JP2017168404A - 固体酸化物形燃料電池システム - Google Patents

固体酸化物形燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP2017168404A
JP2017168404A JP2016055152A JP2016055152A JP2017168404A JP 2017168404 A JP2017168404 A JP 2017168404A JP 2016055152 A JP2016055152 A JP 2016055152A JP 2016055152 A JP2016055152 A JP 2016055152A JP 2017168404 A JP2017168404 A JP 2017168404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ammonia
exhaust gas
temperature
desorption
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016055152A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6652866B2 (ja
Inventor
紀夫 上殿
Norio Joden
紀夫 上殿
晋輔 大八木
Shinsuke Oyagi
晋輔 大八木
達佳 佐々木
Tatsuyoshi Sasaki
達佳 佐々木
卓 若林
Taku Wakabayashi
卓 若林
直紀 尾石
Naoki Oishi
直紀 尾石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Research Institute KRI Inc
Original Assignee
Kansai Research Institute KRI Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Research Institute KRI Inc filed Critical Kansai Research Institute KRI Inc
Priority to JP2016055152A priority Critical patent/JP6652866B2/ja
Publication of JP2017168404A publication Critical patent/JP2017168404A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6652866B2 publication Critical patent/JP6652866B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】アンモニアを直接もしくは間接的に燃料として使用するSOFCシステムとして、SOFCシステムの運転上必要となるエネルギー消費をできるだけ低減化できるSOFCシステムを提供する。
【解決手段】アンモニア吸着温度より高いアンモニア脱離温度において吸着したアンモニアを脱離するアンモニア吸脱着材A1が収納されるアンモニア貯蔵部2と、アンモニアを燃料として受け入れる固体酸化物形燃料電池101と、固体酸化物形燃料電池101から排出される排ガスeが流れる排ガス路102とを備えたシステムを構築するに、排ガス路102を流れる排ガスeの温度を低下して、アンモニア貯蔵部2に熱を供給する熱供給部rに導き、アンモニア貯蔵部2をアンモニア脱離温度とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンモニア吸着温度においてアンモニアを吸着したアンモニア吸着状態に維持され、前記アンモニア吸着温度より高いアンモニア脱離温度において吸着したアンモニアを脱離するアンモニア吸脱着材が収納されるアンモニア貯蔵部と、
前記アンモニア貯蔵部から供給されるアンモニアを燃料として受け入れる固体酸化物形燃料電池と、この固体酸化物形燃料電池から排出される排ガスが流れる排ガス路とを備えた固体酸化物形燃料電池システムに関する。
現今、注目されている技術として、アンモニアを直接燃料として電力を得る技術がある(特許文献1、2)。これらの技術は、アンモニアが炭素を含まないことからCO削減等の意味から注目に値する。また、電池電極に炭素デポジットが生成されることもないため、安定的に燃料電池の運転を継続できる。
アンモニアを直接燃料とする燃料電池としては、固体酸化物形燃料電池(以下 SOFCと記載することがある)があり、今日、主にアノード側電極で、アンモニアを水素に分解し、出力の低下を避けて電池反応を起こされる方向に開発が進んでいる(特許文献3、4)。
一方、特許文献5には、特定の金属ハロゲン化物を組み合わせたアンモニア吸脱着剤(本発明に於けるアンモニア吸脱着材)、分離方法及び貯蔵方法に関する発明が記載されている。この文献に開示の発明は、オンサイトで合成したアンモニアも効率よくPSA、PTSA等の吸着分離法で分離でき、さらに貯蔵することもできるアンモニアの分離方法を提供する。分離に際しては、金属ハロゲン化物として、塩化カルシウムと臭化カルシウムの混合物を使用し、アンモニア吸着状態にある金属ハロゲン化物(金属ハロゲン化物のアンモニア錯体)を、アンモニアを脱離する圧力・温度に曝すことで、アンモニアを脱離(分離)させる。
特許文献6に開示の発明は化学蓄熱材を使用する蓄熱に関し、反応温度の制御が可能なアンモニア錯体系化学蓄熱材の製造方法に関する。提案される製造方法は、塩化カルシウムと臭化カルシウムを水に完全に溶解させた後、水溶液を加熱減圧下で濃縮し、乾燥させて、カルシウム塩混合物を得、このカルシウム塩混合物(本発明に於けるアンモニア吸脱着材)を、アンモニアガス圧:1.2気圧、温度:−20℃でアンモニア付加(本発明における吸着)させ、カルシウム塩混合物アンモニア錯体を得ている。
特開2011−204416号公報 特開2011−204418号公報 特開2013−211117号公報 特開2013−211118号公報 特開2007−307558号公報 特開平6−136357号公報
以上に述べた様に、今日、アンモニアをSOFCの燃料として採用することが注目されているが、通常、アンモニアは液体アンモニアの形態で取り扱われる。この形態でアンモニアを貯蔵・運搬・供給する場合、その取扱いに加圧が必要であり(常温で1.0MPa以上)、所謂、高圧ガスとしての扱いとなる。SOFCで、アンモニアをオンサイトで燃料として供給しようとすると、液体アンモニアを貯蔵する高圧タンクが必要となり、今日、SOFCが様々なサイトに設置されようとしていることを考えると、その普及の点で障害となる。また、アンモニアの供給を燃料として受けようとした場合、SOFCがエネルギー発生装置であることを考慮すると、その供給に際してもできるだけエネルギー負荷の低い状態でアンモニアの供給を受けることが好ましいが、現在、このような技術は提案されていない。
先に紹介した特許文献5、6には、アンモニアの分離・貯蔵・供給までは開示されているが、アンモニアを例えば燃料として使用するに当たって、エネルギー発生装置で消費されることなくスリップして排出されることがあるアンモニアをどのように処理するかに関しては何ら示されていない。
この点に関してSOFCシステムで説明すると、燃料としてアンモニアを使用するSOFC本体(固体酸化物燃料電池の本体発電部)の排ガス(排気)には,微量のアンモニアが含まれることがある。アンモニアはそのまま外部放出できないため、分解して放出することが必要となる。しかしながら、アンモニア分解は、熱分解・酸化分解とされるため高温が必要でエネルギーを消費することとなり、SOFCシステムのエネルギー効率をトータルで見ると低下させる。即ち、アンモニアを使用する場合、常に、その使用に伴ったアンモニアの処理も課題となるが、この点に関して従来、充分な検討が行われてこなかった。
本発明の目的は、アンモニアを直接もしくは間接的に燃料として使用するSOFCシステムとして、SOFCシステムの運転上必要となるエネルギー消費をできるだけ低減化できるSOFCシステムを提供することにある。
上記目的を達成するための、本発明に係る
アンモニア吸着温度においてアンモニアを吸着したアンモニア吸着状態に維持され、前記アンモニア吸着温度より高いアンモニア脱離温度において吸着したアンモニアを脱離するアンモニア吸脱着材が収納されるアンモニア貯蔵部と、
前記アンモニア貯蔵部から供給されるアンモニアを燃料として受け入れる固体酸化物形燃料電池と、
前記固体酸化物形燃料電池から排出される排ガスが流れる排ガス路とを備えた固体酸化物形燃料電池システムの第1の特徴構成は、
前記排ガス路に、当該排ガス路を流れる排ガスの温度を低下して、前記アンモニア貯蔵部に熱を供給する熱供給部に導き、前記アンモニア貯蔵部を当該アンモニア貯蔵部に収納される前記アンモニア吸脱着材のアンモニア脱離温度とするアンモニア脱離操作手段を備え、前記アンモニア貯蔵部をアンモニア脱離部とする点にある。
この固体酸化物形燃料電池システムでは、燃料としてのアンモニアを得るのに、SOFCから排出される排ガスの保有する熱を利用する。一方、燃料としてのアンモニアの貯蔵はアンモニア吸着状態にあるアンモニア吸脱着材を使用するものとし、このアンモニア吸脱着材をアンモニア脱離状態(脱離温度)まで昇温することで、燃料を良好に得ることができる。
通常、SOFCの動作温度は700℃近くとなっており、その排ガスの温度もSOFC出口ではこの程度の温度域に達している。SOFCの排ガスの有する排熱に関しても、湯として回収しても利用できるのは60℃程度までである。通常は100℃〜150℃程度の温度域の熱は利用されることなく捨てられることもある。
このような状況に対して、本発明では、後にも示すようにアンモニア吸脱着材を選択することにより、SOFCの燃料となるアンモニアをその吸着状態から脱離させてアンモニア貯蔵部からSOFCで得ることが可能となる。
結果、アンモニア燃料入手の観点から、エネルギー負荷の少ないSOFCシステムを得ることができた。
本発明の第2の特徴構成は、
前記アンモニア脱離操作手段が、
前記排ガスの温度を低下する排ガス温度低下手段と、
当該排ガス温度低下手段により温度低下される前の高温側排ガスと、前記排ガス温度低下手段により温度低下された後の低温側排ガスとの混合により、前記アンモニア脱離温度以上に調整される混合排ガスを生成する脱離操作用混合排ガス生成手段を備え、
前記脱離操作用混合排ガス生成手段で生成される混合排ガスを前記熱供給部に導く混合排ガス導入路を備えることにある。
第2の特徴構成を備えることにより、積極的に高温側排ガスと低温側排ガスとの両方を生成し、これらを適切に混合することで、アンモニア脱離の用に供する排ガス(混合排ガス)の温度を適切に制御できる。
脱離操作用混合排ガス生成手段の具体的構成としては、本発明の第3の特徴構成に記載する様に、脱離操作用混合排ガス生成手段を、前記高温側排ガスが流れる高温側排ガス路と、前記低温側排ガスが流れる低温側排ガス路とを備えるとともに、前記高温側排ガス路及び前記低温側排ガス路から流出するガスが合流する合流部を備え、
前記合流部で合流される前記高温側排ガスと前記低温側排ガスとの量比に基づいて、前記混合排ガスの温度を前記アンモニア脱離温度以上とする点にある。
量比による制御とすることで、汎用されている流量調整可能な流量調整弁、三方弁等を使用して信頼性が高い調整機構を簡便に構築できる。
先に説明したアンモニア脱離に使用する排ガスの温度制御に関して、
前記固体酸化物形燃料電池に要求される発電量に対応して必要となるアンモニア燃料量に応じて、前記固体酸化物形燃料電池にアンモニア燃料を供給するアンモニア燃料供給量制御装置を備え、
前記アンモニア燃料供給量制御装置から供給するアンモニア燃料量に応じて、前記混合排ガスの温度を制御する混合排ガス温度制御手段を備えることが好ましい。
SOFCにあっては、その発電量に応じて燃料を供給する必要があるが、同時に、本発明のようにアンモニア吸脱着材を使用する場合は、アンモニア脱離を最大限脱離できる温度として混合排ガス温度制御手段で確保し、アンモニア燃料供給量制御装置で必要となる燃料量を確保するように作動することで、必要発電量に良好に対応することができる。
本発明の第4の特徴構成は、
前記排ガス温度低下手段が、前記高温側排ガスが保有する熱を受熱して湯を得る湯生成用熱交換器である点にある。
先にも示したように、SOFCの排ガス温度は高温であるが、湯として排ガスの保有する熱を回収することで、SOFC排ガスの保有するエネルギーを有効活用でき、SOFCシステムを所謂コジェネレーションシステムとして働かせることができる。
本発明の第5の特徴構成は、
前記アンモニア吸脱着材が、標準大気圧でアンモニア吸着・脱離平衡温度が40℃以上130℃以下となるハロゲン化金属化合物である点にある。
この種のアンモニア吸脱着材を使用することにより、アンモニア脱離部となるアンモニア貯蔵部を、高圧タンクとしての使用ではなく、標準大気圧程度の圧力に対応できるタンクで構築できる。
さらに、熱供給媒体としての温度も比較的低くなるため、エネルギー負荷が軽減される。
ここで、アンモニア吸脱着材について、「標準大気圧でのアンモニア吸着・脱離平衡温度」に関して述べておくと、アンモニア吸脱着材の特性が、標準大気圧下で、吸着から脱離に変わる温度であり、平衡温度より低い温度ではアンモニアとの接触によりアンモニアを吸着してアンモニア脱離状態からアンモニア吸着状態となり、平衡温度より高い温度では吸着しているアンモニアを脱離してアンモニア吸着温度からアンモニア脱離状態となる。
ハロゲン化金属化合物は、アンモニアと錯体を形成するため、この「標準大気圧でのアンモニア吸着・脱離平衡温度」は、標準大気圧におけるアンモニアの配位反応平衡温度となる。
このようなハロゲン化金属化合物は、第6の特徴構成に示す様に、ハロゲン化Ba化合物、ハロゲン化Ca化合物,ハロゲン化Sr化合物、及びハロゲン化Mn化合物から選択される何れか一種以上とすることができる。
本明細書においてハロゲン化化合物の金属名は化学記号を使用して記載する。
本発明の第7の特徴構成は、
前記熱供給部から排出される脱離動作済の排ガスに含有されるアンモニアを吸着するアンモニア吸脱着材が収納されるアンモニア吸着部を設けた点にある。
この固体酸化物形燃料電池システムでは、先に説明したように、排ガスに燃料であるアンモニアが含まれている場合(アンモニア燃料がスリップした場合)にも、大きなエネルギー負荷なく、アンモニアをその吸着部で吸着・除去して外部に放出することができる。
本発明の第8の特徴構成は、
前記アンモニア吸着部に収納されるアンモニア吸脱着材の温度を、当該材料のアンモニア吸着温度以下とするアンモニア吸着操作手段を設けたことにある。
これまでも説明してきたように、アンモニア吸脱着材は温度でその挙動が変わるが、アンモニア吸着操作手段による積極的な温度制御によりアンモニア吸着部で確実にアンモニアを吸着・除去できる。
本発明の第9の特徴構成は、
前記アンモニア吸着操作手段が、前記アンモニア吸着部が保有する熱を大気放熱させて冷却する放熱器である点にある。
アンモニア吸着部(内部に収納されるアンモニア吸脱着材)の冷却を放熱器で簡便に実現できる。
本発明の第10の特徴構成は、
前記熱供給部から排出される脱着動作済の排ガスに含有されるアンモニアを吸着除去するアンモニア吸着部を設け、
当該アンモニア吸着部に、標準大気圧でのアンモニア吸着・脱離平衡温度が、前記アンモニア脱離部に収納されるアンモニア吸脱着材の標準大気圧でのアンモニア吸着・脱離平衡温度より高いハロゲン化金属化合物を収納した点にある。
このようにアンモニア吸着部に収納されるアンモニア吸脱着材の特性を、アンモニア脱離部に収納されるアンモニア吸脱着材に対して、アンモニア吸着性で高く、アンモニア脱離性で低いものとすることで、アンモニア吸着部に収納されるアンモニア吸脱離材での吸着動作を確保できる。
このようなアンモニア吸着部に配置するアンモニア吸脱着材としては、本発明の第11の特徴構成に記載するように、ハロゲン化Co化合物、ハロゲン化Mg化合物、及びハロゲン化Ni化合物から選択される一種以上とすることができる。
本発明の第12の特徴構成は、先に第2の特徴構成で説明した
前記排ガス温度低下手段が、前記高温側排ガスが保有する熱を大気放熱させて前記低温側排ガスを得る放熱器である点にある。
この構成では、排ガスの保有する熱を回収することなく捨てることとなるが、SOFCシステムを所謂モノジェネレーションシステムとして働かせ、所定時期、所定量の発電需要を満たすことができる。
このような排ガス温度低下手段に関し、
前記高温側排ガスが保有する熱を受熱して湯を得る湯生成用熱交換器若しくは前記高温側排ガスが保有する熱を大気放熱させる放熱熱交換器を使用可能に構成され、
前記湯生成用熱交換器と前記放熱熱交換器とが交換可能とすることも好ましい。
この構成を採用しておくと、熱交換器の交換により、SOFCシステムをコジェネレーションとしたり、モノジェネレーションとすることが可能となり、システム需要に適宜対応できる。
本発明の第13の特徴構成は、
前記熱供給部から排出される脱離動作済の排ガスに含有されるアンモニアを吸着するアンモニア吸脱着材が収納されるアンモニア吸着部を設けるとともに、前記アンモニア吸着部に収納されるアンモニア吸脱着材の温度を、当該材料のアンモニア吸着温度以下とするアンモニア吸着操作手段を設け、
前記湯生成用熱交換器に導入される受熱側熱媒体の保有する熱を大気放出させて低下する放熱器を備え、
前記アンモニア吸着操作手段に、
前記放熱器により低温化した前記受熱側熱媒体を前記アンモニア吸着部に導く低温側受熱媒体導入路と、前記受熱側熱媒体により前記アンモニア吸着部を冷却する熱交換部と、
前記熱交換部で受熱後の前記受熱側熱媒体を前記湯生成用熱交換器の受熱側熱媒体入口に戻す高温側受熱媒体導入路を備えた点にある。
本発明に係るSOFCシステムでは、アンモニア脱離に対して、アンモニア脱離操作手段を備え、アンモニア吸着に対してアンモニア吸着操作手段を備えることで、アンモニア燃料の供給及び排ガスに含まれるアンモニアの吸着・除去の用に確実に対応できるが、後者のアンモニア吸着操作ではアンモニア吸着部の冷却を行うことが好ましい。
そこで、排ガスが保有する排熱を湯として回収するために設けられる放熱器を利用し、この放熱器から送り出される受熱側熱媒体をアンモニア吸着部に導いてから、湯生成用熱交換器に戻すことで、一の放熱器でアンモニア吸着部の温度低下、排ガスからの熱回収を行うことができる。
本発明に係る固体酸化物形燃料電池システムの第1実施形態の構成を示す図 本発明に係る固体酸化物形燃料電池システムの第2実施形態の構成を示す図 本発明に係る固体酸化物形燃料電池システムの第3実施形態の構成を示す図
以下、本発明に係るSOFCシステム100について、図面に基づいて説明する。
以下に説明する実施形態では、SOFCシステム100の一部がアンモニア貯蔵供給装置1とされ、その主要構成部位として、第1アンモニア吸脱着材A1が収納されるアンモニア脱離部2と、第2アンモニア吸脱着材A2が収納されるアンモニア吸着部3とを内部に備えた筐体10(アンモニア燃料タンクに相当する)と、第1アンモニア吸脱着材A1からアンモニアを脱離させるアンモニア脱離操作手段M1と、第2アンモニア吸脱着材A2にアンモニアを吸着させるアンモニア吸着操作手段M2とを備えている。
そして、このアンモニア貯蔵供給装置1の主体である筐体10は、
(1)アンモニア吸着状態の第1アンモニア吸脱着材A1がアンモニア脱離部2に収納され、アンモニア脱離状態の第2アンモニア吸脱着材A2がアンモニア吸着部3に収納された状態でSOFCシステム100に取り付けられ、
(2)SOFC101にアンモニアを燃料として供給し、発電に供された後、
(3)アンモニア脱離状態の第1アンモニア吸脱着材A1がアンモニア脱離部2に収納され、アンモニア吸着状態の第2アンモニア吸脱着材A2がアンモニア吸着部3に収納された状態で取り外される。
使用後の各アンモニア吸脱着材A1,A2は、別途、それぞれ再生処理される。
この再生処理は、第1アンモニア吸脱着材A1に関して、アンモニアと接触させて当該アンモニアを吸着させるアンモニア吸着処理となり、第2アンモニア吸脱着材A2に関しては、アンモニアを脱離させる脱離処理となる。この作業を行うため、筐体10は各アンモニア吸脱着材A1,A2を取出し・収納自在な構造としている(図示省略)。
従って、この筐体10は、実質的にSOFCシステム100のアンモニア燃料タンクとなる。
本発明に係るSOFCシステム100は、アンモニア貯蔵供給装置1から燃料としてのアンモニアの供給を受け、発電を行いながら、その排ガスeをアンモニア貯蔵供給装置1の所定部(アンモニア脱離部2、アンモニア吸着部3)へ送り外部へ排出する。そして、燃料としてのアンモニアの受入において、SOFCシステム100から排出される排ガスeを利用する。
以下、アンモニア貯蔵供給装置1の主体となるアンモニア貯蔵部としてのアンモニア脱離部2及びアンモニア吸着部3を備えた筐体10に関して、先ず説明し、これら部位を動作させる操作手段M1,M2の働きに関して説明を進める。
アンモニア燃料タンクとしての筐体
図1に示すように、アンモニア貯蔵供給装置1は概略円筒状の筐体10を有して構成され、筐体10内が上下方向に2室に分割されて構成されている。
これら2室は、本発明にいう第1アンモニア吸脱着材A1が収納されるアンモニア脱離部2と、第2アンモニア吸脱着材A2が収納されるアンモニア吸着部3である。
図からも判明するように、この筐体10には、SOFC101へアンモニアを供給するためのアンモニア送出口4が設けられるとともに、SOFC101から排出される排ガスeが冷却されて導入される排ガス流入口5と、当該アンモニア貯蔵供給装置1を経てアンモニアを除去された処理済み排ガスe4が流出される処理済み排ガス流出口6とが設けられている。
本例では、前記アンモニア脱離部2はシェル&チューブ式の熱交換構造が採用されており、外円筒20(シェル)内に多数の伝熱管21(チューブ)を備え、外円筒20と伝熱管21との間に形成されている空間が、第1アンモニア吸脱着材A1が収納されるアンモニア吸脱着材収納室Rとして、伝熱管21内がSOFC101からの排ガスeが流れる熱供給部rとして構成されている。図示する例では、アンモニア脱離部2の入口部位に分配室7を設け、この分配室7から各伝熱管21内に排ガスeが流入するように構成している。ここで、排ガスeが第1アンモニア吸脱着材A1と接触することはない。
前記分配室7には前記排ガス流入口5が接続されており、流入する排ガスeを多数の伝熱管21内に分配して流入させる。
前記アンモニア吸脱着材収納室Rには、前記アンモニア送出口4が接続されており、室R内に収納される第1アンモニア吸脱着材A1から脱離するアンモニアが流出する。
前記多数の伝熱管21から給熱後の排ガスeは前記アンモニア吸着部3に流入する。アンモニア吸着部3には第2アンモニア吸脱着材A2が収納され、その排ガス流路長を所定の流路長とすることにより、排ガスeに含まれることがあるアンモニアを第2アンモニア吸脱着材A2に吸着して除去することができる。
アンモニア吸着部3の上部には処理済み排ガス流出口6が接続されており、処理済み排ガスe4をアンモニアフリーの状態で大気に排出する。
以上が、アンモニア脱離部2及びアンモニア吸着部3を備えた筐体10の説明であるが、以下、各部2、3に収納されているアンモニア吸脱着材A1,A2を使用して、アンモニアをSOFC101の燃料として供給するとともに、排ガスeに含まれることがあるアンモニアを除去する構成に関して説明する。
アンモニア脱離操作手段M1
図1の中央部下部に破線で囲って示したのが、このアンモニア脱離操作手段M1を成す機能部位である(図2、図3において同じ)。
アンモニア脱離部2には多数の伝熱管21を熱供給部rとして備え、第1アンモニア吸脱着材A1が吸着状態にあるアンモニアを良好に脱離するように、この伝熱管21にSOFC101の排ガスeを第1アンモニア吸脱着材A1のアンモニア脱離温度以上として流入させる。これがアンモニア脱離操作手段M1の機能であり、例えば、図1は、排ガスeの温度域が50〜60℃であることを例示的に示している。
アンモニア脱離操作手段M1の詳細構造に関しては、SOFCシステム100の項で各実施形態に即して説明する。
アンモニア吸着操作手段M2
一方、図1の左側部位に破線で囲って示したのが、このアンモニア吸着操作手段M2を成す機能部位である(図3において同じ)。図2に示す第2実施形態では、同図下から左側部位に渡る破線で示している。
これらの図からも判明するように、アンモニア吸着部3の横に冷却機構を備えることで、第2アンモニア吸脱着材A2をそのアンモニア吸着温度以下とすることとしている。これがアンモニア吸着操作手段M2の機能である。例えば、図1は、この温度域が30〜40℃であることを例示的に示している。
アンモニア吸着操作手段M2の詳細構造に関しても、SOFCシステム100の項で各実施形態に即して説明する。
第1アンモニア吸脱着材A1
アンモニア脱離部2には、第1アンモニア吸脱着材A1として、標準大気圧でのアンモニア吸着・脱離平衡温度が40℃以上130℃以下であるハロゲン化金属化合物がアンモニアを吸着したアンモニア吸着状態で収納される。即ちハロゲン化Ba化合物、ハロゲン化Ca化合物,ハロゲン化Sr化合物、及びハロゲン化Mn化合物から選択される何れか一種以上が、アンモニアと錯体を形成したハロゲン化金属アンミン錯体の形態で収納される。結果、SOFC101の運転状態では、その排ガスeが伝熱管21に供給され、アンモニア脱離温度まで昇温されることでアンモニアを脱離し、アンモニアをSOFC101へ燃料として供給できる。
第2アンモニア吸脱着材A2
アンモニア吸着部3には、第2アンモニア吸脱着材A2として、標準大気圧でのアンモニア吸着・脱離平衡温度が第1アンモニア吸脱着材A1の標準大気圧でのアンモニア吸着・脱離平衡温度より高いハロゲン化金属化合物の一例である塩化Niが収納されている。この塩化Niはアンモニアを脱離したアンモニア脱離状態(アンミン錯体とはなっていない単体)で収納されており、SOFC101の運転状態で排ガスeがアンモニア吸着部3に流入し、排ガスeにアンモニアが含まれていた場合に、アンモニアを吸着して塩化Niアンミン錯体となる。
塩化Niの標準大気圧でのアンモニア吸着・脱離平衡温度は180℃程度である。
以上説明してきたアンモニア吸脱着材(第1アンモニア吸脱着材A1、第2アンモニア吸脱着材A2とも)としては、粒径を特に問うものではないが、通常5μm〜100mm程度、好ましくは10μm〜30mm程度のものを使用できる。粒状だけでなく、シート状、ハニカム上に形成してもよい、また、シリカ、アルミナ、ゼオライト等の多孔体は高表面積物質に担持させて使用することもできる。
SOFCシステム
以下、SOFCシステム100の全体と、先に機能を簡単に説明したアンモニア脱離操作手段M1、アンモニア吸着操作手段M2及び各実施形態で使用する第1アンモニア吸脱着材A1及び第2アンモニア吸脱着材A2に関して、各実施形態に即して説明する。
第1実施形態(図1)及び第2実施形態(図2)はSOFCシステム100がコジェネレーションシステムとされる例であり、第3実施形態(図3)はモノジェネレーションシステムとされる例である。
SOFCシステム100をコジェネレーションとする場合とモノジェネレーションとする場合とでは、SOFC101から排出され、アンモニア脱離部2に導入する排ガスeの温度が異なるため、各図の所定箇所に、本発明に係るSOFCシステム100の運転状態における温度を例示的に示した。
これらの図からも判明するように、コジェネレーションシステムとモノジェネレーションシステムでは、低温側排ガスe2の温度が異なる。よって、第1アンモニア吸脱着材A1として使用するアンモニア吸脱着材を異ならせている。一方、第2アンモニア吸脱着材A2は共通のアンモニア吸脱着材を使用している。
SOFCシステム100は、アンモニア吸脱着材A1が収納されるアンモニア脱離部2から供給されるアンモニアを燃料として受け入れるSOFC101と、SOFC101から排出される排ガスeが流れる排ガス路102とを備え、当該排ガス路102に、排ガスeの温度を適切な温度まで低下して前記アンモニア脱離部2に設けられた熱供給部rに供給するアンモニア脱離操作手段M1を備えて構成されている。
図に、アンモニア燃料SOFCと記載したSOFC101の中に、単セルを模式的に描いている。SOFC101の単セルは良く知られているように固体電解質(固体酸化物電解質)101aを挟んで燃料極101bと空気極101cを備えて構成され、燃料極101b側に燃料を、空気極101c側に酸素含有ガス(具体的には空気)が供給されて発電する。
本発明の様にアンモニアを燃料とする燃料電池では、アンモニアを直接燃料とする場合はアンモニアが直接燃料極101bが導かれるとともに、この燃料極101bで分解され、水素と酸素とにより発電する。アンモニアが間接的な燃料として使用される場合は、燃料極101bに送られる前に、改質反応によりアンモニアが分解され、水素として燃料極101bに送られて発電する。
このように燃料としてアンモニアを使用する場合、例えば発電量が急激に変化した場合等にアンモニアのスリップが発生し、排ガス中にアンモニアが含まれることがある。
〔第1実施形態〕
図1に示す様に、第1実施形態のSOFCシステム100は、SOFCの排ガスeが有する熱を湯として回収するための排熱回収回路50を備えて構成される。この排熱回収回路50は、貯湯槽51とコジェネレーション用熱交換器52との間で受熱側熱媒体(この例の場合は水w)が循環する循環路として構成され、コジェネレーション用熱交換器52で排ガスeから回収する熱を湯の形態で貯湯槽51に貯め、給湯、暖房、浴槽水の追炊き等の用に供するものである。図では熱利用側の回路を図示省略している。
排熱回収回路50には、上記目的から貯湯槽51からコジェネレーション用熱交換器52へ向かう往き路50aに熱媒体ポンプ53と放熱器54とが備えられている。従って、貯湯槽51から水を抜き出してコジェネレーション用熱交換器52へ送りながら、排熱回収を行って湯を得ることができる。
ここで、放熱器54はコジェネレーション用熱交換器52において受熱側熱媒体により熱回収を適切な状態で行うための媒体温度の調整の目的に使用する。
以上が、コジェネレーション用熱交換器52を主体とする排熱回収側の構成であり、このコジェネレーション用熱交換器52を通過することにより給熱側熱媒体(この例の場合は排ガスe)の温度は低下する。従って、前記排ガス路102にはコジェネレーション用熱交換器52が排ガス温度低下手段として備えられることとなる。
以下、先に説明したアンモニア脱離操作手段M1の構成に関して説明する。
このコジェネレーション用熱交換器52により温度低下される前の高温側排ガスe1と、温度低下された後の低温側排ガスe2との混合により、前記アンモニア脱離温度以上に調整される混合排ガスe3を生成する脱離操作用混合排ガス生成手段Mmを備え、この脱離操作用混合排ガス生成手段Mmで生成される混合排ガスe3をアンモニア貯蔵供給装置1の前記排ガス流入口5に導く混合排ガス導入路102aを備えている。
具体的には、脱離操作用混合排ガス生成手段Mmは、高温側排ガスe1流れる高温側排ガス路102bと低温側排ガスe2が流れる低温側排ガス路102cとを備えるとともに、これら高温側排ガス路102b及び低温側排ガス路102cから流出するガスが合流する合流部102dを備え、この合流部102dで合流される高温側排ガスe2と低温側排ガスe1との量比に基づいて、混合排ガスe3の温度をアンモニア脱離温度以上としている。図1に示すように、高温側排ガスe1の温度は200℃程度、低温側排ガスe2の温度は60℃程度とされ、混合排ガスe3の温度は50〜60℃とされる。
混合排ガスe3の温度制御に関しては、アンモニア脱離部2の入口近傍温度及び出口近傍温度を検出する検出器sを設けるとともに、検出温度に基づいて、この温度を所定の目標温度とすべく構成される温度制御用コントローラTICで開度信号を発生し、高温側排ガス流路102bに備えられる開度調整可能なバルブV1の開度を調整することで、第1アンモニア吸脱着材A1からの脱離(SOFC101への燃料としてのアンモニアの供給)を良好に行うことができる。
第1アンモニア吸脱着材A1
第1実施形態では、アンモニア脱離部2には塩化Srがアンモニアを吸着した塩化Srアンミン錯体(オクタアンミンSr塩化物)として収納される(第2実施形態において同じ)。このアンモニア錯体は標準大気圧で収納されており、SOFC101の運転に伴って、その排ガスeが伝熱管21に供給されることでアンモニアを脱離する。因みに、塩化Srの標準大気圧でのアンモニア吸着・脱離平衡温度は40℃程度である。
従って、混合排ガスe3の温度を50〜60℃程度とすることで、アンモニア吸着状態にある塩化Srからアンモニアを脱離させて、SOFC101へ供給することができる。
アンモニア脱離部2を通過した排ガスeは、アンモニア吸着部3に導かれる。
このアンモニア吸着部3の温度は、アンモニア脱離部2でアンモニア脱離の用に供される熱量と、先にアンモニア吸着操作手段M2として説明した放熱器(具体的には放熱ファン9)の放熱量により制御するが、アンモニア吸着部3の温度を第2アンモニア吸脱着材A2がアンモニアを吸着する温度以下とすることで、排ガス中のアンモニアを吸着除去できる。即ち、アンモニア吸着部3の温度を検出する温度センサs、温度センサs出力に基づいて空冷ファン9に運転制御情報を送る温度制御用コントローラTIC及び空冷ファン9を備え、空冷ファン9の運転によりアンモニア吸着状態を維持している。
アンモニア吸着部3には、先に説明したように、第2アンモニア吸脱着材A2として塩化Niが収納されている。この塩化Niのアンモニア吸着・脱離平衡温度は塩化Srのそれより高く、アンモニア吸着部3の温度(結果的に混合排ガスe3の温度)を30〜40℃程度まで低下させることで、アンモニア脱離状態にある塩化Niに排ガスe中のアンモニアを吸着させて、清浄な排ガスeを外部に放出することができる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態は、コジェネレーションシステムの例である第1実施形態において、アンモニア吸着操作手段M2を第1実施形態の様に独立に設けることなく、排熱回収回路50に設けられる放熱器54から送り出される受熱側熱媒体(この例の場合は水w)を、アンモニア吸着部3の冷却に利用する例である。
第1実施形態と同一の機器に関しては、同一の符号を記した。
この例ではアンモニア吸着操作手段M2の構成のみが、第1実施形態と異なる。
図2に示すように、第2実施形態では、アンモニア吸着操作手段M2を構成するに、排熱回収回路50に備えられる放熱器54を利用する。即ちこの放熱器54により保有する熱を大気放熱して低温化した受熱側熱媒体wをアンモニア吸着部3に導く低温側受熱媒体導入路91と、受熱側熱媒体wによりアンモニア吸着部3を冷却する熱交換コイル90とを備え、この熱交換コイル90で受熱後の受熱側熱媒体wを湯生成用熱交換器であるコジェネレーション用熱交換器52の受熱側熱媒体入口52aに戻す高温側受熱媒体導入路92を備えて、アンモニア吸着部3を良好に働かせることができる。
この構成では、熱交換コイル90が冷却用の熱交換部となり、排熱回収回路50に設けられる放熱器54から送り出される受熱側熱媒体(この例の場合は水w)の温度を、第1実施形態の場合より低下させるとともに、その循環量を増加して、アンモニア吸着部3でのアンモニア吸着が適切に行われるようにしている。
〔第3実施形態〕
図3に示す第3実施形態のSOFCシステム100は、SOFC101からの排ガスeからの熱回収を行わないモノジェネレーションシステムである。
従って、第1、第2実施形態のように、排熱回収用の排熱回収回路50を備えることはなく、SOFC101から排出される排ガスeが有する熱を放熱器500で大気放熱する構成としている。よって、この実施形態では、低温側排ガス路102cは、これを流れる排ガスeの温度を低下させる単なる放熱路となっており、放熱器500は排ガス温度低下手段となっている。
このモノジェネレーションシステムの例では、同図に示すように混合排ガスe3の温度は100〜130℃とする。
そこで、アンモニア脱離部2に収納する第1アンモニア吸脱着材A1としては、塩化Mnを採用している。塩化Mnのアンモニア吸着・脱離平衡温度は86℃程度であるため、混合排ガスe3の温度を100〜130℃程度としても、アンモニア吸着状態にある塩化Mnアンミン錯体からアンモニアを脱離させて、SOFC101へ供給することが可能となる。
アンモニア吸着部3の構成、当該部位に収納する第2アンモニア吸脱着材A2及びその吸着動作用のアンモニア吸着操作手段M2の構成に関しては、第1実施形態と同様である。
さて、この実施形態でも、高温側排ガスe1が流れる高温側排ガス路102bと、低温側排ガスe2が流れる低温側排ガス路102cとを備えるとともに、これら高温側排ガス路102b及び低温側排ガス路102cから流出するガスが合流する合流部102dを備え、合流部102dで合流される高温側排ガスe1と低温側排ガスe2との量比に基づいて、混合排ガスe3の温度をアンモニア脱離温度以上とするという、第1実施形態の基本構成は踏襲している。
ただし、この実施形態では、アンモニア脱離部2の温度制御に関して、アンモニア脱離部2の入口近傍温度及び出口近傍温度を検出する検出器sを設けるとともに、この検出器sの検出温度に基づいて、合流部102dに高温側若しくは低温側或はそれらの両方の弁開度を制御可能な流量調整型3方弁V2を設けて、高温側排ガスe1,低温側排ガスe2の流量比を調整し、混合排ガスe3の温度を調整している。
この様な構成でも脱離操作用混合排ガス生成手段Mmを構成することができる。
〔別実施形態〕
(1) 上記の実施形態にあっては、第1アンモニア吸脱着材A1、第2アンモニア吸脱着材A2の組み合わせの例として、第1アンモニア吸脱着材A1として、標準大気圧でのアンモニア吸着・脱離平衡温度が40℃以上130℃以下であるハロゲン化金属化合物を、第2アンモニア吸脱着材A2として、標準大気圧でのアンモニア吸着・脱離平衡温度が第1アンモニア吸脱着材より高いハロゲン化金属化合物の組み合わせを採用する例を示したが、このような組み合わせは、両者の関係において、第2アンモニア吸脱着材A2のアンモニア吸着・脱離平衡温度が、第1アンモニア吸脱着材A1のアンモニア吸着・脱離平衡温度より高くなっていれば、同一温度環境下において前者A1が脱離性能を後者A2が吸着性能を発揮することとなるため、採用可能となる。
これまで説明してきた実施形態のように、アンモニア脱離操作手段M1を備えてアンモニア脱離部2の温度を比較的高く積極的に管理し、アンモニア吸着操作手段M2を備えて、アンモニア吸着部3の温度を比較的低く管理できる場合はなおさらである。
標準大気圧下において、130℃を基準にアンモニア吸脱着材の組み合わせとする場合は、第1アンモニア吸脱着材A1を、ハロゲン化Ba化合物、ハロゲン化Ca化合物,ハロゲン化Sr化合物、及びハロゲン化Mn化合物から選択される何れか一種以上とでき、第2アンモニア吸脱着材A2がハロゲン化Co化合物、ハロゲン化Mg化合物、及びハロゲン化Ni化合物から選択される一種以上とできる。
また、標準大気圧下において、100℃を基準にアンモニア吸脱着材の組み合わせとする場合も、第1アンモニア吸脱着材A1と第2アンモニア吸脱着材A2との組み合わせは上記と同様となる。
ちなみに、ハロゲン化金属化合物が塩化物である場合について、アンモニアの配位反応に関して説明しておくと、塩化Ba,塩化Ca,塩化Srでは50〜60℃程度でアンモニアの脱離を始め、塩化Mnの標準大気圧におけるアンモニア吸着・脱離平衡温度(アンモニアの配位反応平衡温度)は86℃であり、塩化Coは135℃、塩化Mgが140℃、塩化Niが180℃である。
(2) 混合排ガスの温度を制御する混合排ガス温度制御手段の構成としては、SOFC101に要求される発電量に対応して必要となるアンモニア燃料量に応じて、SOFC101にアンモニア燃料を供給するアンモニア燃料供給量制御装置(マスフローコントローラ)を備え、このアンモニア燃料供給量制御装置から供給するアンモニア燃料量に応じて、混合排ガスの温度を制御するように、混合排ガス温度制御手段を構成してもよい。
(3) コジェネレーションシステムである第1実施形態と、モノジェネレーションシステムである第3実施形態とに関して、前者のシステムでは、排ガス温度低下手段として、高温側排ガスが保有する熱を受熱して湯を得るコジェネレーション用熱交換器(湯生成用熱交換器の一例)を使用し、後者のシステムでは、排ガス温度低下手段として、高温側排ガスが保有する熱を大気放熱させる放熱器(放熱熱交換器の一例)を使用する例を示したが、本発明に係るSOFCシステムにおいて、前者の湯生成用熱交換器と、後者の放熱器のシステムにおける位置は実質同一であるため、これら湯生成用熱交換器と放熱熱交換器とを交換可能としておくことが好ましい。
この構成を採用しておくことで、両者を交換することで、コジェネレーションシステムと、モノジェネレーションシステムとの切換を容易に行うことが可能となる。
アンモニアを直接もしくは間接的に燃料として使用するSOFCシステムとして、SOFCシステムの運転上必要となるエネルギー消費をできるだけ低減化できるSOFCシステムを提供することができた。
1 アンモニア貯蔵供給装置
2 アンモニア脱離部(アンモニア貯蔵部)
3 アンモニア吸着部
4 アンモニア送出口
5 排ガス流入口
6 処理済み排ガス流出口
7 分配室
9 冷却ファン(放熱器)
10 筐体
20 外円筒
21 伝熱管
50 排熱回収回路
50a 往き路
51 貯湯槽
52 コジェネレーション用熱交換器(湯生成用熱交換器、排ガス温度低下手段)
53 熱媒体ポンプ
54 放熱器
90 熱交換コイル(熱交換部)
91 低温側受熱媒体導入路
92 高温側受熱媒体導入路
100 固体酸化物形燃料電池システム(SOFCシステム)
101 固体酸化物形燃料電池(SOFC)
102 排ガス路
102a 混合排ガス路
102b 高温側排ガス路
102c 低温側排ガス路
102d 合流部
500 放熱器(排ガス温度低下手段)
A1 第1アンモニア吸脱着材
A2 第2アンモニア吸脱着材
M1 アンモニア脱離操作手段
M2 アンモニア吸着操作手段
Mm 脱離操作用混合排ガス生成手段
R アンモニア吸脱着材収納室
TIC 温度制御用コントローラ
V1 バルブ
V2 3方弁
e 排ガス
e1 高温側排ガス
e2 低温側排ガス
e3 混合排ガス
e4 処理済み排ガス
r 熱供給部
s 検出器

Claims (13)

  1. アンモニア吸着温度においてアンモニアを吸着したアンモニア吸着状態に維持され、前記アンモニア吸着温度より高いアンモニア脱離温度において吸着したアンモニアを脱離するアンモニア吸脱着材が収納されるアンモニア貯蔵部と、
    前記アンモニア貯蔵部から供給されるアンモニアを燃料として受け入れる固体酸化物形燃料電池と、
    前記固体酸化物形燃料電池から排出される排ガスが流れる排ガス路とを備えた固体酸化物形燃料電池システムであって、
    前記排ガス路に、当該排ガス路を流れる排ガスの温度を低下して、前記アンモニア貯蔵部に熱を供給する熱供給部に導き、前記アンモニア貯蔵部を当該アンモニア貯蔵部に収納される前記アンモニア吸脱着材のアンモニア脱離温度とするアンモニア脱離操作手段を備え、前記アンモニア貯蔵部をアンモニア脱離部とする固体酸化物形燃料電池システム。
  2. 前記アンモニア脱離操作手段が、
    前記排ガスの温度を低下する排ガス温度低下手段と、
    当該排ガス温度低下手段により温度低下される前の高温側排ガスと、前記排ガス温度低下手段により温度低下された後の低温側排ガスとの混合により、前記アンモニア脱離温度以上に調整される混合排ガスを生成する脱離操作用混合排ガス生成手段を備え、
    前記脱離操作用混合排ガス生成手段で生成される混合排ガスを前記熱供給部に導く混合排ガス導入路を備えた請求項1記載の固体酸化物形燃料電池システム。
  3. 前記脱離操作用混合排ガス生成手段が、前記高温側排ガスが流れる高温側排ガス路と、前記低温側排ガスが流れる低温側排ガス路とを備えるとともに、前記高温側排ガス路及び前記低温側排ガス路から流出するガスが合流する合流部を備え、
    前記合流部で合流される前記高温側排ガスと前記低温側排ガスとの量比に基づいて、前記混合排ガスの温度を前記アンモニア脱離温度以上とする請求項2記載の固体酸化物形燃料電池システム。
  4. 前記排ガス温度低下手段が、前記高温側排ガスが保有する熱を受熱して湯を得る湯生成用熱交換器である請求項2又は3記載の固体酸化物形燃料電池システム。
  5. 前記アンモニア吸脱着材が、標準大気圧でアンモニア吸着・脱離平衡温度が40℃以上130℃以下となるハロゲン化金属化合物である請求項1〜4の何れか一項記載の固体酸化物形燃料電池システム。
  6. 前記アンモニア吸脱着材が、ハロゲン化Ba化合物、ハロゲン化Ca化合物,ハロゲン化Sr化合物、及びハロゲン化Mn化合物から選択される何れか一種以上である請求項1〜5の何れか一項記載の固体酸化物形燃料電池システム。
  7. 前記熱供給部から排出される脱離動作済の排ガスに含有されるアンモニアを吸着するアンモニア吸脱着材が収納されるアンモニア吸着部を設けた請求項1〜6の何れか一項記載の固体酸化物形燃料電池システム。
  8. 前記アンモニア吸着部に収納されるアンモニア吸脱着材の温度を、当該材料のアンモニア吸着温度以下とするアンモニア吸着操作手段を設けた請求項7記載の固体酸化物形燃料電池システム。
  9. 前記アンモニア吸着操作手段が、前記アンモニア吸着部が保有する熱を大気放熱させて冷却する放熱器である請求項8記載の固体酸化物形燃料電池システム。
  10. 前記熱供給部から排出される脱着動作済の排ガスに含有されるアンモニアを吸着除去するアンモニア吸着部を設け、
    当該アンモニア吸着部に、標準大気圧でのアンモニア吸着・脱離平衡温度が、前記アンモニア脱離部に収納されるアンモニア吸脱着材の標準大気圧でのアンモニア吸着・脱離平衡温度より高いハロゲン化金属化合物を収納した請求項5記載の固体酸化物形燃料電池システム。
  11. 前記アンモニア吸着部に、ハロゲン化Co化合物、ハロゲン化Mg化合物、及びハロゲン化Ni化合物から選択される何れか一種以上を収納した請求項10記載の固体酸化物形燃料電池システム。
  12. 前記排ガス温度低下手段が、前記高温側排ガスが保有する熱を大気放熱させて前記低温側排ガスを得る放熱器である請求項2又は3記載の固体酸化物形燃料電池システム。
  13. 前記熱供給部から排出される脱離動作済の排ガスに含有されるアンモニアを吸着するアンモニア吸脱着材が収納されるアンモニア吸着部を設けるとともに、前記アンモニア吸着部に収納されるアンモニア吸脱着材の温度を、当該材料のアンモニア吸着温度以下とするアンモニア吸着操作手段を設け、
    前記湯生成用熱交換器に導入される受熱側熱媒体の保有する熱を大気放出させて低下する放熱器を備え、
    前記アンモニア吸着操作手段に、
    前記放熱器により低温化した前記受熱側熱媒体を前記アンモニア吸着部に導く低温側受熱媒体導入路と、
    前記受熱側熱媒体により前記アンモニア吸着部を冷却する熱交換部と、
    前記熱交換部で受熱後の前記受熱側熱媒体を前記湯生成用熱交換器の受熱側熱媒体入口に戻す高温側受熱媒体導入路を備えた請求項4記載の固体酸化物形燃料電池システム。

JP2016055152A 2016-03-18 2016-03-18 固体酸化物形燃料電池システム Active JP6652866B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016055152A JP6652866B2 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 固体酸化物形燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016055152A JP6652866B2 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 固体酸化物形燃料電池システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017168404A true JP2017168404A (ja) 2017-09-21
JP6652866B2 JP6652866B2 (ja) 2020-02-26

Family

ID=59913614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016055152A Active JP6652866B2 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 固体酸化物形燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6652866B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019044941A1 (ja) 2017-09-01 2019-03-07 学校法人北里研究所 マイコバクテリウム・アビウム複合感染症に対する治療活性を有する新規化合物及びその製造方法
JP2020098699A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 株式会社Ihi 燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法
JP2021022501A (ja) * 2019-07-29 2021-02-18 株式会社Kri アンモニア貯蔵・供給システム及び燃料電池システム
CN112421077A (zh) * 2020-11-23 2021-02-26 浙江大学 一种基于氨合氯化锶储热的燃料电池低温启动加热及余热回收系统
CN113451612A (zh) * 2021-06-08 2021-09-28 西安交通大学 一种绿色高效的电力-氨-电力能源系统
CN114508699A (zh) * 2022-02-18 2022-05-17 国网江苏电力设计咨询有限公司 氨裂解制氢加氢综合能源供应系统
JP2022135082A (ja) * 2021-03-04 2022-09-15 東亞合成株式会社 アンモニア吸着剤及びアンモニア吸着装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019044941A1 (ja) 2017-09-01 2019-03-07 学校法人北里研究所 マイコバクテリウム・アビウム複合感染症に対する治療活性を有する新規化合物及びその製造方法
JP2020098699A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 株式会社Ihi 燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法
JP7255161B2 (ja) 2018-12-17 2023-04-11 株式会社Ihi 燃料電池システムおよび燃料電池システムの運転方法
JP2021022501A (ja) * 2019-07-29 2021-02-18 株式会社Kri アンモニア貯蔵・供給システム及び燃料電池システム
JP7346130B2 (ja) 2019-07-29 2023-09-19 株式会社Kri アンモニア貯蔵・供給システム及び燃料電池システム
CN112421077A (zh) * 2020-11-23 2021-02-26 浙江大学 一种基于氨合氯化锶储热的燃料电池低温启动加热及余热回收系统
JP2022135082A (ja) * 2021-03-04 2022-09-15 東亞合成株式会社 アンモニア吸着剤及びアンモニア吸着装置
JP7694061B2 (ja) 2021-03-04 2025-06-18 東亞合成株式会社 アンモニア吸着剤及びアンモニア吸着装置
CN113451612A (zh) * 2021-06-08 2021-09-28 西安交通大学 一种绿色高效的电力-氨-电力能源系统
CN113451612B (zh) * 2021-06-08 2022-08-05 西安交通大学 一种绿色高效的电力-氨-电力能源系统
CN114508699A (zh) * 2022-02-18 2022-05-17 国网江苏电力设计咨询有限公司 氨裂解制氢加氢综合能源供应系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP6652866B2 (ja) 2020-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6652866B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池システム
JP6623091B2 (ja) アンモニア貯蔵供給装置及びアンモニア燃料タンク
JP6996181B2 (ja) 燃料電池システム
JP4567996B2 (ja) 蓄熱式ヒートポンプシステム
JP2019053854A (ja) 燃料電池システム
JP5211357B2 (ja) 水素吸蔵ステーション、水素供給ステーションおよび複合カートリッジ
EP2543103A1 (en) Apparatus for generating hydrogen from ammonia stored in solid materials and integration thereof into low temperature fuel cells
JP2005024231A5 (ja)
JP2009140782A (ja) 燃料電池装置
JP7269583B2 (ja) 蒸気発生装置、及び蒸気発生システム
JP2014182923A (ja) 燃料電池システム及びその運転方法
JP4100085B2 (ja) 水素貯蔵供給システム
JP6372126B2 (ja) 熱輸送装置
JP2009032556A (ja) 燃料電池装置
US9876245B2 (en) Gas separator and battery system having the same
JP5247530B2 (ja) セルスタック装置、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置
JP2011029117A (ja) 燃料電池装置
JP2008198486A (ja) 燃料電池システム
JP5920066B2 (ja) 燃料電池システム
JP5178095B2 (ja) 燃料電池装置
JP2025040820A (ja) 水素吸蔵システム及び水素吸蔵システムを備えた水素エネルギーシステム
JP2005085598A (ja) 化学蓄熱蓄水素装置
WO2018088196A1 (ja) 化学蓄熱システム
JP2017170284A (ja) ガス分離ポンプ、熱輸送装置、及びガス分離装置
JP6824066B2 (ja) ガス発生装置、発生システム及び発生方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6652866

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250