JP2017168520A - 半導体装置 - Google Patents

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常雄 小倉
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Abstract

【課題】オン抵抗の低減。【解決手段】実施形態の半導体装置は、第1電極と、第2電極と、第1半導体領域と、第1接続領域と、第2接続領域と、第3電極と、第2半導体領域と、第3半導体領域と、第4半導体領域と、第5半導体領域と、を備え、第2接続領域は、第1接続領域に並び、第2電極に電気的に接続される。第3電極は、第1接続領域と第2接続領域との間に位置する。第3電極の第1方向における長さは、第1方向における第1接続領域の長さ及び第1方向における第2接続領域の長さよりも短い。第2半導体領域は、第1半導体領域と第2電極との間及び第1接続領域と第3電極との間に設けられ、第1方向における長さが第1接続領域から第3電極に向かうにつれ短くなる領域を含む。第3半導体領域は、第1半導体領域と第2電極との間及び第2接続領域と第3電極との間に設けられ、1方向における長さが第2接続領域から前記第3電極に向かうにつれ短くなる領域を含む。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
電力用の半導体装置としてIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)がある。IGBTがスイッチングなどの用途に用いられる場合、オン抵抗が低く、スイッチング速度が速いことが望まれる。
IGBTのトレンチゲートの間隔が狭くなると、トレンチゲート間に設けられたn形ベース領域の抵抗成分が大きくなる。これにより、IE(Injection Enhanced)効果が生じ、IGBTのオン抵抗が小さくなる。
しかし、トレンチゲートの間隔が狭くなるほど、トレンチゲートのアスペクト比が高くなり、その製造が困難になる。一方、トレンチゲートを浅く形成するとIE効果が低減し、オン抵抗が増大するという問題があった。
特開2008−021918号公報
本発明が解決しようとする課題は、オン抵抗の低減を可能にする半導体装置を提供することである。
実施形態の半導体装置は、第1電極と、第2電極と、第1導電形の第1半導体領域と、第1接続領域と、第2接続領域と、第3電極と、第2導電形の第2半導体領域と、第2導電形の第3半導体領域と、第1導電形の第4半導体領域と、第1導電形の第5半導体領域と、第1絶縁膜と、第2絶縁膜と、第3絶縁膜と、を備える。前記第1半導体領域は、前記第1電極と前記第2電極との間に設けられる。前記第1接続領域は、前記第1半導体領域と前記第2電極との間に設けられ、前記第2電極に電気的に接続される。前記第2接続領域は、前記第1半導体領域と前記第2電極との間に設けられ、前記第1電極から前記第2電極に向かう第1方向に対して交差する第2方向において前記第1接続領域に並び、前記第2電極に電気的に接続される。前記第3電極は、前記第1接続領域と前記第2接続領域との間に設けられ、前記第1方向における長さが前記第1方向における前記第1接続領域の長さ及び前記第1方向における前記第2接続領域の長さよりも短い。前記第2半導体領域は、前記第1接続領域と前記第3電極との間に設けられ、前記第1方向における長さが前記第1接続領域から前記第3電極に向かうにつれ短くなる。前記第3半導体領域は、前記第2接続領域と前記第3電極との間に設けられ、前記第1方向における長さが前記第2接続領域から前記第3電極に向かうにつれ短くなる。前記第4半導体領域は、前記第2半導体領域と前記第2電極との間に設けられる。前記第5半導体領域は、前記第3半導体領域と前記第2電極との間に設けられる。前記第1絶縁膜は前記第1接続領域と前記第2半導体領域との間に設けられる。前記第2絶縁膜は、前記第2接続領域と前記第3半導体領域との間に設けられる。前記第3絶縁膜は、前記第3電極と前記第2半導体領域との間及び前記第3電極と前記第3半導体領域との間に設けられる。
図1(a)及び図1(b)は、第1実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。 図2(a)〜図2(c)は、第1実施形態に係る半導体装置の製造過程を示す模式的断面図である。 図3(a)〜図3(c)は、第1実施形態に係る半導体装置の製造過程を示す模式的断面図である。 図4は、第1実施形態に係る半導体装置の動作を示す模式的断面図である。 図5(a)及び図5(b)は、第1実施形態に係る半導体装置の動作を示す模式的断面図である。 図6(a)〜図6(c)は、第2実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。 図7(a)及び図7(b)は、第3実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。 図8(a)及び図8(b)は、第4実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。 図9(a)及び図9(b)は、第5実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。 図10(a)及び図10(b)は、第6実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。 図11(a)及び図11(b)は、第6実施形態に係る半導体装置の動作を示す模式的断面図である。 図12(a)〜図12(c)は、第7実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。 図13(a)及び図13(b)は、第8実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。 図14(a)及び図14(b)は、第9実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。 図15(a)及び図15(b)は、第10実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。 図16(a)及び図16(b)は、第11実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。 図17(a)及び図17(b)は、第12実施形態に係る半導体装置を表す模式的平面図である。 図18(a)及び図18(b)は、第13実施形態に係る半導体装置を表す模式的平面図である。
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付し、一度説明した部材については適宜その説明を省略する。図面は模式的または概念的に描かれ、各部分の寸法は、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
実施形態では、n形、n形の順でn形(第1導電形)の不純物濃度が相対的に低くなることを表す。p形、p形の順でp形(第2導電形)の不純物濃度が相対的に低くなることを表す。また、図には、三次元座標(X軸、Y軸、Z軸)が導入される場合がある。ここで、X軸と、Y軸及びZ軸と、は交差し、Y軸と、Z軸と、は、交差する。第1方向は、Z軸方向、第2方向は、Y軸方向、第3方向は、X軸方向とする。
(第1実施形態)
図1(a)及び図1(b)は、第1実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。図1(a)には、図1(b)のB1−B1’線断面図が示される。図1(b)には、図1(a)のA1−A1’線断面図が示される。
第1実施形態に係る半導体装置101は、第1電極(コレクタ電極11)と、第2電極(エミッタ電極12)と、第1導電形の第1半導体領域(n形ベース領域10)と、第1接続領域51と、第2接続領域52と、第3電極(ゲート電極13)と、第2導電形の第2半導体領域(p形ベース領域20)と、第2導電形の第3半導体領域(p形ベース領域30)と、第1導電形の第4半導体領域(n形エミッタ領域40)と、第1導電形の第5半導体領域(n形エミッタ領域50)と、第2導電形の第6半導体領域(p形コレクタ領域60)と、第1絶縁膜(絶縁膜61)と、第2絶縁膜(絶縁膜62)と、第3絶縁膜(ゲート絶縁膜63)と、を備える。半導体装置101は、例えば、IGBTである。
Z軸方向は、第1電極11から第2電極12に向かう方向に対応する。Y軸方向は、第1接続領域51から第2接続領域52に向かう方向に対応する。
n形ベース領域10は、Z軸方向において、第1電極11と第2電極12との間に設けられる。n形ベース領域10は、X軸方向に延びる。p形コレクタ領域60は、Z軸方向において、第1電極11とn形ベース領域10との間に設けられる。p形コレクタ領域60は、第1電極11に電気的に接続される。p形コレクタ領域60は、X軸方向に延びる。p形コレクタ領域60は、n形ベース領域10及び第1電極11に接する。
第1接続領域51は、Z軸方向において、n形ベース領域10と第2電極12との間に設けられる。第1接続領域51は、第2電極12に電気的に接続される。第1接続領域51は、第2電極12に接する。第1接続領域51は、Z軸方向において、所定の長さを有する。第1接続領域51は、X軸方向に延びる。Z軸方向における第1接続領域51の長さは、例えば、4μm〜10μmである。
第2接続領域52は、Z軸方向において、n形ベース領域10と第2電極12との間に設けられる。第2接続領域52は、Y軸方向において第1接続領域51に並ぶ。第2接続領域52は、第2電極12に電気的に接続される。第2接続領域52は、第2電極12に接する。第2接続領域52は、Z軸方向において、所定の長さを有する。第2接続領域52は、X軸方向に延びる。Z軸方向における第2接続領域52の長さは、例えば、4μm〜10μmである。Y軸方向において、第1接続領域51の中心と第2接続領域52の中心との間の距離は、例えば、2μm〜12μmである。
ゲート電極13は、Y軸方向において、第1接続領域51と第2接続領域52との間に位置する。ゲート電極13は、Z軸方向において、n形ベース領域10と、第2電極12と、の間に設けられる。ゲート電極13のZ軸方向における長さは、Z軸方向における第1接続領域51の長さ及びZ軸方向における第2接続領域52の長さよりも短い。ゲート電極13は、Z軸方向において、所定の長さを有する。ゲート電極13は、X軸方向に延びる。Z軸方向におけるゲート電極13の長さは、例えば、1μm〜4μmである。Y軸方向において、ゲート電極13の中心と第1接続領域51の中心との間の距離は、例えば、1μm〜6μmである。Y軸方向において、ゲート電極13の中心と第2接続領域52の中心との間の距離は、例えば、1μm〜6μmである。
p形ベース領域20は、Z軸方向において、n形ベース領域10と第2電極12との間に設けられる。p形ベース領域20は、Y軸方向において、第1接続領域51とゲート電極13との間に設けられる。p形ベース領域20は、第2電極12に電気的に接続される。p形ベース領域20は、n形ベース領域10に電気的に接続される。p形ベース領域20は、n形ベース領域10及び第2電極12に接する。
p形ベース領域20は、Z軸方向おいて、所定の長さを有する。p形ベース領域20は、X軸方向に延びる。p形ベース領域20は、領域20aと領域20bとを含む。領域20aにおいて、Z軸方向における長さは、第1接続領域51からゲート電極13に向かうにつれ短くなる。半導体装置101では、p形ベース領域20とn形ベース領域10とが接合するpn接合部を、接合部pn1とする。領域20bにおいて、Z軸方向における接合部pn1と、第2電極12と、の間の距離は、Z軸方向におけるゲート電極13の長さよりも長い。Z軸方向における領域20bの長さは、Z軸方向における領域20aの長さより厚い。
p形ベース領域30は、Z軸方向において、n形ベース領域10と第2電極12との間に設けられる。p形ベース領域30は、Y軸方向において、第2接続領域52とゲート電極13との間に設けられる。p形ベース領域30は、第2電極12に電気的に接続される。p形ベース領域30は、n形ベース領域10に電気的に接続される。p形ベース領域30は、第2電極12及びn形ベース領域10に接する。
p形ベース領域30は、Z軸方向おいて、所定の長さを有する。p形ベース領域30は、X軸方向に延びる。p形ベース領域30は、領域30aと領域30bとを含む。領域30aにおいて、Z軸方向における長さは、第2接続領域52からゲート電極13に向かうにつれ短くなる。半導体装置101では、p形ベース領域30とn形ベース領域10とが接合するpn接合部を、接合部pn2とする。領域30bにおいて、Z軸方向における接合部pn2と、第2電極12と、の間の距離は、Z軸方向におけるゲート電極13の長さよりも長い。Z軸方向における領域30bの長さは、Z軸方向における領域30aの長さより厚い。
形エミッタ領域40は、Z軸方向において、p形ベース領域20と第2電極12との間に設けられる。n形エミッタ領域40は、第2電極12及びp形ベース領域20に電気的に接続される。n形エミッタ領域40は、第2電極12及びp形ベース領域20に接する。n形エミッタ領域40は、Z軸方向において、所定の長さを有する。n形エミッタ領域40は、X軸方向に延びる。
形エミッタ領域50は、Z軸方向において、p形ベース領域30と第2電極12との間に設けられる。n形エミッタ領域50は、第2電極12及びp形ベース領域30に電気的に接続される。n形エミッタ領域50は、第2電極12及びp形ベース領域30に接する。n形エミッタ領域50は、Z軸方向において、所定の長さを有する。n形エミッタ領域50は、X軸方向に延びる。
絶縁膜61は、第1接続領域51とn形ベース領域10との間に設けられる。絶縁膜61は、第1接続領域51とp形ベース領域20との間に設けられる。絶縁膜61は、第1接続領域51、n形ベース領域10及びp形ベース領域20に接する。絶縁膜61は、X軸方向に延びる。絶縁膜61の厚さは、例えば、50〜200nmである。
絶縁膜62は、第2接続領域52とn形ベース領域10との間に設けられる。絶縁膜62は、第2接続領域52とp形ベース領域30との間に設けられる。絶縁膜62は、第2接続領域52、n形ベース領域10及び絶縁膜62に接する。絶縁膜62は、X軸方向に延びる。絶縁膜62の厚さは、例えば、50〜200nmである。
ゲート絶縁膜63は、ゲート電極13とn形ベース領域10との間に設けられる。ゲート絶縁膜63は、ゲート電極13とp形ベース領域20との間に設けられる。ゲート絶縁膜63は、ゲート電極13とp形ベース領域30との間に設けられる。ゲート絶縁膜63は、ゲート電極13とn形エミッタ領域40との間に設けられる。ゲート絶縁膜63は、ゲート電極13とn形エミッタ領域50との間に設けられる。
ゲート絶縁膜63は、ゲート電極13、n形ベース領域10、p形ベース領域20、p形ベース領域30、n形エミッタ領域40及びn形エミッタ領域50と接する。ゲート絶縁膜63は、X軸方向に延びる。ゲート絶縁膜63の厚さは、例えば、50〜200nmである。
第1の長さL1は、Z軸方向おける、ゲート絶縁膜63に沿ったn形エミッタ領域40の長さと、p形ベース領域20の長さとの合計である。第2の長さL2は、Z軸方向おける絶縁膜61に沿ったp形ベース領域20の長さである。すなわち、第1の長さL1は、Z軸方向における領域20aの長さである。第2の長さL2は、Z軸方向における領域20bの長さである。第1の長さL1は、第2の長さL2よりも短い。
第3の長さL3は、Z軸方向おける、ゲート絶縁膜63に沿ったn形エミッタ領域50の長さと、p形ベース領域30の長さとの合計である。第4の長さL4は、Z軸方向おける絶縁膜62に沿ったp形ベース領域30の長さである。すなわち、第3の長さL3は、Z軸方向における領域30aの長さである。第4の長さL4は、Z軸方向における領域30bの長さである。第3の長さL3は、第4の長さL4よりも短い。
図2(a)〜図3(c)は、第1実施形態に係る半導体装置の製造過程を示す模式的断面図である。
図2(a)に示すように、n形ベース領域10上にマスク90を形成する。マスク90から露出されたn形ベース領域10にp形不純物を深く注入する。これにより、n形ベース領域10の表面に、p形半導体領域20Ly及びp形半導体領域30Lyが選択的に形成される。
図2(b)に示すように、n形ベース領域10の表面からp形半導体領域20Lyを貫通する第1接続領域51及び絶縁膜61を形成する。n形ベース領域10の表面からp形半導体領域30Lyを貫通する第2接続領域52及び絶縁膜62を形成する。第1接続領域51、絶縁膜61、第2接続領域52及び絶縁膜62を形成する工程では、フォトリソグラフィ、ドライエッチング、スパッタリング及びCVD等が利用される。
図2(c)に示すように、第1接続領域51、絶縁膜61及びp形半導体領域20Lyの上にマスク91を形成する。第2接続領域52、絶縁膜62及びp形半導体領域30Lyの上にマスク91を形成する。
マスク91から露出されたn形ベース領域10にp形不純物を浅く注入する。これにより、n形ベース領域10の表面に、p形半導体領域25Lyが形成される。マスク91を用いずに、p形半導体領域20Ly及びp形半導体領域30Lyに重ねてp形不純物を浅く注入してもよい。
図3(a)に示すように、p形半導体領域20Ly、p形半導体領域30Ly及びp形半導体領域25Lyを加熱する。これにより、第1接続領域51と第2接続領域52との間に、p形半導体領域20Ly、p形半導体領域30Ly及びp形半導体領域25Lyが一体となったp形半導体領域25が形成される。p形半導体領域25において、中央部のZ軸方向における長さは、選択的に薄くなっている。
図3(b)に示すように、p形半導体領域25を貫通し、n形ベース領域10に達するゲート絶縁膜63及びゲート電極13を形成する。p形半導体領域25は、ゲート絶縁膜63及びゲート電極13により分割される。これにより、第1接続領域51とゲート電極13との間にp形ベース領域20が形成され、第2接続領域52とゲート電極13との間にp形ベース領域30が形成される。
図3(c)に示すように、第1接続領域51、絶縁膜61及びp形半導体領域20Lyの上にマスク92を形成する。第2接続領域52、絶縁膜62及びp形半導体領域30Lyの上にマスク92を形成する。マスク92は、p形ベース領域20の一部とp形ベース領域30の一部とが露出するように形成される。
マスク92から露出されたp形ベース領域20にn形不純物を注入する。これにより、p形ベース領域20の表面に、n形エミッタ領域40が形成され、p形ベース領域30の表面に、n形エミッタ領域50が形成される。この後、図1(a)に示すように、コレクタ側には、p形不純物が注入され、pコレクタ領域60が形成される。
半導体装置101の動作について説明する。
図4、図5(a)及び図5(b)は、第1実施形態に係る半導体装置の動作を示す模式的断面図である。
図4には、半導体装置101のターンオン後の状態が表されている。本実施形態では、「ターンオン後」の状態を、オン状態と呼ぶ場合がある。
オン状態では、第1電極11には、第2電極12よりも高い電位が印加されている。ゲート電極13には、閾値電位(Vth)以上の電位が印加される。これにより、p形ベース領域20、30には、ゲート絶縁膜63に沿ってチャネル領域が形成される。
電子電流e1は、n形エミッタ領域40からチャネルを経由してn形ベース領域10に流れる。電子電流e2は、n形エミッタ領域50からチャネルを経由してn形ベース領域10に流れる。
形エミッタ領域40から注入された電子電流e1は、n形エミッタ領域40下のp形コレクタ領域60に到達する。n形エミッタ領域50から注入された電子電流e2は、n形エミッタ領域50下のp形コレクタ領域60に到達する。
一方、p形コレクタ領域60からは、正孔が注入される。図4では、正孔注入が正孔電流h1、h2として表されている。
正孔電流h1は、n形ベース領域10、p形ベース領域20を経由して第2電極12に流れる。正孔電流h2は、n形ベース領域10、p形ベース領域30を経由して第2電極12に流れる。
半導体装置101においては、p形ベース領域20の長さL1がp形ベース領域20の長さL2よりも短くなっている。また、p形ベース領域30の長さL3がp形ベース領域20の長さL4よりも短くなっている。つまり、半導体装置101においては、Z軸方向におけるチャネル領域の長さが短くなっている。
この短チャネル化により、n形エミッタ領域40、50からの電子注入が促進する。これにより、半導体装置101では、オン抵抗が低くなる。
また、この短チャネル化により、オン状態では、ゲート電極13と第2電極12との間の寄生容量Cge及びゲート電極13と第1電極11との間の寄生容量Cgcが低減する。これにより、半導体装置101のスイッチング動作が高速になる。
また、半導体装置101においては、Y軸方向における第1接続領域51と第2接続領域52との間の距離を変えることができる。第1接続領域51と第2接続領域52との間の距離を狭くすると、第1接続領域51と第2接続領域52との間のn形ベース領域10に正孔が溜まり易くなる(IE効果)。これにより、半導体装置101においては、オン抵抗が低下する。
例えば、第1接続領域51と第2接続領域52との間の距離を短くし、IGBTの微細化が進み、単位面積当たりのゲート電極13の数が増加したとしても、半導体装置101においては、もとから、ゲート電極13の寄生容量Cge及び寄生容量Cgcが低くなっている。これにより、微細化が進んでも、半導体装置101では、スイッチング速度が低下し難くなっている。
一方、図5(a)には、半導体装置101のターンオフ後の状態が表されている。本実施形態では、「ターンオフ後」の状態を、オフ状態と呼ぶ場合がある。図5(b)には、ターンオフ後におけるn形ベース領域10における空乏層10dpが模式的に示されている。
例えば、第1電極11には、第2電極12よりも高い電位が印加されても、ゲート電極13に閾値電位(Vth)より小さい電位が印加されると、チャネル領域が消失してn形エミッタ領域40、50からの電子注入が遮断される。一方、n形ベース領域10に残存する正孔は、p形ベース領域30、40を経由して第2電極12に排出される。
半導体装置101においては、ターンオフ後、空乏層が接合部pn1からp形ベース領域20とn形ベース領域10に延びる。また、ターンオフ後、空乏層は、接合部pn2からp形ベース領域30とn形ベース領域10に延びる。空乏層は、絶縁膜61とn形ベース領域10との界面、絶縁膜62とn形ベース領域10との界面、及びゲート絶縁膜63とn形ベース領域10との界面からも、n形ベース領域10に延びる。これらの空乏層は、n形ベース領域10内で繋がる。繋がった空乏層10dpは、絶縁膜61、絶縁膜62及びゲート絶縁膜63の下にまで広がる。これにより、阻止電圧(すなわち、耐圧)が高くなる。
また、半導体装置101においては、ゲート絶縁膜63の下端63dよりも、絶縁膜62の下端62dまたは絶縁膜61の下端61dで電界が集中し易くなる。これにより、アバランシェは、絶縁膜62の下端62d付近または絶縁膜61の下端61d付近で起き易くなる。
ここで、p形ベース領域20は、領域20bを含む。領域20bは、絶縁膜61に接し、p形ベース領域20中で、最も第1電極11に近い。領域20bは、p形領域であり、正孔にとって抵抗が低い領域である。これにより、絶縁膜61の下端61d付近で生じたアバランシェ電流(例えば、正孔電流h3)は、領域20bを経由して第2電極12に効率よく排出される。
一方、p形ベース領域30は、領域30bを含む。領域30bは、絶縁膜62に接し、p形ベース領域30中で最も第1電極11に近い。領域30bは、p形領域であり、正孔にとって抵抗が低い領域である。これにより、絶縁膜62の下端62d付近で生じたアバランシェ電流(例えば、正孔電流h4)は、領域30bを経由して第2電極12に効率よく排出される。これにより、半導体装置101においては、オフ状態で十分な阻止電圧が実現できるだけでなく、ターンオフのスイッチング過程での破壊耐量が改善する。
また、領域20b及び領域30bは、Y軸方向において、n形エミッタ領域40と離間している。
これにより、領域20b及び領域30bに流入した正孔電流h3は、n形エミッタ領域40に到達する前に、第2電極12に排出され易くなっている。
仮に、正孔電流h3がn形エミッタ領域40、50に到達すると、寄生のnpnトランジスタが素子として動作する場合がある。寄生のnpnトランジスタは、例えば、n形領域40/p形領域20/n形領域10、または、n形領域50/p形領域30/n形領域10である。寄生のnpnトランジスタが動作すると、いわゆるラッチアップが起きる。ラッチアップが起きると、ゲート駆動が不能になり、IGBTが破壊する場合がある。
半導体装置101では、領域20b及び領域30bは、Y軸方向において、n形エミッタ領域40と離間している。これにより、領域20b及び領域30bに到達した正孔電流は、n形エミッタ領域40、50に到達し難く、ラッチアップが起き難くなっている。
また、チャネル領域の長さが短くなると、チャネル領域付近のp形ベース領域の抵抗が上昇し、チャネル領域付近のp形ベース領域に正孔が溜まり易くなる場合がある。この場合、n形エミッタ領域とp形ベース領域との間のエネルギー障壁が下がり、寄生npnトランジスタが動作する場合がある。
これに対し、半導体装置101では、チャネル領域の長さが短くなっても、正孔電流h3、h4は、領域20b、30bを介して、効率よく第2電極12に排出される。これにより、チャネル領域付近のp形ベース領域20、30には正孔が溜まり難く、寄生npnトランジスタは動作し難い。これにより、ラッチアップが起き難くなっている。
また、絶縁膜61の下端61d及び絶縁膜62の下端62dは、ゲート絶縁膜63の下端63dに比べ、第1電極11の側に位置する。これにより、アバランシェは、p形ベース領域20、30及びn形エミッタ領域40、50の下方のn形ベース領域10内で起き易くなっている。
これにより、アバランシェによる温度上昇は、領域20b、30b、及びn形ベース領域10内で起き易く、p形ベース領域20a、30a及びn形エミッタ領域40、50の温度上昇が抑えられる。これにより、ラッチアップがさらに起き難くなっている。
半導体装置101においては、ターンオフ後、接合部pn1からp形ベース領域20とn形ベース領域10とに延びる。また、ターンオフ後、空乏層は、接合部pn2からp形ベース領域30とn形ベース領域10とに延びる。空乏層は、絶縁膜61とn形ベース領域10との界面、絶縁膜62とn形ベース領域10との界面及びゲート絶縁膜63とn形ベース領域10との界面からも、n形ベース領域10に延びる。
これらの空乏層は、n形ベース領域10内で繋がる。繋がった空乏層10dpは、絶縁膜61、絶縁膜62及びゲート絶縁膜63の下にまで広がる。
空乏層10dpを絶縁層とみなすと、ゲート電極13とn形ベース領域10との間に位置する絶縁層の長さは、Z軸方向におけるゲート絶縁膜63の長さに、Z軸方向における空乏層10dpの長さを足し合わせた長さになる。
これにより、ゲート電極13とn形ベース領域10との間の絶縁層の長さが長くなって、ゲート電極13と第1電極11との間の寄生容量Cgcが低下する。これにより、半導体装置101においては、スイッチング動作がさらに高速になる。
一方、ターンオフ後、第1接続領域51と第2接続領域52との間のn形ベース領域10は、空乏層10dpによって遮蔽される。これにより、ターンオフ後における第1電極11と第2電極12との間のリーク電流が確実に抑えられる。
(第2実施形態)
図6(a)〜図6(c)は、第2実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。図6(a)には、図6(b)のB1−B1’線断面図が示される。図6(b)には、図6(a)のA1−A1’線断面図が示される。図6(c)には、図6(a)における点P〜点R、点P’〜点R’におけるp形不純物の濃度プロファイルが示されている。
第2実施形態に係る半導体装置102において、p形ベース領域20は、p形不純物濃度が相対的に高くなる領域20hを含む。p形ベース領域30は、p形不純物濃度が相対的に高くなる領域30hを含む。領域20h、30hのそれぞれにおいて、第1電極11から第2電極12に向かい不純物濃度が高くなっている。領域20h、30hのそれぞれは、正孔にとっての低抵抗領域である。
Z軸方向において、領域20hは、領域20bに重なる。Z軸方向において、領域30hは、領域30bに重なる。Y軸方向において、領域20hは、n形エミッタ領域40と第1接続領域51との間に設けられる。Y軸方向において、領域30hは、n形エミッタ領域50と第2接続領域52との間に設けられる。領域20h及び領域30hのどちらか一方は、除かれてもよい。
領域20hの存在により、ターンオフ後には、p形ベース領域20に流入した正孔が領域20hを介して第2電極12に効率よく排出される。領域30hの存在により、p形ベース領域30に流入した正孔は、領域30hを介して第2電極12に効率よく排出される。これにより、半導体装置102では、ターンオフ後のラッチアップがさらに抑制される。ラッチアップがさらに抑制された半導体装置102では、大電流のターンオフ動作が可能になる。
(第3実施形態)
図7(a)及び図7(b)は、第3実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。図7(a)には、図7(b)のB1−B1’線断面図が示される。図7(b)には、図7(a)のA1−A1’線断面図が示される。
第3実施形態に係る半導体装置103においては、Z軸方向においてn形エミッタ領域40とn形ベース領域10との間に設けられたp形ベース領域20の不純物濃度が相対的に低くなっている。例えば、p形ベース領域20は、部分20Hと部分20Lとを含む。部分20Hは、Y軸方向において部分20Lに並ぶ。本実施形態の場合、部分20Hはp+形の半導体領域であり、部分20Lはp形の半導体領域である。部分20Lは、Z軸方向においてn+形エミッタ領域40とn形ベース領域10との間に設けられる。
また、Z軸方向においてn+形エミッタ領域50とn形ベース領域10との間に設けられたp形ベース領域30の不純物濃度が相対的に低くなっている。例えば、p形ベース領域30は、部分30Hと部分30Lとを含む。部分30Hは、Y軸方向において部分30Lに並ぶ。部分30Hは、p形の半導体領域であり、部分30Lは、p形の半導体領域である。部分30Lは、Z軸方向においてn形エミッタ領域50とn形ベース領域10との間に設けられる。
部分20Hの存在により、ターンオフ後には、p形ベース領域20に流入した正孔が部分20Hを介して第2電極12に効率よく排出される。部分30Hの存在により、p形ベース領域30に流入した正孔は、部分30Hを介して第2電極12に効率よく排出される。これにより、ターンオフ後のラッチアップがさらに抑制される。ラッチアップがさらに抑制された半導体装置103では、大電流のターンオフ動作が可能になる。
(第4実施形態)
図8(a)及び図8(b)は、第4実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。図8(a)には、図8(b)のB1−B1’線断面図が示される。図8(b)には、図8(a)のA1−A1’線断面図が示される。
第4実施形態に係る半導体装置104は、第3接続領域53と、第4接続領域54と、をさらに備える。図示した領域20h及び領域30hの少なくともいずれかは、除かれてもよい。
第3接続領域53は、Z軸方向において、p形ベース領域20と第2電極12との間に設けられる。第3接続領域53は、第2電極12及びp形ベース領域20に電気的に接続される。第3接続領域53は、Z軸方向において所定の長さを有する。第3接続領域53は、X軸方向に延びる。n形エミッタ領域40は、Y軸方向において、第3接続領域53とゲート電極13との間に設けられる。
第4接続領域54は、Z軸方向において、p形ベース領域30と第2電極12との間に設けられる。第4接続領域54は、第2電極12及びp形ベース領域30に電気的に接続される。第4接続領域54は、Z軸方向において所定の長さを有する。4接続領域54は、X軸方向に延びる。n形エミッタ領域50は、Y軸方向において、第4接続領域54とゲート電極13との間に設けられる。
半導体装置104において、Y軸方向におけるn形エミッタ領域40の幅は、Y軸方向における第3接続領域53とゲート絶縁膜63との間の距離で設定される。Y軸方向における第3接続領域53とゲート絶縁膜63との間の距離を狭く設定することにより、Y軸方向におけるn形エミッタ領域40の幅の微細化が可能になる。また、Y軸方向における第4接続領域54とゲート絶縁膜63との間の距離を狭く設定することにより、Y軸方向におけるn形エミッタ領域50の幅の微細化が可能になる。
また、半導体装置104において、ターンオフ後にp形ベース領域20に流入した正孔は、第3接続領域53を介して第2電極12に排出することもできる。また、p形ベース領域30に流入した正孔は、第4接続領域54を介して第2電極12に排出することもできる。これにより、ターンオフ後のラッチアップがさらに抑制される。ラッチアップがさらに抑制された半導体装置104では、大電流のターンオフ動作が可能になる。
(第5実施形態)
図9(a)及び図9(b)は、第5実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。図9(a)には、図9(b)のB1−B1’線断面図が示される。図9(b)には、図8(a)のA1−A1’線断面図が示される。
第5実施形態に係る半導体装置105は、第5接続領域55と、第6接続領域56と、第4絶縁膜(絶縁膜64)と、をさらに備える。
第5接続領域55は、第1接続領域51と第2電極12とを電気的に接続する。第5接続領域55は、Z軸方向において所定の長さを有する。第5接続領域55は、X軸方向に延びる。
第6接続領域56は、第2接続領域52と第2電極12とを電気的に接続する。第6接続領域56は、Z軸方向において所定の長さを有する。第6接続領域56は、X軸方向に延びる。
絶縁膜64は、第2電極12とp形ベース領域20との間、第2電極12とp形ベース領域30との間、第2電極12とn形エミッタ領域40との間及び第2電極12とn形エミッタ領域50との間に設けられる。
半導体装置105では、第3接続領域53及び第4接続領域54を形成する工程で、第5接続領域55と、第6接続領域56と、を形成する。これにより、第3接続領域53及び第4接続領域54を形成する場合、第1接続領域51及び第2接続領域52を直接、第2電極12に接続するための製造工程を省くことができる。
(第6実施形態)
図10(a)及び図10(b)は、第6実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。図10(a)には、図10(b)のB1−B1’線断面図が示される。図10(b)には、図10(a)のA1−A1’線断面図が示される。
第6実施形態に係る半導体装置106は、第1電極11と、第2電極12と、n形ベース領域10と、第1接続領域51と、第2接続領域52と、ゲート電極13と、p形ベース領域20と、p形ベース領域30と、n形エミッタ領域40と、n形エミッタ領域50と、絶縁膜61と、絶縁膜62と、ゲート絶縁膜63と、p形コレクタ領域60と、を備える。
n形ベース領域10は、第1電極11と第2電極12との間に設けられる。n形ベース領域10は、第1部分10Lと、第2部分10Hと、を含む。第2部分10Hは、第1部分10Lと第2電極12との間に設けられる。第2部分10Hの不純物濃度は、第1部分10Lの不純物濃度よりも高い。
第1接続領域51は、n形ベース領域10の第1部分10Lと第2電極12との間に設けられる。第1接続領域51は、第2電極12に電気的に接続される。第2接続領域52は、n形ベース領域10の第1部分10Lと第2電極12との間に設けられる。第2接続領域52は、X軸方向において第1接続領域に並ぶ。第2接続領域52は、第2電極12に電気的に接続される。
ゲート電極13は、n形ベース領域10の第2部分10Hと、第2電極12と、の間に設けられる。
半導体装置106の動作について説明する。
図11(a)及び図11(b)は、第6実施形態に係る半導体装置の動作を示す模式的断面図である。
図11(a)には、半導体装置106のターンオン後の状態が表されている。
ゲート電極13に閾値電位(Vth)以上の電位が印加されと、ゲート絶縁膜63に沿ってチャネル領域が形成される。
電子電流e1は、n形エミッタ領域40からチャネルを経由してn形ベース領域10に流れる。電子電流e2は、n形エミッタ領域50からチャネルを経由してn形ベース領域10に流れる。電子電流e1は、p形コレクタ領域60に到達する。電子電流e2は、p形コレクタ領域60に到達する。一方、p形コレクタ領域60からは、正孔h1、h2が注入される。
ここで、チャネル領域の下には、n形不純物濃度が高い第2部分10Hが設けられている。これにより、電子電流e1、e2は、第2部分10Hで拡がり易くなると同時にp+形コレクタ領域60から注入された正孔がp形ベース領域20と、p形ベース領域30と、から排出されにくく蓄積キャリアが多くなる、という電子注入促進効果(IE効果)が発生する。これにより、半導体装置106では、オン抵抗がさらに低くなる。
また、半導体装置106においては、Z軸方向におけるゲート絶縁膜63の長さがZ軸方向における絶縁膜61の長さ及びZ軸方向における絶縁膜62の長さよりも短くなっている。
これにより、オン状態では、ゲート電極13と第2電極12との間の寄生容量Cge及びゲート電極13と第1電極11との間の寄生容量Cgcが低減する。これにより、半導体装置106では、スイッチング動作が高速になる。
また、半導体装置106においては、Y軸方向における第1接続領域51と第2接続領域52との間の距離を変えることができる。第1接続領域51と第2接続領域52との間の距離を狭くすると、第1接続領域51と第2接続領域52との間のn形ベース領域10に正孔がさらに溜まり易くなる(IE効果の増大)。これにより、半導体装置106においては、さらにオン抵抗が低下する。
一方、図11(b)には、半導体装置106のターンオフ後の状態が表されている。
ターンオフ後、チャネル領域は、消失してn形エミッタ領域40、50からの電子注入が遮断される。一方、n形ベース領域10に残存する正孔は、p形ベース領域30、40を経由して第2電極12に排出される。
半導体装置106において、絶縁膜61の下端61d及び絶縁膜62の下端62dは、ゲート絶縁膜63の下端63dに比べて、第1電極11の側に位置している。
これにより、第1実施形態で説明したように、オフ状態で十分な阻止電圧が実現できるだけでなく、ターンオフのスイッチング過程での破壊耐量が大幅に改善するなどの効果が得られる。
半導体装置106においては、ターンオフ後、接合部pn1からp形ベース領域20とn形ベース領域10とに延びる。また、ターンオフ後、空乏層は、接合部pn2からp形ベース領域30とn形ベース領域10とに延びる。空乏層は、絶縁膜61とn形ベース領域10との界面、絶縁膜62とn形ベース領域10との界面及びゲート絶縁膜63とn形ベース領域10との界面からも、n形ベース領域10に延びる。
これらの空乏層は、n形ベース領域10内で繋がる。繋がった空乏層10dpは、絶縁膜61、絶縁膜62及びゲート絶縁膜63の下にまで広がる。
空乏層10dpを絶縁層とみなすと、ゲート電極13とn形ベース領域10との間に位置する絶縁層の長さは、Z軸方向におけるゲート絶縁膜63の長さに、Z軸方向における空乏層10dpの長さを足し合わせた長さになる。
これにより、ゲート電極13とn形ベース領域10との間の絶縁層の長さが長くなって、ゲート電極13と第1電極11との間の寄生容量Cgcが低下する。これにより、半導体装置106においては、スイッチング動作がさらに高速になる。
一方、ターンオフ後、第1接続領域51と第2接続領域52との間のn形ベース領域10は、空乏層10dpによって遮蔽される。これにより、ターンオフ後における第1電極11と第2電極12との間のリーク電流が確実に抑えられる。
本実施形態では、p形ベース領域20とp形ベース領域30とは、Y軸方向に均一の構造をしているが、第1実施形態のように絶縁膜61と絶縁膜62の側でZ軸方向に広い構造にすると、本発明の効果がさらに増大する。
(第7実施形態)
図12(a)〜図12(c)は、第7実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。図12(a)には、図12(b)のB1−B1’線断面図が示される。図12(b)には、図12(a)のA1−A1’線断面図が示される。図12(c)には、図12(a)における点P〜点R、点P’〜点R’におけるp形不純物の濃度プロファイルが示されている。
第7実施形態に係る半導体装置107において、p形ベース領域20は、p形不純物濃度が相対的に高くなる領域20hを含む。p形ベース領域30は、p形不純物濃度が相対的に高くなる領域30hを含む。領域20h及び領域30hのどちらか一方は、除かれてもよい。
領域20hの存在により、ターンオフ後には、p形ベース領域20に流入した正孔が領域20hを介して第2電極12に効率よく排出される。領域30hの存在により、p形ベース領域30に流入した正孔は、領域30hを介して第2電極12に効率よく排出される。これにより、半導体装置107では、ターンオフ後のラッチアップがさらに抑制される。ラッチアップがさらに抑制された半導体装置107では、大電流のターンオフ動作が可能になる。
(第8実施形態)
図13(a)及び図13(b)は、第8実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。図13(a)には、図13(b)のB1−B1’線断面図が示される。図13(b)には、図13(a)のA1−A1’線断面図が示される。
第8実施形態に係る半導体装置108においては、p形ベース領域20は、部分20Hと部分20Lとを含む。p形ベース領域30は、部分30Hと部分30Lとを含む。
部分20Hの存在により、ターンオフ後には、p形ベース領域20に流入した正孔が部分20Hを介して第2電極12に効率よく排出される。部分30Hの存在により、p形ベース領域30に流入した正孔は、部分30Hを介して第2電極12に効率よく排出される。これにより、ターンオフ後のラッチアップがさらに抑制される。ラッチアップがさらに抑制された半導体装置108では、大電流のターンオフ動作が可能になる。
(第9実施形態)
図14(a)及び図14(b)は、第9実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。図14(a)には、図14(b)のB1−B1’線断面図が示される。図14(b)には、図14(a)のA1−A1’線断面図が示される。
第9実施形態に係る半導体装置109は、第3接続領域53と、第4接続領域54と、をさらに備える。領域20h及び領域30hの少なくともいずれかは、除かれてもよい。
半導体装置109において、Y軸方向におけるn形エミッタ領域40の幅は、Y軸方向における第3接続領域53とゲート絶縁膜63との間の距離で設定される。Y軸方向における第3接続領域53とゲート絶縁膜63との間の距離を狭く設定することにより、Y軸方向におけるn形エミッタ領域40の幅の微細化が可能になる。また、Y軸方向における第4接続領域54とゲート絶縁膜63との間の距離を狭く設定することにより、Y軸方向におけるn形エミッタ領域50の幅の微細化が可能になる。
また、半導体装置109において、ターンオフ後にp形ベース領域20に流入した正孔は、第3接続領域53を介して第2電極12に排出することもできる。また、p形ベース領域30に流入した正孔は、第4接続領域54を介して第2電極12に排出することもできる。これにより、ターンオフ後のラッチアップがさらに抑制される。ラッチアップがさらに抑制された半導体装置109では、大電流のターンオフ動作が可能になる。
(第10実施形態)
図15(a)及び図15(b)は、第10実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。図15(a)には、図15(b)のB1−B1’線断面図が示される。図15(b)には、図15(a)のA1−A1’線断面図が示される。
第10実施形態に係る半導体装置110は、第5接続領域55と、第6接続領域56と、絶縁膜64と、をさらに備える。
半導体装置110では、第3接続領域53及び第4接続領域54を形成する工程で、第5接続領域55と、第6接続領域56と、を形成する。これにより、第3接続領域53及び第4接続領域54を形成する場合、第1接続領域51及び第2接続領域を直接、第2電極12に接続するための製造工程を省くことができる。
(第11実施形態)
図16(a)及び図16(b)は、第11実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。図16(c)は、第5実施形態に係る半導体装置の一部領域の不純物濃度プロファイルを表すグラフ図である。図16(c)の横軸は、Z軸方向における位置であり、縦軸は、不純物濃度(単位は、任意値(a.u.))であり、相対的な不純物濃度の高低が表されている。
図16(a)に示す半導体装置111A、111Bにおいては、n形ベース領域10は、コレクタ電極11に近づくほど不純物濃度が高くなる領域を有する。この領域をn形バッファ領域10bとする。n形バッファ領域10bは、Z軸方向に所定の長さを有する。n形バッファ領域10bは、X軸方向およびY軸方向に延在する。n形バッファ領域10bの不純物濃度は、n形バッファ領域10bを除いたn形ベース領域10の不純物濃度よりも高い。
n形ベース領域10中にn形バッファ領域10bが設けられたことにより、n形ベース領域10のZ軸方向における長さが薄くなり、その抵抗がさらに下がる。これにより、半導体装置111A、111Bにおいては、オン状態でのオン電圧がさらに低減する。
(第12実施形態)
図17(a)及び図17(b)は、第12実施形態に係る半導体装置を示す模式図である。
図17(a)に示す半導体装置112Aは、半導体装置101と、ダイオード領域101Dと、を含む。ダイオード領域101Dにおいては、第1電極11がカソード電極、第2電極12がアノード電極である。
ダイオード領域101Dにおいては、第1電極11と第2電極12との間に、n形半導体領域11Dが設けられている。n形半導体領域11Dの不純物濃度は、n形ベース領域10の不純物濃度と同じである。ダイオード領域101Dにおいては、n形半導体領域11Dと第2電極12との間にp形半導体領域31が設けられている。p形半導体領域31は、Y軸方向において、第2接続領域52と第7接続領域57との間に設けられている。第7接続領域57とp形半導体領域31との間及び第7接続領域57とn形半導体領域11Dとの間には、絶縁膜67が設けられている。
図17(b)に示す半導体装置112Bは、半導体装置106と、ダイオード領域101Dと、を含む。
このような半導体装置112A、112Bも実施形態に含まれる。
(第13実施形態)
図18(a)及び図18(b)は、第13実施形態に係る半導体装置を表す模式的平面図である。
図18(a)及び図18(b)には、半導体装置101の第2電極12下のX−Y平面内の様子が表されている。図18(a)には、第13実施形態の第1例が表されている。図18(b)には、第13実施形態の第2例が表されている。
図18(a)に表す第1例においては、p形ベース領域20の端部20eは、第1接続領域51とゲート電極13との間に設けられている。p形ベース領域30の端部30eは、ゲート電極13と第2接続領域52との間に設けられている。n形エミッタ領域40の端部40eは、p形ベース領域20内に位置する。n形エミッタ領域50の端部50eは、p形ベース領域30内に位置する。第1例においては、第1接続領域51の端部51eは、絶縁膜61を介してn形ベース領域10に接し、ゲート電極13の端部13eは、ゲート絶縁膜63を介してn形ベース領域10に接し、第2接続領域52の端部52eは、絶縁膜62を介してn形ベース領域10に接する。第1例では、p形ベース領域20とp形ベース領域30とがゲート電極13によって分割されている。
図18(b)に表す第2例においては、p形ベース領域20の端部20e及びp形ベース領域30の端部30eは、第1接続領域51、ゲート電極13、及び第2接続領域52の端部の外側に位置する。第2例では、p形ベース領域20とp形ベース領域30とが第1接続領域51、ゲート電極13、及び第2接続領域52の端部の外側で繋がっている。
第1〜第12実施形態では、半導体装置の一部分における断面、またはその平面が例示されている。p形ベース領域20とp形ベース領域30とが第1接続領域51、ゲート電極13、及び第2接続領域52の端部の外側で繋がったとしても、一部分の断面において例示された個々のp形ベース領域がp形ベース領域20またはp形ベース領域30として定義される。
第13実施形態における、p形ベース領域20、30、n形エミッタ領域40、50、第1接続領域51、ゲート電極13、及び第2接続領域52の終端構造は、第2〜第12実施形態にも適用される。
実施形態における各半導体装置では、p形とn形を逆にしても、同様な効果が得られる。
実施形態における各半導体装置からは、p形コレクタ領域60を除いてもよい。この場合、各半導体装置は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)になる。この場合、本実施形態では、「エミッタ」は「ソース」、「コレクタ」は、「ドレイン」に読み替える。
実施形態における各半導体領域の主成分は、例えば、ケイ素(Si)である。各半導体領域の主成分は、シリコン炭化物(SiC)、窒化ガリウム(GaN)等であってもよい。第1導電形の不純物元素としては、例えば、リン(P)、ヒ素(As)等が適用される。第2導電形の不純物元素としては、例えば、ホウ素(B)等が適用される。また、本明細書では、nチャネル型のIGBTを例示するが、pチャネル型のIGBTとしてもよい。
また、「不純物濃度(atoms/cm)」とは、半導体材料の導電性に寄与する不純物元素の実効的な濃度をいう。例えば、半導体材料にドナーとなる不純物元素とアクセプタとなる不純物元素とが含有されている場合には、活性化した不純物元素のうち、ドナーとアクセプタとの相殺分を除いた濃度を実効的な不純物濃度とする。また、実効的な不純物元素から電離した電子または正孔の濃度をキャリア濃度とする。実施形態に係る不純物濃度の高低は、Z方向における不純物濃度プロファイルの最大値または平均値によって比較される。不純物濃度は、SIMS分析によって解析できる。電気的に活性化したキャリア濃度については、SR分析によって解析できる。pn接合界面は、例えば、SCM分析により解析できる。
第1電極11、第2電極12、ゲート電極13、第1接続領域51、第2接続領域52、第3接続領域53、第4接続領域54、第5接続領域55、第6接続領域56の材料は、例えば、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、タングステン(W)、金(Au)、ポリシリコン等の群から選ばれる少なくとも1つを含む金属である。また、第1絶縁膜61、第2絶縁膜62、またはゲート絶縁膜63は、例えば、シリコン酸化物(SiO)またはシリコン窒化物(Si)を含む。
上記の実施形態では、「AはBの上に設けられている」と表現された場合の「の上に」とは、AがBに接触して、AがBの上に設けられている場合の他に、AがBに接触せず、AがBの上方に設けられている場合との意味で用いられる場合がある。また、「AはBの上に設けられている」は、AとBとを反転させてAがBの下に位置した場合や、AとBとが横に並んだ場合にも適用される場合がある。これは、実施形態に係る半導体装置を回転しても、回転前後において半導体装置の構造は変わらないからである。
以上、具体例を参照しつつ実施形態について説明した。しかし、実施形態はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、実施形態の特徴を備えている限り、実施形態の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて複合させることができ、これらを組み合わせたものも実施形態の特徴を含む限り実施形態の範囲に包含される。その他、実施形態の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても実施形態の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 n形ベース領域、 10dp 空乏層、 10L、10H 部分、 11 コレクタ電極、 11D n形半導体領域、 12 エミッタ電極、 13 ゲート電極、 13e 端部、 20 p形ベース領域、 20a 領域、 20b 領域、 20d 下端、 20e 端部、 20H 部分、 20L 部分、 20h 領域、 20Ly p形半導体領域、 25 p形半導体領域、 25Ly p形半導体領域、 30 p形ベース領域、 30a 領域、 30b 領域、 30d 下端、 30e 端部、 30h 領域、 30Ly p形半導体領域、 40、50 n形エミッタ領域、 40e、50e 端部、 51 第1接続領域、 51e 端部、 52 第2接続領域、 52e 端部、 53 第3接続領域、 54 第4接続領域、 55 第5接続領域、 56 第6接続領域、 60 p形コレクタ領域、 61、62、64 絶縁膜、 61d、62d 下端、 63 ゲート絶縁膜、 63d 下端、 90、91、92 マスク、 101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111A、111B、112A、112B 半導体装置、 101D ダイオード領域、 L1 第1の長さ、 L2 第2の長さ、 L3 第3の長さ、 L4 第4の長さ、 pn1、pn2 pn接合部、 e1、e2 電子電流、 h1、h2、h3、h4 正孔電流

Claims (13)

  1. 第1電極と、
    第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に設けられた第1導電形の第1半導体領域と、
    前記第1半導体領域と前記第2電極との間に設けられ、前記第2電極に電気的に接続された第1接続領域と、
    前記第1半導体領域と前記第2電極との間に設けられ、前記第1電極から前記第2電極に向かう第1方向に対して交差する第2方向において前記第1接続領域に並び、前記第2電極に電気的に接続された第2接続領域と、
    前記第1接続領域と前記第2接続領域との間に設けられ、前記第1方向における長さが前記第1方向における前記第1接続領域の長さ及び前記第1方向における前記第2接続領域の長さよりも短い第3電極と、
    前記第1接続領域と前記第3電極との間に設けられ、前記第1方向における長さが前記第1接続領域から前記第3電極に向かうにつれ短くなる第2導電形の第2半導体領域と、
    前記第2接続領域と前記第3電極との間に設けられ、前記第1方向における長さが前記第2接続領域から前記第3電極に向かうにつれ短くなる第2導電形の第3半導体領域と、
    前記第2半導体領域と前記第2電極との間に設けられた第1導電形の第4半導体領域と、
    前記第3半導体領域と前記第2電極との間に設けられた第1導電形の第5半導体領域と、
    前記第1接続領域と前記第2半導体領域との間に設けられた第1絶縁膜と、
    前記第2接続領域と前記第3半導体領域との間に設けられた第2絶縁膜と、
    前記第3電極と前記第2半導体領域との間及び前記第3電極と前記第3半導体領域との間に設けられた第3絶縁膜と、
    を備えた半導体装置。
  2. 前記第1方向おいて、前記第3絶縁膜に沿った前記第4半導体領域及び前記第2半導体領域の長さは、前記第1方向おける前記第1絶縁膜に沿った前記第2半導体領域の長さよりも短い、請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第1方向おいて、前記第3絶縁膜に沿った前記第5半導体領域及び前記第3半導体領域の長さは、前記第1方向おける前記第2絶縁膜に沿った前記第3半導体領域の長さよりも短い、請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記第2半導体領域は、前記第2半導体領域と前記第1半導体領域との接合部と、前記第2電極と、の間の距離が前記第1方向における前記第3電極の長さよりも長くなる領域を含む、請求項1〜3のいずれか1つに記載の半導体装置。
  5. 前記第3半導体領域は、前記第3半導体領域と前記第1半導体領域との接合部と、前記第2電極と、の間の距離が前記第1方向における前記第3電極の長さよりも長くなる領域を含む、請求項1〜4のいずれか1つに記載の半導体装置。
  6. 第1電極と、
    第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に設けられ、第1部分と第2部分とを含み、前記第2部分は前記第1部分と前記第2電極との間に設けられ、前記第2部分の不純物濃度は前記第1部分の不純物濃度よりも高い第1導電形の第1半導体領域と、
    前記第1半導体領域の前記第1部分と前記第2電極との間に設けられ、前記第2電極に電気的に接続された第1接続領域と、
    前記第1半導体領域の前記第1部分と前記第2電極との間に設けられ、前記第1電極から前記第2電極に向かう第1方向に対して交差する第2方向において前記第1接続領域に並び、前記第2電極に電気的に接続された第2接続領域と、
    前記第1半導体領域の前記第2部分と、前記第2電極と、の間に設けられ、前記第1方向における長さが前記第1方向における前記第1接続領域の長さ及び前記第1方向における前記第2接続領域の長さよりも短い第3電極と、
    前記第1接続領域と前記第3電極との間に設けられ第2導電形の第2半導体領域と、
    前記第2接続領域と前記第3電極との間に設けられた第2導電形の第3半導体領域と、
    前記第2半導体領域と前記第2電極との間に設けられた第1導電形の第4半導体領域と、
    前記第3半導体領域と前記第2電極との間に設けられた第1導電形の第5半導体領域と、
    前記第1接続領域と前記第2半導体領域との間に設けられた第1絶縁膜と、
    前記第2接続領域と前記第3半導体領域との間に設けられた第2絶縁膜と、
    前記第3電極と前記第2半導体領域との間、前記第3電極と前記第3半導体領域との間に設けられた第3絶縁膜と、
    を備えた半導体装置。
  7. 前記第2半導体領域及び前記第3半導体領域の少なくともいずれかは、前記第1電極から前記第2電極に向かい不純物濃度が高くなる領域を含む、請求項1〜6のいずれか1つに記載の半導体装置。
  8. 前記第1方向において前記第4半導体領域と前記第1半導体領域との間に設けられた前記第2半導体領域の不純物濃度は、前記第2半導体領域中で相対的に低いか、前記第1方向において前記第5半導体領域と前記第1半導体領域との間に設けられた前記第3半導体領域の不純物濃度は、前記第3半導体領域中で相対的に低い、請求項1〜7のいずれか1つに記載の半導体装置。
  9. 前記第2半導体領域と前記第2電極との間に設けられ、前記第2電極及び前記第2半導体領域に電気的に接続された第3接続領域と、
    前記第3半導体領域と前記第2電極との間に設けられ、前記第2電極及び前記第3半導体領域に電気的に接続された第4接続領域と、
    をさらに備え、
    前記第4半導体領域は、前記第3接続領域と前記第3電極との間に設けられ、
    前記第5半導体領域は、前記第4接続領域と前記第3電極との間に設けられた、請求項1〜8のいずれか1つに記載の半導体装置。
  10. 前記第1接続領域と前記第2電極とを電気的に接続する第5接続領域と、
    前記第2接続領域と前記第2電極とを電気的に接続する第6接続領域と、
    をさらに備えた1〜9のいずれか1つに記載の半導体装置。
  11. 前記第2電極と前記第2半導体領域との間、前記第2電極と前記第3半導体領域との間、前記第2電極と前記第4半導体領域との間及び前記第2電極と前記第5半導体領域との間に、第4絶縁膜をさらに備えた請求項1〜10のいずれか1つに記載の半導体装置。
  12. 前記第1半導体領域は、前記第1電極に近づくほど不純物濃度が高くなる領域を有する請求項1〜11のいずれか1つに記載の半導体装置。
  13. 前記第1電極と前記第1半導体領域との間に、第2導電形の第6半導体領域をさらに備えた請求項1〜12のいずれか1つに記載の半導体装置。
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