JP2017168885A - 撮像制御装置及びカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】対象物を複数のカメラが順番に追跡する際に、取得される画像中において追跡対象を自然に連続させる。【解決手段】本発明の撮像制御装置は、複数のカメラのうちあるカメラをメインカメラとして決定し、メインカメラ以外の一部又は全部のカメラをサブカメラとして決定し、追跡指示をメインカメラに送信し、監視指示をサブカメラに送信し、予め定められた特徴量を取得することができないまま対象物がメインカメラの視野内から出た旨の報告、及び、当該視野内から出た時点におけるメインカメラの撮像状態を、メインカメラから受信し、複数のカメラのうち決定したメインカメラ以外のカメラをメインカメラとして再決定し、再決定したメインカメラ以外の一部又は全部のカメラをサブカメラとして再決定し、受信した撮像状態を使用しての追跡指示を再決定したメインカメラに送信し、監視指示を再決定したサブカメラに送信することを特徴とする。【選択図】図3
Description
本発明は、撮像制御装置及びカメラに関する。
1又は複数の監視カメラが例えば店舗のような空間内を監視することが一般に行われている。1台のカメラが空間を監視する場合は、解像度を変化させることもある。複数の監視カメラが同時並行的に空間を監視する場合は、それらの間で役割分担が行われることもある。
特許文献1においては、1台のカメラが、第1の解像度で撮像素子から全体画像を読み出し、第2の解像度で全体画像のうちの一部の領域を読み出す。さらに、当該カメラは、第3の解像度で、一部の領域のうちの特徴物を読み出す。このとき、第1の解像度<第2の解像度<第3の解像度となっているので、当該カメラは、処理負担を増大させることなく、特徴物を高い精度で検出することができる。
特許文献1においては、1台のカメラが、第1の解像度で撮像素子から全体画像を読み出し、第2の解像度で全体画像のうちの一部の領域を読み出す。さらに、当該カメラは、第3の解像度で、一部の領域のうちの特徴物を読み出す。このとき、第1の解像度<第2の解像度<第3の解像度となっているので、当該カメラは、処理負担を増大させることなく、特徴物を高い精度で検出することができる。
特許文献2においては、広範囲を撮像可能な反射鏡を備える検出カメラが空間を監視し、移動体を検出すると、移動体の位置情報を判定カメラに送信する。一方、判定カメラは、必要に応じてパン・チルト・ズームを行いながら移動体を撮像し、移動体が対象物であるか否かを判定する。所定の判定処理が行われている間も、検出カメラは監視を継続している。したがって、移動体が出現するのを見逃すことがない。
特許文献3においては、複数の監視カメラが同じ空間内を同時並行的に監視する。あるカメラが広角撮像を行っている間に移動体を検出すると、当該カメラは、他のカメラが広角撮像をしているか否かを判断する。他のカメラが広角撮像を行っている場合、当該カメラは、パン・チルト・ズームを行いながら移動体を追跡する。他のカメラが広角撮像を行っていない場合、広角撮像を継続する。したがって、常時いずれかのカメラが広角撮像を行っていることになり、移動体の検出漏れがない。
特許文献4においては、パン・チルト・ズームが可能な複数のカメラが、ある空間内を同時並行的に監視している。あるカメラが移動体を検出すると、そのまま移動体を追跡する。当該カメラが撮像方向を変化させても画角内に収まり切れない程度に移動体が移動すると、当該カメラは、他のカメラに移動体の追跡を引き継ぎ、その後、通常の監視状態(広角)に戻る。したがって、既発見の移動体の追跡が途切れることなく、新たな移動体の検出漏れを防ぐことができる。
特許文献5においては、ある空間内を警備員が巡回する。空間内に、パン・チルト・ズームが可能な4台のカメラが設置される。通常時は、そのうち1台が警備員を追跡しており、他の3台のカメラは、空間内を重複しないように分担して監視している。当該3台のうちの1台が異常状態(例えば、警備員がある方向を注視し続ける)を検出すると、当該3台のうちの他の1台が、広角撮像をズーム撮像に切り替え、警備員の視線の先にある不審物を撮像する。このとき、不審物を撮像しているカメラは自身の分担空間を監視することができなくなる。そこで、残りの2台が空間内を重複しないように分担して監視する。したがって、不審物が発見された場合であっても空間全体に対する監視が継続される。
例えば手配中の人間を捜索する場合、(1)移動する人間を確実に追跡し、顔、髪型等の特徴を高精度で取得することが現場では求められている。その一方で、(2)局所的な追跡に集中するあまり、広範囲の監視が疎かになることを防ぐことも重要である。
特許文献1のカメラは確かに処理負担を軽減するが、そもそも不十分な第1の解像度(低解像度)で読み出された全体画像は、特徴物を特定できる程度に高画質であるとはいえない場合も多い。また、即時的に特徴物を検出するのではなく、長時間撮像・録画を行った後再生するような場合、充分高い解像度で全体画像を撮像することはコストが高い。
特許文献2〜5の技術は一見して、前記した(1)及び(2)を満たしているように思われる。しかしながら、複数のカメラが役割分担して追跡する場合、これらの複数のカメラが取得した複数の画像は滑らかに連続していない。カメラの切り替えの前後で、追跡対象の人間等が画面上の同じ位置に現れることも、画面上での大きさが同等であることも保証されていない。したがって、即時的又は事後的に装置が人間の特徴を抽出するにせよ、ユーザが画面を目視して人間の特徴を確認するにせよ、余分な時間が必要になる。
そこで本発明は、対象物を複数のカメラが順番に追跡する際に、取得される画像中において追跡対象を自然に連続させることを目的とする。
本発明の撮像制御装置は、複数のカメラのうちあるカメラをメインカメラとして決定し、複数のカメラのうち前記メインカメラ以外の一部又は全部のカメラをサブカメラとして決定する役割決定部と、対象物を追跡し、対象物についての所定の数の特徴量を取得する指示をメインカメラに送信するとともに、所定の領域を継続的に撮像する指示をサブカメラに送信する追跡指示部と、所定の数の特徴量のうち予め定められた特徴量を取得することができないまま対象物がメインカメラの視野内から出た旨の報告、及び、対象物がメインカメラの視野内から出た時点におけるメインカメラの撮像状態を、メインカメラから受信する撮像状態受付部と、複数のカメラのうち決定したメインカメラ以外のカメラをメインカメラとして再決定し、複数のカメラのうち再決定したメインカメラ以外の一部又は全部のカメラをサブカメラとして再決定する役割再決定部と、受信した撮像状態を使用して対象物を追跡し、対象物についての所定の数の特徴量を取得する指示を再決定したメインカメラに送信するとともに、所定の領域を継続的に撮像する指示を再決定したサブカメラに送信する継続追跡指示部と、を備えることを特徴とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、対象物を複数のカメラが順番に追跡する際に、取得される画像中において追跡対象を自然に連続させることができる。
以降、本発明を実施するための形態(“本実施形態”という)を、図等を参照しながら詳細に説明する。
図1(a)に沿って、撮像対象空間を説明する。本実施形態の典型的な撮像対象空間Sは、不特定多数の人間が出入りする店舗等である。撮像対象空間Sには、カメラCM1、CM2及びCM3が配置されている。これらの3台のカメラCM1等は、例えば店舗の壁面に取り付けられている。3台のカメラのそれぞれは、自在雲台上をパン・チルトすることが可能であり、さらに、画角を変化(ズーム)させることも可能である。
3台のカメラのそれぞれは、固有の撮像範囲を有する。例えば、カメラCM1は、店舗の入り口付近を中心に撮像し、カメラCM2は、店舗の商品棚付近を中心に撮像し、カメラCM3は、店舗のレジ付近を中心に撮像する。したがって、3台のカメラのそれぞれは、固有の死角を有することになる。しかしながら、撮像対象空間Sのすべての点は、3台のカメラのうち少なくとも1台によって撮像され得る。つまり、3台のカメラが協力することによって、撮像対象空間Sの死角は解消している。
カメラCM1、CM2及びCM3は、撮像制御装置1に有線又は無線で接続されている。撮像制御装置1は、各カメラに対して制御信号を送信し、各カメラから撮像された画像及び他の必要な情報を受信する。撮像制御装置1は、通常、撮像対象空間Sの外側近辺に配置される
図1(b)に沿って、撮像制御装置1の構成を説明する。撮像制御装置1は、一般的なコンピュータであり、中央制御装置11、キーボード等の入力装置12、ディスプレイ等の出力装置13、主記憶装置14、補助記憶装置15及び通信装置16(カメラとの通信を司る)を有する。これらの装置は、バスで相互に接続されている。補助記憶装置15は、地図31、画像32、特徴量情報33、撮像条件情報34及び撮像履歴情報35を格納している。
主記憶装置14における、役割決定部21、追跡指示部22、撮像状態受付部23、役割再決定部24及び継続追跡指示部25は、プログラムである。以降、“○○部は”と主体を記した場合は、中央制御装置11が、補助記憶装置15から各プログラムを読み出し、主記憶装置14にロードしたうえで、各プログラムの機能(詳細後記)を実現するものとする。
図2に沿って、3台のカメラを使用した対象物追跡(既存技術)を説明する。図2の縦軸は時点である。図2の下へ行くほど、後の時点である。図2の横軸は、各カメラである。縦軸及び横軸の交点の画像は、その時点においてそのカメラで撮像された画像である。
時点t1において、カメラCM1は、追跡するべき人間(“対象物”ともいう)を視野に捕えている。すると、カメラCM1は、パン・チルト・ズームを行いつつ対象物を追跡する。そして、同時に対象物の特徴量(詳細後記)を取得しようとする。
時点t1において、カメラCM1は、追跡するべき人間(“対象物”ともいう)を視野に捕えている。すると、カメラCM1は、パン・チルト・ズームを行いつつ対象物を追跡する。そして、同時に対象物の特徴量(詳細後記)を取得しようとする。
時点t2において、カメラCM1は、対象物を画面のほぼ中央に捕えている。時点t3において、カメラCM1は、時点t2に比してよりズームした画角で対象物を捕えている。しかしながら、対象物は時々刻々と移動し、カメラCM1のパン・チルトの範囲内には収まりそうにはない。時点t1〜時点t3において、カメラCM2及びCM3は、特に対象物を追跡するわけではなく、店舗内の所定の空間を広い画角で撮像している。詳細は後記するが、時点t1〜時点t3における、カメラCM1の撮像条件を“CN2”(追跡)と呼ぶ。カメラCM2及びカメラCM3の撮像条件を“CN1”(監視)と呼ぶ。
時点t4において、カメラCM1は、撮像条件を“CN2”から“CN1”に切り替える。すると、カメラCM1は、対象物を追跡することを停止し、店舗内の所定の空間(入口付近)を広い画角で撮像し始める。時点t4において、カメラCM2は、撮像条件を“CN1”から“CN2”に切り替える。すると、カメラCM2は、もはや店舗内の所定の空間(商品棚付近)を広い画角で撮像することを停止し、対象物を追跡し始める。
時点t4において、カメラCM2は、対象物を視野に捕えている。すると、カメラCM2は、パン・チルト・ズームを行いつつ対象物を追跡する。そして、同時に対象物の特徴量を取得しようとする。時点t5において、カメラCM2は、対象物を画面のほぼ中央に捕えている。時点t6において、カメラCM1は、時点t5に比してよりズームした画角で対象物を捕えている。しかしながら、対象物は時々刻々と移動し、カメラCM2のパン・チルトの範囲内には収まりそうにはない。時点t4〜時点t6において、カメラCM1及びCM3は、特に対象物を追跡するわけではなく、店舗内の所定の空間を広い画角で撮像している。
時点t7において、カメラCM2は、撮像条件を“CN2”から“CN1”に切り替える。すると、カメラCM2は、対象物を追跡することを停止し、店舗内の所定の空間(商品棚付近)を広い画角で撮像し始める。時点t7において、カメラCM3は、撮像条件を“CN1”から“CN2”に切り替える。すると、カメラCM3は、もはや店舗内の所定の空間(レジ付近)を広い画角で撮像することを停止し、対象物を追跡し始める。
時点t7において、カメラCM3は、対象物を視野に捕えている。すると、カメラCM3は、パン・チルト・ズームを行いつつ対象物を追跡する。そして、同時に対象物の特徴量を取得しようとする。時点t8において、カメラCM3は、対象物を画面のほぼ中央に捕えている。時点t9において、カメラCM3は、時点t8に比してよりズームした画角で対象物を捕えている。しかしながら、対象物は時々刻々と移動し、カメラCM3のパン・チルトの範囲内には収まりそうにはない。時点t7〜時点t9において、カメラCM1及びCM2は、特に対象物を追跡するわけではなく、店舗内の所定の空間を広い画角で撮像している。
図2でわかるのは、3台のカメラCM1等が順次役割を変更しながら対象物を追跡しつつ、撮像対象空間Sを死角のないように監視している、ということである。3台のカメラのうちのいずれかが対象物を追跡しながら対象物の特徴量を取得する。しかしながら、特徴量を取得するのは容易ではなく、あるカメラが特徴量を取得できないまま、次のカメラに対象物の追跡を引き継ぐことが多い。
時点t3におけるカメラCM1の画像41a及び時点t4におけるカメラCM2の画像41bに注目する。時点t3においてカメラCM1は、画面内で対象物の姿を大きく捕えている。その一方で、時点t4においてカメラCM2は、画面内で対象物の姿を大きく捕えられていないだけでなく、対象物は、画面の左がわに寄っている。顔、髪型等の人間の特徴量は、画面内でその人間を大きく(ズーム)で捕え、かつ、画面の中央において撮像された方が取得されやすい。すると、カメラCM2が画面内のほぼ中央で対象物の姿を大きく捕えるまでの時間が無駄になる。このことは、時点t6におけるカメラCM2の画像42a及び時点t7におけるカメラCM3の画像42bにも全く同様に当てはまる。
図3に沿って、3台のカメラを使用した対象物追跡(本実施形態)を説明する。時点t4におけるカメラCM2の画像43に注目する。カメラCM2は、画面内のほぼ中央に対象物を大きく捕えられている。時点t7におけるカメラCM3の画像44に注目する。カメラCM3は、画面内のほぼ中央に対象物を大きく捕えられている。このように、対象物の追跡を引き継いだカメラがはじめから画面のほぼ中央に対象物を大きく捕えることができれば、対象物の特徴量を取得する速度が向上する。
(特徴量情報)
図4(a)に沿って、特徴量情報33を説明する。特徴量情報33においては、特徴量ID欄101に記憶された特徴量IDに関連付けて、特徴量欄102には特徴量が記憶されている。
特徴量ID欄101の特徴量IDは、特徴量(直ちに後記)を一意に特定する識別子である。
特徴量欄102の特徴量は、画面上の対象物の部分画像のうち、当該対象物を特定するのに寄与する部分画像である。例えば、対象物が人間である場合、特徴量は、頭髪、目、鼻、口、上着、ズボン、靴、カバン等の身体部分、服装部分又は携帯物である。例えば“頭髪”は、それが“頭髪”であると認識されるに足る、大きさ、形状、色彩を有している。撮像制御装置1は、そのような頭髪の複数の見本(テンプレート)を補助記憶装置15に記憶しており、画像のなかから頭髪を切り出すことができる。目、鼻、口、・・・についても同様である。
図4(a)に沿って、特徴量情報33を説明する。特徴量情報33においては、特徴量ID欄101に記憶された特徴量IDに関連付けて、特徴量欄102には特徴量が記憶されている。
特徴量ID欄101の特徴量IDは、特徴量(直ちに後記)を一意に特定する識別子である。
特徴量欄102の特徴量は、画面上の対象物の部分画像のうち、当該対象物を特定するのに寄与する部分画像である。例えば、対象物が人間である場合、特徴量は、頭髪、目、鼻、口、上着、ズボン、靴、カバン等の身体部分、服装部分又は携帯物である。例えば“頭髪”は、それが“頭髪”であると認識されるに足る、大きさ、形状、色彩を有している。撮像制御装置1は、そのような頭髪の複数の見本(テンプレート)を補助記憶装置15に記憶しており、画像のなかから頭髪を切り出すことができる。目、鼻、口、・・・についても同様である。
(撮像条件情報)
図4(b)に沿って、撮像条件情報34を説明する。撮像条件情報34においては、撮像条件ID欄111に記憶された撮像条件IDに関連付けて、名称欄112には名称が、パン・チルト欄113にはパン・チルト条件が、画角欄114には画角条件が、特徴量検出欄115には特徴量検出条件が記憶されている。
図4(b)に沿って、撮像条件情報34を説明する。撮像条件情報34においては、撮像条件ID欄111に記憶された撮像条件IDに関連付けて、名称欄112には名称が、パン・チルト欄113にはパン・チルト条件が、画角欄114には画角条件が、特徴量検出欄115には特徴量検出条件が記憶されている。
撮像条件ID欄111の撮像条件IDは、撮像条件を一意に特定する識別子である。撮像条件とは、撮像制御装置1がカメラに対して送信する撮像に関する指示である。
名称欄112の名称は、撮像条件の名称であり、ここでは、前記したように“監視”及び“追跡”のいずれかである。
パン・チルト欄113のパン・チルト条件は、カメラの光軸を上下方向及び左右方向に変化させる“光軸変動”、又は、変化させない“光軸固定”のいずれかである。
画角欄114の画角条件は、所定の広角度(例えば30度)にカメラの画角を固定する “ワイド固定”、又は、対象物が画面一杯に撮像されるようにカメラの画角をズームさせる“ズーム変動”のいずれかである。
特徴量検出欄115の特徴量検出条件は、特徴量の切り出しを行う“する”、又は、特徴量の切り出しを行わない“しない”のいずれかである。
名称欄112の名称は、撮像条件の名称であり、ここでは、前記したように“監視”及び“追跡”のいずれかである。
パン・チルト欄113のパン・チルト条件は、カメラの光軸を上下方向及び左右方向に変化させる“光軸変動”、又は、変化させない“光軸固定”のいずれかである。
画角欄114の画角条件は、所定の広角度(例えば30度)にカメラの画角を固定する “ワイド固定”、又は、対象物が画面一杯に撮像されるようにカメラの画角をズームさせる“ズーム変動”のいずれかである。
特徴量検出欄115の特徴量検出条件は、特徴量の切り出しを行う“する”、又は、特徴量の切り出しを行わない“しない”のいずれかである。
(撮像履歴情報)
図5に沿って、撮像履歴情報35を説明する。撮像履歴情報35においては、撮像時点欄121に関連付けて、CM1欄122、撮像状態引継欄123、CM2欄124、撮像状態引継欄125、CM3欄126及び取得特徴量欄127が記憶されている。例えばCM1欄122のデータは、カメラCM1についてのデータであり、他も同様である。
図5に沿って、撮像履歴情報35を説明する。撮像履歴情報35においては、撮像時点欄121に関連付けて、CM1欄122、撮像状態引継欄123、CM2欄124、撮像状態引継欄125、CM3欄126及び取得特徴量欄127が記憶されている。例えばCM1欄122のデータは、カメラCM1についてのデータであり、他も同様である。
CM1欄122は、撮像条件ID欄122a、光軸位置欄122b、対象物占有率欄122c及び画角欄122dを有する。
撮像条件ID欄122aの撮像条件IDは、図4(b)の撮像条件IDと同じである。
光軸位置欄122bの光軸位置は、撮影条件IDが“CN2”である行においては、画像上の対象物の重心の座標値である。光軸位置は、撮影条件IDが“CN1”である行においては、画面の対角線の交点に撮像される固定物の座標値である。3次元座標軸の原点は撮像対象空間S内外の任意の位置に設定され得る。図1の例では、撮像対象空間S(直方体)の1つの頂点が原点となっている。各カメラは、撮像条件を“監視”から“追跡”に変更するとき、直前の時点において“追跡”していたカメラから光軸位置を引き継ぎ、自身の光軸がその光軸位置を通るように光軸の方向を決定することができる。
撮像条件ID欄122aの撮像条件IDは、図4(b)の撮像条件IDと同じである。
光軸位置欄122bの光軸位置は、撮影条件IDが“CN2”である行においては、画像上の対象物の重心の座標値である。光軸位置は、撮影条件IDが“CN1”である行においては、画面の対角線の交点に撮像される固定物の座標値である。3次元座標軸の原点は撮像対象空間S内外の任意の位置に設定され得る。図1の例では、撮像対象空間S(直方体)の1つの頂点が原点となっている。各カメラは、撮像条件を“監視”から“追跡”に変更するとき、直前の時点において“追跡”していたカメラから光軸位置を引き継ぎ、自身の光軸がその光軸位置を通るように光軸の方向を決定することができる。
対象物占有率欄122cの対象物占有率は、画面全体の面積(画素数)に占める対象物の面積の比率(百分率)である。
画角欄122dの画角は、カメラの画角である。
CM2欄124及びCM3欄126についても同様である。
画角欄122dの画角は、カメラの画角である。
CM2欄124及びCM3欄126についても同様である。
撮像状態引継欄123においては、時点t3及び時点t4の行に跨って“◎”が記憶されている。このことは、以下のことを示している。
・時点t3において、撮像制御装置1が、カメラCM1から“光軸位置=X3,Y3,Z3”及び“対象物占有率=20%”を受信したこと。
・時点t3において、撮像制御装置1が、カメラCM2に“光軸位置=X3,Y3,Z3”及び“対象物占有率=20%”を送信したこと。
・時点t3において、撮像制御装置1が、カメラCM1から“光軸位置=X3,Y3,Z3”及び“対象物占有率=20%”を受信したこと。
・時点t3において、撮像制御装置1が、カメラCM2に“光軸位置=X3,Y3,Z3”及び“対象物占有率=20%”を送信したこと。
・それらの結果、時点t4において、カメラCM2は、“光軸位置=X3,Y3,Z3”及び“対象物占有率=20%”という条件で対象物を撮像したこと。
・時点t3におけるカメラCM1の画角は“7度”であったが、時点t4におけるカメラCM2の画角は“8度”であったこと。当然のことながら、対象物とカメラとの距離は、カメラごとに異なるので、同程度の対象物占有率を維持しようとすると、画角が変化することになる。
撮像状態引継欄125における“◎”についても同様である
・時点t3におけるカメラCM1の画角は“7度”であったが、時点t4におけるカメラCM2の画角は“8度”であったこと。当然のことながら、対象物とカメラとの距離は、カメラごとに異なるので、同程度の対象物占有率を維持しようとすると、画角が変化することになる。
撮像状態引継欄125における“◎”についても同様である
取得特徴量欄127には、対象物の特徴量が取得された場合にはその特徴量IDが記憶され、特徴量が取得されなかった場合には“なし”が記憶される。
再度、撮像履歴情報35を全体的に見ると、以下のことがわかる。
・カメラCM1、カメラCM2及びカメラCM3が、この順序で対象物を追跡したこと。
・カメラCM1は、時点t1〜時点t3において対象物を追跡し、他の時点においては、撮像対象空間Sを広く監視していたこと。
・カメラCM2は、時点t4〜時点t6において対象物を追跡し、他の時点においては、撮像対象空間Sを広く監視していたこと。
再度、撮像履歴情報35を全体的に見ると、以下のことがわかる。
・カメラCM1、カメラCM2及びカメラCM3が、この順序で対象物を追跡したこと。
・カメラCM1は、時点t1〜時点t3において対象物を追跡し、他の時点においては、撮像対象空間Sを広く監視していたこと。
・カメラCM2は、時点t4〜時点t6において対象物を追跡し、他の時点においては、撮像対象空間Sを広く監視していたこと。
・カメラCM3は、時点t7〜時点t9において対象物を追跡し、他の時点においては、撮像対象空間Sを広く監視していたこと。
・時点t3から時点t4にかけて、及び、時点t6から時点t7にかけて、
光軸位置及び対象物占有率が、次のカメラに引き継がれていること。
・カメラCM1は特徴量F1(頭髪)及び特徴量F2(目)を取得し、カメラCM2は特徴量F3(鼻)及び特徴量F6(ズボン)を取得し、カメラCM3は特徴量F4(口)及び特徴量F5(上着)を取得したこと。
・他の特徴量(靴及びカバン)は取得されなかったこと。
・時点t3から時点t4にかけて、及び、時点t6から時点t7にかけて、
光軸位置及び対象物占有率が、次のカメラに引き継がれていること。
・カメラCM1は特徴量F1(頭髪)及び特徴量F2(目)を取得し、カメラCM2は特徴量F3(鼻)及び特徴量F6(ズボン)を取得し、カメラCM3は特徴量F4(口)及び特徴量F5(上着)を取得したこと。
・他の特徴量(靴及びカバン)は取得されなかったこと。
(カメラから対象物までの距離)
各カメラが“光軸位置=X3,Y3,Z3”等を取得できるのは、各カメラが、撮像対象空間S内における自身の座標値、パン・チルトの角度、及び、カメラから対象物までの距離を認識しているからである。現在一般に市販されているカメラには、対象物までの距離を測定できるカメラ(3次元カメラ)と、そうでないカメラ(2次元カメラ)とがある。仮に2次元カメラを使用する場合であっても、撮像制御装置1が補助記憶装置15内に撮像対象空間Sの3次元地図(図1(b)の符号31)を記憶しておくことにより、各カメラは、対象部までの距離を測定することが可能になる。
各カメラが“光軸位置=X3,Y3,Z3”等を取得できるのは、各カメラが、撮像対象空間S内における自身の座標値、パン・チルトの角度、及び、カメラから対象物までの距離を認識しているからである。現在一般に市販されているカメラには、対象物までの距離を測定できるカメラ(3次元カメラ)と、そうでないカメラ(2次元カメラ)とがある。仮に2次元カメラを使用する場合であっても、撮像制御装置1が補助記憶装置15内に撮像対象空間Sの3次元地図(図1(b)の符号31)を記憶しておくことにより、各カメラは、対象部までの距離を測定することが可能になる。
例えば、店舗内に複数の商品棚が平面視縦横に整然と並んでいる。そしてすべての商品棚は所定の高さ、所定の段数、及び、所定の商品配置幅を有している。そして、商品棚上の商品配置スペースのそれぞれには、商品名及び価格等を記したラベルが掛けられている。すると、このようなラベルは、3次元空間の格子点に整然と配列されることになる。これらのラベルのそれぞれに対して3次元の座標値を割り当てておく。すると、あるカメラが撮像した画像内において、対象物(人間)があるラベルを隠している様子に基づいて、当該カメラは、自身と対象物との間の距離を推定できる。
図6に沿って、包絡直方体を説明する。包絡直方体45は、撮像対象空間Sの座標軸方向の辺を有する直方体のうち、対象物を構成するすべての点を包含する最も体積が小さい直方体である。カメラがこのような包絡直方体45を特定する技術は広く知られている。撮像制御装置1は、図5等において説明した方法でなくとも、包絡直方体45を特定することによって、パン・チルト角度及び画角を、次のカメラに引き継ぐことができる。
(処理手順)
図7に沿って、処理手順のシーケンスを説明する。図7において、実線の矢印は処理の流れを示し、破線の矢印は情報の流れを示している。図7の“第1のカメラ”は、必ずしもカメラCM1を意味しているとは限らない。“第2のカメラ”及び“第3のカメラ”についても同様である。つまり、図7は、撮像制御装置1から見て、情報の送受信を行うカメラが3つあることを示している。もちろん、カメラの数は“2”であっても、“4”以上であってもよい。
図7に沿って、処理手順のシーケンスを説明する。図7において、実線の矢印は処理の流れを示し、破線の矢印は情報の流れを示している。図7の“第1のカメラ”は、必ずしもカメラCM1を意味しているとは限らない。“第2のカメラ”及び“第3のカメラ”についても同様である。つまり、図7は、撮像制御装置1から見て、情報の送受信を行うカメラが3つあることを示している。もちろん、カメラの数は“2”であっても、“4”以上であってもよい。
ステップS201において、役割決定部21は、メインカメラ及びサブカメラを決定する。ここでは、役割決定部21は、第1のカメラをメインカメラとして決定し、第1のカメラ以外の第2のカメラ及び第3のカメラをサブカメラとして決定したとする。
ステップS202において、追跡指示部22は、第1のカメラに追跡指示を送信する。追跡指示は、対象物を追跡し、対象物についての特徴量を取得する指示である。ここでの特徴量とは、例えば前記した“F1”〜“F8”である。追跡指示部22は、このとき第1のカメラに、追跡指示を実現する具体的な条件として撮像条件CN2を送信する。
ステップS203において、追跡指示部22は、第2のカメラ及び第3のカメラに監視指示を送信する。監視指示は、対象物を追跡することなく、撮像対象空間S内の所定の領域を継続的に撮像する指示である。追跡指示部22は、このとき第2のカメラ及び第3のカメラに、監視指示を実現する具体的な条件として撮像条件CN1を送信する。
ステップS204において、追跡指示部22は、第1のカメラから対象物の画像を受信する。対象物の画像には、例えば特徴量F1が含まれている。追跡指示部22は、特徴量F1を画像32(図1(b))として、受信した時点に関連付けて補助記憶装置15に時系列で記憶する。
ステップS205において、撮像状態受付部23は、報告及び撮像状態を第1のカメラから受信する。報告とは、対象物のすべての特徴量“F1”〜“F8”を取得できないまま、対象物が自身の視野(画角)内から出た旨の報告である。撮像状態とは、対象物が自身の視野内から出た時点の光軸位置及び対象物占有率である。なお、撮像状態は、前記した包絡直方体を特定できる情報であってもよい。
ステップS206において、役割再決定部24は、次のメインカメラ及びサブカメラを再決定する。ここでは、役割再決定部24は、第2のカメラをメインカメラとして再決定し、第2のカメラ以外の第1のカメラ及び第3のカメラをサブカメラとして再決定したとする。
ステップS207において、継続追跡指示部25は、第2のカメラに追跡指示を送信する。追跡指示は、撮像状態を使用して対象物を追跡し、対象物についての特徴量を取得する指示である。ここでの特徴量とは、(取得済であるF1を除く)“F2”〜“F8”である。継続追跡指示部25は、このとき第2のカメラに、追跡指示を実現する具体的な条件として撮像条件CN2及びステップS205において受信した撮像状態を送信する。
ステップS208において、継続追跡指示部25は、第1のカメラ及び第3のカメラに監視指示を送信する。監視指示は、対象物を追跡することなく、撮像対象空間S内の所定の領域を継続的に撮像する指示である。継続追跡指示部25は、このとき第1のカメラ及び第3のカメラに、監視指示を実現する具体的な条件として撮像条件CN1を送信する。
ステップS209において、継続追跡指示部25は、第2のカメラから対象物の画像を受信する。対象物の画像には、例えば特徴量F2が含まれている。継続追跡指示部25は、特徴量F2を画像32として、受信した時点に関連付けて補助記憶装置15に時系列で記憶する。
ステップS210において、撮像状態受付部23は、報告及び撮像状態を第2のカメラから受信する。報告とは、対象物の特徴量“F2”〜“F8”のすべてを取得できないまま、対象物が自身の視野(画角)内から出た旨の報告である。
ステップS211において、役割再決定部24は、次のメインカメラ及びサブカメラを再決定する。ここでは、役割再決定部24は、第3のカメラをメインカメラとして再決定し、第3のカメラ以外の第1のカメラ及び第2のカメラをサブカメラとして再決定したとする。
以降のステップ情報処理は、前記したステップと同様であるので省略する。
以降のステップ情報処理は、前記したステップと同様であるので省略する。
(繰り返し処理)
前記から明らかなように、撮像制御装置1は、所定の特徴量のすべてが取得されるまで、ステップS201〜S205の処理を繰り返すことになる。なお、撮像環境によっては特定の特徴量が取得しにくい場合もある。また、すべての特徴量が絶対に必要であるとも限らない。そこで、撮像制御装置1は、最低限取得するべき特徴量の数(閾値)を予め定めておき、その閾値を判断基準として、ステップS201〜S205の処理を繰り返すか否かを判断してもよい。また、特定の種類の特徴量(例えば“目”と“口”)が取得されるまで、ステップS201〜S205の処理を繰り返してもよい。
前記から明らかなように、撮像制御装置1は、所定の特徴量のすべてが取得されるまで、ステップS201〜S205の処理を繰り返すことになる。なお、撮像環境によっては特定の特徴量が取得しにくい場合もある。また、すべての特徴量が絶対に必要であるとも限らない。そこで、撮像制御装置1は、最低限取得するべき特徴量の数(閾値)を予め定めておき、その閾値を判断基準として、ステップS201〜S205の処理を繰り返すか否かを判断してもよい。また、特定の種類の特徴量(例えば“目”と“口”)が取得されるまで、ステップS201〜S205の処理を繰り返してもよい。
(移動の方向)
撮像状態受付部23は、対象物が移動する方向をメインカメラから受信してもよい。そのうえで、役割再決定部24は、受信した方向に応じて次にメインカメラとして再決定するカメラを選択してもよい。例えば、いま、図1において、カメラCM2がメインカメラとなっているとする。そして、対象物がカメラCM2の画面の左から右に移動(図1の右から左に移動)しているとする。この場合、役割再決定部24は、カメラCM1を次のメインカメラとして決定する。なぜならば、カメラCM1とカメラCM3とを比較すると、カメラCM1の方がより対象物に近く、より高い解像度で特徴量を検出し得るからである。
撮像状態受付部23は、対象物が移動する方向をメインカメラから受信してもよい。そのうえで、役割再決定部24は、受信した方向に応じて次にメインカメラとして再決定するカメラを選択してもよい。例えば、いま、図1において、カメラCM2がメインカメラとなっているとする。そして、対象物がカメラCM2の画面の左から右に移動(図1の右から左に移動)しているとする。この場合、役割再決定部24は、カメラCM1を次のメインカメラとして決定する。なぜならば、カメラCM1とカメラCM3とを比較すると、カメラCM1の方がより対象物に近く、より高い解像度で特徴量を検出し得るからである。
(警報等)
前記の例は、対象物の特徴量を取得すること自体に意味があることを前提としている。例えば、市場調査の目的で店舗に来店する人間の特徴量を取得する場合が前記の例に相当する。この場合、撮像制御装置1は、特定の人間を捜索しているわけではない。しかしながら、撮像制御装置1が、特定の人間を捜索する場合もあり得る。それは、例えば、店舗に忘れ物をした人間を捜索する場合、万引き等の犯罪者を捜索する場合等である。この場合、補助記憶装置15は、捜索対象の人間の特徴量を予め記憶しておく。そのうえで、追跡指示部22(又は継続追跡指示部25)は、メインカメラから受信した特徴量を、予め記憶している特徴量と比較する。そして、比較した特徴量同士が所定の基準を満たす程度に一致している場合は、追跡指示部22(又は継続追跡指示部25)は、以下の処理を行ってもよい。
前記の例は、対象物の特徴量を取得すること自体に意味があることを前提としている。例えば、市場調査の目的で店舗に来店する人間の特徴量を取得する場合が前記の例に相当する。この場合、撮像制御装置1は、特定の人間を捜索しているわけではない。しかしながら、撮像制御装置1が、特定の人間を捜索する場合もあり得る。それは、例えば、店舗に忘れ物をした人間を捜索する場合、万引き等の犯罪者を捜索する場合等である。この場合、補助記憶装置15は、捜索対象の人間の特徴量を予め記憶しておく。そのうえで、追跡指示部22(又は継続追跡指示部25)は、メインカメラから受信した特徴量を、予め記憶している特徴量と比較する。そして、比較した特徴量同士が所定の基準を満たす程度に一致している場合は、追跡指示部22(又は継続追跡指示部25)は、以下の処理を行ってもよい。
・出力装置13に警報を発する。警報は、文字でもよいし、音声でもよい。
・出力装置13に、取得された特徴量(現在店舗内にいる人間の頭髪、目等)を画像で表示する。
・警察等の外部機関に設置されている機器に、警報及び取得された特徴量の画像をネットワーク(図示せず)を介して送信する。
・出力装置13に、取得された特徴量(現在店舗内にいる人間の頭髪、目等)を画像で表示する。
・警察等の外部機関に設置されている機器に、警報及び取得された特徴量の画像をネットワーク(図示せず)を介して送信する。
(装置内蔵カメラ)
前記では、撮像制御装置1が、カメラCM1等とは別の構成になっている例を説明した。しかしながら、例えばカメラCM1が自身の筐体中に、撮像制御装置1を含んでいてもよい。すると、カメラCM1は、他のカメラ及び自身との間で、指示等を送受信することになる。
前記では、撮像制御装置1が、カメラCM1等とは別の構成になっている例を説明した。しかしながら、例えばカメラCM1が自身の筐体中に、撮像制御装置1を含んでいてもよい。すると、カメラCM1は、他のカメラ及び自身との間で、指示等を送受信することになる。
(メインカメラとサブカメラ)
前記では、複数のカメラのうち、メインカメラとして決定(再決定)されたカメラ以外の全部のカメラがサブカメラとして決定(再決定)される例を説明した。しかしながら、メインカメラとして決定(再決定)されたカメラ以外の一部のカメラがサブカメラとして決定(再決定)されてもよい。つまり、メインカメラ及びサブカメラのいずれにも決定(再決定)されないカメラが存在してもよい。
前記では、複数のカメラのうち、メインカメラとして決定(再決定)されたカメラ以外の全部のカメラがサブカメラとして決定(再決定)される例を説明した。しかしながら、メインカメラとして決定(再決定)されたカメラ以外の一部のカメラがサブカメラとして決定(再決定)されてもよい。つまり、メインカメラ及びサブカメラのいずれにも決定(再決定)されないカメラが存在してもよい。
(実施形態の効果)
本実施形態の撮像制御装置は、以下の効果を奏する。
(1)メインカメラは、次のメインカメラに撮像状態を引き継ぐので、次のメインカメラは、迅速にかつ高解像度で、対象物を追跡することができる。
(2)メインカメラは、次のメインカメラに光軸の方向を決定する情報、及び、画面に占める対象物の比率を引き継ぐので、次のメインカメラは、対象物の特徴量を迅速に切り出すことができる。
(3)メインカメラは、対象物が移動する方向を引き継ぐので、撮像制御装置は、移動する対象物の撮像に最も適した次のメインカメラを選択できる。
(4)対象物が人間であるので、商品の市場調査、犯罪捜査等の広い用途に撮像制御装置を使用することができる。
(5)捜索対象の対象物を捜索することが可能になる。
(6)リアルタイムではなくとも、蓄積された画像から特徴量を視認することができる。
(7)距離を測定する機能を有さないカメラを使用することができる。
(8)撮像制御装置内蔵型のカメラは、撮像制御装置を設置するスペースを節約することができる。
本実施形態の撮像制御装置は、以下の効果を奏する。
(1)メインカメラは、次のメインカメラに撮像状態を引き継ぐので、次のメインカメラは、迅速にかつ高解像度で、対象物を追跡することができる。
(2)メインカメラは、次のメインカメラに光軸の方向を決定する情報、及び、画面に占める対象物の比率を引き継ぐので、次のメインカメラは、対象物の特徴量を迅速に切り出すことができる。
(3)メインカメラは、対象物が移動する方向を引き継ぐので、撮像制御装置は、移動する対象物の撮像に最も適した次のメインカメラを選択できる。
(4)対象物が人間であるので、商品の市場調査、犯罪捜査等の広い用途に撮像制御装置を使用することができる。
(5)捜索対象の対象物を捜索することが可能になる。
(6)リアルタイムではなくとも、蓄積された画像から特徴量を視認することができる。
(7)距離を測定する機能を有さないカメラを使用することができる。
(8)撮像制御装置内蔵型のカメラは、撮像制御装置を設置するスペースを節約することができる。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施例は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、前記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウエアで実現してもよい。また、前記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウエアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆どすべての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆どすべての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1 撮像制御装置
11 中央制御装置
12 入力装置
13 出力装置
14 主記憶装置(記憶部)
15 補助記憶装置(記憶部)
16 通信装置
21 役割決定部
22 追跡指示部
23 撮像状態受付部
24 役割再決定部
25 継続追跡指示部
31 地図
32 画像
33 特徴量情報
34 撮像条件情報
35 撮像履歴情報
CM1、CM2、CM3 カメラ
11 中央制御装置
12 入力装置
13 出力装置
14 主記憶装置(記憶部)
15 補助記憶装置(記憶部)
16 通信装置
21 役割決定部
22 追跡指示部
23 撮像状態受付部
24 役割再決定部
25 継続追跡指示部
31 地図
32 画像
33 特徴量情報
34 撮像条件情報
35 撮像履歴情報
CM1、CM2、CM3 カメラ
Claims (8)
- 複数のカメラのうちあるカメラをメインカメラとして決定し、前記複数のカメラのうち前記メインカメラ以外の一部又は全部のカメラをサブカメラとして決定する役割決定部と、
対象物を追跡し、前記対象物についての所定の数の特徴量を取得する指示を前記メインカメラに送信するとともに、所定の領域を継続的に撮像する指示を前記サブカメラに送信する追跡指示部と、
前記所定の数の特徴量のうち予め定められた特徴量を取得することができないまま前記対象物が前記メインカメラの視野内から出た旨の報告、及び、前記対象物が前記メインカメラの視野内から出た時点における前記メインカメラの撮像状態を、前記メインカメラから受信する撮像状態受付部と、
前記複数のカメラのうち前記決定したメインカメラ以外のカメラをメインカメラとして再決定し、前記複数のカメラのうち前記再決定したメインカメラ以外の一部又は全部のカメラをサブカメラとして再決定する役割再決定部と、
前記受信した撮像状態を使用して前記対象物を追跡し、前記対象物についての所定の数の特徴量を取得する指示を前記再決定したメインカメラに送信するとともに、所定の領域を継続的に撮像する指示を前記再決定したサブカメラに送信する継続追跡指示部と、
を備えることを特徴とする、前記複数のカメラを制御する撮像制御装置。 - 前記撮像状態は、
光軸の方向を決定する情報、及び、画面に占める前記対象物の比率を含むこと、
を特徴とする請求項1に記載の撮像制御装置。 - 前記撮像状態受付部は、
前記対象物が移動する方向を前記メインカメラから受信し、
前記役割再決定部は、
前記受信した方向に基づいて、前記再決定するべきメインカメラを選択すること、
を特徴とする請求項2に記載の撮像制御装置。 - 前記対象物は、
人間であり、
前記特徴量は、
前記人間の身体部分、服装部分及び携帯物のうちのいずれかを特定するものであること、
を特徴とする請求項3に記載の撮像制御装置。 - 前記撮像制御装置は、
特定の前記対象物についての前記特徴量が予め格納される記憶部を備え、
前記追跡指示部又は前記継続追跡指示部は、
前記決定した又は再決定したメインカメラから前記対象物の前記特徴量を受信し、
前記受信した特徴量を前記予め格納される特徴量と比較し、
前記比較した特徴量同士が所定の基準を満たす程度に一致している場合は、外部機器に警報を送信すること、
を特徴とする請求項4に記載の撮像制御装置。 - 前記記憶部は、
前記撮像状態及び前記特徴量を時系列で格納すること、
を特徴とする請求項5に記載の撮像制御装置。 - 前記複数のカメラが前記対象物との間の距離を取得しないものである場合は、
前記記憶部は、
前記複数のカメラが撮像する空間の3次元地図を記憶し、
前記メインカメラは、
前記3次元地図に基づいて、前記メインカメラと前記対象物との間の距離を推定することによって、前記撮像状態を生成すること、
を特徴とする請求項6に記載の撮像制御装置。 - 請求項1乃至請求項7のうちのいずれか1項に記載の撮像制御装置を備えるカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016049181A JP2017168885A (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 撮像制御装置及びカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017168885A true JP2017168885A (ja) | 2017-09-21 |
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ID=59914159
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|---|---|
| JP (1) | JP2017168885A (ja) |
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2016
- 2016-03-14 JP JP2016049181A patent/JP2017168885A/ja active Pending
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