JP2017174146A - 調剤支援装置及び調剤支援プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、薬品のピッキング作業を効率化させることを目的とする。
調剤作業を支援するヘッドマウント型のディスプレイを有する調剤支援装置であり、
薬品棚に対応して設けられたマーカを読み取るマーカ読取部と、
薬品の種類を識別する薬品コードを読み取る薬品読取部と、
前記ディスプレイを介して見える風景上の位置であって、前記マーカ読取部によって読み取られたマーカに対応する薬品棚における処方対象の薬品が置かれた位置に重畳させて、前記薬品読取部によって前記位置に置かれた薬品の薬品コードが読み取られたか否かに応じて異なる画像を前記ディスプレイに表示する表示部と
を備える。
1つの処方箋についての処方対象の薬品についての薬品コードを取得する取得部
を備え、
前記表示部は、前記取得部によって取得された薬品コードが示す処方対象の薬品について、その薬品が置かれた位置に重畳させて、その薬品の薬品コードが読み取られたか否かに応じて異なる画像を表示する。
調剤作業を支援するヘッドマウント型のディスプレイで用いられる調剤支援プログラムであり、
薬品棚に対応して設けられたマーカを読み取るマーカ読取処理と、
薬品の種類を識別する薬品コードを読み取るID読取処理と、
前記ディスプレイを介して見える風景上の位置であって、前記マーカ読取処理で読み取られたマーカに対応する薬品棚における処方対象の薬品が置かれた位置に重畳させて、前記ID読取処理で前記位置に置かれた薬品の薬品コードが読み取られたか否かに応じて異なる画像を前記ディスプレイに表示する表示処理と
をコンピュータに実行させる。
***構成の説明***
図1を参照して、実施の形態1に係る調剤支援装置10の構成を説明する。
調剤支援装置10は、作業者によって頭部に装着されるヘッドマウント型のコンピュータである。
調剤支援装置10は、プロセッサ11と、記憶装置12と、通信装置13と、撮影装置14と、ディスプレイ15とのハードウェアを備える。プロセッサ11は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
ディスプレイ15を介して見える風景とは、実施の形態1では、ディスプレイを透過して見える実物である。しかし、ディスプレイ15を介して見える風景とは、カメラによって撮影され、ディスプレイ15に映し出された映像、又は、コンピュータグラフィックによって作成され、ディスプレイ15に映し出された映像であってもよい。
記憶装置12のストレージ122には、調剤支援装置10の各部の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、プロセッサ11によりメモリ121に読み込まれ、プロセッサ11によって実行される。これにより、調剤支援装置10の各部の機能が実現される。
図2に示すように、棚番データ123は、薬品棚の識別子である棚番号毎に、棚名称と、マーカと、マーカ情報とを示す。棚名称は、棚の識別可能な名称である。マーカは、薬品棚を識別するための画像であり、薬品棚に対応して設けられる。マーカ情報は、マーカの位置を示すX座標及びY座標と、マーカのサイズとを含む。マーカの位置は、マーカの中心位置である。
図3に示すように、薬品データ124は、薬品の種類を識別する識別子である薬品コード毎に、種別と、棚番号と、薬品位置とを示す。種別は、薬品の分類である。棚番号は、薬品コードが示す薬品が置かれた薬品棚の識別子である。薬品位置は、薬品コードが示す薬品が置かれた薬品棚における位置を示すX座標及びY座標である。
図4に示すように、マーカの位置及び薬品位置を示すX座標及びY座標は、薬品棚の基準点を原点(0,0)とした場合の座標である。図4では、基準点は、薬品棚の左上の座標である。
図5から図9を参照して、実施の形態1に係る調剤支援装置10の動作を説明する。
実施の形態1に係る調剤支援装置10の動作は、実施の形態1に係る調剤支援方法に相当する。また、実施の形態1に係る調剤支援装置10の動作は、実施の形態1に係る調剤支援プログラムの処理に相当する。
患者から受け付けられた処方箋に示された情報が作業者によりレセプトコンピュータ30に登録される。処方箋に示された情報は、(1)患者の氏名及び住所等の患者情報、及び、保険情報と、(2)処方箋を交付した医療機関名、診療科名、及び、医師名と、(3)処方箋を交付した日付と、(4)薬品コード、剤形、分量、日数、総量を含む処方対象の薬品情報とである。また、患者から病名、症状といった情報が得られた場合には、これらの情報もレセプトコンピュータ30に登録される。
作業者によってレセプトコンピュータ30が操作され、1つの処方箋、または同時に受け付けた複数の診療科の処方箋が選択される。すると、選択された処方箋についての情報がレセプトコンピュータ30から調剤支援装置10に送信される。取得部21は、送信された情報を受信することにより、1つの処方箋、または同時に受け付けた複数の診療科の処方箋についての情報を取得する。
ここでは、取得部21は、レセプトコンピュータ30から、患者の氏名を含む患者情報と、医療機関名と、医師名と、処方箋を交付した日付と、薬品情報とを取得する。
表示部24は、ステップS2で取得された情報を、ディスプレイ15における、作業者の視界の端の領域に表示する。
この際、表示部24は、薬品情報が示す処方対象の薬品について、薬品コードに対応する薬品データ124を検索して、その薬品が置かれた薬品棚を特定する。そして、表示部24は、図6に示すように、患者情報と、医療機関名と、診療科名と、医師名と、処方箋を交付した日付とをヘッダとして表示するとともに、薬品情報については、薬品が置かれた薬品棚毎に分類して明細として、薬品棚のマーカとともに表示する。図6では、薬品棚Aには、薬品a,bが置かれており、薬品棚Bには、薬品cが置かれていることが示されている。
調剤支援装置10を装着した状態で作業者が移動し、薬品棚の前に立つ。すると、マーカ読取部22は、撮影装置14によって薬品棚に設けられたマーカを読み取り、マーカに対応する薬品棚を特定することにより、作業者の前にある薬品棚を特定する。
図7に示すように、作業者が薬品棚Aの前に薬品棚Aの方を向いて立つと、マーカ読取部22は、薬品棚Aに設けられたマーカを読み取り、作業者の前に薬品棚Aがあると特定する。
表示部24は、ディスプレイ15を介して見える風景上の位置であって、ステップS4で特定された薬品棚における処方対象の薬品が置かれた位置に重畳させて、薬品が置かれたことを示す画像を表示する。
この際、表示部24は、ステップS4で読み取られたマーカの位置及び大きさから、撮影装置14によって撮影された画像における基準点の位置を特定する。そして、表示部24は、特定された基準点の位置と、薬品データ124が示す薬品が置かれた薬品棚における位置を示すX座標及びY座標とから、画像を表示する位置を特定する。
具体例としては、表示部24は、撮影装置14で撮影された画像のピクセル数におけるマーカが占めるピクセル数の割合から、1cm(センチメートル)当たりのピクセル数を計算する。表示部24は、特定されたピクセル数と、棚番データ123に記憶されたマーカの位置とから、薬品棚の基準点の位置を特定する。そして、表示部24は、特定されたピクセル数と、薬品データ124が示す薬品が置かれた薬品棚における位置とから、画像を表示する位置を特定する。なお、表示部24は、マーカの傾きから、薬品棚の正面に対する調剤支援装置10の角度を特定し、特定された角度を考慮して基準点の位置を特定してもよい。
図7に示すように、作業者が薬品棚Aの前に立った場合には、図8に示すように、表示部24は、薬品棚Aに置かれた薬品a,bについて、その薬品a,bが置かれた位置に重畳させて画像を表示する。図8では、薬品が置かれた位置に丸型の画像が表示されるとともに、丸型の画像の横に薬品コードが示されている。
作業者によって処方対象の薬品がピッキングされる。この際、薬品読取部23は、撮影装置14により、ピッキングされた薬品の薬品コードを示すバーコードのような識別画像を読み取り、ピッキングされた薬品を特定する。識別画像は、薬品の容器と、薬品棚における薬品が置かれた位置との少なくともいずれかに示されており、薬品をピッキングする際、容易に読み取ることができるようになっている。
表示部24は、図9に示すように、ステップS6で読み取られた識別画像によって特定される薬品が置かれた位置に表示された画像を変化させる。図9では、薬品bがピッキングされ、ステップS6で薬品bの薬品コードを示す識別画像が読み取られたため、薬品bが置かれた位置に示された画像が丸型の画像から三角の画像に変化している。そして、三角の画像の横に示された薬品コードに“済”の文字が付されている。また、明細として表示された薬品コードにも“済”の文字が付されている。
以上のように、実施の形態1に係る調剤支援装置10は、ヘッドマウント型のディスプレイ15を介して見える風景上の、処方対象の薬品が置かれた位置に、薬品が置かれたことを示す画像を表示する。これにより、作業者は、処方対象の薬品が置かれた位置を速やかに特定できる。したがって、薬品のピッキング作業を効率化させることができる。
<変形例1>
実施の形態1では、調剤支援装置10の各部の機能がソフトウェアで実現された。しかし、変形例1として、調剤支援装置10の各部の機能はハードウェアで実現されてもよい。この変形例1について、実施の形態1と異なる点を説明する。
各部の機能がハードウェアで実現される場合、調剤支援装置10は、プロセッサ11と記憶装置12とに代えて、処理回路16を備える。処理回路16は、調剤支援装置10の各部の機能及び記憶装置12の機能を実現する専用の電子回路である。
各部の機能を1つの処理回路16で実現してもよいし、各部の機能を複数の処理回路16に分散させて実現してもよい。
変形例2として、一部の機能がハードウェアで実現され、他の機能がソフトウェアで実現されてもよい。つまり、調剤支援装置10の各部のうち、一部の機能がハードウェアで実現され、他の機能がソフトウェアで実現されてもよい。
実施の形態2は、薬品の剤形に応じて表示を変える点が実施の形態1と異なる。実施の形態2では、この異なる点を説明する。
処方対象の薬品に、錠剤等と顆粒剤とが含まれている場合、先に顆粒剤をピッキングして袋詰めの機械に設置し、機械が袋詰めしている間に錠剤をピッキングすると、短時間で処方対象の薬品を準備することができる。
図5及び図11を参照して、実施の形態2に係る調剤支援装置10の動作を説明する。
実施の形態2に係る調剤支援装置10の動作は、実施の形態2に係る調剤支援方法に相当する。また、実施の形態2に係る調剤支援装置10の動作は、実施の形態2に係る調剤支援プログラムの処理に相当する。
表示部24は、薬品の剤形に応じて異なる画像を表示する。
具体例としては、図11に示すように、優先的にピッキングを行うべき、顆粒剤のような剤形の薬品(図11では薬品a)については、星型の画像を表示し、他の薬品(図11では薬品b)については丸型の画像を表示する。
以上のように、実施の形態2に係る調剤支援装置10は、薬品の剤形に応じて異なる画像を表示する。これにより、優先的にピッキングすべき薬品からピッキングすることができ、薬品のピッキング作業を効率化させることができる。
<変形例3>
実施の形態2では、薬品の剤形に応じて異なる画像を表示した。変形例3として、優先的にピッキングすべき一部の剤形の薬品について画像を表示し、画像を表示した一部の剤形の薬品の薬品コードが薬品読取部23によって読み取られた後に、他の剤形の薬品について画像を表示してもよい。この場合であっても、実施の形態2と同様に、優先的にピッキングすべき薬品からピッキングすることができる。
実施の形態3は、薬品の安全度に応じて表示を変える点が実施の形態1と異なる。実施の形態3では、この異なる点を説明する。
処方対象の薬品に、これらの種類の薬品が含まれている場合、先に他の薬品をピッキングし、後からこれらの種類の薬品をまとめてピッキングすると、危険な薬品を持ち歩かずに済み、薬品の管理上適切である。
図5及び図12を参照して、実施の形態3に係る調剤支援装置10の動作を説明する。
実施の形態3に係る調剤支援装置10の動作は、実施の形態3に係る調剤支援方法に相当する。また、実施の形態3に係る調剤支援装置10の動作は、実施の形態3に係る調剤支援プログラムの処理に相当する。
表示部24は、薬品の安全度に応じて異なる画像を表示する。
具体例としては、図12に示すように、安全度が高く優先的にピッキングを行うべき薬品(図12では薬品a)については、丸型の画像を表示し、毒薬等の危険な薬品(図12では薬品b)については四角型の画像を表示する。
以上のように、実施の形態3に係る調剤支援装置10は、薬品の安全度に応じて異なる画像を表示する。これにより、安全な薬品からピッキングすることができ、薬品の管理上適切なピッキング作業を行うことができる。
<変形例4>
実施の形態3では、薬品の安全度に応じて異なる画像を表示した。変形例4として、安全度の高い一部の薬品について画像を表示し、画像を表示した一部の薬品の薬品コードが薬品読取部23によって読み取られた後に、安全度の低い他の薬品について画像を表示してもよい。
実施の形態4は、他の薬品棚に処方対象の薬品があることを表示する点が実施の形態1と異なる。実施の形態4では、この異なる点を説明する。
図5及び図13を参照して、実施の形態4に係る調剤支援装置10の動作を説明する。
実施の形態4に係る調剤支援装置10の動作は、実施の形態4に係る調剤支援方法に相当する。また、実施の形態4に係る調剤支援装置10の動作は、実施の形態4に係る調剤支援プログラムの処理に相当する。
表示部24は、ステップS4で読み取られたマーカに対応する薬品棚以外の他の薬品棚に処方対象の薬品が置かれている場合には、処方対象の薬品が置かれている他の薬品棚の方向を示す画像を表示する。
処方対象の薬品a,bが薬品棚Aが置かれており、薬品cが薬品棚Bに置かれているとする。この場合、図13に示すように、表示部24は、薬品棚Aに置かれた薬品a,bについて、薬品a,bが置かれた位置に重畳させて画像を表示しているときに、薬品棚Bの方を示す矢印を表示し、矢印の横に薬品棚Bに置かれた薬品の薬品コードである薬品cを表示する。
以上のように、実施の形態4に係る調剤支援装置10は、処方対象の薬品が置かれている他の薬品棚の方向を示す画像を表示する。これにより、現在処理対象として薬品棚のピッキング作業が終わった後に移動すべき方向を特定できる。したがって、薬品のピッキング作業を効率化させることができる。
Claims (9)
- 調剤作業を支援するヘッドマウント型のディスプレイを有する調剤支援装置であり、
薬品棚に対応して設けられたマーカを読み取るマーカ読取部と、
薬品の種類を識別する薬品コードを読み取る薬品読取部と、
前記ディスプレイを介して見える風景上の位置であって、前記マーカ読取部によって読み取られたマーカに対応する薬品棚における処方対象の薬品が置かれた位置に重畳させて、前記薬品読取部によって前記位置に置かれた薬品の薬品コードが読み取られたか否かに応じて異なる画像を前記ディスプレイに表示する表示部と
を備える調剤支援装置。 - 前記調剤支援装置は、さらに、
1つの処方箋についての処方対象の薬品についての薬品コードを取得する取得部
を備え、
前記表示部は、前記取得部によって取得された薬品コードが示す処方対象の薬品について、その薬品が置かれた位置に重畳させて、その薬品の薬品コードが読み取られたか否かに応じて異なる画像を表示する
請求項1に記載の調剤支援装置。 - 前記表示部は、薬品の剤形に応じて異なる画像を表示する
請求項1又は2に記載の調剤支援装置。 - 前記表示部は、一部の剤形の薬品について前記画像を表示し、前記薬品読取部によって前記一部の剤形の薬品の薬品コードが読み取られた後に、他の剤形の薬品について前記画像を表示する
請求項1から3までのいずれか1項に記載の調剤支援装置。 - 前記表示部は、薬品の安全度に応じて異なる画像を表示する
請求項1から4までのいずれか1項に記載の調剤支援装置。 - 前記表示部は、安全度の高い一部の薬品について前記画像を表示し、前記薬品読取部によって前記一部の剤形の薬品の薬品コードが読み取られた後に、安全度の低い他の薬品について前記画像を表示する
請求項1から5までのいずれかに記載の調剤支援装置。 - 前記薬品コードは、前記薬品の容器と、前記薬品棚における前記薬品が置かれた位置との少なくともいずれかに示された
請求項1から6までのいずれかに記載の調剤支援装置。 - 前記表示部は、さらに、前記マーカ読取部によって読み取られたマーカに対応する薬品棚以外の他の薬品棚に処方対象の薬品が置かれている場合には、処方対象の薬品が置かれている前記他の薬品棚の方向を示す画像を表示する
請求項1から7までのいずれかに記載の調剤支援装置。 - 調剤作業を支援するヘッドマウント型のディスプレイで用いられる調剤支援プログラムであり、
薬品棚に対応して設けられたマーカを読み取るマーカ読取処理と、
薬品の種類を識別する薬品コードを読み取るID読取処理と、
前記ディスプレイを介して見える風景上の位置であって、前記マーカ読取処理で読み取られたマーカに対応する薬品棚における処方対象の薬品が置かれた位置に重畳させて、前記ID読取処理で前記位置に置かれた薬品の薬品コードが読み取られたか否かに応じて異なる画像を前記ディスプレイに表示する表示処理と
をコンピュータに実行させる調剤支援プログラム。
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