JP2017173402A - プロジェクター及びプロジェクターの制御方法 - Google Patents

プロジェクター及びプロジェクターの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】投写されている画像に他の投写された画像が重なった場合、投写された画像を指示することなく画像が重なった領域に特定の画像を表示する。
【解決手段】プロジェクター10A、10Bは、外部装置から供給された第1画像を投写面に投写する投写部と、前記投写部により前記投写面に投写された前記第1画像の領域と、他装置により前記投写面に投写された第2画像の領域との重なりを判定する判定部と、前記第1画像と前記第2画像が重なる重複領域に投写する画像を前記判定部の判定結果に応じて決定し、決定した画像が前記重複領域に投写されるように前記投写部を制御する投写制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクター及びプロジェクターの制御方法に関する。
複数台のプロジェクターで画像を投写するシステムとして、例えば特許文献1に開示されたシステムがある。このシステムは、2台のプロジェクターより投写された画像の投写領域のうち、重なっている重複領域を検出する。そして、使用者が領域指示手段で一方のプロジェクターの投写領域を指示すると、重複領域には指示された領域の画像を投写する。このシステムによれば、重複領域には一方のプロジェクターの画像のみを投写することができる。
特開2007−79028号公報
特許文献1のシステムにおいては、重複領域にどちらのプロジェクターの画像を投写するのかを領域指示手段でユーザーが指示する。この場合、重複領域に画像を表示していた一方のプロジェクターで画像の投写を終了すると、他方のプロジェクターは、重複領域に画像を投写していないため、重複領域の部分が欠けた画像を投写することになる。重複領域に画像を投写するようにするには、使用者が領域指示手段で他方のプロジェクターの投写領域を指示することとなり、ユーザーの手を煩わせることとなる。
本発明は、投写されている画像に他の投写された画像が重なった場合、投写された画像を指示することなく画像が重なった領域に特定の画像を表示する技術を提供する。
本発明は、第1画像を投写面に投写する投写部と、前記投写部により前記投写面に投写された前記第1画像の領域と、他装置により前記投写面に投写された第2画像の領域との重なりを判定する判定部と、前記第1画像と前記第2画像が重なる重複領域に投写する画像を前記判定部の判定結果に応じて決定し、決定した画像が前記重複領域に投写されるように前記投写部を制御する投写制御部とを備えるプロジェクターを提供する。
この構成によれば、投写されている画像に他の投写された画像が重なった場合、投写された画像を指示することなく画像が重なった領域に特定の画像を表示することができる。
本発明においては、前記投写制御部は、前記第1画像より後に前記第2画像が前記投写面に投写された場合、前記第1画像において前記重複領域に含まれる部分の画像が投写されないように前記投写部を制御する構成としてもよい。
この構成によれば、後から投写された画像を優先して重複領域に投写することができる。
また、本発明においては、前記第1画像と前記第2画像の優先度を表す優先情報を記憶する記憶部を有し、前記投写制御部は、前記判定結果が前記第1画像と前記第2画像とが重なることを表す場合、前記重複領域に投写する画像を前記優先情報に応じて決定する構成としてもよい。
この構成によれば、記憶している優先度に応じて、重複領域に第1画像又は第2画像を投写することができる。
また、本発明においては、前記投写制御部は、前記重複領域に他のプロジェクターからの画像が投写されている場合、前記重複領域に投写する画像を前記判定部の判定結果に応じて決定し、決定した画像が前記重複領域に投写されるように前記投写部を制御する構成としてもよい。
この構成によれば、投写している画像に他のプロジェクターからの画像が投写されると、投写された画像を指示することなく画像が重なった領域に特定の画像を表示することができる。
また、本発明においては、前記投写制御部は、前記重複領域に投写されていた他のプロジェクターからの画像が前記重複領域に投写されなくなった場合、前記第1画像において前記重複領域に含まれる部分の画像が前記重複領域に投写されるように前記投写部を制御する構成としてもよい。
この構成によれば、投写している画像に他の画像が重ならなくなると、投写している画像を重複領域に投写することができる。
また、本発明においては、前記投写制御部は、前記投写面に投写された前記第2画像が、他のプロジェクターが投写した画像である場合、前記重複領域に黒の画像が投写されるように前記投写部を制御する構成としてもよい。
この構成によれば、黒の画像が投写された領域に他の装置からの画像を投写することができる。
また、本発明においては、前記投写制御部は、前記重複領域に白の画像が投写されるように前記投写部を制御する構成としてもよい。
この構成によれば、投写面において重複領域がある部分を照らすことができる。
また、本発明においては、前記第1画像の領域を表す光を前記投写面に投光する投光部を有し、前記判定部は、前記投光部により前記投写面に投光された光と、前記他装置により前記投写面に投光された光を検出し、検出結果に応じて前記第1画像の領域と前記第2画像の領域の重なりを判定する構成としてもよい。
この構成によれば、投光された光により画像の重なりを判定することができる。
また、本発明においては、前記投光部は、前記投写面において前記第1画像が投写される領域へ光を投光する構成としてもよい。
この構成によれば、画像を投写しながら画像の重なりを判定することができる。
また、本発明は、第1画像を投写面に投写する投写部を有するプロジェクターの制御方法であって、前記投写部により前記投写面に投写された前記第1画像の領域と、他装置により前記投写面に投写された第2画像の領域との重なりを判定する判定ステップと、前記第1画像と前記第2画像が重なる重複領域に投写する画像を前記判定ステップの判定結果に応じて決定し、決定した画像が前記重複領域に投写されるように前記投写部を制御する画像制御ステップとを備えるプロジェクターの制御方法を提供する。
この構成によれば、投写されている画像に他の投写された画像が重なった場合、投写された画像を指示することなく画像が重なった領域に特定の画像を表示することができる。
本発明の実施形態に係る装置を示した図。 プロジェクター10A、10Bのハードウェア構成を示したブロック図。 制御部110の機能ブロック図。 制御部110が行う処理の流れを示したフローチャート。 プロジェクター10Aによって投写される画像の一例を示した図。 プロジェクター10Aによって投写される画像の一例を示した図。 プロジェクター10Bによって投写される画像の一例を示した図。 プロジェクター10A、10Bによって投写される画像の一例を示した図。 プロジェクター10A、10Bによって投写される画像の一例を示した図。
[実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係る装置を示した図である。プロジェクター10A、10Bは、外部装置から供給される映像信号が表す画像や、外部装置から取得した画像データが表す画像をスクリーンや壁面へ投写する表示装置の一例である。プロジェクター10A、10Bの構成は、それぞれ同じであるため、以下、プロジェクター10A、10Bの各々を区別する必要がない場合は、プロジェクター10と称する。プロジェクター10A、10Bは、それぞれ異なるユーザーが使用し、同じスクリーンに異なる画像を投写する。
(プロジェクター10の構成)
図2は、プロジェクター10のハードウェア構成の一例を示した図である。本実施形態においては、プロジェクター10A、10Bの基本的なハードウェア構成は同じである。以下、プロジェクター10A、10Bの各部を区別する必要がある場合、説明の便宜上、プロジェクター10Aの各部の符号の末尾には「A」を付し、プロジェクター10Bの各部の符号の末尾には「B」を付して説明を行い、各部を区別する必要がない場合、符号の末尾への「A」、「B」の付加を省略して説明を行う。
プロジェクター10は、制御部110、記憶部120、操作部130、投写部140を備える。また、プロジェクター10は、映像処理部150、映像インターフェース160、撮像部170、通信部180及び投光部190を備える。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えたマイクロコンピューターである。プロジェクター10においては、ROMに記憶されているプログラムをCPUが実行すると、制御部110が各部を制御し、プロジェクター10の各種機能が実現する。
記憶部120は、投写する画像の画質に係る設定や、各種機能の設定に係る情報を記憶する。また、記憶部120は、自装置が投写する画像と他装置が投写する画像のどちらを優先するかを表す優先情報を記憶する。
操作部130は、プロジェクター10を操作するための複数のボタンを備えている。操作されたボタンに応じて制御部110が各部を制御することにより、投写される画像の調整や、プロジェクター10が有する各種機能の設定などが行われる。
通信部180は、有線通信の通信インターフェースや、IEEE802.11の規格に従った無線通信の通信インターフェース、Bluetooth(登録商標)の通信インターフェース、USB(Universal Serial Bus)の通信インターフェースなどを有し、各種インターフェースによって他のコンピューター装置や他のプロジェクター10と通信を行う。
映像インターフェース160は、RCA、D−Sub、HDMI(登録商標)などのコネクターを有し、外部装置からコネクターに供給された映像信号を映像処理部150へ供給する。
映像処理部150は、映像インターフェース160から供給される映像信号を取得する。また、映像処理部150は、プロジェクター10を操作するためのGUI(Graphical User Interface)やメニューなどのオンスクリーン画像の信号を制御部110から取得する。映像処理部150は、各種の画像処理機能を備えており、映像インターフェース160から供給された映像信号に画像処理を施し、投写する画像の画質を調整する。映像処理部150は、画質を調整した映像信号を投写部140へ供給する。また、映像処理部150は、制御部110からオンスクリーン画像の信号が供給された場合には、オンスクリーン画像の信号を重畳した映像信号を投写部140へ供給する。
画像を投写する投写部140は、光源141、ライトバルブ142、駆動回路144及び投写光学系143を有している。光源141は、光を発するランプであり、光源141が発した光は、図示省略した複数のダイクロイックミラーやミラーによって赤、緑、青の光に分光され、分光された赤、緑、青のそれぞれの光はライトバルブ142に導かれる。なお、光源141は、ランプではなく、発光ダイオード又はレーザー光を発する半導体レーザー装置であってもよい。
駆動回路144は、映像処理部150から供給される映像信号を取得する。駆動回路144に供給される映像信号は、投写する画像における赤の成分の階調を表す階調データ、投写する画像における緑の成分の階調を表す階調データ及び投写する画像における青の成分の階調を表す階調データを有する。駆動回路144は、赤、緑、青の各色の階調データを抽出し、抽出した各色の階調データに基づいてライトバルブ142を駆動する。
ライトバルブ142は、前述の赤の光が入射する液晶ライトバルブ、前述の緑の光が入射する液晶ライトバルブ、及び前述の青の光が入射する液晶ライトバルブを有している。液晶ライトバルブは、透過型の液晶パネルであり、複数行複数列でマトリクス状に配置された画素を備えている。赤の光が入射する液晶ライトバルブは赤の階調データに基づいて駆動され、緑の光が入射する液晶ライトバルブは緑の階調データに基づいて駆動され、青の光が入射する液晶ライトバルブは青の階調データに基づいて駆動される。各液晶ライトバルブは、駆動回路144によって各画素が制御されて画素の透過率が変化する。画素の透過率が制御されることにより、液晶ライトバルブを透過した各色の光は、各階調データに対応した画像となる。液晶ライトバルブを透過した赤、緑、青の光の画像は、図示省略したダイクロイックプリズムにより合成されて投写光学系143に入射する。投写光学系143は、入射した画像を拡大する光学系であり、入射した画像をレンズやミラーによって拡大して投写する。
投光部190は、光源及び光学系を有しており、投写部140が投写する画像の領域を表す不可視光を投光する。例えば、投光部190Aは、投写部140Aによってスクリーンに投写された画像の領域が図1に示した領域A11である場合、領域A11内に赤外光を投光し、投写部140Aによってスクリーンに投写された画像の領域が領域A10である場合、領域A10内に赤外光を投光する。また、投写部140Bによって投写された画像の領域が図1に示した領域B11である場合、投光部190Bは、領域B11内に赤外光を投光する。投光部190は、スクリーンにおいて赤外光が投光される領域と、投写部140によりスクリーンに投写された画像の領域とが一致するように、赤外光を投光する領域を投写部140のズーム機能と連動して変更する。
撮像部170は、投光部190から出力されてスクリーンで反射した不可視光を受光する撮像素子(CMOSやCCDなど)、撮像素子に像を結像する光学系などを備えている。撮像部170は、投写部140が投写した画像を含み、投写部140が画像を投写する領域より広い領域を撮像範囲とする。撮像部170は、撮像素子により得られた画像を制御部110へ出力する。
図3は、ROMのプログラムを実行することにより制御部110で実現する機能の構成を示した機能ブロック図である。判定部111は、撮像部170から供給される画像を解析し、自装置が投写する画像と他装置が投写している画像が重なっているか否かを判定する。投写制御部112は、判定部111の判定結果に応じて、自装置が投写する画像と他装置が投写する画像とが重なる領域に投写する画像を決定し、決定した画像が投写されるように映像処理部150への信号の供給や映像処理部150の制御を行う。
(実施形態の動作例)
次に本実施形態の動作例について説明する。なお、以下の説明においては、図1に示したように、投写する画像のサイズをズーム機能によって最大にしたときにプロジェクター10Aからスクリーンに投写された画像の領域を領域A10、投写する画像のサイズをユーザーAによって調整されたプロジェクター10Aからスクリーンに投写された画像の領域をA11、投写する画像のサイズをユーザーBによって調整されたプロジェクター10Bからスクリーンに投写された画像の領域をB10とする。また、予めユーザーが行った設定操作により、プロジェクター10Aは、他装置が投写する画像を優先することを表す優先情報を記憶部120Aに記憶し、プロジェクター10Bは、自装置が投写する画像を優先することを表す優先情報を記憶部120Bに記憶している場合を想定して動作例の説明を行う。
まず、プロジェクター10AのユーザーAと、プロジェクター10BのユーザーBは、自身が使用するプロジェクター10を操作し、スクリーンに投写される画像の投写領域をプロジェクター10に取得させる。具体的には、ユーザーAは、操作部130Aを操作して投光部190Aから赤外光を投光させ、ユーザーBは、操作部130Bを操作して投光部190Bからの赤外光の投光を停止させる。次にユーザーAは、スクリーンにおける画像の投写領域を認識させる操作を操作部130Aにおいて行う。制御部110Aは、この操作が行われると、撮像部170Aを制御して撮像部170Aに撮像を行わせる。撮像部170Aは、スクリーンの領域A11内に投光されて反射した赤外光を撮像し、撮像により得られた画像を制御部110Aへ供給する。制御部110Aは、撮像部170Aから供給される画像を解析し、供給された画像において赤外光が映る領域を、スクリーンにおいて投写部140Aにより画像が投写される領域として取得し、取得した領域の頂点の座標をRAMに記憶させる。ここでは、制御部110Aは、撮像部170Aから供給される画像に映る領域A11の頂点の座標を、自装置の投写領域としてRAMに記憶させる。
次にユーザーBは、操作部130Bを操作して投光部190Bから赤外光を投光させ、ユーザーAは、操作部130Aを操作して投光部190Aからの赤外光の投光を停止させる。そしてユーザーBは、画像の投写領域を認識させる操作を操作部130Bにおいて行う。制御部110Bは、この操作が行われると、撮像部170Bを制御して撮像部170Bに撮像を行わせる。撮像部170Bは、スクリーンの領域B11内に投光されて反射した赤外光を撮像し、撮像により得られた画像を制御部110Bへ供給する。制御部110Bは、撮像部170Bから供給される画像を解析し、供給された画像において赤外光が映る領域を、スクリーンにおいて投写部140Bにより画像が投写される領域として取得し、取得した領域の頂点の座標をRAMに記憶させる。ここでは、制御部110Bは、撮像部170Bから供給される画像に映る領域B11の頂点の座標を、自装置の投写領域としてRAMに記憶させる。
次に、ユーザーAがプロジェクター10Aを使用するときの動作例について、図4のフローチャートを用いて説明する。ユーザーAは、映像インターフェース160Aにパーソナルコンピューターを接続し、ユーザーBは、操作部130Bを操作してプロジェクター10Bからの画像の投写を停止させる。プロジェクター10Aは、パーソナルコンピューターから供給される映像信号を取得し、取得した映像信号が表す画像をスクリーンに投写する。また、プロジェクター10Aは、投光部190Aから赤外光を投光する。
制御部110Aは、撮像部170Aを制御して撮像部170Aに撮像を行わせる。撮像部170Aは、領域A11内に投写された赤外光を撮像し、撮像により得られた画像を制御部110Aへ供給する。制御部110Aは、撮像部170Aから供給される画像を解析し、スクリーンにおいて画像が投写されている投写領域の頂点の座標を取得する(ステップS1)。ここでは、プロジェクター10Aのみが画像を投写し、領域A11にのみ赤外光が投光されているため、制御部110Aは、供給された画像に映る領域A11の頂点の座標を取得する。次に制御部110A(判定部111)は、自装置の投写する画像に他装置の投写する画像が重なっているか判定する(ステップS2)。具体的には、制御部110Aは、ステップS1において取得した投写領域の頂点の座標(領域A11の頂点の座標)を、RAMに記憶されている自装置の投写領域の頂点の座標と比較する。ここでは、RAMに記憶されている座標は領域A11の頂点の座標であり、ステップS1において取得した座標と一致している。制御部110Aは、取得した座標がRAMに記憶されている自装置の投写領域の座標と一致する場合、自装置の投写する画像のみがスクリーンに投写されていると判定し、ステップS2でNOと判断する。
制御部110A(投写制御部112)は、ステップS2でNOと判断すると、映像インターフェース160Aに供給されている映像信号が表す画像の全領域が投写されるように映像処理部150Aを制御する(ステップS3)。これにより、投写部140Aは、プロジェクター10Aに接続されたパーソナルコンピューターが表示している画像を図5に示したようにスクリーンに投写する。
次に、プロジェクター10Aが画像を投写しているときにプロジェクター10Bを使用する場合の動作例を説明する。ユーザーBは、プロジェクター10Bを使用する場合、映像インターフェース160Bにパーソナルコンピューターを接続する。プロジェクター10Bは、パーソナルコンピューターから供給される映像信号を取得し、取得した映像信号が表す画像をスクリーンに投写する。また、プロジェクター10Bは、投光部190Bから赤外光を投光する。
制御部110Aは、撮像部170Aから供給される画像を解析し、スクリーンに投写されている画像の投写領域の頂点の座標を周期的に取得している。ここでは、プロジェクター10Aとプロジェクター10Bが画像を投写し、スクリーンにおいては領域A11と領域B11に赤外光が投写されているため、制御部110Aは、領域A11+領域B11の領域の頂点の座標を取得する(ステップS1)。ここで制御部110Aが取得する座標は、領域A11の右上の頂点座標、領域A11の右下の頂点座標、領域A11の左下の頂点座標、領域B11の左上の頂点座標、領域B11の左下の頂点座標、領域B11の右上の頂点座標の6つであり、RAMに記憶されている自装置の投写領域の座標(領域A11の右上の頂点座標、領域A11の右下の頂点座標、領域A11の左上の頂点座標、領域A11の左下の頂点座標)とは異なる。なお本実施形態では、領域A11及び領域B11によって形成される領域の頂点のうち、内角が180度未満である頂点を抽出している。頂点を取得する方法はこれに限定されず、領域B11の右辺と領域A11の上辺との交点や、領域B11の下辺と領域A11の左辺との交点の座標も頂点として取得してもよい。このように、取得した領域の頂点の座標が、自装置の投写領域の座標と異なる場合、制御部110Aは、ステップS1で取得した座標のうちRAMに記憶されていない座標(領域B11の左上の頂点座標、領域B11の左下の頂点座標、領域B11の右上の頂点座標)から矩形の領域B11を特定する。制御部110Aは、この特定した矩形の領域がRAMに記憶されている座標で特定される領域A11に重なるか判断する。ここで、領域B11は、領域A11に重なっているため、制御部110Aは、自装置の投写する画像に他装置の投写する画像が重なっていると判定する(ステップS2でYES)。
制御部110A(投写制御部112)は、ステップS2でYESと判断すると、記憶部120Aに記憶されている優先情報を取得する(ステップS4)。ここで記憶部120Aに記憶されている優先情報の内容は、他装置が投写する画像を優先することを表す。制御部110A(投写制御部112)は、取得した優先情報の内容が、他装置が投写する画像を優先することを表す場合(ステップS5でYES)、他装置が投写する画像の領域に黒の画像を投写する(ステップS6)。具体的には、制御部110Aは、撮像部170Aから供給される画像を解析し、他装置の画像の投写領域を特定する。例えば、制御部110Aは、ステップS1で取得した座標のうちRAMに記憶されていない座標(領域B11の左上の頂点座標、領域B11の左下の頂点座標、領域B11の右上の頂点座標)から矩形の領域B11を特定し、特定した他装置の投写領域内に黒のオンスクリーン画像が投写されるように、オンスクリーン画像の信号を映像処理部150Aへ供給する。
一方、制御部110Bは、撮像部170Bから供給される画像を解析し、スクリーンに投写されている画像の投写領域の頂点の座標を周期的に取得している。ここでは、プロジェクター10Aとプロジェクター10Bが画像を投写し、領域A11と領域B11に赤外光が投写されているため、制御部110Bも、供給された画像に映る領域A11の頂点の座標と領域B11の頂点の座標を取得する(ステップS1)。ここで制御部110Bが取得する座標は、上述の6つであり、RAMに記憶されている自装置の投写領域の座標(領域B11の右上の頂点座標、領域B11の右下の頂点座標、領域B11の左上の頂点座標、領域B11の左下の頂点座標)とは異なる。このように、取得した領域の頂点の座標が、自装置の投写領域の座標と異なる場合、制御部110Bは、ステップS1で取得した座標のうちRAMに記憶されていない座標(領域A11の右上の頂点座標、領域A11の右下の頂点座標、領域B11の左下の頂点座標)から矩形の領域A11を特定する。制御部110B(判定部111)は、この特定した矩形の領域がRAMに記憶されている座標で特定される領域B11に重なるか判断する。ここで、領域A11は、領域B11に重なっているため、制御部110Bは、自装置の投写する画像に他装置の投写する画像が重なっていると判定する(ステップS2でYES)。
制御部110Bは、ステップS2でYESと判断すると、記憶部120Bに記憶されている優先情報を取得する(ステップS4)。ここで、記憶部120Bに記憶されている優先情報の内容は、自装置が投写する画像を優先することを表す。制御部110B(投写制御部112)は、取得した優先情報の内容が、自装置が投写する画像を優先することを表す場合(ステップS5でNO)、映像インターフェース160Bに供給されている映像信号が表す画像の全領域が投写されるように映像処理部150Bを制御する(ステップS3)。
図6は、上述した動作によりプロジェクター10Aが投写する画像の例を示した図であり、図7は、上述した動作によりプロジェクター10Bが投写する画像の例を示した図である。また、図8は、上述した動作によりプロジェクター10A、10Bによってスクリーンに投写された画像の例を示した図である。なお、図6においては、発明の理解を容易にするために、黒のオンスクリーン画像が投写される部分をハッチングで示しているが、実際にはプロジェクター10Aからの光が投写されないため、ハッチングの部分は画像が投写されないこととなる。
プロジェクター10Aは、図6に示したように、領域B11が重なる部分に黒のオンスクリーン画像を投写する。また、プロジェクター10Bは、図7に示したように、接続されているパーソナルコンピューターが表示している画像を領域B11に投写する。この結果、スクリーンには、図8に示したように、領域A11と領域B11が重なる部分においては、プロジェクター10Bの画像が優先されて投写される。
次に、ユーザーBがプロジェクター10Bによる画像の投写を停止する場合の動作例について説明する。ユーザーBは、プロジェクター10Bによる画像の投写を停止させる場合、投写を停止させる操作を操作部130Bにおいて行う。制御部110Bは、この操作が行われると、投写部140Bを制御して画像の投写を停止する。また、制御部110Bは、投光部190Bを制御して赤外光の投光を停止させる。
制御部110Aは、撮像部170Aから供給される映像信号を解析し、スクリーンに投写されている画像の投写領域の頂点の座標を周期的に取得している。ここでは、領域B11に赤外光が投写されなくなり、領域A11にのみ赤外光が投写されているため、制御部110Aは、供給された画像に映る領域A11の頂点の座標のみを取得する(ステップS1)。次に制御部110A(判定部111)は、自装置の投写する画像に他装置の投写する画像が重なっているか判定する(ステップS2)。ここでは、RAMに記憶されている座標は領域A11の頂点の座標であり、取得した座標と一致している。制御部110Aは、取得した座標がRAMに記憶されている自装置の投写領域の座標と一致する場合、自装置の投写する画像のみがスクリーンに投写されていると判断し、ステップS2でNOと判断する。
制御部110A(投写制御部112)は、ステップS2でNOと判断すると、映像インターフェース160Aに供給されている映像信号が表す画像の全領域が投写されるように映像処理部150Aを制御する(ステップS3)。これにより、投写部140Aは、プロジェクター10Aに接続されたパーソナルコンピューターが表示している画像を図5に示したようにスクリーンに投写する。
以上説明したように本実施形態によれば、プロジェクターが投写している画像に他のプロジェクターの投写した画像が重なる場合、ユーザーが画像に対して指示を行わなくても一方のプロジェクターの画像を優先して表示することができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した各実施形態及び以下の変形例は、一つ又は複数を適宜組み合わせて実施してもよい。
上述した実施形態においては、画像が重なる領域に投写する画像として自装置の画像と他装置の画像のどちらを優先するかを優先情報に応じて決定しているが、どちらの画像を優先するのか決定する構成は、実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、後から投写された画像を優先して投写する構成としてもよい。
この変形例の場合、先に画像を投写しているプロジェクター10の制御部110は、撮像部170から供給される画像を解析し、スクリーンに投写されている画像の投写領域の頂点の座標を周期的に取得する。制御部110Aは、取得した領域の頂点の座標が、自装置の投写領域の座標と異なる場合、他装置が投写する画像を優先し、他装置が投写する画像の投写領域内に黒のオンスクリーン画像が投写されるように、オンスクリーン画像の信号を映像処理部150Aへ供給する。即ち、制御部110は、ステップS2でYESと判断した場合、ステップS4及びステップS5をスキップしてステップS6へ処理の流れを移す。この構成によれば、例えば、プロジェクター10Aが画像を投写しているときにプロジェクター10Bが画像の投写を開始すると、図8に示したようにプロジェクター10Bの画像が優先して投写される。この後、プロジェクター10Aによる画像の投写を停止すると、プロジェクター10Bの画像のみがスクリーンに投写される。そして、プロジェクター10Aによる画像の投写を再開すると、図9に示したようにプロジェクター10Aの画像が優先して投写される。
上述した実施形態においては、投光部190が赤外光を投光する構成となっているが、プロジェクター10以外の外部装置が赤外光を投光してもよい。また、外部装置が赤外光を投光する場合、プロジェクター10は、外部装置の赤外光が投光される領域について、白のオンスクリーン画像を投写する構成としてもよい。この構成によれば、例えば、外部装置で領域B11に赤外光を投写した場合、図6の黒の矩形が表示されている領域内が黒に替えて白の表示となる。プロジェクター10がホワイトボードに画像を投写している場合、ホワイトボードにおいて白の表示となった領域にマーカーで書き込みを行うことができる。
上述した実施形態においては、スクリーンにおいて画像を投写される領域を、投光部190が投光する光を撮像することにより取得しているが、画像が投写される領域を取得する構成は、実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、制御部110は、予め定められたパターンのオンスクリーン画像が画像の投写領域の頂点に表示されるようにオンスクリーン画像の信号を映像処理部150へ供給する。制御部110は、投写された予め定められたパターンのオンスクリーン画像の座標を撮像部170から供給される画像を解析して特定し、特定した座標から投写部140によってスクリーンに投写された画像の領域の座標を取得する。この変形例によれば、投光部190を有しない構成であっても、一台のプロジェクター10の画像を優先して投写することができる。また、この構成によれば、例えば、領域B11が領域A11内に内包される場合であっても、領域B11の頂点の座標を特定し、領域A11内にプロジェクター10Bの画像を投写することができる。
上述した実施形態においては、2台のプロジェクター10が画像を投写する場合を例にしているが、3台以上のプロジェクター10が画像を投写する場合も、上述のプロジェクター10A、10Bにおける操作や優先情報の設定を行うことにより、いずれかのプロジェクター10の画像を優先して投写することができる。
本発明においては、複数台のプロジェクター10毎に投光部190が投光する光の波長が異なる構成とし、プロジェクター10は、自装置の投光部190が投光した光と他装置の投光部190が投光した光を区別できる構成としてもよい。
10、10A、10B…プロジェクター、110…制御部、111…判定部、112…投写制御部、120…記憶部、130…操作部、140…投写部、141…光源、142…ライトバルブ、143…投写光学系、144…駆動回路、150…映像処理部、160…映像インターフェース、170…撮像部、180…通信部、190…投光部。

Claims (10)

  1. 第1画像を投写面に投写する投写部と、
    前記投写部により前記投写面に投写された前記第1画像の領域と、他装置により前記投写面に投写された第2画像の領域との重なりを判定する判定部と、
    前記第1画像と前記第2画像が重なる重複領域に投写する画像を前記判定部の判定結果に応じて決定し、決定した画像が前記重複領域に投写されるように前記投写部を制御する投写制御部と
    を備えるプロジェクター。
  2. 前記投写制御部は、前記第1画像より後に前記第2画像が前記投写面に投写された場合、前記第1画像において前記重複領域に含まれる部分の画像が投写されないように前記投写部を制御する
    請求項1に記載のプロジェクター。
  3. 前記第1画像と前記第2画像の優先度を表す優先情報を記憶する記憶部を有し、
    前記投写制御部は、前記判定結果が前記第1画像と前記第2画像とが重なることを表す場合、前記重複領域に投写する画像を前記優先情報に応じて決定する
    請求項1に記載のプロジェクター。
  4. 前記投写制御部は、前記重複領域に他のプロジェクターからの画像が投写されている場合、前記重複領域に投写する画像を前記判定部の判定結果に応じて決定し、決定した画像が前記重複領域に投写されるように前記投写部を制御する
    請求項1に記載のプロジェクター。
  5. 前記投写制御部は、前記重複領域に投写されていた他のプロジェクターからの画像が前記重複領域に投写されなくなった場合、前記第1画像において前記重複領域に含まれる部分の画像が前記重複領域に投写されるように前記投写部を制御する
    請求項4に記載のプロジェクター。
  6. 前記投写制御部は、前記投写面に投写された前記第2画像が、他のプロジェクターが投写した画像である場合、前記重複領域に黒の画像が投写されるように前記投写部を制御する
    請求項1に記載のプロジェクター。
  7. 前記投写制御部は、前記重複領域に白の画像が投写されるように前記投写部を制御する
    請求項1に記載のプロジェクター。
  8. 前記第1画像の領域を表す光を前記投写面に投光する投光部を有し、
    前記判定部は、前記投光部により前記投写面に投光された光と、前記他装置により前記投写面に投光された光を検出し、検出結果に応じて前記第1画像の領域と前記第2画像の領域の重なりを判定する
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のプロジェクター。
  9. 前記投光部は、前記投写面において前記第1画像が投写される領域へ光を投光する
    請求項8に記載のプロジェクター。
  10. 第1画像を投写面に投写する投写部を有するプロジェクターの制御方法であって、
    前記投写部により前記投写面に投写された前記第1画像の領域と、他装置により前記投写面に投写された第2画像の領域との重なりを判定する判定ステップと、
    前記第1画像と前記第2画像が重なる重複領域に投写する画像を前記判定ステップの判定結果に応じて決定し、決定した画像が前記重複領域に投写されるように前記投写部を制御する画像制御ステップと
    を備えるプロジェクターの制御方法。
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