JP2017167472A - 画像形成装置 - Google Patents

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Junichi Ishibashi
準一 石橋
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智 田中
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Chihiro Hagiwara
千尋 萩原
啓二 實方
Keiji Jitsukata
啓二 實方
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Nobuyuki Mitsui
伸志 三井
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Abstract

【課題】トナーを交換して用いる画像形成装置において、トナー像が形成されない部分にトナーが付着するとの画質の低下が生じているか否かを検知することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置10は、複数種類のトナーから選択されたトナーが収納されている収納容器600が装着される装着部500と、収納容器600から現像装置200にトナーを搬送する搬送装置550と、かぶりの濃度を検知するかぶりセンサ800と、制御部700とを有し、制御部700は、収納容器600が交換された後に搬送装置550が現像装置200へと搬送したトナーの量が予め定めされた第一の量よりも多く予め定められた第二の量よりも少ない場合に、かぶりセンサ800にトナー濃度を検知させる。【選択図】図7

Description

本発明は画像形成装置に関する。
特許文献1には、特性の異なるトナーをそれぞれ別々に収容する少なくとも2種類のトナーコンテナが交換可能に装着される画像形成装置であって、前記トナーコンテナから供給されたトナーにより形成されたトナー像を記録材に転写し、前記トナー像を加熱および加圧して前記記録材に定着させる定着装置と、前記トナー像を前記定着装置により前記記録材に定着する際にトナーから発生するガスを検知する検知装置と、前記少なくとも2種類のトナーコンテナにそれぞれ収容されたトナーの特性情報を記憶する記憶装置と、前記検知装置による前記ガスの検知結果と前記記憶装置に記憶されたトナーの前記特性情報とに基づき、前記記録材に対する画像形成処理制御を行う制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記検知装置による検知結果と予め記憶された情報とに基づいて、交換前のトナーコンテナに収容されたトナーと交換後のトナーコンテナに収容されたトナーとの混合割合を算出し、前記混合割合と、前記記憶装置に記憶された前記交換前のトナーコンテナに収容されたトナーの特性情報および前記交換後のトナーコンテナに収容されたトナーの特性情報と、に基づき、前記画像形成処理制御を行うことを特徴とする画像形成装置が開示されている。
特許文献2には、現像剤が収容された現像槽を有し、該現像槽内の現像剤を用いてシート材に画像を形成する画像形成装置であって、前記現像槽に補給する現像剤を収容し、装置本体に対して着脱自在に装着可能なカートリッジと、前記装置本体に装着されたカートリッジが前記装置本体に対する純正品であるか否かを判定する判定手段と、前記装着されたカートリッジから現像剤が直接的に補給される第1容器内に補給された現像剤を補給された位置で前記第1容器外へ排出する排出機構と、前記排出機構を制御する排出制御手段とを備え、前記排出制御手段は、前記判定手段にて前記装着されたカートリッジが純正品でないと判定されると、前記排出機構を制御して、前記装着されたカートリッジから前記第1容器内に補給された現像剤を排出させることを特徴とする画像形成装置が開示されている。
特開2014−41191号公報 特開2013−76957号公報
異なる種類のトナーを交換して用いる画像形成装置においては、トナーを交換した後に、現像剤中に異なる種類のトナーが混入した状態となる虞があり、異なる種類のトナーが混入した現像剤を用いて画像を形成すると、記録媒体のトナー像が形成されない部分にトナーが付着するとの画質の低下が生じやすい。
本発明は、トナーを交換して用いる画像形成装置において、トナー像が形成されない部分にトナーが付着するとの画質の低下が生じているか否かを検知することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明は、複数種類のトナーから選択されたいずれか一種類のトナーが収納されている収納容器の一つが装着される装着部と、トナーを用いて潜像を現像する現像装置と、前記収納容器から前記現像装置にトナーを搬送する搬送装置と、トナー像が形成されない部分に付着したトナーの濃度を検知する検知手段と、少なくとも前記検知手段を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記装着部から取り外された収納容器に収納されていたトナーと異なる種類のトナーが収納された収納容器が前記装着部に装着された後に前記搬送装置が搬送したトナーの量が、予め定めされた第一の量よりも多く予め定められた第二の量よりも少ない場合に、前記検知手段にトナー濃度を検知させるように制御する画像形成装置である。
請求項2に係る本発明は、前記制御部は、前記搬送装置をさらに制御し、前記装着部から取り外された収納容器に収納されていたトナーと異なる種類のトナーが収納された収納容器が前記装着部に装着された後に前記搬送装置が搬送したトナーの量が、予め定めされた第一の量よりも多く予め定められた第二の量よりも少ない場合であって、前記検知手段により検知されたトナー濃度が予め定められた濃度よりも大きい場合に、前記現像装置内における現像剤中のトナー濃度が下方に修正された目標値となるように前記搬送手段を制御する
請求項1記載の画像形成装置である。
請求項3に係る本発明は、トナー像を保持する像保持体をさらに有し、前記検知手段は、前記像保持体上におけるトナー像が形成されない部分に付着したトナーの濃度を検知する請求項1又は2記載の画像形成装置である。
請求項1に係る本発明によれば、トナーを交換して用いる画像形成装置において、トナー像が形成されない部分にトナーが付着するとの画質の低下が生じているか否かを検知することができる画像形成装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、トナーを交換して用いる画像形成装置において、トナー像が形成されない部分にトナーが付着するとの画質の低下を生じにくくすることができる画像形成装置を提供することができる。
請求項3に係る本発明によれば、記録媒体にトナー像を形成せずに、トナー像が形成されない部分に付着したトナーの濃度を検知することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す図である。 図1に示す画像形成装置が有する画像形成部と、装着部と、搬送装置とを示す図である。 図1に示す画像形成装置で用いられるトナーを模式的に示す図である。 トナー像が形成されない部分に付着しているトナーの量が規定値よりも多いか否を判別する方法を説明するグラフであって、図4(A)は、付着しているトナーが規定値よりも多いと判定される場合を説明するグラフであり、図4(b)は、トナー像が形成されていない部分に付着しているトナーが規定値よりも少ないと判別される場合を説明するグラフである。 図1に示す画像形成装置が有する制御部を示すブロック図である。 図1に示す画像形成装置の動作を説明する第1のフローチャートである。 図1に示す画像形成装置の動作を説明する第2のフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。図1には、本発明の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。図1に示すように、画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、画像形成装置本体12には、記録媒体として用いられている用紙を排出する排出口14が形成されている。また、画像形成装置本体12の上側の面は、画像が形成された用紙が排出される排出部16として用いられている。
画像形成装置本体12内には、装着部500Y、500M、500C、500Kが配置されている。装着部500Y、500M、500C、500Kには、収納容器600Y、600M、600C、600Kがそれぞれに装着される。収納容器600Y、600M、600C、600Kには、イエロー色トナー、マゼンタ色トナー、シアン色トナー、黒色トナーがそれぞれに収納されている。
画像形成装置10においては、複数種類のイエロー色トナーから選択されたいずれか一種類のイエロー色トナーが収納された収納容器600Yが装着部500Yに装着される。同様に、複数種類のマゼンタ色トナー、複数種類のシアン色トナー、複数種類の黒色トナーから選択された一種類のトナーが収納された収納容器600Y、600M、600Cが、装着部500M、500C、500Kにそれぞれに装着される。
より具体的には、画像形成装置10においては、基材に対する色材の量が互いに異なる複数種類のイエロー色トナーから選択されたいずれか一種類のイエロー色トナーが収納された収納容器600Yが装着部500Yに装着される。同様に、より具体的には、基材に対する色材の量が互いに異なる複数種類のマゼンタ色トナー、シアン色トナー、黒色トナーが収納された収納容器600M、600C、600Kが装着部500M、500C、500Kにそれぞれに装着される。
以下、イエロー、マゼンタ、シアン及び黒において、基材に対する色材の量が互いに異なる2種類トナーのいずれかが収納された2種類の収納容器600Y、600M、600C、600Kが用いられる場合を例として説明をするものの、イエロー、マゼンタ、シアン及び黒において、基材に対する色材の量が互いに異なる3種類以上のトナーのいずれかがが収納された3種類以上の収納容器600Y、600M、600C、600Kが用いられるようにしてもよい。
トナーは、基材に対する色材の量が多い程、同じ条件で画像を形成した場合に形成される画像の濃度が濃くなり、画質が良くなる傾向にある。また、基材に対する色材の量が互いに異なる複数種類のトナーが販売された場合、基材に対する色材の量が多いトナー程、高額で販売されることが予想される。このため、以下の説明において、それぞれの色で用いられる2種類のトナーのうちの基材に対する色材の多い方のトナーを高画質用トナーと呼び、2種類のトナーのうちの基材に対する色材の量が少ない方のトナーを廉価版トナーと呼ぶ。
画像形成装置本体12内には画像形成部100がさらに配置されている。画像形成部100は、収納容器600Y、600M、600C、600Kにそれぞれに収納されたトナーを用いて画像を形成する。画像形成部100は、トナー像形成部110Y、110M、100C、110Kを有する。
トナー像形成部110Y、110M、100C、110Kは、感光体ドラム112Y、112M、112C、112Kをそれぞれに有し、現像装置200Y、200M、200C、200Kをそれぞれに有し、イエロー色トナー像、マゼンタ色トナー像、シアン色トナー像、黒色トナー像をそれぞれに形成する。感光体ドラム112Y、112M、112C、112Kは、それぞれがトナー像を保持する像保持体として用いられている。トナー像形成部110Y、110M、100C、110Kの詳細は後述する。
画像形成装置本体12内には、搬送装置550Y、550M、550C、550Kがさらに配置されている。搬送装置550Y、550M、550C、550Kは、収納容器600Y、600M、600C、600Kに収納されたトナーを、現像装置200Y、200M、200C、200Kへとそれぞれに搬送する。
画像形成部100は、光書き込み装置190をさらに有する。光書き込み装置190は、光を照射することで、感光体ドラム112Y、112M、112C、112Kの表面に潜像を形成する。
画像形成部100は、転写装置160をさらに有する。転写装置160は、感光体ドラム112Y、112M、112C、112Kに形成されたトナー像を用紙へと転写する。転写装置160は中間転写体162を有する。中間転写体162は、トナー像を保持する像保持体として用いられていて、帯状であり、無端状であり、複数のローラ等に吊架されていて、図1に示す矢印a方向に回転するように移動する。
転写装置160は、1次転写装置180Y、180M、180C、180Kをさらに有する。1次転写装置180Y、180M、180C、180Kは、感光体ドラム112Y、112M、112C、112Kに形成されたトナー像を中間転写体162にそれぞれ転写する。
転写装置160は、2次転写装置182をさらに有する。2次転写装置182は、中間転写体162に転写されたトナー像を用紙に対してさらに転写する。
画像形成部100は、定着装置150をさらに有する。定着装置150は、2次転写装置182によって用紙に転写されたトナー像を、例えば熱と圧力とを用いて用紙に定着する。
画像形成装置本体12内には、給紙装置400がさらに配置されている。給紙装置400は、収納容器402と送り出しロール404とを有する。収納容器402は、用紙を積層した状態で用紙を収納する。送り出しロール404は、収納容器402に収納された最上位の用紙を抽出し、抽出した用紙を画像形成部100へ向けて送り出す。
画像形成装置本体12内には用紙搬送路420が形成されている。用紙搬送路420は、給紙装置400から供給された用紙を画像形成部100へと搬送し、画像が形成された用紙を画像形成装置本体12外へと排出するために用いられる。また、画像形成装置本体12内には、用紙搬送路420に沿って、用紙が搬送される方向における上流側から順に、先述の送り出しロール404と、搬送ロール430と、レジストロール432と、先述の2次転写装置182と、先述の定着装置150と、排出ロール434とが配置されている。
画像形成装置10は、表示操作装置30をさらに有する。表示操作装置30は、画像形成装置本体12の外側における例えば前側の面に取り付けられている。表示操作装置30は、例えばタッチパネルからなり、画像形成装置10の状態を表示するために用いられ、さらには画像形成装置10を操作するために用いられる。
画像形成装置10は、かぶりセンサ800をさらに有する。かぶりセンサ800は、例えば用紙等におけるトナー像が形成されない部分に付着したトナーの濃度を検知する検知手段として用いられている。ここで、かぶりとは、用紙におけるトナー像が形成されていない部分にトナーが付着することを指す。かぶりが生じると、用紙のトナー像が形成されない部分であって、本来ならば例えば白等の用紙の色であるべき部分に例えば黒のトナー等が付着した状態となってしまって、形成される画像の画質が低下してしまう。
用紙にかぶりが生じる場合、用紙に対して転写されるトナー像を保持する中間転写体162の表面においても、トナー像が形成されていない部分にトナー像が付着した状態となっている。さらには、中間転写体に転写されるトナー像を保持する感光体ドラム112Y、112M、112C、112Kの表面においても、トナー像が形成されない部分にトナーが付着していることが多い。
この実施形態においては、用紙におけるかぶりの濃度を直接に検知することに替えて、中間転写体162のトナー像が形成されない部分に付着したトナーの濃度を検知している。中間転写体162のトナー像が形成されない部分に付着したトナーの濃度を検知することに替えて、感光体ドラム112Y、112M、112C、112Kの表面におけるトナー像が形成されていない部分に付着したトナーの濃度を検知することで、かぶりの程度を検知するようにしてもよい。
以上のように構成された画像形成装置10においては、トナー像形成部110Y、110M、110C、110Kは構成が互いに同一である。このため、以下、特に区別する必要がない限り、これらをトナー像形成部110と総称して説明する。また、以上のように構成された画像形成装置10においては、装着部500Y、500M、500C、500Kは構成が互いに同一である。このため、以下、特に区別する必要がない限り、これらを装着部500と総称して説明する。また、以上のように構成された画像形成装置10においては、搬送装置550Y、550M、550C、550Kの構成は互いに同一である。このため、以下、特に区別する必要がない限り、これらを搬送装置550と総称して説明する。
図2には、トナー像形成部110が示されている。図2に示されているように、トナー像形成部110は、先述の感光体ドラム112と、帯電装置116と、先述の現像装置200と、清掃装置120と有する。帯電装置116は、感光体ドラム112を帯電する帯電部として用いられていて、感光体ドラム112表面を均一に帯電する。清掃装置120は、例えば掻き落とすようにして、感光体ドラム112の表面に残留したトナー像等を除去し、感光体ドラム112を清掃する。
現像装置200は、所謂2成分現像装置であり、トナー及びキャリアを含む2成分現像剤を用いて潜像を現像する。現像装置200では、非磁性トナーと磁性キャリアとからなる2成分現像剤が用いられる。
現像装置200は、現像装置本体210を有し、現像装置本体210に開口部214が形成されている。開口部214は、搬送装置550によって収納容器600から搬送されてきたトナーを受け入れるために形成されている。
現像装置本体210内には、現像ロール230が配置されている。現像ロール230は、感光体ドラム112に接触又は近接するように配置されている現像スリーブ232と、マグネットロール234とを有する。現像スリーブ232は、円筒形状の部材であり、帯電したトナーを保持するトナー保持体として用いられていて、現像バイアスが印加されることにより保持したトナーを感光体ドラム112に供給する。また、現像スリーブ232には、例えばモータ等の駆動源(不図示)が連結されている。現像スリーブ232は、駆動源から駆動が伝達されることで、例えば図2に矢印bで示す方向に回転する。
現像スリーブ232には、現像スリーブ232に現像バイアスを印加するバイアス印加装置270が取り付けられている。
マグネットロール234は、現像スリーブ232の中空部に配置されている円柱形状の永久磁石であり、複数のS磁極、N磁極が適宜配置されている。そして、マグネットロール234から発生される磁力によって現像スリーブ232の表面にキャリアが付着し、現像スリーブ232表面に磁気ブラシが保持されるようになっている。
現像装置200は、トナー濃度センサ240をさらに有する。トナー濃度センサ240は、濃度検知手段として用いられていて、現像装置200内に収納された現像剤中のトナーの濃度を検知する。画像に生じるかぶりを低減させるには、現像装置200内における現像剤中のトナーの濃度を低くすればよい。すなわち、現像装置200内における現像剤中のトナー濃度の目標値を変更し、現像装置200内の現像剤のトナー濃度の目標値を下方に修正すれば、画像に生じるかぶりを低減させることができる。現像装置200内における現像剤中のトナー濃度の目標値を修正する制御については後述する。
搬送装置550は、搬送路形成部材552と、搬送部材560とを有する。搬送路形成部材552は、例えば中空のパイプ形状の部材からなり、中空部がトナーを搬送するためのトナー搬送路として用いられている。搬送部材560は、搬送路形成部材552の中空部内に配置されていて、例えば螺旋状の羽根部材562を有し、駆動源として用いられているモータ556からの駆動が伝達されることで回転し、回転をすることでトナーを現像装置200へと向けて搬送する。
搬送装置550は、回転数計数装置570をさらに有する。回転数計数装置570は、搬送部材560が回転した数をカウントする。回転数計数装置570で搬送部材560が回転した数を数えることで、回転数のカウントを開始した時点から、その時点までに収納容器600内から現像装置200内へと搬送されたトナーの量を間接的に測定することができる。回転数計数装置570を搬送部材560に取り付けることに替えて、後述する制御回路702で搬送部材560が回転した数や搬送部材560が回転した時間(搬送装置550の累積駆動時間)を測定し、現像装置200へと搬送されたトナーの量を間接的に測定するようにしてもよい。
図2にさらに示されているように、収納容器600は記憶媒体604を有する。記憶媒体604は、収納容器600の収納容器本体602の外側の面に取り付けられている。また、記憶媒体604は、収納容器600に収納されているトナーの種類等のトナーに関する情報を記憶している。トナーに関する情報としては、収納されたトナーの種類に加えて、例えば収納されたトナーの特性を挙げることができ、トナーの特性としては、例えばトナー中における基材に対する色材の量等を挙げることができる。
図2にさらに示されているように、画像形成装置10は、読取装置610を有する。読取装置610は、記憶媒体604が記憶しているトナーに関する情報を読み取る。読取装置610と記憶媒体604と間の通信は、例えば無線によりなされる。
図3には、収納容器600に収納されているトナー粒子900の一例が模式的に示されている。図3に示されているように、トナー粒子900は、基材902中に、色材904が分散されてなる。基材902の材質は例えば帯電性を持ったプラスチックであり、色材904の材質は例えば炭素である。
先述のように、画像形成装置10においては、トナー中における基材902に対する色材904の量が互いに異なる2種類のトナーが用いられ、これらの2種類のトナーから選択された1種類のトナーが収納容器600に収納されている。2種類のトナーのいずれが収納されているかの情報は記憶媒体604に記憶される。
図4(A)及び図4(B)は、用紙のトナー像が形成されない部分に付着しているトナーの量が規定値よりも少ないか否かを判別する方法を説明するグラフである。すなわち、形成される画像に生じるかぶりが許容できる範囲内にあるかの否かを判別する方法を説明するグラフである。
図4(A)及び図4(B)において、横軸は、感光体ドラム112の表面電位から現像スリーブ232に印加される現像バイアスを減じた値を示している。また、図4(A)及び図4(B)において、縦軸は、かぶりセンサ800により測定された中間転写体162の表面におけるトナー像が形成されない部分に付着したトナーの濃度(以下、かぶり濃度とする)を示している。
用紙に生じるかぶりが許容範囲内にあるか否かを判別するには、感光体ドラム112の表面電位から現像スリーブ232に印加される現像バイアスを減じた値を基準値から判定値まで増加させ、図4(A)に示すように、判別値におけるかぶり濃度が、予め定められているかぶり濃度の上限値よりも大きければ許容できない程度のかぶりが生じると判別する。一方、感光体ドラム112の表面電位から現像スリーブ232に印加される現像バイアスを減じた値を基準値から判定値まで増加させ、図4(B)に示すように、判別値におけるかぶり濃度が、予め定められているかぶり濃度以下である場合は、かぶりが許容範囲内であると判別する。
図5は、画像形成装置10が有する制御部700を示すブロック図である。図5に示すように、制御部700は、例えばCPU等を備えた制御回路702を有し、制御回路702に通信インターフェイス710を介して画像データが入力される。また、制御回路702には、読取装置610Y、610M、610C、610Kそれぞれからの出力と、かぶりセンサ800からの出力と、回転数計数装置570Y、570M、570C、570Kからの出力とが入力される。また、制御回路702からの出力により、搬送装置550Y、550M、550C、550Kと、表示操作装置30とが制御される。
図6には、画像形成装置10のかぶりを低減させる動作が説明されている。一連の動作を開始すると、図6に示すように、ステップS10において、制御回路702は、読取装置610からの出力に基づいて収納容器600が交換されたか否かを判別する。すなわち、制御回路702は、装着部500に装着された収納容器600が、装着部500に収納容器600が装着される直前に装着部500から取り外された収納容器600と異なるものであるか否かを判別する。
ステップS10で、収納容器600が交換されていないとの判別をした場合は、制御回路702は一連の制御を終了させる。一方、収納容器600が交換されたとの判別をした場合は、次のステップS20に進む。
ステップS20では、読取装置610からの出力に基づいて、制御回路702は、装着部500に装着された収納容器600に収納されているトナーが、装着部500から直前に取り外された収納容器600に収納されていたトナーと異なる種類であるか否かを判別する。
ステップS20で、装着部500に装着された収納容器600に収納されたトナーが、装着部500から直前に取り外された収納容器600に収納されていたトナーと同じ種類のトナーであると判別をした場合、制御回路702は一連の制御を終了させる。一方、装着部500に装着された収納容器600に収納されているトナーが、装着部500から直前に取り外された収納容器600に収納されていたトナーと異なる種類のトナーであると判別をした場合は、次のステップS100のかぶり制御モードに進む。
図7には、かぶり制御モードにおける画像形成装置10の動作が説明されている。かぶり制御モードが開始されると、ステップS110において、制御回路702は、ステップS10で新たな収納容器600が装着部500に装着された後に、搬送装置550が収納容器600から現像装置200へと搬送したトナーの量が予め定めされた第一の量よりも多く、予め定められた第二の量よりも少ないか否かを判別する。ここで、搬送装置550が収納容器600から現像装置200へと搬送したトナーの量は、回転数計数装置570によって間接的に測定される。
第一の量は、装着部500に新たな収納容器600が装着された時点において、搬送装置550内に残留している交換される前の収納容器に収納されていたトナーの量と概ね同じ量となるように定められている。搬送装置550が搬送するトナーの量が第一の量以下である場合においては、現像装置200へと搬送されるトナーは、專ら搬送装置550内に残留していた交換前の収納容器600に収納されていたトナーである。このため、交換前の収納容器600に収納されていたトナーと交換後の収納容器600に収納されているトナーとの異なる種類のトナーが現像装置200内で混じり合うことがない。
第二の量は、現像装置200内に残留していた交換前の収納容器600に収納されていたトナーが概ね使い切られて、現像装置200内のトナーの大部分または全てが交換後の収納容器600に収納されていたトナーとなる時点までに搬送装置550が搬送するトナーの量となるように定められている。搬送装置550が搬送するトナーの量が第二の量以上である場合、現像装置200内から交換前の収納容器600に収納されていたトナーがなくなるので、現像装置200内で、交換前の収納容器600に収納されていたトナーと交換後の収納容器600に収納されているトナーとが混じり合うことがない。
ステップS110で、ステップS10で新たな収納容器600が装着部500に装着された後に、搬送装置550が収納容器600から現像装置200へと搬送したトナーの量が予め定めされた第一の量よりも多く、予め定められた第二の量よりも少ないとの判別がなされた場合はステップS120に進み、そうでない場合は、かぶり量制御モードを終了させる。
次のステップであるステップS120では、制御回路702は、感光体ドラム112の表面電位から現像スリーブ232に印加される現像バイアスを減じた値を判定値まで増加させ、その状態でかぶりセンサ800を制御し、かぶりセンサ800に中間転写体162の表面におけるトナー像が形成されない部分のトナー画像濃度であるかぶり濃度を測定させる(図4を参照)。
次のステップであるステップS130では、制御回路702は、ステップS120で検出させたかぶり濃度が、予め定められた上限値よりも大きいか否かを判別し(図4を参照)、かぶり濃度が上限値よりも大きければステップS140に進み、カブリ濃度が上限値以下であれは、かぶり量制御モードを終了させる。
次のステップであるステップS140では、制御回路702は、現像装置200内の現像剤中におけるトナー濃度の目標値を低くなるように修正する。より具体的には、例えば、現像装置200内の現像剤中におけるトナー濃度が低下した際等における、搬送装置550が現像装置200に搬送するトナーの量を減少させる。これにより、形成される画像にかぶりを生じにくくすることができる。
ステップS140で、現像装置200に収納された現像剤のトナー濃度の目標値を修正することに替えて、表示操作装置30にかぶりが発生しやすい状態であることを表示させるようにしてもよい。また、ステップS140で、トナー濃度の目標値を修正することと併せて、表示操作装置30にかぶりが発生しやすい状態であることを表示するようにしてもよい。
以上で説明をしたように、本発明は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置に適用することができる。
10・・・画像形成装置
200・・・現像装置
270・・・バイアス印加装置
500・・・装着部
550・・・搬送装置
570・・・回転数計数装置
600・・・収納容器
604・・・記憶媒体
610・・・読取装置
700・・・制御部
702・・・制御回路
800・・・かぶりセンサ

Claims (3)

  1. 複数種類のトナーから選択されたいずれか一種類のトナーが収納されている収納容器の一つが装着される装着部と、
    トナーを用いて潜像を現像する現像装置と、
    前記収納容器から前記現像装置にトナーを搬送する搬送装置と、
    トナー像が形成されない部分に付着したトナーの濃度を検知する検知手段と、
    少なくとも前記検知手段を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記装着部から取り外された収納容器に収納されていたトナーと異なる種類のトナーが収納された収納容器が前記装着部に装着された後に前記搬送装置が搬送したトナーの量が、予め定めされた第一の量よりも多く予め定められた第二の量よりも少ない場合に、前記検知手段にトナー濃度を検知させるように制御する
    画像形成装置。
  2. 前記制御部は、
    前記搬送装置をさらに制御し、
    前記装着部から取り外された収納容器に収納されていたトナーと異なる種類のトナーが収納された収納容器が前記装着部に装着された後に前記搬送装置が搬送したトナーの量が、予め定めされた第一の量よりも多く予め定められた第二の量よりも少ない場合であって、前記検知手段により検知されたトナー濃度が予め定められた濃度よりも大きい場合に、前記現像装置内における現像剤中のトナー濃度が下方に修正された目標値となるように前記搬送手段を制御する
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. トナー像を保持する像保持体をさらに有し、
    前記検知手段は、前記像保持体上におけるトナー像が形成されない部分に付着したトナーの濃度を検知する
    請求項1又は2記載の画像形成装置。
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