JP2017174131A - 配備装置、配備方法および配備プログラム - Google Patents

配備装置、配備方法および配備プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】配備対象物に課された制約を満たすシステム環境に配備対象物を配備できる配備装置を提供する。【解決手段】配備装置60は、システムが稼働する環境であるシステム環境を示す情報とシステム環境に配備可能な配備対象物を示す情報とを含む配備先情報を記憶する記憶部61と、記憶部61に記憶されている配備先情報のうち入力された配備対象物を配備可能なシステム環境を示す配備先情報を選定する選定部62とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、配備装置、配備方法および配備プログラムに関し、特に配備に関して制約を有するソフトウェアおよびデータを適切なクラウドコンピューティング環境(以下、クラウド環境という。)に配備する配備装置、配備方法および配備プログラムに関する。
クラウドコンピューティングサービス(以下、クラウドサービスという。)は、インターネットを介してコンピューティング資源やアプリケーションが実行される環境資源を提供するサービスである。クラウドサービスを利用する場合、利用者は、ハイブリッド環境を利用できる。
ハイブリッド環境には、クラウドサービスで提供される環境であるクラウド環境と、自社内に用意された環境であるオンプレミス環境が含まれる。ハイブリッド環境を利用する場合、利用者は、クラウド環境とオンプレミス環境のそれぞれの違いを意識せずに各環境を利用できる。利用者は、業務システムをオンプレミス環境とクラウド環境のどちらで稼働させるか、業務システムの要件に応じて判断する。また、利用者は、業務システムを稼働させるクラウド環境を業務システムの要件に応じて選択する。
特許文献1には、ハイブリッド環境におけるクラウド環境を提供するクラウドサービスの中から、利用目的に沿ったクラウドサービスを選択するクラウドサービス選択装置が記載されている。特許文献1に記載されているクラウドサービス選択装置は、複数のクラウドサービスの中から、稼働させる業務システムの特性、提供されるクラウド環境のサービス品質、料金、性能や信頼性等の付加価値を示す指標等に基づいて適切なクラウドサービスを選択する。
また、特許文献2には、1つのパブリックな仮想サーバで複数の利用者のプログラムが実行される場合においてセキュリティの確保、効果的なセキュリティの制御、および効果的なセキュリティの管理を実現するクラウドセキュリティ管理システムが記載されている。特許文献2には、利用者のアプリケーションが共用サーバで実行される際の認証方法、または許可方法が記載されている。
また、非特許文献1には、統合開発環境(IDE:Integrated Development Environment)とクラウド環境が直接連携している環境でアプリケーションの開発、配備、および評価が行われる手法が記載されている。
ここで、利用者がクラウド環境に配備するソフトウェアやデータに、配備される環境に関する制約が課されている場合を想定する。例えば、非特許文献2には、クラウドサービスの利用時に考慮が求められる法規制が記載されている。
また、非特許文献3には、オンプレミス環境で利用されていたソフトウェアがクラウド環境で利用される際のライセンスに関する留意点が記載されている。上記の制約以外にも、例えば重要なデータには、流出や抹消等のリスク回避の観点からクラウド環境を配備先の環境に含めないというような利用者特有の制約が課されている場合がある。
実行されるシステムの規模やアプリケーションの規模が大きくなると、利用されるソフトウェアの種類、データの種類、およびライセンス形態の種類も増える。実行されるシステムやアプリケーションがより複雑になった場合も同様である。システムおよびアプリケーションの大規模化と複雑化が進んでいるため、手動での種々の制約の管理の煩雑化も進んでいる。
国際公開第2014/024251号 国際公開第2013/179383号
「Eclipseを使ったBluemixアプリケーション開発」、[online]、IBM Corporation、[平成28年3月9日検索]、インターネット<https://www.ibm.com/developerworks/community/wikis/form/anonymous/api/wiki/38ad3157-38ad-4dd5-b425-7782f6a59546/page/1168fffe-414c-4559-8cb2-93e2e1268a26/attachment/97c0ab70-b0be-4c51-86cf-ba3b89df2e3b/media/Tutorial_2.pdf> 「5.クラウドを活用する上で理解しておくべきこと」、[online]、経済産業省、[平成28年3月9日検索]、インターネット<http://www.meti.go.jp/committee/sankoushin/jouhoukeizai/jinzai/002_02_03d.pdf> 「クラウドや仮想化デスクトップ移行時のソフトウェアライセンスの考え方」、[online]、一般社団法人 ソフトウェア資産管理評価認定協会 仮想化・クラウドワーキンググループ、[平成28年3月9日検索]、インターネット<http://www.samac.or.jp/docs/150612-SAMAC-wg-cloud-report.pdf>
上記の通り、パブリックなクラウド環境とオンプレミス環境が容易に連携可能なハイブリッド環境において大規模で複雑なシステムの開発やアプリケーションの開発が進められると、商用ライブラリ等の利用されるソフトウェアの種別、および利用されるデータの種別が増える。利用される種別が増えることによって、手動での制約管理が煩雑化する。
手動での制約管理が煩雑化するほど、セキュリティの観点やコンプライアンスの観点で設けられた制約に反してソフトウェアやデータが社外のクラウドサービス事業者が提供するクラウド環境やクラウドサービス事業者が提供する国外のクラウド環境で利用されるリスクが高まる。
例えば、別のシステムで開発された、アプリケーション開発で利用される外部API(Application Programming Interface)が国外に存在するサーバ等への保管が禁止されているデータを使用していることが事前に把握されない場合を想定する。外部APIの特性が事前に把握されないと、利用者の意図と関係無く外部APIが国外に存在するサーバ等で構成されるクラウド環境に配備される可能性がある。外部APIがクラウド環境に配備されると、セキュリティの問題やコンプライアンスの問題が発生する。
また、非特許文献1に記載されているような手法が既に提供されているため、利用者は、容易にクラウド環境を利用できる。クラウド環境が利用されやすくなっているため、利用者が意図せずに上記の各種制約に反してソフトウェアやデータをクラウド環境に配備するリスクが高まっている。
しかし、特許文献1に記載されているクラウドサービス選択装置や特許文献2に記載されているクラウドセキュリティ管理システムでは、クラウド環境に配備される際のデータ等に課された制約に関する上記の課題を解決することが想定されていない。
そこで、本発明は、配備対象物に課された制約を満たすシステム環境に配備対象物を配備できる配備装置、配備方法および配備プログラムを提供することを目的とする。
本発明による配備装置は、システムが稼働する環境であるシステム環境を示す情報とシステム環境に配備可能な配備対象物を示す情報とを含む配備先情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶されている配備先情報のうち入力された配備対象物を配備可能なシステム環境を示す配備先情報を選定する選定部とを備えることを特徴とする。
本発明による配備方法は、システムが稼働する環境であるシステム環境を示す情報とシステム環境に配備可能な配備対象物を示す情報とを含む配備先情報を記憶し、記憶されている配備先情報のうち入力された配備対象物を配備可能なシステム環境を示す配備先情報を選定することを特徴とする。
本発明による配備プログラムは、コンピュータに、システムが稼働する環境であるシステム環境を示す情報とシステム環境に配備可能な配備対象物を示す情報とを含む配備先情報を記憶する記憶処理、および記憶されている配備先情報のうち入力された配備対象物を配備可能なシステム環境を示す配備先情報を選定する選定処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、配備対象物に課された制約を満たすシステム環境に配備対象物を配備できる。
本発明による配備装置の第1の実施形態の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態の配備装置60による選定処理の動作を示すフローチャートである。 本発明による配備システムの第2の実施形態の構成例を示すブロック図である。 アプリケーション開発環境200から送信されるアプリケーションの例を示す説明図である。 アプリケーション開発環境200から送信されるデータの例を示す説明図である。 配備データ属性情報記憶部104に記憶されている配備データ属性情報の例を示す説明図である。 処理属性情報記憶部105に記憶されている処理属性情報の例を示す説明図である。 配備先情報記憶部106に記憶されている配備先情報の例を示す説明図である。 第2の実施形態の配備支援サーバ100による解析処理の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態の配備支援サーバ100による選定処理の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態の配備支援サーバ100による他の選定処理の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態の配備支援サーバ100による配備処理の動作を示すフローチャートである。 本発明による配備システムの第2の実施形態の他の構成例を示すブロック図である。
実施形態1.
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明による配備装置の第1の実施形態の構成例を示すブロック図である。本発明による配備装置60は、システムが稼働する環境であるシステム環境を示す情報とシステム環境に配備可能な配備対象物(例えば、アプリケーション400やデータ500)を示す情報とを含む配備先情報を記憶する記憶部61(例えば、配備先情報記憶部106)と、記憶部61に記憶されている配備先情報のうち入力された配備対象物を配備可能なシステム環境を示す配備先情報を選定する選定部62(例えば、配備先評価部102)とを備える。
配備先情報は、少なくともシステム環境を示す情報と、システム環境に配備可能な配備対象物を示す情報とで構成される。システム環境に配備可能な配備対象物を示す情報に基づいて、入力された配備対象物がシステム環境に配備可能か否かが判別される。
以下、配備装置60による選定処理を説明する。図2は、第1の実施形態の配備装置60による選定処理の動作を示すフローチャートである。
選定部62に、配備対象物が入力される(ステップS11)。
次いで、選定部62は、記憶部61に記憶されている配備先情報のうち、入力された配備対象物がシステム環境に配備可能な配備対象物に適合する配備先情報を選定する(ステップS12)。
次いで、選定部62は、選定された配備先情報を出力する(ステップS13)。出力した後、配備装置60は、選定処理を終了する。
そのような構成により、配備装置は、配備対象物に課された制約を満たすシステム環境に配備対象物を配備できる。
また、配備装置60は、選定部62により選定された配備先情報が示すシステム環境に選定部62に入力された配備対象物を配備する配備部(例えば、配備実行部103)を備えてもよい。
そのような構成により、配備装置は、選定された配備先情報が示すシステム環境にアプリケーション等を配備できる。
また、配備部は、通信ネットワークを介してシステム環境と通信可能に接続されていてもよい。
そのような構成により、配備装置は、社外の環境であるクラウド環境にアプリケーション等を配備できる。
また、配備先情報には、システム環境に配備可能な配備対象物の属性を示す情報が含まれてもよい。
そのような構成により、配備装置は、配備対象物の属性に基づいて配備対象物を配備可能なシステム環境を選定できる。
また、配備先情報は、配備対象物の属性として配備対象物の利用可能地域を示してもよい。
そのような構成により、配備装置は、配備対象物の利用可能地域を考慮した上で配備対象物を配備可能なシステム環境を選定できる。
また、配備先情報は、配備対象物の属性として配備対象物が配備されるシステム環境に求められる機密性の度合いを示してもよい。
そのような構成により、配備装置は、配備対象物のセキュリティ面での重要度を考慮した上で配備対象物を配備可能なシステム環境を選定できる。
実施形態2.
[構成の説明]
次に、本発明の第2の実施形態を、図面を参照して説明する。図3は、本発明による配備システムの第2の実施形態の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態の配備支援サーバ100は、解析部101と、配備先評価部102と、配備実行部103と、配備データ属性情報記憶部104と、処理属性情報記憶部105と、配備先情報記憶部106とを含む。
また、図3に示すように、本実施形態の配備支援サーバ100は、利用者によって管理される自社内環境10に存在する。自社内環境10には、配備支援サーバ100の他にアプリケーション開発環境200と、オンプレミス環境300が存在する。
また、図3に示すように、配備支援サーバ100は、通信ネットワーク20を介して、自社内環境10の外部に存在するクラウド環境30〜クラウド環境30(nは1以上の整数)と通信可能に接続されている。また、配備支援サーバ100は、通信ネットワーク20を介して、自社内環境10に存在するオンプレミス環境300と通信可能に接続されている。なお、配備支援サーバ100は、自社内環境10ではなくいずれかのクラウド環境に設置されてもよい。
配備支援サーバ100は、システムで利用されるデータやデータを扱うアプリケーションの処理(例えば、APIを使用する処理)を、利用可能なクラウド環境の選定に使用される属性情報を付与した上で管理する。クラウド環境に配備する際、配備支援サーバ100は、配備されるアプリケーションやデータと共に管理されている属性情報を解析し、配備先環境として適切なクラウド環境を選定する。配備支援サーバ100は、選定されたクラウド環境にアプリケーションやデータを配備する。
アプリケーション開発環境200に存在する開発システムは、アプリケーション400やデータ500を配備支援サーバ100に送信する。送信することによって、開発システムは、配備支援サーバ100にアプリケーション400やデータ500のオンプレミス環境、またはクラウド環境への配備を依頼する。
図4は、アプリケーション開発環境200から送信されるアプリケーションの例を示す説明図である。図4に示すように、アプリケーション400は、アプリケーション処理識別情報401と、ソフトウェア識別情報402と、アプリケーション部403とで構成される。
アプリケーション処理識別情報401は、アプリケーション400に実装されている処理を識別する識別子(ID)を1つ以上含む情報である。アプリケーション400に実装されている処理は、例えば関数を使用する処理やAPIを使用する処理である。
ソフトウェア識別情報402は、アプリケーション400に同梱されているソフトウェアを識別する識別子(ID)を1つ以上含む情報である。また、アプリケーション部403は、アプリケーション400で提供されるアプリケーションの物理的な実体である。
図5は、アプリケーション開発環境200から送信されるデータの例を示す説明図である。図5に示すように、データ500は、データ識別情報501と、データ部502とで構成される。
データ識別情報501は、データ500に含まれているデータを識別する識別子(ID)を1つ以上含む情報である。また、データ部502は、データ識別情報501が示すデータである。
図4に示すアプリケーション400、および図5に示すデータ500は、例えばアプリケーション開発環境200でユーザがアプリケーションやデータを設計した時、または開発した時に作成される。
開発システムから配備を依頼されると、配備支援サーバ100は、配備処理を行う。配備処理を行う際、配備支援サーバ100の解析部101は、アプリケーション開発環境200から送信されたアプリケーション400、またはデータ500を解析する。
解析することによって、解析部101は、アプリケーション400で実行される関数やAPI等を使用する処理を示す情報と、アプリケーション400に同梱されているソフトウェアを示す情報を抽出する。また、解析部101は、データ500に含まれているデータを示す識別情報を抽出する。
配備先評価部102は、解析部101で抽出された処理を示す情報、ソフトウェアを示す情報、およびデータを示す情報を用いて、配備を依頼された対象物を配備可能な環境を選定する機能を有する。環境を選定する際、配備先評価部102は、配備データ属性情報記憶部104に記憶されている情報、処理属性情報記憶部105に記憶されている情報、および配備先情報記憶部106に記憶されている情報をそれぞれ参照する。
配備実行部103は、配備先評価部102で選定された環境のうち、いずれかの環境にアプリケーション400やデータ500等の配備を依頼された対象物を配備する機能を有する。
配備データ属性情報記憶部104には、システム環境に配備されるデータのセキュリティレベルや利用可能地域等の、配備されるデータの属性を示す配備データ属性情報が登録されている。図6は、配備データ属性情報記憶部104に記憶されている配備データ属性情報の例を示す説明図である。なお、配備されるデータには、データとソフトウェアが含まれる。
図6に示すように、配備データ属性情報は、識別子と、タイプと、利用可能地域と、セキュリティレベルと、内容とで構成される。識別子は、配備されるデータを識別する識別情報である。タイプは、識別子が示す配備されるデータのタイプである。タイプには、「Data」と「Software」の2種類がある。なお、タイプには、「Data」と「Software」以外の種類が含まれてもよい。
利用可能地域は、識別子が示す配備されるデータの利用可能な地域である。セキュリティレベルは、識別子が示すデータが配備される環境に求められる機密性の度合いを示す。セキュリティレベルが示す値が大きいほど重要なデータであり、配備される環境に求められる機密性が高くなる。なお、セキュリティレベルが「−」である場合、配備される環境に求められる機密性の水準はどのような水準でもよい。
内容は、識別子が示す配備されるデータの内容である。本実施形態では、配備データ属性情報が、データが配備される際の制約を示す制約情報として使用される。
処理属性情報記憶部105には、アプリケーションに実装されている処理で使用されるデータを示す処理属性情報が登録されている。図7は、処理属性情報記憶部105に記憶されている処理属性情報の例を示す説明図である。
図7に示すように、処理属性情報は、アプリケーション処理識別子と、データとで構成される。アプリケーション処理識別子は、アプリケーションに実装されている処理を識別する識別情報である。
データは、アプリケーション処理識別子が示す処理で使用されるデータである。図7に示すように、データには、図6に示すタイプが「Data」の識別子が格納されている。
配備先情報記憶部106には、セキュリティレベルや所在地域等の配備先環境に関する情報を示す配備先情報が登録されている。図8は、配備先情報記憶部106に記憶されている配備先情報の例を示す説明図である。
図8に示すように、配備先情報は、環境と、セキュリティレベルと、地域と、接続情報とで構成される。環境は、配備先環境を識別する識別情報である。なお、図8に示す環境「C1」はクラウド環境30、環境「C2」はクラウド環境30、および環境「O」はオンプレミス環境300をそれぞれ示す。
セキュリティレベルは、環境に設定されている機密性の度合いを示す。各環境で取り扱われるデータは、図6に示すセキュリティレベルが図8に示すセキュリティレベル以下のデータである。すなわち、各環境で取り扱われるデータの種類は、各環境のセキュリティレベルに依存する。
地域は、環境を構成するサーバ等が存在する地域である。接続情報は、配備支援サーバ100が各環境へ接続する際に使用される情報である。なお、配備先情報には、図8に示す情報以外の配備先環境に関する情報が含まれてもよい。
[動作の説明]
以下、本実施形態の配備支援サーバ100の動作を図9〜図12を参照して説明する。
最初に、アプリケーション400、またはデータ500が配備支援サーバ100に受信されてから解析部101が受信されたアプリケーション400、またはデータ500を解析する処理を説明する。図9は、第2の実施形態の配備支援サーバ100による解析処理の動作を示すフローチャートである。
配備支援サーバ100は、アプリケーション開発環境200からクラウド環境等に配備されるアプリケーション400、またはデータ500を受信する(ステップS101)。
次いで、解析部101は、受信された配備対象物が、アプリケーション400であるか否かを確認する(ステップS102)。
配備対象物がアプリケーション400である場合(ステップS102におけるYes)、解析部101は、アプリケーション400にアプリケーション処理識別情報401とソフトウェア識別情報402が設定されているか否かを確認する(ステップS103)。
アプリケーション処理識別情報401およびソフトウェア識別情報402が設定されている場合(ステップS103におけるYes)、解析部101は、アプリケーション400からアプリケーション処理識別情報401とソフトウェア識別情報402を取得する(ステップS104)。取得した後、配備支援サーバ100は、解析処理を終了する。
アプリケーション処理識別情報401とソフトウェア識別情報402の少なくとも1つが設定されていない場合(ステップS103におけるNo)、解析部101は、設定されていない識別情報のアプリケーション400への設定を促す旨を利用者に通知する(ステップS105)。通知した後、配備支援サーバ100は、解析処理を終了する。なお、識別情報が設定されていない場合、後続の処理は行われない。
配備対象物がアプリケーション400でない場合(ステップS102におけるNo)、配備対象物はデータ500である。解析部101は、データ500にデータ識別情報501が設定されているか否かを確認する(ステップS106)。
データ識別情報501が設定されている場合(ステップS106におけるYes)、解析部101は、データ500からデータ識別情報501を取得する(ステップS107)。取得した後、配備支援サーバ100は、解析処理を終了する。
データ識別情報501が設定されていない場合(ステップS106におけるNo)、解析部101は、設定されていない識別情報のデータ500への設定を促す旨を利用者に通知する(ステップS105)。通知した後、配備支援サーバ100は、解析処理を終了する。なお、識別情報が設定されていない場合、後続の処理は行われない。
次に、解析部101で取得された各種識別情報を用いて配備先評価部102がアプリケーション400を配備可能な配備先環境を選定する処理を説明する。図10は、第2の実施形態の配備支援サーバ100による選定処理の動作を示すフローチャートである。
配備先評価部102は、解析部101で取得されたアプリケーション処理識別情報401が示すアプリケーション400に実装されている処理を識別する識別子に対応するアプリケーション処理識別子が含まれている処理属性情報を処理属性情報記憶部105から取得する。
次いで、配備先評価部102は、アプリケーション400に実装されている処理で取り扱われるデータを示す識別子(ID)を、取得された処理属性情報から取得する(ステップS201)。
次いで、配備先評価部102は、ステップS201で取得されたデータを示す識別子(ID)を用いて、識別子が示すデータの配備データ属性情報を配備データ属性情報記憶部104から取得する(ステップS202)。取得された配備データ属性情報は、上記の通りデータの利用可能な地域やデータのセキュリティレベル等、データが配備される際の制約を示す情報である。
また、配備先評価部102は、解析部101で取得されたソフトウェア識別情報402が示すソフトウェアの配備データ属性情報を配備データ属性情報記憶部104から取得する(ステップS202)。取得された配備データ属性情報は、アプリケーション400に含まれるソフトウェアが配備される際の制約を示す情報である。
ステップS202の処理まで終えた段階で、配備先評価部102は、アプリケーション400に関するデータおよびソフトウェアの各配備データ属性情報が全て取得されたか否かを確認する(ステップS203)。本実施形態において配備データ属性情報が取得されない場合は、配備データ属性情報記憶部104に該当の配備データ属性情報が存在しない場合に相当する。
データおよびソフトウェアの各配備データ属性情報の少なくとも1つが配備データ属性情報記憶部104に存在しない場合(ステップS203におけるNo)、配備先評価部102は、登録されていない配備データ属性情報の配備データ属性情報記憶部104への登録を促す旨を利用者に通知する(ステップS205)。
また、ステップS201で取得されたアプリケーション処理識別情報401に対応する処理属性情報が処理属性情報記憶部105に存在しない場合にも、配備先評価部102は、登録されていない処理属性情報の処理属性情報記憶部105への登録を促す旨を利用者に通知する。通知した後、配備支援サーバ100は、選定処理を終了する。なお、属性情報が登録されていない場合、後続の処理は行われない。
データおよびソフトウェアの各配備データ属性情報が全て配備データ属性情報記憶部104に存在する場合(ステップS203におけるYes)、配備先評価部102は、配備先情報記憶部106から配備先情報を取得する。次いで、配備先評価部102は、取得された配備先情報のうち条件を満たす配備先情報を選定する(ステップS204)。
条件を満たす配備先情報は、ステップS202の処理で取得されたデータおよびソフトウェアの各配備データ属性情報が示す制約を全て満たす配備先情報である。なお、選定される条件を満たす配備先情報は、1つでもよいし、複数でもよい。選定した後、配備支援サーバ100は、選定処理を終了する。
以下、配備先評価部102がアプリケーション400を配備可能な配備先環境を選定する処理の具体例を、図6〜図8に示す具体的な値を用いて説明する。例えば、解析部101がアプリケーション400から取得したアプリケーション処理識別情報401が識別子「F2」を示す場合を説明する。
ステップS201の処理で、配備先評価部102は、アプリケーション処理識別子が「F2」である処理属性情報を処理属性情報記憶部105から取得する。取得される処理属性情報は、図7に示す二番目の処理属性情報である。
次いで、配備先評価部102は、取得された処理属性情報からデータを示す識別子「D2」を取得する。すなわち、配備先評価部102は、配備対象のアプリケーション400が識別子「D2」のデータを取り扱うという情報を、処理属性情報記憶部105から取得する。
次いで、配備先評価部102は、ステップS201の処理で取得されたデータを示す識別子「D2」を用いて、データの配備データ属性情報を配備データ属性情報記憶部104から取得する(ステップS202)。取得される配備データ属性情報は、図6に示す三番目の配備データ属性情報である。
また、例えば、解析部101がアプリケーション400から取得したソフトウェア識別情報402が識別子「S1」を示す場合を説明する。配備先評価部102は、ソフトウェアを示す識別子「S1」を用いて、ソフトウェアの配備データ属性情報を配備データ属性情報記憶部104から取得する(ステップS202)。
取得される配備データ属性情報は、図6に示す二番目の配備データ属性情報である。すなわち、データおよびソフトウェアの各配備データ属性情報が全て配備データ属性情報記憶部104に存在する(ステップS203におけるYes)。
識別子が「D2」の配備データ属性情報が示すデータの配備に関する制約は、利用可能な地域が「米国、EU、国内、自社」であることと、セキュリティレベルが1以上であることである。配備先環境が配備データ属性情報が示す制約を満たす環境でなければ、識別子が「D2」のデータは配備されない。
同様に、識別子が「S1」の配備データ属性情報が示すソフトウェアの配備に関する制約は、利用可能な地域が「国内、自社」であることである。配備先環境が配備データ属性情報が示す制約を満たす環境でなければ、識別子が「S1」のソフトウェアは配備されない。
ステップS204の処理で、配備先評価部102は、ステップS202の処理で取得されたアプリケーションに実装されている処理で取り扱われるデータの配備データ属性情報が示す制約と、ソフトウェアの配備データ属性情報が示す制約を満たす配備先情報を選定する。すなわち、配備先評価部102は、所在地域が「国内、自社」であり、かつセキュリティレベルが1以上の配備先環境を示す配備先情報を選定する。
上記の制約を満たす配備先情報として、配備先評価部102は、環境が「C2」の配備先情報、および環境が「O」の配備先情報を選定する。
次に、解析部101で取得された各種識別情報を用いて配備先評価部102がデータ500を配備可能な配備先環境を選定する処理を説明する。図11は、第2の実施形態の配備支援サーバ100による他の選定処理の動作を示すフローチャートである。
配備先評価部102は、解析部101で取得されたデータ識別情報501に含まれる識別子(ID)を用いて、識別子が示すデータの配備データ属性情報を配備データ属性情報記憶部104から取得する(ステップS301)。
ステップS301の処理まで終えた段階で、配備先評価部102は、データ500に関するデータの各配備データ属性情報が全て取得されたか否かを確認する(ステップS302)。
データの各配備データ属性情報の少なくとも1つが配備データ属性情報記憶部104に存在しない場合(ステップS302におけるNo)、配備先評価部102は、登録されていない配備データ属性情報の配備データ属性情報記憶部104への登録を促す旨を利用者に通知する(ステップS304)。通知した後、配備支援サーバ100は、選定処理を終了する。なお、配備データ属性情報が登録されていない場合、後続の処理は行われない。
データの各配備データ属性情報が全て配備データ属性情報記憶部104に存在する場合(ステップS302におけるYes)、配備先評価部102は、配備先情報記憶部106から配備先情報を取得する。次いで、配備先評価部102は、取得された配備先情報のうち条件を満たす配備先情報を選定する(ステップS303)。
条件を満たす配備先情報は、ステップS301の処理で取得されたデータの各配備データ属性情報が示す制約を全て満たす配備先情報である。なお、選定される条件を満たす配備先情報は、1つでもよいし、複数でもよい。選定した後、配備支援サーバ100は、選定処理を終了する。
次に、選定された配備先情報を用いて配備実行部103がアプリケーション400やデータ500を配備先環境に配備する処理を説明する。図12は、第2の実施形態の配備支援サーバ100による配備処理の動作を示すフローチャートである。
配備実行部103は、配備先評価部102による選定処理で選定された配備先情報を取得する(ステップS401)。
次いで、配備実行部103は、ステップS401の処理で取得された配備先情報の数を確認する(ステップS402)。ステップS401の処理で取得された配備先情報の数が0である場合(ステップS402における「0」)、すなわち配備先評価部102がどの配備先情報も選定しなかった場合、配備実行部103は、配備可能な環境が無い旨を利用者に通知する。通知した後、配備支援サーバ100は、配備処理を終了する。
ステップS401の処理で取得された配備先情報の数が1以上である場合(ステップS402における「1以上」)、配備実行部103は、利用者に配備先環境の選択を促す旨を通知する。利用者が配備先環境を選択した後、配備実行部103は、選択された配備先環境を示す配備先情報に含まれる接続情報を利用して、配備先環境にアプリケーション400、またはデータ500を配備する(ステップS403)。配備した後、配備支援サーバ100は、配備処理を終了する。
上記の具体例であれば、配備実行部103は、ステップS403の処理で利用者にアプリケーション400を配備可能な環境として環境「C2、O」を提示する。配備実行部103は、利用者が選択したいずれかの配備先環境にアプリケーション400を配備する。
なお、配備支援サーバ100は、図4に示すアプリケーションや図5に示すユーザデータ以外に、仮想マシン(VM:Virtual Machine)のイメージ等、クラウド環境に配備される様々なデータに対して解析処理、選定処理、および配備処理を実行できる。
また、自社内環境10には、オンプレミス環境300が含まれていなくてもよい。すなわち、配備支援サーバ100は、配備先環境としてクラウド環境のみを扱ってもよい。図13は、本発明による配備システムの第2の実施形態の他の構成例を示すブロック図である。
[効果の説明]
本実施形態の配備支援サーバ100は、システムやアプリケーションの開発で用いられるソフトウェアやユーザデータ等、クラウド環境に配備されるデータを、配備される際の制約を示す属性情報を付与した上で管理する。また、配備支援サーバ100は、APIを使用する処理等のアプリケーションの処理を、処理で取り扱われるデータを示す情報を付与した上で管理する。クラウド環境にアプリケーションやデータが配備される際、解析部101が配備されるデータ、および配備されるアプリケーションを解析し、配備先評価部102が管理されている属性情報と解析結果を照会することによって、配備に関する制約を満たす配備先環境を選定できる。
本実施形態の配備支援サーバ100は、クラウド事業者から提供されるクラウド環境と自社で用意されたオンプレミス環境のそれぞれの違いを利用者が意識せずに利用できるハイブリッド環境内の、ソフトウェアやデータに課された各種制約を満たす配備先環境を選定できる。その理由は、配備先評価部102がソフトウェアやデータに課された各種制約を満たす配備先環境を示す配備先情報を取得し、配備実行部103が利用者に指定された配備先情報に基づいてソフトウェアやデータを配備先環境に配備するためである。
ハイブリッド環境において、アプリケーションやデータは、クラウド環境−オンプレミス環境間を簡単に移動できる。オンプレミス環境でのみ利用可能なデータを利用するアプリケーションが誤ってクラウド環境に配備された場合、アプリケーションがオンプレミス環境におけるデータをクラウド環境に流出させる可能性がある。オンプレミス環境でのみ利用可能なデータがクラウド環境に流出するような状況が発生することは、法規制の観点やセキュリティの観点で問題である。
本実施形態の配備支援サーバ100は、オンプレミス環境とクラウド環境の間をソフトウェアやデータが自由に移行できるハイブリッド環境の中から適切な配備先環境を、配備されるソフトウェアやデータに課された制約を考慮した上で選択できる。
よって、本実施形態の配備支援サーバ100は、オンプレミス環境に配備されているデータが国外に存在するサーバ等で構成されるクラウド環境に配備されているアプリケーションで利用されるような上記のセキュリティ上の問題の発生を予防できる。また、本実施形態の配備支援サーバ100は、使用が許可されていない地域でソフトウェアが使用されるような上記の利用規制に違反した問題の発生を予防できる。
なお、本実施形態の配備支援サーバ100は、例えば、記憶媒体に格納されているプログラムに従って処理を実行するCPU(Central Processing Unit)によって実現される。すなわち解析部101、配備先評価部102、および配備実行部103は、例えば、プログラム制御に従って処理を実行するCPUによって実現される。
また、配備データ属性情報記憶部104、処理属性情報記憶部105、および配備先情報記憶部106は、例えばRAM(Random Access Memory)で実現される。
また、本実施形態の配備支援サーバ100における各部は、ハードウェア回路によって実現されてもよい。
本実施形態の配備支援サーバ100は、例えばハイブリッド環境を提供可能なクラウドサービスを利用する企業が開発支援サービスやソフトウェアを使用する際に好適に利用されることが考えられる。
10 自社内環境
20 通信ネットワーク
30〜30 クラウドコンピューティング環境
60 配備装置
61 記憶部
62 選定部
100 配備支援サーバ
101 解析部
102 配備先評価部
103 配備実行部
104 配備データ属性情報記憶部
105 処理属性情報記憶部
106 配備先情報記憶部
200 アプリケーション開発環境
300 オンプレミス環境
400 アプリケーション
401 アプリケーション処理識別情報
402 ソフトウェア識別情報
403 アプリケーション部
500 データ
501 データ識別情報
502 データ部

Claims (10)

  1. システムが稼働する環境であるシステム環境を示す情報と前記システム環境に配備可能な配備対象物を示す情報とを含む配備先情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている配備先情報のうち入力された配備対象物を配備可能なシステム環境を示す配備先情報を選定する選定部とを備える
    ことを特徴とする配備装置。
  2. 選定部により選定された配備先情報が示すシステム環境に前記選定部に入力された配備対象物を配備する配備部を備える
    請求項1記載の配備装置。
  3. 配備部は、通信ネットワークを介してシステム環境と通信可能に接続されている
    請求項2記載の配備装置。
  4. 配備先情報には、システム環境に配備可能な配備対象物の属性を示す情報が含まれる
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の配備装置。
  5. 配備先情報は、配備対象物の属性として前記配備対象物の利用可能地域を示す
    請求項4記載の配備装置。
  6. 配備先情報は、配備対象物の属性として前記配備対象物が配備されるシステム環境に求められる機密性の度合いを示す
    請求項4または請求項5記載の配備装置。
  7. システムが稼働する環境であるシステム環境を示す情報と前記システム環境に配備可能な配備対象物を示す情報とを含む配備先情報を記憶し、
    記憶されている配備先情報のうち入力された配備対象物を配備可能なシステム環境を示す配備先情報を選定する
    ことを特徴とする配備方法。
  8. 選定された配備先情報が示すシステム環境に入力された配備対象物を配備する
    請求項7記載の配備方法。
  9. コンピュータに、
    システムが稼働する環境であるシステム環境を示す情報と前記システム環境に配備可能な配備対象物を示す情報とを含む配備先情報を記憶する記憶処理、および
    記憶されている配備先情報のうち入力された配備対象物を配備可能なシステム環境を示す配備先情報を選定する選定処理
    を実行させるための配備プログラム。
  10. コンピュータに、
    選定された配備先情報が示すシステム環境に入力された配備対象物を配備する配備処理を実行させる
    請求項9記載の配備プログラム。
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