係合させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
<ステップS40:ロックアップクラッチ開放>
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を開放させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を開放させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
<ステップS41:ロックアップクラッチ開放>
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を開放させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を開放させる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
以上説明した実施例3によれば、上述した実施例1の効果と実質的に同様な効果に加え、ハンチングが発生してはいないがハンチングが発生する可能性のある運転状態である場合に、ロックアップクラッチ111を係合させることにより、エンジン10のクランクシャフトの回転速度変動が悪化することを予防できる。
次に、本発明を適用したパワートレーン制御装置の実施例4について説明する。
図5は、実施例4のパワートレーン制御装置におけるアイドル振動低減制御を示すフローチャートである。
以下、ステップ毎に順を追って説明する。
図5は、実施例4のパワートレーン制御装置におけるアイドル振動低減制御を示すフローチャートである。
以下、ステップ毎に順を追って説明する。
<ステップS51:走行ロックアップ領域判断>
トランスミッション制御ユニット300は、車両が走行中でありかつ所定のロックアップ条件を充足し、ロックアップクラッチ111が係合状態とされているか否かを判別する。
ロックアップクラッチ111が係合状態である場合は一連の処理を終了(リターン)し、係合状態でない場合はステップS52に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、車両が走行中でありかつ所定のロックアップ条件を充足し、ロックアップクラッチ111が係合状態とされているか否かを判別する。
ロックアップクラッチ111が係合状態である場合は一連の処理を終了(リターン)し、係合状態でない場合はステップS52に進む。
<ステップS52:停車中判断>
エンジン制御ユニット20は、図示しない車速センサの出力に基づいて車両の走行速度(車速)を検出し、車速が実質的にゼロの状態が所定時間継続した場合、停車中であるものとしてステップS53に進む。
それ以外の場合はステップS61に進む。
エンジン制御ユニット20は、図示しない車速センサの出力に基づいて車両の走行速度(車速)を検出し、車速が実質的にゼロの状態が所定時間継続した場合、停車中であるものとしてステップS53に進む。
それ以外の場合はステップS61に進む。
<ステップS53:アイドル中判断>
エンジン制御ユニット20は、ドライバのアクセル操作等に基づくドライバ要求トルクが実質的にゼロであるアイドル状態(無負荷状態)であるか否かを判別する。
アイドル状態である場合はステップS54に進み、それ以外の場合はステップS61に進む。
エンジン制御ユニット20は、ドライバのアクセル操作等に基づくドライバ要求トルクが実質的にゼロであるアイドル状態(無負荷状態)であるか否かを判別する。
アイドル状態である場合はステップS54に進み、それ以外の場合はステップS61に進む。
<ステップS54:Pレンジ判断>
トランスミッション制御ユニット300は、トランスミッション100において現在選択されているレンジがPレンジであるか否かを判別する。
Pレンジが選択されている場合はステップS57に進み、その他の場合はステップS55に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、トランスミッション100において現在選択されているレンジがPレンジであるか否かを判別する。
Pレンジが選択されている場合はステップS57に進み、その他の場合はステップS55に進む。
<ステップS55:Nレンジ判断>
トランスミッション制御ユニット300は、トランスミッション100において現在選択されているレンジがNレンジであるか否かを判別する。
Nレンジが選択されている場合はステップS57に進み、その他の場合はステップS56に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、トランスミッション100において現在選択されているレンジがNレンジであるか否かを判別する。
Nレンジが選択されている場合はステップS57に進み、その他の場合はステップS56に進む。
<ステップS56:自動Nレンジ判断>
トランスミッション制御ユニット300は、自身による制御によって、トランスミッション100においてNレンジの自動選択が行われているか否かを判別する。
Nレンジの自動選択が行われている場合はステップS57に進み、その他の場合はステップS63に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、自身による制御によって、トランスミッション100においてNレンジの自動選択が行われているか否かを判別する。
Nレンジの自動選択が行われている場合はステップS57に進み、その他の場合はステップS63に進む。
<ステップS57:ハンチング発生判断>
エンジン制御ユニット20は、エンジン10のクランクシャフトにおいて、所定以上の回転速度変動が、所定期間にわたって継続的に発生している場合には、所定以上の回転速度変動(いわゆるハンチング)が発生しているものとしてステップS59に進む。
それ以外の場合は、ステップS58に進む。
エンジン制御ユニット20は、エンジン10のクランクシャフトにおいて、所定以上の回転速度変動が、所定期間にわたって継続的に発生している場合には、所定以上の回転速度変動(いわゆるハンチング)が発生しているものとしてステップS59に進む。
それ以外の場合は、ステップS58に進む。
<ステップS58:ハンチング発生領域判断>
エンジン制御ユニット20は、現在のエンジン10の運転状態が、クランクシャフトにおいてハンチングの発生リスクが高いハンチング発生領域に含まれるか判別する。
現在のエンジン10の運転状態がハンチング発生領域に含まれる場合はステップS59に進み、それ以外の場合は、ステップS61に進む。
エンジン制御ユニット20は、現在のエンジン10の運転状態が、クランクシャフトにおいてハンチングの発生リスクが高いハンチング発生領域に含まれるか判別する。
現在のエンジン10の運転状態がハンチング発生領域に含まれる場合はステップS59に進み、それ以外の場合は、ステップS61に進む。
<ステップS59:ロックアップクラッチ係合>
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を係合させる。
その後、ステップS60に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を係合させる。
その後、ステップS60に進む。
<ステップS60:ロックアップクラッチ係合時用制御ゲイン設定>
エンジン制御ユニット20は、回転安定化制御におけるエンジン10の吸入空気量、点火時期の制御ゲインを、ロックアップクラッチ開放時のものよりも増加したロックアップクラッチ係合時制御ゲインに設定する。
ここで、ロックアップクラッチ開放時制御ゲインからロックアップクラッチ係合時制御ゲインへの切替を行う場合には、エンジン10のトルクが急変して回転速度変動が発生することを防ぐため、吸入空気量に係る制御ゲインと、点火時期に係る制御ゲインとを、所定の時間間隔を設けて順次変更する。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
エンジン制御ユニット20は、回転安定化制御におけるエンジン10の吸入空気量、点火時期の制御ゲインを、ロックアップクラッチ開放時のものよりも増加したロックアップクラッチ係合時制御ゲインに設定する。
ここで、ロックアップクラッチ開放時制御ゲインからロックアップクラッチ係合時制御ゲインへの切替を行う場合には、エンジン10のトルクが急変して回転速度変動が発生することを防ぐため、吸入空気量に係る制御ゲインと、点火時期に係る制御ゲインとを、所定の時間間隔を設けて順次変更する。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
<ステップS61:ロックアップクラッチ開放>
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を開放させる。
その後、ステップS62に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を開放させる。
その後、ステップS62に進む。
<ステップS62:ロックアップクラッチ開放時用制御ゲイン設定>
エンジン制御ユニット20は、回転安定化制御におけるエンジン10の吸入空気量、点火時期の制御ゲインを、ロックアップクラッチ係合時のものよりも減少したロックアップクラッチ開放時制御ゲインに設定する。
ここで、ロックアップクラッチ係合時制御ゲインからロックアップクラッチ開放時制御ゲインへの切替を行う場合には、エンジン10のトルクが急変して回転速度変動が発生することを防ぐため、吸入空気量に係る制御ゲインと、点火時期に係る制御ゲインとを、所定の時間間隔を設けて順次変更する。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
エンジン制御ユニット20は、回転安定化制御におけるエンジン10の吸入空気量、点火時期の制御ゲインを、ロックアップクラッチ係合時のものよりも減少したロックアップクラッチ開放時制御ゲインに設定する。
ここで、ロックアップクラッチ係合時制御ゲインからロックアップクラッチ開放時制御ゲインへの切替を行う場合には、エンジン10のトルクが急変して回転速度変動が発生することを防ぐため、吸入空気量に係る制御ゲインと、点火時期に係る制御ゲインとを、所定の時間間隔を設けて順次変更する。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
<ステップS63:ロックアップクラッチ開放>
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を開放させる。
その後、ステップS64に進む。
トランスミッション制御ユニット300は、ロックアップクラッチ111を開放させる。
その後、ステップS64に進む。
<ステップS64:ロックアップクラッチ開放時用制御ゲイン設定>
エンジン制御ユニット20は、回転安定化制御におけるエンジン10の吸入空気量、点火時期の制御ゲインを、ロックアップクラッチ係合時のものよりも減少したロックアップクラッチ開放時制御ゲインに設定する。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
エンジン制御ユニット20は、回転安定化制御におけるエンジン10の吸入空気量、点火時期の制御ゲインを、ロックアップクラッチ係合時のものよりも減少したロックアップクラッチ開放時制御ゲインに設定する。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
以上説明した実施例4によれば、上述した実施例1,3の効果と実質的に同様の効果に加えて、ロックアップクラッチ111を係合してクランクシャフト周りの回転慣性質量が増加した場合に、回転安定化制御の制御ゲインを増加させることによって、回転慣性質量の増加に起因する制御の追従性の悪化を防止し、エンジンの出力軸の回転速度を短時間で適切に収束させることができる。
また、複数の制御ゲインを順次切り替えることによって、複数のパラメータに係る制御ゲインが同時に増加してエンジン10のトルク、クランクシャフトの回転速度が急変することを防止できる。
また、複数の制御ゲインを順次切り替えることによって、複数のパラメータに係る制御ゲインが同時に増加してエンジン10のトルク、クランクシャフトの回転速度が急変することを防止できる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)パワートレーン制御装置及びパワートレーンの構成は、各実施例の構成に限らず適宜変更することができる。
例えば、各実施例においてはエンジンは一例としてガソリンエンジンであったが、ディーゼルエンジンやその他の内燃機関であってもよい。また、エンジン以外にモータジェネレータを有するハイブリッドシステムであってもよい。
(2)実施例において、変速機は一例としてチェーン式CVTであったが、変速機構部の構成はこれに限らず、例えばベルト式CVT、トロイダルCVT、プラネタリギヤセットを用いたステップAT等であってもよい。
(3)ロックアップクラッチの係合が必要な回転変動状態を判別する手法は、各実施例の構成に限らず、適宜変更することが可能である。また、ハンチング発生領域を判別する手法も特に限定されない。
また、非走行レンジであることを検出する非走行レンジ検出手段としては、ドライバによって操作されるシフトレバーのポジションを検出するセンサを用いてもよいし、トランスミッション制御ユニット300から出力されているシフトポジションの指示値を参照するように構成してもよい。
(4)実施例2においては、エンジンの回転数及び負荷に基づいて回転数のハンチングが発生しやすい運転状態を判別しているが、これに限らず、他のパラメータに基づいて判別してもよい。また、回転数及び負荷に、他のパラメータを加味して判別してもよい。
例えば、タンブル生成バルブの開度、給排気バルブのバルブタイミング、EGR量、エンジンの冷却水温等をハンチングが発生しやすい運転状態の判別に利用してもよい。
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)パワートレーン制御装置及びパワートレーンの構成は、各実施例の構成に限らず適宜変更することができる。
例えば、各実施例においてはエンジンは一例としてガソリンエンジンであったが、ディーゼルエンジンやその他の内燃機関であってもよい。また、エンジン以外にモータジェネレータを有するハイブリッドシステムであってもよい。
(2)実施例において、変速機は一例としてチェーン式CVTであったが、変速機構部の構成はこれに限らず、例えばベルト式CVT、トロイダルCVT、プラネタリギヤセットを用いたステップAT等であってもよい。
(3)ロックアップクラッチの係合が必要な回転変動状態を判別する手法は、各実施例の構成に限らず、適宜変更することが可能である。また、ハンチング発生領域を判別する手法も特に限定されない。
また、非走行レンジであることを検出する非走行レンジ検出手段としては、ドライバによって操作されるシフトレバーのポジションを検出するセンサを用いてもよいし、トランスミッション制御ユニット300から出力されているシフトポジションの指示値を参照するように構成してもよい。
(4)実施例2においては、エンジンの回転数及び負荷に基づいて回転数のハンチングが発生しやすい運転状態を判別しているが、これに限らず、他のパラメータに基づいて判別してもよい。また、回転数及び負荷に、他のパラメータを加味して判別してもよい。
例えば、タンブル生成バルブの開度、給排気バルブのバルブタイミング、EGR量、エンジンの冷却水温等をハンチングが発生しやすい運転状態の判別に利用してもよい。
1 動力伝達装置
10 エンジン 11 クランクシャフト
12 クランク角センサ
20 エンジン制御ユニット
100 トランスミッション 110 トルクコンバータ
111 ロックアップクラッチ 112 ダンパ
120 バリエータ 121 プライマリプーリ
121a 入力軸
122 セカンダリプーリ 123 チェーン
130 前後進切替部 140 AWDトランスファ
150 フロントディファレンシャル 160 オイルポンプ
170 コントロールバルブ 180 シフトポジションセンサ
200 リアディファレンシャル
300 トランスミッション制御ユニット
10 エンジン 11 クランクシャフト
12 クランク角センサ
20 エンジン制御ユニット
100 トランスミッション 110 トルクコンバータ
111 ロックアップクラッチ 112 ダンパ
120 バリエータ 121 プライマリプーリ
121a 入力軸
122 セカンダリプーリ 123 チェーン
130 前後進切替部 140 AWDトランスファ
150 フロントディファレンシャル 160 オイルポンプ
170 コントロールバルブ 180 シフトポジションセンサ
200 リアディファレンシャル
300 トランスミッション制御ユニット
Claims (5)
- エンジンと、
前記エンジンの出力軸の回転を変速する変速機と、
前記エンジンの出力軸と前記変速機の入力軸との相対回転を拘束する係合状態と前記相対回転を許容する開放状態とを切替可能なロックアップクラッチと
を備えるパワートレーンを制御するパワートレーン制御装置であって、
前記エンジンの出力軸の回転速度変動を検出する回転速度変動検出手段と、
前記変速機が非走行レンジにあることを検出する非走行レンジ検出手段と、
前記回転速度変動が所定の判定値以上でありかつ前記変速機が非走行レンジである場合に前記ロックアップクラッチを前記係合状態とするロックアップ制御手段と
を備えることを特徴とするパワートレーン制御装置。 - エンジンと、
前記エンジンの出力軸の回転を変速する変速機と、
前記エンジンの出力軸と前記変速機の入力軸との相対回転を拘束する係合状態と前記相対回転を許容する開放状態とを切替可能なロックアップクラッチと
を備えるパワートレーンを制御するパワートレーン制御装置であって、
前記エンジンの運転状態が前記エンジンの出力軸の回転速度変動が増大しやすい運転状態を判別する運転状態判別手段と、
前記変速機が非走行レンジにあることを検出する非走行レンジ検出手段と、
前記運転状態判別手段が回転速度変動が増大しやすい運転状態であると判定しかつ前記変速機が非走行レンジである場合に前記ロックアップクラッチを前記係合状態とするロックアップ制御手段と
を備えることを特徴とするパワートレーン制御装置。 - 前記運転状態判別手段は、前記エンジンの負荷及び出力軸の回転速度に基づいて、前記エンジンが回転速度変動が増大しやすい運転状態にあるかを判別すること
を特徴とする請求項2に記載のパワートレーン制御装置。 - 前記エンジンの出力軸の回転速度変動に応じて前記エンジンの出力に相関するパラメータを制御して前記エンジンの出力軸の回転速度変動を抑制する回転安定化制御を行う回転安定化手段を備え、
前記回転安定化手段は、前記ロックアップ制御手段が前記ロックアップクラッチを前記開放状態から前記係合状態とする際に前記回転安定化制御における制御ゲインを増加させること
を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のパワートレーン制御装置。 - 前記回転安定化手段は、複数の前記パラメータを制御して前記回転安定化制御を行い、前記ロックアップクラッチを前記開放状態から前記係合状態とする際に、各パラメータの前記制御ゲインをタイミングをずらして順次増加させること
を特徴とする請求項4に記載のパワートレーン制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016049602A JP2017166509A (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | パワートレーン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016049602A JP2017166509A (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | パワートレーン制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017166509A true JP2017166509A (ja) | 2017-09-21 |
Family
ID=59912949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016049602A Pending JP2017166509A (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | パワートレーン制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2017166509A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10672207B2 (en) | 2017-01-20 | 2020-06-02 | Polaris Industries Inc. | Diagnostic systems and methods of a continuously variable transmission |
-
2016
- 2016-03-14 JP JP2016049602A patent/JP2017166509A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10672207B2 (en) | 2017-01-20 | 2020-06-02 | Polaris Industries Inc. | Diagnostic systems and methods of a continuously variable transmission |
| US11430272B2 (en) | 2017-01-20 | 2022-08-30 | Polaris Industries Inc. | Diagnostic systems and methods of a continuously variable transmission |
| US12118835B2 (en) | 2017-01-20 | 2024-10-15 | Polaris Industries Inc. | Diagnostic systems and methods of a continuously variable transmission |
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