JP2017172825A - 保冷方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】凍結した保冷剤と未凍結の保冷剤とを用いて被保冷物を所望の温度で保冷する場合に、被保冷物をできるだけ長い時間、所望の温度で保冷しやすく、かつ、被保冷物を所望の温度で保冷しながら持ち運ぶ。【解決手段】内々箱40に物品2を収容し、内箱10に、物品2が収容された内々箱40を収容するとともに、内々箱40の周囲に未凍結の保冷剤31を収容し、外箱20に、内々箱40及び未凍結の保冷剤31が収容された内箱10を収容するとともに、内箱10の周囲に凍結した保冷剤32を収容する。【選択図】図4
Description
本発明は、被保冷物を保冷する保冷方法に関し、特に、凍結した保冷剤と未凍結の保冷剤とを用いて被保冷物を定温で保冷する保冷方法に関する。
従来より、保冷剤を用いて食品等を定温で保冷することが行われている。一般に使用されている保冷剤は、0℃以下の融点を持つものが用いられ、例えば、冷凍庫で−25℃程度の低温で冷却された後に冷凍庫から取り出されて使用される。そのため、保冷剤を冷凍庫から取り出した状態のまま使用すると、食品等の被保冷物が0℃以下まで冷やされることになる。
このように保冷剤を用いて保冷される被保冷物の中には、保冷温度が2〜8℃程度が好ましく、0℃以下で保冷されることが好ましくないものもある。そこで、そのような被保冷物を所定の温度に保冷する場合は、保冷剤を冷凍庫から取り出した後に、保冷剤を常温や冷蔵庫にある程度の時間放置した後に使用することが行われている。また、断熱材等を介して被保冷物を保冷することも考えられる。
しかしながら、保冷剤を冷凍庫から取り出してある程度の時間放置することは、効率的ではない。また、断熱材等を介して被保冷物を保冷する場合は、保冷剤の冷気が被保冷物に緩慢に伝達されるだけであり、被保冷物が冷やされすぎてしまうことには変わりがない。
ここで、融点が互いに異なる2種類の保冷剤を用い、一方の保冷剤を未凍結の状態で被保冷物の周囲に配置し、他方の保冷剤を凍結した状態で未凍結の保冷剤の外側に当接させて配置することにより、被保冷物を定温に保冷する技術が考えられており、特許文献1に開示されている。
上述したように、被保冷物の周囲に未凍結の保冷剤を配置し、その外側に凍結した保冷剤を未凍結の保冷剤に当接させて配置する場合、凍結した保冷剤と未凍結の保冷剤とが同一の空間に存在することで、凍結した保冷剤と未凍結の保冷剤との大きさや量の違いによって、被保冷物が保冷される温度が大きく変わり、被保冷物を所望の温度に保冷できなくなってしまう虞がある。また、被保冷物の周囲に配置された未凍結の保冷剤と、その外側に配置された凍結した保冷剤とが当接していると、未凍結の保冷剤が短時間で凍結してしまい、それにより、被保冷物が冷やされすぎてしまう。
そこで、被保冷物を内箱に収容するとともに、未凍結の保冷剤を内箱の被保冷物の周囲に収容し、また、被保冷物及び未凍結の保冷剤を収容した内箱を外箱に収容するとともに、凍結した保冷剤を外箱の内箱の周囲に収容することで、未凍結の保冷剤が収容された空間と、凍結した保冷剤が収容された空間との間に、内箱の底面、側面または蓋面を介在させてこれら2つの空間を別空間とし、上記問題を解決することが考えられる。
しかしながらその場合であっても、被保冷物が未凍結の保冷剤と同一の空間に存在していることにより、万が一、未凍結の保冷剤の温度が所望の温度よりも低くなった場合、被保冷物の周囲の温度が短時間で未凍結の保冷剤の温度になってしまい、被保冷物が冷やされすぎてしまう。
また、保冷容器から被保冷物を取り出して持ち運ぶために保冷容器から被保冷物を取り出した場合、被保冷物がすぐに外気に晒されることになり、特に、被保冷物が温度管理に厳密さが要求されるものである場合、好ましくないという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、凍結した保冷剤と未凍結の保冷剤とを用いて被保冷物を所望の温度で保冷する場合に、被保冷物をできるだけ長い時間、所望の温度で保冷しやすく、かつ、被保冷物を所望の温度で保冷しながら持ち運ぶことができる保冷方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
凍結した保冷剤と、未凍結の保冷剤とを用いて被保冷物を保冷する保冷方法であって、
前記被保冷物の保冷温度に応じた温度に予冷された被保冷物を収容した、断熱性を具備する矩形状の第1の箱と、
前記凍結した保冷剤と、
前記未凍結の保冷剤と、
前記第1の箱及び前記未凍結の保冷剤を収容する矩形状の第2の箱と、
断熱材から構成され、前記第2の箱及び前記凍結した保冷剤を収容する矩形状の第3の箱とを、
前記第2の箱に収容された前記第1の箱を、前記第2の箱に収容された未凍結の保冷剤によって取り囲み、また、前記第3の箱に収容された、前記第1の箱及び前記未凍結の保冷剤が収容された前記第2の箱を、前記第3の箱に収容された凍結した保冷剤によって取り囲む、配置とする。
凍結した保冷剤と、未凍結の保冷剤とを用いて被保冷物を保冷する保冷方法であって、
前記被保冷物の保冷温度に応じた温度に予冷された被保冷物を収容した、断熱性を具備する矩形状の第1の箱と、
前記凍結した保冷剤と、
前記未凍結の保冷剤と、
前記第1の箱及び前記未凍結の保冷剤を収容する矩形状の第2の箱と、
断熱材から構成され、前記第2の箱及び前記凍結した保冷剤を収容する矩形状の第3の箱とを、
前記第2の箱に収容された前記第1の箱を、前記第2の箱に収容された未凍結の保冷剤によって取り囲み、また、前記第3の箱に収容された、前記第1の箱及び前記未凍結の保冷剤が収容された前記第2の箱を、前記第3の箱に収容された凍結した保冷剤によって取り囲む、配置とする。
上記のように構成された本発明においては、被保冷物が第1の箱に収容され、また、第2の箱に、被保冷物が収容された第1の箱が収容されるとともに、第1の箱の周囲に未凍結の保冷剤が収容され、さらに、断熱材からなる第3の箱に、第1の箱及び未凍結の保冷剤が収容された第2の箱が収容されるとともに、第2の箱の周囲に凍結した保冷剤が収容されていることで、未凍結の保冷剤が収容された空間と、凍結した保冷剤が収容された空間とが別空間となり、この2つの空間における温度のバランスによって、長い時間、被保冷物を所望の温度に保冷しやすくなる。またこの際、被保冷物は、被保冷物の保冷温度に応じた温度に予冷された状態で、断熱性を具備する第1の箱に収容されていることにより、所望の保冷温度に保冷された状態が、ある程度の時間、維持される。その後は、未凍結の保冷剤の温度によって被保冷物が保冷されることになるが、被保冷物が第1の箱に収容されており、未凍結の保冷剤が第1の箱の周囲に収容されていることで、未凍結の保冷剤による温度が緩慢に被保冷物に伝達されることとなり、それにより、万が一、未凍結の保冷剤の温度が所望の温度よりも低くなった場合であっても、被保冷物が短時間で冷やされすぎてしまうことはない。またその後、保冷剤の保冷効果がなくなった場合でも、第1の箱が断熱性を具備することで、被保冷物が一定時間、保冷され続ける。さらに、被保冷物を取り出して持ち運ぶ場合、被保冷物を第1の箱に収容された状態で取り出せば、被保冷物がすぐに外気に晒されることがなくなり、第1の箱が断熱性を具備することで、被保冷物が一定時間、保冷され続ける。
また、第1の箱がアルミ蒸着シートによって覆われていれば、特に被保冷物を第1の箱に収容された状態で持ち運ぶ際、第1の箱による保冷効果が向上する。
本発明によれば、未凍結の保冷剤が収容された空間と、凍結した保冷剤が収容された空間とが別空間となり、この2つの空間における温度のバランスによって、長い時間、被保冷物を所望の温度に保冷しやすくなる。またこの際、被保冷物は、被保冷物の保冷温度に応じた温度に予冷された状態で、断熱性を具備する第1の箱に収容されているので、所望の保冷温度に保冷された状態を、ある程度の時間、維持することができる。また、第1の箱が断熱性を具備することで、万が一、未凍結の保冷剤の温度が所望の温度よりも低くなった場合であっても、被保冷物が短時間で冷やされすぎてしまうことを回避できるとともに、その後、保冷剤の保冷効果がなくなった場合でも、被保冷物を一定時間、保冷し続けることができる。さらに、被保冷物を取り出して持ち運ぶ場合、被保冷物を第1の箱に収容された状態で取り出すことで、被保冷物が一定時間、保冷し続けることができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の保冷方法に用いられる保冷容器の実施の一形態を示す外観斜視図であり、(a)は保冷容器を構成する内々箱、内箱及び外箱の構成を示す図、(b)は内々箱及び内箱が外箱に収容された図である。
本形態における保冷容器は図1に示すように、第1の箱となる矩形状の内々箱40と、第2の箱となる矩形状の内箱10と、第3の箱となる矩形状の外箱20とを備える。
内々箱40は、ポリスチレンフォーム(EPS)等の断熱材からなる蓋面41、側面42a〜42d及び底面からなり、蓋面41が蝶番等によって開閉自在に構成されている。ここで、断熱材としては、内部に発泡層、多孔質、微細な空隙等を有するもの、ダンボールや気泡緩衝材のように空気層を持つもの、真空断熱材、などが挙げられる。さらに、断熱材としては、熱貫流率が30w/m2K以下であることが好ましく、15w/m2K以下であることがより好ましい。
内箱10は、段ボール等の断熱材からなる蓋面11、側面12a〜12d及び底面からなり、蓋面11が蝶番等によって開閉自在に構成されている。
外箱20は、発泡スチロール等の断熱材からなる蓋面21、側面22a〜22d及び底面からなり、蓋面21が蝶番等によって開閉自在に構成されている。
上記のように構成された内々箱40、内箱10及び外箱20は、内箱10の側面12a〜12d及び底面で囲まれた領域に内々箱40が収容され、内々箱40が収容された内箱10が、外箱20の側面22a〜22d及び底面で囲まれた領域に収容されることになる。
以下に、上記のように構成された保冷容器を用いた保冷方法について説明する。
図1に示した保冷容器を用いて被保冷物となる物品を保冷する場合は、まず、外箱20に内箱10及び凍結した保冷剤32を収容することとなる。
図2は、図1に示した保冷容器を用いて物品を保冷する場合に外箱20に内箱10及び凍結した保冷剤32を収容する方法を説明するための図であり、外箱20内を蓋面21側から見た図である。
図1に示した保冷容器を用いて物品を保冷する場合は、まず、図2(a)に示すように、蓋面21が開いた状態で蓋面21側から外箱20に内箱10を収容する。すると、内箱10と側面22a〜22dとの間に空間25が生じる。
次に、図2(b)に示すように、内箱10と側面22a〜22dとの間に生じた空間25に、凍結した保冷剤32を収容する。これにより、内箱10の周囲を凍結した保冷剤32が取り囲む配置とされた状態となる。また、外箱20の底面に凍結した保冷剤32を予め載置した上に、内箱10を収容してもよい。なお、保冷剤32としては、水を主成分とし、融点が−3℃〜0℃のものを使用し、融点以下に冷却されることで凍結した状態となっている。なお、凍結した保冷剤32は、凍結していることで自立性を有するため、外箱20に内箱10を収容する前に外箱20内に収容してもよい。
次に、内々箱40に対して、蓋面41が開いた状態で蓋面41側から内々箱40に物品2を収容する。なお、物品2は、保冷したい所望の温度に予冷しておく。
次に、外箱20に収容された内箱10に内々箱40及び未凍結の保冷剤を収容する。
図3は、図1に示した保冷容器を用いて物品を保冷する場合に、外箱20に収容された内箱10に、物品2が収容された内々箱40及び未凍結の保冷剤31を収容する方法を説明するための図であり、内箱10内を蓋面11側から見た図である。
まず、図3(a)に示すように、蓋面11が開いた状態で蓋面11側から内箱10に内々箱40を収容する。すると、内々箱40と側面12a〜12dとの間に空間15が生じる。
次に、図3(b)に示すように、内々箱40と側面12a〜12dとの間に生じた空間15に、未凍結の保冷剤31を収容する。これにより、内々箱40の周囲を未凍結の保冷剤31が取り囲む配置とされた状態となる。また、内々箱40を内箱10に収容すると、内々箱40と内箱10の蓋面11との間にも空間15が生じるため、この空間15にも未凍結の保冷剤31を収容する。また、内箱10の底面に保冷剤31を予め載置した上に、内々箱40を収容してもよい。この際、内々箱40と側面12a〜12d及び蓋面11との間に隙間なく保冷剤31を収容すれば、内箱10が持ち運ばれる際、保冷剤31がクッションの役割を果たして物品2の破損等を回避することができる。なお、保冷剤31としては、水を主成分とし、融点が−3℃〜0℃のものを使用し、物品2とともに、物品2を保冷したい温度に予冷しておいてもよい。
このようにして内箱10に内々箱40及び未凍結の保冷剤31を収容した後、内箱10の蓋面11を閉じるとともに、内箱10と外箱20の蓋面21との間にも空間25が生じるため、この空間25にも凍結した保冷剤32を収容し、外箱20の蓋面21を閉じる。
図4は、図1に示した保冷容器に物品2及び保冷剤31,32が収容された状態を示す図であり、(a)は内々箱40、内箱10及び外箱20内を側面22a側から見た図、(b)は内々箱40、内箱10及び外箱20内を蓋面21側から見た図である。
上述したように、内々箱40に物品2が収容され、また、物品2が収容された内々箱40が内箱10に収容されるとともに、内箱10内の内々箱40の周囲に未凍結の保冷剤31が収容され、また、内々箱40及び未凍結の保冷剤31が収容された内箱10が外箱20に収容されるとともに、外箱20内の内箱10の周囲に凍結した保冷剤32が収容されると、図4に示すように、物品2が収容された内々箱40と、凍結した保冷剤32と、未凍結の保冷剤31と、内箱10と、外箱20とが、内々箱40が未凍結の保冷剤31によって取り囲まれるとともに、物品2が収容された内々箱40及び未凍結の保冷剤31を収容した内箱10が、凍結した保冷剤32によって取り囲まれた配置となる。
以下に、図1に示した保冷容器に上記のようにして物品2が収容された場合の効果について説明する。
図5は、図1に示した保冷容器に物品2が保冷剤31,32とともに収容された場合の効果を説明するための図であり、外箱20内及び内箱10内を側面22a側から見た図である。
上述したように、物品2が収容された内々箱40が未凍結の保冷剤31によって取り囲まれるとともに、物品2が収容された内々箱40及び未凍結の保冷剤31を収容した内箱10が、凍結した保冷剤32によって取り囲まれた配置の状態となると、物品2が収容された内々箱40と凍結した保冷剤32との間に、未凍結の保冷剤31が介在することとなる。
すると、図4に示すように、まず、凍結した保冷剤32と未凍結の保冷剤31との間の熱エネルギーJ1の交換により、未凍結の保冷剤31が凍結した保冷剤32の冷気によって冷却される。その際、未凍結の保冷剤31と凍結した保冷剤32との間には、内箱10の側面12a〜12dまたは蓋面11が介在していることで、未凍結の保冷剤31が短時間で凍結してしまうことがない。また、外箱20が、内箱10よりも断熱効果が高い断熱材から構成すれば、外箱20の外部からの熱を遮りながらも、凍結した保冷剤32による冷気を未凍結の保冷剤31に効率的に伝達することができる。
そして、凍結した保冷剤32によって冷却された、未凍結の保冷剤31と内々箱40内との間の熱エネルギーJ2の交換により、内々箱40の内部が未凍結の保冷剤31の冷気によって保冷される。
このように、物品2を収容した内々箱40が、凍結した保冷剤32によって、未凍結の保冷剤31を介して間接的に保冷されることになる。これにより、内々箱40内の温度が、未凍結の保冷剤31の融点よりも低くなることがなくなるため、物品2を保冷する所定の温度に合わせた融点を有する保冷剤31を用いることで、物品2が所望の温度で保冷されることとなり、物品2が冷やされすぎることを回避することができる。この際、内箱10に、内々箱40が収容されるとともに、未凍結の保冷剤31が内々箱40の周囲に収容され、一方、外箱20に、内々箱40及び未凍結の保冷剤31が収容された内箱10が収容されるとともに、凍結した保冷剤32が内箱10の周囲に収容されていることで、未凍結の保冷剤31が収容された空間と、凍結した保冷剤32が収容された空間とが別空間となり、この2つの空間における温度のバランスによって、長い時間、物品2を所望の温度に保冷しやすくなる。
この際、内々箱40が断熱材から構成されていることで、物品2が、保冷したい所望の温度に予冷された状態で内々箱40に収容されていることによっても、物品2が所望の保冷温度に保冷された状態が、ある程度の時間、維持されることになる。その後、上述したように、未凍結の保冷剤31の冷気によって物品2が保冷されることになるが、物品2が断熱材からなる内々箱40に収容されているため、未凍結の保冷剤31の冷気が、内々箱40の蓋面41、側面42a〜42d及び底面43を介して物品2に緩慢に伝達されることとなり、それにより、万が一、未凍結の保冷剤31の温度が所望の温度よりも低くなった場合であっても、物品2が短時間で冷やされすぎてしまうことはない。またその後、保冷剤31の保冷効果がなくなった場合でも、内々箱40が断熱性を具備することで、物品2が一定時間、保冷され続ける。
なお、物品2を予冷する温度は、物品2を保冷したい温度に限らず、保冷剤31,32の保冷性能や、内々箱40、内箱10または外箱20の断熱性、あるいは物品2を持ち運ぶ時間等に応じて、物品2を保冷したい温度に応じた温度に設定される。
次に、物品2を外箱20から取り出して持ち運ぶ際の効果について説明する。
図6は、図1に示した保冷容器に収容された物品2が外箱20から取り出される状態を示す図である。
上述したようにして保冷容器に収容された物品2を取り出す場合、まず、図6(a)に示すように、外箱20の蓋面21を開け、内箱10の蓋面11上に、凍結した保冷剤32が載置されていれば取り出す。
次に、図6(b)に示すように、内箱10の蓋面11を開け、内々箱40の蓋面41上に、未凍結の保冷剤31が載置されていれば取り出す。
そして、図6(c)に示すように、内箱10から内々箱40を取り出す。
外箱20から取り出された物品2は、図6(d)に示すように、内々箱40に収容された状態で持ち運ばれる。それにより、外箱20から取り出された物品2がすぐに外気に晒されることがなくなり、また、内々箱40の、蓋面41、側面42a〜42d及び底面43が断熱材から構成されていることにより、物品2が一定時間、保冷され続けることになる。
なお、本形態においては、外箱20に内箱10を収容するとともに、内箱10の周囲に凍結した保冷剤32を収容し、その後、内箱10に、物品2を収容した内々箱40を収容するとともに、内々箱40の周囲に未凍結の保冷剤31を収容しているが、内箱10に、物品2を収容した内々箱40を収容するとともに、内々箱40の周囲に未凍結の保冷剤31を収容し、その後、外箱20に、内々箱40及び未凍結の保冷剤31が収容された内箱10を収容するとともに、内箱10の周囲に凍結した保冷剤32を収容したり、外箱20に内箱10を収容した後、内箱10に、物品2を収容した内々箱40を収容するとともに、内々箱40の周囲に未凍結の保冷剤31を収容し、また、外箱20に、内箱10の周囲に凍結した保冷剤32を収容したりしてもよい。このようにすることで、物品2が収容された内々箱40と、凍結した保冷剤32と、未凍結の保冷剤31と、内箱10と、外箱20とが、内々箱40が未凍結の保冷剤31によって取り囲まれるとともに、内々箱40及び未凍結の保冷剤31を収容した内箱10が、凍結した保冷剤32によって取り囲まれた配置となる。
(他の実施の形態)
図7は、図1に示した保冷容器に用いられる内々箱の他の実施の形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は中箱60を取り出した状態を示す図である。
図7は、図1に示した保冷容器に用いられる内々箱の他の実施の形態を示す図であり、(a)は外観斜視図、(b)は中箱60を取り出した状態を示す図である。
本形態における内々箱は図7に示すように、中箱60がアルミバック50に取り出し可能に収容されて構成されている。
中箱60は、段ボール等からなり、図1に示した内々箱40と同様に、蓋面61、側面62及び底面から構成されており、蓋面61が開閉自在となっている。
アルミバッグ50は、布等のシートにアルミが蒸着されてなるアルミ蒸着シートからなり、中箱60が収容される袋部51と、袋部51の開口部を閉鎖する蓋部52とから構成されている。蓋部52の周囲及び袋部51の開口部の周囲には、それぞれジッパー53が取り付けられており、このジッパー53が噛み合うことで、蓋部52によって袋部51の開口部が閉鎖されることになる。
上記のように構成された内々箱を用いる場合は、蓋面61を開けた状態で物品2を中箱60に収容して蓋面61を閉じ、蓋部52を開けた状態で、物品2が収容された中箱60をアルミバック50の袋部51に収容し、アルミバッグ50の蓋部52を閉じて、ジッパー53を噛み合わせることで袋部51の開口部を閉鎖する。あるいは、中箱60がアルミバッグ50の袋部51に収容された状態で、中箱60の蓋面61及びアルミバッグ50の蓋部52を開け、物品2を中箱60に収容し、中箱60の蓋面61及びアルミバッグ50の蓋部52を閉じ、ジッパー53を噛み合わせることで袋部51の開口部を閉鎖することになる。これにより、内々箱は、その底面、側面及び蓋面が、アルミ蒸着シートによって覆われた状態となる。
その後、上記のようにしてアルミバッグ50に中箱60が収容されてなる内々箱を、未凍結の保冷剤31とともに内箱10に収容することとなるが、本形態の内々箱を用いた場合、内々箱の断熱性能による保冷効果をアルミバッグ50によって向上させることができる。
2 物品
10 内箱
11,21,41,61 蓋面
12a〜12d,22a〜22d,42a〜42d,62 側面
13,23 底面
15,25 空間
20 外箱
31,32 保冷剤
40 内々箱
50 アルミバッグ
51 袋部
52 蓋部
53 ジッパー
60 中箱
10 内箱
11,21,41,61 蓋面
12a〜12d,22a〜22d,42a〜42d,62 側面
13,23 底面
15,25 空間
20 外箱
31,32 保冷剤
40 内々箱
50 アルミバッグ
51 袋部
52 蓋部
53 ジッパー
60 中箱
Claims (1)
- 凍結した保冷剤と、未凍結の保冷剤とを用いて被保冷物を保冷する保冷方法であって、
前記被保冷物の保冷温度に応じた温度に予冷された被保冷物を収容した、断熱性を具備する矩形状の第1の箱と、
前記凍結した保冷剤と、
前記未凍結の保冷剤と、
前記第1の箱及び前記未凍結の保冷剤を収容する矩形状の第2の箱と、
断熱材から構成され、前記第2の箱及び前記凍結した保冷剤を収容する矩形状の第3の箱とを、
前記第2の箱に収容された前記第1の箱を、前記第2の箱に収容された未凍結の保冷剤によって取り囲み、また、前記第3の箱に収容された、前記第1の箱及び前記未凍結の保冷剤が収容された前記第2の箱を、前記第3の箱に収容された凍結した保冷剤によって取り囲む、配置とする、保冷方法。
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|---|---|---|---|
| JP2016056452A JP2017172825A (ja) | 2016-03-22 | 2016-03-22 | 保冷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2016056452A JP2017172825A (ja) | 2016-03-22 | 2016-03-22 | 保冷方法 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2017172825A (ja) |
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