JP2017174603A - 電装品被覆具及び該電装品被覆具を具備した開閉装置 - Google Patents

電装品被覆具及び該電装品被覆具を具備した開閉装置 Download PDF

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孝仁 若井
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諒平 小林
Ryohei Kobayashi
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Abstract

【課題】 電装品の防水性又は防滴性を向上する。
【解決手段】
非透水性の可撓性シート材により略袋状に形成されるとともに複数の開口部12を有する電装品被覆具1であって、複数の開口部12は、それぞれ、電装品20を挿通可能な大きさに形成され、内面側に該開口部12を閉じて止着する止着手段13を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、シャッター装置のシャッター収納部内に設置される電気配線用コネクターや、リモコン受信機、障害物感知用放電管のアンプ等の電装品を水滴から保護する電装品被覆具及び該電装品被覆具を具備した開閉装置に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されるもののように、露出端部を同方向へ向けて束ねられた複数本の電線について、前記露出端部を閉端接続子(圧着スリーブ等)により接続し、この接続部分に防炎キャップや防水袋を被せ、該防水袋の周囲から電線露出部分にかけてテープを巻き締めるようにした洗濯機用電気配線の防水構造が知られている。
特開2014−180408号公報
上記従来技術によれば、前記防水袋には単一の開口部が設けられ、この単一の開口部に多数の電線を挿通するようにしている。このため、隣接する電線間には隙間を生じ易く、この隙間から水分が浸入するおそれがある。
また、防水袋から電線露出部分にかけテープを巻き締めなければならず、その巻き締め作業に時間がかかる上、メンテナンス等のために防水袋を外す作業も困難である。
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
非透水性の可撓性シート材からなる略袋状の本体部に、複数の開口部が形成されている電装品被覆具であって、前記複数の開口部は、それぞれ、電装品を挿通可能な大きさに形成され、前記本体部には、前記開口部を閉じるように内面同士を止着する止着手段が設けられていることを特徴とする電装品被覆具。
本発明は、以上説明したように構成されているので、電装品の防水性又は防滴性を向上することができる。
本発明に係る電装品被覆具の一例について、電装品を覆った状態を示す平面図であり、要部を切欠して示している。 同電装品被覆具について内部を拡げた状態を示す要部断面図である。 同電装品被覆具により電装品を覆う手順を(a)〜(c)に順次に示す縦断面図である。 (a)は本発明に係る電装品被覆具の他例について、電装品を覆った状態を示す平面図であり、(b)は同電装品被覆具の要部断面図である。 本発明に係る電装品被覆具の他例を示す平面図であり、要部を切欠して示している。 本発明に係る電装品被覆具の他例を示す平面図であり、要部を切欠して示している。
本実施の形態の第1の特徴は、非透水性の可撓性シート材からなる略袋状の本体部に、複数の開口部が形成されている電装品被覆具であって、前記複数の開口部は、それぞれ、電装品を挿通可能な大きさに形成され、前記本体部には、前記開口部を閉じるように内面同士を止着する止着手段が設けられている(図1〜図6参照)。
第2の特徴としては、前記止着手段を、前記内面同士を着脱可能に止着する手段とした(図1〜図6参照)。
第3の特徴としては、前記止着手段が、凹溝部と、該凹溝部に着脱可能に嵌り合う突条部とからなるチャックである(図2参照)。
第4の特徴としては、前記止着手段よりも外方側に、外方へゆくにしたがって開口面積を狭めるノズル部を設けた(図4参照)。
第5の特徴としては、前記止着手段が前記開口部の縁に沿う線上に設けられるとともに、同線上に、前記止着手段を有さない止着不能領域が設けられている(図5参照)。
第6の特徴としては、前記止着手段が第1の止着手段であり、前記開口部の縁に交差する方向へ連続する第2の止着手段が設けられている(図6参照)。
第7の特徴としては、前記電装品被覆具を具備して開閉装置を構成した。
<第1の実施態様>
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電装品被覆具の一例を示す。
この電装品被覆具1は、非透水性の可撓性シート材により袋状に形成され、内部が中空の本体部11と、該本体部11の端部側に設けられた複数(図示例によれば2つ)の開口部12と、各開口部12を閉じて本体部11の内面同士を止着する止着手段13とを有する。そして、この電装品被覆具1は電装品20を覆う。
本体部11は、一端側と他端側に開口部12を有する中空状であって、その内部を拡げた状態で図2に示すように筒状になる。
この本体部11を形成する可撓性シート材は、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等、水分の浸透を阻む可撓性のシート材であればよく、好ましくは難燃性や自己消化性を有するものが用いられる。
各開口部12は、外部から内部に電装品20を挿入可能な大きさに形成される。
止着手段13は、各開口部12の少なくとも一部を閉じて着脱可能に止着する手段であればよく、図示例によれば、本体部11に一体成形された樹脂製チャックを用い、開口部12の全領域を閉じるように設けられる。
この樹脂製チャックは、詳細に説明すれば、図2に示すように、本体部11の上半部側の内面に沿って周方向へ連続する突条部13aと、同本体部11の下半部側の内面に沿って周方向へ連続する凹溝部13bとを具備し、これら突条部13aと凹溝部13bを嵌め合せたり離脱したりすることで、開口部12を開閉する。
なお、止着手段13の他例としては、粘着テープ、ファスナー(ジッパー)、面ファスナー、ホック等を用いることが可能である。
また、電装品20は、直線状に並ぶ二本の電線23,23を電気的に接続するコネクターであり、オス側部材21と、該オス側部材21に着脱可能に嵌合されたメス側部材22とから構成される。オス側部材21は、一方の電線23の端部に接続され、メス側部材22は、他方の電線23の端部に接続されている。
次に、上記構成の電装品被覆具1によって電装品20を被覆する手順について説明する。
先ず、図3(a)に示すように、一方の電線23の自由端部側に開口部12を被せるようにして(換言すれば開口部12に電線23を挿通するようにして)、電装品被覆具1を一方の電線23の周囲まで移動する。
そして、図3(b)に示すように、電装品被覆具1を、さらに同方向へ移動して、左右の電線23,23とその間の電装品20を電装品被覆具1によって覆う。
次に、電装品被覆具1の左右端部側について、それぞれ、電線23の挿通部分を残すようにして、止着手段13の突条部13aと凹溝部13bを嵌め合せる(図3(c)参照)。
上記構成の電装品被覆具1によれば、電装品20全体を電装品被覆具1によって覆うことができる上、各開口部12と電線23の間に生じる隙間を止着手段13の止着により小さくすることができる。
しかも、複数の開口部12にそれぞれ電線23を挿通するようにしているため、単一の開口部に複数の電線を挿通するようにした従来技術等と比較し、各開口部12に挿通される電線23の数を少なくすることができ、ひいては、隣接する電線間の隙間を少なくすることができる。
よって、外部から電装品被覆具1内へ水分が浸入するのを効果的に防ぐことができ、電装品の防水性又は防滴性を向上することができる。
また、止着手段13が着脱可能であるため、電装品20に対するメンテナンス等の際に、止着手段13を外したり交換したり作業を容易に行うことができる。
そして、上記構成の電装品被覆具1は、例えば、シャッター装置等の開閉装置において、開閉体(具体的にはシャッターカーテン)を巻き取る巻取軸を収納するための収納ケースで、前記巻取軸の回転駆動源となる開閉機や、制御回路、障害物感知装置等の電気配線の接続箇所や、その他の電気部品や電気機器、センサアンプ等の電装品20に対し装着される。
この開閉装置によれば、開閉体を巻き取る動作により該開閉体や巻取軸に付着した水滴が収納ケース内で周囲に飛散し、その水滴が電装品20に直接付着して漏電するようなことを防ぐことができる。
<第2の実施態様>
次に、本発明に係る電装品被覆具の他例について説明する。なお、以下に示す電装品被覆具は、上述した電装品被覆具1の一部を変更したものであるため、主にその変更部分について詳述し、略同一の部分については重複する説明を省略する。
図4に示す電装品被覆具2は、電装品被覆具1に対し、止着手段13よりも外方側に、外方へゆくにしたがって開口面積を徐々に狭めるノズル部14を設けている。
ノズル部14は、電装品被覆具1の本体部11と同材質の可撓性シート材であり、本体部11の端部に接続されている。このノズル部14を本体部11に接続する手段は、熱溶着、あるいは本体部11との一体成形とすればよい。
このノズル部14は、その内部を拡げた状態で、先端部に開口部12’を有する略円錐筒状に形成される。
開口部12’は、電装品20の外周部に接触又は近接して、該電装品20を挿通する大きさに形成される。
上記構成の電装品被覆具2は、電装品被覆具1と同様の手順(図3参照)にて、電装品20を覆うように装着される。
この電装品被覆具2によれば、水滴等が、電線23を伝って電装品被覆具1内へ浸入するのを、ノズル部14によって効果的に防ぐことができる。
<第3の実施態様>
図5に示す電装品被覆具3は、上記電装品被覆具1に対し、止着手段13を有さない止着不能領域15を設けたものである。
詳細に説明すれば、本体部11の内面側には、開口部12の縁に沿う仮想線上に、間隔を置いて二つの止着手段13,13が設けられ、これら二つの止着手段13,13の間が、止着手段13を有さない止着不能領域15になっている。
そして、この電装品被覆具3は、電装品被覆具1と同様の手順(図3参照)にて、電装品20を覆うように装着され、この装着作業において、止着不能領域15に電線23を挿通する(図5参照)。
したがって、作業中に電線23が径方向へ揺さぶられる等した場合でも、各止着手段13の突条部13aと溝13bの嵌合が外れ難く、ひいては、電装品20を効果的に防水することができる。
<第4の実施態様>
図6に示す電装品被覆具4は、上記止着手段13を第1の止着手段13とし、開口部12の縁に直交する方向へ連続する第2の止着手段16を設けたものである。
第2の止着手段16は、止着手段13の長手方向の中央を通る中心線(図6によれば電線23)を間に置くようにして2つ設けられる。
各第2の止着手段16は、上記止着手段13と同様に突条部16aと凹溝部16bからなる樹脂製チャックであり、本体部11に一体成形されている。
上記構成の電装品被覆具4は、電装品被覆具1と同様の手順(図3参照)にて、電装品20を覆うように装着され、この装着作業において、2つの第2の止着手段16の間に電線23が挿通される(図6参照)。
したがって、作業中に電線23が径方向へ揺さぶられる等した場合でも、第1の止着手段13の突条部13aと溝13bの嵌合が外れ難く、ひいては、電装品20を効果的に防水することができる。
なお、図示しない他例としては、電装品被覆具3(図5参照)に対し、電装品被覆具4(図6参照)の第2の止着手段16,16を加えて、止着手段13を更に外れ難くすることも可能である。
また、図示しない他例としては、電装品被覆具3(図5参照)又は電装品被覆具4(図6参照)に対し、電装品被覆具2(図4)のノズル部14を設けることも可能である。
また、上記実施態様では、電装品被覆具1をコネクターとしたが、この電装品被覆具1の他例としては、シャッター装置における障害物感知のための光電管アンプや、リモコン受信機、その他の電装品とすることも可能である。
また、上記実施態様では、2つの開口部12(又は12’)を具備したが、他例としては、3以上の開口部12(又は12’)を具備することも可能である。
また、上記第3の実施態様(図5参照)では、止着手段13を分断する止着不能領域15を単数設けるようにしたが、他例としては、止着不能領域15を間隔を置いて複数設けた態様とすることも可能である。
また、上記第4の実施態様(図6)参照では、第1の止着手段13よりも内側に第2の止着手段16を配置したが、他の好ましい態様としては、止着手段13よりも外側に第2の止着手段16を配置することも可能である。この態様によれば、電線23の揺さぶり等による第1の止着手段13の外れをより効果的に防ぐことができる。
また、本発明は上述した実施態様に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
1,2,3,4,5:電装品被覆具
11:本体部
12,12’:開口部
13:止着手段(第1の止着手段)
13a:突条部
13b:凹溝部
14:ノズル部
15:止着不能領域
16:第2の止着手段
20:電装品

Claims (7)

  1. 非透水性の可撓性シート材からなる略袋状の本体部に、複数の開口部が形成されている電装品被覆具であって、
    前記複数の開口部は、それぞれ、電装品を挿通可能な大きさに形成され、
    前記本体部には、前記開口部を閉じるように内面同士を止着する止着手段が設けられていることを特徴とする電装品被覆具。
  2. 前記止着手段は、前記内面同士を着脱可能に止着する手段であることを特徴とする請求項1記載の電装品被覆具。
  3. 前記止着手段は、凹溝部と、該凹溝部に着脱可能に嵌り合う突条部とからなるチャックであることを特徴とする請求項2記載の電装品被覆具。
  4. 前記止着手段よりも外方側に、外方へゆくにしたがって開口面積を狭めるノズル部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の電装品被覆具。
  5. 前記止着手段が前記開口部の縁に沿う線上に設けられるとともに、同線上に、前記止着手段を有さない止着不能領域が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の電装品被覆具。
  6. 前記止着手段が第1の止着手段であり、
    前記開口部の縁に交差する方向へ連続する第2の止着手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載の電装品被覆具。
  7. 請求項1乃至6何れか1項記載の電装品被覆具を具備した開閉装置。
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